JPH034266A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH034266A
JPH034266A JP1138953A JP13895389A JPH034266A JP H034266 A JPH034266 A JP H034266A JP 1138953 A JP1138953 A JP 1138953A JP 13895389 A JP13895389 A JP 13895389A JP H034266 A JPH034266 A JP H034266A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は像担持体上に電子写真方式或いは、静電記録方
式により形成された静電潜像を現像するだめの現像装置
に関するものである6 〔従来の技術〕 従来、l成分現像剤或いは2成分現像剤を使用し、像担
持体上に電子写真方式或いは静電記録方式により形成さ
れた静電潜像を現像するための現像装置は種々の構成の
ものが提案されているが、その代表的な現像装置が第6
図〜第8図に示される。
本例では、カラー画像形成装置に使用される回転式現像
手段において、像担持体と対面した現像位置に回転移送
された一つの現像装置を示している。
現像装置lは現像容器2を備え、該現像容器2内にはス
クリュー4及び6が配設される。該スクリュー4.6に
より現像剤8は現像容器2内で往復循環される。
又、現像装置lは、像担持体100上に形成された静電
潜像を現像するために、現像容器内の現像剤8を像担持
体100の方へと搬送するために現像剤担持体lOを有
する。通常、現像剤担持体lOは、図示されるように磁
化された固定の磁石ローラ10aと、該磁石ローラ10
aの周囲に図示矢印方向に回転自在に取付けられ、現像
剤を像担持体100の方へと搬送する現像スリーブlO
bとから構成される。
現像スリーブ10bは、その軸10cが第7図に図示さ
れるように、現像容器2の両側壁2a (第7図には片
側の側壁2aのみが図示される)に軸受12を介して支
持されている。
斯かる構成により、現像スリーブ10bの回転によりN
2極で(み上げられた現像剤8はS2極→N1極→S1
極と搬送され、規制ブレード30により規制され、現像
剤薄層が形成される。SI極は現像主極であり、ここで
穂立ちした現像剤が像担持体100上の静電潜像を現像
し、その後N3極、N2極の反発磁界により現像スリー
ブ10b上の現像剤は現像容器2内へ落下する。
〔発明が解決しようとしている課題〕
しかしながら、このような従来の構成では、端部シール
部材14. 16と現像スリーブ10bの周面との間に
はわずかではあるが現像剤が進入する。そのため、現像
装置を長期間使用した場合にはこの現像剤が端部シール
部材14. 16の間で融着や凝集を起こす。
この凝集体の一部は現像剤に取り込まれてしまうが、凝
集体が大きい場合には規制ブレード30部分につかまり
、現像剤が現像スリーブ10b上にコートされない部分
ができ、これによって画像上白スジが発生する巳とがあ
る。
又、凝集体が小さい場合I;は現像剤と一緒に現像され
、特にベタ画像の場合に、現像された凝集体を中心に転
写抜けを生じ、画像上に白斑点状の欠陥が生じ、画質を
著しく低下させてしまう。これを防ぐ目的で端部シール
部材の密着性を大とすると、現像スリーブに極めて大き
なストレスが加わり、現像スリーブ駆動モータの負荷が
増大することとなり、又長期にわたって完全に現像剤の
進入を防ぐことは困難であった。
又、このような構成の現像装置においては、現像容器2
内を上述のように循環移動される現像剤8が現像スリー
ブlObの表面に沿って前記軸受12部へと移送され、
該軸受部を介して外部へと漏出したり、或いは軸受内に
留って軸受の機能を減少させ、それによって現像スリー
ブ10bの円滑な回転が阻害されるのを防止するために
、第7図及び第8図に図示するように、現像スリーブ1
0bの両端部周囲には弾性体、不織布などの端部シール
部材14とか、現像スリーブ10bとの確実な接触を保
証する弾性接触舌片16aが形成された端部シール部材
16とかが設けられ、現像スリーブ周囲と現像容器側壁
2aとの空隙部を閉鎖する手段が講じられている。
