JPH0341836B2 - - Google Patents

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JPH0341836B2
JPH0341836B2 JP56188614A JP18861481A JPH0341836B2 JP H0341836 B2 JPH0341836 B2 JP H0341836B2 JP 56188614 A JP56188614 A JP 56188614A JP 18861481 A JP18861481 A JP 18861481A JP H0341836 B2 JPH0341836 B2 JP H0341836B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、系列放送局に対する同調作動により
前記系列放送局からの放送電波を受信して車室内
に放送内容を発生する情報発生手段とを備えた車
両に適用し、車両の所定走行領域の道路地図を表
示するとともにその地図上に車両の走行位置を付
加表示する表示手段を備えた車載用ナビゲーシヨ
ン装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の車載用ナビゲーシヨン装置においては、
車両の走行地区の道路地図をブラウン管(以下
CRT)表示装置に表示するとともに、距離セン
サと方位検出装置からの信号に基づいて演算した
現在位置を前記CRT表示装置の道路地図上に付
加表示させている。
他方、複数の走行地区にまたがつて長距離走行
するような場合には、ラジオを特定放送局を周波
数が走行地区の変更によつて変化してしまう場合
があり、この場合には運転者の操作によつて同調
を行なう必要がある。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来のものにおいては、ナビゲ
ーシヨン装置とラジオ等の情報発生装置とは車両
において独立して設置された装置となつており、
両者はなんら融合するものではなかつた。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、
ラジオ等の情報発生装置における同調制御をナビ
ゲーシヨン装置における地図表示との関係で行う
ことができるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記課題を達成するため、第10図に
示すように、 系列放送局に対する同調作動により前記系列放
送局からの放送電波を受信して車室内に放送内容
を発生する情報発生手段を備えた車両に適用し、 車両の所定走行領域の道路地図を表示するとと
もにその地図上に車両の走行位置を付加表示する
表示手段を備えた車載用ナビゲーシヨン装置にお
いて、 複数の走行領域の各々に対し、その走行領域の
道路地図の地図データを記憶するとともに、その
地図データと対応して前記系列放送局に対する同
調用の周波数データを記憶した記憶手段と、 前記表示手段に表示させるための所定走行領域
の道路地図を選択指示する地図選択指示手段と、 この地図選択指示手段にて選択指示された走行
領域の地図データを前記記憶手段から読出し、そ
の走行領域の道路地図を前記表示手段に表示させ
る道路地図表示制御手段と、 前記系列放送局の周波数に同調をとる同調タイ
ミング時に、前記道路地図表示制御手段により表
示されている走行領域に対応した同調用の周波数
データを前記記憶手段から読出し、この読出した
周波数データにて前記情報発生手段の同調作動を
行わせる同調制御手段と を備えることを特徴としている。
〔発明の作用効果〕
本発明においては、系列放送局に遂する複数の
走行領域に対応した同調用の周波数データを予め
記憶手段に記憶しておき、系列放送局に対する同
調をとる同調タイミング時に、表示手段への表示
走行距離に対応した同調用の周波数データを記憶
手段から読出し、この読出した周波数データにて
ラジオ等の情報発生手段の同調作動を行わせるよ
うにしているから、地図表示との関連でその同調
を自動的に行うことができるとともに、手動操作
による同調に比べて同調作動を短時間で行うこと
ができるという優れた効果がある。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。
第1図はその一実施例を示す全体構成図であ
る。この番1図において、1は方位検出装置で、
車両の進行方位に応じた地磁気のX,Y成分を検
