JP2586438B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2586438B2
JP2586438B2 JP5295442A JP29544293A JP2586438B2 JP 2586438 B2 JP2586438 B2 JP 2586438B2 JP 5295442 A JP5295442 A JP 5295442A JP 29544293 A JP29544293 A JP 29544293A JP 2586438 B2 JP2586438 B2 JP 2586438B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は表示画面の前面にタッチ
スイッチを設けた車両用表示装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、この種の装置として、特開昭55
−135885号の「表示パネル兼用スイッチ」があ
り、液晶表示パネルの表示面側に透明なスイッチ部を形
成している。そして、このスイッチ部は液晶によるスイ
ッチ表示に対応した数の複数のスイッチを備えており、
後方のスイッチ表示している文字、数字等に対して有効
にスイッチ作動を行うようにしている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記複
数のスイッチのうち不要のものは後方のスイッチ表示を
消してスイッチ操作しにくいようにしているため、スペ
ース上の観点から見ればスイッチ表示のためのスペース
が必要となり、スイッチおよび表示に対するスペースを
有効に利用していないという問題がある。 【0004】本発明は上記問題に鑑みたもので、スイッ
チおよび表示に対するスペースを有効利用することがで
きる車両用表示装置を提供することを目的をする。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するため、表示手段と、この表示手段の画面前面の所
定箇所に設けられ、後方の前記表示画面の内容を目視可
能とし、タッチ操作により、前記表示画面に表示された
情報に応じた機能の実行を可能とする複数のタッチスイ
ッチと、このタッチスイッチのいずれかのタッチ操作に
基づき、前記表示手段の画面表示を、少なくとも表示す
べき道路地図を指定するための道路地図指定表示と道路
地図表示との間で切換制御する表示切換手段と、前記表
示画面に道路地図指定表示をしているときに前記表示切
換手段によって道路地図表示への表示切換制御がなされ
たときは、前記タッチスイッチ以外の前記表示画面の表
示領域に対して道路地図表示を行い、前記表示画面に道
路地図表示をしているときに前記表示切換手段によって
道路地図指定表示への表示切換制御がなされたときは、
前記タッチスイッチ以外の前記表示画面の表示領域に対
して道路地図指定表示を行う表示制御手段と、前記表示
切換手段によって前記道路地図指定表示に切り換えられ
た場合と、前記道路地図表示に切り換えられた場合とで
は、前記タッチスイッチのいずれかのタッチ操作に基づ
前記表示画面に表示された情報に応じて異なる機能
の実行を指示する指示手段と、この指示手段の前記機能
の実行指示に基づいて、操作されたタッチスイッチ
能に対応して前記表示画面に表示される情報を変更させ
る情報変更手段ととを備えることを特徴としている。 【0006】 【作用効果】上記構成によれば、表示手段の表示画面
前面に設けたタッチスイッチのタッチ操作に基づき、前
記表示画面に表示される表示内容を、表示すべき道路地
図を指定するための道路地図指定表示と道路地図表示と
の間で切り換えるようにし、さらに、この表示画面の切
り換えが行われたときには、この切り換えに合わせて、
タッチスイッチ以外の表示領域に対して道路地図表示若
しくは道路地図指定表示を行うようにしている。 これに
より、道路地図表示若しくは道路地図指定表示といった
必要な情報表示が、表示画面の切り換えに合わせて直ち
に表示されることになり、安全を考慮すればできるだけ
反復操作を省略したい車両向けとして、特に好適なもの
となる。 また、さらに前記タッチスイッチを道路地図指
定表示と道路地図表示の表示内容に対して共通使用さ
せるとともにそれぞれの表示内容に対して異なるスイ
ッチとして用いるようにしているので、表示画面上のタ
