JPH0343088A - aFGF蛋白質の製造法 - Google Patents

aFGF蛋白質の製造法

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JPH0343088A
JPH0343088A JP1256193A JP25619389A JPH0343088A JP H0343088 A JPH0343088 A JP H0343088A JP 1256193 A JP1256193 A JP 1256193A JP 25619389 A JP25619389 A JP 25619389A JP H0343088 A JPH0343088 A JP H0343088A
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JP
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afgf
protein
promoter
vector
restriction enzyme
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JP1256193A
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Koichi Igarashi
貢一 五十嵐
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/475Growth factors; Growth regulators
    • C07K14/50Fibroblast growth factor [FGF]
    • C07K14/501Fibroblast growth factor [FGF] acidic FGF [aFGF]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、創傷の治癒促進剤などとして用いることので
きる酸性線維芽細胞成長囚子(以下、本明細書において
は、aFGFと略称することもある。)をコードする塩
基配列およびその上流にT7プロモーターを含有するベ
クター、該ベクターを保持する形質転換体、および該形
質転換体を培養するaF G Fの製造法に関する。
従来の技術 aF G Fは、視床下部、脳、網膜などに見いだされ
ている分子量約1.6万、等電点が5〜7である内皮細
胞成長因子であり、ヘパリンと強く結合するという特徴
があり、また血管新生因子として一般に知られている。
aF G Fを遺伝子工学的手法で製造する方法として
は、Biotechnology 5. 960 (1
987) ;Journal  or  Biolog
ical  Chemistry 263 +1647
1(1988)、およびI CS U  5hortR
eport  volume 8.  Advance
s  in  GeneTechnology : P
rotein  Engineering  andP
roduction、  Proceedings  
ofthe l 988Miami  Bio/ Te
chnology  Winter  Symposi
um。
r RL、 Press+ page 110に記載の
方法が知られている。
発明が解決しようとする課題 aF G Fを遺伝子工学的手法で大量に製造すること
ができれば、医薬などとしての使用の際に有利となる。
そこで、この因子を大量生産する方法の確立が望まれて
いた。
課題を解決するための手段 一般に、遺伝子工学的手法を用いて遺伝子産物を大量生
産する場合、各々の遺伝子産物をコードする遺伝子ごと
に最適のプロモーター、宿主およびベクター系を選択し
て用いる必要がある。
そこで本発明者らはこのような考えに基づいて、まず既
に報告されているヒ) aF G Fのアミノ酸配列[
F、 Eschら、 Bioch’ea+、 Biop
hys、 Res。
Commun、土33 : 554−562.1985
コをもとにヒトaF G F cD N Aを化学合成
し、このcDNAを種々のプロモーター、宿主およびベ
クターを用いて発現させ、発現量(遺伝子産物の産生量
)を比較検討した結果、aFGF cDNAの発現には
T7プロモーターを用いた大腸閑遺伝子発現系[P、 
 冒、  5tudier、   ら、  J、  M
o1.  Biql、   1 8 9  :113−
130.1986]が最も優れていることを見い出した
