JPH0342495Y2 - - Google Patents

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JPH0342495Y2
JPH0342495Y2 JP16227585U JP16227585U JPH0342495Y2 JP H0342495 Y2 JPH0342495 Y2 JP H0342495Y2 JP 16227585 U JP16227585 U JP 16227585U JP 16227585 U JP16227585 U JP 16227585U JP H0342495 Y2 JPH0342495 Y2 JP H0342495Y2
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microcomputer
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は電子機器を制御するマイクロコンピユ
ータのプログラム暴走時のリセツトを行うリセツ
ト回路に関し、特にリモコンにより遠隔操作が出
来る電子機器のリセツト回路に関する。
(ロ) 従来の技術 リモコンにより遠隔操作が行える電子機器は、
一般にマイクロコンピユータによりリレーを制御
してメインシステム、例えば音響増幅器の場合、
該マイクロコンピユータ及び前記リモコンからの
信号を受信するリモコン受信回路以外の音響増幅
器本来の動作を行う為の回路部、すなわち信号の
コントロールや信号の増幅等を行う回路の電源投
入を制御している。そして、前記電子機器はメカ
ニカルロツク型の第1スイツチと及びモーメンタ
リ型の第2スイツチの2つの電源スイツチを備
え、前記第1スイツチにより前記マイクロコンピ
ユータ及びリモコン受信回路への電源投入を行
い、前記第2スイツチにより前記マイクロコンピ
ユータからメインシステムの電源投入を行う制御
信号を発生させ、電源回路と前記メインシステム
とを結ぶ電源線路に挿入されたリレー接点を駆動
するリレーを制御していた。また、前記制御信号
は、リモコンで電源投入の操作を行い、リモコン
受信回路でその旨が受信された場合にも該リモコ
ン受信回路からの信号によりマイクロコンピユー
タから発生される様に成されていた。その為、上
述の如き電子機器は、前記第1スイツチを投入し
てマイクロコンピユータ及びリモコン受信回路に
動作電圧が印加されてる状態にしておけば、前記
リモコンによりメインシステムの電源投入から該
メインシステムの様々な操作まで行える様に成さ
れている。
ところで、マイクロコンピユータには、特開昭
59−36832号公報に記載される如くプログラム暴
走時等にリセツトをかけて初期状態に戻し、正常
な動作に戻す為のリセツト手段が設けられてお
り、該リセツト手段はマイクロコンピユータに設
けられたリセツト端子にリセツト信号、例えば
「L」レベルの信号を印加する為のリセツト回路
を作動させることにより動作する様に成されてい
る。その為、上述の如きマイクロコンピユータを
供える電子機器においては、前記リセツト回路を
作動させるリセツトスイツチが設けられていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のリセツトスイツチは不用
意に操作されてマイクロコンピユータの動作が初
期状態に戻されることを防止する為に通常キヤビ
ネツトの裏面に設けられているので、音響装置の
如く、ラツクに収納されて設置される電子機器に
おいては、前記リセツトスイツチを操作すること
がきわめて煩わしかつた。また、前記リセツトス
イツチとして、例えば特開昭59−147522号公報に
記載される如きマイクロコンピユータに設けられ
たキーマトリクスのスイツチを用いる場合、現在
の多機能型の電子機器においては、該スイツチの
数が不足することもあつた。
本考案は上述の点に鑑み成されたリセツト回路
を提供せんとするものであつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案に係るリセツト回路は、第1及び第2端
子が設けられ、該第1及び第2端子が短絡された
ときに前記電子機器のメインシステムの電源投入
を行う制御信号を発生する制御手段を有するマイ
クロコンピユータと、該マイクロコンピユータに
設けられ、リセツト信号が印加されることにより
前記マイクロコンピユータのリセツトが行われる
リセツト端子と、切換え操作により前記リモコン
受信回路及び制御手段への電源投入を行うメカニ
カルロツク型の第1スイツチと、メインシステム
の電源投入時及びマイクロコンピユータのリセツ
ト時に押圧されるモーメンタリ型の第2スイツチ
と、該第2スイツチが押圧されると直ちにオンす
ると共にオン状態において前記マイクロコンピユ
ータの第1端子と第2端子とを短絡する第1スイ
ツチング素子と、前記第2スイツチング素子が所
定時間押圧されるとオンすると共にオン状態にお
いて前記リセツト端子にリセツト信号を供給する
第2スイツチング素子とを設けたものである。
(ホ) 作用 本考案は第1スイツチの投入状態でリモコンに
より遠隔操作が出来る電子機器において、第2ス
イツチが所定時間押圧されたときにメインシステ
