JPH034247B2 - - Google Patents
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- JPH034247B2 JPH034247B2 JP57098694A JP9869482A JPH034247B2 JP H034247 B2 JPH034247 B2 JP H034247B2 JP 57098694 A JP57098694 A JP 57098694A JP 9869482 A JP9869482 A JP 9869482A JP H034247 B2 JPH034247 B2 JP H034247B2
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Description
「産業上の利用分野」
本発明は、置換コハク酸無水物の水性分散液、
該分散液の製造方法、および、該分散液からなる
製紙用サイズ剤に関するものである。 「従来の技術」 置換コハク酸無水物の水性分散液は、製紙用サ
イズ剤や繊維処理剤として公知であり、カチオン
変性澱粉やある種の界面活性剤からなる分散剤を
利用して得られた置換コハク酸無水物の水性分散
液が提案されている(特公昭59−2305号公報、特
公昭53−36044号公報)。 このカチオン変性澱粉やある種の界面活性剤か
らなる分散剤で調整されている従来の置換コハク
酸無水物の水性分散液は、安定性がきわめて悪
く、水性分散液の調整後の数時間後には、該分散
液が有していた初期の作用、効果がほぼ完全に消
失したり、あるいは、分散液に分離や凝集等が発
生し、エマルジヨンの破壊が生ずるという致命的
な欠点を有している。 このために、置換コハク酸無水物の水中分散性
能において優れた作用を奏する両性のアクリルア
ミド系ポリマーを分散剤とする置換コハク酸無水
物の水性分散液が提案された。 「発明が解決しようとする課題」 しかるに、前述の両性のアクリルアミド系ポリ
マーを分散剤とする置換コハク酸無水物の水性分
散液は、安定性において優れており、製紙用サイ
ズ剤として優れた作用を奏するものの、分散剤と
して添加される両性のアクリルアミド系ポリマー
の使用量を多くしないと、水性分散液の希釈安定
性に問題があり、水性分散液が有する初期のサイ
ズ効果が発揮し得なくなる。 このため、分散剤として混合される両性のアク
リルアミド系ポリマーの使用量を多量にしなけれ
ばならなく、経済的な不利益が免れ得ない。 これに対して、本第1の発明は、両性のアクリ
ルアミド系ポリマーの使用量が従来のものよりも
遥かに少量であつても、希釈安定性において優れ
た性質を有する廉価な置換コハク酸無水物の水性
分散液を、また、第2の発明は、本第1の発明の
希釈安定性において優れた性質を有する廉価な置
換コハク酸無水物の水性分散液を、容易、かつ、
確実に得る方法を、さらに、本第3の発明は、希
釈安定性において優れた性質を有する廉価な置換
コハク酸無水物の水性分散液によるサイズ効果に
優れた作用を奏する製紙用サイズ剤を提供する。 「課題を解決するための手段」 本第1の発明は、3〜50モル%のカチオン性基
と3〜15モル%のアニオン性基とを有する両性の
アクリルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉と
の80〜20:20〜80(重量比)の混合物からなる分
散剤の存在下に、炭素数5以上のアルキル基、ア
ルケニル基、アラルキル基、あるいはアラルケニ
ル基を具備する置換コハク酸無水物が、水性媒体
中に分散されてなる置換コハク酸無水物の水性分
散液である。 また、本第2の発明は、3〜50モル%のカチオ
ン性基と3〜15モル%のアニオン性基とを有する
両性のアクリルアミド系ポリマーとカチオン変性
澱粉との80〜20:20〜80(重量比)の混合物を含
有する水性媒体を調製する第1工程と、該第1工
程で得られた水性媒体中に、炭素数5以上のアル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、あるいは
アラルケニル基を具備する置換コハク酸無水物を
添加、混合し、均質化処理する第2工程とによつ
て、置換コハク酸無水物の水性分散液を得るもの
である。 さらにまた、本第3の発明は、3〜50モル%の
カチオン性基と3〜15モル%のアニオン性基とを
有する両性のアクリルアミド系ポリマーとカチオ
ン変性澱粉との80〜20:20〜80(重量比)の混合
物による分散剤の存在下に、炭素数5以上のアル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、あるいは
アラルケニル基を具備する置換コハク酸無水物が
水性媒体中に分散されてなる置換コハク酸無水物
の水性分散液による製紙用サイズ剤である。 前記本各発明において使用される置換コハク酸
無水物は、製紙用のサイズ剤として従来使用され
ている置換コハク酸無水物であつて、アルキル
基、アルケニル基、アラルキル基、あるいは、ア
ラルケニル基からなる炭素数5以上、好ましくは
8以上の置換基を有するコハク酸無水物が利用さ
れる。 なお、前記置換コハク酸無水物は、α・オレフ
イ、内部オレフイン、あるいはプロピレンやブテ
ン等のオリゴマー類と無水マレイン酸との付加反
応によつて得られるアルケニルコハク酸無水物、
該アルケニルコハク酸無水物を水素添加して得ら
れるアルキルコハク酸無水物、および、芳香族環
を有するオレフイン化合物から誘導されるアラル
キルあるいはアラルケニルコハク酸無水物等、具
体的には、オクテニルコハク酸無水物、ノネニル
コハク酸無水物、ドデシルコハク酸無水物、ドデ
セニルコハク酸無水物、ペンタデセニルコハク酸
無水物、ペンタデシルコハク酸無水物、ヘキサデ
セニルコハク酸無水物、オクタデセニルコハク酸
無水物、(1−オクテル−2−デセニル)−コハク
酸無水物、(1−ヘキシル−2−オクテニル)−コ
ハク酸無水物、ブテンオリゴマーと無水マレイン
酸との付加反応物、プロピレンオリゴマーと無水
マレイン酸との付加反応物、ブタジエンオリゴマ
ーあるいはその部分水素添加物と無水マレイン酸
との付加反応物、不飽和脂肪酸エステルと無水マ
レイン酸との付加反応物等である。 本各発明において利用される1方の分散剤でた
る両性のアクリルアミド系ポリマーは、3〜50モ
ル%のカチオン性基と3〜15モル%のアニオン性
基とを有するもので、主たる繰り返し単位がアク
リルアミド、メタクリルアミド、あるいはこの両
者からなつている水溶性または水分散性のポリマ
ーであり、水分散性能の点から分子量5万〜100
万程度のものが好適である。 なお、前記両性のアクリルアミド系ポリマーに
おけるカチオン性基は、第1級、第2級 あるい
は第3級のアミノ基や第4級アンモニウム塩基等
であり、カチオン性基はこれら基の単独あるいは
2種以上であつても良い。 また、アニオン性基は、例えば、カルボキシル
基や水酸基等であり、アニオン性基はこれらの基
の単独あるいは2種以上であつても良い。 本各発明で使用される前述の両性のアクリルア
ミド系ポリマーは、例えば、 (1) アクリルアミド、メタクリルアミド、あるい
はこの両者の混合物と、カチオン性モノマーと
アニオン性モノマーと、さらに必要に応じて他
のコモノマーとを共重合させる方法、 (2) ポリアクリルアミド、ポリメタアクリルアミ
ド、あるいはこの両者の混合物に対して、カチ
オン性基とアニオン性基とを導入する方法、 (3) アクリルアミド、メタクリルアミド、あるい
はこの両者の混合物と、アニオン性モノマー、
カチオン性モノマー、あるいは他のコモノマー
の1種以上との共重合体を得た後、該共重合体
