JPH0342678B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0342678B2
JPH0342678B2 JP60123451A JP12345185A JPH0342678B2 JP H0342678 B2 JPH0342678 B2 JP H0342678B2 JP 60123451 A JP60123451 A JP 60123451A JP 12345185 A JP12345185 A JP 12345185A JP H0342678 B2 JPH0342678 B2 JP H0342678B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
data
display
adjacent
district
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60123451A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6193486A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP60123451A priority Critical patent/JPS6193486A/ja
Publication of JPS6193486A publication Critical patent/JPS6193486A/ja
Publication of JPH0342678B2 publication Critical patent/JPH0342678B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Navigation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定地区の道路地図を表示する道路地
図表示装置に関する。
従来、この種の装置として、特開昭52−141662
号の「運行表示装置」があり、マイクロフイルム
等の記録媒体に記録された地図を、ビジコンカメ
ラ等を用いた光学読取装置で読取り、表示装置に
道路地図を表示させるようにしている。
しかしながら、上記装置においては、車両の走
行に伴つて隣接地区の道路地図に切換える必要が
生じた場合、操作ツマミを操作して隣接地区の道
路地図を探索する必要があり、特に左右の隣接地
区の道路地図を現在表示の道路地図に対して隣接
して記録させておいた場合はまだその探索操作を
容易に行うことができるが、上下の隣接地区に道
路地図を切替える時にはその道路地図を隣接して
記録させておくことができないため、その隣接地
区の道路地図を探索するまでにかなりの時間がか
かつてしまうばかりか、その探索操作が非常に煩
わしいという問題がある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、上下左右に
隣接した地区の道路地図に容易に切換えることが
できる道路地図表示装置を提供することを目的と
する。
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図はその一実施例を示す全体構成図であ
る。この第1図において、1は方位検出手段とし
ての方位検出装置で、車両の進行方位に応じた地
磁気のX,Y成分を検出する方位センサと、この
方位センサよりの信号をデイジタル信号に変換す
るA/D変換器を備え、車両の進行方位に応じた
X,Y成分のデイジタル信号を発生するものであ
る。2は距離検出手段としての距離センサで、車
両の単位走行距離(例えば39.2cm)毎に距離パル
スを発生するものである。3は読取装置で、複数
の地区の地図データ(それぞれの地図の右上点の
基準地点に対する絶対座標データを含む)を記憶
している記憶手段としてのカセツトテープ3aの
セツトによりそのうちの特定の地区の地図データ
を探索して読取るものである。
4は予め定めた制御プログラムに従つてソフト
ウエアのデイジタル演算処理を実行するマイクロ
コンピユータで、CPU4a,ROM4b,RAM
4c,I/O回路部4dを備え、車載バツテリよ
り電源供給を受けて5Vの安定化電圧を発生する
安定化電源回路(図示せず)よりの安定化電圧の
供給を受けて作動状態になり、方位検出装置1よ
りX,Y成分のデイジタル信号,距離センサ2よ
りの距離パルス,読取装置3よりの読取信号など
を受けて演算処理を実行し、特定地区の地図およ
び走行経路情報などを表示させるための表示信号
を発生するものである。なお、RAM4cには車
載バツテリから常時電源がバツクアツプされてい
る。
