JPH0341706B2 - - Google Patents

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JPH0341706B2
JPH0341706B2 JP57155771A JP15577182A JPH0341706B2 JP H0341706 B2 JPH0341706 B2 JP H0341706B2 JP 57155771 A JP57155771 A JP 57155771A JP 15577182 A JP15577182 A JP 15577182A JP H0341706 B2 JPH0341706 B2 JP H0341706B2
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valve
actuator
pilot
fluid
meter
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B13/00Details of servomotor systems ; Valves for servomotor systems
    • F15B13/02Fluid distribution or supply devices characterised by their adaptation to the control of servomotors

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、与圧された流体を供給するポンプ
と、可動要素と、流体の入口及び出口として交互
に作用するよう構成された少なくとも一つの開口
を有する油圧アクチユエータと、前記ポンプを前
記アクチユエータの開口及びタンクへと接続する
ラインと、前記ポンプと前記アクチユエータ開口
の間において、前記アクチユエータ開口への流体
の供給を遮断し又は許容すべく前記ラインに配置
されたメータイン弁と、タンクへの流体の流れを
許容し又は遮断すべく、前記アクチユエータ開口
と前記タンクの間に接続された排出弁と、前記メ
ータイン弁又は前記排出弁の位置を定めるべくこ
れらの弁に対して高圧又は低圧のパイロツト圧力
流体を印加するパイロツトコントローラと、前記
メータイン弁27は前記低圧のパイロツト圧力の
下では閉位置にあり前記高圧のパイロツト圧力の
下では開位置にあることからなる油圧制御システ
ムに関する。
このような油圧制御システムは、例えば掘削機
やクレーンのような工事用車両において見いされ
るものであり、油圧シリンダや油圧モータといつ
たアクチユエータを制御するために用いられる。
アクチユエータは通常は2つのポートを有し、そ
れらは入口及び出口として交互に用いられる。
[従来の技術] 米国特許第4201052号には、上記のようなシス
テムが開示されている。そこに開示のシステムで
は、幾つかの弁が弁本体に収容されており、弁本
体はアクチユエータに直接設けられる。収容され
ている幾つかの弁とは、パイロツト制御されてい
るメータイン弁、一対の負荷降下チエツク弁、一
対の別々にパイロツト制御されている常閉のメー
タアウト弁、一対の負荷圧力応答弁、及び一対の
アンチキヤビテーシヨン弁などである。メータイ
ン弁は、流体をアクチユエータポートの一方又は
他方へと方向付けるように作用する。一対の常閉
のメータアウト弁は、それぞれがアクチユエータ
ポートの一つずつと連結されていて、メータアウ
ト弁が流体を供給しているアクチユエータポート
とは反対側のポートから流体の流れを制御するよ
うになつている。メータアウト弁は可変のオリフ
イスとして機能し、適当なアクチユエータポート
と、リザーバタンクのような低圧力領域との間で
流体を計量する。各々のメータアウト弁には負荷
圧力応答要素が連結されており、これは負荷の圧
力に応じてメータアウト弁に作用して、そのメー
タアウト弁が圧力リリーフとしての保護作用をも
営むことを可能にしている。一対のアンチキヤビ
テーシヨン弁は各々のアクチユエータポートと連
結されており、適当なポートをタンクへと開放す
るように構成されている。
上記の米国特許において、弁本体はアクチユエ
ータポートのマニホルドに直接設けられており、
一本の全量高圧ライン、一対のパイロツト圧力ラ
イン、及び負荷検知ラインからの流体を供給され
ている。各種の弁の作動は、手動で操作される油
圧遠隔制御弁からのパイロツトラインを介して制
御されている。油圧遠隔制御弁からのコマンド信
号がない場合には、メータイン弁は中央位置即ち
中立位置を取り、逆止弁、メータアウト要素、圧
力応答弁及びアンチキヤビテーシヨン弁は、全て
