JPH0341953Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0341953Y2
JPH0341953Y2 JP1986069361U JP6936186U JPH0341953Y2 JP H0341953 Y2 JPH0341953 Y2 JP H0341953Y2 JP 1986069361 U JP1986069361 U JP 1986069361U JP 6936186 U JP6936186 U JP 6936186U JP H0341953 Y2 JPH0341953 Y2 JP H0341953Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plates
guide grooves
partition
pair
partition plates
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986069361U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62179851U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986069361U priority Critical patent/JPH0341953Y2/ja
Publication of JPS62179851U publication Critical patent/JPS62179851U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0341953Y2 publication Critical patent/JPH0341953Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車の運転席のグローブボツクス
やコンソールボツクス等に設けられる小物入れに
関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の小物入れとして、上方に開口し
た凹部の相対する内側面にガイド溝を形成し、こ
のガイド溝に挿入して凹部内を適宜仕切る仕切板
の上方を二枚のパネルで構成し、少なくともその
うちの一方のパネルに第1及び第2のヒンジを形
成したものが提案されている(実開昭59−
172040)。
この一方のパネルは第1のヒンジ部を介して仕
切板の下方に連接し、ガイド溝への挿入時、上記
パネルを第1のヒンジ部で折曲して底面部を形成
し、第2のヒンジで折曲して側面部を形成し、こ
れらにより凹部内に浅底の収納部を設けている。
この小物入れは小物の大きさや種類によつて収
納容積や収納場所を自由に変えることができ、し
かも仕切り不要の仕切板をきちんと格納すること
ができる。
特に、仕切板で仕切られた小部屋が狭くて深底
にならなくなり、その底部に収納される小物の取
扱いが容易になる特長がある。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記従来の小物入れは凹部の仕切り方
によつては、浅底の収納部に隣接する小部屋に収
納される小物が取出しにくくなる欠点があつた。
即ち、仕切板の一方のパネルに形成された底面部
につづく側面部を凹部の隅部にないガイド溝に挿
入して浅底の収納部を設けた場合には、その側面
部に隣接する小部屋は上方の入口が狭く下方の底
部が広くなるため、その底部に置かれた小物は底
面部を形成する仕切板を外さない限り、取出すこ
とができない。
また、上記小物入れの仕切板は2つのヒンジを
折曲して側面部をガイド溝に挿入することにより
浅底の収納部を形成する構造であるため、片方の
手だけでは浅底の収納部を形成しにくい問題点が
あつた。この結果、小物入れがコンソールボツク
スのように使用者の側部に設けられる場合には、
小物の大きさによつて収納部の形状を変えようと
しても手軽に変えることができない。
本考案の目的は、小物の大きさや種類によつて
収納容積や収納場所を自由に変えることができ、
しかも仕切り不要の仕切板をきちんと格納するこ
とができる自動車用小物入れを提供することにあ
る。
また本考案の別の目的は、収納容積を変えても
全ての小部屋の小物を容易に出し入れでき、しか
も片手で簡単に収納容積を変えることができる自
動車用小物入れを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本考案の構成を実施
例に対応する第1図及び第2図に基づいて説明す
る。
本考案は、上方に開口した凹部2の相対する内
側面2a,2bに少なくとも3組のガイド溝3
a,3b,4a,4b,5a,5bが間隔をおい
て形成され、折曲可能な接続板により互いに連結
された2枚の仕切板6,7がガイド溝3a,3
b,4a,4b,5a,5bのうち2組のガイド
溝にそれぞれ取外し可能に挿入され、接続板8,
9を折曲した状態の2枚の仕切板6,7が1組の
ガイド溝に格納可能に構成された自動車用小物入
れの改良である。
その特徴ある構成は、2枚の仕切板6,7はそ