。本発明者らは、これらの知見に基づき、さらに研究し
た結果、本発明を完成した。
本発明は、(1)、aF G F蛋白質をコードする塩
基配列およびその上流にT7プロモーターを含有するベ
クター (2)、上記(1)のベクターを保持する形質転換体。
および (3)、上記(2)の形質転換体を培地に培養すること
を特徴とするaF G F蛋白質の製造法である。
aF G F蛋白質としては、ウシ型のもの、ヒト型の
もの、などが挙げられる。ウシ型のもの、ヒト型のもの
のアミノ酸配列は、バイオケミカル・アンド・バイオフ
ィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ(Bioc
hemical  and  Biophysical
Research  Communications)
第611−617頁(1986年)に記載されている。
また、aFGF蛋白質としては、その一部が変異された
ムティンでもよい。
該aF G Fムティンとしては、本来元のペプチドあ
るいは蛋白質のアミノ酸配列が変異したものであり、し
たがって該変異としては、アミノ酸の付加、構成アミノ
酸の欠損、他のアミノ酸への置換が挙げられる。
該アミノ酸の付加としては、少なくとも1個のアミノ酸
が付加しているものが挙げられる。
該構成アミノ酸の欠損としては、少なくとも1個のaF
GF構成アミノ酸が欠損しているものが挙げられる。
該他のアミノ酸への置換としては、少なくとも1個のa
F G F構成アミノ酸が別のアミノ酸で置換されてい
るものが挙げられる。
aFGFに少なくとも1個のアミノ酸が付加しているム
ティンにおける少なくとも1個のアミノ酸としては、ペ
プチドを発現する際に用いられる開始コドンに基因する
メチオニンや、シグナルペプチドは含まれないものであ
る。
付加されているアミノ酸の数としては、少なくとも1個
であるが、aF G Fの特徴を失わない限り何個でも
よい。さらに好ましくは、aFGFと相同性(ホモロジ
ー)が認められており、同様の活性を示すタンパクのア
ミノ酸配列の一部あるいはすべてが挙げられる。
aFGFの少なくとも1個のaF G F構成アミノ酸
が欠損しているムティンにおける欠損している構成アミ
ノ酸の数としては、aFGFの有する特徴を失わない限
り何個でもよい。
aFGFの少なくとも1個のaF G F構成アミノ酸
が別のアミノ酸で置換されているムティンにおける置換
される前の少なくとも1個のaFGFf!成アミノ酸の
数としては、aF G Fの特徴を失わない限り何個で
もよい。
置換される前の構成アミノ酸の例としては、システィン
、システィン以外のものが挙げられる。
システィンが特に好ましい。置換される前の構成アミノ
酸としてシスティン以外のものとしては、アスパラギン
酸、アルギニン、グリシン、バリンなどが挙げられる。
置換される前の構成アミノ酸がシスティンである場合に
は、置換されたアミノ酸としては、たとえば中性アミノ
酸が好ましい。該中性アミノ酸の具体例としては、たと
えば、グリシン、バリン、アラニン、ロイシン、イソロ
イシン、チロシン、フェニルアラニン、ヒスチジン、ト
リプトファン、セリン。
スレオニン、メチオニンなどが挙げられる。特に、セリ
ン、スレオニンが好ましい。
置換される前の構成アミノ酸がシスティン以外のもので
ある場合には、置換された別のアミノ酸としては、たと
えば、アミノ酸の親水性、疎水性あるいは電荷の点で、
置換される前のアミノ酸とは異なる性質をもつものを選
ぶ。具体的には置換される前のアミノ酸がアスパラギン
酸の場合には、置換されたあとのアミノ酸としてアスパ
ラギン。
スレオニン、バリン、フェニルアラニン、アルギニンな
どが挙げられるが、特にアスパラギン、アルギニンが好
ましい。
置換される前のアミノ酸がアルギニンの場合には置換さ
れたあとのアミノ酸としてグルタミン。
スレオニン、ロイシン、フェニルアラニン、アスパラギ
ン酸が挙げられるが、特にグルタミンが好ましい。
置換される前の構成アミノ酸がグリシンである場合には
、置換されたあとのアミノ酸としては、スレオニン、ロ
イシン、フェニルアラニン、セリン。
グルタミン酸、アルギニンなどが挙げられ、特にスレオ
ニンが好ましい。
置換される前の構成アミノ酸がセリンである場合には、
置換されたあとのアミノ酸としては、メチオニン、アラ
ニン、ロイシン、システィン、グルタミン、アルギニン
、アスパラギン酸などが挙げられ、特にメチオニンが好
ましい。
置換される前の構成アミノ酸がバリンである場合には、
置換されたあとのアミノ酸としては、セゾン、ロイシン
