JPH0139050Y2 - - Google Patents

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JPH0139050Y2
JPH0139050Y2 JP1981066957U JP6695781U JPH0139050Y2 JP H0139050 Y2 JPH0139050 Y2 JP H0139050Y2 JP 1981066957 U JP1981066957 U JP 1981066957U JP 6695781 U JP6695781 U JP 6695781U JP H0139050 Y2 JPH0139050 Y2 JP H0139050Y2
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JP
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pipe
resin pipe
shape
resin
curved
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JP1981066957U
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JPS57180422U (ja
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば6000ボルト以上の高圧電力ケ
ーブルに対する絶縁保護パイプなどの、比較的大
径でかつ硬質の樹脂パイプを、中心角で90度又は
それに近い角度範囲に亘つて、円弧状又はほぼ円
弧状に彎曲させた姿勢において、そのパイプのも
つ弾性復元力に抗して保形維持する場合に用いら
れる樹脂パイプの曲げ姿勢保持具の改良に関す
る。
電気配線工事等に際して前述のように彎曲され
た硬質樹脂パイプをその彎曲姿勢に保形維持する
手段として、従来では、例えば、第6図で示すよ
うに、その軸芯方向に沿つて、円弧状又はほぼ円
弧状に彎曲させた半割筒状部材01の両端に、こ
の半割筒状部材01に沿つて彎曲させた樹脂パイ
プPの彎曲開始点又はその近くのパイプ部分に曲
率中心側とは反対の外側から押圧接当して、樹脂
パイプPの直線姿勢への弾性復元を阻止する半割
筒状の受止部材02,02を、それの軸芯方向へ
の移動によつて係脱自在に構成したものがある
が、このものは、彎曲させたパイプの弾性復元力
による直線姿勢への戻りを片手で押えつつ、他の
片手で前記受止部材を係合操作する要があつて、
嵌め込み作業に苦心を要する不便さがあつた。
そこで、パイプの樹脂パイプの曲げ姿勢保持具
を単品によつて構成することも試みられ、従来で
は、例えば、実開昭52−64391号公報に示されて
いるように、パイプの彎曲箇所の曲率中心から遠
い側の周面に嵌着すべく、パイプの半周よりも長
い周方向長さを有して彎曲樋状に形成された姿勢
保持具、または、実公昭48−15853号公報に示さ
れているように、中間部を略直角に屈曲させた板
状主体の両端部に、パイプの外周に係合する切欠
きを形成した屈曲板状の姿勢保持具が夫々知られ
ている。
しかしながら、前者の彎曲樋状の姿勢保持具で
は、パイプがその弾性復元力により姿勢保持具か
ら外れてしまわないように、パイプの周方向長さ
が半周以上である樋状の姿勢保持具に、つまり、
開放部分の周方向長さは半周に満たない長さであ
り、この狭い開放部分を通してパイプを姿勢保持
具に装着しなければならず、その着脱操作がきわ
めて煩わしいものであつた。
また、後者のように屈曲板状の主体の両端部に
切欠きを有した姿勢保持具では、パイプに対する
着脱操作は割合に行い易いものであるが、パイプ
の弾性復元力が強すぎると、切欠き部分がパイプ
周面に喰込んで損傷し易くなる不都合があり、逆
にパイプの弾性復元力が弱いと、屈曲板状の主体
とパイプとが、中間部で横ズレし易くて、また、
中間部で横ズレが生じると、パイプの揺れ動きな
どの、ちよつとした衝撃で姿勢保持具の切欠き部
分がパイプから簡単に外れるなどの不都合があ
る。
本考案は、装着作業が簡単であるように単品で
構成されながらも、パイプに対する人為的な着脱
操作は簡単で、しかも、一旦装着した後には、パ
イプの弾性復元力を有効に利用して、他物との接
当などによつては簡単に外れ難いように安定良く
位置させることができ、そのうえ、パイプ外周面
を損傷する虞れも少なく、有用な樹脂パイプの曲
げ姿勢保持具を提供することにその目的がある。
上記目的を達成するための本考案の特徴とする
構成は、弾性的に曲げ変形可能な硬質の樹脂パイ
プを、その長手方向での軸線の一部が円弧状又は
ほぼ円弧状に彎曲した姿勢で保形維持するための
樹脂パイプの曲げ姿勢保持具であつて、前記樹脂
パイプの外周面のほぼ半周に被嵌する周方向幅を
有した半割筒状で、かつ、全体が前記樹脂パイプ
の外周に螺施状に巻きつく形状の蔓状部材から構
成されているとともに、前記蔓状部材には、前記
樹脂パイプの前記円弧状又はほぼ円弧状に彎曲し
た箇所の曲率中心側の周面に沿つて対向位置する
中間受止樋状部と、その中間受止樋状部の両端側
に連なつて、かつ、前記曲率中心側の周面とは反
対側の周面に沿つて対向位置する端部受止樋状部
とを設けてある点にあり、かかる構成から次の作
用効果を奏する。
蔓状部材は、単一部材でありながら、パイプ
の曲率中心側の周面と、その反対側の周面との
両方に対向位置する面を備えるものであるか
ら、パイプの直線状態となるように復帰しよう
とする弾性復元力に対抗した位置で保形するこ
とができる。したがつて、単品の半割筒状であ
つても、パイプの半周以上の周方向長さを有し
てパイプを径方向に圧縮するような、つまり、
半割筒状体のパイプ抱込み作用を利用した着脱
し難い構造によつてパイプと蔓状部材とを固定
しなくとも、パイプの弾性復元作用を有効に利
用して、パイプの半周にも満たない周方向幅の
狭い蔓状部材によつても確実にパイプと蔓状部
材とを固定することが可能で、これによつて固
定が確実なものでありながら着脱が容易である
曲げ姿勢保持具を得ることができたものであ
る。
しかも、蔓状部材は、樹脂パイプの彎曲部分
に対して、半割筒状の部材が螺旋状に巻きつけ