特に最近においてはプリンターや複写機等においてカラ
ー化、グラフィック化が進んできており、中間調やベタ
画像の再現性も重要となってきている。そして、それら
の厳しい高画質を達成するために、現像剤を微細化した
り、また他方、現像能力を上げるために現像部において
交番電界を印加したりしている。
現像剤(特にトナー)を微細化することにより一般的に
凝集しやす(なり、更に強電界によりこれらの凝集物が
現像されやすくなるという欠点があった。
従って、本発明の目的は、現像剤がシール部材と、現像
スリーブの如き現像剤担持体とによりストレスを受は凝
集体を作ったり、更には融着を起すことを完全に防止す
ることができ、又、従来のように凝集体の発生防止を目
的として端部シール部材の密着性を増大させる必要がな
い。つまり現像剤担持体の駆動負荷が増えるような弊害
を生じない現像装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば下記装置を用いることにより上記目的を
達成した。
磁性粒子を含んだ現像剤を収容した現像容器と、前記現
像容器に回動自在に担持され、そして内部に磁石を有す
ることにより表面に現像剤を担持し搬送する現像剤担持
体とを有する現像装置において、前記現像剤担持体の両
端部には、該現像剤担持体の表面と所定の空隙をもって
該現像剤担持体の少なくとも一部の周面に沿って磁性部
材を配置し、該磁性部材と、該現像剤担持体内部に配置
された磁石とにより磁性部材の現像剤担持体側の面に磁
力線が集中するように磁気回路を形成せしめて該空隙部
に磁力線に沿って現像剤による磁気ブラシを形成し、該
磁気ブラシによって現像剤の外部への漏出をシールし、
使用されるトナーとしては、トナーの体積平均粒径をM
とし、トナー粒子の粒径をγとした場合にl/2M<γ
<372Mの範囲に90体積%以上のトナー粒子を含み
、0くγ<2Mの範囲に99体積%以上のトナー粒子を
含み、Mが12μm以下であるカラートナー粒子である
ことを特徴とする現像装置。
〔実施例〕
以下、本発明を、その一実施例に基づいて添付図面を参
照しつつ説明する。
第5図を参照すると、本発明による画像形成装置の一実
施例としてのフルカラー電子写真複写機の全体的な概略
構成が示されており、この第5図を参照すると、複写機
の概略中央部には、表面に電子写真感光層を有した像担
持体としての感光ドラムlOOが配設され、矢印X方向
(反時計方向)に回転駆動される。
この感光ドラム100の略真上位置には一吹寄電器Aが
配設され、感光ドラム100の左側には回転式現像装置
Bが配設され、感光ドラム100の略真下位置には転写
装置(転写ドラム)5が配設され、そして感光ドラムl
の右側にはクリーニング装置Cが配設されている。
また、電子写真複写機の上方部には、光学系りが配設さ
れ、この光学系りはガラス板等の透明プラテン7上の原
稿Oの画像を、前記−吹寄電器Aと回転式現像装置10
0との間に位置した露光部3にて感光ドラム100上に
投影(スリット露光)するように構成される。このよう
な光学系りは、任意の光学系を利用し得るが、本実施例
では、第1走査ミラー11.この第1走査ミラー11に
対して半分の速度で同方向に移動する第2及び第3走査
ミラーE及び13、結像レンズF、第4固定ミラー15
を備えている。かかる光学系りは、周知のスリット露光
方式の光学系であるから、ここでは詳細な説明を省略す
る。
原稿照明光源Gは、第1走査ミラー11と共に運動する
ように構成し、また、色分解フィルタ17は、第4固定
ミラー15と露光部3との間に配置される。
第14第2拳第3走査ミラー1l−E−13によって走
査された原稿Oの反射光像は、レンズFを通過後、第4
固定ミラー15を経て色分解フィルタ17により色分解
され、露光部3にて感光ドラム100上に結像される。
また、フルカラー電子写真複写機内の右側には、定着装
置!及び給紙装flJが配置され、また、前記転写袋r
15と前記定着装置I及び給紙装置Jとの間には、それ
ぞれ、転写材搬送系25及び35が配設されている。
上記構成にて、感光ドラム100は、色分解フィルタ1
7によって、色分解された色毎に帯電、露光、現像、転
写及びクリーニング工程等の一連の画像形成プロセスが
、−成帯電器A1光学系D、回転式現像装置B1転写装