を変性して、カチオン性基やアニオン性基を導
入する方法、 等によつて得られる。 なお、前述の(2)項のポリアクリルアミド、ポリ
メタクリルアミド、あるいはこの両者の混合物に
対して、カチオン性基とアニオン性基とを導入す
る方法や、(3)項のアクリルアミド、メタクリルア
ミド、あるいはこの両者の混合物と、アニオン性
モノマー、カチオン性モノマー、あるいは他のコ
モノマーの1種以上との共重合体を得た後、該共
重合体を変性してカチオン性基やアニオン性基を
導入する方法等においては、重合体や共重合体の
変性工程で、ホフマン分解反応やマンニツヒ反応
を利用するのが好ましい。 また、前述のカチオン性モノマーには、例え
ば、アクリル酸またはメタクリル酸のアミノアル
キルエステル、モノーまたはジ−アルキルアミノ
アルキルエステル、更にはこれらの第4級アンモ
ニウム塩、モノーまたはジ−アルキルアミノアル
キルアクリルアミドあるいはメタクリルアミド、
ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、アリルア
ミン、ジアリルアミン等が利用される。 さらに、アニオン性モノマーには、例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸、クロトン酸、ビニルスルホン酸、スルホン化
スチレン、ヒドロキシアルキルアクリレートやヒ
ドロキシアルキルメタクリレートのリン酸エステ
ル等が利用される。 さらにまた、その他のコモノマーには、酢酸ビ
ニルやプロピオン酸ビニル等のビニルエステル
類、メチルビニルエーテル、スチレンあるいはそ
の誘導体、アクリル酸あるいはメタクリル酸のの
アルキルエステル、アクリルニトリル、メタクリ
ロニトリル等が利用される。 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーと共に
使用されるもう1方の分散剤たるカチオン変性澱
粉は、アミノ基や第4級アンモニウム塩基等を有
する各種澱粉の誘導体であり、一般の市販品、具
体的には、ケート[CATO:王子ナシヨナル
(株)]、ポジパリンおよびネオポジパリン[松谷化
学(株)]、マーメイド[敷島スターチ(株)]等である。 本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液にお
いて、置換コハク酸無水物に対する両性のアクリ
ルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉との両者
による分散剤の使用量についての特別の制限はな
いが、一般的には、分散剤の使用量は置換コハク
酸無水物の10〜500重量%、好ましくは20〜200重
量%程度であり、実際に利用される置換コハク酸
無水物の種類、両性のアクリルアミド系ポリマー
の種類、カチオン変性澱粉の種類、両性のアクリ
ルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉との使用
割合等に応じて、予め予備試験を行ない、その使
用割合を決定しておいのが良い。 なお、製紙用サイズ剤としての置換コハク酸無
水物の水性分散液は、前述の置換コハク酸無水物
の水性分散液をさらに所望により水で希釈したも
のであつて、この置換コハク酸無水物の水性分散
液による製紙用サイズ剤と共にさらに硫酸バンド
等のそのの他の製紙用サイス剤が必要に応じて併
用されることは何ら差し支えない。 紙のサイジング工程で添加される本発明の製紙
用サイズ剤の添加量は、得られる成紙の用途に応
じて任意に変更されるが、通常は、パルプ乾燥重
量に対して置換コハク酸無水物が0.05〜5重量%
程度で良好がサイズ効果が得られる。 また、前記サイズ剤は、例えば、クラフトパル
プ、サルフアイトパルプ、セミケミカルパルプ、
グランドパルプ、その他の天然繊維あるいは合成
繊維パルプ、アスベストやロツクウール等の無機
繊維、更に、各種の故紙パルプ、脱インキパルプ
等に対するサイズ剤、繊維板用サイズ剤等として
有用である。 本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液、す
なわち、3〜50モル%のカチオン性基と3〜15モ
ル%のアニオン性基とを有する両性のアクリルア
ミド系ポリマーとカチオン変性澱粉との80〜20:
20〜80(重量比)の混合物の存在下に、炭素数5
以上のアルキル基、アルケニル基、アラルキル
基、あるいはアラルケニル基を具備する置換コハ
ク酸無水物が、水性媒体中に分散されてなる置換
コハク酸無水物の水性分散液は、前記両性のアク
リルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉と置換
コハク酸無水物とを含有する水性媒体である混合
液を得た後、該混合液をホモミキサー、ホモジナ
イザー、超音波乳化機等による均質化処理を行な
うことによつて容易に得られる。 なお、均質化処理に付される両性のアクリルア
ミド系ポリマーとカチオン変性澱粉と置換コハク
酸無水物とを含有する水性媒体を得るには、両性
のアクリルアミド系ポリマーの水溶液とカチオン
変性澱粉の水溶液とを混合し、得られた混合液中
に置換コハク酸無水物を添加、混合するのが好ま
しい。 均質化処理によつて得られる置換コハク酸無水
物の水性分散液は、その粘度が10〜5000cps程度
に濃度調整されていることが好ましく、また、必
要に応じて、両性のアクリルアミド系ポリマーと
カチオン変性澱粉とに加えてさらに他の分散剤が
添加されていても良いことは勿論である。 「実施例」 以下本発明の置換コハク酸無水物の水性分散
液、その製造方法、及び該置換コハク酸無水物の
水性分散液からなる製紙用サイズ剤の具体的な構
成を実施例をもつて説明する。 実施例 1 (1) 両性のアクリルアミド系ポリマーの製造 500c.c.の四ツ口フラスコに、濃度16.3%のポリ
アクリルアミド水溶液(粘度:15000cps/25℃)
180gと、水90gと、四級化変性剤としての塩化
ベンジルとジメチルエタノールアミンとの等モル
反応物5.4gとを仕込み、均一に混合、溶解させ
た。 次いで、フラスコ内に、有効塩素濃度13%の次
亜塩素酸ソーダ水溶液61gと48%苛性カリ水溶液
12.4gとの混合物による水溶液を、20〜30℃の温
度で、60分間にわたつて滴下した。 なお、この工程においては、フラスコ内の温度
が20〜30℃を維持するように、適宜冷却を施し
た。 続いて、20〜30℃で30分間反応させた後、10%
の希塩酸で中和して、PH4.5に調整し、反応を完
了させ、両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]を得た。 得られた両性のアクリルアミド系ポリマーの水
溶液[]は、ポリマー濃度7%、粘度150cps/
25℃、コロイド滴定法による両性のアクリルアミ
ド系ポリマーのイオン基の定量結果は、カチオン
性基(第1級アミノ基および第4級アンモニウム
基)19.8モル%、アニオン性基(カルボキシル
基)5.0モル%である。 (2) 置換コハク酸無水物の水性分散液の調製 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]57g(ポリマー分4g)と、市販のカチ
オン変性澱粉[CATO−F:王子ナシヨナル(株)]
の8%水溶液12.5gとの混合液に、プロピレンペ
ンタマーを主成分とするプロピレンオリゴマーと
無水マレイン酸との付加反応生成物からなる置換
コハク酸無水物5gを添加、混合し、直ちに、試
験用ホモミキサー[特殊化工業(株):TKホモミキ
サー、HV−M型]にて、90秒間の攪拌