ッチスイッチを共用して種々内容の情報を変更表示でき
る。 したがって、タッチスイッチを表示手段の表示
上に設けることによって表示とスイッチがスペース的
に一体化して必要なスペースを低減させることができ、
さらに表示およびスイッチを表示に対して独立に設ける
ことなく表示の切り換えに対応してタッチスイッチのス
イッチ作動を切り換えることによって表示およびスイ
ッチのためのスペースを一段と低減させることができ
る。特に、車両用表示装置においては、運転のために必
要な種々のスイッチ類がインストルメントパネル部に設
けられるため、スイッチ類は少ない方がよく、その場合
に本発明の車両用表示装置は極めて有効である。 【0007】 【実施例】以下本発明を車両用ナビゲーション装置に適
用した実施例について説明する。図1はその一実施例を
示す全体構成図である。図1において、1は方位検出装
置で、車両の進行方位に応じた地磁気のx、y成分を検
出する方位センサと、この方位センサよりの信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換器を備え、車両の進行
方位に応じたX、Y成分のディジタル信号を発生するも
のである。2は距離センサで、車両の単位走行距離(例
えば約39.2cm)毎に距離パルスを発生するもので
ある。3は読取装置で、複数の地図データ(それぞれの
地図の右上点の絶対座標データを含む)を記憶している
カセットテープ3aのセットによりそのうちの特定の地
区の地図データを探索して読取るものである。 【0008】4は予め定めた制御プログラムに従ってソ
フトウェアのディジタル演算処理を実行するマイクロコ
ンピュータで、CPU4a、ROM4b、RAM4c、
I/O回路部4dを備え、車載バッテリより電源供給を
受けて5Vの安定化電圧を発生する安定化電源回路(図
示せず)よりの安定化電圧の供給を受けて作動状態にな
り、方位検出装置1よりのX、Y成分のディジタル信
号、距離センサ2よりの距離パルス、読取装置3よりの
読取信号などを受けて演算処理を実行し、第1の表示内
容としての特定地区の地図および第2の表示内容として
の走行経路情報などを表示させるための表示信号を発生
するものである。なお、RAM4Cには車載バッテリか
ら常時電源がバックアップされている。 【0009】5はブラウン管(以下CRT)コントロー
ラで、マイクロコンピュータ4よりの表示信号を受けて
特定地区の地図データ、走行経路情報およびキャラクタ
データを個別に記憶するとともに、その記憶している地
図データと走行経路情報、あるいはキャラクタデータを
CRT表示させるための映像信号と同期信号を発生する
ものである。6はCRT表示装置で、CRTコントロー
ラ5よりの映像信号と同期信号によって特定地区の地図
と走行経路をCRT表示するものである。7はパネルス
イッチとしてのタッチパネル部で、CRT表示装置6の
表示面上に取り付けられ、このタッチパネル上に設けら
れた12分割のタッチエリアのうち特定のタッチエリア
がタッチ操作された時にそれに応じたシリアル信号を発
生するものである。 【0010】次に、図2に示す前記CRTコントローラ
5の詳細電気結線図について説明する。11は12.0
96MHzの発振信号を発生する発振回路、12は発振
回路11よりの発振信号を分周し、6.048MHzの
ドットタイミングクロックと756KHzのキャラクタ
タイミングクロックを発生するドットカウンタ、13は
マイクロコンピュータ4からの命令(コマンド)とドッ
トカウンタ12からのキャラクタタイミングクロックに
より、水平垂直同期信号、表示タイミング信号、リフレ
ッシュメモリアドレス信号、ラスターアドレス信号を発
生する表示コントローラ、14は表示コントローラ13
からの水平、垂直同期信号をもとに表示期間中にマイク
ロコンピュータ4をホールドさせるホールド信号をマイ
クロコンピュータ4のホールド(HOLD)端子に発生
するホールド信号発生回路である。15はマイクロコン
ピュータ4からのアドレス信号と表示コントローラ13
からのリフレッシュメモリアドレス信号、ラスターアド
レス信号をマイクロコンピュータ4からのホールドアク
ノレッジ(HOLDA)信号によって切換えるマチプレ
クサ、16,17,18はマイクロコンピュータ4と表
示メモリ間のデータの向きを切換えるトライステートを