れぞれの両側の端部近傍同士を一対の接続板8,
9により互いに連結され、一対の接続板8,9は
中央で互いに内方に折曲可能に形成され、一対の
接続板8,9を伸長した状態で2枚の仕切板6,
7を前記ガイド溝に挿入するとき一対の接続板
8,9が前記凹部2の内側面2a,2bに沿うよ
うに構成されたところにある。
[作用] 収納する小物が小さく複数種類あるときには、
第1図に示すように接続板8,9を伸長して、仕
切板6,7をガイド溝4a,4b,5a,5bに
挿入し接続板8,9を内側面2a,2bに沿わせ
る。また収納する小物が大きく仕切板6,7を必
要としないときには、第2図に示すように接続板
8,9を中央で互いに内方に折曲して1組のガイ
ド溝3a,3bに格納する。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
この例では小物入れ1を自動車用コンソールボ
ツクスに用いた場合について説明する。第1図及
び第2図に示すように、本実施例の小物入れ1は
コンソールボツクスの後部に設けられる。小物入
れ1は上方に開口した凹部2の相対する内側面2
a,2bに3組のガイド溝3a,3b,4a,4
b及び5a,5bが間隔をおいて形成される。こ
れらのガイド溝3a〜5bの各溝幅は同一であつ
て、それぞれ対向する位置に設けられ、ガイド溝
3a,3bは凹部2の隅部に設けられる。ガイド
溝4a,4b及び5a,5bには仕切板6及び7
が取外し可能に挿入される。
第3図〜第5図に詳しく示すように、仕切板
6,7と接続板8,9とは合成樹脂で一体的に成
形され、仕切板6及び7はそれぞれの両側の端部
近傍同士を一対の接続板8,9により互いに連結
される。この連結部分及び接続板8,9の中央部
分には、それぞれ断面がV字状の溝が設けられ薄
肉に形成され、上記連結部分と中央部分がヒンジ
部となる。これにより、接続板8,9は中央で互
いに内方に折曲可能となり、接続板8,9を完全
に折曲した状態にすると、仕切板6,7と接続板
8,9とが密着するようになつている。この状態
の2枚の仕切板6,7はガイド溝3a,3b,4
a,4b又は5a,5bのいずれか1組に格納可
能に構成される。
第1図に示すように、一対の接続板8,9は仕
切板6,7をガイド溝4a,4b,5a,5bに
それぞれ挿入した状態で凹部2の内側面2a,2
bに沿うように構成される。第2図に示すよう
に、これらの接続板8,9の長さはガイド溝4a
と5a及び4bと5bのそれぞれの間隔Tにほぼ
等しい。これらのガイド溝3a〜5bの各溝幅
は、仕切板6,7と接続板8,9とが密着した状
態の厚みt(第5図)より僅かに大きい広さ(t
+α)を有する(第2図)。
このような構成の小物入れ1では、収納する小
物が小さく複数種類あるときには、第1図に示す
ように接続板8,9を伸長して、仕切板6,7を
ガイド溝4a,4b,5a,5bに挿入し接続板
8,9を内側面2a,2bに沿わせる。これによ
り、凹部2を同一の深さのまま三分することがで
きる。
また収納する小物が大きいときには、第2図に
示すように接続板8,9を折曲して仕切板6,7
とともにガイド溝3a,3bに格納する。これに
より凹部2を仕切りのない状態にすることができ
る。このとき薄肉ヒンジ部を形成した仕切板6,
7には外へ開こうとする力が作用し、仕切板6,
7はガイド溝3a,3b内に一杯に広がるので、
走行中仕切板6,7の振動音を生じることがな
い。
なおガイド溝3aと4a及び3bと4bの間隔
がそれぞれTであれば、仕切板6,7はこれらの
ガイド溝に挿入することもでき、より多様な小物
入れとなる。
また図示しないが、接続板8,9を折曲した仕
切板6,7はガイド溝4a,4b又は5a,5b
に挿入して凹部2を二分するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上述べたように、本考案の小物入れによれ
ば、従来と同様に小物の大きさや種類によつて収
納容積や収納場所を自由に変えることができると
ともに、従来の小物入れに比べて仕切板を使用し
ないときには、所定の場所に収納でき、走行中に
飛び跳ねて異音を発することがない。
また、仕切板の一部を折曲して浅底の収納部を
形成した従来の小物入れと異なり、本考案の小物
入れは接続板を伸長して仕切板をいずれのガイド
溝に挿入した場合にも、隣接する小部屋の小物を
仕切板を取外すことなく容易に取出すことがで
き、多様な仕切り方ができる。
また、親指と人差し指で2枚の仕切板を挟みつ
けて密着することにより、密着した2枚の仕切板
を1組のガイド溝に挿入することができ、反対に
親指と人差し指で2枚の仕切板を広げることによ
り、それぞれの仕切板を2組のガイド溝に挿入す
ることができる。この結果、本考案の小物入れは
片手で簡単に収納容積を変えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例小物入れの仕切板の接続
板を伸長した状態を示す斜視図。第2図はその接
続板を折曲して仕切板をガイド溝に格納した状態
を示す斜視図。第3図はその接続板を伸長した仕
切板の斜視図。第4図及び第5図はその接続板を
折曲した仕切板の斜視図。 1:小物入れ、2:凹部、2a,2b:内側