(9000RPM)乳化による均質化処理を行ない、本
発明の置換コハク酸無水物の水性分散液の1実施
例品である水性分散液(A)を得た。 実施例 2〜4 実施例1で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]の量と、市販のカチオン変
性澱粉の8%水溶液の量とを、それぞれ後記第1
表に示される量に変えて、実施例1の(2)の置換コ
ハク酸無水物の水性分散液の調製の項における操
作と全く同様に操作し、本発明の実施例品である
水性分散液(B),(C),(D)を得た。 比較例 1 実施例1で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]の71.5g(ポリマー分5
g)に、同じく実施例1で使用したものと同じ置
換コハク酸無水物5gを添加、混合し、以下、実
施例1の(2)の置換コハク酸無水物の水性分散液の
調製の項における操作と全く同様に操作し、比較
のための水性分散液(E)を得た。 比較例 2 市販のカチオン変性澱粉[CATO−F:王子
ナシヨナル(株)]の8%水溶液62.5gに、実施例1
で使用したものと同じ置換コハク酸無水物5gを
添加、混合し、以下、実施例1の(2)の置換コハク
酸無水物の水性分散液の調製の項における操作と
全く同様に操作し、比較のための水性分散液(F)を
得た。 試 験 1 以上の実施例1〜4で得られた本発明の置換コ
ハク酸無水物の水性分散液の実施例品である水性
分散液(A)〜(D)および比較例1〜2で得られた比較
のための水性分散液(E)〜(F)について、各水性分散
液の分散粒子径、希釈安定性、および、手抄き試
験によるサイズ効果を測定した。 結果を第1表に示す。 なお、試験方法は下記の通りである。分散粒子径 光学顕微鏡による。希釈安定性 各水性分散液を、置換コハク酸無水物の濃度
0.01%に、イオン交換水を利用して希釈し、これ
を静置し、析出浮遊物が発生したものは希釈安定
性が不良、析出浮遊物の発生のないものは希釈安
定性が良好と判定した。手抄き試験によるサイズ効果 L−BKP(C.S.F.:400c.c.)の1%パルプスラ
リーに、各水性分散液の希釈液(置換コハク酸無
水物の濃度0.4%)を、置換コハク酸無水物の添
加量が0.35%(対絶乾パルプ重量)となるように
添加し、十分に攪拌、分散させた後、TAPPIス
タンダードシートマシンで常法にしたがつて抄紙
し、得られた坪量60g/m2の手抄き紙のサイズ効
果を、ステキヒトサイズ度(秒)で測定した。
該分散液の製造方法、および、該分散液からなる
製紙用サイズ剤に関するものである。 「従来の技術」 置換コハク酸無水物の水性分散液は、製紙用サ
イズ剤や繊維処理剤として公知であり、カチオン
変性澱粉やある種の界面活性剤からなる分散剤を
利用して得られた置換コハク酸無水物の水性分散
液が提案されている(特公昭59−2305号公報、特
公昭53−36044号公報)。 このカチオン変性澱粉やある種の界面活性剤か
らなる分散剤で調整されている従来の置換コハク
酸無水物の水性分散液は、安定性がきわめて悪
く、水性分散液の調整後の数時間後には、該分散
液が有していた初期の作用、効果がほぼ完全に消
失したり、あるいは、分散液に分離や凝集等が発
生し、エマルジヨンの破壊が生ずるという致命的
な欠点を有している。 このために、置換コハク酸無水物の水中分散性
能において優れた作用を奏する両性のアクリルア
ミド系ポリマーを分散剤とする置換コハク酸無水
物の水性分散液が提案された。 「発明が解決しようとする課題」 しかるに、前述の両性のアクリルアミド系ポリ
マーを分散剤とする置換コハク酸無水物の水性分
散液は、安定性において優れており、製紙用サイ
ズ剤として優れた作用を奏するものの、分散剤と
して添加される両性のアクリルアミド系ポリマー
の使用量を多くしないと、水性分散液の希釈安定
性に問題があり、水性分散液が有する初期のサイ
ズ効果が発揮し得なくなる。 このため、分散剤として混合される両性のアク
リルアミド系ポリマーの使用量を多量にしなけれ
ばならなく、経済的な不利益が免れ得ない。 これに対して、本第1の発明は、両性のアクリ
ルアミド系ポリマーの使用量が従来のものよりも
遥かに少量であつても、希釈安定性において優れ
た性質を有する廉価な置換コハク酸無水物の水性
分散液を、また、第2の発明は、本第1の発明の
希釈安定性において優れた性質を有する廉価な置
換コハク酸無水物の水性分散液を、容易、かつ、
確実に得る方法を、さらに、本第3の発明は、希
釈安定性において優れた性質を有する廉価な置換
コハク酸無水物の水性分散液によるサイズ効果に
優れた作用を奏する製紙用サイズ剤を提供する。 「課題を解決するための手段」 本第1の発明は、3〜50モル%のカチオン性基
と3〜15モル%のアニオン性基とを有する両性の
アクリルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉と
の80〜20:20〜80(重量比)の混合物からなる分
散剤の存在下に、炭素数5以上のアルキル基、ア
ルケニル基、アラルキル基、あるいはアラルケニ
ル基を具備する置換コハク酸無水物が、水性媒体
中に分散されてなる置換コハク酸無水物の水性分
散液である。 また、本第2の発明は、3〜50モル%のカチオ
ン性基と3〜15モル%のアニオン性基とを有する
両性のアクリルアミド系ポリマーとカチオン変性
澱粉との80〜20:20〜80(重量比)の混合物を含
有する水性媒体を調製する第1工程と、該第1工
程で得られた水性媒体中に、炭素数5以上のアル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、あるいは
アラルケニル基を具備する置換コハク酸無水物を
添加、混合し、均質化処理する第2工程とによつ
て、置換コハク酸無水物の水性分散液を得るもの
である。 さらにまた、本第3の発明は、3〜50モル%の
カチオン性基と3〜15モル%のアニオン性基とを
有する両性のアクリルアミド系ポリマーとカチオ
ン変性澱粉との80〜20:20〜80(重量比)の混合
物による分散剤の存在下に、炭素数5以上のアル
キル基、アルケニル基、アラルキル基、あるいは
アラルケニル基を具備する置換コハク酸無水物が
水性媒体中に分散されてなる置換コハク酸無水物
の水性分散液による製紙用サイズ剤である。 前記本各発明において使用される置換コハク酸
無水物は、製紙用のサイズ剤として従来使用され
ている置換コハク酸無水物であつて、アルキル
基、アルケニル基、アラルキル基、あるいは、ア
ラルケニル基からなる炭素数5以上、好ましくは
8以上の置換基を有するコハク酸無水物が利用さ
れる。 なお、前記置換コハク酸無水物は、α・オレフ
イ、内部オレフイン、あるいはプロピレンやブテ
ン等のオリゴマー類と無水マレイン酸との付加反
応によつて得られるアルケニルコハク酸無水物、
該アルケニルコハク酸無水物を水素添加して得ら
れるアルキルコハク酸無水物、および、芳香族環
を有するオレフイン化合物から誘導されるアラル
キルあるいはアラルケニルコハク酸無水物等、具
体的には、オクテニルコハク酸無水物、ノネニル
コハク酸無水物、ドデシルコハク酸無水物、ドデ
セニルコハク酸無水物、ペンタデセニルコハク酸
無水物、ペンタデシルコハク酸無水物、ヘキサデ
セニルコハク酸無水物、オクタデセニルコハク酸
無水物、(1−オクテル−2−デセニル)−コハク
酸無水物、(1−ヘキシル−2−オクテニル)−コ
ハク酸無水物、ブテンオリゴマーと無水マレイン
酸との付加反応物、プロピレンオリゴマーと無水
マレイン酸との付加反応物、ブタジエンオリゴマ
ーあるいはその部分水素添加物と無水マレイン酸