5はブラウン管(以下CRT)コントローラで
マイクロコンピユータ4よりの表示信号を受けて
特定地区の地図データ、走行経路情報およびキヤ
ラクタデータを個別に記憶するとともに、その記
憶している地図データと走行経路情報、あるいは
キヤラクタデータをCRT表示させるための映像
信号と同期信号を発生するためのものである。6
は表示手段としてのCRT表示手段で、CRTコン
トローラ5よりの映像信号と同期信号によつて特
定地区の地図と走行経路、あるいはキヤラクタを
CRT表示するものである。7はタツチパネル部
で、CRT表示装置6の表示面上に取り付けられ、
このタツチパネル上に設けられた12分割のタツチ
エリアのうち特定のタツチエリアがタツチ操作さ
れた時にそれに応じたシリアル信号を発生するも
のである。8は地図更新スイツチで、CRT表示
装置6の近傍に設けられマイクロコンピユータ4
に地図更新タイミングを与えるものである。
次に、第2図に示す前記CRコントローラ5の
詳細電気結線図について説明する。11は
12.096MHzの発振信号を発生する発振回路、12
は発振回路11よりの発振信号を分周し、
6.048MHzのドツトタイミングクロツクと、756K
Hzのキヤラクタタイミングクロツクを発生するド
ツトカウンタ、13はマイクロコンピユータ4か
らの命令(コマンド)とドツトカウンタ12から
のキヤラクタタイミングクロツクにより、水平垂
直同期信号,表示タイミング信号,リフレツシユ
メモリアドレス信号,ラスターアドレス信号を発
生する表示コントローラ,14は表示コントロー
ラ13からの水平、垂直同期信号をもとに表示期
間中にマイクロコンピユータ4をホーールドさせ
るホールド信号をマイクロコンピユータ4のホー
ルド(HOLD)端子に発生するホールド信号発
生回路である。15はマイクロコンピユータ4か
らのアドレス信号と表示コントローラ13からの
リフレツシユメモリアドレス信号,ラスターアド
レス信号をマイクロコンピユータ4からのホール
ドアクノレツジ(HOLDA)信号によつて切換え
るマルチプレクサ、16,17,18はマイクロ
コンピユータ4と表示メモリ間のデータの向きを
切換えるトライステートを有したバスドライバ,
19はマイクロコンピユータ4からのアスキーコ
ード等の表示用データを格納するとともに表示コ
ントローラ13からのリフレツシユメモリアドレ
ス信号を受けてその内容をアドレスとして出力す
るキヤラクタメモリ、20はキヤラクタメモリ1
9からの表示用アドレスと表示コントローラ13
からのラスターアドレス信号により表示パターン
を出力するキラクタジエネレータである。21は
マイクロコンピユータ4からの地図データを記憶
する第1のグラフイツクメモリ、22はマイクロ
コンピユータ4からの走行経路情報(走行軌跡デ
ータ,現在位置データ)を記憶する第2のグラフ
イツクメモリ、23,24,25はキヤラクタジ
エネレータ20,第1,第2のグラフイツクメモ
リ21,22からのパラレル信号をドツトカウン
タ12からのドツトタイミングクロツクでシリア
ルデータに変換するパラレル→シリアル(P→
S)変換器、,26はマイクロコンピユータ4か
らの画面切換信号によりグラフイツクとキヤラク
タ画面を選択するためにP→S変換器23とP→
S変換器24,25からの信号の受付を切換え表
示コントローラ13からの表示タイミング信号に
より映像信号を作り出すビデオコントローラ,2
7は表示コントローラ13からの水平,垂直同期
信号により同期信号を作り出すエクスクルーシブ
オア回路である。なお、キヤラクタメモリ19,
第1,第2のグラフイツクメモリ21,22には
車載バツテリから常時電源がバツクアツプされて
いる。
すなわち、このCRTコントローラ5では、マ
イクロコンピユータ4から送出されるデータによ
り、キヤラクタデータをキヤラクタメモリ19
に、地図データを第1のグラフイツクメモリ21
に、走行軌跡と現在位置の表示データを第2のグ
ラフイツクメモリ22に常時記憶し、マイクロコ
ンピユータ4からの画面切換信号によりグラフイ
ツク画面(地図上に走行軌跡と現在位置を表示す
るもの)とキヤラクタ画面(地区を指定するため
に指定文字等を表示するもの)を選択し、その選
択に応じた画面をCRT表示させるための映像信
号と同期信号をCRT表示装置6に発生している。
また、前記タツチパネル部7は、第3図に示す
ように31〜42までの12分割されたタツチエリアを
有しており、2枚のガラスとそれぞれのガラスに
行列状に形成された透明導電膜で構成され、特定
のタツチエリアが押された時にガラスのたわみに
よる行列の透明導電膜の接触によつてそのタツチ
エリアを検出するようにし、図示しないタツチ信
号発生回路によつて検出したタツチエリアに対応