出する方位センサと、この方位センサよりの信号
をデイジタル信号に変換するA/D変換器を備
え、車両の進行方向に応じたX,Y成分のデイジ
タル信号を発生するものである。2は距離センサ
で、車両の単位走行距離(例えば約39.2cm)毎に
距離パルスを発生するものである。3は読取装置
で、複数の地区の地図データ(それぞれの地図の
右上点の絶対座標データを含む)およびそれぞれ
の地区のラジオ放送局の系列局ラベルと周波数デ
ータとを記憶しているカセツトテープ3aのセツ
トによりそのうちの特定の地区の地図データを探
索して読取るものである。
4は予め定めた制御プログラムに従つてソフト
ウエアのデイジタル演算処理を実行するマイクロ
コンピユータで、CPU4a、ROM4b、RAM
4c、I/O回路部4dを備え、車載バツテリよ
り電源供給を受けて5Vの安定化電圧を発生する
安定化電源回路(図示せず)よりの安定化電圧の
供給を受けて作動状態になり、方位検出装置1よ
りのX,Y成分のデイジタル信号、距離センサ2
よりの距離パルス、読取装置3よりの読取信号な
どを受けて演算処理を実行し、特定地区の地図お
よび走行経路情報などを表示させるための表示信
号を発生するものである。なお、RAM4cには
車載バツテリから常時電源がバツクアツプされて
いる。
5はCRTコントローラで、マイクロコンピユ
ータ4よりの表示信号を受けて特定地区の地図デ
ータ、走行経路情報およびキヤラクタデータを個
別に記憶するとともに、その記憶している地図デ
ータと走行経路情報、あるいはキヤラクタデータ
をCRT表示させるための映像信号と同期信号を
発生するものである。6は表示手段としての
CRT表示装置で、CRTコントローラ5よりの映
像信号と同期信号によつて特定地区の地図と走行
経路あるいはキヤラクタをCRT表示するもので
ある。7はタツチパネル部で、CRT表示装置6
の表面面上に取り付けられ、このタツチパネル上
に設けられた12分割のタツチエリアのうち特定の
タツチエリアがタツチ操作された時にそれに応じ
たシリアル信号を発生するものである。8は情報
発生装置としてのラジオで、自動同調を指示する
ためのプツシユロツク式のスイツチ8aと、マイ
クロコンピユータ4からの同調指令によつて同調
指定された周波数への自動同調を行なう(マニユ
アル操作による同調も可)とともに現在同調して
いる周波数のデータを要求に応じて適宜マイクロ
コンピユータ4に発生する機能を有するチユーナ
ー8bとを備えたものである。なお、前記読取装
置3、マイクロコンピユータ4、CRTコントロ
ーラ5にて制御手段を構成している。
次に、第2図に示す前CRTコントローラ5の
詳細電気結線図について説明する。11は
12.096MHzの発振信号を発生する発振回路、12
は発振回路11よりの発振信号を分周し6.048M
Hzのドツトタイミングクロツクと756MHzのキヤ
ラクタタイミングクロツクを発生するドツトカウ
ンタ、13はマイクロコンピユータ4からの命令
(コマンド)とドツトカウンタ12からのキヤラ
クタタイミングクロツクにより、水平垂直同期信
号、表示タイミング信号、リフレツシユメモリア
ドレス信号、ラスターアドレス信号を発生する表
示コントローラ、14は表示コントローラ13か
らの水平、垂直同期信号をもとに表示期間中にマ
イクロコンピユータ4をホールドさせるホールド
信号をマイクロコンピユータ4のホールド
(HOLD)端子に発生するホールド信号発生回路
である。15はマイクロコンピユータ4からのア
ドレス信号と表示コントローラ13からのリフレ
ツシユメモリアドレス信号、ラスターアドレス信
号をマイクロコンピユータ4からのホールドアク
ノレツジ(HOLDA)信号によつて切換えるマル
チプレクサ、16,17,18はマイクロコンピ
ユータ4と表示メモリ間のデータの向きを切換え
るトライステートを有したバスドライバ、19は
マイクロコンピユータ4からのアスキーコード等
の表示用データを格納するとともに表示コントロ
ーラ13からのリフレツシユメモリアドレス信号
を受けてその内容をアドレスとして出力するキヤ
ラクタメモリ、20はキヤラクタメモリ19から
の表示用アドレスと表示コントローラ13からの
ラスターアドレス信号により表示パターンを出力
するキヤラクタジエネレータである。21はマイ
クロコンピユータ4からの地図データを記憶する
第1のグラフイツクメモリ、22はマイクロコン
ピユータ4からの走行経路情報(走行軌跡デー
タ、現在位置データ)を記憶する第2のグラフイ
