JPH0342561A - 自動温度制御型x線回折装置 - Google Patents

自動温度制御型x線回折装置

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JPH0342561A
JPH0342561A JP1178283A JP17828389A JPH0342561A JP H0342561 A JPH0342561 A JP H0342561A JP 1178283 A JP1178283 A JP 1178283A JP 17828389 A JP17828389 A JP 17828389A JP H0342561 A JPH0342561 A JP H0342561A
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JP
Japan
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temperature
temp
pid
measured
pid constant
Prior art date
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Pending
Application number
JP1178283A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Isa
伊佐 昭義
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NIPPON X-RAY KK
Original Assignee
NIPPON X-RAY KK
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Publication date
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、X線回折装置に係り、特に、設定された測定
温度に対するPID定数を自動的にセットできる自動温
度制御型X線回折装置に関する。
[従来の技術] 従来、試料の状態が温度によってどのように変化するか
、その温度依存性を測定するために、試料の温度を変化
させながらX線測定を行う温度制御型X線回折装置が知
られている。
第5図は、従来の温度制御型X線回折装置の1構成例を
示す図であり、図中、1は制御装置、2は2軸ゴニオメ
ータコントローラ、3はX線発生装置、4は温度コント
ローラ、5は計数記録装置、6はモータドライバ、7は
X線管球、8はゴニオメータ、9は温度試料台、lOは
X線検出器を示す。
第5図の構成において、制御装置1にはオペレータによ
り、予め、測定を行うX線強度、X線検出を行う角度範
囲等の温度を除く測定条件が設定されており、−これら
の測定条件を2輪ゴニオメータコントローラ2を介して
、X線発生装置3、計数記録装置5、モータドライバ6
にそれぞれ指示する。例えば、X線発生装置3に対して
オペレータにより設定されたX線強度を指示する場合に
は、まず、制御装置tは2軸ゴニオメータコントローラ
2に対してX線強度を指示するコマンドを通知する。2
軸ゴニオメータコントローラ2は当該コマンドを解釈し
、X線発生装置3に対するコマンドであると判断して、
当該コマンドをX線発生装置3に通知する。計数記録装
置5、モータドライバ6に対スるコマンドについても同
様である。
さて、温度試料台9には試料が載せられており、温度試
料台9の温度は温度コントローラ4により所定の温度に
保たれている。そして、試料にはX線管球7から放射さ
れたX線が照射されるが、そのX線強度はX線発生装置
3からの指示によりオペレータによって設定された強度
となされている。
また、X線検出器10はモータドライバ6によりオペレ
ータにより設定された温度範囲を移動し、試料から発生
したX線を検出する。X線検出器10の出力は計数記録
装置5でカウントされ、その結果は計数記録装置5から
2軸ゴニオメータコントローラ2を介して制御装置1に
伝えられる。制御装置1は計数記録装置5から伝達され
る測定結果を処理し、蓄積して検出角度に対するカウン
ト値のプロファイルを作成し、CRTやプリンタ等の出
力装置(図示せず)に出力する。
以上の動作を温度コントローラ4に設定された全ての温
度に対して繰り返し行うことで試料の温度依存性を測定
することができる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の温度制御型X線回折装置において
は測定温度の設定が面倒であり、非常に手間のかかるも
のであった。即ち、一つの試料に対して、ある温度範囲
に渡っていくつかのステップの温度で測定を行う場合、
オペレータはまず最初の測定温度を温度コントローラに
設定し、当該温度での測定が終了した時点で次の測定温
度を設定する操作を繰り返し行わなければならないため
に、手間がかかるばかりでなく、オペレータは全ての測
定温度での測定が終了するまで拘束されていた。
また、温度コントローラ4としては、通常、PID制御
方式の温度コントローラが採用されている。PID制御
は周知の温度コントロール方式であるが、簡単に説明す
ると次のようである。PID制御は、比例動作を表すP
値(比例ゲイン、比例感度)、積分動作を表す■値(積
分時間)、微分動作を表すD値(微分時間)の3種の制
御動作を行う温度コントロール方式であり、比例動作は
、設定値と実測値との偏差量に所定の定数を掛けてフィ
ードバックする動作であり、積分動作は、設定値に対し
て測定値に差が発生している場合、時間の経過に比例し
てフィードバック操作量を増加させる動作であり、■値
は積分動作の操作量が比例感度動作の量と同量になるま
での時間を示す値である。従って、偏差が常に発生して
いる場合には時間と共に増加する。また、微分動作は、
偏差量が変化した場合のみ補正を行う動作であり、D値
は微分動作の操作量が比例感度動作の量と同量になるま
での時間を示す値である。従って、偏差が生じていても
偏差量が変化しない場合には、フィードバック操作量は
零である。そして、フィードバック操作量yは、設定値
と測定値の偏差量を2、比例感度をKp+  積分時間
をTI、  微分時間をTdとすると、次の式で表すこ
とができる。
さて、PID制御方式の温度コントローラにおいては、
測定温度を設定する度に温度試料台のP。
1、  Dそれぞれの定数を設定しなければならず、手
間がかかるばかりでなく、P、  I、  Dそれぞれ
の定数の設定を誤った場合には温度制御が不能となり、
測定自体が行えないものであった。
本発明は、上記の課題を解決するものであって、PID
定数の設定を自動的に行う自動温度制御型X線回折装置
を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明の自動温度制御型
X線回折装置は、温度制御型X線回折装置において、温
度に対するPID定数を定めたテーブルを備え、当該テ
ーブルを参照することにより設定された測定温度に対す
るPID定数を決定することを特徴とする。
[作用および発明の効果] 本発明においては、オペレータは全ての測定温度を最初
に指定するだけで自動的にPID定数が選択され、温度
制御がなされるので、種々の温度での測定を連続的に、
しかも無人で行うことができる。また、PID定数の設
定を誤ることがないので、試料を(II(駄にすること