、プロリン、グリシン、リジン、アスパラギン酸などが
挙げられ、特にセリンが好ましい。
置換される前の元の構成アミノ酸としては、アスパラギ
ン酸、アルギニン、グリシン、セリン、バリンが好まし
い。
置換されたあとのアミノ酸としては、アスパラギン、グ
ルタミン、アルギニン、スレオニン、メチオニン、セリ
ン、ロイシンが好マシい。
置換されたムティンの最も好ましいものとしては、構成
アミノ酸であるシスティンがセリンに置換されたものが
最も好ましい。
上記の置換においては、2以上の置換を同時に行なって
もよい。特に、2または3個の構成アミノ酸が置換され
るのが好ましい。
該ムティンは、上記した付加、欠損、置換の2つまたは
3つが組み合わさったものでもよい。
該ムティンを製造するためには、特定部位指向性変異誘
発技術(Site−directed  mutage
nesis)が採用される。該技術は周知であり、アー
ル・エフ・レイザー(Lather、 R,F、 )及
びジエイ・ビー・レコノク(Lecoq、 J、 P、
 )、 シエネテイツク・エンジニアリング(Gene
tic  Engineering) 、アカデミツク
ブレス社(1983年)第31−50頁、1こ示されて
いる。オリゴヌクレオチドに指示された変異誘発はエム
・スミス(Smith、 M、 )及びニス・ギラム(
Gillam、 S、)、ジエネテイノク・エンジニア
リング:原理と方法、プレナムプレス社(1981年)
3巻 1−32頁に示されている。
該ムティンをコードする構造遺伝子を製造するためには
、たとえば、 (a)aFGFの構造遺伝子の1本鎖からなる1本鎖D
NAを突然変異株オリゴヌクレオチドブライマーと雑種
形成させる(この1本鎖で代替えすべきシスティン用コ
ドン、又は場合によりこのコドンと対合をつくるアンチ
センス・トリプレットを包含する領域に対して上記ブラ
イマーは相捕的なものである。但し、当該コドンの他の
アミノ酸暗号化用コドン、又は場合によりアンチセンス
・トリブレットとの不一致はこの限りでない。)、(b
)DNAポリメラーゼによりブライマーを伸長させ、突
然変異性へテロニ量体(heteroduplex)を
形成させる、及び (c)この突然変異性へテロニ量体を?Sl 製する。
次に、突然変異化された遺伝子を運搬するファージDN
Aを単離し、プラスミドへ組み込む。
このようにして得られたプラスミドで適当な宿主を形質
転換し、形質転換体を得る。
本発明で用いられるT7プロモーターとしては、’[’
7DNA上で見い出されている17種のプロモーター[
J、L、 0akley ら、  Proc、  Na
tl、 Acad。
Sci、 U、S、A、ヱ4 : 4266−4270
(1977)、 M、 D、 Rosa、 Ce1l 
16 : 815−825(1979)+  N、  
Panayotatos ら、  Nature 28
0: 35(1979)、  J、  J、  Dun
nら、  J、  Mo1.  Biol。
166 : 477−535(1983)]のいずれで
もよいがφ10プロモーター[A、 H,Rosenb
ergら、Gene56:125 135(1987)
コが好ましい。
本発明で用いられる転−写ターミネーターとしては、大
腸菌の系で作動するターミネータ−ならいずれでもよい
が、好ましくはTφターミネータ−[F、  If、 
 5tudier ら、  J、  Mo1.  Bi
ol、  189 :113−130(1986)]が
用いられる。
本発明で用いられるTTRNAポリメラーゼ遺伝子とし
てはT7遺伝子1 [F、 W、 5tudierら。
J、 Mo1. Biol、  189 :113 1
30(1986)コをあげることが出来る。
本発明のベクターに用いる基となるベクターとしてはた
とえばpBR322,pUC8,pUC9゜pMB9.
pKC7,pACYCl 77、pKN410などを挙
げることができる。
本発明に用いられるベクターは上記ベクターにT7プロ
モーター、T7ターミネーターを組み込んで構築される
。このようなベクターとしては、pET −1、pET
 −2,pET −3,pET −4,pET−5[A
、 H,Rosenberg、 Gene 56 : 
l 25−135(1987)コをあげることができる
が、好ましくはpE T −3C[同上]が用いられる
本発明で用いられる形質転換体の宿主としては、T7R
NAポリメラーゼ遺伝子(T7遺伝子1)[F。
W、  5tudier ら、  J、  Mo1. 
