JPH0341275Y2 - - Google Patents

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JPH0341275Y2
JPH0341275Y2 JP1985179555U JP17955585U JPH0341275Y2 JP H0341275 Y2 JPH0341275 Y2 JP H0341275Y2 JP 1985179555 U JP1985179555 U JP 1985179555U JP 17955585 U JP17955585 U JP 17955585U JP H0341275 Y2 JPH0341275 Y2 JP H0341275Y2
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shelf
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shelf net
refrigerator
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は冷蔵庫等の貯蔵庫の棚網固定構造に
関し、更に詳細には、貯蔵庫の輸送中や貯蔵庫を
設置した状態で、該貯蔵庫に加わる振動等によつ
て棚網が落下することがなく、しかも部品点数を
少なく構成し得る棚網固定構造に関するものであ
る。
従来の技術 各種物品の貯蔵庫、例えば第5図および第6図
に示す形態を備えた冷蔵庫1は、外側ケーシング
としての外箱2と庫内を画成する内箱3との間
に、断熱材を充填発泡等の手段により介在させ、
その開口部に扉4が開閉自在に取付けられてい
る。冷蔵庫1内に食品等を貯蔵する場合、庫内に
棚網を複数段設けて、この棚網の上に食品等を載
置し得るようになつている。
第7図は従来公知の棚網構造を示し、この棚網
5は、例えば6本の線材6を矩形状枠体7に略等
間隔で溶接することにより形成される。そして棚
網5は、第6図に示す冷蔵庫1の支柱8に取付け
た棚受9と、側壁10に凹設したU字溝11(第
8図参照)とにより庫内に水平に支持されるよう
になつている。
前述した冷蔵庫を出荷して輸送する等の場合
は、棚網5を棚受9に固定して脱落を防止する必
要がある。この目的のため従来は、第9図に示す
ように、棚網5における枠体7の角部を前記棚受
9に形成した凹部9aに載置し、枠体7が凹部9
aから落ちないように、図示形状の棚網固定金具
12を棚受9にネジ止めする複雑な構成が採用さ
れている。また第10図に示すように、棚受9に
形成した凹部9a,9aに隣接する複数の棚網
5,5の枠体7,7を載せ、両棚網5,5の枠体
7,7をテープ13で巻付けるテーピングを行な
つて、両棚網5,5が離間しないようにする工夫
もなされている。
別の従来技術として、実公昭45−25333号公報
に記載の考案が存在する。これは、庫内の両側壁
間に2本のパイプ状支持杆を所定距離だけ離して
架設し、棚網の線材の端部を鉤状にすると共に、
該鉤状端部を一方の支持杆に掛止して、棚網を両
支持杆に載置したとき、他方の支持杆の外側表面
に当接する凸部を前記線材を湾曲することにより
形成し、棚網を着脱自在に操作できるようにする
と共に、装着時に容易に支持杆から棚網が脱落し
ないような構成にしてある。
更に別の従来技術として、実公昭56−239号公
報に記載の考案がある。これは、棚網を載置する
支持突条と、該支持突条の所要距離上方に設ける
補助突条とを庫内の両側壁部に対向して突設し、
支持突条と補助突条との間に挿入される棚網の線
材の一部を棚網の後側枠外に延出して屈曲し、こ
の屈曲部を庫内の後壁に突設した係合用突起に嵌
入係合させることにより、棚網が前方に移動しな
いようにしてある。
考案が解決しようとする課題 第9図に関連して説明した従来技術は、棚網固
定金具12の部品加工とその組付工数および部品
の管理、発注工数が増え、コスト的に不利であ
る。また第10図に示す従来技術は、上下方向の
振動が加わると、棚網5が落下してしまう欠点が
ある。殊に輸送途中での棚網の落下は、内箱を損
傷するおそれがあり、貯蔵庫の商品価値を低下さ
せ好ましくない。
また実公昭45−25333号公報記載の貯蔵庫では、
棚網上に記載した食品等の貯蔵物を出入れする際
には、当該棚網がずれて外れることはない。しか
し貯蔵庫を運搬するときに上下方向の振動が加わ
ると、棚網が支持杆から外れて落下してしまうお
それが指摘される。更に実公昭56−239号公報に
記載された棚装置は、支持突条、補助突条、係合
用突起等の形状配置等が複雑で、製造工程数が増
大し、コスト的に不利である。
考案の目的 この考案は、前述した棚網固定構造に内在する