面、3a,3b,4a,4b,5a,5b:ガイ
ド溝、6,7:仕切板、8,9:接続板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上方に開口した凹部2の相対する内側面2a,
    2bに少なくとも3組のガイド溝3a,3b,4
    a,4b,5a,5bが間隔をおいて形成され、
    折曲可能な接続板により互いに連結された2枚の
    仕切板6,7が前記ガイド溝3a,3b,4a,
    4b,5a,5bのうち2組のガイド溝にそれぞ
    れ取外し可能に挿入され、前記接続板8,9を折
    曲した状態の前記2枚の仕切板6,7が前記1組
    のガイド溝に格納可能に構成された自動車用小物
    入れにおいて、 前記2枚の仕切板6,7はそれぞれの両側の端
    部近傍同士を一対の接続板8,9により互いに連
    結され、 前記一対の接続板8,9は中央で互いに内方に
    折曲可能に形成され、 前記一対の接続板8,9を伸長した状態で前記
    2枚の仕切板6,7を前記ガイド溝に挿入すると
    き前記一対の接続板8,9が前記凹部2の内側面
    2a,2bに沿うように構成されたことを特徴と
    する自動車用小物入れ。
JP1986069361U 1986-05-08 1986-05-08 Expired JPH0341953Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986069361U JPH0341953Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986069361U JPH0341953Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62179851U JPS62179851U (ja) 1987-11-14
JPH0341953Y2 true JPH0341953Y2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=30910027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986069361U Expired JPH0341953Y2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0341953Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5249880B2 (ja) * 2009-09-07 2013-07-31 本田技研工業株式会社 荷物入れ容器
CN103648919A (zh) * 2011-07-19 2014-03-19 松下电器产业株式会社 托盘

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59172040U (ja) * 1983-05-06 1984-11-17 日産自動車株式会社 車両用小物入れ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62179851U (ja) 1987-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6231099B1 (en) Reconfigurable glove box bin
JPS5962476A (ja) 多数の細長形工具部品を収容するための単一片ケ−ス
US6279744B1 (en) Tool kit structure
US5238112A (en) File box for video cassettes
USD362243S (en) Electronics cabinet fold-up computer storage tray
JPH0341953Y2 (ja)
US5186320A (en) Retainer for retaining articles accommodated in a case
AU2019100745A4 (en) Transmission Console Cover
US5695062A (en) Egg box
JPH0395Y2 (ja)
JP3072871U (ja) 引出しの仕切り構造
JP2872067B2 (ja) 吊り下げ可能な容器
JPH0429780Y2 (ja)
USD360320S (en) Cabinet
JPH0245377Y2 (ja)
JP2652746B2 (ja) トランク
USD306373S (en) Tool box add-on compartment
KR200482659Y1 (ko) 수납장
JP3005087U (ja) 書類,小間物等の整理箱
JPH0339315Y2 (ja)
JPS6236757Y2 (ja)
KR100514127B1 (ko) 자동차용 오버헤드 콘솔 네트 고정장치
JPH0343386U (ja)
JP3039906U (ja) 印 箱
JPH0457196U (ja)