JPH0112003Y2 - - Google Patents

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JPH0112003Y2
JPH0112003Y2 JP1983072881U JP7288183U JPH0112003Y2 JP H0112003 Y2 JPH0112003 Y2 JP H0112003Y2 JP 1983072881 U JP1983072881 U JP 1983072881U JP 7288183 U JP7288183 U JP 7288183U JP H0112003 Y2 JPH0112003 Y2 JP H0112003Y2
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JP
Japan
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ring
bladder
retaining ring
shoulder
flange portion
Prior art date
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JP1983072881U
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English (en)
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JPS59177801U (ja
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Priority to JP7288183U priority Critical patent/JPS59177801U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、各種の圧力流体管路の中間に配置さ
れて管路内を流れる圧力流体を一時的に蓄積する
アキユムレータに関し、更に詳しくは、分解時に
おける誤つた作業手順に起因する事故の発生を抑
止し得るアキユムレータの構造を提示するもので
ある。
(従来の技術) 本考案が対象とするアキユムレータに類似した
構造を備えたアキユムレータが、特公昭56−7521
号公報に開示されている。
同公報に記載されたアキユムレータにおいて
は、剛性材料をもつて中空体に製せられたシエル
の一端に形成された開口に、ゴム様弾性材料をも
つて袋状体に製せられ、シエル内に配置されて内
部空室を液体室及びガス室に区分する隔壁(ブラ
ダ)と、圧力ガス注入孔及びガス封止弁を備え、
ブラダの開口側に配置されてガス室内へ圧力ガス
を供給する弁保持体とが挿入され、更に、環状に
形成されて外ねじを付されたねじリングが、シエ
ルの大径開口に形成されためねじ部に螺合されて
弁保持体を押圧しており、液体室内へ導かれた圧
力流体が、ブラダ内の圧力ガスを圧縮させて液体
室内に一時的に蓄えられる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のアキユムレータにおいて、シエ
ルの内部に取付けられたブラダの点検或は交換等
を必要とする場合には、先ず、弁保持体のガス封
止弁を開放させてブラダ内の圧力ガスを放出さ
せ、次いで、ねじリングを取り外して弁保持体及
びブラダを取り出すべきであるが、作業手順を誤
つてブラダ内の圧力ガスの全部もしくは一部を残
留させたままでねじリングを取り出した場合に
は、残留ガスの圧力に押された弁保持体が飛散し
て災害を生じさせる危険性が大である。
本考案は、誤つた手順による分解作業が実施さ
れた場合においても、構成部材の飛び出しによる
事故を完全に抑止するばかりではなく、ブラダ内
の圧力ガスの残留を作業者に認識させて正規の手
順に復帰させ得るアキユムレータの構造を提示す
ることを目的とするものである。
(問題を解決するための手段) 本考案は、上記した従来の技術によるアキユム
レータにおける問題点を考慮して、内部空室を備
えたシエルの端部に設けられたブラダ挿入孔内
に、環状を呈してフランジ部を付され、ゴム様弾
性材料をもつて袋状体に製せられ、シエルの内部
に配置されて内部空室をガス室及び液体室に区分
するブラダの端部に接着されたガス封止手段を挿
入されたブラダ保持リングが挿入され、環状を呈
して外ねじを付された押えリングが、シエルの開
口部に形成されためねじ部に螺合されて前記ブラ
ダ保持リングを押圧しているアキユムレータにお
いて、前記ブラダ保持リングのフランジ部の肩部
に対応する前記めねじ部の端部にリング溝を設け
るとともに、前記フランジ部の肩部に切欠きを付
し、更に、前記押えリングの先端の角部に面取り
を施し、前記フランジ部の肩部の切欠き及び前記
押えリングの面取り並びに前記リング溝の間に形