ツクメモリ、23,24,25はキヤラクタジエ
ネレータ20、第1、第2のグラフイツクメモリ
21,22からのパラレル信号をドツトカウンタ
12からのドツトタイミングクロツクでシリアル
データに変換するパラレル→シリアル(P→S)
変換器、26はマイクロコンピユータ4からの画
面切換信号によりグラフイツクとキヤラクタ画面
を選択するためにP→S変換器23とP→S変換
器24,25からの信号の受付を切換え表示コン
トローラ13からの表示タイミング信号により映
像信号を作り出すビデオコントローラ、27は表
示コントローラ13からの水平、垂直同期信号に
より同期信号を作り出すエクスルーシブオア回路
である。なお、キヤラクタメモリ19、第1、第
2のグラフイツクメモリ21,22には車載バツ
テリから常時電源がバツクアツプされている。
すなわち、このCRTコントローラ5では、マ
イクロコンピユータ4から送出されるデータによ
り、キヤラクタデータをキヤラクタメモリ19に
地図データを第1のグラフイツクメモリ21に、
走行軌跡と現在位置の表示データを第2のグラフ
イツクメモリ22に常時記憶し、マイクロコンピ
ユータ4からの画面切換信号によりグラフイツク
画面(地図上に走行軌跡と現在位置を表示するも
の)キヤラクタ画面(地区を指定するために指定
文字等を表示するもの)を選択し、その選択に応
じた画面をCRT表示させるための映像信号と同
期信号をCRT表示装置6に発生している。
また、前記タツチパネル部7は、第3図に示す
ように31〜42までの12分割されたタツチエリ
アを有しており、2枚のガラスとそれぞれのガラ
スに行列状に形成された透明導電膜で構成され、
特定のタツチエリアが押された時にガラスのたわ
みによる行列の透明導電膜の接触によつてそのタ
ツチエリアを検出するようにし、図示しないタツ
チ信号発生回路によつて検出したタツチエリアに
対応するシリアル信号(スタート信号とタツチ情
報信号より成る)を発生している。なお、このタ
ツチ信号発生回路は40msec毎にその時のタツチ
情報をシリアル信号にて発生している。
さらに、第4図はカセツトテープ3aにおける
1つの地区に対応したデータ領域部分を示すもの
で、Aはその地区の地図を地図番号データと、そ
の地図の右上点の絶対座標(北極点に対する座
標)データと、ラジオの放送局の系列局ラベル
(同一系列局は同一ラベル番号をもつ、例えば東
海ラジオ……1、CBCラジオ……2、NHK……
3、……)とその系列局ラベルに対応するその地
区の周波数データとを記憶しているヘツダ部、B
はその地区の地図データを記憶している地図デー
タ記憶部、Xはブランク部である。従つて、この
A,B部を読取装置3が読取ることによつてマイ
クロコンピユータ4に特定地区の地図の地図番号
データと絶対座標データ、ラジオの系列局ラベ
ル、周波数データと地図データとを与えることが
できる。
上記構成においてその作動を第5図の表示説明
図および第6図乃至第9図に示す演算流れ図とと
もに説明する。この第6図はマイクロコンピユー
タ4のメインルーチンの全体の演算処理を示す演
算流れ図、第7図は距離センサ2からの距離パル
スに基づく割込演算ルーチンの演算処理を示す演
算流れ図、第8図は第6図中のモード演算ルーチ
ンの詳細な演算処理を示す演算流れ図、第9図は
第6図中の現在位置演算レーチンの詳細な演算処
理を示す演算流れ図である。
今、第1図中に示す構成要素1〜8を備えた車
両において、その運転開始時にキースイツチを投
入(イグニツシヨンスイツチとアクセサリースイ
ツチのいずれかへの投入)すると、車載バツテリ
からの電源供給を受けて各部電気系が作動状態に
なる。そして、マイクロコンピユータ4において
は、安定化電源回路よりの5Vの安定化電圧の供
給を受けて作動状態になり、第6図のスタートス
テツプ100よりその演算処理を開始し、初期設定
ルーチン200に進んでマイクロコンピユータ4の
レジスタ、カウンタ、ラツチなどを演算処理の開
始に必要な初期状態にセツトする。そしてこの初
期設定後にモード演算ルーチン300と現在位置演
算ルーチン400の演算処理を数十msec程度の周期
にて繰り返し実行する。
すなわち、このモード演算ルーチン300では、
地図モードとキヤラクタモードのいずれか一方を
選定するとともにそのモードに応じた内容を
CRT表示させ、地図モードの時には現在位置を
示すカーソルの移動を可能とし、キヤラクタモー
ドの時には特定地区の地図指定を可能とする演算