られたように構成されているものであるから、
パイプに対して広い接触面で接当し、パイプの
弾性復元力が可成り強くても、蔓状部材がパイ
プに喰い込んでこれを損傷するというような虞
れがないものである。
蔓状部材は、中間受止樋状部や端部受止樋状
部が樹脂パイプに絡みつく状態で、かつ、パイ
プとともに円弧状に彎曲した状態で用いられる
ものであり、この状態では、樹脂パイプと蔓状
部材とが、パイプ軸線方向で相対移動するこ
と、および、パイプ軸線まわりで蔓状部材が相
対回動することの、何れの動きも、パイプと蔓
状部材の曲がり、および、広い面接触部分で摩
擦によつて規制され、従つて、他物の接当や単
純なパイプの揺れ動きなどでは簡単に外れず、
強固な保形状態を維持できる利点がある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する
と、第1図で示すように、軸芯に対してやや偏位
した簡所を軸芯方向の全長に亘つて分断すること
により、その周壁のほぼ半分に側方に向かう開放
部を形成した単一の半割パイプ1′を、その両端
部の中心角が90度又はほぼ90度になるように、か
つ、前記開放部が外周に位置する状態で、その軸
芯方向に沿つて円弧状又はほぼ円弧状に彎曲させ
ることにより、硬質樹脂パイプPを円弧状又はほ
ぼ円弧状に彎曲させるための曲げ姿勢保持具を構
成するものであるが、前記半割パイプ1′を単に
一平面上で円弧状に彎曲させるだけに止まらず、
半割パイプ1′の両端部を、夫々中間部に対して
180度にわたつて捻曲加工し、前記彎曲樹脂パイ
プPの彎曲開始点又はその近くのパイプ部分に曲
率中心の外側から嵌合接当して、樹脂パイプPを
前記の彎曲姿勢においてそれの弾性復元力に抗し
て受止める内向き開放の半割筒状の端部受止樋状
部2,2を形成し、この端部受止樋状部2,2が
中間受止樋状部1の両端側に螺旋状に連なる状態
に形成されたことにより、前記半割パイプ1′が
樹脂パイプPに対して螺旋状に巻きつく状態とな
る本考案の蔓状部材を構成するものである。
そして、この蔓状部材となるところの半割パイ
プ1′のうちで、その長手方向の中間部に位置す
る中間受止樋状部1は、前記樹脂パイプPの彎曲
中心の内側、つまり、樹脂パイプPの曲率中心側
の周面にそつて対向位置するように彎曲形成され
ており、また、これに連ねて両端側に連設される
端部受止樋状部2,2は、前述したように螺旋状
に捻曲された形に構成してあるものであるが、前
記中間受止樋状部1に対する捻曲加工開始点を第
2図でしめすように、中心角で45度位θ1に設定し
た場合は第3図で示す形となり、30度位θ2に設定
した場合は第4図で示す形となり、10度位θ3に設
定した場合は第5図で示す形となり、また、その
捻曲加工は半割パイプ1′の彎曲加工前に予め行
なうも、彎曲加工後に行なうも良く、更に、捻曲
加工した後に、その周壁部に各部位に対応する向
き姿勢の螺旋状に開放部を切欠き形成するも良
い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る樹脂パイプの曲げ姿勢保持
具の実施例を示し、第1図は素材のパイプの斜視
図、第2図は捻曲加工説明図、第3図乃至第5図
は製品斜視図、第6図は従来品の斜視図である。 1……中間受止樋状部、1′……蔓状部材、2
……端部受止樋状部、P……樹脂パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弾性的に曲げ変形可能な硬質の樹脂パイプP
    を、その長手方向での軸線の一部が円弧状又は
    ほぼ円弧状に彎曲した姿勢で保形維持するため
    の樹脂パイプの曲げ姿勢保持具であつて、前記
    樹脂パイプPの外周面のほぼ半周に被嵌する周
    方向幅を有した半割筒状で、かつ、全体が前記
    樹脂パイプPの外周に螺施状に巻きつく形状の
    蔓状部材1′から構成されているとともに、前
    記蔓状部材1′には、前記樹脂パイプPの前記
    円弧状又はほぼ円弧状に彎曲した箇所の曲率中
    心側の周面に沿つて対向位置する中間受止樋状
    部1と、その中間受止樋状部1の両端側に連な
    つて、かつ、前記曲率中心側の周面とは反対側
    の周面に沿つて対向位置する端部受止樋状部
    2,2とを設けてある事を特徴とする樹脂パイ
    プの曲げ姿勢保持具。 前記蔓状部材1′は、前記両端の端部受止樋
    状部2,2の中心角が90度又はほぼ90度になる
    ように彎曲されている実用新案登録請求の範囲
    第項に記載の樹脂パイプの曲げ姿勢保持具。
JP1981066957U 1981-05-09 1981-05-09 Expired JPH0139050Y2 (ja)

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JP1981066957U JPH0139050Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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JP1981066957U JPH0139050Y2 (ja) 1981-05-09 1981-05-09

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Publication Number Publication Date
JPS57180422U JPS57180422U (ja) 1982-11-16
JPH0139050Y2 true JPH0139050Y2 (ja) 1989-11-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103282240A (zh) * 2010-12-28 2013-09-04 矢崎总业株式会社 线束

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JPS57180422U (ja) 1982-11-16

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