閉位置となる。中立位置においては、バルブシス
テムは負荷の降下が制御不能になることを防止
し、また過走性負荷の場合には、ラインが破損し
た場合でさえも、高圧の流体源からアクチユエー
タへと流体が流れることを防止する。
ある種の使用条件の下では、弁本体を幾つかの
弁と一緒に(つまりバルブシステムを)アクチユ
エータに直接に設けることが可能でないか、又は
望ましくないことがある。このような使用条件
は、アクチユエータ上に空間的な規制があつた
り、又は入れ子式のブームの一番上の部分等に対
して供給ラインやパイロツトラインの数を制限す
ることが望ましい場合、或いはウインチに適用し
た場合等についてアクチユエータとバルブシステ
ムの間にブレーキが必要となる場合などに存在し
得る。これらの条件の下では、バルブシステムは
アクチユエータとは離れた装置上に設けられ、そ
こから一対のラインがアクチユエータのポートマ
ニホルドへと延びる。これらの場合には、通常の
カウンタバランス弁を、アクチユエータのポート
へのラインの一つとバルブシステムの間に設ける
ことが望ましい。カウンタバランス弁は、アクチ
ユエータのポートマニホルドにおいて、負荷の降
下の制御、及び保持を行わしめるものである。
安定な負荷を操作する場合のような別の状況の
下では、アクチユエータのポートとバルブシステ
ムの間にパイロツト制御逆止弁を設けることが望
ましい。パイロツト制御逆止弁は、負荷の積極的
な保持、つまり負荷をドリフトなしに安定に保持
することを可能にする。
また多くの適用例において、線形油圧シリンダ
がフロート位置を有し、また回転油圧モータが自
由施回又は惰性施回位置を有する必要性が生ず
る。これらの何れの場合にも、シリンダの端部に
ある装置や、ブーム用の施回装置は、システム内
の摩擦力によつて停止するまで惰性走行すること
が許される。
[発明が解決しようとする課題] 前述した米国特許第4201052号の油圧制御シス
テムは、上述した回路適用例については役に立た
ないものである。即ち、カウンタバランス弁、パ
イロツト制御逆止弁、ブレーキ、及びアクチユエ
ータの自由フロート又は回転の使用などについて
は役に立たない。これは主として、メータアウト
弁が常開状態にあるためである。
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた形式の油
圧制御システムであつて、カウンタバランス弁、
パイロツト制御逆止弁、ブレーキ、及び自由フロ
ート又は回転アクチユエータについて使用するも
のを提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題は、上記の形式の油圧制御システム
において、排出弁が、低圧のパイロツト圧力の下
では常開の位置にあり高圧のパイロツト圧力の下
ではポンプからの流体がアクチユエータへと印加
される場合に閉位置にある、少なくとも一つの排
出弁を含んでいることによつて達成される。
2つの開口を有しているアクチユエータの場
合、本発明の油圧制御システムには一対の常開排
出弁が設けられ(前述した米国特許における常閉
のメータアウト弁の代わりに)、これらの常開排
出弁はタンクラインとアクチユエータポートの間
に配置されて、メータイン弁が中立位置にある場
合には両方のアクチユエータポートが常開排出弁
を介してタンクラインへと開放され、かくして例
えば自由滑走するブームの場合のように、アクチ
ユエータは自由に動くことができるようになる。
しかしながら、アクチユエータを一方へと移動さ
せるべくメータイン弁に高圧のパイロツト圧力が
印加される場合、このパイロツト圧力は一方の適
当な排出弁にも印加されてこれを閉じ、ポンプか
らタンクへと流体が流れることを禁ずる。この場
合、他方の排出弁はタンクラインへと開いたまま
である。負荷の降下及び保持を制御するためにア
クチユエータの一方の開口に関連してカウンタバ
ランス弁が用いられる場合には、そのアクチユエ
ータ開口とタンクラインの間に1つの常開排出弁
が設けられる。負荷を保持するために外部的にブ
レーキが設けられる場合には、やはり1つの常開
排出弁が、アクチユエータ開口とタンクラインの
間に設けられる。
[実施例] 第1図を参照すると、本発明を具体化した油圧
制御システムは、アクチユエータ2を含んでい
る。このアクチユエータはここでは線形油圧シリ
ンダとして示されており、可動要素として出力軸
21を有し、この出力軸は、通常の構造に従つて
負荷検知制御を備えた可変容積型ポンプ22から
供給される油圧流体によつて、両方向に動かされ
る。本発明の油圧制御システムはまた、図示しな
い手動操作コントローラを含んでいる。このコン
トローラは、パイロツトポート1又は2を介して