置5及びクリーニング装置Cによって施される。
ここで、上記した回転式現像装置IBは、回転支特休3
00と、この回転支持体300に略90°の角度間隔で
、それぞれ、着脱自在に保持させた現像器とを具備しく
本実施例の場合には、イエロー現像器ユニットl0IY
、マゼンタ現像器ユニットIOIM。
シアン現像器ユニットl0IC及びブラック現像器ユニ
ット1oIBkの4個の現像器ユニットが具備されてい
る)、色分解されて感光ドラム100面に形成された各
色の潜像を、それぞれ対応する現像器ユニットの現像剤
によって顕像化する。すなわち、回転支持体300の略
90°ずつの回転角制御により、所要の現像器ユニット
の現像ローラが感光ドラム100と対抗する所定の現像
位置に位置移動して、この現像器ユニットによる現像が
実行される。現像時、現像ローラには交流、或いは直流
電圧を重畳した交流等、サイン波、矩形波等の振動電圧
が現像バイアス電圧として現像ローラに印加され、感光
ドラムにトナーを繰り返し付着、離脱させる工程を経て
潜像を現像している。なお、第5図は、感光ドラムlに
対してブラック現像器ユニットl0IBが感光ドラム1
に対向位!している状態を示しているものである。
このようにして現像された顕画像は、転写装置5にて、
給紙装置Jから供給される転写材Pに転写される。すな
わち、転写装M5は、典型的には、その周面に転写材P
、すなわち転写紙を把持するためのグリッパ5aを有し
た転写ドラム5bを備えており、この転写装置5は、給
紙装置Jの転写材力セラ)31または32から転写材搬
送系35を経て給紙された転写材Pの先端をグリッパ5
aで把持し、感光ドラム100上の各色毎の顕画像を転
写するべく回転移送せしめる。なお、転写域には、転写
帯電器5cが転写ドラム5の内部に配置されている。
かくして、各色の顕画像、すなわち現像剤によるトナー
画像が順次転写された転写材Pは、グリッパ5aから解
放され、分離爪8にて転写ドラム5bから剥離される。
次いで、転写ドラム5bから剥離された転写材Pは、転
写材搬送系25によって定着装置Iへと送られ、この定
着装置Jによって転写材P上のトナー画像は転写材P上
に定着され、その後、転写材Pは、トレーに上へと放出
される。
第1図は本発明の実施例第5図で示した1つの現像装置
付近の断面図である。潜像担持体100は(以下、感光
ドラムと称す)図示しない駆動装置によって矢印a方向
に回転される。tabは潜像担持体100に近接してい
る現像スリーブであり、例えばアルミニウム、5US3
16等の非磁性材料で構成されている。現像スリーブl
Obは現像容器1aの左下方壁に容器長手方間に形成し
た横長開口に左略半周面を容器10a内へ突入させ、右
略半周面を容器外へ露出させて回転自在に軸受けさせて
横設してあり、矢印す方向に回転駆動される。
10aは現像スリーブiob内に挿入し図示の位置姿勢
に位置決め保持した固定磁界発生手段としての固定の永
久磁石(マグネット)であり、現像スリーブ10bが回
転駆動されてもこの磁石10aは図示の位置・姿勢にそ
のまま固定保持される。この磁石10aは5磁極を有す
る。磁石10aは永久磁石に代えて電磁石を配設しても
よい。
30は現像スリーブlobを配設した現像剤供給器開口
の上縁側に、基部を容器側壁に固定し、先端側は開口上
縁位置よりも容器1aの内側へ突出させて開口上縁長手
に沿って配設した現像剤規制部材としての磁性ブレード
で、例えば5US316を横断面路くの字形に曲げ加工
したものである。
Lは非磁性ブレード30の下面側に上面を接触させ前端
面を現像剤案内面Mとした磁性粒子限定部材である。磁
性ブレード30及び磁性粒子限定部材りなどによって構
成される部分が規制部である。
本発明においては、使用され、る磁性キャリアとしては
重量平均粒径が35〜65μm1好ましくは40〜60
μmで、重量分布で粒径26μm以下で2〜6%以下、
粒径35〜43μmのものが5〜25%、粒径74μm
以上のものが2%以下であることが好ましく、電気的抵
抗値が107Ωcm以上、好ましくは】0@Ωcm以上
、更に好ましくは10’ 〜10”Ωcmとなる様にフ
ェライト粒子(最大磁化60 e m u / g )
へ樹脂コーティングしたものが好ましく用いられ得る。