処理を実行し、現在位置演算ルーチン400に進む。
この現在位置演算ルーチン400ではCRTコントロ
ーラ5における第2のグラフイツクメモリ22中
の現在位置データおよび走行軌跡データをX,Y
成分毎に±50mの走行変化にてその内容を変更さ
せる演算処理を実行し、モード演算ルーチン300
にもどる。以後、このモード演算ルーチン300か
ら現在位置演算ルーチン400へのメインルーチン
の演算処理を数十msec程度の周期にて繰り返し
実行する。
そして、このメインルーチンの繰返演算に対
し、距離センサ2からの距離パネスがマイクロコ
ンピユータ4の割込(INT)端子に印加される
と、マイクロコンピユータ4はメインルーチンの
演算処理を一時中断して第7図に示す割込演算処
理を実行する。すなわち、割込スタートステツプ
501よりその演算処理を開始し、積算ステツプ502
に進んでRAM4cに記憶している距離データD
に単位距離データ(約39.2cmに相当)を積算して
更新し、距離判定ステツプ503に進んで距離デー
タDが6.25mに達したか否かを判定する。このと
き、距離データDが6.25mに達していないとその
判定がNOになつてリターンステツプ510に進む
が、距離データDが6.25mに達するとその判定が
YESになり、方位信号入力ステツプ504に進む。
そして、この方位信号入力ステツプ504にて方位
検出装置1からのデイジタルのX,Y成分信号
Xa,Ya(東、北を正方向、西、南を負方向)を
入力し、平均方位算出ステツプ505に進んで前回
の方位データX0,Y0(6.25m走行する前の方位デ
ータ)と今回の方位データXa,Yaにより平均方
位データX,Yを求め距離成分計算ステツプ506
に進んでX方向の距離成分Dxを6.25×/√2
Y2、Y方向の距離成分Dyを6.25Y/√22
して求め(X/√22は東方向を基準として
左回りの角度θに対するcosθ、Y/√22
sinθに相当)、記憶ステツプ507に進んで今回の方
位データXa,Yaを次回のためにX0,Y0として
記憶し、距離データリセツトステツプ508に進ん
で距離データDを0にリセツトし、距離フラグセ
ツトステツプ509に進んで距離フラグをセツトし、
リターンステツプ510に進んで先に一時中断した
メインルーチンに復帰する。すなわち、この割込
演算ルーチンでは、単位距離走行する毎に距離デ
ータDを演算更新し、距離データDが6.25mに達
するとこの6.25mに対するX,Y方向の距離成分
Dx,Dyを算出し、距離フラグをセツトする演算
処理を実行する。
次に、メインルーチンにおけるモード演算ルー
チン300の詳細演算処理について説明する。この
モード演算ルーチン300では、第8図のタツチデ
ータ入力ステツプ301によりその演算処理を開始
し、タツチパネル部7からのタツチデータを入力
してRAM4cに記憶する。そして、地図モード
判定ステツプ302に進んでRAM4cにおけるモ
ードエリアの内容が地図モードであるか否かを判
定し、地図モードである時にその判定がYESに
なり、モード変更判定ステツプ303に進んで
RAM4cに記憶しているタツチデータがモード
変更を示すデータ(第3図における34のタツチ
エリアが押された時のデータ)であるか否かを判
定する。このとき、タツチデータがモード変更を
示すデータであるとその判定がYESになり、キ
ヤラクタモード設定ステツプ304に進んで前記モ
ードエリアの内容をキヤラクタモードに設定し、
キヤラクタ切換信号出力ステツプ305に進んで
CRT表示装置6にキヤラクタ画面を映像させる
ためのキヤラクタ切換信号をCRTコントローラ
5におけるビデオコントローラ26に発生し、こ
のモード演算ルーチン300の1回の演算処理を終
える。
他方、前記タツチデータがモード変更を示すデ
ータでない時、すなわち第3図における34以外
のタツチエリアが押された時のデータ、あるいは
いずれのタツチエリアも押されていない時のデー
タ(例えばFFというデータ)の時には前記モー
ド変更判定ステツプ303の判定がNOになり、カ
ーソル移動判定ステツプ306に進む。このカーソ
ル移動判定ステツプ306では、前記タツチデータ
が32,33,35,38,40,41のいずれ
かのタツチエリアが押された時のデータ(カーソ
ル移動のデータ)であるか否かを判定し、タツチ
データがカーソル移動のデータでないとその判定
がNOになつてこのモード演算ルーチン300の1
回の演算処理を終えるが、タツチデータがカーソ
