JPH0342401Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342401Y2 JPH0342401Y2 JP1983101671U JP10167183U JPH0342401Y2 JP H0342401 Y2 JPH0342401 Y2 JP H0342401Y2 JP 1983101671 U JP1983101671 U JP 1983101671U JP 10167183 U JP10167183 U JP 10167183U JP H0342401 Y2 JPH0342401 Y2 JP H0342401Y2
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- JP
- Japan
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- cable
- helix
- grip
- helices
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は光フアイバーケーブルを牽引布設する
際に、その一端部または中間部をつかんで引込む
のに用いるケーブルグリツプに関する。
際に、その一端部または中間部をつかんで引込む
のに用いるケーブルグリツプに関する。
光フアイバーケーブルは繊細なフアイバー素線
を集束し保護被覆層を形成したものであるから、
局部的な捩りや圧縮屈曲により歪応力を生ずる
と、光信号の伝送に支障を及ぼす。
を集束し保護被覆層を形成したものであるから、
局部的な捩りや圧縮屈曲により歪応力を生ずる
と、光信号の伝送に支障を及ぼす。
従来の銅心線ケーブル用の鋼索で編んだフリー
テインググリツプ（実公昭54−25008号公報等）、
ストツキングネツトと呼ばれる網筒グリツプ（実
公昭47−30693号公報等）は、その一端を引張る
と網素線の分散引張り荷重による変位で、その網
目が引張り方向に伸び円周方向に縮んで内径が小
さくなつてケーブルを掴むものであるから、その
細い網素線の変位で、ケーブルに局部的に捩り・
圧縮の力が加わる。従つて繊細な光フアイバーケ
ーブルは上記の荷重により歪みを生じて信号伝送
に悪影響を来すので、前記従来のグリツプは適当
でない。
テインググリツプ（実公昭54−25008号公報等）、
ストツキングネツトと呼ばれる網筒グリツプ（実
公昭47−30693号公報等）は、その一端を引張る
と網素線の分散引張り荷重による変位で、その網
目が引張り方向に伸び円周方向に縮んで内径が小
さくなつてケーブルを掴むものであるから、その
細い網素線の変位で、ケーブルに局部的に捩り・
圧縮の力が加わる。従つて繊細な光フアイバーケ
ーブルは上記の荷重により歪みを生じて信号伝送
に悪影響を来すので、前記従来のグリツプは適当
でない。
そこで、本考案は引張り荷重の局部的分散を少
なくし、かつ面としてケーブルに接するように工
夫したもので、図面に示す実施例について説明す
ると、りん青銅・不銹鋼等の錆びないばね性金属
薄板、または耐熱・耐湿性のばね性プラスチツク
薄板を帯板に形成し、その側縁に表向きに丸味を
つけたもので、右巻きらせん１と左巻きらせん２
とを対称的に作り、各らせんの一端に牽引工具連
結具３を設け、その２つのらせん１，２をケーブ
ルＣに重ね巻きするように構成したものである。
なくし、かつ面としてケーブルに接するように工
夫したもので、図面に示す実施例について説明す
ると、りん青銅・不銹鋼等の錆びないばね性金属
薄板、または耐熱・耐湿性のばね性プラスチツク
薄板を帯板に形成し、その側縁に表向きに丸味を
つけたもので、右巻きらせん１と左巻きらせん２
とを対称的に作り、各らせんの一端に牽引工具連
結具３を設け、その２つのらせん１，２をケーブ
ルＣに重ね巻きするように構成したものである。
第１図に示すように、始めに一方のらせん２を
その直径を広げ傾向にしてケーブルＣに緩く巻き
かけ、その上に他方のらせん１を重ね巻きし、そ
の後端部に後述のスリツプ止めをして、連結具３
に引き工具を掛けて牽引すると、らせんの長さが
伸びて径が小さくなり帯板の面でケーブルを咬え
て摩擦把持する。
その直径を広げ傾向にしてケーブルＣに緩く巻き
かけ、その上に他方のらせん１を重ね巻きし、そ
の後端部に後述のスリツプ止めをして、連結具３
に引き工具を掛けて牽引すると、らせんの長さが
伸びて径が小さくなり帯板の面でケーブルを咬え
て摩擦把持する。
その際上記の長さの伸びは帯板らせんのらせん
方向への変位によるものであるが、らせん巻数の
合計によるから、各部分の変位量は小さくても大
きな掴持力が得られる。その伸び変位は対称的な
左・右らせん反対方向であるからその伸び変位に
よるケーブルへの捩り荷重はほとんどない。また
帯面で押圧するから鋼索のような局部的押圧荷重
がなく、相まつて光フアイバーケーブルに捩り変
形・屈曲変形等の応力歪みを生じさせることがな
い。さらに帯板らせんの縁に丸味５を表向きにつ
けたから、鋭い切断かえりがケーブルに食込んで
損傷を与えることもない。
方向への変位によるものであるが、らせん巻数の
合計によるから、各部分の変位量は小さくても大
きな掴持力が得られる。その伸び変位は対称的な
左・右らせん反対方向であるからその伸び変位に
よるケーブルへの捩り荷重はほとんどない。また
帯面で押圧するから鋼索のような局部的押圧荷重
がなく、相まつて光フアイバーケーブルに捩り変
形・屈曲変形等の応力歪みを生じさせることがな
い。さらに帯板らせんの縁に丸味５を表向きにつ