との付加反応物、不飽和脂肪酸エステルと無水マ
レイン酸との付加反応物等である。 本各発明において利用される1方の分散剤でた
る両性のアクリルアミド系ポリマーは、3〜50モ
ル%のカチオン性基と3〜15モル%のアニオン性
基とを有するもので、主たる繰り返し単位がアク
リルアミド、メタクリルアミド、あるいはこの両
者からなつている水溶性または水分散性のポリマ
ーであり、水分散性能の点から分子量5万〜100
万程度のものが好適である。 なお、前記両性のアクリルアミド系ポリマーに
おけるカチオン性基は、第1級、第2級 あるい
は第3級のアミノ基や第4級アンモニウム塩基等
であり、カチオン性基はこれら基の単独あるいは
2種以上であつても良い。 また、アニオン性基は、例えば、カルボキシル
基や水酸基等であり、アニオン性基はこれらの基
の単独あるいは2種以上であつても良い。 本各発明で使用される前述の両性のアクリルア
ミド系ポリマーは、例えば、 (1) アクリルアミド、メタクリルアミド、あるい
はこの両者の混合物と、カチオン性モノマーと
アニオン性モノマーと、さらに必要に応じて他
のコモノマーとを共重合させる方法、 (2) ポリアクリルアミド、ポリメタアクリルアミ
ド、あるいはこの両者の混合物に対して、カチ
オン性基とアニオン性基とを導入する方法、 (3) アクリルアミド、メタクリルアミド、あるい
はこの両者の混合物と、アニオン性モノマー、
カチオン性モノマー、あるいは他のコモノマー
の1種以上との共重合体を得た後、該共重合体
を変性して、カチオン性基やアニオン性基を導
入する方法、 等によつて得られる。 なお、前述の(2)項のポリアクリルアミド、ポリ
メタクリルアミド、あるいはこの両者の混合物に
対して、カチオン性基とアニオン性基とを導入す
る方法や、(3)項のアクリルアミド、メタクリルア
ミド、あるいはこの両者の混合物と、アニオン性
モノマー、カチオン性モノマー、あるいは他のコ
モノマーの1種以上との共重合体を得た後、該共
重合体を変性してカチオン性基やアニオン性基を
導入する方法等においては、重合体や共重合体の
変性工程で、ホフマン分解反応やマンニツヒ反応
を利用するのが好ましい。 また、前述のカチオン性モノマーには、例え
ば、アクリル酸またはメタクリル酸のアミノアル
キルエステル、モノーまたはジ−アルキルアミノ
アルキルエステル、更にはこれらの第4級アンモ
ニウム塩、モノーまたはジ−アルキルアミノアル
キルアクリルアミドあるいはメタクリルアミド、
ビニルピリジン、ビニルイミダゾール、アリルア
ミン、ジアリルアミン等が利用される。 さらに、アニオン性モノマーには、例えば、ア
クリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン
酸、クロトン酸、ビニルスルホン酸、スルホン化
スチレン、ヒドロキシアルキルアクリレートやヒ
ドロキシアルキルメタクリレートのリン酸エステ
ル等が利用される。 さらにまた、その他のコモノマーには、酢酸ビ
ニルやプロピオン酸ビニル等のビニルエステル
類、メチルビニルエーテル、スチレンあるいはそ
の誘導体、アクリル酸あるいはメタクリル酸のの
アルキルエステル、アクリルニトリル、メタクリ
ロニトリル等が利用される。 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーと共に
使用されるもう1方の分散剤たるカチオン変性澱
粉は、アミノ基や第4級アンモニウム塩基等を有
する各種澱粉の誘導体であり、一般の市販品、具
体的には、ケート[CATO:王子ナシヨナル
(株)]、ポジパリンおよびネオポジパリン[松谷化
学(株)]、マーメイド[敷島スターチ(株)]等である。 本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液にお
いて、置換コハク酸無水物に対する両性のアクリ
ルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉との両者
による分散剤の使用量についての特別の制限はな
いが、一般的には、分散剤の使用量は置換コハク
酸無水物の10〜500重量%、好ましくは20〜200重
量%程度であり、実際に利用される置換コハク酸
無水物の種類、両性のアクリルアミド系ポリマー
の種類、カチオン変性澱粉の種類、両性のアクリ
ルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉との使用
割合等に応じて、予め予備試験を行ない、その使
用割合を決定しておいのが良い。 なお、製紙用サイズ剤としての置換コハク酸無
水物の水性分散液は、前述の置換コハク酸無水物
の水性分散液をさらに所望により水で希釈したも
のであつて、この置換コハク酸無水物の水性分散
液による製紙用サイズ剤と共にさらに硫酸バンド
等のそのの他の製紙用サイス剤が必要に応じて併
用されることは何ら差し支えない。 紙のサイジング工程で添加される本発明の製紙
用サイズ剤の添加量は、得られる成紙の用途に応
じて任意に変更されるが、通常は、パルプ乾燥重
量に対して置換コハク酸無水物が0.05〜5重量%
程度で良好がサイズ効果が得られる。 また、前記サイズ剤は、例えば、クラフトパル
プ、サルフアイトパルプ、セミケミカルパルプ、
グランドパルプ、その他の天然繊維あるいは合成
繊維パルプ、アスベストやロツクウール等の無機
繊維、更に、各種の故紙パルプ、脱インキパルプ
等に対するサイズ剤、繊維板用サイズ剤等として
有用である。 本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液、す
なわち、3〜50モル%のカチオン性基と3〜15モ
ル%のアニオン性基とを有する両性のアクリルア
ミド系ポリマーとカチオン変性澱粉との80〜20:
20〜80(重量比)の混合物の存在下に、炭素数5
以上のアルキル基、アルケニル基、アラルキル
基、あるいはアラルケニル基を具備する置換コハ
ク酸無水物が、水性媒体中に分散されてなる置換
コハク酸無水物の水性分散液は、前記両性のアク
リルアミド系ポリマーとカチオン変性澱粉と置換
コハク酸無水物とを含有する水性媒体である混合
液を得た後、該混合液をホモミキサー、ホモジナ
イザー、超音波乳化機等による均質化処理を行な
うことによつて容易に得られる。 なお、均質化処理に付される両性のアクリルア
ミド系ポリマーとカチオン変性澱粉と置換コハク
酸無水物とを含有する水性媒体を得るには、両性
のアクリルアミド系ポリマーの水溶液とカチオン
変性澱粉の水溶液とを混合し、得られた混合液中
に置換コハク酸無水物を添加、混合するのが好ま
しい。 均質化処理によつて得られる置換コハク酸無水
物の水性分散液は、その粘度が10〜5000cps程度
に濃度調整されていることが好ましく、また、必
要に応じて、両性のアクリルアミド系ポリマーと
カチオン変性澱粉とに加えてさらに他の分散剤が
添加されていても良いことは勿論である。 「実施例」 以下本発明の置換コハク酸無水物の水性分散
液、その製造方法、及び該置換コハク酸無水物の
水性分散液からなる製紙用サイズ剤の具体的な構
成を実施例をもつて説明する。 実施例 1 (1) 両性のアクリルアミド系ポリマーの製造 500c.c.の四ツ口フラスコに、濃度16.3%のポリ
アクリルアミド水溶液(粘度:15000cps/25℃)
180gと、水90gと、四級化変性剤としての塩化
ベンジルとジメチルエタノールアミンとの等モル
反応物5.4gとを仕込み、均一に混合、溶解させ
た。 次いで、フラスコ内に、有効塩素濃度13%の次
亜塩素酸ソーダ水溶液61gと48%苛性カリ水溶液
12.4gとの混合物による水溶液を、20〜30℃の温