ル移動のデータであるとその判定がYESになつ
てカーソル移動演算ステツプ307に進む。このカ
ーソル移動演算ステツプ307では、前記タツチデ
ータに応じ、このタツチデータが32あるいは3
3のタツチエリアに押下に対するデータであると
CRT表示装置6に表示している現在位置のカー
ソルを北方向に所定距離だけ移動させるように
CRTコントローラ5における第2のグラフイツ
クメモリ22の内容を変更させ、同様にタツチデ
ータが35のタツチエリアの押下に対するデータ
であるとカーソルを西方向に、タツチデータが4
0あるいは41のタツチエリアの押下に対するデ
ータであるとカーソルを南方向に、タツチデータ
が38のタツチエリアの押下に対するデータであ
るとカーソルを東方向にそれぞれ所定距離だけ移
動させるように第2のグラフイツクメモリ22の
内容を変更させ演算処理を実行し、このモード演
算ルーチン300の1回の演算処理を終える。
他方、前記地図モード判定ステツプ302の判定
がNOの時はモード変更判定ステツプ308に進み、
前記モード変更判定ステツプ303と同様の演算処
理にてモード変更か否かを判定する。このとき、
モード変更時でその判定がYESになると、地図
モード設定ステツプ309に進んでRAM4c内の
モードエリアの内容を地図モードに設定する。そ
して、現在同調データ記憶ステツプ310に進み、
チユーナー8bから現在同調している周波数のデ
ータを読込むとともに予めROM4bに記憶して
いる系列局ラベルと周波数データとの関係(ラジ
オの使用周波数範囲内において日本全国で使用さ
れる周波数全てに対し系列局ラベルをそれぞれ対
応付けてあり、同一系列局に対しては同一ラベル
としてある)により系列局ラベルを選定し、その
系列局ラベルと現在同調している周波数データと
をRAM4cに記憶する。そして、データ変換ス
テツプ311に進んでCRTコントローラ5における
第2をグラフイツクメモリ22の走行経路データ
を変換する。この場合まず読取装置3を制御して
指定された地区をその地図番号により探索させ、
この探索した地区の地図における絶対座標データ
(第4図に示すヘツダ部Aに記憶)と前回の地区
の地図における絶対座標データにより座標変換値
を計算し、この計算値に従つて第2のグラフイツ
クメモリ22内の走行軌跡、現在位置のデータを
スライドさせるように変換する。なお、ヘツダ部
Aからの絶対座標データの読出に際してその地区
の複数の系列局ラベルとそれに対応する周波数デ
ータとを読取つてそれぞれRAM4cに記憶す
る。そして、地図データ読取出力ステツプ312に
進み、カセツトテープ3aの地図データを読取装
置3を介して入力するとともにその地図データを
第1のグラフイツクメモリ21に出力し、地図切
換信号出力ステツプ313に進んでCRT表示装置6
に地図のグラフイツク画面を映像させるための地
図切換信号をビデオコントローラ26に発生す
る。そして、次の自動同調判定ステツプ314に進
んで自動同調スイツチ8aからその投入保持によ
る信号が発生しているか否かを判定し、信号が発
生していない時にその判定がNOになる(この場
合同調はアニユアル操作によつてのみ行なわれ
る)が、前記信号が発生しているとその判定が
YESになつて周波数切換判定ステツプ315に進
む。この周波数切換判定ステツプ315では、現在
同調している周波数のデータとその系列局ラベル
により、ヘツダ部Aから読出してRAM4c記憶
しておいたその地区の複数の系列局ラベルの中か
ら同一ラベルのものを探索し、そのラベルに対応
する周波数データと現在同調の周波数データとが
異なつているか否かを判定する。そして、その同
一ラベルの2つの周波数データが等しい場合、ま
たはヘツダ部Aから読出した複数の系列局ラベル
の中で現在同調の系列局ラベルに対応するものが
ない場合はその判定がNOになる(この場合は周
波数切換を行わない)が、前記同一ラベルの2つ
の周波数データが異なつてる場合はその判定が
YESになつて、周波数切換ステツプ316に進む。
この周波数切換ステツプ316では先に同一ラベル
と判断したもののうちのヘツダ部Aから読出した
周波数データにより同調指令をチユーナー8bに
発生する。このことによつてラジオ8は同調指定
された周波数に同調制御される。
すなわち、キヤラクタ画面から前回とは別の他
図のグラフイツク画面に切換える時には上記演算
処理を実行し、今回の地図データを第1のグラフ
イツクメモリ21に記憶させるとともに、この地
図に対応した現在地に走行軌跡および現在地点を