バルブシステム24へと高圧又は低圧のパイロツ
ト圧力を送り、アクチユエータ20の移動方向を
制御するものである。ポンプ22から送られる流
体は、供給ライン25及び26並びにポンプポー
トPを通つてメータイン弁27へと送られ、メー
タイン弁27は、アクチユエータ20に接続され
たアクチユエータラインポートA又はBの一方又
は他方に対して油圧流体の流れを方向付けるよう
に制御機能を営む。パイロツトポート1及び2
は、パイロツト制御ライ28,30及びパイロツ
ト制御ライ29,31のそれぞれを通つて、メー
タイン弁27の両端へと延びている。メータイン
弁27の移動方向に応じて、油圧流体はライン3
2,33及びポートA又はBを通つてアクチユエ
ータ20の一方又は他方の端部へと通される。
本発明の油圧制御システムはさらに、常開排出
弁34,35を含んでいる。これらは各々、ポー
トA及びBと、タンクTへと延びるタンクライン
36との間に配置されている。排出弁34,35
は、タンクへの戻り流を制御している。
本発明の油圧制御システムはまた、ライン3
2,33にバネ負荷されたポペツト弁37,38
を含み、またライン32,33をタンクライン3
6へと開放するよう構成されたアンチキヤビテー
シヨン弁39,40を含んでいる。さらに、バネ
負荷されたポペツト弁61が排出弁34,35の
それぞれと連結されており(第5図)、パイロツ
ト制御リリーフ弁として作用するようになつてい
る。排出弁35は制御ライン47によつてパイロ
ツト制御ライン28と接続されており、排出弁3
4は制御ライ48によつてパイロツト制御ライン
29と接続されていて、メータイン弁27の一方
の端部に高圧のパイロツト圧力が印加された場
合、これに応じて一方の適当な排出弁34又は3
5が閉じられるようになつている。
本発明のシステムはまた、タンクポートTに接
続され且つ戻りライン即ちタンクラインに連結さ
れた背圧弁44を含んでいる。背圧弁44は、負
荷の過走又は降下がアクチユエータ20を下方へ
と駆動する傾向がある場合にキヤビテーシヨンを
最小限にするよう機能する。ポンプの吸い込み要
求量を越える過剰の流れを取り上げてこれを背圧
弁44に印加し、かくしてアクチユエータに供給
される流体を補足するために、ポンプ充填リリー
フ弁45が設けられている。
メータイン弁27は、スプールが配置されたボ
アを有する。低圧のパイロツト圧力(通常)にお
いては、スプールはバネによつて中立位置に保持
され、供給ライン26からライン32,33への
流体を阻止する。高圧のパイロツト圧力がスプー
ルの何れかの端部に印加されると、この高圧のパ
イロツト圧力とバネ負荷、及び流れの力の間に圧
力の均衡が得られるまでスプールは移動する。こ
の移動の方向は、供給ライン26からライン3
2,33何れに与圧された流体が供給されるかを
決定する。
高圧のパイロツト圧力が、排出弁34又は35
へとつながるパイロツト制御ライン28,47又
は29,48の何れかに印加されると、このパイ
ロツト圧力が印加された排出弁は作動されて、与
圧されたライン32又は33からタンクライン3
6への流れを阻止する。
以上のことから、メータイン弁27の開放の方
向を決定し、従つてアクチユエータ20の作動方
向を決定するのと同じ高圧のパイロツト圧力が、
適当な排出弁34又は35を閉じるように作用し
て、流体がアクチユエータ20へと流れ込めるよ
うにすることが看取される。もう一方の排出弁3
4又は35はその高圧のパイロツト圧力によつて
は作動されず、従つてタンクライン36へと開い
たまであり、アクチユエータ20の反対側の端部
から流体がタンクへと流れるのを許容している。
アクチユエータ20が複数個ある場合にそれら
を制御している複数のバルブシステムの何れが最
大の負荷圧力にあうかを検知し、より高い負荷圧
力を可変容積型ポンプ22へと印加するために、
79から81で示した構成要素が設けられてい
る。即ち、ライン32及び33にはシヤトル弁8
2が接続されており、ライン32及び33の何れ
の圧力が高いかを検知し、高い方の圧力をライン
81に伝達している。ライン81は負荷検知ポー
トLSを通つてシヤトル弁80まで延びており、
このシヤトル弁80はライン79を介して隣接す
るアクチユエータからの負荷圧力を受け取つてい
る。シヤトル弁80は何れの負荷圧力がより高い
かを検知し、より高い負荷圧力をポンプ22に印
加するように作用する。複数のバルブシステムは
それぞれが連続してこのシヤトル弁80,82を
組み込んでおり、当該バルブシステムにおける負
荷圧力を隣接するバルブシステムにおける負荷圧
力と比較し、より高い圧力を隣接する別のバルブ