有したバスドライバ、19はマイクロコンピュータ4か
らのアスキーコード等の表示用データを格納するととも
に表示コントローラ13からのリフレッシュメモリアド
レス信号を受けてその内容をアドレスとして出力するキ
ャラクタメモリ、20はキャラクタメモリ19からの表
示用アドレスと表示コントローラ13からのラスターア
ドレス信号により表示パターンを出力するキャラクタジ
ェネレータである。21はマイクロコンピュータ4から
の地図データを記憶する第1のグラフィックメモリ、2
2はマイクロコンピュータ4からの走行経路情報(走行
軌跡データ、現在位置データ)を記憶する第2のグラフ
ィックメモリ、23,24,25はキャラクタジェネレ
ータ20、第1、第2のグラフィックメモリ21,22
からのパラレル信号をドットカウンタ12からのドット
タイミングクロックでシリアルデータに変換するパラレ
ル→シリアル(P→S)変換器、26はマイクロコンピ
ュータ4からの画面切換信号によりグラフィックとキャ
ラクタ画面を選択するためにP→S変換器23とP→S
変換器24,25からの信号の受付を切換え表示コント
ローラ13からの表示タイミング信号により映像信号を
作り出すビデオコントローラ、27は表示コントローラ
13からの水平、垂直同期信号により同期信号を作り出
すエクスクルーシブオア回路である。なお、キャラクタ
メモリ19、第1、第2のグラフィックメモリ21,2
2には車載バッテリから常時電源がバックアップされて
いる。 【0011】すなわち、このCRTコントローラ5で
は、マイクロコンピュータ4から送出されるデータによ
り、キャラクタデータをキャラクタメモリ19に、地図
データを第1のグラフィックメモリ21に、走行軌跡と
現在位置の表示データを第2のグラフィックメモリ22
に常時記憶し、マイクロコンピュータ4からの画面切換
信号によりグラフィック画面(地図上に走行軌跡と現在
位置を表示するもの)とキャラクタ画面(地区を指定す
るため指定文字等を表示するもの)を選択し、その選択
に応じた画面をCRT表示させるための映像信号と同期
信号をCRT表示装置6に発生している。 【0012】また、前記タッチパネル部7は、図3に示
すように31〜42までの12分割されたタッチエリア
を有しており、2枚のガラスとそれぞれのガラスに行列
状に形成された透明導電膜で構成され、特定のタッチエ
リアが押された時にガラスのたわみによる行列の透明導
電膜の接触によってそのタッチエリアを検出するように
し、図示しないタッチ信号発生回路によって検出したタ
ッチエリアに対応するシリアル信号(スタート信号とタ
ッチ情報信号より成る)を発生している。なお、このタ
ッチ信号発生回路は40msec毎にその時のタッチ情
報をシリアル信号にて発生している。 【0013】さらに、図4はカセットテープ3aにおけ
る1つの地区に対応したデータ領域部分を示すもので、
Aはその地域の地図の右上点の絶対座標(北極点に対す
る座標)データを記憶しているヘッダ部、Bはその地域
の地図データを記憶している地図データ記憶部、Xはブ
ランク部である。従って、このA、B部を読取装置3が
読取ることによって、マイクロコンピュータ4に特定地
区の地図データおよび絶対座標データを与えることがで
きる。 【0014】上記構成においてその作動を図5の表示説
明図および図6乃至図9に示す演算流れ図とともに説明
する。この図6はマイクロコンピュータ4のメインルー
チンの全体の演算処理を示す演算流れ図、図7は距離セ
ンサ2からの距離パルスに基づく割込演算ルーチンの演
算処理を示す演算流れ図、図8は図6中のモード演算ル
ーチンの詳細な演算処理を示す演算流れ図、図9は図6
中の現在位置演算ルーチンの詳細な演算処理を示す演算
流れ図である。 【0015】今、図1中に示す構成要素1〜7を備えた
車両において、その運転開始時にキースイッチを投入す
ると、車載バッテリからの電源供給を受けて各部電気系
が作動状態になる。そして、マイクロコンピュータ4に
おいては、安定化電源回路よりの5Vの安定化電圧の供
給を受けて作動状態になり、図6のスタートステップ1
00よりの演算処理を開始し、初期設定ルーチン200
に進んでマイクロコンピュータ4内のレジスタ、カウン
タ、ラッチなどを演算処理の開始に必要な初期状態にセ
ットする。そして、この初期設定後にモード演算ルーチ