示すカーソルを修正するよう第2グラフイツクメ
モリ22内の内容を変換する。このことにより
CRT表示装置6に表示する地図が切換わつても
走行軌跡および現在地をその地図に対応した部分
に表示することができる。さらに、その地図切換
に際して、自動同調スイツチ8aが投入されてい
れば、ラジオの同調周波数を新しい走行地区に対
応した系列局の周波数に自動的に追従させること
ができる。
他方、前記モード変更判定ステツプ308の判定
がNOの時はキヤラクタ演算ルーチン317に進む。
このキヤラクタ演算ルーチン317に到来する場合
は、キヤラクタモードが設定されており、ビデオ
コントローラ26にキヤラクタ切換信号が発せさ
れている状態であるため、CRT表示装置6は第
5図に示すようなキヤラクタ画面を映像してい
る。このキヤラクタ画面の中央に示す数字02−4
−68がそれぞれ地方、領域、地区を指定する数字
であり、それぞれの数は1桁づつ白黒のコントラ
ストが反転し、その桁がイクリメントスイツチ5
1にて1ずつ加算更新され、デクリメントスイツ
チ52にて1ずつ減算更新され、セツトスイツチ
53にてセツトされ、リセツトスイツチ54にて
リセツトされるようにキヤラクタ演算ルーチン
313にて演算処理される。なお、この地方、地域、
地区の数字のデータ、すなわち地図番号はRAM
4cに記憶されている。また、前述したスイツチ
51,52,53,54はそれぞれ第3図のタツ
チエリア39,40,41,42に対応してい
る。
次に、メインルーチンにおける現在位置演算ル
ーチン400の詳細演算処理について説明する。こ
の現在位置演算ルーチン400では第9図の距離フ
ラグ判定ステツプ401よりその演算処理を開始し、
第7図の割込演算処理にて距離フラグがセツトさ
れているか否かを判定する。このとき、距離フラ
グがセツトされていないとその判定がNOになつ
てこの現在位置演算ルーチン400の1回の演算処
理を終えるが、距離フラグがセツトされていると
その判定がYESになり、X距離補正ステツプ402
に進む。そして、このX距離補正ステツプ402に
てX距離データDXを割込演算処理にて求めたX
距離成分Dxによつて補正計算(DX=DX+Dx)
し、Y距離補正ステツプ403にてY距離データ
DYを同様に補正計算(DY=DY+Ry)し、第
1のX距離判定ステツプ404に進んでX距離デー
タDXが50m以上の値になつたか否かを判定す
る。このとき、X距離データDXが50m以上の値
であるとその判定がYESになり、X距離減算ス
テツプ405に進んでX距離データDXから50mの
値を減算し、表示移動ステツプ406に進んで第2
のグラフイツクメモリ22内の現在位置データを
50m分だけ正方向(東方向)に移動させるととも
に走行軌跡データもこれに従つて追従させる。
また、前記第1のX距離判定ステツプ404の判
定がNOの時は第2のX距離判定ステツプ407に
進み、X距離データDXが−50m以下の値になつ
たか否かを判定する。このとき、X距離データ
DXが−50m以下の値であるとその判定がYESに
なり、X距離加算ステツプ408に進んでX距離デ
ータDXに50mの値を加算し、表示移動ステツプ
409に進んで第2のグラフイツクメモリ22内の
現在位置データを50m分だけ負方向(西方向)に
移動させるとともに走行軌跡データもこれに伴つ
て追従させる。
そして、前記第2のX距離判定ステツプ407の
判定がNOの時、あるいは表示移動ステツプ406、
409の後にY成分表示移動処理ルーチン410に進
み、Y距離補正ステツプ403にて計算したY距離
データDYに対し、上記ステツプ404〜409と同様
の判定、演算処理を実行する。(Y距離データ
DYが正負いずれかの方向の50m以上の値になる
と第2のグラフイツクメモリ22内の現在位置デ
ータおよび走行軌跡データを50m分だけ対応する
方向に移動させる。そして、次の距離フラグリセ
ツトステツプ411に進んで距離フラグをリセツト
する。
すなわち、この第9図に示す現在位置演算ルー
チン400では、CRT表示装置6に表示している画
面に関係なく第2のグラフイツクメモリ22内の
現在位置データおよび走行軌跡データの変換を行
なう。
従つて、モード演算ルーチン300と現在位置演
算ルーチン400によるメインルーチンの繰返演算
と第7図の割込演算とによつて、第2のグラフイ
ツクメモリ22内の現在位置データおよび走行軌
跡データを順次変更していくとともに、指定され