システムに伝達し、最終的に最も高い負荷圧力を
ポンプ22に印加するものである。
単一のメータイン弁27は、1980年2月4日に
出願された本出願人の米国特許出願第117936号
(特開昭55−149402号)に示されている2つのメ
ータイン弁に取り替えることも可能である。
図示の油圧回路の他の構成要素の好ましい詳細
については、前述した米国特許第4201052号に記
載されている。
本発明によれば、排出弁34,35の一方又は
双方が常開の排出弁であり、その点において米国
特許第4201052号のメータイン弁が両方とも常閉
であるのと異なる。第1図及び第2図に示されて
いるように排出弁34,35が両方とも常開であ
る場合には、排出弁34,35はベントライン4
7a又は48aを介してブリードされている。第
3図及び第4図に示されているように何れか一方
のみの排出弁35b,3cが常開である場合に
は、かかる常開の排出弁35b又は35cと、常
開の排出弁、即ちメータアウト弁34b又は34
cの両方ともが、共通のベントライン29aを介
してブリードされている。
かくして第1図に示されているように両方の排
出弁34,35が常開であれば、メータイン弁2
7が中立位置にある場合にブームの施回などの場
合にアクチユエータの移動は自在である。しかし
ながら、アクチユエータを一方へと移動するため
に高圧のパイロツト圧力が印加されたならば、そ
のパイロツト圧力はライン47又は48にも印加
され、適当な方の排出弁35又は34を閉じる。
こうして、高圧のパイロツト圧力がメータイン
弁27に印加されて(例えばライン29,31を
介して)アクチユエータ20を一方へと動かした
場合、アクチユエータ20のポートAに連結され
た排出弁34はこの高圧のパイロツト圧力によつ
て閉じられる。メータイン弁27が中立位置に戻
つたならば、排出弁34は常開位置に戻り、アク
チユエータ20は線形油圧シリンダの場合にはフ
ロート状態を有することができ、また回転油圧モ
ータの場合には自由施回又は惰性状態を有するこ
とができる。
これまでは本発明を第1図の流量制御バルブシ
ステムに関連して説明してきたが、本発明はま
た、第2図に示されたメータイン弁27aを用い
る圧力制御バルブシステムにおいても有用であ
る。このようなメータイン弁27aは、ライン3
1からのパイロツト圧力に対抗する帰還圧力ライ
ン83を有し、またライン30からのパイロツト
圧力に対抗する帰還圧力ライン84を有してい
る。これによつて負荷のより円滑な停止及び始動
が可能となり、また負荷のより正確な位置制御も
可能となる。これは、第1図のメータイン弁27
を用いたバルブシステムでは得られない利点であ
る。
第3図に示されているように、本発明の油圧制
御システムをカウンタバランス弁85が必要とさ
れる環境の下で使用する場合には、かかるカウン
タバランス弁はアクチユエータの一方のポートと
排出弁35bのポートBの間に設けられ、その場
合には排出弁35bのみが常開とされる。アクチ
ユエータの他方のポートに連なるポートAに接続
された他方の排出弁はメータアウト弁34bであ
り、常閉とされる。従つてカウンタバランス弁8
5は、この弁を通る流れを制限することによつ
て、過走性負荷を制御するよう機能することがで
きる。メータイン弁27がパイロツト制御ライン
28,30を介して高圧のパイロツト圧力によつ
て作動され、アクチユエータ20を上昇するよう
に制御される場合には、流体はカウンタバランス
弁85の逆止弁を通つてアクチユエータ20へと
流れるこができる。同時に、制御ライン87を通
るパイロツト圧力は排出弁35bを閉じる。メー
タアウト弁34bは通常の仕方で作用し、アクチ
ユエータの他方のポートから流体の排出を許容す
る。
過走性負荷を制御するため、第4図に示すよう
に外部的にブレーキ88が用いられる場合には、
第3図の場合と同様に常開の排出弁35cが1つ
だけ設けられ、ポートBに接続された回転油圧ア
クチユエータの一方のポートに連結される。他
方、もう一方の排出弁は常閉のメータアウト弁3
4cとして設けられて、ポートAに接続されたア
クチユエータの他方のポートに連結される。ブレ
ーキ88からはライン89が延び、ポートAへと
延びるライン26,32に接続されている。油圧
ブレーキ88は、ポートAにに流体が供給される
場合にライン89を介してライン26,32から
与圧された流体を受け取る。
各々の常開排出弁34,35,35b,35c
は同じ構造に係るものである。第5図を参照し
て、一つの排出弁35についてその構造を説明す
る。
排出弁35は、面積の異なるボア60及び72
を有し、これらのボア内にポペツト61が、供給
ライン33とタンクライン36の間に配置されて
