JPH0343037A - ローラーブラシとこれを用いた煎餅生地抜き型離型方法及び煎餅生地型抜用延機 - Google Patents
ローラーブラシとこれを用いた煎餅生地抜き型離型方法及び煎餅生地型抜用延機Info
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- JPH0343037A JPH0343037A JP1177644A JP17764489A JPH0343037A JP H0343037 A JPH0343037 A JP H0343037A JP 1177644 A JP1177644 A JP 1177644A JP 17764489 A JP17764489 A JP 17764489A JP H0343037 A JPH0343037 A JP H0343037A
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- Confectionery (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は多数のブラシ毛間から液体を少量づつ滲み出さ
せることのできるローラーブラシと、このローラーブラ
シを用いた煎餅生地抜き型の離型方法及び煎餅生地型抜
用延機に関するものである。
せることのできるローラーブラシと、このローラーブラ
シを用いた煎餅生地抜き型の離型方法及び煎餅生地型抜
用延機に関するものである。
従来煎餅生地型抜き用延機は第５図に示すように圧延ロ
ール０で平板状に圧延した煎餅材料を煎餅材料移送用ベ
ルトαω上に流して、その途中に第６図のような外周に
煎餅材料から煎餅生地を型抜きして作る抜き型ａ２有す
る煎餅生地型抜ロールαυを設け、流れてくる煎餅材料
にこの型抜ロールｔ１］）をその自重で押し当てる構造
を有するものである。そして煎餅材料にこの型抜ロール
αＤを押し当てることにより、型抜ロールαυは回転す
るので抜き型（２）の形状に応じた形状に煎餅材料を型
抜きして煎餅生地を連続して作ることができる。
ール０で平板状に圧延した煎餅材料を煎餅材料移送用ベ
ルトαω上に流して、その途中に第６図のような外周に
煎餅材料から煎餅生地を型抜きして作る抜き型ａ２有す
る煎餅生地型抜ロールαυを設け、流れてくる煎餅材料
にこの型抜ロールｔ１］）をその自重で押し当てる構造
を有するものである。そして煎餅材料にこの型抜ロール
αＤを押し当てることにより、型抜ロールαυは回転す
るので抜き型（２）の形状に応じた形状に煎餅材料を型
抜きして煎餅生地を連続して作ることができる。
なお図において０４は煎餅材料移送用ベルトＧＯの前方
送り出し面α９の端部に設けたベルト折り返し用のガイ
ドロールで、ベルトの前方送り出し面ａｌ上の型抜きさ
れた煎餅生地をここで引き剥がして別々となしそのベル
ト前方の傾斜面に送り出すものである。またαωは型抜
きされた後の煎餅材料の屑材料を上方ガイドロールａ刀
で連続して後方に送る屑材料返送用ベルトであって、返
送された屑材料は再び圧延ロール０３に戻って煎餅材料
として再生される。
送り出し面α９の端部に設けたベルト折り返し用のガイ
ドロールで、ベルトの前方送り出し面ａｌ上の型抜きさ
れた煎餅生地をここで引き剥がして別々となしそのベル
ト前方の傾斜面に送り出すものである。またαωは型抜
きされた後の煎餅材料の屑材料を上方ガイドロールａ刀
で連続して後方に送る屑材料返送用ベルトであって、返
送された屑材料は再び圧延ロール０３に戻って煎餅材料
として再生される。
このような延機において煎餅材料は米を蒸して練ったも
のであり非常に粘着力が強いため、ただ単に上記の型抜
ロールａυを使用したのでは型抜き後生地がそのロール
αυに付着して巻きついてきてしまう。
のであり非常に粘着力が強いため、ただ単に上記の型抜
ロールａυを使用したのでは型抜き後生地がそのロール
αυに付着して巻きついてきてしまう。
そこで従来はこの型抜ロールαＤの上方に該ロールの抜
き型（２）に接触するようにローラーブラシを回転自在
に取付け、このローラーブラシに人手により油１食用の
蝋、水等を離型剤として塗り付けることにより、型抜き
後の生地が抜き型に付着しないようにして対処していた
。
き型（２）に接触するようにローラーブラシを回転自在
に取付け、このローラーブラシに人手により油１食用の
蝋、水等を離型剤として塗り付けることにより、型抜き
後の生地が抜き型に付着しないようにして対処していた
。
このように抜き型に油等を塗るのに人手により直接塗布
するのではなく、予め油等を塗ったローラーブラシによ
り塗布するのは、抜き型に油等を薄くかつ均一に塗るた
めである。
するのではなく、予め油等を塗ったローラーブラシによ