するシリアル信号(スタート信号とタツチ情報信
号より成る)を発生している。なお、このタツチ
信号発生回路40msec毎にその時のタツチ情報を
シリアル信号にて発生している。
さらに、第4図に読取装置3の詳細構成を示
す。51はカセツトテープ3aからデータ等を読
出す磁気ヘツド、52は磁気ヘツド51により読
出された信号を増幅処理する増幅回路、53は増
幅回路52を通つたあとの信号をデイジタル信号
に変換する信号変換回路、54はマイクロコンピ
ユータ4とのインターフエース回路、55はイン
ターフエース回路54を通してマイクロコンピユ
ータ4より受取つた制御信号によりモータ56を
制御する制御回路、56はモータである。そし
て、上記構成による読取装置3は、マイクロコン
ピユータ4から送出される信号によりモータ56
を制御し、カセツトテープ3aから磁気ヘツド5
1により地図情報、地図データを読取り、インタ
ーフエース回路54を通してマイクロコンピユー
タ4にデータを送出している。
また、第5図はカセツトテープ3aにおける1
つの地区に対応したデータ領域部分を示すもの
で、61,69は無録音領域、63はこの地区の
地図番号を記憶している地図番号領域、64,6
5はこの地区の地図の右上点の絶対座標を横変位
(X方向)、縦変位(Y方向)のデータとして記憶
している地図横変位領域、地図縦変位領域、66
は隣接する8つの地区の地図番号を記憶している
隣接地図番号領域である。そして、この63〜6
6の領域にて地図情報領域を構成しており、ヘツ
ダー62とエンダー67にてこの地図情報領域の
データを他の領域のデータと区別できるようにし
ている。また、68はこの地区の道路地図(1画
面分)を表示するための地図データを記憶してい
る地図データ領域である。そして、この地図デー
タ領域68と前記地図情報領域のそれぞれのデー
タを読取装置3が読取ることによりマイクロコン
ピユータ4に当該地区の地図データ,絶対座標,
隣接地図番号などのデータを与えることができ
る。
上記構成においてその作動を第6図の表示説明
図、第7図乃至第10図に示す演算流れ図、及び
第11図の地区番号説明図、第12図の地図表示
説明図により説明する。この第7図はマイクロコ
ンピユータ4のメインルーチンの全体の演算処理
を示す演算流れ図、第8図は距離センサ2からの
距離パルスに基づく割込演算ルーチンの演算処理
を示す演算流れ図、第9図は第7図中のモード演
算ルーチンの詳細な演算処理を示す演算流れ図、
第10図は第7図中の現在位置演算ルーチンの詳
細な演算処理を示す演算流れ図である。
今、第1図中に示す構成要素1〜8を備えた車
両において、その運転開始時にキースイツチを投
入すると、車載バツテリからの電源供給を受けて
各部電気系が作動状態になる。そして、マイクロ
コンピユータ4においては、安定化電源回路より
の5Vの安定化電源の供給を受けて作動状態にな
り、第7図のスタートステツプ100よりその演
算処理を開始し、初期設定ルーチン200に進ん
でマイクロコンピユータ4内のレジスタ,カウン
タ,ラツチなどを演算処理の開始に必要な初期状
態にセツトする。そして、この初期設定後にモー
ド演算ルーチン300と現在位置演算ルーチン4
00の演算処理を数十msec程度の周期にて繰り
返し実行する。
すなわち、このモード演算ルーチン300で
は、地図モードとキヤラクタモードのいずれか一
方を選定するとともにそのモードに応じた内容を
CRT表示させ、、地図モードの時には現在位置を
示すカーソルの移動を可能とし、キヤラクタモー
ドの時には特定地区の地図指定を可能とする演算
処理を実行し、現在位置演算ルーチン400に進
む。この現在位置演算ルーチン400ではCRT
コントローラ5における第2のクラフイツクメモ
リ22中の現在位置データおよび走行軌跡データ
をX,Y成分毎に±50mの走行変化にてその内容
を変更させる演算処理を実行し、モード演算ルー
チン300にもどる。以後、このモード演算ルー
チン300から現在位置演算ルーチン400への
メインルーチンの演算処理を数十msec程度の周
期にて繰り返し実行する。
そして、このメインルーチンの繰返演算に対
し、距離センサ2からの距離パルスがマイクロコ
ンピユータ4の割込(INT)端子に印加される
と、マイクロコンピユータ4はメインルーチンの
演算処理を一時中断して第8図に示す割込演算処
理を実行する。すなわち、割込スタートステツプ
501よりその演算処理を開始し、積算ステツプ
502に進んでRAM4Cに記憶している距離デー
タDに単位距離データ(約39.2cmに相当)を積算
して更新し、距離判定ステツプ503に進んで距
離データDが6.25mに達したか否かを判定する。