度で、60分間にわたつて滴下した。 なお、この工程においては、フラスコ内の温度
が20〜30℃を維持するように、適宜冷却を施し
た。 続いて、20〜30℃で30分間反応させた後、10%
の希塩酸で中和して、PH4.5に調整し、反応を完
了させ、両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]を得た。 得られた両性のアクリルアミド系ポリマーの水
溶液[]は、ポリマー濃度7%、粘度150cps/
25℃、コロイド滴定法による両性のアクリルアミ
ド系ポリマーのイオン基の定量結果は、カチオン
性基(第1級アミノ基および第4級アンモニウム
基)19.8モル%、アニオン性基(カルボキシル
基)5.0モル%である。 (2) 置換コハク酸無水物の水性分散液の調製 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]57g(ポリマー分4g)と、市販のカチ
オン変性澱粉[CATO−F:王子ナシヨナル(株)]
の8%水溶液12.5gとの混合液に、プロピレンペ
ンタマーを主成分とするプロピレンオリゴマーと
無水マレイン酸との付加反応生成物からなる置換
コハク酸無水物5gを添加、混合し、直ちに、試
験用ホモミキサー[特殊化工業(株):TKホモミキ
サー、HV−M型]にて、90秒間の攪拌
(9000RPM)乳化による均質化処理を行ない、本
発明の置換コハク酸無水物の水性分散液の1実施
例品である水性分散液(A)を得た。 実施例 2〜4 実施例1で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]の量と、市販のカチオン変
性澱粉の8%水溶液の量とを、それぞれ後記第1
表に示される量に変えて、実施例1の(2)の置換コ
ハク酸無水物の水性分散液の調製の項における操
作と全く同様に操作し、本発明の実施例品である
水性分散液(B),(C),(D)を得た。 比較例 1 実施例1で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]の71.5g(ポリマー分5
g)に、同じく実施例1で使用したものと同じ置
換コハク酸無水物5gを添加、混合し、以下、実
施例1の(2)の置換コハク酸無水物の水性分散液の
調製の項における操作と全く同様に操作し、比較
のための水性分散液(E)を得た。 比較例 2 市販のカチオン変性澱粉[CATO−F:王子
ナシヨナル(株)]の8%水溶液62.5gに、実施例1
で使用したものと同じ置換コハク酸無水物5gを
添加、混合し、以下、実施例1の(2)の置換コハク
酸無水物の水性分散液の調製の項における操作と
全く同様に操作し、比較のための水性分散液(F)を
得た。 試 験 1 以上の実施例1〜4で得られた本発明の置換コ
ハク酸無水物の水性分散液の実施例品である水性
分散液(A)〜(D)および比較例1〜2で得られた比較
のための水性分散液(E)〜(F)について、各水性分散
液の分散粒子径、希釈安定性、および、手抄き試
験によるサイズ効果を測定した。 結果を第1表に示す。 なお、試験方法は下記の通りである。分散粒子径 光学顕微鏡による。希釈安定性 各水性分散液を、置換コハク酸無水物の濃度
0.01%に、イオン交換水を利用して希釈し、これ
を静置し、析出浮遊物が発生したものは希釈安定
性が不良、析出浮遊物の発生のないものは希釈安
定性が良好と判定した。手抄き試験によるサイズ効果 L−BKP(C.S.F.:400c.c.)の1%パルプスラ
リーに、各水性分散液の希釈液(置換コハク酸無
水物の濃度0.4%)を、置換コハク酸無水物の添
加量が0.35%(対絶乾パルプ重量)となるように
添加し、十分に攪拌、分散させた後、TAPPIス
タンダードシートマシンで常法にしたがつて抄紙
し、得られた坪量60g/m2の手抄き紙のサイズ効
果を、ステキヒトサイズ度(秒)で測定した。
【表】
実施例 5
(1) 両性のアクリルアミド系ポリマーの製造
500c.c.の四ツ口フラスコに、濃度6%のポリア
クリルアミド水溶液(粘度:18000)cps/25℃)
200gを仕込み、温度70〜80℃に昇温させた。 これに、濃度18%の苛性カリ水溶液1.6gを添
加し、1時間同温度に保持し、部分加水分解した
後、水80gを添加し、50℃に冷却した。 次いで、フラスコ内に、37%ホルマリン溶液3
gと50%ジメチルアミン水溶液4gとを加え、50
〜55℃で90分間反応させ、さらに、希塩酸でPH
4.5に調整し、両性のアクリルアミド系ポリマー
の水溶液[]を得た。 得られた両性のアクリルアミド系ポリマーの水
溶液[]は、ポリマー濃度5.1%、粘度
2800cps/25℃で、コロイド滴定法による両性の
アクリルアミド系ポリマーのイオン基の定量結果
は、カチオン性基(第3級アミノ基)16.5モル
%、アニオン性基(カルボキシル基)9.5モル%
である。 (2) 置換コハク酸無水物の水性分散液の調製 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]49g(ポリマー分25g)と、市販のカチ
オン変性澱粉[CATO−F:王子ナシヨナル(株)]
の8%水溶液31.3gとの混合液に、実施例1で利
用したものと同じ置換コハク酸無水物5gを添
加、混合し、直ちに、試験用ホモミキサー[TK
ホモミキサー、HV−M型]にて、90秒間の攪拌
(9000RPM)乳化による均質化処理を行ない、本
発明の置換コハク酸無水物の水性分散液の1実施
例品である水性分散液(G)を得た。 実施例 6 実施例5で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]の量を24.5g(ポリマー分
1.25g)とし、カチオン変性澱粉の8%水溶液の
量を46.9を、それぞれ後記第1表に示される量に
変える以外は、全て実施例5と同様に操作し、本
発明の実施例品である水性分散液(H)を得た。 比較例 3 実施例5で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]98g(ポリマー分5g)
に、同じく実施例5で利用した置換コハク酸無水
物5gを添加、混合し、、以下、実施例5におけ
る(2)項の置換コハク酸無水物の水性分散液の調製
の項における均質化処理と同様の均質化処理を行
ない、比較のための水性分散液()を得た。 試 験 2 以上の実施例5〜6で得られた本発明の置換コ
ハク酸無水物の水性分散液の実施例品である水性
分散液(G)〜(H)および比較例2〜3で得られた比較
のための水性分散液(F)および()について、各
水性分散液の分散粒子径、希釈安定性、および、
手抄き試験によるサイズ効果を測定した。 結果を第2表に示す。 なお、分散粒子径および希釈安定性についての
試験は前述の試験1に説明した方法と同一の方法
によつて試験した。 手抄き試験によるサイズ効果の試験は以下のと
おりである。手抄き試験によるサイズ効果 L−BKP(C.S.F.:400c.c.)の1%パルプスラ
リーに、各水性分散液の希釈液(置換コハク酸無
水物の濃度0.4%)を、置換コハク酸無水物の添
加量が0.35%(対絶乾パルプ重量)となるように
添加し、同時に硫酸バンド0.5%(対絶乾パルプ
重量)を添加した後、十分に攪拌、分散させ、
TAPPIスタンダードシートマシンで常法にした
がつて抄紙し、得られた坪量52g/m2の手抄き紙
のサイズ効果を、ステキヒトサイズ度(秒)で測
定した。
クリルアミド水溶液(粘度:18000)cps/25℃)
200gを仕込み、温度70〜80℃に昇温させた。 これに、濃度18%の苛性カリ水溶液1.6gを添