り塗布するのは、抜き型に油等を薄くかつ均一に塗るた
めである。
即ち人手により抜き型に直接部などを塗布しようとする
と、油が付着されない部分が生じたり、付着し過ぎる部
分が生じたりして不均一な塗布状態となってしまうから
である。
と、油が付着されない部分が生じたり、付着し過ぎる部
分が生じたりして不均一な塗布状態となってしまうから
である。
そして抜き型に例えば油を塗り過ぎた場合は型に抜かれ
た煎餅生地を焼き上げてから後に行う醤油材は等の調味
材付は工程で調味料が付きにくくなったり、また調味料
がその油と混じって味覚が低下してしまうといった問題
がある。
た煎餅生地を焼き上げてから後に行う醤油材は等の調味
材付は工程で調味料が付きにくくなったり、また調味料
がその油と混じって味覚が低下してしまうといった問題
がある。
また抜き型に例えば水を塗り過ぎた場合は水分が煎餅生
地内に侵入して後工程である乾燥上好ましくなく、さら
に乾燥後その部分のみ生地が縮んだり、しわになったり
してしまうという問題もある。
地内に侵入して後工程である乾燥上好ましくなく、さら
に乾燥後その部分のみ生地が縮んだり、しわになったり
してしまうという問題もある。
また油等は抜き型の上端部のみ塗布することが必要かつ
十分であって抜き型全体に塗ったのでは塗り過ぎとなる
。
十分であって抜き型全体に塗ったのでは塗り過ぎとなる
。
このような理由で人手により抜き型へ直接の塗布するこ
とは実質上不可能であるため、ローラーブラシによるい
わば間接塗布を行っているのが現状である。
とは実質上不可能であるため、ローラーブラシによるい
わば間接塗布を行っているのが現状である。
しかしながらこのようなローラーブラシによる間接塗布
であっても抜き型への均一な塗布は十分とはいえず、さ
らにローラーブラシに人手により油等を塗る時間間隔は
通常５分に１回程度の頻度であって省力化の大きなネッ
クになっていた。
であっても抜き型への均一な塗布は十分とはいえず、さ
らにローラーブラシに人手により油等を塗る時間間隔は
通常５分に１回程度の頻度であって省力化の大きなネッ
クになっていた。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、上記の問題を解決
したローラーブラシと、これを用いた抜き型の離型方法
及び煎餅生地型抜き用延機を開発したものである。
したローラーブラシと、これを用いた抜き型の離型方法
及び煎餅生地型抜き用延機を開発したものである。
即ち本発明のローラーブラシの一つは、円筒形ローラー
の外周に多数のブラシ毛を植毛したローラーブラシにお
いて、円筒形ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔
で連通し、該内径孔に液体を供給することによりそれぞ
れのブラシ毛間からこの液体を滲み出させることを特徴
とするものである。
の外周に多数のブラシ毛を植毛したローラーブラシにお
いて、円筒形ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔
で連通し、該内径孔に液体を供給することによりそれぞ
れのブラシ毛間からこの液体を滲み出させることを特徴
とするものである。
また本発明の他のローラーブラシは、円筒形ローラーの
外周に多数のブラシ毛を植毛したローラーブラシにおい
て、円筒形ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で
連通し、さらに該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿し、こ
の内径孔に液体を供給することによりそれぞれのブラシ
毛間からこの液体を滲み出させることを特徴とするもの
である。そしていずれの場合も円筒形ローラーの外周面
に設けた多数の植毛穴にそれぞれ多数のブラシ毛を植毛
したローラーブラシの該植毛穴とローラーの内径孔とを
極小孔で連通ずるのは有効である。
外周に多数のブラシ毛を植毛したローラーブラシにおい
て、円筒形ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で
連通し、さらに該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿し、こ
の内径孔に液体を供給することによりそれぞれのブラシ
毛間からこの液体を滲み出させることを特徴とするもの
である。そしていずれの場合も円筒形ローラーの外周面
に設けた多数の植毛穴にそれぞれ多数のブラシ毛を植毛
したローラーブラシの該植毛穴とローラーの内径孔とを
極小孔で連通ずるのは有効である。
そして本発明の煎餅生地抜き型の離型方法のの一つは、
