JPH0342226B2 - - Google Patents

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JPH0342226B2
JPH0342226B2 JP55171048A JP17104880A JPH0342226B2 JP H0342226 B2 JPH0342226 B2 JP H0342226B2 JP 55171048 A JP55171048 A JP 55171048A JP 17104880 A JP17104880 A JP 17104880A JP H0342226 B2 JPH0342226 B2 JP H0342226B2
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pressure
predetermined distance
intermediate chamber
pistons
chambers
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D11/00Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like
    • B62D11/02Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides
    • B62D11/06Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides by means of a single main power source
    • B62D11/08Steering non-deflectable wheels; Steering endless tracks or the like by differentially driving ground-engaging elements on opposite vehicle sides by means of a single main power source using brakes or clutches as main steering-effecting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/101Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic equalising arrangements

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両のブレーキ装置に配設される圧
力平衡装置に関する。
特に農業用の車両には、通常2つの独立したブ
レーキ回路が設けられており、一方のブレーキ回
路は、車両の一方の側に配置された1つあるいは
幾つかの車輪と組合わされた1つあるいは幾つか
のブレーキ駆動装置に圧力流体を供給し、他方の
ブレーキ回路は、車両の他の側に配置された1つ
あるいは幾つかの車輪と組合わされた1つあるい
は幾つかのブレーキ駆動装置に圧力流体を供給す
るようになつており、圧力流体をブレーキ回路の
一方にのみ供給することにより、車両の一方の側
に配置された対応する車輪のみを制動させて、車
両を操向させあるいは操向を援助することができ
る。他方、2つのブレーキ回路に同時に圧力流体
を供給することにより、車両の両側の車輪を同時
に制動させて、車両を減速させることができる。
また、車両がその両側(トラクタとトレーラか
ら成る車両の場合にはトレーラの両側)に配置さ
れた車輪と組合わされたブレーキ駆動装置に圧力
流体を供給する補助ブレーキ回路を更に有してい
る場合には、上記2つのブレーキ回路に同時に圧
力流体を供給し且つ補助ブレーキ回路にも圧力流
体を供給することとが必要とされる「減速」ブレ
ーキ作動と、上記2つのブレーキ回路の一方にの
み圧力流体を供給し且つ補助ブレーキ回路には圧
力流体の供給が不要である「操向」ブレーキ作動
とを行わせることができる。
このようなブレーキ装置において、上記2つの
ブレーキ回路に圧力流体を同時に供給するため2
つの独立した圧力流体源の同時作動は必ずしも完
全には行われず、2つのブレーキ回路間に圧力差
が生じて車両の方向安定性を損なう危険性があ
る。
このような不具合を回避するため、本発明は、
2つの独立した圧力流体源の同時作動が完全でな
い場合でも、圧力流体源にそれぞれ連結された入
口室の流体圧力を平衡させることができるように
した、コンパクトな構造で信頼性の高い圧力平衡
装置を提供することを目的とするものである。
この目的を達成するため、本発明は、2つの独
立した圧力流体源にそれぞれ連結される第1及び
第2入口室及び中間室を内部に形成しているハウ
