JPH0341232Y2 - - Google Patents

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JPH0341232Y2
JPH0341232Y2 JP1989005121U JP512189U JPH0341232Y2 JP H0341232 Y2 JPH0341232 Y2 JP H0341232Y2 JP 1989005121 U JP1989005121 U JP 1989005121U JP 512189 U JP512189 U JP 512189U JP H0341232 Y2 JPH0341232 Y2 JP H0341232Y2
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JP
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water supply
water
heat exchanger
tank
hot water
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  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、公衆浴場、ホテル等の浴場の給湯
装置に関する。
従来の技術 この種の装置としては、第3図に示すように、
床Fから所要高さに設置された給水タンク71か
ら、床Fに設置された廃熱回収用熱交換器72を
経由して温水釜73にのびた給水ラインと、温水
釜73から浴槽74、カラン75およびシヤワー
76にのびた給湯ラインと、浴槽74と濾過器7
7を接続している湯循環ラインと、浴室Bから廃
熱回収用熱交換器72を経由して排湯口78にの
びた排湯ラインとよりなるものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記装置において、廃熱回収用熱交換器72は
床Fの排水溝等のような環境が悪くて、しかも点
検し難い場所に設置されている。そのため、同熱
交換器72に漏水があつても、発見し難いという
問題点がある。
また、カラン75、シヤワー76の使用による
水撃は廃熱回収用熱交換器72を通じて給水タン
ク71まで伝播される。そのため、廃熱回収用熱
交換器72は故障し易く、水撃に基づく騒音は騒
音公害を引き起こし、大きな問題となつている。
この考案の目的は、上記問題点を解決した浴湯
給湯装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による浴湯給湯装置は、床から所要高
さに設置された給水タンクから、床に設置された
廃熱回収用熱交換器を経由して温水釜にのびた給
水ラインと、温水釜からカランおよびシヤワーに
のびた給湯ラインと、浴室から廃熱回収用熱交換
器を経由して排湯口にのびた排湯ラインとよりな
る浴湯給湯装置において、床と給水タンクの中間
レベルに、中間タンクが設置され、給水ライン
が、給水タンクから廃熱回収用熱交換器の入口に
のびた第1給水管と、廃熱回収用熱交換器の出口
から中間タンクにのびた第2給水管とを有してお
り、第2給水管の上端開口が、中間タンク内に上
方より臨ませられ、第1給水管に開閉弁が設けら
れ、開閉弁に、中間タンク内の液面が所定レベル
以下であると開閉弁を開き、同レベルを超えると
開閉弁を閉じる手段が備わつていることを特徴と
するものである。
作 用 この考案による浴槽の給湯装置には、床と給水
タンクの中間レベルに、中間タンクが設置され、
給水ラインが、給水タンクから廃熱回収用熱交換
器の入口にのびた第1給水管と、廃熱回収用熱交
換器の出口から中間タンクにのびた第2給水管と
を有しており、第2給水管の上端開口が、中間タ
ンク内に上方より臨ませられているから、カラン
およびシヤワー使用による水撃は中間タンクまで
は伝播されるが、廃熱回収用熱交換器および給水
タンクには及ばない。しかも、中間タンクの水位
は、給水タンクの水位より小さいため、そこに及
ぶ水撃は、給水タンクに水撃が直接及ぶ場合と比
較して、小さい。
さらに、第1給水管に開閉弁が設けられ、開閉
弁に、中間タンク内の液面が所定レベル以下であ
ると開閉弁が開き、同レベルを超えると開閉弁を
閉じる手段が備わつているから、廃熱回収用熱交
換器に漏水があつた場合、開閉弁が閉じられてい
ると、第2給水管内が空になる。
実施例 この考案の実施例を、図面を参照してつぎに説
明する。
床Fから所要高さに給水タンク11が設置され
るとともに、給水タンク11の高さの中間レベル
に中間タンク12が設置され、床F下には廃熱回
収用熱交換器13が設置されている。浴室B外の
床F上には、右側から順次、温度自動制御装置付
温水釜14、温水調節用熱交換器15および濾過
器16が配置されている。また、温水調節用熱交
換器15および濾過器16の間にはヘツダ17が
配置されている。そして、浴室B内には浴槽1
8、カラン19およびシヤワー20が備えられて
いる。
給水タンク11の設置高さは十数メートルであ
り、これより十メートル程度低い位置に中間タン
ク12がある。また、廃熱回収用熱交換器13の
設置深さは1m程度である。
温水釜14には、主貯湯槽21およびカラン用
貯湯槽22が備えられ、主貯湯槽21には浴槽用
熱交換器23およびカラン用熱交換器24が内蔵
されている。カラン用熱交換器24の出口はカラ
ン用貯湯槽22に連通されている。
給水ラインは、給水タンク11から中間タンク
12を上下に貫通して廃熱回収用熱交換器13の
入口にのびた第1給水管31と、廃熱回収用熱交
換器13の出口から中間タンク12にのびた第2
給水管32と、中間タンク12から浴槽18にの
びた第3給水管31と、中間タンク12からカラ
ン用熱交換器24の入口にのびた第4給水管34
と、第3給水管31から分岐して主貯湯槽21に
のびた第5給水管35と、第5給水管分岐点より
下流で第3給水管33から分岐し、ヘツダ17を
経由して温水調節用熱交換器15にのびた第6給
水管36とで構成されている。
第1給水管31には、第2図に詳しく示すよう
に、ボール弁37が設けられている。ボール弁3
7は、中間タンク12内に浮子38の上下動によ
り開閉されるものであつて、タンク12内の液面
