JPH0341800Y2 - - Google Patents

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JPH0341800Y2
JPH0341800Y2 JP19853385U JP19853385U JPH0341800Y2 JP H0341800 Y2 JPH0341800 Y2 JP H0341800Y2 JP 19853385 U JP19853385 U JP 19853385U JP 19853385 U JP19853385 U JP 19853385U JP H0341800 Y2 JPH0341800 Y2 JP H0341800Y2
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charging
thyristor
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intermittent
signal
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサイリスタ制御回路を有する電気集じ
ん器(以下EPと称す)の間欠荷電装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のEPの間欠荷電回路は、第3A
に示すようになつており、サイリスタ制御回路1
からの同図Bに示すような間欠荷電信号を移相回
路9を通して、サイリスタ2のゲートに供給する
ことにより、サイリスタ2を点弧させ、商用周波
交流電流を、電源同期回路8からの信号を用い、
一定の周期で、位相制御し、変圧器3、整流器4
を経て、放電電極6に加えることにより、EPを
間欠荷電するようになつている。この間欠荷電時
の電流波形を同図Cに示す。
なお直流リアクトル5はEPの内部で、火花放
電が発生した場合の高周波過渡振動電流・電圧に
より、整流器4が損傷するのを防止するために設
けられ、又、電圧検出器7はEPの荷電電圧を検
出し、サイリスタ制御回路1にフイードバツクす
ることにより、過電圧又は、火花放電時の間欠荷
電信号の荷電レベルV1の調節等に用いられる。
又、同図Bに於ける間欠荷電信号の荷電停止レ
ベルV2は、同図Dに示すように間欠荷電停止時
間T2中での電圧降下を抑制し、集じん機能を維
持する目的で、サイリスタ位相制御範囲の最小値
(点弧角=160°)に、設定されているため同図D
に於ける電圧波形Iのようになる。なお、電圧波
形は、荷電停止時間T2中で、サイリスタ位相
制御されない場合のものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の間欠荷電で
は、次のような問題点がある。
(1) 間欠荷電の荷電率rcが非常に小さくなつた場
合(rc≪1)、荷電停止レベルが、サイリスタ
位相制御範囲の最小値のままに設定されている
と、サイリスタ位相制御が行なわれているにも
かかわらず荷電電圧は荷電停止時間T2中に、
徐々に低下していき、ついにはコロナ放電開始
以下の電圧になつてしまい、集じん機能を失つ
てしまうため、集じん性能が低下することにな
る。
(2) EP内で、激しい逆電離が発生し、これを抑
制するため間欠荷電が運用された場合、荷電停
止レベルV2がサイリスタ位相制御範囲の最小
値のままに設定されていると荷電停止時間T2
中でも、荷電電圧は、コロナ開始電圧以上で且
つ、逆電離が発生してしまうため、上述同様、
集じん性能が低下することになる。
本考案は上記従来の問題点を解消し、EPの集
じん性能の向上を図り得るEPの間欠荷電装置を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるEPの間欠荷電装置は、サイリス
タ制御回路からの間欠荷電信号と電源同期回路か
らの信号とにより一定の周期でサイリスタを点弧
し放電させるEPの間欠荷電回路において、荷電
後サイリスタをOFFにする機能と、荷電停止時
間における放電極の荷電電圧とコロナ放電開始電
圧とを比較して間欠荷電信号の荷電停止レベルを
調節する機能とをサイリスタ制御回路に具備した
ことを特徴とし、例えば荷電停止時間T2中に於
ける荷電停止レベルV2の調整機能を設け、且つ、
T2になつた瞬間、サイリスタをOFFとし、荷電
電圧が、コロナ放電開始近傍になつた時点で、サ
イリスタをONさせ、前記のV2レベルにもどす機
能を付加したものである。なお、サイリスタ制御
回路は、マイクロプロセツサを中心として構成さ
れており、コロナ放電開始電圧は、そのメモリ内
に記憶されているため、荷電停止レベルV2、サ
イリスタOFF時間T3は、自動的に設定すること
が可能である。
〔作用〕
本考案に係るサイリスタ制御回路の構成図を第
1図Aに、同回路による出力信号の波形を同図
B,Cに示す。
EPの電圧・電流特性を計測する際、コロナ放
電開始電圧VcsをA/D変換器18を通して、デ
イジタル値に変換して、RAMメモリ13に記憶
しておく。間欠荷電時の荷電レベルV1及び荷電
停止レベルV2、サイリスタOFF時間T3は、
ROMメモリ12に記憶されていて、運転開始と
同時に、このROMメモリ12から読み出し、
V1,V2はD/A変換器17によりアナログ信号
に変換されT3は、I/Oポート14を通して、
サイリスタOFF信号としてサイリスタ移相回路
9へ供給され、間欠荷電運転が行われるのである
が、この場合、サイリスタOFF時間T3は、荷電
停止時間T2中の電圧をフイードバツクVfをA/
D変換して得られる値と、RAMメモリ13内に
記憶されているコロナ放電開始電圧値Vcsとを比
較し、Vf≦Vcsとなるまでの時間であり、一方、
荷電停止レベルV2は、サイリスタOFF時間T3
過後、次のようにして、自動調整され、荷電電圧
は、絶えず、コロナ放電開始電圧近傍に自動的に
保たれる。
(1) Vf≫Vcs:荷電停止レベルを下げる。
(2) VfVcs:荷電停止レベルは変化させない。
(3) Vf≪Vcs:荷電停止レベルを上げる。
この結果として、荷電停止時間T2中でも、荷
電電圧は、絶えずコロナ放電開始電圧近傍で、運
転され、集じん性能が向上する。
なお、第1図Aに於いて、上記以外の回路は、
それぞれ、操作パネル16、操作パネルインター
フエイス15であり、全体の制御は、ROMメモ