加し、1時間同温度に保持し、部分加水分解した
後、水80gを添加し、50℃に冷却した。 次いで、フラスコ内に、37%ホルマリン溶液3
gと50%ジメチルアミン水溶液4gとを加え、50
〜55℃で90分間反応させ、さらに、希塩酸でPH
4.5に調整し、両性のアクリルアミド系ポリマー
の水溶液[]を得た。 得られた両性のアクリルアミド系ポリマーの水
溶液[]は、ポリマー濃度5.1%、粘度
2800cps/25℃で、コロイド滴定法による両性の
アクリルアミド系ポリマーのイオン基の定量結果
は、カチオン性基(第3級アミノ基)16.5モル
%、アニオン性基(カルボキシル基)9.5モル%
である。 (2) 置換コハク酸無水物の水性分散液の調製 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]49g(ポリマー分25g)と、市販のカチ
オン変性澱粉[CATO−F:王子ナシヨナル(株)]
の8%水溶液31.3gとの混合液に、実施例1で利
用したものと同じ置換コハク酸無水物5gを添
加、混合し、直ちに、試験用ホモミキサー[TK
ホモミキサー、HV−M型]にて、90秒間の攪拌
(9000RPM)乳化による均質化処理を行ない、本
発明の置換コハク酸無水物の水性分散液の1実施
例品である水性分散液(G)を得た。 実施例 6 実施例5で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]の量を24.5g(ポリマー分
1.25g)とし、カチオン変性澱粉の8%水溶液の
量を46.9を、それぞれ後記第1表に示される量に
変える以外は、全て実施例5と同様に操作し、本
発明の実施例品である水性分散液(H)を得た。 比較例 3 実施例5で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]98g(ポリマー分5g)
に、同じく実施例5で利用した置換コハク酸無水
物5gを添加、混合し、、以下、実施例5におけ
る(2)項の置換コハク酸無水物の水性分散液の調製
の項における均質化処理と同様の均質化処理を行
ない、比較のための水性分散液()を得た。 試 験 2 以上の実施例5〜6で得られた本発明の置換コ
ハク酸無水物の水性分散液の実施例品である水性
分散液(G)〜(H)および比較例2〜3で得られた比較
のための水性分散液(F)および()について、各
水性分散液の分散粒子径、希釈安定性、および、
手抄き試験によるサイズ効果を測定した。 結果を第2表に示す。 なお、分散粒子径および希釈安定性についての
試験は前述の試験1に説明した方法と同一の方法
によつて試験した。 手抄き試験によるサイズ効果の試験は以下のと
おりである。手抄き試験によるサイズ効果 L−BKP(C.S.F.:400c.c.)の1%パルプスラ
リーに、各水性分散液の希釈液(置換コハク酸無
水物の濃度0.4%)を、置換コハク酸無水物の添
加量が0.35%(対絶乾パルプ重量)となるように
添加し、同時に硫酸バンド0.5%(対絶乾パルプ
重量)を添加した後、十分に攪拌、分散させ、
TAPPIスタンダードシートマシンで常法にした
がつて抄紙し、得られた坪量52g/m2の手抄き紙
のサイズ効果を、ステキヒトサイズ度(秒)で測
定した。
【表】
実施例 7
(1) 両性のアクリルアミド系ポリマーの製造
500c.c.の四ツ口フラスコに、アクリルアミドモ
ノマー24g、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト3g、メタクリル酸3g、および酢酸1.5gを
仕込み、これに水を添加して全量を280gにし、
均一に溶解させた。 次いで、50℃に昇温し、過硫酸アンモニウム
0.03gを含む水溶液10gと、重亜硫酸ソーダ0.03
gを含む水溶液10gとを添加して、重合反応を開
始させた。 フラスコ内を60〜70℃に2時間保温した後、重
合反応を停止させ、両性のアクリルアミド系ポリ
マーの水溶液[]を得た。 得られた両性のアクリルアミド系ポリマーの水
溶液[]は、ポリマー濃度10.5%、粘度
15000cps/25℃、コロイド滴定法による両性のア
クリルアミド系ポリマーのイオン基の定量結果
は、カチオン性基(第3級アミノ基)4.9モル%、
アニオン性基(カルボキシル基)8.9モル%であ
る。 (2) 置換コハク酸無水物の水性分散液の調整 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]19g(ポリマー分2g)と、市販のカチ
オン変性澱粉[ネオポジパリン:松谷化学(株)]の
5%水溶液60gとの混合液に、実施例1で使用し
たものと同じ置換コハク酸無水物5gを添加、混
合し、直ちに、試験用ホモミキサー[特殊機化工
業(株):TKホモミキサー、HV−M型]にて、90
秒間の攪拌(9000RPM)乳化による均質化処理
を行ない、本発明の置換コハク酸無水物の水性分
散液の1実施例品である水性分散液(J)を得た。 比較例 4 実施例7で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]47.6g(ポリマー分5g)
にイオン交換水20gを添加して希釈し、これに、
同じく実施例7で利用した置換コハク酸無水物5
gを添加、混合し、以下、実施例7における(2)項
の置換コハク酸無水物の水性分散液の調製の項に
おける均質化処理と同様の均質化処理を行ない、
比較のための水性分散液(K)を得た。 比較例 5 市販のカチオン変性澱粉[ネオポジパリン:松
谷化学(株)]の5%水溶液100gに、実施例7で使
用したものと同じ置換コハク酸無水物5gを添
加、混合し、以下、実施例7における(2)項の置換
コハク酸無水物の水性分散液の調製の項における
均質化処理と同様の均質化処理を行ない、比較の
ための水性分散液(L)を得た。 試 験 3 以上の実施例7で得られた本発明の置換コハク
酸無水物の水性分散液の実施例品である水性分散
液(J)および比較例4〜5で得られた比較のための
水性分散液(K)および(L)について、各水性分散液の
分散粒子径、希釈安定性、および、手抄き試験に
よるサイズ効果を測定した。 結果を第3表に示す。 なお、試験方法は、前述の試験2で説明した方
法と同一である。
ノマー24g、ジメチルアミノエチルメタクリレー
ト3g、メタクリル酸3g、および酢酸1.5gを
仕込み、これに水を添加して全量を280gにし、
均一に溶解させた。 次いで、50℃に昇温し、過硫酸アンモニウム
0.03gを含む水溶液10gと、重亜硫酸ソーダ0.03
gを含む水溶液10gとを添加して、重合反応を開
始させた。 フラスコ内を60〜70℃に2時間保温した後、重
合反応を停止させ、両性のアクリルアミド系ポリ
マーの水溶液[]を得た。 得られた両性のアクリルアミド系ポリマーの水
溶液[]は、ポリマー濃度10.5%、粘度
15000cps/25℃、コロイド滴定法による両性のア
クリルアミド系ポリマーのイオン基の定量結果
は、カチオン性基(第3級アミノ基)4.9モル%、
アニオン性基(カルボキシル基)8.9モル%であ
る。 (2) 置換コハク酸無水物の水性分散液の調整 前述の両性のアクリルアミド系ポリマーの水溶
液[]19g(ポリマー分2g)と、市販のカチ
オン変性澱粉[ネオポジパリン:松谷化学(株)]の
5%水溶液60gとの混合液に、実施例1で使用し
たものと同じ置換コハク酸無水物5gを添加、混
合し、直ちに、試験用ホモミキサー[特殊機化工
業(株):TKホモミキサー、HV−M型]にて、90
秒間の攪拌(9000RPM)乳化による均質化処理
を行ない、本発明の置換コハク酸無水物の水性分