 Biol、  189 :113−130(1986
)]を組み込んだ大腸菌株、例えばMM294.DH−
1,C600,BL21など、ならいずれでもよい。好
ましくはT7遺伝子lを組み込んだλファージが溶原化
したMM294株およびBL21株が用いられる。この
場合T7遺伝子1のプロモーターとしては、発現誘導が
可能なプロモーター、たとえばNac、 recA、 
Trpなどが用いられるが、Qacプロモーターが好ま
しい。
本発明で用いられる形質転換体は、上記T7遺伝子1 
(RN Aポリメラーゼ遺伝子)を組み込んだ大腸菌株
を、T7プロモーター・発現させる遺伝子・転写ターミ
ネータ−を保持するプラスミドで通常の方法たとえばP
roc、 Natl、Acad、 Sci、 USA6
9 : 2110(1972)、Gene土7:107
(1982)などに記載の方法、により形質転換して得
られる。この場合、使用する宿主をあらかしめT7リゾ
チーム遺伝子を有するプラスミドで形質転換しておき、
得られた形質転換体が2種の異なるプラスミドを同時に
保持していてもよい。
形質転換体を培養する際、培養に使用される培地として
は液体培地が適当であり、その中には該形質転換体の生
育に必要な炭素源、窒素源、無機物その他が含有せしめ
られる。炭素源としては、たとえばグルコース、デキス
トリン、可溶性澱粉、ショ糖など、窒素源としては、た
とえばアンモニウム塩類、硝酸塩類、コーンスチーブ・
リカー、ペプトン、カゼイン、肉エキス、大豆粕、バレ
イショ抽出液などの無機または有機物質、無機物として
はたとえば塩化カルシウム、リン酸二水素ナトリウム、
塩化マグネシウムなどがあげられる。また、酵母エキス
、ビタミン類、生長促進因子などを添加してもよい。
培地のpHは約6〜8が望ましい。
大腸菌形質転換体を培養する際の培地としては、例えば
グルコース、カザミノ酸を含むM9培地[Miller
、ジャーナル・オブ・エクスペリメンツ・イン・モレキ
ュラー・ジエネテイツクス(J ournal  or
  E xperin+ents  in  Mo1e
cularGenetics)、431 433.Co
1d  SpringHarbor  Laborat
ory、 New  York  1972)]が好ま
しい。ここに必要によりプロモーターを効率よく働かせ
るために、たとえば3β−インドリル アクリル酸ある
いはイソプロピルチオガラクトピラノシドのような薬剤
を加えることができる。
培養は通常約15〜43°Cで約3〜24時間行い、必
要により、通気や撹拌を加えることもできる。
上記培養物からaFGF蛋白質を分離精製するには、例
えば下記の方法により行うことができる。
aFGF蛋白質を培養菌体あるいは細胞から抽出するに
際しては、培養後、公知の方法で菌体あるいは細胞を集
め、これを塩酸グアニジンなどの蛋白質変性剤を含む緩
衝液に懸濁して菌体外に目的の蛋白を溶出させる方法、
フレンチプレス、超音波、リゾチームおよび(または)
凍結融解によって菌体あるいは細胞を破壊したのち、遠
心分離によりaF G F蛋白質を得る方法などが適宜
用い得る。とりわけ、フレンチプレス法あるいはりゾチ
ームと超音波処理を併用する方法が好ましい。
上記上澄液からaF G F蛋白質を精製するには、自
体公知の分離・精製法を適切に組み合わせて行なうこと
ができる。これらの公知の分離、精製法としては、塩析
や溶媒沈澱法などの溶解度を利用する方法、透析法、限
外ろ過法、ゲルろ過法、および5DS−ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動法などの主として分子量の差を利用す
る方法、イオン交換クロマトグラフィーなどの荷電の差
を利用する方法、アフィニティークロマトグラフィーな
どの特異的親和性を利用する方法、逆用高速液体クロマ
トグラフィーなどの疎水性の差を利用する方法、等電点
電気泳動法などの等電点の差を利用する方法などが挙げ
られる。
また、ヘパリン−セファロースを担体としたアフィニテ
ィークロマトグラフィー法を、aFGF蛋白質の精製法
として、大腸菌抽出液中のaFGF蛋白質にも適用する
と好都合である。たとえば中性附近のトリス、リン酸な