円筒形ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し、かつ
該ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で連通し、
この内径孔に水又は油を供給することにより、それぞれ
のブラシ毛間からこの水又は油を滲み出させるローラー
ブラシのこれらブラシ毛先端部を、平板状に一圧延した
煎餅材料から煎餅生地を型抜きする抜き型を外周に有す
る煎餅生地型抜ロールの該抜き型上端部に接触させて該
ロールを回転させることによりローラーブラシを回転さ
せて、抜き型上端部に連続的に水又は油を塗布すること
を特徴とするものである。
円筒形ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し、かつ
該ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で連通し、
この内径孔に水又は油を供給することにより、それぞれ
のブラシ毛間からこの水又は油を滲み出させるローラー
ブラシのこれらブラシ毛先端部を、平板状に一圧延した
煎餅材料から煎餅生地を型抜きする抜き型を外周に有す
る煎餅生地型抜ロールの該抜き型上端部に接触させて該
ロールを回転させることによりローラーブラシを回転さ
せて、抜き型上端部に連続的に水又は油を塗布すること
を特徴とするものである。
また本発明の他の煎餅生地抜き型の離型方法は、円筒形
ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し、かつ該ロー
ラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で連通し、さらに
該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿し、この内径孔に水又
は油を供給することにより、それぞれのブラシ毛間から
この水又は油を滲み出させるローラーブラシのこれらブ
ラシ毛先端部を、平板状に圧延した煎餅材料から煎餅生
地を作る抜き型を外周に有する煎餅生地型抜ロールの該
抜き型上端部に接触させて該ロールを回転させることに
よりローラーブラシを回転させて、抜き型上端部に連続
的に水又は油を塗布することを特徴とするものである。
ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し、かつ該ロー
ラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で連通し、さらに
該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿し、この内径孔に水又
は油を供給することにより、それぞれのブラシ毛間から
この水又は油を滲み出させるローラーブラシのこれらブ
ラシ毛先端部を、平板状に圧延した煎餅材料から煎餅生
地を作る抜き型を外周に有する煎餅生地型抜ロールの該
抜き型上端部に接触させて該ロールを回転させることに
よりローラーブラシを回転させて、抜き型上端部に連続
的に水又は油を塗布することを特徴とするものである。
そしていずれの離型方法においても円筒形ローラーの外
周面に設けた多数の植毛穴にそれぞれ多数のブラシ毛を
植毛し、該植毛穴とローラーの内径孔とを極小孔で連通
し、さらに該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿したローラ
ーブラシを用いるのは効果が大きい。
周面に設けた多数の植毛穴にそれぞれ多数のブラシ毛を
植毛し、該植毛穴とローラーの内径孔とを極小孔で連通
し、さらに該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿したローラ
ーブラシを用いるのは効果が大きい。
さらに本発明の煎餅生地型抜き用延機は、平板状に圧延
した煎餅材料の移送用ベルトの途中にこの煎餅材料から
煎餅生地を作る抜き型を外周に有する煎餅生地型抜ロー
ルを設け、さらに円筒形ローラーの外周に多数のブラシ
毛を植毛し、このローラーの内径孔と外部とを極小孔で
連通し、該内径孔に水又は油を供給してそれぞれのブラ
シ毛間からこの水又は油を滲み出させるローラーブラシ
を、上記煎餅生地型抜ロールの上方であって、このロー
ラーブラシのブラシ毛先端部が煎餅生地型抜ロールの抜
き型上端部に接触する位置に設置し、該ロールを回転す
ることによりローラーブラシを回転させることを特徴と
するものである。そしてこの場合に円筒形ローラーの外
周面に設けた多数の植毛穴にそれぞれ多数のブラシ毛を
植毛し、該植毛穴とローラーの内径孔とを極小孔で連通
したローラーブラシを用いるのは効果がある。
した煎餅材料の移送用ベルトの途中にこの煎餅材料から