ン300と現在位置演算ルーチン400の演算処理を数
十msec程度の周期にて繰り返し実行する。 【0016】すなわち、このモード演算ルーチン300
では、地図モードとキャラクタモードのいずれか一方を
選定するとともにそのモードに応じた内容をCRT表示
させ、地図モードの時には現在位置を示すカーソルの移
動を可能とし、キャラクタモードの時には特定地区の地
図指定を可能とする演算処理を実行し、現在位置演算ル
ーチン400に進む。この現在位置演算ルーチン400
ではCRTコントローラ5における第2のグラフィック
メモリ22中の現在位置データおよび走行軌跡データを
X、Y成分毎に±50mの走行変化にてその内容を変更
させる演算処理を実行し、モード演算ルーチン300に
もどる。以後、このモード演算ルーチン300から現在
位置演算ルーチン400へのメインルーチンの演算処理
を数十msec程度の周期にて繰り返し実行する。 【0017】そして、このメインルーチンの繰返演算に
対し、距離センサ2からの距離パルスがマイクロコンピ
ュータ4の割込(INT)端子に印加されると、マイク
ロコンピュータ4はメインルーチンの演算処理を一時中
断して図7に示す割込演算処理を実行する。すなわち、
割込スタートステップ501よりその演算処理を開始
し、積算ステップ502に進んでRAM4Cに記憶して
いる距離データDに単位距離データ(約39.2cmに
相当)を積算して更新し、距離判定ステップ503に進
んで距離データDが6.25mに達したか否かを判定す
る。このとき、距離データDが6.25mに達していな
いとその判定がNOになってリターンステップ510に
進むが、距離データDが6.25mに達するとその判定
がYESになり、方位信号入力ステップ504に進む。
そして、この方位信号入力ステップ504にて方位検出
装置1からのディジタルのX、Y成分信号Xa、Ya
(東、北を正方向、西、南を負方向)を入力し、平均方
位算出ステップ505に進んで前回の方位データXo、
Yo(6.25m走行する前の方位データ)と今回の方
位データXa,Yaにより平均方位データX,Yを求
め、距離成分計算ステップ506に進んでX方向の距離
成分Dx、Y方向の距離成分Dyを求める。 【0018】ここで、 【0019】 【数1】 【0020】 【数2】Dx=6.25X/A 【0021】 【数3】Dy=6.25Y/A なお、X/Aは東方向を基準として左回りの角度θに対
するcosθ、Y/Aはsinθに相当する。次に、記
憶ステップ507に進んで今回の方位データXa,Ya
を次回のためにXo、Yoとして記憶し、距離データリ
セットステップ508に進んで距離データDを0にリセ
ットし、距離フラグセットステップ509に進んで距離
フラグをセットし、リターンステップ510に進んで先
に一時中断したメインルーチンに復帰する。すなわち、
この割込演算ルーチンでは、単位距離走行する毎に距離
データDを積算更新し、距離データDが6.25mに達
するとこの6.25mに対するX、Y方向の距離成分D
x、Dyを算出し、距離フラグをセットする演算処理を
実行する。 【0022】次に、メインルーチンにおけるモード演算
ルーチン300の詳細演算処理について説明する。この
モード演算ルーチン300では、図8のタッチデータ入
力ステップ301よりその演算処理を開始し、タッチパ
ネル部7からのタッチデータを入力してRAM4Cに記
憶する。そして、地図モード判定ステップ302に進ん
でRAM4Cにおけるモードエリアの内容が地図モード
であるか否かを判定し、地図モードである時にその判定
がYESになり、モード変更判定ステップ303に進ん
でRAM4Cに記憶しているタッチデータがモード変更
を示すデータ(図3における34のタッチエリアが押さ
れた時のデータ)であるか否かを判定する。このとき、
タッチデータがモード変更を示すデータであるとその判
定がYESになり、キャラクタモード設定ステップ30
4に進んで前記モードエリアの内容をキャラクタモード
に設定し、キャラクタ切換信号出力ステップ305に進
んでCRT表示装置6にキャラクタ画面を映像させるた
めのキャラクタ切換信号をCRTコントローラ5におけ
るビデオコントローラ26に発生し、このモード演算ル
ーチン300の1回の演算処理を終える。 【0023】他方、前記タッチデータがモード変更を示
すデータでない時、すなわち図3における34以外のタ