このとき、距離データDが6.25mに達していない
とその判定がNOになつてリターンステツプ51
0に進むが、距離データDが6.25mに達するとそ
の判定がYESになり、方位信号入力ステツプ5
04に進む。そして、この方位信号入力ステツプ
504にて方位検出装置1からのデイジタルの
X,Y成分信号Xa,Ya(東,北を正方向,西,
南を負方向)を入力し、平均方位算出ステツプ5
05に進んで前回の方位データXo,Yo(6.25m
走行する前の方位データ)と今回の方位データ
Xa,Yaにより平均方位データX,Yを求め、距
離成分計算ステツプ506に進んでX方向の距離
成分Dxを6.25X/√22,Y方向の距離成分
Dyを6.25Y/√22として求め(X/√2
Y2は東方向を基準として左回りの角度θに対す
るcosθ,Y/√22はsinθに相当),記憶ステ
ツプ507に進んで今回の方位データXa,Yaを
次回のためにXo,Yoとして記憶し、距離データ
リセツトステツプ508に進んで距離データDを
0にリセツトし、距離フラグセツトステツプ50
9に進んで距離フラグをセツトし、リターンステ
ツプ510に進んで先に一時中断したメインルー
チンに復帰する。すなわち、この割込演算ルーチ
ンでは、単位距離走行する毎に距離データDを積
算更新し、距離データDが6.25mに達するとこの
6.25mに達するX,Y方向の距離成分Dx,Dyを
算出し、距離フラグをセツトする演算処理を実行
する。
次に、メインルーチンにおけるモード演算ルー
チン300の詳細演算処理について説明する。こ
のモード演算ルーチン300では、第9図のタツ
チデータ入力ステツプ301よりその演算処理を
開始し、タツチパネル部7からのタツチデータを
入力してRAM4Cに記憶する。そして、地図モ
ード判定ステツプ302に進んでRAM4Cにお
けるモードエリアの内容が地図モードであるか否
かを判定し、地図モードである時にその判定が
YESになり、モード変更判定ステツプ303に
進んでRAM4Cに記憶しているタツチデータが
モード変更を示すデータ(第3図における34の
タツチエリアが押された時のデータ)であるか否
かを判定する。このとき、タツチデータがモード
変更を示すデータであるとその判定がYESにな
り、キヤラクタモード設定ステツプ304に進ん
で前記モードエリアの内容をキヤラクタモードに
設定し、キヤラクタ切換信号出力ステツプ305
に進んでCRT表示装置6にキヤラククタ画面を
映像させるためのキヤラクタ切換信号をCRTコ
ントローラ5におけるビデオコントローラ26に
発生し、このモード演算ルーチン300の1回の
演算処理を終える。
他方、前記タツチデータがモード変更を示すデ
ータでない時、すなわち第3図における34以外の
タツチエリアが押された時のデータ、あるいはい
ずれのタツチエリアも押されていない時のデータ
(例えばFFというデータ)の時には前記モード変
更判定ステツプ303の判定がNOになり、カー
ソル移動判定ステツプ306に進む。このカーソ
ル移動判定ステツプ306では、前記タツチデー
タが32,33,35,38,40,41のいず
れかのタツチエリアが押された時のデータ(カー
ソル移動のデータ)であるか否かを判定し、タツ
チデータがカーソル移動のデータでないとその判
定がNOになつてこのモード演算ルーチン300
の1回の演算処理を終えるが、タツチデータがカ
ーソル移動のデータであるとその判定がYESに
なつてカーソル移動演算ステツプ307に進む。
このカーソル移動演算ステツプ307では、前記
タツチデータに応じ、このタツチデータが32あ
るいは33のタツチエリアの押下に対するデータ
であるとCRT表示装置6にて表示している現在
位置のカーソルを北方向に所定距離だけ移動させ
るようにCRTコントローラ5における第2のグ
ラフイツクメモリ22の内容を変更させ、同様に
タツチデータが35のタツチエリアの押下に対す
るデータであるとカーソルを西方向に、タツチデ
ータが40あるいは41のタツチエリアの押下に
対するデータであるとカーソルを南方向に、タツ
チデータが38のタツチエリアの押下に対するデ
ータであるとカーソルを東方向にそれぞれ所定距
離だけ移動させるように第2のグラフイツクメモ
リ22の内容を変更させる演算処理を実行する。
なお、このカーソルによる表示面上の表示位置の
座標は地図の右上点に対するX,Y座標データと
してRAM4Cに記憶されている。
そして、このカーソル移動演算ステツプ307
の次に地図更新スイツチ判定ステツプ308に進
む。この地図更新スイツチ判定ステツプ308で
は地図更新スイツチ8からその投入操作による入
力があつたか否かを判定し、入力がなくてその判
定がNOの場合はモード演算ルーチン300の1