磁性粒子例えばフェライト粒子又は樹脂コートされたフ
エライ”ト粒子の抵抗値の測定は測定電極面積dcrd
、電極間間隙0.4cmのサンドイッチタイプのセルを
用い、片方の電極に1Kg重量の加圧下で、両電極間の
印加電圧E(V/cm)を印加して、回路に流れた電流
から磁性粒子の抵抗値を測定した値である。
また本発明に使用されるトナーとしては、トナーの体積
平均粒径を又とし、トナー粒子の粒径をγとした場合に
、’/zM<γ<3/2Mの範囲に90体積%以上のト
ナー粒子を含み、0〈γ<2Mの範囲に99体積%以上
のトナー粒子を含むトナーが用いる。さらに本発明にお
いて体積平均粒径Mが12μm未満、(好ましくは10
μm以下、更に好ましくは8μm以下)のトナーが用い
る。
本発明において、トナーの体積分布及び体積平均粒径は
例えば、下記測定法で測定されたものを使用する。
測定装置としてはコールタ−カウンターTA−IF型(
コールタ−社製)を用い、個数平均分布、体積平均分布
を出力するインターフェイス(日科機製)及びCX−1
パーソナルコンピユータ(キャノン製)を接続し電解液
は1級塩化ナトリウムを用いて1%NaCl!水溶液を
調製する。
測定法としては前記電解水溶液100〜150mj!中
に分散剤として界面活性剤(好ましくはアルキルベンゼ
ンスルホン酸塩)を0.1〜5mj!加え、さらに測定
試料0.5〜50 m gを加える。
試料を懸濁した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分
散処理を行い、前記コールタ−カウンターTA−II型
により、アパチャーとして100μmアパチャーを用い
て2〜40μmの粒子の粒度分布を測定して体積分布を
求める。
これら求めた体積分布よりサンプルの体積平均粒径が得
られる。
本発明においてトナーとは着色樹脂粒子(結着樹脂、着
色剤、必要によりその他の添加剤を含有)そのもの及び
、疎水性コロイダルシリカ微粉末の如き外添剤が外添さ
れている着色樹脂粒子を含有している。
トナーに使用される結着樹脂としては、スチレン−アク
リル酸エステル樹脂、又はスチレン−メタクリル酸エス
テル樹脂の如きスチレン系共重合体又は、ポリエステル
樹脂が例示される。特にカラートナーの定着時における
混色性を考慮した場合、ポリエステル樹脂がシャープな
溶融特性を有するのでより好ましい。
上記の現像剤を用いて本発明の実施例を図面に即して更
に詳しく説明する。
第1図に図示される本実施例の現像装置1aは、第5図
に関連して説明したと同様に、カラー画像形成装置用の
回転式現像手段に使用される現像装置とされるが、本発
明はこれに限定されるものではない。
本実施例にて現像装置1aは現像剤(磁性粒子が樹脂に
混練された磁性トナー、即ちl成分磁性現像剤、又は磁
性粒子を主成分とする磁性キャリアとトナーが混合され
た2成分現像剤)を収容する現像容器2を備え、又、該
現像容器2内には現像剤を現像容器2内で往復循環する
ためのスクリュー4及び6か配設される。第1図には現
像剤は図示されていない。
又、現像装置1は、像担持体100上に形成された静電
潜像を現像するために、現像容器内の現像剤を像担持体
100の方へと搬送するために現像剤担持体lOを有す
る。本実施例にて、現像剤担持体lOは、磁化された固
定の磁石ローラloaと、該磁石ローラ10aの周囲に
矢印方向に回転自在に取付けられ、現像剤を搬送する現
像スリーブ10bとから構成される。
現像スリーブ10bは、第2図に図示されるように、両
端に回転支持軸10C(第2図には片側の端部のみが図
示される)を有し、現像容器2の側壁2aに軸受12を
介して回転自在に支持される。
斯かる構成により、従来と同様に、現像スリーブ10b
の回転によりN2極でくみ上げられた現像剤はS2極→
N、極→S1極と搬送され、規制部材30で規制され、
現像剤薄層を形成する。SI極は現像主極であり、ここ
で穂立ちした現像剤が像担持体100上の静電潜像を現
像し、その後N3極、N2極の反発磁界により現像スリ
ーブ10b上の現像剤は現像容器′2内へ落下する。
本発明に従えば、現像スリーブtabの両端部において
、該現像スリーブ10bを囲包する態様にて板状磁性部
材21が配置され、現像容器側壁2aに取付けられる。