けたから、鋭い切断かえりがケーブルに食込んで
損傷を与えることもない。
また弾性帯板ばねのらせんであるから、引張り
力を弛めると、自動的に直ちに戻りケーブルを解
放する効果がある。
力を弛めると、自動的に直ちに戻りケーブルを解
放する効果がある。
連結具３は図示のサドル形に限らず他の形状で
もよい。４はらせん１，２の自由端の重なり部を
ケーブルＣに接着したスリツプ止めテープである
が、らせん１，２の端部どうしを例えばピンとピ
ン孔等で係止させて離れないようにしてもよい。
しかし、ケーブルには若干の太さ誤差があるの
で、らせんの自由端側にバインド線を巻いて、牽
引時のスリツプを防ぐものである。なお連結具３
側を大径にしたテーパらせんにすると巻きつけ易
いようである。前記の帯板の縁の丸味５は、ガン
グスリツタで切断した際のかえりを帯板の表面側
に成形ロール加工して第３図のように丸めるとよ
い。この丸味は手・作業手袋を傷めないという効
果もある。
もよい。４はらせん１，２の自由端の重なり部を
ケーブルＣに接着したスリツプ止めテープである
が、らせん１，２の端部どうしを例えばピンとピ
ン孔等で係止させて離れないようにしてもよい。
しかし、ケーブルには若干の太さ誤差があるの
で、らせんの自由端側にバインド線を巻いて、牽
引時のスリツプを防ぐものである。なお連結具３
側を大径にしたテーパらせんにすると巻きつけ易
いようである。前記の帯板の縁の丸味５は、ガン
グスリツタで切断した際のかえりを帯板の表面側
に成形ロール加工して第３図のように丸めるとよ
い。この丸味は手・作業手袋を傷めないという効
果もある。
らせんの寸法はケーブルＣの太さによつて異な
るが、径はケーブル径より僅かに小さ目、長さは
その径の10倍位とし、例えば厚さ0.2mm、帯幅４
〜６mmのりん青銅帯板によりらせんを形成する。
さらにらせん角度は、両らせん１，２の交角αを
90゜位にする方が実験的にはよいようであつた。
るが、径はケーブル径より僅かに小さ目、長さは
その径の10倍位とし、例えば厚さ0.2mm、帯幅４
〜６mmのりん青銅帯板によりらせんを形成する。
さらにらせん角度は、両らせん１，２の交角αを
90゜位にする方が実験的にはよいようであつた。
本考案は上記のように、ケーブルに対する捩り
荷重、局部圧縮荷重が小さいのでその応力歪みを
生ぜず光フアイバーケーブル用として適切な所以
である。但し従来の他のケーブルにも勿論使用す
ることができる。
荷重、局部圧縮荷重が小さいのでその応力歪みを
生ぜず光フアイバーケーブル用として適切な所以
である。但し従来の他のケーブルにも勿論使用す
ることができる。
第１図は本考案光フアイバーケーブル用グリツ
プの正面図、第２図は分解斜視図、第３図は帯板
の拡大横断面図。 １は右らせん、２は左らせん、３は連結具、５
は丸味。
プの正面図、第２図は分解斜視図、第３図は帯板
の拡大横断面図。 １は右らせん、２は左らせん、３は連結具、５
は丸味。
Claims (1)
- 側縁に表向きに丸味をつけたばね性の帯板で右
巻きらせんと左巻きらせんとを対称的に形成し、
その各一端に牽引工具連結具を設け、その２つの
らせんをケーブルに重ね巻きするように構成した
光フアイバーケーブル用グリツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10167183U JPS608915U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | ケ−ブルグリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10167183U JPS608915U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | ケ−ブルグリツプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS608915U JPS608915U (ja) | 1985-01-22 |
| JPH0342401Y2 true JPH0342401Y2 (ja) | 1991-09-05 |
Family
ID=30239997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10167183U Granted JPS608915U (ja) | 1983-06-30 | 1983-06-30 | ケ−ブルグリツプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS608915U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3104147U (ja) * | 2004-03-22 | 2004-09-02 | 株式会社ワイヤードジャパン | 光ファイバコード |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51122393U (ja) * | 1975-03-31 | 1976-10-04 |
-
1983
- 1983-06-30 JP JP10167183U patent/JPS608915U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS608915U (ja) | 1985-01-22 |
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