JPH0341174Y2 - - Google Patents

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JPH0341174Y2
JPH0341174Y2 JP16121687U JP16121687U JPH0341174Y2 JP H0341174 Y2 JPH0341174 Y2 JP H0341174Y2 JP 16121687 U JP16121687 U JP 16121687U JP 16121687 U JP16121687 U JP 16121687U JP H0341174 Y2 JPH0341174 Y2 JP H0341174Y2
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sleeve
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、スリーブ内の貫通孔に軸方向で摺動
可能なボデーを嵌挿した切換弁に関する。
[従来の技術] 本願出願人は、第6図に示す如き残圧排気が容
易に行える切換弁を、実願昭62−110766号で既に
提案した。
第6図において、30は切換弁であり、一端部
に空気圧力源に接続される圧力ポート32および
他端部に他の機器に加圧空気を供給する作動ポー
ト34を備えるボデー36と、該ボデー36が貫
通孔37内に嵌挿されたスリーブ38とを備えて
いる。
ボデー36は、圧力ポート32側からボデー軸
方向に穿設された第1有底孔40、作動ポート3
4側からボデー軸方向に穿設された第2有底孔4
2、第1有底孔40の底部からボデー36の外周
方向に設けられた4つの連通孔44、第2有底孔
42の底部からボデー36の外周方向に設けられ
た4つの連通孔46、ボデー36の外周部に環状
に設けられ外周面側に広がるテーパを有する第1
溝部48、同じくボデー36の外周部に環状に設
けられ外周面側に広がるテーパを有する第2溝部
50、ボデー36円形外周部に凹み形成された環
状溝に保持されたOリング59,60,62を有
する。
一方、スリーブ38には、内壁面に環状の溝部
70が設けられている。
スリーブ38がボデー36に対して右方向に移
動した位置となつていると、圧力ポート32に供
給される加圧空気は、第1有底孔40、連通孔4
4、第1溝部48、溝部70、第2溝部50、連
通孔46、第2有底孔42を通過して、作動ポー
ト34から図示されない外部機器に供給される。
一方、スリーブ38がボデー36に対して左方
向に移動した位置となつていると、第1溝部48
と第2の溝部50との連通が遮断され、圧力ポー
ト32に供給される加圧空気は作動ポート34に
達しない。
上記のように構成された切換弁30は、設置ス
ペースが少なくてすみ、また、スリーブ38をボ
デー36に対してスライドさせるだけの簡単な操
作で切り替えができるという利点を有する。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、上記の切換弁30は、スリーブ38を
ボデー36に対して第6図の左方向に移動した位
置とするときに、スリーブ38内壁とボデー36
外壁との間を流通する空気によつてOリング59
が浮き上がり、スリーブ38の摺動を妨げる場合
があることが分かつた。
すなわち、第7図の部分拡大断面図に示すよう
に、第6図の位置から左方向にスリーブ38を移
動させていくと、環状の溝部70の端部70aが
Oリング59と接触する。すると、圧力ポートか
ら連通孔44を介して第1溝部48に供給される
加圧空気は、スリーブ38とボデー36との間隙
を通つて、環状溝90に流入し、図中のA方向に
Oリング59を押し上げる。そして、はみ出し部
分のために、スリーブ38はこれ以上左方向に摺
動することができなくなつたり、Oリング59が
損傷されたりする場合があつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、上記問題点を解決することを目的と
したものであり、その要旨とするところは、 スリーブ内の貫通孔に軸方向で摺動可能なボデ
ーを嵌挿し、該ボデーの一端から圧力ポートを有
する第1の有底孔をボデー軸方向に形成し、上記
ボデーの他端から作動ポートを有する第2の有底
孔をボデー軸方向に形成し、 ボデーの第1の有底孔および第2の有底孔の底
部から該ボデーの外周方向に連通孔をそれぞれ形
成し、 スリーブとボデーとが相対的に摺動することで