煎餅生地を作る抜き型を外周に有する煎餅生地型抜ロー
ルを設け、さらに円筒形ローラーの外周に多数のブラシ
毛を植毛し、このローラーの内径孔と外部とを極小孔で
連通し、該内径孔に水又は油を供給してそれぞれのブラ
シ毛間からこの水又は油を滲み出させるローラーブラシ
を、上記煎餅生地型抜ロールの上方であって、このロー
ラーブラシのブラシ毛先端部が煎餅生地型抜ロールの抜
き型上端部に接触する位置に設置し、該ロールを回転す
ることによりローラーブラシを回転させることを特徴と
するものである。そしてこの場合に円筒形ローラーの外
周面に設けた多数の植毛穴にそれぞれ多数のブラシ毛を
植毛し、該植毛穴とローラーの内径孔とを極小孔で連通
したローラーブラシを用いるのは効果がある。
このように円筒形ローラーの内径孔と外部とを多数の極
小孔で連通ずるのは、この内径孔に液体を供給したとき
にこれらの極小孔かられずかづづ液体を外周面に送り出
すためである。そしてこのように構成することにより、
ローラーの外周に形成した多数の密に詰まったブラシ毛
の電量からこの液体を毛管現象を利用して滲み出させる
ことができ、その結果ローラーブラシ全体の多数のブラ
シ毛にそれぞれに均一に液体を付着させておくことが可
能となる特徴を有する。
小孔で連通ずるのは、この内径孔に液体を供給したとき
にこれらの極小孔かられずかづづ液体を外周面に送り出
すためである。そしてこのように構成することにより、
ローラーの外周に形成した多数の密に詰まったブラシ毛
の電量からこの液体を毛管現象を利用して滲み出させる
ことができ、その結果ローラーブラシ全体の多数のブラ
シ毛にそれぞれに均一に液体を付着させておくことが可
能となる特徴を有する。
また円筒形ローラーが肉厚の場合は、その外周面に多数
の先端が閉塞した植毛穴を設け、これらの穴に多数のブ
ラシ毛を植毛したローラーブラシを形成し、これら植毛
穴とローラーの内径孔とを極小穴で連通ずることにより
、上記の効果をより一層優れたものとすることができる
そしてこの極小孔の径は液体の粘度等によって適宜選択
すればよいが、水では約１．０ｆｆｉａ＋、油では約１
．２ｍｍ程度が良好である。
の先端が閉塞した植毛穴を設け、これらの穴に多数のブ
ラシ毛を植毛したローラーブラシを形成し、これら植毛
穴とローラーの内径孔とを極小穴で連通ずることにより
、上記の効果をより一層優れたものとすることができる
そしてこの極小孔の径は液体の粘度等によって適宜選択
すればよいが、水では約１．０ｆｆｉａ＋、油では約１
．２ｍｍ程度が良好である。
また上記の極小孔のみの構造では、ブラシが回転して下
向きとなった極小孔からはその孔を通して内部の液体が
流出し過ぎる場合がある。
向きとなった極小孔からはその孔を通して内部の液体が
流出し過ぎる場合がある。
そこでこのような場合は、円筒形ローラーの内径孔の軸
方向にステンレス等の供給する液体より比重の大きい棒
状体を緩挿しておくことにより、この棒状体は常に内径
孔内で下部に位置しており、このためこのローラーブラ
シが回転して、ある極小孔の内径孔への開口部が最も下
に位置したときに、上記棒状体はこの開口部を一時的に
塞ぐのでその下向きの極小孔からの液体の流出を一時的
に停止し、液体が流れ過ぎるのを防ぐことのできる効果
を有する。
方向にステンレス等の供給する液体より比重の大きい棒
状体を緩挿しておくことにより、この棒状体は常に内径
孔内で下部に位置しており、このためこのローラーブラ
シが回転して、ある極小孔の内径孔への開口部が最も下
に位置したときに、上記棒状体はこの開口部を一時的に
塞ぐのでその下向きの極小孔からの液体の流出を一時的
に停止し、液体が流れ過ぎるのを防ぐことのできる効果
を有する。
そしてこのようなローラーブラシによればすべてのブラ
シ毛に均一かつわずかな量の液体が付着しているので、
上記の煎餅生地型抜き用延機に用いる煎餅生地型抜ロー
ルの抜き型の上端部にこのローラーブラシのブラシ毛先
端部を当てることにより、煎餅生地を抜き型からスムー
ズに脱落させ、かつ該生地に品質上の影響を与えない理
想的な状態で抜き型上端部に離型用の油や水を塗布する
ことが可能となる。
シ毛に均一かつわずかな量の液体が付着しているので、
上記の煎餅生地型抜き用延機に用いる煎餅生地型抜ロー
ルの抜き型の上端部にこのローラーブラシのブラシ毛先
端部を当てることにより、煎餅生地を抜き型からスムー
ズに脱落させ、かつ該生地に品質上の影響を与えない理
想的な状態で抜き型上端部に離型用の油や水を塗布する
ことが可能となる。
次に本発明の一実施例について説明する。
〈実施例１〉
第１図（イ）（ロ）に示すように外径６０１１Ｉｆｆｌ
×内径１５ＬＩ１ｍＸ長さ６００ｆｆｌｒｎの木製円筒
形ローラーｍの外周面に１ＯＩＩＩＩ１１ピツチで千鳥