ムの電源投入が行われる他にマイクロコンピユー
タセツトが行われる様にしたものである。
(ヘ) 実施例 図は本考案の一実施例を示すもので、1は一定
周期のパルスを発生するパルス発生手段(図示せ
ず)及び該パルスが検知されると出力端子2から
「L」レベルの制御信号を発生する制御手段(図
示せず)を有し、前記パルス発生手段からのパル
スを出力する第1端子3及び印加された信号が前
記制御手段に導かれる第2端子4が設けられたマ
イクロコンピユータ、5は「L」レベルの信号が
印加されることにより前記マイクロコンピユータ
1のリセツトが行われるリセツト端子、6はリモ
コン(図示せず)からの信号を受信し、その受信
された信号に応じた信号を前記マイクロコンピユ
ータ1に入力するリモコン受信回路、7は前記マ
イクロコンピユータ1及びリモコン受信回路6以
外の電子機器のメインの動作を行い、該マイクロ
コンピユータ1により集中制御されるメインシス
テム、8は前記電源回路9からの発生される定電
圧化された電源電圧を前記メインシステム7に供
給する電源線路10にリレー接点8aが挿入さ
れ、前記マイクロコンピユータ1の出力端子2か
ら発生される制御信号により制御されるリレー、
11は切換え操作により電源回路9が動作し、前
記マイクロコンピユータ1及びリモコン受信回路
6への動作電圧の供給を制御する為のメカニカル
ロツク型の第1スイツチと、12はメインシステ
ム7の電源投入時及びマイクロコンピユータ1の
リセツト時に押圧され、一方の固定端子12aが
電源回路9に接続されたモーメンタリ型の第2ス
イツチ、13はベースが該第2スイツチ12の他
方の固定端子12bに、コレクタが前記マイクロ
コンピユータ1の第2端子4に、エミツタが該マ
イクロコンピユータ1の第1端子3に接続された
第1トランジスタ、14は前記第2スイツチ12
の他方の固定端子12bとアース間に挿入され、
抵抗15及びコンデンサ16から成る時定数回
路、17はベースが該時定数回路14の抵抗15
とコンデンサ16との接続点に、コレクタが前記
マイクロコンピユータ1のリセツト端子5に接続
されたエミツタ接地型の第2トランジスタであ
る。
今、第1スイツチ11が投入されると、電源回
路9から発生される定電圧化された電源電圧が動
作電圧としてマイクロコンピユータ1の電源端子
18に印加されるので、該マイクロコンピユータ
1は動作状態となる。また、このとき、第2スイ
ツチ12の固定端子12aに電源電圧が印加され
ている。その為、前記第2スイツチ12が押圧さ
れると、前記電源電圧が該第2スイツチ12及び
ベース抵抗19を介して第1トランジスタ13の
ベースに印加される。ベースに電源電圧が印加さ
れることにより前記第1トランジスタ13はオン
するので、マイクロコンピユータ1の第1端子3
と第2端子4とが短絡されるその為、前記マイク
ロコンピユータ1に有するパルス発生手段からの
パルスが該マイクロコンピユータ1に有する制御
手段に供給されるので、前記マイクロコンピユー
タ1の出力端子2から「L」レベルの信号が発生
され、該出力端子2がローインピーダンスとな
る。したがつて、リレー8のリレーコイル8bの
通電により励磁力が発生し、リレー接点8aが閉
成されるので、メインシステム7に動作電圧が印
加される様になる。ここで、電子機器には、通
常、種々の操作状態が確認出来る様にフロントパ
ネルに複数の表示素子(図示せず)が設けられて
おり、メインシステム7に動作電圧が印加される
と該表示素子の所定のものが点灯し、メインシス
テム7に動作電圧が印加されたことが確認出来
る。
一方、第2スイツチ12の押圧により電源電圧
が時定数回路14に印加される。その為、前記時
定数回路14のコンデンサ16は、抵抗15と該
コンデンサ16と放電用抵抗20とにより設定さ
れる充電時定数に応じて充電される。前記コンデ
ンサ16は、前記第2スイツチ12が押圧される
以前の初期状態において、該コンデンサ16と並
列に接続された放電用抵抗20の為に放電されて
いるので、前記コンデンサ16の端子電圧は、前
記第2スイツチ12の押圧時間に応じたものとな
る。
ところで、第2トランジスタ17がオンする
と、マイクロコンピユータ1のリセツト端子5に
「L」レベルの信号が印加されることになり、該
マイクロコンピユータ1はリセツトが行われる
が、前記第2トランジスタ17は時定数回路14
のコンデンサ16の端子電圧が該第2トランジス
タ17の立上り電圧VBE以上になるとオンし、該
コンデンサ16の端子電圧がVBEに達するには、
前記第2スイツチ12が時定数回路14の充電時
定数で決まる所定時間(例えば5秒間)以上押圧
され続けなければならない。その為、単にメイン
システム7の電源投入を行うときは、第2スイツ
チ12を所定時間未満押圧すれば良い。その場
合、第1トランジスタ13がオンし、メインシス
テム7に動作電圧が印加されると、フロントパネ
ルに設けられた表示素子が点灯したりして該メイ
ンシステム7が動作状態に成されたことが確認出
来るので、その時点で前記第2スイツチ12の押
圧を解除すれば、前記所定時間未満となり、前記
メインシステム7の電源投入のみが行われる。実
際、前記第2スイツチ12が押圧されると第1ト