回の演算処理を終了するが、入力があつてその判
定がYESの場合は地図更新判定ステツプ309
へ進む。この地図更新判定ステツプ309では
RAM4Cに記憶されている表示位置のX,Y座
標データにより表示位置がCRT画面上での周辺
部にあるか否かを判定し、周辺部になくてその判
定がNOの時はモード演算ルーチン300の1回
の演算処理を終了するが、その判定がYESの時
は地図更新演算ステツプ310へ進む。この地図
更新演算ステツプ310ではRAM4Cに記憶さ
れている表示位置のX,Y座標データにより隣接
する地図の地図番号を選定する演算処理を実行す
る。例えば、第11図に示すように現在地図の地
図番号が33番とすれば隣接地図番号情報として23
番,24番,34番,44番,43番,42番,32番,22番
の9個の地図番号がRAM4Cに記憶されてお
り、現在地が第12図に示すようなa点にあれば
X,Y座標のデータの値により34番を選定し、b
点にあれば23番を次に表示する地図の地図番号と
して選定する。すなわち、CRT画面の周辺部を
A〜Hの8領域に分割し、表示位置が存在する領
域の地図番号を選定する。そして、この選定した
地図番号をもとにデータ変換ステツプ313から
地図切換信号出力ステツプ315への演算処理
(その触細な説明は後述する)を行つて隣接地図
への更新および走行経路の変換を行う。なお、上
記した34番の地図番号の選定に対し新たな隣接地
図番号情報として23番,24番,25番,35番,45
番,44番,43番,33番が与えられ、23番の地図番
号の選定に対しては12番,13番,14番,24番,34
番,33番,32番,22番が与えられる。またそれぞ
れの隣接地図は相互に多少の領域が重なり合うよ
うに予めそれぞれの地図データに設定されてい
る。
他方、前記地図モード判定ステツプ302の判
定がNOの時はモード変更判定ステツプ311に
進み、前記モード変更判定ステツプ303と同様
の演算処理にてモード変更か否かを判定する。こ
のときモード変更時でその判定がYESになると、
地図モード設定ステツプ312に進んでRAM4
C内のモードエリアの内容を地図モードに設定
し、データ変換ステツプ313に進んでCRTコ
ントローラ5における第2のグラフイツクメモリ
22の走行経路データを変換する。この場合まず
読取装置3を制御して指定された地区をその地図
番号により探索させ、この探索した地区の地図に
おける絶対座標(第5図に示す地図横変位領域6
4,地図縦変位領域65に記憶)と前回の地区の
地図における絶対座標データにより座標変換値を
計算し、この計算値に従つて第2のグラフイツク
メモリ22内の走行軌跡、現在位置のデータをス
ライドさせるように変換するとともに、RAM4
C内の表示位置のX,Y座標データも変換する。
そしてて、データ読取ステツプ314に進み、カ
セツトテープ3aの隣接地図番号データおよび地
図データを読取装置3を介して入力するととも
に、隣接地図番号データをRAM4Cに記憶し地
図データを第1のグラフイツクメモリ21に出力
する。そして、地図切換信号出力ステツプ315
に進んでCRT表示装置6に地図のグラフイツク
画面を映像させるための地図切換信号をビデオコ
ントローラ26に発生し、このモード演算ルーチ
ン300の1回の演算処理を終える。すなわち、
キヤラクタ画面から前回とは別の地図のグラフイ
ツク画面に切換える時には上記演算処理を実行
し、今回の地図データを第1のグラフイツクメモ
リ21に記憶させるとともに、この地図に対応し
た現在地に走行軌跡および現在地点を示すカーソ
ルを修正するよう第2のグラフイツクメモリ22
内の内容を変換する。このことにより、CRT表
示装置6に表示する地図が切換わつても走行軌跡
および現在地をその地図に対応した部分に表示す
ることができる。
他方、前記モード変換判定ステツプ311の判
定がNOの時はキヤラクタ演算ステツプ316に
進む。このキヤラクタ演算ステツプ316に到来
する場合は、キヤラクタモードが設定されてお
り、ビデオコントローラ26にキヤラクタ切換信
号が発せられている状態であるため、CRT表示
装置6は第6図に示すようなキヤラクタ画面を映
像している。このキヤラクタ画面の中央に示す数
字02−4−68がそれぞれ地方、地域、地区を指定
する数字であり、それぞれの数はインクリメント
スイツチ81にて1ずつ加算更新され、デクリメ
ントスイツチ82にて1ずつ減算更新され、セツ
トスイツチ83にてセツトされ、リセツトスイイ
ツチ84にてリセツトされるようにキヤラクタ演
算ステツプ316にて演算処理される。なお、こ
の地方、地域、地区の数字データ、すなわち地図
番号はRAM4Cに記憶されている。また、前述
したスイツチ81,82,83,84はそれぞれ