成された環状空所内に伸縮自在なリングを挿入
し、前記リング及び前記リング溝並びに前記フラ
ンジ部の肩部の切欠きによりブラダ保持リング係
止手段を構成させるものである。
(作用) 上記した構成を備えた本考案によるアキユムレ
ータにおいて圧力ガスをブラダ内に残留させた状
態で押えリングを取り外した際には、ブラダ保持
リングのフランジ部の肩部に対応してめねじ部の
端部に形成されたリング溝内に挿入されたリング
が、残留ガスの圧力に押圧されたブラダ保持リン
グのフランジ部に当接してブラダ保持リングの移
動を抑止し、更に、押えリングを取り外した状態
でリングを縮径させようとする際には、ブラダ保
持リングのフランジ部に形成された切欠きが、ブ
ラダ保持リングの僅かな移動に伴つてリングの内
周面に当接し、リングの縮径を抑止してリング溝
外への取り出しを阻止する。
(考案の効果) 本考案によるアキユムレータが、シエルの端部
に形成されたブラダ挿入孔内に挿入されたブラダ
保持リングの端部に対応して、シエルの端部の開
口内のめねじ部のブラダ側の端部に形成されたリ
ング溝と、ブラダ保持リングに付されたフランジ
部の肩部に形成された切欠きと、押えリングの角
部に施された面取り及びフランジ部の肩部の切欠
き並びにめねじ部のリング溝の間に形成された環
状空所内に挿入された伸縮自在なリングとよりな
るブラダ保持リング係止手段を有していることに
より、シエル内のブラダの取り出しに当り、作業
手順を誤つてブラダ内に圧力ガスが残留した状態
で押えリングを除去した際には、ブラダ保持リン
グ係止手段のリングが、ブラダ保持リングのフラ
ンジ部の肩部に当接して残留ガスの圧力に押圧さ
れたブラダ保持リングの移動を抑止するので、ブ
ラダ保持リングの飛び出しによる事故が防止さ
れ、更に、押えリングを取り外した状態でブラダ
保持リング係止手段のリングを縮径させてリング
溝外へ取り出そうとする際には、ブラダ保持リン
グの肩部の切欠きが、残留ガスの圧力に押圧され
たブラダ保持リングの僅かな移動に伴つてリング
の内周面に当接し、リングの縮径を抑止してリン
グ溝外への取り出しを阻止するので、作業手順の
誤りが認識されて正規の手順へ復帰される。
(実施例) 第1図の実施例においては、内部空室を備えた
シエル2の一方の端部3側に、内部空室に連通す
る流体管路及び該流体管路を開閉する弁装置4が
設けられ、シエル2の他方の端部5に、第3図に
詳細を示すように、段部16を挟んでめねじ部1
5及びブラダ挿入孔17が形成され、環状を呈し
てフランジ部9を付され、ブラダ挿入孔17の内
周面の間のとの密封手段としてガスケツト18を
付されたブラダ保持リング8と、ゴム様弾性材料
をもつて袋状体に形成され、シエル2内に配置さ
れてシエル2の内部空室をガス室6及び液体室に
区分するブラダ1と、ブラダ1の開口側に接着さ
れてブラダ保持リング8内に挿入されたガス封止
手段7とが挿入され、環状を呈して外ねじを付さ
れた押えリング10が、めねじ部15に螺合され
て段部16との間にブラダ保持リング8のフラン
ジ部9を挟持してる。
第3図に詳細を示すように、シエル2の端部5
の開口部のめねじ部15の端部でブラダ保持リン
グ8の端部に対応する位置に、略半円形の断面形
状を呈するリング溝13が形成され、シエル2の
外方からリング溝13へ通じるピン挿入孔14が
穿たれ、押えリング10の端部に施された面取り
19及びフランジ部9の肩部に付された断面円弧
形状の切欠き並びにリング溝13によつて形成さ
れた環状空所内に、弾性材料をもつて製せられ、
第2図に詳細形状を示した1ケ所割を付されたリ
ング12が挿入されて、リング溝13及びフラン
ジ部9の肩部の切欠きとともにブラダ保持リング
係止手段11を構成している。
上記した実施例においてブラダ1をシエル2外
へ取り出す際には、ブラダ1内の圧力ガスを完全
に放出させた後に押えリング10を取り外し、ピ
ン挿入孔14に挿入した工具によりブラダ保持リ
ング係止手段11のリング12を縮径させてリン
グ溝13から取り外し、ブラダ保持リング8、ガ
ス封止手段7及びブラダ1を取り出すのが正規の
作業手順であるが、作業手順を誤つてガス室6内
に圧力ガスを残留させたままで押えリング10を
取り外した場合には、リング溝13内に挿入され
たリング12が、残留ガスの圧力に押圧されたブ
ラダ保持リング8のフランジ部9の肩部に当接
し、ブラダ保持リング8の以後の移動を抑止して
ブラダ保持リング8の飛び出しを阻止し、更に、
圧力ガスを残留させたままでリング12を縮径さ
せようとする場合には、フランジ部9の肩部に付
された切欠きが、圧力ガスに押圧されたブラダ保
持リング8の僅かな移動に伴つてリング12の内
周面に当接し、リング12の縮径を阻止して作業
手順の誤りを表示し、正規の作業手順に復帰させ
る。
上記した実施例においては、ブラダ保持リング
係止手段11を構整するリング12が、断面円形