ジングと、上記ハウジングの孔内に密封的且つ摺
動自在に嵌装され、孔の両端部に上記2つの入口
室を画成するとともにそれらの間に上記中間室を
画成する第1及び第2差圧応動ピストンとを包含
し、各差圧応動ピストンが中間室内の圧力を受け
る小径部と、対応する入口室内の圧力を受ける大
径部とを有し、上記第1及び第2差圧応動ピスト
ンを貫通する第1及び第2通路が上記中間室を上
記第1及び第2入口室にそれぞれ連通し、第1及
び第2逆止弁が上記通路内にそれぞれ配設されて
中間室に向かう流体の流れを通常阻止し、上記両
入口室に圧力流体が同時に供給された時に上記両
逆止弁を同時に開くための制御装置が設けられて
いる圧力平衡装置において、上記制御装置は、上
記中間室内に移動自在に収容され上記逆止弁を開
くように該逆止弁の閉止要素に係合できる可動の
停止装置を備え、上記第1及び第2通路は上記第
1及び第2差圧応動ピストンと同軸の第1及び第
2孔を有し、各逆止弁は上記孔の一方の形成され
た弁座と、弁座に向けて弾性的に戻された閉止要
素を構成するボールとから成り、上記可動の停止
装置は、上記第1及び第2孔にそれぞれ対向する
第1及び第2当接面を具えたハブと、上記第1及
び第2孔を通る流体の自由流れを許すように上記
ハブの両側から第1及び第2孔内に延びる第1及
び第2棒とを有し、上記棒は、両入口室に圧力流
体が同時に供給された時に上記ボールを上記弁座
から離隔状態に同時に保持できることを特徴とす
る圧力平衡装置を提供している。
この構成によると、逆止弁の閉止要素に係合で
きる棒を有するハブから成る停止装置を、中間室
内に移動自在に収容しているので、圧力流体が入
口室の一方にのみ供給された時には、対応する一
方の差圧応動ピストン内に設けられている逆止弁
の閉止要素は、ハブの棒に当接するだけで、閉止
したままであるが、圧力流体が両入口室に同時供
給された時には、両差圧応動ピストンが中間室内
に向かつて移動することにより、ハブに設けた棒
により逆止弁の閉止要素がそれぞれ開かれ、両入
口室及び中間室を互いに連通させてこれら室内の
圧力を平衡させることができる。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
第1図において、総括的に符号10で示されてい
る圧力平衡装置はハウジング12を含み、ハウジ
ング12は軸線XXに関して対称であり、2つの
端部においてプラグ16及び116によつて閉鎖
された段付孔14を有する。
第1及び第2差圧応動ピストン26及び126
が孔14内に摺動自在且つ密封的に嵌装され、各
ピストン26,126は、孔14の対応する部分
30,130内を摺動する大径部28,128
と、孔14の中間部分34内を摺動する小径部3
2,132とから成る。
ピストン26及び126とプラグ16及び11
6との間には、対応する口22及び122によつ
て2つの独立した圧力流体源(図示しない)にそ
れれ連結される第1及び第2入口室18及び11
8が形成されている。また、2つのピストン26
及び126間には、口24によつて作動回路(図
示しない)に連結される中間室20が形成されて
いる。
ピストン26及び126の大径部28及び12
8は入口室18及び118内の圧力をそれぞれ受
け、小径部32及び132は中間室20内の圧力
を受ける。
各ピストン26,126の大径部28,128
と小径部32,132は肩部36,136によつ
て区分され、孔14の部分30及び130は2つ
の肩部38及び138によつて中間部分34から
区分され、れら肩部36,38,136,138
は中間室20への第1及び第2ピストン26及び
126の行程を第1の所定距離Aに制限する停止
部を構成する。肩部36及び38間と肩部136
及び138間とに形成された空間42及び142
は、口44及び144を介して大気に連通されて
いる。第1図に示されるように、ばね40から2
つのピストン26及び126間に介装されて、ピ
ストン26及び126をプラグ16及び116に
当接させている。第1ピストン26を軸方向に貫
通している孔48から成る第1通路46は、第1
入口室18を中間室20に連通し、第2ピストン
126を軸方向に貫通している孔148から成る
第2通路146は、第2入口室118を中間室2
0に連通する。通路46及び146内に第1及び
第2逆止弁50及び150が配設され、図示の実
施例においては、各逆止弁50,150の閉止要
素は孔48,148の内部に形成された弁座5
4,154に弾性的に押圧されるボール52,1
52から成る。逆止弁50及び150は通常時入
口室18及び118から中間室20への流体流れ
を阻止する。
可動の停止装置56が2つのピストン26及び
126間に配置されている。可動の停止装置56
は、第1ピストン26に対向する第1当接面60
及び第2ピストン126に対向する第2当接面1