第3図のタツチエリア39,40,41,42に
対応している。
すなわち、この第9図に示すモード演算ルーチ
ン300では、タツチパネル部7からのタツチデ
ータと地図更新スイツチ8からの入力とRAM4
Cにおけるモードエリアの内容に従つて以下に示
す〜の作動を行う。
地図モードであつてモード変更でない時にカ
ーソル移動指示があればカーソル移動のための
演算処理を実行し、カーソル移動の指示がなけ
れば地図表示をそのまま継続させる。
地図モードであつて地図更新指示があれば地
図更新のための演算処理を実行し、CRT表示
装置6に地図のグラフイツク画面を変更し同時
に走行軌跡、現在位置も修正して表示させる。
また地図更新指示がなければ地図表示をそのま
ま継続させる。
地図モードである時にモード変更の指示があ
ると、地図モードをキヤラクタモードに変更す
るとともにORT表示装置6にキヤラクタ画面
を映像させる。
キヤラクタモードであつてモード変更でない
時は第6図のようなキヤラクタ画面に対して地
図の変更を受付可能とする。
キヤラクタモードである時にモード変更の指
示があると、キヤラクタモードを地図モードに
変更するとともにCRT表示装置6に地図のグ
ラフイツク画面を映像させ、同時に走行軌跡お
よび現在位置も修正して表示させる。
次に、メインルーチンにおける現在位置演算ル
ーチン400の詳細演算処理について説明する。
この現在位置演算ルーチン400では第10図の
距離フラグ判定ステツプ401よりその演算処理
を開始し、第8図の割込演算処理にて距離フラグ
がセツトされているか否かを判定する。このと
き、距離フラグがセツトされていないとその判定
がNOになつてこの現在位置演算ルーチン400
の1回の演算処理を終えるが、距離フラグがセツ
トされているとその判定がYEGになり、X距離
補正ステツプ402に進む。そして、このX距離
補正ステツプ402にてX距離データDXを割込
演算処理にて求めたX距離成分Dxによつて補正
計算(DX=DX+Dx)し、Y距離補正ステツプ
403にてY距離データDYを同様に補正計算
(DY=DY+Dy)し、第1のX距離判定ステツプ
404に進んでX距離データDXが50m以上の値
になつたか否かを判定する。このとき、X距離デ
ータDXが50m以上の値であるとその判定がYES
になり、X軸右端判定ステツプ405に進んで
RAM4Cに記憶してある表示位置のX座標デー
タにより表示位置が表示画面から右端方向にはず
れる値であるか否かを判定する。そして、X座標
データがそのはずれる値でないとその判定がNO
になり、X距離減算ステツプ406に進んでX距
離データDXから50mの値を減算し、表示移動ス
テツプ407に進んで第2のグラフイツクメモリ
22内の現在位置データを50m分だけ正方向(東
方向)に移動させるとともに走行軌跡データもこ
れに伴つて追従させる。
また、前記第1の距離判定ステツプ404の判
定がNOの時は第2のX距離判定ステツプ408
に進み、X距離データDXが−50m以下の値にな
つたか否かを判定する。このとき、X距離データ
DXが−50m以下の値であるとその判定がYESに
なり、X軸左端判定ステツプ409に進んで
RAM4Cに記憶してある表示位置のX座標デー
タにより表示位置が表示画面から左端方向にはず
れる値であるか否かを判定する。そして、X座標
データがそのはずれる値でないとその判定がNO
になり、X距離加算ステツプ410に進んでX距
離データDXに50mの値を加算し、表示移動ステ
ツプ411に進んで第2のグラフイツクメモリ2
2内の現在位置データを50m分だけ負方向(西方
向)に移動させるとともに走行軌跡データもこれ
に伴なつて追従させる。
そして、前記第2のX距離判定ステツプ408の
判定がNOの時、X軸右端判定ステツプ405,
X軸左端判定ステツプ406の判定がYESの時、
あるいは表示移動ステツプ407,411の後に
Y成分表示移動処理ルーチン412に進み、Y距
離補正ステツプ403にて計算したY距離データ
DYに対し、上記ステツプ404〜411と同様
の判定、演算処理を実行する。(Y距離データ
DYが正負いずれかの方向の50m以上の値になつ
た時に表示位置が上下の表示画面内にあると第2
のグラフイツクメモリ22内の現在位置データお
よび走行軌跡データを50m分だけ対応する方向に
移動させる。そして、次の距離フラグリセツトス
テツプ411に進んで距離フラグをリセツトす
る。なお、この現在位置演算ルーチン400にお
いて、現在位置データと走行軌跡データの変更時
にはRAM4C内の表示装置のX,Y座標データ
も同様に変更する。
すなわち、この第10図に示す現在位置演算ル
ーチン400では、CRT表示位置6にて表示し