どの緩衝液で平衡化したヘパリン・セファロースカラム
に、上記溶出液をかけ、十分洗った後、NaClなどの
直線勾配溶出を行うことによりaFGF蛋白質を精製す
ることができる。
特に、高速液体クロマトグラフィー用に開発されたヘパ
リンカラム(たとえばS hodex A F −pa
kHR・894昭和電工製など)は有効である。
上記ヘパリンセファロースカラムと同様に、中性附近の
緩衝液でサンプルをかけ、十分洗ったのちNaClなど
の直線勾配溶出を行うと、aFGF蛋白質はほぼ均一な
標品として回収することができる。
この様にして得られた標品は透析、凍結乾燥を行い、乾
燥粉末とすることもできる。さらに、担体として血清ア
ルブミンなどを添加して保存することは、標品の容器へ
の吸着を防ぐことができ好適である。
また、精り2過程、あるいは保存過程での微量の還元剤
の共存は、該は品の酸化を防ぐのに好適である。還元剤
としてはβ−メルカプトエタノール。
ジチオスレイトール、グルタチオンなどが挙げられる。
このようにして、実質的にパイロジエンちエンドトキシ
ンも含まない、実質的に純粋なaFGF蛋白質が得られ
る。本発明の実質的に純粋なaFGF蛋白質としては、
蛋白質含爪としてaFGF蛋白質を95%(w/w)以
上であるもの、さらに好ましくはaFGF蛋白質を98
%(W/w)以上であるものが挙げられる。
このようにして製造された1aFGF蛋白質は、たとえ
ば、創傷の治癒促進剤として用いることができ、また、
神経細胞増殖作用を有するので、各種神経障害の治療に
有効に利用できる。
aFGF蛋白質を上記治療のための医薬として用いるに
は、そのまま粉末として、または他の薬理学的に許容さ
れうる担体2賦形剤、希釈剤とともに医薬組成物(例、
注射剤1錠剤、カプセル剤、液剤。
軟膏)として、温血動物(例、ヒト、マウス、ラット。
ハムスター、ウサキ、犬、ネコ)に対して非経口的また
は経口的に安全に投与することができる。
上記の医薬組成物としての製剤化は常法に従って行なわ
れる。
aFGF蛋白質を上記した医薬として用いる場合には、
たとえば上記した温血動物に、投与ルート、症状などを
考纜して、1日量約longないし10μg/kgの中
から適当量を選んで投与される。
また、このようにして精製されたaF G F蛋白質は
、細胞培養を促進させるための試薬として用いることが
できる。この場合、aF G F蛋白質を好ましくは、
培地IQあたり約0.1−10  μgとなるように培
地に加えることが好ましい。
後述の実施例で得られた形質転換体は、財団法人発酵研
究所(IFO)に寄託され、また、通商産業省工業技術
院微生物工業技術研究所(FRI)にブダペスト条約に
基づく寄託として寄託されている。受託番号および受託
臼を次の第1表に示す。
(以下余白) 本発明明細書および図面において、塩基やアミノ酸など
を略号で表示する場合、 rUPAC−I U B  
Cos+aision  on  B iocheni
calNomenclatureによる略号あるいは当
該分野における慣用略号に基づくものであり、その例を
下記する。また、アミノ酸に関し光学異性体がありうる
場合は、特に明示しなければL一体を示すものとする。
NA DNA NA ATP TTP GTP CTP TP :デオキシリボ核酸 :相補的デオキシリボ核酸 :アデニン :チミン :グアニン :シトシン :リボ核酸 :デオ牛シアデノシン三リン酸 :デオキシチミジン三リン酸 :デオキシグアノシン三リン酸 :デオキシシチジン三リン酸 :アデノシン三リン酸 dr DTA DS cy+y la al eu 1e er hr ys et lu sp ys rg is he yr rp :チミジン :エチレンジアミン四酢酸 ニドデシル硫酸ナトリウム ニゲリシン :アラニン :バリン :ロイシン :イソロイシン :セリン :スレオニン ;システィン :メチオニン :グルタミン酸 :アスパラギン酸 :リジン :アルギ゛ニン :ヒスチジン :フェニールアラニン :チロシン :トリブトファン Pro    ニブロリン Asn    :アスパラギン Gln    :グルタミン 本明細書において、ヒトおよびウシaF G Fの構成