ッチエリアが押された時のデータ、あるいはいずれのタ
ッチエリアも押されていない時のデータ(例えばFFと
いうデータ)の時には前記モード変更判定ステップ30
3の判定がNOになり、カーソル移動判定ステップ30
6に進む。このカーソル移動判定ステップ306では、
前記タッチデータが32,33,35,38,40,4
1のいずれかのタッチエリアが押された時のデータ(カ
ーソル移動のデータ)であるか否かを判定し、タッチデ
ータがカーソル移動のデータでないとその判定がNOに
なってこのモード演算ルーチン300の1回の演算処理
を終えるが、タッチデータがカーソル移動のデータであ
るとその判定がYESになってカーソル移動演算ステッ
プ307に進む。このカーソル移動演算ステップ307
では、前記タッチデータに応じ、このタッチデータが3
2あるいは33のタッチエリアの押下に対するデータで
あるとCRT表示装置6にて表示している現在位置のカ
ーソルを北方向に所定距離だけ移動させるようにCRT
コントローラ5における第2のグラフィックメモリ22
の内容を変更させ、同様にタッチデータが35のタッチ
エリアの押下に対するデータであるとカーソルを西方向
に、タッチデータが40あるいは41のタッチエリアの
押下に対するデータであるとカーソルを南方向に、タッ
チデータが38のタッチエリアの押下に対するデータで
あるとカーソルを東方向にそれぞれ所定距離だけ移動さ
せるように第2のグラフィックメモリ22の内容を変更
させる演算処理を実行し、このモード演算ルーチン30
0の1回の演算処理を終える。 【0024】他方、前記地図モード判定ステップ302
の判定がNOの時はモード変更判定ステップ308に進
み、前記モード変更判定ステップ303と同様の演算処
理にてモード変更か否かを判定する。このとき、モード
変更時でその判定がYESになると、地図モード設定ス
テップ309に進んでRAM4C内のモードエリアの内
容を地図モードに設定し、データ変換ステップ310に
進んでCRTコントローラ5における第2のグラフィッ
クメモリ22の走行経路データを変換する。この場合ま
ず読取装置3を制御して指定された地域を探索させ、こ
の探索した地図における絶対座標(図4に示すヘッダ部
Aに記憶)と前回の地図における絶対座標データにより
座標変換値を計算し、この計算値に従って第2のグラフ
ィックメモリ22内の走行軌跡、現在位置のデータをス
ライドさせるように変換する。そして、地図データ読取
出力ステップ311に進み、カセットテープ3aの地図
データを読取装置3を介して入力するとともにその地図
データを第1のグラフィックメモリ21に出力し、地図
切換信号出力ステップ312に進んでCRT表示装置6
に地図のグラフィック画面を映像させるための地図切換
信号をビデオコントローラ26に発生し、このモード演
算ルーチン300の1回の演算処理を終える。すなわ
ち、キャラクタ画面から前回とは別の地図のグラフィッ
ク画面に切換える時には上記演算処理を実行し、今回の
地図データを第1のグラフィックメモリ21に記憶させ
るとともに、この地図に対応した現在地に走行軌跡およ
び現在地点を示すカーソルを修正するよう第2のグラフ
ィックメモリ22内の内容を変換する。このことによ
り、CRT表示装置6に表示する地図が切換わっても走
行軌跡および現在地をその地図に対応した部分に表示す
ることができる。 【0025】他方、前記モード変更判定ステップ308
の判定がNOの時はキャラクタ演算ステップ313に進
む。このキャラクタ演算ステップ313に到来する場合
は、キャラクタモードが設定されており、ビデオコント
ローラ26にキャラクタ切換信号が発せられている状態
であるため、CRT表示装置6は図5に示すようなキャ
ラクタ画面を映像している。このキャラクタ画面の中央
に示す数字0−2−4−68がそれぞれ、地方、地域、
地区を指定する数字であり、それぞれの数はインクリメ
ントスイッチ51にて1ずつ加算更新され、デクリメン
トスイッチ52にて1ずつ減算更新され、セットスイッ
チ53にてセットされ、リセットスイッチ54にてリセ
ットされるようにキャラクタ演算ステップ313にて演
算処理される。なお、この地方、地域、地区の数字のデ
ータはRAM4Cに記憶されている。また、前述したス
イッチ51,52,53,54はそれぞれ図3のタッチ