前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案
されたものであつて、低コストでしかも振動によ
る棚網の落下を確実に回避し得る貯蔵庫の棚網固
定構造を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を達成する
ため本考案は、枠体に複数の線材を適宜間隔で配
設することにより構成した棚網の側部を、庫内側
壁に形成される溝部に嵌挿すると共に、棚網の前
端部を庫内前面に配設した支柱に突設した棚受に
載置するようにした貯蔵庫において、 前記棚受に突起を設け、 前記棚網における線材の一部を枠体の前面外方
に延出させ、この延出部をフツク状に形成すると
共に、 このフツク状の延出部と棚網の後端部との離間
長さを、前記庫内後壁面と突起との離間長さより
長く設定し、 前記棚網を前記溝部に嵌挿すると共に棚受に載
置し、更にフツク状の延出部を前記突起に弾力的
に掛止することにより、当該棚網を庫内後壁面側
に弾力付勢した状態で固定するよう構成したこと
を特徴とする。
作 用 このように構成したことにより、貯蔵庫に上下
方向の振動が加わつた場合でも、棚網を構成する
線材が棚受と一体に結合し、しかも該棚網が庫内
後壁面側に弾力付勢されているので、棚網は棚受
上で踊ることがない。この結果、棚網が落下して
庫内を損傷するのを有効に防止できる。
実施例 次に本考案に係る貯蔵庫の棚網固定構造につ
き、好適な一実施例を挙げて、第1図〜第4図を
参照して以下説明する。
第1図aおよび第1図bは、夫々棚網15の側
面図および平面図を示すものである。本実施例に
おける棚網15は、矩形状の枠体16と、所要本
数の線材17,18,19,20,21,22
(図示例では6本)とからなり、前記枠体16に
各線材17〜22が、その両端部において略等間
隔で溶接されている。この場合において、一番端
の線材22は、その端部22aが枠体16より外
方に若干延出されると共に、第2図に示す如くフ
ツク状に湾曲されている。
前記線材端部22aの形状を詳細に説明すれ
ば、第1図aに示すように、線材端部22aを一
旦上方に屈曲させてから、その状態でフツク状に
湾曲されている。また、該線材端部22aから棚
網15の後端部までの長さ寸法は、庫内後壁面と
後述するネジ23またはボス26との離間長さよ
り長く設定されている。
第2図に示す如く、貯蔵庫内に設けた支柱8に
固設した棚受9には、図示形状の凹部9a,9a
が形成されており、この凹部9aに前記棚網15
における枠体16の角部が載置されるよう構成さ
れている。またこの状態において、線材22の前
記フツク状の端部22aが、棚受9の側面に接す
るよう予め寸法設定されている。更に棚受9の側
面に孔9bが穿設されており、該孔9bにフツク
状の線材端部22aを棚受9に固定するネジ23
が螺着されるようになつている。
ここで、前述した如く、ネジ23の螺着位置か
ら庫内後壁面までの離間長さは、棚網15におけ
る線材端部22aから棚網後端部までの長さ寸法
よりも短く設定されている。従つて、棚網15を
棚受9に取付けた際には、線材端部22aの屈曲
部における弾性により棚網15が後方に弾力付勢
され、後壁面に当接される。この結果、貯蔵庫の
輸送時や、貯蔵庫を設置した際に加わる衝撃や振
動により、棚網が移動して騒音その他不快音を発
するのを有効に防止し得る。
なお、前記棚網15の線材端部22aを棚受9
に掛止する手段としては、前記ネジ23に限られ
ものでなく、第4図に示す如く、予め棚受9の側
面に突設したボス26であつてもよい。この場合
において、該ボス26の先端部は、円筒状の本体
部分より大径となるよう形成されて、棚網15の
線材端部22aを掛止した際に、該線材端部22
aが容易に脱落しないよう構成することが推奨さ
れる。第3図において、符号24は貯蔵庫の外箱
2と内箱3との間に充填発泡された断熱材を示
し、符号25は、扉4の内側に取付けられて庫内
を気密に封止するガスケツトを示している。
実施例の作用 次に、前述した構成に係る棚網固定構造の作用
につき説明する。
前記棚網15を庫内に取付けるに際しては、第
2図に示す如く、先ず前記棚受9に形成した凹部
9aに、前記棚網15における枠体16の角部を
載置する。また棚網15の庫内側壁と対向する側
部は、前記U字溝11に嵌合支持されている。こ
のとき、線材22における前記フツク状の端部2
2aは、棚受9の側面に接すると共に、そのフツ
ク中心は棚受9aの前記孔9bよりも若干前方に
位置している。
次に、第3図に示す如く、フツク状の線材端部
22aを後方に湾曲させて、そのフツク中心と前
記孔9aとを一致した状態で、該孔9bにネジ2
3を螺入することにより、線材端部22aは棚受
9に締着される。そして、このとき棚網15は、