アミノ酸の番号は、バイオケミカル・アンド・バイオフ
ィジカル・リサーチ・コミュニケーションズ第611−
617頁(1986年)に記載されたそれによるものと
する。
失兇判 以下に実施例をもって本発明をさらに詳しく説明するが
、本発明は、これらによってなんら限定されるものでは
ない。
実施例1  (aFGFの理造) (a)  発現プラスミドの構築 化学合成されたヒトaFGFのcDNA(第1図)をp
U C18(Methods in Enzymolo
gy、上皇」。
20−78 (1983))に組み込んだプラスミドp
TB917をBspMIで切断し、large fra
gmentの反応によりこの部位を平滑末端にした後B
amHIで消化して0.45KbのDNA断片を調製し
た。
ベクターDNAにはT7フアージのφ10プロモーター
を保持するpE T 3 c(5tudier、 F、
 !、らJ。
Mo1. Biol、 189 : 113 130 
(1986))を用い、pET3cを Nde!で切断
し、large fragmentで平滑末端とした後
T4  DNAリガーゼによりNcolリンカ−5’−
CCATGG−3’を結合させた。このプラスミドをN
coTで切断し、その部位をDNAポリメラーゼlar
ge fragmentにより平滑化した後BamHI
で切断してSIOの配列を除き、そこに先の0.45K
b blunt BspM I −BamHI断片をT
4DNAリガーゼを用いて組み込んでpTB 975を
得たく第2図)。
(b)  ヒトaFGFcDNAの大腸菌での発現次に
大腸菌MM294株にT7フアージのRNAポリメラー
ゼ遺伝子を組み込んだλファージDE 3 (Stud
ier、 F、 LらJ、Mo1.Biol、 189
 : 113−130 (1986))を溶原化させ、
さらにT7フアージのリゾチーム遺伝子をもつプラスミ
ドpLys 5(Studier、 F、 Il、らJ
、Mo1.Biol、 189 : 113−130 
(1986))を導入し、大腸菌MM294(DE3)
/pLysS株を作製した。この大腸菌株にpTB97
5を導入し、大腸菌MM294 (D E 3)/pL
ysS、pTB975(IFO14936,FERM 
 BP−2599)をつくった。この菌を35μg/d
アンピシリン、10dg/dクロラムフェニコールを含
む培地で37°Cで培養し、濁度がKlett  17
0になったときイソプロピルβ−Dチオガラクトシド(
I PTG)を最終濃度が0.5mMになるように加え
更に3時間培養を継続した。菌体を遠心により集め、水
冷したPBSで洗った後、再果菌し使用時まで一20’
Cに保存した。
(c)  ヒトaFGFの精製 11iter培養から集めた菌体を100mの水冷10
mM Tris−HCQ(pH7,4)、  l Om
M E DTA、0.6M NaC1,10%シヨ糖、
  0.25mM  PMS Fに実?蜀し、卵白リゾ
チームを0.5mg/dとなるように添加した。1[]
、’r間水中に放置1麦37°Cで5分間インキュベー
トし、水冷下で超音波処理(20秒間、2回)を行い、
遠心(SORVALL。
18 Krpm、 30 min、 4°C)して上清
を得た。この上清を2003112の水冷20 a+M
 T ris −HC12(pH7,4)、l  nM
  EDTAと混和し、20+++MTris−HC1
2(pH7,4)、  1mM  EDTA。
0.2MNaCQで平衡化したヘパリンセファロースカ
ラム(径2.5X4cm)にかけた。カラムを150d
の20mM Tris−HCl2(p!17.4)、 
 1mM EDTA、0.5M NaCl2で洗った後
、20mM Tris−HCl2(pH7,4)、1m
M EDTA。
1.5MNaCl2で蛋白を溶出した。溶出液を6d毎
に分画し、OD tsoをモニターして2番目のピーク
画分(8−11番、計 24d)を集めた(第3図)。
この両分22dに対して等量の20mMTris−HC
Q(pH7,4)、1mM EDTA、2M(NH,)
、So、を混和し、2QmM Tris−HCC(pH
7,4)、  1mM   EDTA、    IM(
NH4)tSO−で平衡化シたフェニルセファロースカ