エリア39,40,41,42に対応している。 【0026】すなわち、この図8に示すモード演算ルー
チン300では、タッチパネル部7からのタッチデータ
とRAM4Cにおけるモードエリアの内容に従って以下
に示す〜の作動を行う。 地図モードであってモード変更でない時にカーソル
移動指示があればカーソル移動のための演算処理を実行
し、カーソル移動の指示がなければ地図表示をそのまま
継続させる。 【0027】 地図モードである時にモード変更の指
示があると、地図モードをキャラクタモードに変更する
とともにCRT表示装置6にキャラクタ画面を映像させ
る。 キャラクタモードであってモード変更でない時は図
5のようなキャラクタ画面に対して地図の変更を受付可
能とする。 キャラクタモードである時にモード変更の指示があ
ると、キャラクタモードを地図モードに変更するととも
にCRT表示装置6に地図のグラフィック画面を映像さ
せ、同時に走行軌跡および現在位置も修正して表示させ
る。 【0028】次に、メインルーチンにおける現在位置演
算ルーチン400の詳細演算処理について説明する。こ
の現在位置演算ルーチン400では図9の距離フラグ判
定ステップ401よりその演算処理を開始し、図7の割
込演算処理にて距離フラグがセットされているか否かを
判定する。このとき、距離フラグがセットされていない
とその判定がNOになってこの現在位置演算ルーチン4
00の1回の演算処理を終えるが、距離フラグがセット
されているとその判定がYESになり、X距離補正ステ
ップ402に進む。そして、このX距離補正ステップ4
02にてX距離データDXを割込演算処理にて求めたX
距離成分Dxによって補正計算(DX=DX+Dx)
し、Y距離補正ステップ403にてY距離データDYを
同様に補正計算(DY=DY+Dy)し、第1のX距離
判定ステップ404に進んでX距離データDXが50m
以上の値になったか否かを判定する。このとき、X距離
データDXが50m以上の値であるとその判定がYES
になり、X距離減算ステップ405に進んでX距離デー
タDXから50mの値を減算し、表示移動ステップ40
6に進んで第2のグラフィックメモリ22内の現在位置
データを50m分だけ正方向(東方向)に移動させると
ともに走行軌跡データもこれに伴って追従させる。 【0029】また、前記第1のX距離判定ステップ40
4の判定がNOの時は第2のX距離判定ステップ407
に進み、X距離データXが−50m以下の値になったか
否かを判定する。このとき、X距離データDXが−50
m以下の値であるとその判定がYESになり、X距離加
算ステップ408に進んでX距離データDXに50mの
値を加算し、表示移動ステップ409に進んで第2のグ
ラフィックメモリ22内の現在位置データを50m分だ
け負方向(西方向)に移動させるとともに走行軌跡デー
タもこれに伴って追従させる。 【0030】そして、前記第2のX距離判定ステップ4
07の判定がNOの時、あるいは表示移動ステップ40
6、409の後にY成分表示移動処理ルーチン410に
進み、Y距離補正ステップ403にて計算したY距離デ
ータDYに対し、上記ステップ404〜409と同様の
判定、演算処理を実行する。(Y距離データDYが正負
いずれかの方向の50m以上の値になると第2のグラフ
ィックメモリ22内の現在位置データおよび走行軌跡デ
ータを50m分だけ対応する方向に移動させる。)そし
て、次の距離フラグリセットステップ411に進んで距
離フラグをリセットする。 【0031】すなわち、この図9に示す現在位置演算ル
ーチン400では、CRT表示装置6にて表示している
画面に関係なく第2のグラフィックメモリ22内の現在
位置データおよび走行軌跡データの変換を行う。従っ
て、モード演算ルーチン300と位置演算ルーチン40
0によるメインルーチンの繰返演算と図7の割込演算と
によって、第2のグラフィックメモリ22内の現在位置
データおよび走行軌跡データを順次変更していくととも
に、指定されたモードに従ってCRT表示装置6の画面
を選択し、地図モードであれば地図のグラフィック画面
(現在位置および走行軌跡の表示も含む)を映像させ、
キャラクタモードであれば図5に示す地図指定のための
キャラクタ画面を映像させる。 【0032】なお、上記実施例では表示手段としてCR
T表示装置6を示したが、液晶表示装置、EL表示装置
等を用いてもよい。上述した実施例と特許請求の範囲に