磁性部材21は、厚さ(1)が0.2〜1mm程度の鉄
板、ニッケル板、コバルト板、又はそれらの合金製の板
の如き強磁性材料にて作製されるのが好ましい。これら
の材料は(1/2)・(BH)maxが0.7J10f
以下である。(BH)maxは、Bを残留磁束密度、H
を保磁色として、BXHの最大値で、最大エネルギー積
を示す。現像スリーブlOb周面との間の空隙(g)は
、限定されるものではないが、0.3〜2mmの範囲で
適当に選択される。
本実施例で、磁性部材、即ち磁性板21は現像スリーブ
lObの周面との間に−様な空隙(g)を形成するべく
、現像スリーブlObと同中心を有した幅(W)を有し
た環状とされるが、その形状は図示される形状に限定さ
れるものではな(、設計者が所望に応じて種々の形状と
することができる。重要なことは、磁性板21が非接触
状態にて現像スリーブ10bの周面に沿って配置される
ことである。又、磁性板21の側面が現像スリーブ10
b周面の法線に対してなす角度は現像剤の漏出をより確
実に防ぐ点で45度以下が好ましい。
又、磁性板21は、現像スリーブ10bの周面全部にわ
たって配置されるのが好ましいが、第1図に図示される
ように、現像スリーブ10bの全周にわたって形成しな
くともよい。
このように、現像スリーブ10bの両端部に磁性板を配
置することにより、現像スリーブtabの内部に設けた
磁石ローラ10aの磁力によって磁性板21が磁化され
、磁石ローラ10aと、該磁性板21との間に磁気回路
が形成され、磁性板21の現像スリーブ10b側先端部
に磁界が集中し、従って該磁性板と現像スリーブ10b
との間の空隙部(g)に現像剤による密な磁気ブラシが
形成される。該磁気ブラシは、現像スリーブ10bに沿
って現像容器側壁2aと現像スリーブ10bと表面との
間の隙間を通って軸受12へと進入する現像剤を阻止す
る作用をなす。つまり、磁性板21と現像スリーブ10
bとの間の空隙部(g)に形成される現像剤による磁気
ブラシは端部シール部材としての機能をなす。
前記の現像剤を現像器にセットして下記の条件にて画出
しを行った。
ドラム   80mmφ  opc 線速度 160mm/sec スリーブ  32mmφ  SUSサンドブラスト線速
度 280 m m / s e c潜像コントラスト
     300v カブリとり電位      150V (明部電位と現像バイアスDC分の差)現像バイアス 
AC成分  2,0KVpp 2.0KHzスリーブと
ドラム間距離  500μmスリーブとブレード間距離
 800μm現像極          1000Ga
uss特に本実施例においては、画像性が重視されるフ
ルカラートナーを用いており、シャープな溶融特性をも
つ反面、トナーとしては柔か(、わずかなストレスで簡
単に凝集、融着して塊となりやすい。更には粒径が小さ
くなるため凝集性も上がり、更には現像能力を上げるべ
(現像部にAC電界を印加しているにもかかわらず初期
から長期(R体重には数lO万枚程度)まで、画像上白
ヌケ、白スジ等も発生しない良好な画像が得られた。
第3図に本発明の他の実施例を示す。本実施例によると
、磁性板21に隣接して先端部が現像スリーブlObに
弾性的に当接する弾性体シートから成る補助シール部材
23を並設することができる。該補助シール部材23と
しては、例えば厚さ0.1〜0.5mm程度のポリエチ
レンテレフタレート、ウレタンゴムシート等が好適であ
る。このように補助シール部材23を設ける。ことによ
り、磁性板21と現像スリーブ10bとの間の空隙部(
g)に形成された現像剤による磁気ブラシの一部が軸受
12の方へと飛散するのを防止することができる。
第4図には、本発明の更に好ましい他の実施例が示され
る。
本発明の現像装置によれば、磁石ローラ10aの磁極の
数及び配向位置は、第1図に図示するように構成する必
要はなく他の極数、或いは他の種々の配向位置にて構成
し得るが、本実施例のような磁極配置とされた場合には
、特にN3極、N2極の反発磁界形成部に隣接した空隙
部(g)においては、現像剤による磁気ブラシの形成が
他に比べて弱(なる傾向がある。従って、もし斯かる空
隙部分より現像剤が軸受12の方へと進入した場合には
この現像剤を捕獲するために、補助シール部材として磁