両連通孔間を連通・遮断する環状の溝部をスリー
ブの内周部に形成し、 上記両連通孔間を遮断するボデーとスリーブの
位置で、圧力ポート側の連通孔と溝部との間をシ
ールするOリングを、スリーブの内周部に形成し
た環状溝に格納した切換弁にある。
[考案の作用・効果] 本考案の切換弁においては、スリーブとボデー
とが相対的に摺動することで溝部が連通し、上記
圧力ポートから供給された加圧空気は、第1の有
底孔、連通孔、環状の溝部、連通孔、第2の有底
孔を通過して、作動ポートから作動シリンダ等の
機器に供給される。
そして、スリーブとボデーとが相対的に摺動し
て溝部が遮断されたときには、両連通孔間を、ス
リーブ内周部でかつ環状の溝部に隣接した位置に
形成した環状溝に格納したOリングによりシール
する。
このOリングは、スリーブ内周部に設けられた
環状溝に格納されているために、両連通孔間が遮
断されるときに、従来のように加圧空気によつて
はみ出すようなことが無い。
したがつて、遮断時にスリーブの摺動ができな
くなつたり、Oリングが損傷されることがなく、
常にスリーブとボデーとは円滑に摺動可能とな
る。
[実施例] 本考案の一実施例を図を用いて説明する。本考
案はこれに限られるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲の種々の態様のものが含まれる。
第1図において、130は切換弁であり、一端
部に空気圧力源に接続される圧力ポート132お
よび他端部に他の機器に加圧空気を供給する作動
ポート134を備えるボデー136と、該ボデー
136が貫通孔137内に嵌挿されたスリーブ1
38とを備えている。
ボデー136は、圧力ポート132側からボデ
ー軸方向に穿設された第1有底孔140、作動ポ
ート134側からボデー軸方向に穿設された第2
有底孔142、第1有底孔140の底部からボデ
ー136の外周方向に設けられた4つの連通孔1
44、第2有底孔142の底部からボデー136
の外周方向に設けられた4つの連通孔146、ボ
デー136の外周部に環状に設けられ外周面側に
広がるテーパを有する第1溝部148、同じくボ
デー136の外周面に環状に設けられた外周面側
に広がるテーパを有する第2溝部150、ボデー
136の外周面の作動ポート134側にテーパ状
の雄ネジの螺刻された小径の突出部152、ボデ
ー136の圧力ポート132側に形成された六角
形状の頭部154、第1有底孔140に設けられ
た雌ネジ部156、ボデー136の円形外周部に
凹み形成された環状溝に保持されたOリング16
0,162を有する。さらに、ボデー136は、
スリーブ138の孔に打ち込まれるピン163の
先端がスライドし、軸方向に案内する案内溝16
4、2本の平行環状溝165,166を有する。
一方、スリーブ138には、内壁面に設けられ
た環状の溝部170、該溝部170の圧力ポート
側に隣接して設けられた環状溝171に保持され
たOリング172、第2図に示すスリーブ138
を半径方向に貫通する2つのボール挿入孔17
3,174が設けられている。
このスリーブ138のボール挿入孔173,1
74にはボール178,180が各々挿入される
と共に、ボール178,180はスリーブ138
外周に填められた環状スプリング182によつて
保持されている。さらに、第3図に示す184は
銘板である。
上記平行環状溝165,166のどちらか一方
にボール178,180がはまることにより、ス
リーブ138とボデー136とを相対位置決めす
る。
続いて、動作を説明する。
第1図の如くスリーブ138がボデー136に
対して左方向に移動した位置となつていると、圧
力ポート132に供給される加圧空気は、第1有
底孔140、連通孔144、第1溝部148、溝
部170、第2溝部150、連通孔146、第2
有底孔142を通過して、作動ポート134より
他の機器に供給される。
また、第4図の如くスリーブ138がボデー1
36に対して右方向に摺動すると、端部190a
がOリング172と接触し、Oリング172を広
げつつ摺動し、従来のように摺動できなくなつた
り、Oリングが損傷されたりすることがない。
続いて、本考案の第2実施例を第5図を用いて
説明する。
230は本実施例の残圧排気弁であり、一端部
に空気圧力源に接続される圧力ポート232およ
び他端部に他の機器に加圧空気を供給する作動ポ
ート234を備えるボデー236と、該ボデー2
36が貫通孔237内に嵌挿されたスリーブ23
8とを備えている。