状に穴径５＋ｎｍの植毛穴（２）を穿設し、さらにそれ
ぞれの植毛穴（２）の底部周縁の一部と内径孔（３）と
を連通ずる孔径１．ＯｆｆＩｍの極小孔（４）を穿設し
た。次に各植毛穴（２）に直径０．３ｍｍのナイロン製
のブラシ毛（５）を約２００本植え込んでブラシ外径が
１３０ｍｍのローラーブラシ（６）を製作した。
×内径１５ＬＩ１ｍＸ長さ６００ｆｆｌｒｎの木製円筒
形ローラーｍの外周面に１ＯＩＩＩＩ１１ピツチで千鳥
状に穴径５＋ｎｍの植毛穴（２）を穿設し、さらにそれ
ぞれの植毛穴（２）の底部周縁の一部と内径孔（３）と
を連通ずる孔径１．ＯｆｆＩｍの極小孔（４）を穿設し
た。次に各植毛穴（２）に直径０．３ｍｍのナイロン製
のブラシ毛（５）を約２００本植え込んでブラシ外径が
１３０ｍｍのローラーブラシ（６）を製作した。
このローラーブラシ（６）を第５図に示す煎餅生地型抜
用延機の煎餅生地型抜ロールの上方に、上下調節自在で
回転可能に支持し、第２図に示すようにローラーブラシ
（６）のブラシ先端部が型抜ロールの抜き型上端部に接
触する高さに調節して取り付けた。
用延機の煎餅生地型抜ロールの上方に、上下調節自在で
回転可能に支持し、第２図に示すようにローラーブラシ
（６）のブラシ先端部が型抜ロールの抜き型上端部に接
触する高さに調節して取り付けた。
また第３図に示すようにローラーブラシ（６）の内径孔
（３）の両端から該内径孔（３）に水を供給できるよう
に、ダイヤフラム式ポンプ（７）を通して水タンク（８
）に連通したパイプ（９）をこの両端部に水密式で回転
自在に取り付けた。
（３）の両端から該内径孔（３）に水を供給できるよう
に、ダイヤフラム式ポンプ（７）を通して水タンク（８
）に連通したパイプ（９）をこの両端部に水密式で回転
自在に取り付けた。
以上のように構成した煎餅生地型抜用延機において、ロ
ーラーブラシ（６）に接続したダイヤフラム式ポンプ（
７）により数ｋｇ／Ｃｍ”の圧力で毎時２００ｃｃの水
をこのローラーブラシ（６）の内径孔（３）に供給しな
がらこの延機を運転した。
ーラーブラシ（６）に接続したダイヤフラム式ポンプ（
７）により数ｋｇ／Ｃｍ”の圧力で毎時２００ｃｃの水
をこのローラーブラシ（６）の内径孔（３）に供給しな
がらこの延機を運転した。
即ち圧延された煎餅材料を移送用ベルト０ω上に載せて
これを前方に移動させる。このとき移送用ベルト０ω上
の煎餅材料の移動により、煎餅生地型抜ロールαυが煎
餅生地を型抜きしながら回転するが、さらにローラーブ
ラシ（６）と煎餅生地型抜ロール０１）の位置関係は第
２図のようになっているので、このロール（１１）の抜
き型αのにｆｌｉｔしているローラーブラシ（６）は特
別な駆動装置がなくても回転するものである。
これを前方に移動させる。このとき移送用ベルト０ω上
の煎餅材料の移動により、煎餅生地型抜ロールαυが煎
餅生地を型抜きしながら回転するが、さらにローラーブ
ラシ（６）と煎餅生地型抜ロール０１）の位置関係は第
２図のようになっているので、このロール（１１）の抜
き型αのにｆｌｉｔしているローラーブラシ（６）は特
別な駆動装置がなくても回転するものである。
そしてローラーブラシ（６）に供給した水は極小穴（４
）から植毛穴（２）に滲み出してブラシ毛（５）間に毛
管現象で均一に保持されているので、ブラシ毛（５）先
端部に接触する抜き型の上端部は常に均一にかつ薄く水
の膜が形成されるため、煎餅材料から抜き型Ｑ３によっ
て抜かれた煎餅生地はすべて移送用ベルト０■上に残り
、抜き型αカと煎餅生地の離型は確実に行われた。また
焼き上がった煎餅は、従来のローラーブラシに人手によ
って離型のために水を塗布していた場合に比較して、調
味料の付着状態等の品質において均一で優れているもの
であった。
）から植毛穴（２）に滲み出してブラシ毛（５）間に毛
管現象で均一に保持されているので、ブラシ毛（５）先
端部に接触する抜き型の上端部は常に均一にかつ薄く水
の膜が形成されるため、煎餅材料から抜き型Ｑ３によっ
て抜かれた煎餅生地はすべて移送用ベルト０■上に残り
、抜き型αカと煎餅生地の離型は確実に行われた。また
焼き上がった煎餅は、従来のローラーブラシに人手によ
って離型のために水を塗布していた場合に比較して、調
味料の付着状態等の品質において均一で優れているもの
であった。
上記実施例は離型用として水を用いたものであるが、水
に代えて油を用いた場合は植毛穴（２）と内径孔（３）
を連通ずる極小孔（４）の径は実験によれば１．２ｍｍ
が適当である。また油の供給量は毎時ｔｏｏｃｃが良好
であった。
に代えて油を用いた場合は植毛穴（２）と内径孔（３）
を連通ずる極小孔（４）の径は実験によれば１．２ｍｍ
が適当である。また油の供給量は毎時ｔｏｏｃｃが良好
であった。
〈実施例２〉