示す構成との対応関係を示すと、CRT表示装置6が表
示手段に対応し、タッチパネル部7が複数のタッチスイ
ッチに対応し、マイクロコンピュータ4における地図表
示とキャラクタ画面表示の切り換えを行う処理が表示
手段に対応し、マイクロコンピュータ4においてキャ
ラクタモードのときにモード変更指示があると地図のグ
ラフィック画面を映像させ、地図モードのときにモード
変更指示があるとキャラクタ画面を映像させる部分が表
示制御手段に対応し、マイクロコンピュータ4において
地図モードの時にタッチパネル部7の操作に基づき現在
位置移動を行い、キャラクタモードの時に表示地図の変
更指定などの処理を行う部分が指示手段に対応し、その
現在位置移動、表示地図の変更指定のために表示を変更
させる部分が情報変更手段に対応する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図である。 【図2】図1中のCRTコントローラの詳細電気結線図
である。 【図3】タッチパネル部のタッチエリアを示す説明図で
ある。 【図4】カセットテープのデータ領域を示す説明図であ
る。 【図5】CRT表示装置の表示状態を示す表示説明図で
ある。 【図6】マイクロコンピュータのメインルーチンの全体
の演算処理を示す演算流れ図である。 【図7】距離センサからの距離パルスに基づく割込演算
ルーチンの演算処理を示す演算流れ図である。 【図8】図6中のモード演算ルーチンの詳細な演算処理
を示す演算流れ図である。 【図9】図6中の現在位置演算ルーチンの詳細な演算処
理を示す演算流れ図である。 【符号の説明】 4 マイクロコンピュータ 5 CRTコントローラ 6 CRT表示装置 7 タッチパネル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 隆史 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 三国 肇 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−115627(JP,A) 特開 昭55−159299(JP,A) 特開 昭52−141662(JP,A) 特開 昭55−164875(JP,A) 特開 昭57−106943(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 (1)表示手段と、 この表示手段の画面前面の所定箇所に設けられ、後方の
    前記表示画面の内容を目視可能とし、タッチ操作によ
    り、前記表示画面に表示された情報に応じた機能の実行
    を可能とする複数のタッチスイッチと、このタッチスイッチのいずれかのタッチ操作に基づき、
    前記表示手段の画面表示を、少なくとも表示すべき道路
    地図を指定するための道路地図指定表示と道路地図表示
    との間で 切換制御する表示切換手段と、前記表示画面に道路地図指定表示をしているときに前記
    表示切換手段によって道路地図表示への表示切換制御が
    なされたときは、前記タッチスイッチ以外の前記表示画
    面の表示領域に対して道路地図表示を行い、前記表示画
    面に道路地図表示をしているときに前記表示切換手段に
    よって道路地図指定表示への表示切換制御がなされたと
    きは、前記タッチスイッチ以外の前記表示画面の表示領
    域に対して道路地図指定表示を行う表示制御手段と、 前記表示切換手段によって前記道路地図指定表示に切り
    換えられた場合と、前記道路地図表示に切り換えられた
    場合とでは、前記タッチスイッチのいずれかのタッチ
    作に基づき前記表示画面に表示された情報に応じて異
    なる機能の実行を指示する指示手段と、この 指示手段の前記機能の実行指示に基づいて、操作さ
    れたタッチスイッチ機能に対応して前記表示画面に表
    示される情報を変更させる情報変更手段とを備えること
    を特徴とする車両用表示装置。 (2)前記表示手段に表示される道路地図表示は、道路
    地図上に車両の現在位置表示されてなるものである特
    許請求の範囲第1項に記載の車両用表示装置。
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