石25を設けることができる。該磁石25は、現像スリ
ーブlobの周面に沿って磁性板21と同じ領域にわた
って形成された環状磁石とされ、本実施例では内側表面
がS極に、外側表面がN[に着磁されており、特にN3
極、N2極領域からの現像剤の漏れをシールするべ(構
成される。本実施例によると、−旦磁石25で捕獲され
た現像剤は、該磁石25と現像スリーブ10b表面との
間の空隙部で磁気ブラシを形成し、それ以降にN3極、
N2極領域から進入してくる現像剤を漏れをシールする
機能をなす。
上記2つの実施例においても第1の実施例と同じ条件で
実験したところ、上記各実施例に従った構成の現像装置
は長期間の使用によっても現像容器内の現像剤が軸受部
12から外部へと漏出したり、或いは該軸受部12内に
進入し、軸受部の機能が減少したりすることはないこと
が実証された。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明に係る現像装置は、磁石
を内蔵した現像スリーブの如き現像剤担持体の両端部に
磁性部材を配置し、磁力線を集中させる構成とされるた
めに、現像剤担持体両端部においてシール部材として機
能する現像剤の磁気ブラシが磁力線に沿って形成され、
それによって現像剤の外部への漏出を完全に防止するこ
とができ、特に本発明において、凝集しやすいトナーを
用いてベタ画像の多い例えばフルカラー画像の長期間の
使用においても現像剤担持体の運動を阻害することがな
く、常に円滑な現像動作を可能とし、それによって現像
剤凝集体をつ(ることな(、安定した画像が長期に亘っ
て得られ、例えばフルカラー画像形成装置全体としての
信頼性が向上するという利点を有する。勿論本発明は単
色の画像形成装置の現像装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る現像装置の一実施例の断面図、 第2図、第3図、第4図は本発明に係る現像装置の実施
例の断面正面図で片側の端部のみ図示している。 第5図は本発明の現像装置の一実施例を適用したフルカ
ラー画像形成装置の概略全体構成図、第6図は従来の現
像装置の断面図、 第7図、第8図は従来の現像装置の断面正面図で片側端
部のみ図示しである。 10a :現像剤担持体 10b :磁石 21:磁性部材 25:磁石 晃(5図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性粒子を含んだ現像剤を収容した現像容器と、
    前記現像容器に回動自在に担持され、そして内部に磁石
    を有することにより表面に現像剤を担持し搬送する現像
    剤担持体とを有する現像装置において、前記現像剤担持
    体の両端部には、該現像剤担持体の表面と所定の空隙を
    もって該現像剤担持体の少なくとも一部の周面に沿って
    磁性部材を配置し、該磁性部材と、該現像剤担持体内部
    に配置された磁石とにより磁性部材の現像剤担持体側の
    面に磁力線が集中するように磁気回路を形成せしめて該
    空隙部に磁力線に沿って現像剤による磁気ブラシを形成
    し、 該磁気ブラシによって現像剤の外部への漏出をシールし
    、使用されるトナーとしては、トナーの体積平均粒径を
    Mとし、トナー粒子の粒径をγとした場合に1/2M<
    γ<3/2Mの範囲に90体積%以上のトナー粒子を含
    み、0<γ<2Mの範囲に99体積%以上のトナー粒子
    を含み、Mが12μm以下であるカラートナー粒子であ
    ることを特徴とする現像装置。
  2. (2)磁性部材に隣接して補助シール部材を配置するこ
    とを特徴とする請求項(1)に記載の現像装置。
  3. (3)補助シール部材が弾性体シート又は磁石であるこ
    とを特徴とする請求項(2)に記載の現像装置。
  4. (4)現像部に直流成分を含む交番電界を印加すること
    を特徴とする請求項(1)乃至(3)に記載の現像装置
  5. (5)トナー粒子の体積平均粒径Mが10μm以下であ
    る事を特徴とする請求項(1)乃至(4)に記載の現像
    装置。
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