線材端部22aの屈曲部における弾性によつて、
庫内後壁面側に弾力付勢される。
このような固定構造とすることにより、前記棚
網15および貯蔵物の重量は、枠体16の側部に
おいて前記U字溝11に支えられると共に、枠体
16の角を通して棚受9により支えられる。しか
も線材端部22aおよびネジ23には過大な力が
加わることはなく、輸送途次での振動や貯蔵物の
出し入れによつて棚網15が落下することが確実
に防止される。また、棚網15は、フツク状の線
材端部22aの屈曲部における弾性により後方に
弾力付勢され、後壁面に当接されている。従つ
て、棚網が移動して騒音その他不快音を発するの
を有効に防止し得るものである。
第4図に示す如く、棚受9の側面に突設したボ
ス26を介して棚網15を固定する場合は、先ず
線材端部22aを前記ボス26に引掛け、次に棚
網15を矢印A方向に若干回動させることによ
り、その枠体16の角部を棚受凹部9aに載置さ
せる。このとき、棚網15は線材端部22aの屈
曲部における弾性により後方に弾力付勢され、後
壁面に当接されるので、該棚網15が移動して騒
音その他不快音を発するのを有効に防止し得る。
また突起(ボス26)を棚受9に一体的に設ける
と、棚網15の組付工程数が低減され、作業の迅
速化が図られる利点がある。
考案の効果 以上説明したように、本考案に係る貯蔵庫の棚
網固定構造によれば、簡単な構成で庫内に棚網を
安定した状態で確実に固定することが可能にな
り、貯蔵庫の輸送その他の運搬時に棚網が落下す
ることがない。また、棚網は庫内後壁面に弾力的
に当接されるので、貯蔵庫に衝撃や振動が加わつ
た際に、該棚網が容易に移動したり振動等が発生
するのを有効に防止し得る。しかも部品点数が減
少して、製造コストが低廉になる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよび第1図bは、夫々本考案の一実
施例に係る棚網の側面図および平面図、第2図
は、第1図に示す棚網の取付方法説明図、第3図
は、棚網取付後の側面図、第4図は、棚受に設け
る突起をボスにした場合の取付方法説明図、第5
図は、冷蔵庫の外観図、第6図は、扉を外した状
態での冷蔵庫の外観図、第7図aおよび第7図b
は、夫々従来の棚網の平面図および正面図、第8
図は、冷蔵庫側壁の外観図、第9図および第10
図は、従来の棚網の取付説明図である。 8……支柱、9……棚受、11……U字溝、1
5……棚網、16……枠体、22……線材、22
a……線材端部、23……ネジ、26……ボス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 枠体16に複数の線材22を適宜間隔で配設す
    ることにより構成した棚網15の側部を、庫内側
    壁に形成される溝部11に嵌挿すると共に、棚網
    15の前端部を庫内前面に配設した支柱8に突設
    した棚受9に載置するようにした貯蔵庫におい
    て、 前記棚受9に突起23,26を設け、 前記棚網15における線材22の一部を枠体1
    6の前面外方に延出させ、この延出部22aをフ
    ツク状に形成すると共に、 このフツク状の延出部22aと棚網15の後端
    部との離間長さを、前記庫内後壁面と突起23,
    26との離間長さより長く設定し、 前記棚網15を前記溝部11に嵌挿すると共に
    棚受9に載置し、更にフツク状の延出部22aを
    前記突起23,26に弾力的に掛止することによ
    り、当該棚網15を庫内後壁面側に弾力付勢した
    状態で固定するよう構成した ことを特徴とする貯蔵庫の棚網固定構造。
JP1985179555U 1985-11-21 1985-11-21 Expired JPH0341275Y2 (ja)

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JPS6288288U JPS6288288U (ja) 1987-06-05
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS471333U (ja) * 1971-01-20 1972-08-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS471333U (ja) * 1971-01-20 1972-08-14

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JPS6288288U (ja) 1987-06-05

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