ラム(径2.5X8cm)にかけた(流速 0.5蚊/
min、)。
20 、rdQの同じ緩衝液てカラムを洗った後、IM
からOMの硫酸アンモニウム直線的7gJ度勾配(流速
0 、5 d/min、、勾配時間200分)をかけ、
溶出された画分40−55を集め(第4図)、精製ヒト
aFGFとした。
(d)  逆相C4HPLC 精製ヒトaF G F 1.2mg/m溶液を0.25
mの0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)と混合し、逆
相C4カラA (VYDAC)1.:、 7ブライし、
0.1%TFA存在下に0%から90%アセトニトリル
の直線的濃度勾配をかけ溶出パターンを調べた。流速1
m/min、、勾配時間60分で行った(第5図)。
(e)  生物活性 ヒ) aF G Fの活性は佐々田らの方法(Sasa
daら、  Mo1.  Ce1l  Biol、8 
: 588−594(1988))に従い、マウスBA
LB/c3T3細胞のDNA合成誘起を[3H]チミジ
ンの取り込みを指標として測定した。検体添加時、必要
に応じて培地中および検体中にヘパリン(SIGMA 
 Grade I )溶液を混合した。
実施例2 (アミノ末端欠失型組換え型ヒ)aFGFム
ティンの製造) 化学合成されたヒトaFGFのcDNA(第1図)をp
U C18[Methods in Enzymolo
gy、±01゜2O−78(1983)]に組み込んだ
プラスミドpTB917をS ma [(第6図)ある
いはPvu[[(第7図)で切断した後、T4DNAリ
ガーゼによりNcoIリンカ−5’−CCATG(、−
3’を結合させた。これらのプラスミドをNcor’お
よびBamHIで切断し、0.41kbあるいは0.3
kbのDNA断片を調製した。ベクターDNAにはT7
フアージの<610プロモーターを有するpE T 8
C[5tudier、 F、 W、 (Brookha
ven National Labs U。
S、A)より分与を受けた。]を用いた。pE T 8
 CをNcoIおよびBamHIで切断し、そこに先の
0゜41kbあるいは0.3kbのDNA断片をT4 
DNAリガーゼにより組みこんでpTB1069(第6
図)あるいはpTB1070(第7図)をそれぞれ得た
(b)アミノ末端欠失型haFGF cDNAの大腸菌
での発現 大腸菌MM294株に、T7フアージのRNAポリメラ
ーゼ遺伝子を組み込んだλファージDE3 [5tud
ier、  F、  W、  ら、  J、  Mo1
.  Biol: 189゜113−130(1986
)コを溶原化させ、ざらにT7フアージのりゾチーム遺
伝子をもつプラスミ ドpLysS(Studier、
  F、  W、  ら、  J、  Mo1.  B
iol。
189 : 113−130(1986))を導入し、
大腸菌(Escherichia coli)MM 2
94 (D E 3 )/pLysS株を作製した。こ
の大腸菌株にpT B 1069あるいはpTB107
0を導入し大腸菌MM294(DE3)/pLysS、
pTB 1069(I FO14937、FERM  
BP−2600)あるいは大腸菌MM294(DE3)
/pLysS、pTB1070(IFO14938,F
ERM  BP−2601)をそれぞれつくった。これ
らの菌を35μg/dアンピシリン、IOμg/Nクロ
ラムフェニコールを含む培地で37°Cで培養し、濁度
がKlett 120になったときイソプロピルβ−D
チオガラクトシドを最終濃度が0.5mMになるように
添加し、更に2時間培養を継続した。菌体を遠心により
集め、水冷したフォスフェートバッフアートセライン(
PBS)で洗った後回集菌し使用時まで一20℃に保管
した。
(c)アミノ末端5残基欠失型haFGFの精製75j
l12培養から集めた大腸mMM294(DE3)pL
yss、pTB1069(IFO14937゜FEr(
M  BP−2600)の菌体を10d2の水冷I C
)nM Tris−HCR(pH7,4)、 10mM
EDTA、0.2M NaCd、10%シヨ糖、0.2
55Mフェニルメチルスルホニルフルオライド(PMS