散液の1実施例品である水性分散液(J)を得た。 比較例 4 実施例7で利用した両性のアクリルアミド系ポ
リマーの水溶液[]47.6g(ポリマー分5g)
にイオン交換水20gを添加して希釈し、これに、
同じく実施例7で利用した置換コハク酸無水物5
gを添加、混合し、以下、実施例7における(2)項
の置換コハク酸無水物の水性分散液の調製の項に
おける均質化処理と同様の均質化処理を行ない、
比較のための水性分散液(K)を得た。 比較例 5 市販のカチオン変性澱粉[ネオポジパリン:松
谷化学(株)]の5%水溶液100gに、実施例7で使
用したものと同じ置換コハク酸無水物5gを添
加、混合し、以下、実施例7における(2)項の置換
コハク酸無水物の水性分散液の調製の項における
均質化処理と同様の均質化処理を行ない、比較の
ための水性分散液(L)を得た。 試 験 3 以上の実施例7で得られた本発明の置換コハク
酸無水物の水性分散液の実施例品である水性分散
液(J)および比較例4〜5で得られた比較のための
水性分散液(K)および(L)について、各水性分散液の
分散粒子径、希釈安定性、および、手抄き試験に
よるサイズ効果を測定した。 結果を第3表に示す。 なお、試験方法は、前述の試験2で説明した方
法と同一である。
【表】
* 分散剤
PAMはアクリルアミド系ポリマーの水溶
液〓〓のg数
CSはカチオン変性澱粉の5%水溶液のg
数
「発明の作用、効果」 本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液にお
いては、カチオン性基とアニオン性基とを有する
両性のアクリルアミド系ポリマーと、カチオン変
性澱粉との両者からなる分散剤の相乗効果が奏さ
れ、両性のアクリルアミド系ポリマーを分散剤と
する置換コハク酸無水物の水性分散液や、カチオ
ン変性澱粉を分散剤とする置換コハク酸無水物の
水性分散液と比較して、遥かに優れたサイズ効果
が奏される。 カチオン性基とアニオン性基とを有する両性の
アクリルアミド系ポリマーと、カチオン変性澱粉
との両者からなる分散剤を含有する本発明の置換
コハク酸無水物の水性分散液による分散剤の相乗
効果は、両性のアクリルアミド系ポリマーが有す
る優れた分散能によつてきわめて微細なエマルジ
ヨン粒子の分散液が得られること、及び、サイジ
ング工程でサイズ剤として使用される分散液、す
なわち、希釈されている置換コハク酸無水物の水
性分散液の安定性が、カチオン変性澱粉の効果に
よつて奏されていること、製紙原料の繊維成分に
置換コハク酸無水物の微細粒子が吸着され易いこ
と、また、両性のアクリルアミド系ポリマーがサ
イズ剤中にて定着剤としても作用し、サイズ剤の
歩留まりが向上すること等に起因するものである
と推定される。 カチオン性基とアニオン性基とを有する両性の
アクリルアミド系ポリマーと、カチオン変性澱粉
との両者からなる分散剤を含有する本発明の置換
コハク酸無水物の水性分散液においては、該分散
液中の各分散剤の前述の作用によつて、分散液中
に含有される両性のアクリルアミド系ポリマーの
含有量が少量でもつて、きわめて微細な分散粒子
径の安定な置換コハク酸無水物のエマルジヨンが
形成され、また、希釈安定性において優れた作用
を奏するものである。 したがつて、本発明の置換コハク酸無水物の水
性分散液は、各種のパルプによる製紙用サイズ剤
は勿論のこと、繊維板用サイズ剤、その他の各種
の繊維処理剤、撥水剤、防水剤、水性塗料用添加
剤等の用途において優れた作用を有する。 また、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散
液の製造方法は、前述の作用を具備する水性分散
液が容易、かつ、確実に得られる。 さらに、本発明の置換コハク酸無水物の水性分
散液による製紙用サイズ剤は、置換コハク酸無水
物の水性分散液からなる従来の製紙用サイズ剤と
比較して、得られるサイズ効果がきわめて高いた
め、強サイズ紙用のサイズ剤に好適であり、ま
た、特別の強サイズ紙にする必要のない場合に
は、従来のサイズ剤に比較してサイズ剤の添加量
が低く抑えられるので、経済的である。 また、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散
液による製紙用サイズ剤は、サイジング工程で必
ずしも硫酸バンドを併用する必要がないので、炭
酸カルシウムを填料とするいわゆる中性紙のサイ
ジングに好適であり、紙質に優れた成紙が得られ
る等の作用、効果を奏する。
PAMはアクリルアミド系ポリマーの水溶
液〓〓のg数
CSはカチオン変性澱粉の5%水溶液のg
数
「発明の作用、効果」 本発明の置換コハク酸無水物の水性分散液にお
いては、カチオン性基とアニオン性基とを有する
両性のアクリルアミド系ポリマーと、カチオン変
性澱粉との両者からなる分散剤の相乗効果が奏さ
れ、両性のアクリルアミド系ポリマーを分散剤と
する置換コハク酸無水物の水性分散液や、カチオ
ン変性澱粉を分散剤とする置換コハク酸無水物の
水性分散液と比較して、遥かに優れたサイズ効果
が奏される。 カチオン性基とアニオン性基とを有する両性の
アクリルアミド系ポリマーと、カチオン変性澱粉
との両者からなる分散剤を含有する本発明の置換
コハク酸無水物の水性分散液による分散剤の相乗
効果は、両性のアクリルアミド系ポリマーが有す
る優れた分散能によつてきわめて微細なエマルジ
ヨン粒子の分散液が得られること、及び、サイジ
ング工程でサイズ剤として使用される分散液、す
なわち、希釈されている置換コハク酸無水物の水
性分散液の安定性が、カチオン変性澱粉の効果に
よつて奏されていること、製紙原料の繊維成分に
置換コハク酸無水物の微細粒子が吸着され易いこ
と、また、両性のアクリルアミド系ポリマーがサ
イズ剤中にて定着剤としても作用し、サイズ剤の
歩留まりが向上すること等に起因するものである
と推定される。 カチオン性基とアニオン性基とを有する両性の
アクリルアミド系ポリマーと、カチオン変性澱粉
との両者からなる分散剤を含有する本発明の置換
コハク酸無水物の水性分散液においては、該分散
液中の各分散剤の前述の作用によつて、分散液中
に含有される両性のアクリルアミド系ポリマーの
含有量が少量でもつて、きわめて微細な分散粒子
径の安定な置換コハク酸無水物のエマルジヨンが
形成され、また、希釈安定性において優れた作用
を奏するものである。 したがつて、本発明の置換コハク酸無水物の水
性分散液は、各種のパルプによる製紙用サイズ剤
は勿論のこと、繊維板用サイズ剤、その他の各種
の繊維処理剤、撥水剤、防水剤、水性塗料用添加
剤等の用途において優れた作用を有する。 また、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散
液の製造方法は、前述の作用を具備する水性分散
液が容易、かつ、確実に得られる。 さらに、本発明の置換コハク酸無水物の水性分
散液による製紙用サイズ剤は、置換コハク酸無水
物の水性分散液からなる従来の製紙用サイズ剤と
比較して、得られるサイズ効果がきわめて高いた
め、強サイズ紙用のサイズ剤に好適であり、ま
た、特別の強サイズ紙にする必要のない場合に
は、従来のサイズ剤に比較してサイズ剤の添加量
が低く抑えられるので、経済的である。 また、本発明の置換コハク酸無水物の水性分散
液による製紙用サイズ剤は、サイジング工程で必
ずしも硫酸バンドを併用する必要がないので、炭
酸カルシウムを填料とするいわゆる中性紙のサイ
ジングに好適であり、紙質に優れた成紙が得られ
る等の作用、効果を奏する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 3〜50モル%のカチオン性基と3〜15モル%