がなく、安定した温度特性を得ることができる。
[実施例] 以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る自動温度制御型X線回折装置の1
実施例の構成を示す図であり、図中、11は制御装置、
12は2軸ゴニオメータコントローラ、13はX線発生
装置、14は温度監視装置、15はPIDテーブル、1
6は温度コントローラ、17は計数記録装置、18はモ
ータドライバ、19はX線管球、20はゴニオメータ、
21は温度試料台、22はXIl検出器を示す。なお、
第1図において、温度監視装置14およびPIDテーブ
ル15以外の装置は第5図中の同じ名称の装置と同様の
動作を行うものである。
第1図に示す構成の動作を第2図のフローチャートを参
照して説明する。
オペレータは、まず、制御装置11に対して測定条件を
設定する(ステップ81)。測定条件は、例えば、第3
図に示すように、それぞれの測定温度T、、T2.T3
・・・・・・に対するX線強度およびX線検出器の角度
範囲を定義したテーブルとして設定される。なお、第3
図に示すテーブルではX線強度およびX線検出器の角度
範囲は測定温度T1、T2 、T3に対して同じ値とな
されているが、測定温度毎に異なる値としてもよいもの
である。
また、第3図に示すように、各測定温度を入力するので
なく、測定する温度範囲および当該温度範囲におけるス
テップ数を入力することで設定してもよいものである。
測定条件の設定が終了すると、制御H置11はステップ
S2の温度設定を行う。このときの動作は次のようであ
る。制御装置11は設定された測定条件の中から最初の
測定温度を求め、当該測定温度を、2軸ゴニオメータコ
ントローラ12を介して温度監視装置14に通知する。
温度監視装置14はPIDテーブル15を参照して当該
測定温度に対する温度試料台21のPID定数を求める
PIDテーブル15には第4図に示すような、温度範囲
に対する温度試料台21のPID定数が格納されており
、温度監視装置14は当該測定温度が含まれる温度範囲
のPID定数を読み出す。このことでPID定数を求め
ることができる。このようにして求められたPID定数
は温度コントローラ16に与えられる。これで温度制御
を良好に行うことが可能となる。温度監視装置14は、
更に、温度コントローラ16による温度制御を監視して
おり、温度試料台21の温度が安定したと判断すると、
2軸ゴニオメータコントローラ12を介して、制御装置
11に対して設定された測定温度が安定的に保たれてい
る旨を通知する。
ステップS2の温度設定が終了すると、制御装置11は
次にステップS3のX線出力の設定、更にステップS4
のX線検出器の角度設定を行ろが、これらの設定は従来
と同様であるので説明は省略する。
以上のようにしてステップS4までの処理が終了し、測
定が可能な状態になるとステップS5で従来と同様にし
て測定が行われる。そして、1回目の測定が終了すると
、ステップS6で全ての測定温度での測定が終了したか
否かが判断され、全ての測定温度での測定が終了してい
れば処理は終了となるが、そうでなければステップS2
に戻って次の測定温度に対して、ステップS2からステ
ップS5までの処理が繰り返される。
以上のように、本発明の自動温度制御型X線回折装置に
おいては、測定温度の設定は最初に行うだけでよ<、シ
かも各測定温度に対するPID定数の設定も自動的に行
われるので、従来のように手間がかかることが江<、オ
ペレータが拘束されることもないものである。
以上、本発明の1実施例について説明したが、本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形が可
能である。例えば、PIDテーブルには予め使用する温
度試料台に最適なPID定数が格納されているが、必要
に応じてデータを訂正できるようにしてもよいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動温度制御型X線回折装置の1
実施例の構成を示す図、第2図は処理の流れを説明する
ためのフローチャート、第3図は測定条件の設定を説明
する図、第4図はPIDテーブルの例を示す図、第5図
は従来の温度制御型X線回折装置の構成例を示す図であ
る。 11・・・制御装置、12・・・2軸ゴニオメータコン
トローラ、13・・・X線発生装置、14・・・温度監
視装置、15・・・PIDテーブル、16・・・温度コ
ントローラ、17・・・計数記録装置、18・・・モー
タドライバ、19・・・X線管球、20・・・ゴニオメ
ータ、21・・・温度試料台、22・・・X線検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温度制御型X線回折装置において、温度に対する
    PID定数を定めたテーブルを備え、当該テーブルを参
    照することにより設定された測定温度に対するPID定
    数を決定することを特徴とする自動温度制御型X線回折
    装置。
JP1178283A 1989-07-11 1989-07-11 自動温度制御型x線回折装置 Pending JPH0342561A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1178283A JPH0342561A (ja) 1989-07-11 1989-07-11 自動温度制御型x線回折装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1178283A JPH0342561A (ja) 1989-07-11 1989-07-11 自動温度制御型x線回折装置

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JPH0342561A true JPH0342561A (ja) 1991-02-22

Family

ID=16045761

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JP1178283A Pending JPH0342561A (ja) 1989-07-11 1989-07-11 自動温度制御型x線回折装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009255279A (ja) * 2008-03-28 2009-11-05 Hitachi Metals Ltd シート材穿孔装置
JP2011101943A (ja) * 2009-10-13 2011-05-26 Hitachi Metal Precision:Kk シート材穿孔装置
EP2848924A1 (de) 2013-09-11 2015-03-18 Anton Paar GmbH Temperierkammer für kompaktes Röntgengerät

Cited By (4)

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US9459219B2 (en) 2013-09-11 2016-10-04 Anton Paar Gmbh Temperature control chamber for compact X-ray machine

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