いる。この排出弁は、供給ライン33からポペツ
トの後ろのチヤンバ63へと延びる、オリフイス
62aを有するライン62を含んでいる。ポペツ
ト61内に形成された1又は2以上のライン64
が、チヤンバ63からタンクライン36へと延び
ている。パイロツト圧力ピストン66の作用の下
にチヤンバ63とライン64の間の接続を遮断す
るステム65が、チヤンバ69と71の間に設け
られている。バネ67は、システム内に圧力が存
在しない場合にステム65を開放位置に保持し、
第5図に示されているようにしてポペツト61を
弾性的に付勢する。しかしながら、使用に際して
はこの排出弁は常開の排出弁として機能しなけれ
ばならない。そのため、オリフイス62a、バネ
67のバネ係数、及びポペツト66の差動領域、
つまりボア72の面積分を差し引いたボア60の
面積を適当に選択して、ライン33における小さ
な、比較的重要でない圧力によつてポペツト61
が開放し、ライン33とタンクライン36の間に
流路がもたらされるようにされる。ライン68
は、チヤンバ69をパイロツトライン28のパイ
ロツト圧力へと接続している。チヤンバ69内の
圧力は、ピストン66の一方の端部に作用してい
る。ピストン66の他方の端部にあるチヤンバ7
1は前述したようにライン70を介してブリード
されており、第1図から第4図に示されているよ
うにして適当なベントライン48a又は29aと
接続している。
[発明の効果] 以上の如く本発明によれば、例えば米国特許第
4201052号に示されているようなシステムとは異
なり、アクチユエータとタンクラインとの間に
は、少なくとも一つの常開排出弁が設けられてい
る。これによつて本願発明のバルブシステムを組
み込んだ場合には、アクチユエータが線形油圧シ
リンダの場合にはフロート状態を有することがで
き、また回転油圧モータの場合には自由施回又は
惰性状態を有することができる。さらに過走性負
荷の制御、カウンタバランス弁又は油圧ブレーキ
などを用いる場合にも有効に対処することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は2つの開口を有するアクチユエータに
ついての本発明の実施例による油圧制御システム
の概略図、第2図は第1図のシステムの修正に係
る別の実施例の油圧制御システムの概略図、第3
図はカウンタバランス弁を有する別の実施例の油
圧制御システムの概略図、第4図は油圧ブレーキ
を有する別の実施例の油圧制御システムの概略
図、第5図は本発明の油圧制御システムで用いら
れる排出弁の部分断面図である。 20:アクチユエータ、21:出力軸、22:
ポンプ、24:バルブシステム、25,26,3
2,33,36,89:ライン、27:メータイ
ン弁、28,29,30,31:パイロツト制御
ライン、34,35;34b,35b;34c,
35c:排出弁、37,38:ポペツト弁、8
5:カウンタバランス弁、88:油圧ブレーキ、
P:ポンプポート、T:タンクポート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 与圧された流体を供給するポンプ22と、可
    動要素21と、流体の入口及び出口として交互に
    作用するよう構成された少なくとも一つの開口を
    有する油圧アクチユエータ20と、 前記ポンプ22を前記アクチユエータの開口及
    びタンクへと接続するライン26,32,33,
    36と、 前記ポンプと前記アクチユエータ開口の間にお
    いて、前記アクチユエータ開口への流体の供給を
    遮断し又は許容すべく前記ラインに配置されたメ
    ータイン弁27と、 タンクへの流体の流れを許容し又は遮断すべ
    く、前記アクチユエータ開口と前記タンクの間に
    接続された排出弁34,35;34b,35b;
    34c,35cと、 前記メータイン弁27又は前記排出弁の位置を
    定めるべくこれらの弁に対して高圧又は低圧のパ
    イロツト圧力流体を印加するパイロツトコントロ
    ーラと、前記メータイン弁27は前記低圧のパイ
    ロツト圧力の下では閉位置にあり前記高圧のパイ
    ロツト圧力の下では開位置にあることからなる、
    油圧制御システムにおいて、 前記排出弁が、前記低圧のパイロツト圧力の下
    では常開の位置にあり前記高圧のパイロツト圧力
    の下では前記ポンプ22からの流体が前記アクチ
    ユエータ20へと印加される場合に閉位置にあ
    る、少なくとも一つの排出弁34,35,35
    b,35cを含んでいることを特徴とするシステ
    ム。 2 前記アクチユエータ20が2つのアクチユエ