リ12に記憶されたプログラムをCPU11が順
次、処理していくことによつて行なわれている。
〔実施例〕
以下本考案にもとづく一実施例を第2図A〜E
により説明する。
第2図Aに於いて、サイリスタ制御回路1′か
ら出力される間欠荷電信号は、第2図B〜Eに示
すように、荷電レベルV1、荷電停止レベルV2
所定の周期で、くり返えされ、結果として間欠荷
電が行なわれるのであるが、この場合の荷電停止
レベルV2は、サイリスタ制御回路1′内のマイク
ロプロセツサにより、荷電停止時間中の電圧がコ
ロナ放電開始電圧近傍の最適値となるように設定
される。一方、サイリスタOFF信号の継続時間
も、荷電時間T1後荷電電圧がコロナ放電開始レ
ベルまで降下する間、サイリスタ制御回路1′か
ら出力される。
この実施例では、荷電時間T1は、1/fに固
定することにより、荷電時間T1中の電流の山数
は2山となり、さらに荷電停止時間T2も電源周
波数の逆数の整数倍となり、EPの間欠荷電は、
完全に電源と同期したものとなり、且つ、荷電停
止時間T2での電圧は、コロナ放電開始電圧近傍
で運用されるため、集じん性能がさらに向上する
こととなる。
〔考案の効果〕
以上、詳述した本考案によれば、間欠荷電信号
により、サイリスタ等の電力調整要素を制御し
て、商用電源周波数fの電源により、間欠的に直
流高圧を発生させるEPの電源装置及びこれによ
り発生せられた直流電圧が印加されるようにした
EPに於いて、電源周波に同期した荷電時間T1
(=1/f)中では、従来通りの方法(火花ひん
度制御等)で荷電し、荷電停止時間T2(=nT1
nは整数)中では、コロナ放電開始電圧近傍とな
るように荷電され、集じん性能向上を図り得るた
め、本考案は、産業上、極めて有益なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは、本考案に係る制御ブロツ
ク図及び各部の出力波形を示す図、第2図A〜E
は本考案の一実施例の構成とその動作波形を示す
図、第3図A〜Dは、従来の制御ブロツク図及び
各部の波形を示す図である。 1′……サイリスタ制御回路、8……電源同期
回路、11……CPU、12……ROMメモリ、1
3……RAMメモリ、14……デイジタルI/O
ポート、15……操作パネルインターフエイス、
16……操作パネル、17……D/A変換器、1
8……A/D変換器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイリスタ制御回路からの間欠荷電信号と電源
    同期回路からの信号とにより一定の周期でサイリ
    スタを点弧し放電させる電気集じん器の間欠荷電
    回路において、荷電後サイリスタをOFFにする
    機能と、荷電停止時間における放電極の荷電電圧
    とコロナ放電開始電圧とを比較して間欠荷電信号
    の荷電停止レベルを調節する機能とをサイリスタ
    制御回路に具備したことを特徴とする電気集じん
    器の間欠荷電装置。
JP19853385U 1985-12-24 1985-12-24 Expired JPH0341800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19853385U JPH0341800Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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JP19853385U JPH0341800Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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Publication Number Publication Date
JPS62106642U JPS62106642U (ja) 1987-07-08
JPH0341800Y2 true JPH0341800Y2 (ja) 1991-09-02

Family

ID=31159307

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JP19853385U Expired JPH0341800Y2 (ja) 1985-12-24 1985-12-24

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160104697A (ko) * 2014-01-29 2016-09-05 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 칸쿄 솔루션 가부시키가이샤 전기 집진 장치, 전기 집진 장치의 하전 제어 프로그램을 저장한 컴퓨터 판독 가능 기록 매체, 및 전기 집진 장치의 하전 제어 방법
US10144225B2 (en) 2015-01-12 2018-12-04 Khs Gmbh Detection segment as well as device and method for printing containers

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KR20160104697A (ko) * 2014-01-29 2016-09-05 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 칸쿄 솔루션 가부시키가이샤 전기 집진 장치, 전기 집진 장치의 하전 제어 프로그램을 저장한 컴퓨터 판독 가능 기록 매체, 및 전기 집진 장치의 하전 제어 방법
US10144225B2 (en) 2015-01-12 2018-12-04 Khs Gmbh Detection segment as well as device and method for printing containers

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JPS62106642U (ja) 1987-07-08

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