状の1ケ所割リングとして示されているが、これ
に限定されるものでなく、ブラダ保持リング8の
移動を阻止するものであれば他の構造でもよく、
割部に縮径手段を付されている場合には、ピン挿
入孔14を穿つ必要がなく、リング12を磁化す
れば、リング12の位置決めが確実になるととも
に、リング溝13からの脱落が防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の断面図、第2図
は、同実施例の構成部材の斜視図、第3図は、同
実施例の要部の断面図である。 1……ブラダ、2……シエル、3……一方の端
部、4……弁装置、5……他方の端部、6……ガ
ス室、7……ガス封止手段、8……ブラダ保持リ
ング、9……フランジ部、10……押えリング、
11……ブラダ保持リング係止手段、12……リ
ング、13……リング溝、14……ピン挿入孔、
15……めねじ部、16……段部、17……ブラ
ダ挿入孔、18……ガスケツト、19……面取
り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部空室を備えたシエル2の端部5側に設けら
    れたブラダ挿入孔17内に、環状を呈してフラン
    ジ部9を付され、ゴム様弾性材料をもつて袋状体
    に形成され、前記シエル2内に配置されるブラダ
    1の端部に接着されたガス封止手段7を挿入され
    たブラダ保持リング8が挿入され、環状を呈して
    外ねじを付された押えリング10が、前記端部5
    の開口内に形成されためねじ部15に螺合されて
    前記ブラダ保持リング8を押圧しているアキユム
    レタにおいて、前記フランジ部9の肩部に対応す
    る前記めねじ部15の端部にリング溝13を形成
    され、前記フランジ部9の肩部に切欠きを形成さ
    れ、前記押えリング10の角部に面取り19を施
    され、前記フランジ部9の肩部の切欠き及び前記
    押えリング10の面取り19並びに前記リング溝
    13の間に形成された環状空所内に伸縮自在なリ
    ング12を挿入され、前記リング12及び前記リ
    ング溝13並びに前記フランジ部9の肩部の切欠
    きより成るブラダ保持リング係止手段11を有す
    ることを特徴とするアキユムレータ。
JP7288183U 1983-05-16 1983-05-16 アキユムレ−タ Granted JPS59177801U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7288183U JPS59177801U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 アキユムレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7288183U JPS59177801U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 アキユムレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59177801U JPS59177801U (ja) 1984-11-28
JPH0112003Y2 true JPH0112003Y2 (ja) 1989-04-10

Family

ID=30203017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7288183U Granted JPS59177801U (ja) 1983-05-16 1983-05-16 アキユムレ−タ

Country Status (1)

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JP (1) JPS59177801U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS444752Y1 (ja) * 1966-03-30 1969-02-21
JPS5223688U (ja) * 1975-08-09 1977-02-19

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS444752Y1 (ja) * 1966-03-30 1969-02-21
JPS5223688U (ja) * 1975-08-09 1977-02-19

Also Published As

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JPS59177801U (ja) 1984-11-28

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