F)に懸濁し、卵白リゾチームを0.5mg/m12と
なる様に添加した。1時間水中に放置後37°Cで5分
間インキュベートし、水冷下で超音波処理を行イ、遠心
(SORVALL、18Krpm、30分。
4℃)して上清を得た。この上清を20mMTris−
H(J(pH7,4)で平衡化したヘパリンHI’LC
カラム(径0.8 cmX 5 am)にかけた。カラ
ムを20mM Tris−IC’j(pH7,4)、0
.6M  NaC(で洗浄後、QMから2MのNaCl
2直線的l農度勾配(流速1m/min、勾配時間1時
間)をかけ、1dfliiに分画した。溶出された画分
28−32を集めた(第8図)。以上の操作により5残
基欠失型ヒ)aFGFを4.2mg得た。
(d)アミノ末端43残基欠失型haFGFの精製12
!M培養から集めた犬腸閑MM294(DE3)/pL
ysS、pTB 1070(f FO14938、FE
RM  BP−2601)の菌体を1(Mの氷冷10m
M Tris−HCl2(pH7,4)、 10mME
DTA、0.2M NaC0,10%シぢ糖、0.25
mMPMSFに懸濁し、卵白リゾチームを0.5mg/
1ttlとなる様に添加した。1時間水中に放置後37
°Cで5分間保温し、水冷下に超音波処理を行い、遠心
した。沈殿を2MNac(lに懸濁した後再び遠心して
得られた沈殿を、15−の6M尿素。
20mM Tris−HCQ(pH7,4)、l Om
M DTTに懸濁し、時々かくはんしながら氷上で3時
間保温した。この溶液を遠心した後の上清を、3M尿素
、20mM Tris−HCl2(pH7,4)で平衡
化したQ−セファロースカラム(径2.5cmX8cm
)にかけた。カラムを平衡化に用いたバッファーで洗浄
した後、OMからIMのNaC(!直線的濃度勾配を流
速0.6d/分で160分に渡ってかけ、2.5J11
2毎に分画した(第9図)。溶出された画分14−19
を集め2gの2QmM Tris−HCl2(pH7,
4)、5mM DTTに対して一晩透析した後、3Qの
20mM Tris−HCff(pH7,4)、1mM
DTTに対して3時間透析した。以上の操作によりN末
43残基欠失型ヒトaFGFを3.2mg得た。
発明の効果 本発明のT7プロモーターを含有するベクターを用いる
ことにより、aF G F蛋白質を効率良く製造するこ
とができるので、本発明方法はaFGF蛋白質の工業的
生産に有利に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で用いられた、ヒ)aFGFのcD
NA配列を示す。 第2図は、実施例1で得られた、プラスミドpTB97
5の構築図を示す。 第3図は、実施例1で得られた、溶出パターンを示す。 第4図は、実施例1で得られた、溶出パターンを示す。 第5図は、実施例1で得られた、溶出パターンを示す。 第6図は、実施例2で得られた、アミノ末端5残基欠失
型aFGF発現用ベクターpTB1069の構築図を示
す。 第7図は、実施例2で得られた、アミノ末端43残基欠
失型aFGF発現用ベクターpTB1070の構築図を
示す。 第8図は、実施例2で得られた、アミ/末端5残基欠失
型aFGF精製用に使用したヘパリンHPLCカラムか
らの溶出パターンを示す。 第9図は、実施例2で得られた、アミノ末端43残基欠
失型aFGF精製用に使用したQセファロースカラムか
らの溶出パターンを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、酸性線維芽細胞成長因子(aFGF)蛋白質を
    コードする塩基配列およびその上流にT7プロモーター
    を含有するベクター。
  2. (2)、aFGF蛋白質がaFGFである請求項1記載
    のベクター。
  3. (3)、aFGF蛋白質がaFGFの欠矢型ムテインで
    ある請求項1記載のベクター。
  4. (4)、請求項2記載のベクターを保持する形質転換体
  5. (5)、請求項4記載の形質転換体を培地に培養するこ
    とを特徴とするaFGF蛋白質の製造法。
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