が所定レベル以下であると開き、同レベルを超え
ると閉じるように作動する。第2給水管32の上
端には逆U字管39が設けられて、その下端が同
液面に上方から臨ませられている。
給湯ラインは、カラン用貯湯槽22および温水
調節用熱交換器15からカラン19にのびた第1
給湯管41と、温水調節用熱交換器15からシヤ
ワー20にのびた第2給湯管42とで構成されて
いる。
湯循環ラインは、浴槽18から濾過器16の入
口にのびた第1循環管51と、濾過器16の出口
から浴槽用熱交換器23の入口にのびた第2循環
管52と、浴槽用熱交換器23の出口から浴槽1
8にのびた第3循環管53とで構成されている。
そして、バイパス用第4循環管54が濾過器16
の出口から浴槽18にのびている。第1循環管5
1にはポンプ55が設けられている。第2循環管
52には第1開閉弁61が、第4循環管54には
第2開閉弁62がそれぞれ設けられている。
排湯管63は、浴室Bから廃熱回収用熱交換器
13を経由して排湯口64にのびている。
ボール弁37が開いていると、給水タンク11
内の水は、廃熱回収用熱交換器13を通過して昇
温させられた後、中間タンク12に溜められる。
溜められた水の液面が所定レベルを超えると、ボ
ール弁37が閉じられる。中間タンク12から
は、浴槽18、カラン用熱交換器24、主貯湯槽
21およびヘツダ17へ別々に水が送られる。そ
して、水が送られて、中間タンク12の液面が所
定レベル以下になると、ボール弁37が開かれて
給水再開される。
浴槽18に送られた水は、浴槽用熱交換器23
を通過して循環させられることにより昇温させら
れる。この場合、第1開閉弁61を全開にし、第
2開閉弁62を全閉にしておくと、循環する水
(温水)の全量が浴槽用熱交換器23を通過する
ため、浴槽18内の水は急速に昇温し、逆に、第
1開閉弁61を全閉にし、第2開閉弁62を全開
にしておくと、循環する水(温水)の全量が浴槽
用熱交換器23を通過しないでパイパスされるた
め、浴槽18内の水は昇温しないが、いずれの場
合も、循環する水の全量が濾過器16を通過す
る。再開閉弁61,62の開度を適当に調節する
ことにより、浴槽18内の温水の温度調節が行わ
れる。
カラン19、シヤワー20へは、詳しく説明す
るまでも無く、カラン用貯湯槽22および温水調
節用熱交換器15から温水が送られる。
考案の効果 この考案によれば、カランおよびシヤワー使用
による水撃は中間タンクまでは伝播されるが、廃
熱回収用熱交換器および給水タンクには及ばない
から、廃熱回収用熱交換器の故障が防止される。
しかも、中間タンクの水位は、給水タンクの水位
より小さいため、そこに及ぶ水撃は、給水タンク
に水撃が直接及ぶ場合と比較して、小さいから、
水撃に基づく騒音公害が解消される。
さらに、廃熱回収用熱交換器に漏水があつた場
合、開閉弁が閉じられていると、第2給水管内が
空になるから、廃熱回収用熱交換器に漏水を容易
に発見することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の実施例を示
し、第1図は装置全体の配置構成図、第2図は中
間タンク付近の断面図である。第3図は従来例を
示す第1図相当の配置構成図である。 11…給水タンク、12…中間タンク、13…
熱交換器、14…温水釜、19…カラン、20…
シヤワー、31,32…給水管、37…開閉弁、
F…床、B…浴室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 床Fから所要高さに設置された給水タンク11
    から、床Fに設置された廃熱回収用熱交換器13
    を経由して温水釜14にのびた給水ラインと、 温水釜14からカラン19およびシヤワー20
    にのびた給湯ラインと、 浴室Bから廃熱回収用熱交換器13を経由して
    排湯口64にのびた排湯ラインと、 よりなる、浴湯給湯装置において、 床Fと給水タンク11の中間レベルに、中間タ
    ンク12が設置され、 給水ラインが、 給水タンク11から廃熱回収用熱交換器13の
    入口にのびた第1給水管31と、廃熱回収用熱交
    換器13の出口から中間タンク12にのびた第2
    給水管32と、を有しており、第2給水管32の
    上端開口が、中間タンク12内に上方より臨ませ
    られ、 第1給水管31に開閉弁37が設けられ、開閉
    弁37に、中間タンク12内の液面が所定レベル
    以下であると開閉弁37を開き、同レベルを超え
    ると開閉弁37を閉じる手段が備わつている、こ
    とを特徴とする浴湯給湯装置。
JP1989005121U 1989-01-19 1989-01-19 Expired JPH0341232Y2 (ja)

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JP1989005121U JPH0341232Y2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19

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JPH01144747U JPH01144747U (ja) 1989-10-04
JPH0341232Y2 true JPH0341232Y2 (ja) 1991-08-29

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ID=31208219

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719777B2 (ja) * 1976-09-30 1982-04-24

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JPS5719777U (ja) * 1980-07-01 1982-02-01

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JPS5719777B2 (ja) * 1976-09-30 1982-04-24

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