60を具えたハブ58と、ハブ58の両側から突
出する第1及び第2棒62及び162とを有す
る。第1棒62は第1孔48内に収容されるとと
もに該孔48を介して流体を自由に流通させ、第
2棒162は第2孔148内に収容されるととも
に該孔148を介して流体を自由に流通させる。
ボーール52及び152は通常時棒62及び1
62の端部から第2の所定距離Bを離され、ピス
トン26及び126は通常時当接面60及び16
0から第3の所定距離Cを離されている。これら
の3つの距離は、後述する理由のため、不等式B
<A<2B及びB<C<2A−Bを満足させるよう
に選定される。
第2図は、上述した圧力平衡装置10を、トラ
クタ300とトレーラ400から成る車両に装着
されるブレーキ装置200に採用した例を示して
いる。2つの隣接するペダル304及び305に
よつて独立してあるいは同時に制御される2つの
マスターシリンダ302及び303が、トラクタ
300に装着されている。2つのマスターシリン
ンダ302及び303は、後述の説明から明らか
となる理由のため、共通の貯蔵器306に連結さ
れている。2つのマスターシリンダ302及び3
03は、導管308及び309によつて圧力平衡
装置10の2つの口22及び122にそれぞれ連
結される圧力流体源を構成する。導管はまた、ト
ラクタ300の左右両側にそれぞれ配置された車
輪と組合わされたブレーキ駆動装置312,31
3,314及び315を作動する2つのブレーキ
回路310及び311に連結されている。
また、トレーラ400はその車輪と組合わされ
たブレーキ駆動装置404及び405を作動する
ブレーキ回路402を有する。このブレーキ回路
402は、導管408を介して圧力平衡装置10
の口24に連結された作動回路を構成する。もし
必要であれば、増圧器410を導管408内に設
置することができる。
「操向」ブレーキ作動が必要な場合、運転者は
例えばペダル305を押し下げる。マスターシリ
ンダ303はブレーキ圧力流体を導管309とブ
レーキ回路311を介してブレーキ駆動装置31
3及び315に供給する。この場合、トラクタ3
00の右側に配置された車輪の制動によりトラク
タ300の右方への操向が援助される。
同時に、圧力流体が第2入口室118(第1図
参照)に流入する。中間室20と、通常肩部13
6を肩部138から離している距離Aに等しい空
間142とには、圧力が存在していないので、ピ
ストン126は左方へ移動する。このピストン1
26の移動時、逆止弁150のボール152は棒
162の端部に係合するが、棒162は他の要素
に対して当接していないので、ボール152をそ
の弁座154から持ち上げることはできない。ボ
ール152は一方の側において入口室118内の
ブレーキ圧力を受け、他方の側において中間室2
0内の大気圧に実質的に等しい圧力を受けている
ので、ボール152は第1逆止弁50の方向へ停
止装置56を押す。距離Aは距離Bの2倍より小
さいので、ピストン126の移動行程の終わりに
おいて棒62の端部がボール52に接することは
ない。
その結果、逆止弁150は閉止状態に保たれ、
ブレーキ圧力流体は中間室20及びトレーラ40
0のブレーキ回路402に供給されることはな
い。従つて、トレーラ400の制動を生じさせる
ことなく、トラクタ300の右車輪の制動が行わ
れる。
同様にペダル304の作動によつて制御される
「操向」ブレーキ作動は、トレーラ400の制動
を生じさせることなく、トラクタ300の左車輪
の制動のみを生じさせる。
逆に、トラクタ300とトレーラ400の「実
際の」ブレーキ作動が必要な場合、運転者はペダ
ル304と305を同時に押し下げる。2つのマ
スターシリンダ302及び303はトラクタ30
0の2つのブレーキ回路310及び311と圧力
平衡装置10の2つの入口室18及び118とに
ブレーキ圧力流体を供給する。
この結果、2つのピストン26及び126が互
いに向けて押圧され、ともに距離Aを移動する。
この状態において、上述したように距離Bは距離
Aよりも小さいので、ボール52及び152は棒
62及び162の対応する端部に係合し、2つの
逆止弁50及び150が開口される。その後、ブ
レーキ圧力流体が2つの入口室18及び118か
ら中間室20に流入し、その結果2つの入口室1
8及び118が相互に連通されるので、2つのマ
スターシリンダ302及び303内の圧力は平衡
される。従つて、トラクタの左右両車輪間の制動
が平衡される。2つのペダル304及び305の
行程あるいはブレーキ駆動装置の行程は完全には
一致しないので、この不一致から生じる容積の差
を補正するため2つのマスターシリンダ302及
び303が共通の貯蔵器306に連結されてる。
要約すると、2つのピストン26及び126と
可動の停止装置56は、入口室18及び118が