たモードに従つてCRT表示装置6の画面を選択
し、地図モードであれば地図のグラフイツク画面
(現在位置および走行軌跡の表示も含む)を映像
させ、キヤラクタモードであれば第5図に示す地
図指定のためのキヤラクタ画面を映像させる。ま
た、地図の変更に際して、自動同調スイツチ8a
が投入されていれば、ラジオの同調周波数を新し
い走行地区に対応した系列局の周波数に自動的に
追従させる。
なお、上記実施例と特許請求の範囲の記載との
対応関係として、タツチパネル部7およびキヤラ
クタ演算ルーチン317等にて地図選択手段を構成
し、地図データ読取出力ステツプ312および地図
切換信号出力ステツプ313等にて道路地図表示制
御手段を構成し、自動同調判定ステツプ314、周
波数切換判定ステツプ315および周波数切換ステ
ツプ316等にて同調制御手段を構成している。
また、上記実施例では、地図の変更を第5図に
示すキヤラクタ画面を用いて行なうものを示した
が、隣接地区への地図変更に際してはカーソルが
地図の周辺領域に来た時に自動的にそのカーソル
の位置に応じた隣接地図に切換えるようにしても
よい。
また、その地図切換時にラジオの同調周波数を
その地区に応じた同一レベルの周波数に切換える
ものを示したが、その走行地区の中でも特定領域
(実際に周波数が切換わる境界領域)部分に走行
地点がさしかかつた時に周波数切換を行なうよう
にしてもよい。また、実際の受信レベルを判定
し、受信レベルが低くなつた時にその走行地区用
の周波数に切換えるようにしてもよい。
さらに、記憶手段としてカセツトテープ3aを
示したが、フロツピーデイスクあるいは半導体メ
モリ等を用いてもよい。
さらに、表示手段としてCRT表示装置6を示
したが、液晶表示装置、EL表示装置等を用いて
もよい。
さらに、情報発生装置としてラジオ8を示した
が、テレビとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体構成を示すブロツク線
図、第2図はCRTコントローラの詳細電気結線
図、第3図はタツチパネル説明図、第4図はカセ
ツトテープのデータ領域説明図、第5図は地図番
号設定キヤラクタの表示説明図、第6図はマイク
ロコンピユータのメインルーチンの全体演算処理
を示す演算流れ図、第7図は距離割込ルーチンの
演算流れ図、第8図は第6図中のモード演算ルー
チンの詳細演算流れ図、第9図は第6図中の現在
位置演算ルーチンの詳細演算流れ図、第10図は
本発明の構成を示す構成図である。 1……方位検出装置、2……距離センサ、3a
……記憶手段としてのカセツトテープ、3,4,
5……制御手段を構成する読取装置、マイクロコ
ンピユータ、CRTコントローラ、6……表示手
段としてのCRT表示装置、8……情報発生手段
としてのラジオ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 系列放送局に対する同調作動により前記系列
    放送局からの放送電波を受信して車室内に放送内
    容を発生する情報発生手段を備えた車両に適用
    し、 車両の所定走行領域の道路地図を表示するとと
    もにその地図上に車両の走行位置を付加表示する
    表示手段を備えた車載用ナビゲーシヨン装置にお
    いて、 複数の走行領域の各々に対し、その走行領域の
    道路地図の地図データを記憶するとともに、その
    地図データと対応して前記系列放送局に対する同
    調用の周波数データを記憶した記憶手段と、 前記表示手段に表示させるための所定走行領域
    の道路地図を選択指示する地図選択指示手段と、 この地図選択指示手段にて選択指示された走行
    領域の地図データを前記記憶手段から読出し、そ
    の走行領域の道路地図を前記表示手段に表示させ
    る道路地図表示制御手段と、 前記系列放送局の周波数に同調をとる同調タイ
    ミング時に、前記道路地図表示制御手段により表
    示されている走行領域に対応した同調用の周波数
    データを前記記憶手段から読出し、この読出した
    周波数データにて前記情報発生手段の同調作動を
    行わせる同調制御手段と を備えた車載用ナビゲーシヨン装置。
JP18861481A 1981-11-24 1981-11-24 車載ナビゲーション装置 Granted JPS5890684A (ja)

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