ている画面に関係なく第2のグラフイツクメモリ
22内の現在位置データおよび走行軌跡データの
変換を行う。
従つて、モード演算ルーチン300と現在位置
演算ルーチン400によるメインルーチンの繰返
演算と第8図の割込演算とによつて、第2のグラ
フイツクメモリ22内の現在位置データおよび走
行軌跡データを順次変更していくとともに、指定
されたモードに従つてCRT表示装置6の画面を
選択し、地図モードであれば地図のグラフイツク
画面(現在位置および走行軌跡の表示も含む)を
映像させ、キヤラクタモードであれば第6図に示
す地図指定のためのキヤラクタ画面を映像させ
る。
なお、上記実施例において、地図更新スイツチ
8、地図更新スイツチ判定ステツプ308,およ
び地図更新判定ステツプ309にて道路地図の切
替を表示する指示手段を構成し、表示位置が
CRT画面上での周辺部にある時に地図更新スイ
ツチ8を投入操作すると、その表示位置に対応し
た隣接地区の地図に表示を切換えるものを示した
が、上下左右の各方向を指示する操作スイツチを
用い、その指示に応じた隣接地区の地図に表示を
切換えるようにしてもよい。
また、地図更新スイツチ8により地図更新指示
を発するものを示したが、地図更新を意味する音
声を認識する認識装置にて行うようにしてもよ
い。
また、上記実施例において、CRT6にて表示
手段を構成し、カセツトテープ3aにて記憶手段
を構成し、読取装置3および第9図のステツプ3
14の演算処理等にて道路地図表示制御手段を構
成し、第9図の地図更新演算ステツプ310にて
選定手段を構成している。さらに、その地図更新
演算ステツプ310にて選定した地図番号をもと
に演算処理するステツプ314等にて道路地図更
新手段を構成している。
以上述べたように、本発明では、複数の地区の
単位毎に、その地区の地図データとその地区に隣
接する地区の隣接地図番号を記憶手段に記憶して
おき、指示手段による隣接地区への道路地図切替
指示に対して、対応する隣接地区の隣接地図番号
を選定し、この選定した隣接地図番号をもとに隣
接地区の地図データを読出して隣接地区の道路地
図に更新表示するようにしているから、記憶手段
における任意の位置に隣接地区の地図データを配
置しても隣接地図番号の選定により指示された隣
接地区の地図データを容易に探索することがで
き、従つて隣接地区への道路地図更新を容易に行
うことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体構成図,
第2図は第1図中のCRTコントローラの詳細電
気結線図,第3図はタツチパネル部のタツチエリ
アを示す説明図,第4図は読取装置の詳細構成を
示す構成図,第5図はカセツトテープのデータ領
域を示す説明図,第6図はCRT表示装置の表示
状態を示す表示説明図,第7図はマイクロコンピ
ユータのメインルーチンの全体の演算処理を示す
演算流れ図,第8図は距離センサからの距離パル
スに基づく割込演算ルーチンの演算処理を示す演
算流れ図,第9図は第7図中のモード演算ルーチ
ンの詳細な演算処理を示す演算流れ図,第10図
は第7図中の現在位置演算ルーチンの詳細な演算
処理を示す演算流れ図,第11図は複数地区の地
図番号の関係を示す説明図,第12図は作動説明
に供する表示説明図である。 1…方位検出装置,2…距離センサ、3a…カ
セツトテープ、3…読取装置、4…マイクロコン
ピユータ、5…CRTコントローラ、6…CRT表
示装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一つの地区の道路地図を電子的に表示する表
    示手段と、 前記表示手段に表示されている地区に隣接し地
    図表示上で少なくとも上下左右方向に位置する隣
    接地区のうちの一つの隣接地区への道路地図切替
    を指示する指示手段と、 複数の地区の単位毎に、その地区を示す地図番
    号、前記指示手段の指示と対応関係を有し地図表
    示上でその地区と少なくとも上下左右方向に位置
    する隣接地区の隣接地図番号およびその地区の道
    路地図を表示させるための地図データとを記憶し
    た記憶手段と、前記記憶手段から特定地区の地図
    データを読出してそれに対する道路地図を前記表
    示手段に表示させる道路地図表示制御手段と、 前記指示手段から道路地図切替の指示に応答
    し、その指示と前記記憶手段に記憶されているそ
    の特定地区に対する隣接地図番号との関係に基づ
    いて、前記道路地図切替指示に対応した隣接地区
    の隣接地図番号を選定する選定手段と、 この選定手段にて選定した隣接地図番号に対応
    した地図データを前記記憶手段から読出してそれ