同時に圧力流体を供給された時に2つの逆止弁5
0及び150を同時に開口させる制御装置を構成
する。
トレーラ400のブレーキ回路402へのブレ
ーキ圧力流体の供給は、中間室20を2つの入口
室18及び118に連通させることによつて生じ
る。
しかし、距離A,B及びCは上述した不等式を
満足させなければならない。
事実、2つのペダル304及び305の同時駆
動時、2つのピストン26及び126はともに中
間室20に向けて距離Aを押圧される。その後、
停止装置56は2つのボール52及び152間に
保持されて、ボール52及び152を弁座54及
び154から離隔保持する。逆止弁50及び15
2の戻しばねの力の差、孔48及び148内の流
体流れによりボール52及び152と棒62及び
162に発揮される力の差などの多数の理由によ
り、停止装置56が2つのピストン26及び12
6の一方あるいは他方に向けて移動されて該ピス
トンと組合わされた逆止弁50,150を閉止さ
せ得るが、このような移動はハブ58の当接面6
0及び160によつて阻止されるようになつてい
る。
分析すると、2つの場合に区別できる。
第1は距離Cが不等式B<C≦Aを満足させる
場合であり、第2は距離Cが不等式A≦C<2A
−Bを満足させる場合である。
第1の場合において、入口室18及び118に
それぞれ流入する入口圧力PE1及びPE2を受けるピ
ストン26及び126は、互いに向かつて移動し
てハブ58の当接面60及び160に当接し、こ
れらのピストン26及び126の移動は距離Cに
制限される。この場合、停止装置56はピストン
26及び126間に保持されているので、ボール
52及び152に対して移動することはできず、
逆止弁50及び150が閉止される危険性はな
い。逆に、2つのピストン26及び126と停止
装置56が一体となつて一方において肩部36及
び38の係合によつて、他方において肩部136
及び138の係合によつて限定される2つの位置
間で孔内を振動し得る。
第2の場合において、ピストン26及び126
は互いに向かつて距離Aを移動し、ピストン26
及び126を当接面60及び160から離してい
る距離は距離C−Aに等しい。上述した理由によ
り、もし停止装置56が例えばピストン126に
向けて移動された場合、停止装置56の移動行程
は距離C−Aに等しい距離に制限される。距離A
−Bを弁座54から離されていたボール52は、
僅かな距離A−B−(C−A)を弁座から離され
るようになり、距離Cは不等式C<2A−Bを満
足させているので、上記僅かな距離は整数であ
る。従つて、停止装置53の移動により逆止弁5
0及び150のいずれか一方が閉止されることは
ない。
また、上述した本発明の実施例の基本的な特徴
は、2つのピストン26及び126が差圧応動型
のものであることである。
事実、もし2つのピストン26及び126が単
一径型のものである場合、後述するように2つの
ペダル304及び305が同時に駆動された時、
中間室20内の圧力そしてトレーラ400のブレ
ーキ圧力は2つの入口室18及び118内の2つ
の圧力よりも小さく保たれる。
もし入口室18と118内にそれぞれ流入する
圧力PE1及びPE2がPE1>PE2である場合、ピストン
26は、ピストン126が第1図の左方に移動す
るよりも速く第1図の右方に移動する。その結
果、ボール52によつて押された停止装置56
は、最初に逆止弁150を開口させる。その後、
圧力PE2に等しい圧力PSが中間室20に生起され
る。ピストン126はその後ばね40の戻し力の
みを受け、このばねの作用により右方に押されて
逆止弁150を再び閉止させる。不均衡な圧力
PE1及びPSを両面に受けているピストン26は、
距離Aを右方に移動する。この移動時、これら圧
力間の差によつて弁座54に圧接されたボール5
2は、停止装置56を右方に押し、ピストン12
6は停止装置56に追従して右方に移動する。そ
の結果、2つのピストン26及び126と停止装
置56は次の位置に安定される。即ち、ピストン
26が肩部38に当接し、停止装置56がボール
52に接し、且つ、ピストン126はボール15
2が停止装置56と弁座154とに接する位置と
なる。
結果として、2つのピストン26及び126が
単一径型のものである場合、トレーラ400のブ
レーキ圧力はトラクタ300の2つの圧力の平衡
された圧力ではなく、これらの圧力の低い方の圧
力に制限されることとなる。
これに対し、本実施例のように2つのピストン
26及び126が差圧応動型のものである場合に
は、入口室18及び118内の圧力PE1及びPE2
平衡される。事実、ピストン26及び126を中
間室20の方向に押圧する力は、ピストン26及
び126を入口室18及び118の方向に押圧い
る力よりも大きいので、両ピストン26及び12
6は中間室20の方向に距離A(もし距離Cが距