    ータ開口と、2つの常開排出弁34,35とを有
    し、これらの排出弁は各々がパイロツト制御され
    ており且つ前記アクチユエータ開口の一つと連結
    されている、特許請求の範囲第1項に記載の油圧
    制御システム。 3 前記アクチユエータ開口の一つと該開口に連
    結された常開排出弁35bの間にカウンタバラン
    ス弁85が接続されている、特許請求の範囲第1
    項又は第2項に記載の油圧制御システム。 4 前記アクチユエータによつて駆動されている
    負荷に連結された油圧ブレーキ88を含み、前記
    アクチユエータが常閉排出弁34cと連結された
    別の開口を有し、前記常閉排出弁34cは、前記
    常開排出弁35cがパイロツト制御されて閉じら
    れる場合に開放するようパイロツト制御されてお
    り、前記油圧ブレーキ88は前記別の開口に流体
    が供給される場合に前記ライン26,32へとラ
    イン89を介して接続されて与圧された流体を受
    け取る、特許請求の範囲第1項に記載の油圧制御
    システム。 5 前記メータイン弁27及び前記排出弁34,
    35,34b,35b,34c,35cは、ポペ
    ツト弁37,38及びアンチキヤビテーシヨン弁
    39,40と共に配置されて、アクチユエータの
    運動方向を制御するバルブシステム24を形成し
    ており、該バルブシステム24はポンプポートP
    と、タンクポートTと、パイロツトポート1,2
    及びアクチユエータラインポートA,Bとを有し
    て前記アクチユエータ20から離れた装置に設け
    られており、前記アクチユエータ開口と前記バル
    ブシステム24とは一対のラインで接続されてい
    る、特許請求の範囲第1項から第4項の何れか一
    つに記載の油圧制御システム。
JP57155771A 1981-11-12 1982-09-07 油圧制御システム Granted JPS5884255A (ja)

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JPS5884255A JPS5884255A (ja) 1983-05-20
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JP (1) JPS5884255A (ja)
AU (1) AU557058B2 (ja)
BR (1) BR8205049A (ja)
CA (1) CA1172136A (ja)
DE (1) DE3268712D1 (ja)
ES (1) ES515812A0 (ja)
FI (1) FI72579C (ja)
IN (1) IN156019B (ja)
MX (1) MX154560A (ja)
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NZ (1) NZ201541A (ja)
ZA (1) ZA825385B (ja)

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DE3268712D1 (en) 1986-03-06
FI72579C (fi) 1987-06-08
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NO156301C (no) 1987-08-26
ES8402641A1 (es) 1984-03-01
ES515812A0 (es) 1984-03-01
FI822599L (fi) 1983-05-13
AU8667982A (en) 1983-05-19
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NO156301B (no) 1987-05-18
NZ201541A (en) 1985-11-08
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BR8205049A (pt) 1983-08-09
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EP0080135B1 (en) 1986-01-22
IN156019B (ja) 1985-04-27
CA1172136A (en) 1984-08-07
NO822687L (no) 1983-05-13
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