    に対応する道路地図を前記表示手段に更新表示さ
    せる道路地図更新手段と、 を備えた道路地図表示装置。
JP60123451A 1985-06-06 1985-06-06 道路地図表示装置 Granted JPS6193486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60123451A JPS6193486A (ja) 1985-06-06 1985-06-06 道路地図表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60123451A JPS6193486A (ja) 1985-06-06 1985-06-06 道路地図表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6193486A JPS6193486A (ja) 1986-05-12
JPH0342678B2 true JPH0342678B2 (ja) 1991-06-27

Family

ID=14860931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60123451A Granted JPS6193486A (ja) 1985-06-06 1985-06-06 道路地図表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6193486A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6318386A (ja) * 1986-07-11 1988-01-26 株式会社 パスコ 画像情報検索装置
JPS6344682A (ja) * 1986-08-12 1988-02-25 日本電気株式会社 地図検索装置
JP2733285B2 (ja) * 1989-03-14 1998-03-30 松下電器産業株式会社 地図読み出し装置並びに地図情報記憶媒体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524141A (en) * 1975-06-27 1977-01-13 Fujitsu Ltd Information searching system
JPS5631602A (en) * 1979-06-21 1981-03-31 Furuno Electric Co Ltd Recorder for flight path

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524141A (en) * 1975-06-27 1977-01-13 Fujitsu Ltd Information searching system
JPS5631602A (en) * 1979-06-21 1981-03-31 Furuno Electric Co Ltd Recorder for flight path

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6193486A (ja) 1986-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0153471B2 (ja)
US4723218A (en) Navigator for automotive vehicles
EP0067672B1 (en) Navigational apparatus for use in automotive vehicles
US4514810A (en) Navigator for vehicles
JPS6051113B2 (ja) 車載用ナビゲ−タ
JPH0461282B2 (ja)
JPH0153474B2 (ja)
JPH0211845B2 (ja)
JPS6310431B2 (ja)
JPH0313524B2 (ja)
JPH0342678B2 (ja)
JPH0328716B2 (ja)
JPH0313523B2 (ja)
JPH0313525B2 (ja)
JPS6118194B2 (ja)
JPH0116369B2 (ja)
JPH0116368B2 (ja)
JPH0313527B2 (ja)
JPH0512644B2 (ja)
JPH0341836B2 (ja)
JP2513431B2 (ja) 車両用ナビゲ―ション装置
JPS6051114B2 (ja) 車載用ナビゲ−タ
JPH0512643B2 (ja)
JP2526798B2 (ja) 車両用ナビゲ―ション装置
JPH0145845B2 (ja)