離Aより小さい場合にはこの距離C)を移動さ
れ、停止装置56は2つの逆止弁50及び150
を同時に開口させる。従つて、3つのブレーキ回
路310,311及び402内のブレーキ圧力は
上述したように平衡される。
上述した実施例においては、第3ブレーキ回路
402はトレーラ400と組合わされているが、
この回路を車両あるいはトラクタの各側に配置さ
れた車輪と組合わされたブレーキ駆動装置を作動
するようにしてもよい。
最後に、圧力平衡装置10はブレーキ回路31
0と311のような2つのブレーキ回路のみを備
えた車両に装着される平衡装置としても用いるこ
とができ、この場合には口24は閉鎖される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による圧力平衡装置の縦断面
図、第2図は第1図の圧力平衡装置を備えたブレ
ーキ装置の一例を示す概略図である。 10……圧力平衡装置、12……ハウジング、
14……段付孔、18,118……入口室、20
……中間室、26,126……差圧応動ピスト
ン、28,128……大径部、32,132……
小径部、36,38,136,138……肩部、
46,146……通路、48,148……孔、5
0,150……逆止弁、52,152……ボー
ル、54,154……弁座、56……停止装置、
58……ハブ、60,160……当接面、62,
162……棒、200……ブレーキ装置、300
……トラクタ、302,303……マスターシリ
ンダ、306……貯蔵器、310,311,40
2……ブレーキ回路、312,313,314,
315,404,405……ブレーキ駆動装置、
400……トレーラ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 2つの独立した圧力流体源にそれぞれ連結さ
    れる第1及び第2入口室及び中間室を内部に形成
    しているハウジングと、上記ハウジングの孔内に
    密封的且つ摺動自在に嵌装され、孔の両端部に上
    記2つの入口室を画成するとともにそれらの間に
    上記中間室を画成する第1及び第2差圧応動ピス
    トンとを包含し、各差圧応動ピストンが中間室内
    の圧力を受ける小径部と、対応する入口室内の圧
    力を受ける大径部とを有し、上記第1及び第2差
    圧応動ピストンを貫通する第1及び第2通路が上
    記中間室を上記第1及び第2入口室にそれぞれ連
    通し、第1及び第2逆止弁が上記通路内にそれぞ
    れ配設されて中間室に向かう流体の流れを通常阻
    止し、上記両入口室に圧力流体が同時に供給され
    た時に上記両逆止弁を同時に開くための制御装置
    が設けられている圧力平衡装置において、上記制
    御装置は、上記中間室内に移動自在に収容され上
    記逆止弁を開くように該逆止弁の閉止要素に係合
    できる可動の停止装置を備え、上記第1及び第2
    通路は上記第1及び第2差圧応動ピストンと同軸
    の第1及び第2孔を有し、各逆止弁は上記孔の一
    方に形成された弁座と、弁座に向けて弾性的に戻
    された閉止要素を構成するボールとから成り、上
    記可動の停止装置は、上記第1及び第2孔にそれ
    ぞれ対向する第1及び第2当接面を具えたハブ
    と、上記第1及び第2孔を通る流体の自由流れを
    許すように上記ハブの両側から第1及び第2孔内
    に延びる第1及び第2棒とを有し、上記棒は、両
    入口室に圧力流体が同時に供給された時に上記ボ
    ールを上記弁座から離隔状態に同時に保持できる
    ことを特徴とする圧力平衡装置。 2 上記ハウジングの孔が上記中間室内への上記
    第1及び第2差圧応動ピストンの行程を第1の所
    定距離に制限する第1及び第2肩部を有し、上記
    ボールが通常時上記棒から第2の所定距離を離さ
    れ、上記ピストンが通常時上記ハブの当接面から
    第3の所定距離を離され、上記第1及び第3所定
    距離が上記第2所定距離よりも大きく、上記第1
    所定距離が上記第2所定距離の2倍よりも小さ
    く、上記第3所定距離が上記第1所定距離の2倍
    から上記第2所定距離を引いたものよりも小さい
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の圧
    力平衡装置。
JP17104880A 1979-12-07 1980-12-05 Pressure balancer Granted JPS5690764A (en)

Applications Claiming Priority (1)

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