第７図に示すように鋼帯０１及び鋼線（至）で適当な長
さのナイロン線（２１）を次々と多数挟み、鋼線のが芯
になるように鋼帯α９をその長手方向の中央で折り、こ
れを円筒形ローラーとしての鋼管（２２）の外周に螺旋
状に巻き付けて溶接で固定したチャンネル式ブラシを前
記のローラーブラシとして用いるために、次のような構
成とした。
さのナイロン線（２１）を次々と多数挟み、鋼線のが芯
になるように鋼帯α９をその長手方向の中央で折り、こ
れを円筒形ローラーとしての鋼管（２２）の外周に螺旋
状に巻き付けて溶接で固定したチャンネル式ブラシを前
記のローラーブラシとして用いるために、次のような構
成とした。
即ち第８図のように鋼管（２２）の長手方向の鋼帯Ｑｌ
を溶接した場所の間に、鋼管（２２）の内径孔（３）と
外部を連通ずる極小孔（４）を多数設けた構造であって
、この内径孔（３）に水又は曲を供給するものである。
を溶接した場所の間に、鋼管（２２）の内径孔（３）と
外部を連通ずる極小孔（４）を多数設けた構造であって
、この内径孔（３）に水又は曲を供給するものである。
このようなローラーブラシを第５図に示す煎餅生地型抜
用延機の煎餅生地型抜ロールの上方に、上下調節自在で
回転可能に取り付けて煎餅生地の型抜き作業を実施した
が、実施例１と同様に連続的な作業が実施可能であり、
且つ製品品質も良好であった。
用延機の煎餅生地型抜ロールの上方に、上下調節自在で
回転可能に取り付けて煎餅生地の型抜き作業を実施した
が、実施例１と同様に連続的な作業が実施可能であり、
且つ製品品質も良好であった。
このように本発明によれば、ブラシの集合毛にわずかな
水や油等の液体を保持させることが可能となり、これら
液体を連続して薄くかつ均一に塗布する作業においては
人手を省略でき、コストダウンに大きな効果を発揮する
ものである。またこのようなローラーブラシによれば、
従来の煎餅生地型抜用延機に用いることにより型抜きさ
れた煎餅生地は抜き型から確実に離型するので、従来の
人手による離型用の水等の塗布は全く必要なくなるとい
う顕著な効果を奏する。
水や油等の液体を保持させることが可能となり、これら
液体を連続して薄くかつ均一に塗布する作業においては
人手を省略でき、コストダウンに大きな効果を発揮する
ものである。またこのようなローラーブラシによれば、
従来の煎餅生地型抜用延機に用いることにより型抜きさ
れた煎餅生地は抜き型から確実に離型するので、従来の
人手による離型用の水等の塗布は全く必要なくなるとい
う顕著な効果を奏する。
第１図（イ）（ロ）は本発明ローラーブラシの一実施例
を示すもので（イ）は斜視図、（ロ）は要部断面図、第
２図は煎餅生地型抜用延機における煎餅生地型抜ロール
とローラーブラシとの位置関係を示す側面図、第３図は
本発明ローラーブラシに水を供給する際の配管系統図、
第４図は円筒形ローラーの内径貫通孔に棒状体を緩挿し
た状態を示す断面図、第５図は煎餅生地型抜用延機の要
部を示す説明図、第６図は煎餅生地型抜ロールを示す斜
視図、第７図は本発明の他の実施例のローラーブラシを
示す構成図、第８図は本発明の他の実施例のローラーブ
ラシを示す側断面図である。 １・・・円筒形ローラー ２・−・植毛穴 ３・−・内径貫通孔 ４−・−極小孔 ５・・・−ブラシ毛 ６−・・ローラーブラシ ７・−ダイヤフラム式ポンプ ８・−水タンク ９−・・パイプ １０・−煎餅材料移送用ベルト １１・・−煎餅生地型抜ロール １２−抜き型 １３−−・圧延ロール １４・−・ベルト折り返し用ガイ １５−・・前方送り出し面 １６・−屑材料返送用ベルト １７・・−上方ガイドロール １８・・−棒状体 １９−・銅帯部 ２〇−鋼線 ２１・−ナイロン線 ２２−・・・鋼管 トロール 第１図 （イ） （ロ） 第２図 第３図 ６ 第４図 第５図 第６図
を示すもので（イ）は斜視図、（ロ）は要部断面図、第
２図は煎餅生地型抜用延機における煎餅生地型抜ロール
とローラーブラシとの位置関係を示す側面図、第３図は
本発明ローラーブラシに水を供給する際の配管系統図、
第４図は円筒形ローラーの内径貫通孔に棒状体を緩挿し
た状態を示す断面図、第５図は煎餅生地型抜用延機の要
部を示す説明図、第６図は煎餅生地型抜ロールを示す斜
視図、第７図は本発明の他の実施例のローラーブラシを
示す構成図、第８図は本発明の他の実施例のローラーブ
ラシを示す側断面図である。 １・・・円筒形ローラー ２・−・植毛穴 ３・−・内径貫通孔 ４−・−極小孔 ５・・・−ブラシ毛 ６−・・ローラーブラシ ７・−ダイヤフラム式ポンプ ８・−水タンク ９−・・パイプ １０・−煎餅材料移送用ベルト １１・・−煎餅生地型抜ロール １２−抜き型 １３−−・圧延ロール １４・−・ベルト折り返し用ガイ １５−・・前方送り出し面 １６・−屑材料返送用ベルト １７・・−上方ガイドロール １８・・−棒状体 １９−・銅帯部 ２〇−鋼線 ２１・−ナイロン線 ２２−・・・鋼管 トロール 第１図 （イ） （ロ） 第２図 第３図 ６ 第４図 第５図 第６図