ボデー236は、圧力ポート232側からボデ
ー軸方向に穿設された第1有底孔240、作動ポ
ート234側からボデー軸方向に穿設された第2
有底孔242、第1有底孔240の底部からボデ
ー236の外周方向に設けられた4つの連通孔2
44、第2有底孔242の底部からボデー236
の外周方向に設けられた4つの連通孔246、ボ
デー236の外周部の環状に設けられ外周面側に
広がるテーパを有する第1溝部248、同じくボ
デー236の外周部に環状に設けられ外周面側に
広がるテーパを有する第2溝部250、ボデー2
36の外周面の作動ポート234側にテーパ状の
雄ねじの螺刻された小径の突出部252、ボデー
236の圧力ポート232側に形成された六角形
状の頭部254、ボデー236の円形外周部に凹
み形成された環状溝に保持されたOリング26
0,262を備える。
一方、スリーブ238には、内周面に設けられ
た環状の溝部270、該溝部270の圧力ポート
側に隣接して設けられた環状溝271に保持され
たOリング272が設けられている。
また、第1実施例の切換弁と同様のデテント機
構が設けられている。
続いて、動作を説明する。
スリーブ238がボデー236に対して右方向
に移動した位置となつていると、圧力ポート23
2に供給される加圧空気は、第1有底孔240、
連通孔244、第1溝部248、環状の溝部27
0、第2溝部250、連通孔246、第2有底孔
242を通過して、作動ポート234より他の機
器に供給される。
また、第5図の如くスリーブ238がボデー2
36に対して左方向に移動した位置となつている
と、Oリング271によつてボデー236とスリ
ーブ238との間隙は気密に封止され、圧力ポー
ト232に供給される加圧空気は作動ポート23
4に達しない。一方、第2有底孔242、連通孔
246、第2溝部250、環状の溝部270、大
気側が連通し、作動ポート234に加わつている
空気圧は、大気側に開放される。すなわち、作動
ポート234に接続される機器の残圧が排気され
る。
スリーブ238がボデー236に対して左方向
に摺動する際に、摺動できなくなつたり、Oリン
グが損傷されたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例である切換弁の縦
断面図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図
はその切換弁の平面図、第4図はその切換弁の動
作を説明する部分拡大断面図、第5図は本考案の
第2実施例である残圧排気弁の縦断面図、第6図
は従来の切換弁の縦断面図、第7図は従来の切換
弁の動作を説明する部分拡大断面図である。 30,130……切換弁、32,132,23
2……圧力ポート、34,134,234……作
動ポート、36,136,236……ボデー、3
7,137,237……貫通孔38,138,2
38……スリーブ、40,42,140,14
2,240,242……第1、第2有底孔、4
4,46,144.146,244,246……
連通孔、70,170,270……環状溝部、1
71,271……環状溝、172,272……O
リング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スリーブ内の貫通孔に軸方向で摺動可能なボデ
    ーを嵌挿し、該ボデーの一端から圧力ポートを有
    する第1の有底孔をボデー軸方向に形成し、上記
    ボデーの他端から作動ポートを有する第2の有底
    孔をボデー軸方向に形成し、 ボデーの第1の有底孔および第2の有底孔の底
    部から該ボデーの外周方向に連通孔をそれぞれ形
    成し、 スリーブとボデーとが相対的に摺動することで
    両連通孔間を連通・遮断する環状の溝部をスリー
    ブの内周部に形成し、 上記両連通孔間を遮断するボデーとスリーブの
    位置で、圧力ポート側の連通孔と溝部との間をシ
    ールするOリングを、スリーブ内周部に形成した
    環状溝に格納した切換弁。
JP16121687U 1987-10-21 1987-10-21 Expired JPH0341174Y2 (ja)

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JPH0165984U JPH0165984U (ja) 1989-04-27
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