ランジスタ13は直ちにオンするので、該第2ス
イツチ12の押圧はマイクロコンピユータ1の動
作時間を考慮してもほとんど瞬間的で良い。一
方、プログラム暴走時におけるマイクロコンピユ
ータ1のリセツトを行うときは、第2スイツチ1
2を所定時間以上押圧すれば良い。その場合、直
ちに第1トランジスタ13がオンし、メインシス
テム7の電源投入が行われるが、その後も前記第
2スイツチ12の押圧を継続する。そして、前記
第2スイツチ12の押圧時間が所定時間に達する
と、第2トランジスタ17がオンし、マイクロコ
ンピユータ1はリセツトが行われる。前記マイク
ロコンピユータ1のリセツトは、例えばフロント
パネルに設けられた点灯状態の変化により確認出
来るからその時点で前記第2スイツチ12の押圧
を解除すれば良い。前記第2スイツチ12の押圧
が解除されると、時定数回路14のコンデンサ1
6の放電が放電用抵抗20を介して開始され、や
がて該コンデンサ16の端子電圧がVBE以下とな
り、第2トランジスタ17がオフする。その為、
マイクロコンピユータ1は初期状態に戻され、正
常な動作で再開される。その後、前記コンデンサ
16は完全に放電され、初期状態に戻される。
ところで、上述の装置は第1スイツチ11が投
入された状態において、リモコン(図示せず)に
より遠隔操作が出来る。すなわち、前記第1スイ
ツチ11の投入によりリモコン受信回路6にも動
作電圧が印加されるので、前記リモコンで電源投
入の操作が行われると、その操作に応じた信号が
該リモコンから発生され、その信号はリモコン受
信回路6で受信される。すると、マイクロコンピ
ユータ1は前記リモコン受信回路6からの指令に
より、第2スイツチ12が押圧されたときと同等
になる。その為、メインシステム7に動作電圧が
印加される。前記メインシステム7に動作電圧が
印加されれば、その後は、リモコンにより所望の
操作が行われると、その信号はリモコン受信回路
6を介してマイクロコンピユータ1に伝達される
ので、該マイクロコンピユータ1でメインシステ
ム7が制御されることになり、該メインシステム
7は前記リモコンの操作に応じて動作する。
(ト) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、第2スイツ
チの押圧が所定時間未満のときにメインシステム
の電源投入を行い、所定時間以上のときにマイク
ロコンピユータのリセツトを行う様にしたので、
該マイクロコンピユータのリセツトの為のスイツ
チを別個に設ける必要が無いという利点を有す
る。また、前記マイクロコンピユータのリセツト
の為のスイツチをメインシステムの電源投入を行
うスイツチと兼用しているので、第2スイツチを
意識的に所定時間以上連続して押圧しなければ、
マイクロコンピユータのリセツトが行われないと
いう利点を有し、そして、その為に前記第2スイ
ツチを電子機器の前面パネルに設けることが出
来、マイクロコンピユータのリセツトが容易であ
るという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す回路図である。 主な図番の説明、1……マイクロコンピユー
タ、3……第1端子、4……第2端子、5……リ
セツト端子、6……リモコン受信回路、7……メ
インシステム、11……第1スイツチ、12……
第2スイツチ、13……第1トランジスタ、17
……第2トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リモコン受信回路を有し、リモコンにより遠隔
    操作が出来る電子機器において、第1及び第2端
    子が設けられ、該第1及び第2端子が短絡された
    ときに前記電子機器のメインシステムの電源投入
    を行う制御信号を発生する制御手段を有するマイ
    クロコンピユータと、該マイクロコンピユータに
    設けられ、リセツト信号が印加されることにより
    前記マイクロコンピユータのリセツトが行われる
    リセツト端子と、切換え操作により前記リモコン
    受信回路及びマイクロコンピユータへの電源投入
    を行うメカニカルロツク型の第1スイツチと、メ
    インシステムの電源投入時及びマイクロコンピユ
    ータのリセツト時に押圧されるモーメンタリ型の
    第2スイツチと、該第2スイツチが押圧されると
    直ちにオンすると共にオン状態において前記マイ
    クロコンピユータの第1端子と第2端子とを短絡
    する第1スイツチング素子と、前記第2スイツチ
    ング素子が所定時間押圧されるとオンすると共に
    オン状態において前記リセツト端子にリセツト信
    号を供給する第2スイツチング素子とから成るリ
    セツト回路。
JP16227585U 1985-10-23 1985-10-23 Expired JPH0342495Y2 (ja)

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JPS6271738U JPS6271738U (ja) 1987-05-08
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