Claims (10)
- （１）円筒形ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し
たローラーブラシにおいて、円筒形ローラーの内径孔と
外部とを多数の極小孔で連通し、該内径孔に液体を供給
することによりそれぞれのブラシ毛間からこの液体を滲
み出させることを特徴とするローラーブラシ。 - （２）円筒形ローラーの外周面に設けた多数の植毛穴に
それぞれ多数のブラシ毛を植毛したローラーブラシの該
植毛穴とローラーの内径孔とを極小孔で連通する請求項
（１）記載のローラーブラシ。 - （３）円筒形ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し
、かつ該ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で連
通し、この内径孔に水又は油を供給することにより、そ
れぞれのブラシ毛間からこの水又は油を滲み出させるロ
ーラーブラシのこれらブラシ毛先端部を、平板状に圧延
した煎餅材料から煎餅生地を型抜きする抜き型を外周に
有する煎餅生地型抜ロールの該抜き型上端部に接触させ
て該ロールを回転させることによりローラーブラシを回
転させて、抜き型上端部に連続的に水又は油を塗布する
ことを特徴とする煎餅生地抜き型の離型方法。 - （４）円筒形ローラーの外周面に設けた多数の植毛穴に
それぞれ多数のブラシ毛を植毛し、該植毛穴とローラー
の内径孔とを極小孔で連通したローラーブラシを用いる
請求項（３）記載の煎餅生地抜き型の離型方法。 - （５）平板状に圧延した煎餅材料の移送用ベルトの途中
にこの煎餅材料から煎餅生地を作る抜き型を外周に有す
る煎餅生地型抜ロールを設け、さらに円筒形ローラーの
外周に多数のブラシ毛を植毛し、このローラーの内径孔
と外部とを極小孔で連通し、該内径孔に水又は油を供給
してそれぞれのブラシ毛間からこの水又は油を滲み出さ
せるローラーブラシを、上記煎餅生地型抜ロールの上方
であって、このローラーブラシのブラシ毛先端部が煎餅
生地型抜ロールの抜き型上端部に接触する位置に設置し
、該ロールを回転することによりローラーブラシを回転
させることを特徴とする煎餅生地型抜用延機。 - （６）円筒形ローラーの外周面に設けた多数の植毛穴に
それぞれ多数のブラシ毛を植毛し、該植毛穴とローラー
の内径孔とを極小孔で連通したローラーブラシを用いる
請求項（５）記載の煎餅生地型抜用延機。 - （７）円筒形ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し
たローラーブラシにおいて、円筒形ローラーの内径孔と
外部とを多数の極小孔で連通し、さらに該内径孔の軸方
向に棒状体を緩挿し、この内径孔に液体を供給すること
によりそれぞれのブラシ毛間からこの液体を滲み出させ
ることを特徴とするローラーブラシ。 - （８）円筒形ローラーの外周面に設けた多数の植毛穴に
それぞれ多数のブラシ毛を植毛したローラーブラシの該
植毛穴とローラーの内径孔とを極小孔で連通する請求項
（７）記載のローラーブラシ。 - （９）円筒形ローラーの外周に多数のブラシ毛を植毛し
、かつ該ローラーの内径孔と外部とを多数の極小孔で連
通し、さらに該内径孔の軸方向に棒状体を緩挿し、この
内径孔に水又は油を供給することにより、それぞれのブ
ラシ毛間からこの水又は油を滲み出させるローラーブラ
シのこれらブラシ毛先端部を、平板状に圧延した煎餅材
料から煎餅生地を型抜きする抜き型を外周に有する煎餅
生地型抜ロールの該抜き型上端部に接触させて該ロール
を回転させることによりローラーブラシを回転させて、
抜き型上端部に連続的に水又は油を塗布することを特徴
とする煎餅生地抜き型の離型方法。 - （１０）円筒形ローラーの外周面に設けた多数の植毛穴
にそれぞれ多数のブラシ毛を植毛し、該植毛穴とローラ
ーの内径孔とを極小孔で連通し、さらに該内径孔の軸方
向に棒状体を緩挿したローラーブラシを用いる請求項（
９）記載の煎餅生地抜き型の離型方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1177644A JPH0343037A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | ローラーブラシとこれを用いた煎餅生地抜き型離型方法及び煎餅生地型抜用延機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1177644A JPH0343037A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | ローラーブラシとこれを用いた煎餅生地抜き型離型方法及び煎餅生地型抜用延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0343037A true JPH0343037A (ja) | 1991-02-25 |