のアニオン性基とを有する両性のアクリルアミド
系ポリマーとカチオン変性澱粉との80〜20:20〜
80(重量比)の混合物の存在下に、炭素数5以上
のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、あ
るいはアラルケニル基を具備する置換コハク酸無
水物が、水性媒体中に分散されていることを特徴
とする置換コハク酸無水物の水性分散液。 2 両性のアクリルアミド系ポリマーが、アクリ
ルアミド系ポリマーのホフマン分解反応物である
特許請求の範囲第1項記載の置換コハク酸無水物
の水性分散液。 3 両性のアクリルアミド系ポリマーが、アクリ
ルアミド系ポリマーのマンニツヒ反応物である特
許請求の範囲第1項記載の置換コハク酸無水物の
水性分散液。 4 両性のアクリルアミド系ポリマーが、(メタ)
アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、および、
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
の三元共重合体である特許請求の範囲第1項記載
の置換コハク酸無水物の水性分散液。 5 3〜50モル%のカチオン性基と3〜15モル%
のアニオン性基とを有する両性のアクリルアミド
系ポリマーとカチオン変性澱粉との80〜20:20〜
80(重量比)の混合物を含有する水性媒体中に、
炭素数5以上のアルキル基、アルケニル基、アラ
ルキル基、あるいはアラルケニル基を具備する置
換コハク酸無水物を添加、混合し、次いで、均質
化処理することを特徴とする置換コハク酸無水物
の水性分散液の製造方法。 6 3〜50モル%のカチオン性基と3〜15モル%
のアニオン性基とを有する両性のアクリルアミド
系ポリマーとカチオン変性澱粉との80〜20:20〜
80(重量比)の混合物の存在下に、炭素数5以上
のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、あ
るいはアラルケニル基を具備する置換コハク酸無
水物が、水性媒体中に分散されている置換コハク
酸無水物の水性分散液からなることを特徴とする
製紙用サイズ剤。 7 両性のアクリルアミド系ポリマーが、アクリ
ルアミド系ポリマーのホフマン分解反応物である
特許請求の範囲第6項記載の製紙用サイズ剤。 8 両性のアクリルアミド系ポリマーが、アクリ
ルアミド系ポリマーのマンニツヒ反応物である特
許請求の範囲第6項記載の紙のサイジング方法。 9 両性のアクリルアミド系ポリマーが、(メタ)
アクリルアミド、(メタ)アクリル酸、および、
ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート
の三元共重合体である特許請求の範囲第6項記載
の製紙用サイズ剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57098694A JPS58216730A (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | 置換コハク酸無水物の水性分散液、その製造方法、及び該置換コハク酸無水物の水性分散液からなる製紙用サイズ剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57098694A JPS58216730A (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | 置換コハク酸無水物の水性分散液、その製造方法、及び該置換コハク酸無水物の水性分散液からなる製紙用サイズ剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58216730A JPS58216730A (ja) | 1983-12-16 |
| JPH034247B2 true JPH034247B2 (ja) | 1991-01-22 |
Family
ID=14226607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57098694A Granted JPS58216730A (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | 置換コハク酸無水物の水性分散液、その製造方法、及び該置換コハク酸無水物の水性分散液からなる製紙用サイズ剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58216730A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US4751259A (en) * | 1987-08-05 | 1988-06-14 | Nalco Chemical Company | Compositions for iron ore agglomeration |
| SE461404C (sv) * | 1988-06-22 | 1999-11-15 | Betzdearborn Inc | Limningskomposition, förfarande för framställning därav, förfarande för framställning av limmat papper, och limmat papper |
| JPH0551895A (ja) * | 1991-08-12 | 1993-03-02 | Seiko Kagaku Kogyo Co Ltd | 中性紙の製造方法 |
| GB0526231D0 (en) * | 2005-12-22 | 2006-02-01 | Eastman Kodak Co | Dispersant for reducing viscosity of solids |
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| CN103696320B (zh) * | 2013-12-24 | 2015-09-16 | 江西红星变性淀粉有限公司 | 一种氧化阳离子施胶淀粉的制备工艺 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336044A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-04 | Kaneaki Sasaki | Band heater and method of producing same |
| GB1601464A (en) * | 1977-06-28 | 1981-10-28 | Tenneco Chem | Paper sizing agents |
| GB1604384A (en) * | 1977-06-28 | 1981-12-09 | Tenneco Chem | Paper sizing agents |
| DE2804202A1 (de) * | 1978-02-01 | 1979-08-02 | Basf Ag | Verfahren zur masseleimung von papier |
-
1982
- 1982-06-09 JP JP57098694A patent/JPS58216730A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58216730A (ja) | 1983-12-16 |
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