| JPH0445135B2 JPH0445135B2 (ja) | 1992-07-23 |
Family
ID=16034599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1177644A Granted JPH0343037A (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | ローラーブラシとこれを用いた煎餅生地抜き型離型方法及び煎餅生地型抜用延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0343037A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08280329A (ja) * | 1995-04-10 | 1996-10-29 | Arai Kikai Seisakusho:Kk | 異形状延し生地材料の成形方法と成形延し機 |
| AT409704B (de) * | 1999-08-03 | 2002-10-25 | Koenig Maschinen Gmbh | Walze für die aufbringung zumindest eines strömungsfähigen mediums auf teig |
| AT409916B (de) * | 1999-08-03 | 2002-12-27 | Koenig Maschinen Gmbh | Vorrichtung zur formung eines teigbandes |
| CN110803492A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-02-18 | 苏德祥 | 一种基于食品加工的肉制品刷酱装置及其使用方法 |
| CN114403173A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-29 | 王金强 | 一种月饼生产刷蛋液装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102894028A (zh) * | 2012-11-13 | 2013-01-30 | 如皋市包装食品机械有限公司 | 法饼滚切成型机构 |
-
1989
- 1989-07-10 JP JP1177644A patent/JPH0343037A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08280329A (ja) * | 1995-04-10 | 1996-10-29 | Arai Kikai Seisakusho:Kk | 異形状延し生地材料の成形方法と成形延し機 |
| AT409704B (de) * | 1999-08-03 | 2002-10-25 | Koenig Maschinen Gmbh | Walze für die aufbringung zumindest eines strömungsfähigen mediums auf teig |
| AT409916B (de) * | 1999-08-03 | 2002-12-27 | Koenig Maschinen Gmbh | Vorrichtung zur formung eines teigbandes |
| CN110803492A (zh) * | 2019-09-26 | 2020-02-18 | 苏德祥 | 一种基于食品加工的肉制品刷酱装置及其使用方法 |
| CN114403173A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-04-29 | 王金强 | 一种月饼生产刷蛋液装置 |
| CN114403173B (zh) * | 2022-01-14 | 2023-09-01 | 山西长祥圆食品有限公司 | 一种月饼生产刷蛋液装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0445135B2 (ja) | 1992-07-23 |
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