JPH0340924A - 硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法 - Google Patents

硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法

Info

Publication number
JPH0340924A
JPH0340924A JP17493589A JP17493589A JPH0340924A JP H0340924 A JPH0340924 A JP H0340924A JP 17493589 A JP17493589 A JP 17493589A JP 17493589 A JP17493589 A JP 17493589A JP H0340924 A JPH0340924 A JP H0340924A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrous
ferrous sulfate
solution
waste acid
ammonia
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17493589A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ishiguro
忠 石黒
Yoshiro Nakamura
芳郎 中村
Tsutomu Ishita
井下 力
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP17493589A priority Critical patent/JPH0340924A/ja
Publication of JPH0340924A publication Critical patent/JPH0340924A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、Cr系ステンレス鋼等を硫酸溶液で酸洗した
のち、Cr、 Mn、 Nj、 Si、等を9431に
含む硫酸第1鉄溶液を主成分とする酸洗廃酸(以降廃酸
と称する)から高純度硫酸第1鉄溶液、さらに詳しくは
ソフトフェライトの原料として好適な高純度硫酸第1鉄
溶凛の製造方?去に関するものである。
〔従来の技術〕
スイッチング電源、およびビデオレコーダーヘッド用ソ
フトフェライト等は ■ α−Fe203粉末に2価の金属酸化物等(Mn。
Ni、 ln等)を混合、過熱して固相反応で製造する
方法(フェライト、丸首、5.61.11.30)。
■ 3価のFeと2価の金属(Mn、 Ni、 Zn等
)の温合溶液の中和反応による方法(フェライト、丸首
、S、61.11.30) 。
■ 2価のFeと2価の金属(Mn、 Ni、 Zn等
)の混合溶を夜を中和後酸化する方法(特公昭42−2
038号公報)。
で製造されている。
また、ソフトフェライト含有成分の70へ80%を占め
る酸化鉄(Fe20= )は■ 硫酸第1鉄(FeSO
4・7 H,O)をばい焼する勅式注(粉体工学、No
1O,38(1964))。
■ 炭素鋼を酸洗浄したのちの廃塩酸を高沼下のばい焼
炉に[!]霧する乾式法(鉄とfi 、7014.17
58 (1984))。
■ 前記中和法のFe溶液は炭素鋼の塩酸酸秩廃液を精
製した塩化第1鉄溶液およびそれをC12等で酸化した
塩化第2鉄溶液を使用する方法(特公昭42−2038
号公報)。
等で製造されている。
しかし、Cr系ステンレス鋼を硫酸で酸洗した廃酸は、
Crを多量に含有することから、現状ではアルカリで中
和後濾過分離した後、溶液は於流、枕Q物は埋め立て処
分している。
[発明が解決しようとする課題] 近年、OA、 FA、 AV種機器の急激な進歩の過程
で、スイッチング電源、ヘッド等に使用するソフトフェ
ライトの性能向上(透磁率、磁束密度、損失)が要求さ
れている。その結果、ソフトフェライト含有成分の70
〜80%を占めるFe2O,の原料であるヘマタイト(
α−Fe20z)の高純度化、特にSin250ppm
以下、P2O530ppm以下に低減す、るという要求
が高まっている。そのため、現状ではα−Fe、O,の
出発原料として、再晶析により高純度化が可能なFll
SO4・7)120を用いて再晶析を繰り返したのち焼
成して製造した硫酸鉄系酸化鉄が主に使用されている。
また、硫酸鉄系酸化鉄は、塩酸鉄系酸化鉄で製造したソ
フトフェライトより焼結性、結晶粒子径制御が優れてい
ると言われている。
硫酸鉄系酸化鉄の安価な出発原料としては、製鉄工業に
おいて炭素鋼を酸洗したときに発生する酸洗廃液、およ
びイルミナイト鉱石よりチタンを製造する際に副産物と
して発生する硫酸第1鉄が主に使用されている。しかし
、製鉄業においては殆どの酸洗液が硫酸から塩酸に代替
しており一部を除いて安価な硫酸第1鉄系廃酸はない。
そのため、硫酸鉄系酸化鉄を確保するためには鋼材を硫
酸で溶解する必要がある。また鋼材中には□In、 P
、 Si等多f!!類の成分が、かつ多量に含有してい
るため、目標とする純度の硫酸鉄系酸化鉄を得るには、
前記したFeSO4・7H20の再晶析を繰り返す必要
がある。以上のことから、高純度硫酸鉄系酸化鉄を得る
には非能率であり、かつ不経済である。
本発明は、5iOz 50ppm以下、P 3(lpp
m以下で、かつその他不純物の少ない硫酸鉄系フェライ
ト原料用高純度酸化鉄を、現在廃棄処分している硫酸系
ステンレス酸洗廃酸から安価に、かつ簡単に製造する方
法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段コ 本発明は硫酸系ステンレス酸洗廃酸を水でFe?Q度(
Fe”)  10〜90 g/J2に希釈したのち、鉄
粉、アンモニア、あるいは鉄粉+アンモニアで溶液のp
Hを4〜7に調整、Cr等の不純物を沈澱させ、その沈
澱物を濾過分離する第一工程と、第一工程で粗精製した
T@イ夜中の第1鉄塩に対して当量の3〜50%のアン
モニアを添加して第1鉄塩の一部を水酸化第1鉄として
沈澱させ、その懸濁液に空気を吹き込んで水酸化第1鉄
をa −Fe00)1にし、そのa −Faoo)1に
Si等の不純物を[!A着させるとともに、この吸着反
応はpH2〜6で終了とし、そののちα−FeOOHを
濾過分離する第二工程からなる高純度硫酸第1鉄溶液を
製造する方法である。
[作   用] 本発明は以上のように水酸化物でCr等の不純物を粗に
精製する第一工程とα−FeOOHの吸着効果で微量不
純物を除去する第二工程で構成される。
第一工程での第1鉄イオンとC「等の不純物の分離は、
金属水酸化物溶解度のph依存性を利用したものであり
、発明者等の試験結果を第1図に示す、縦軸は各種金属
の溶解度を示し、横軸は溶液のpHである。分離する最
適pi(の下限値は第1図の実験結果からpH4以上、
望ましくは5以上で、廃酸中に多量に含有するCr、^
j!、 Si。
Pおよび、第1図には記入していないがCu、 V。
MO等が第1鉄イオンからほぼ完全に分離され、St、
 Niも低減される。pHの上限値については、第1図
の第1鉄イオン濃度からpH7でも実用上問題はないが
、第1鉄濃度が高い場合一部Fe5Q、・7H20が析
出するため次工程の濾過分離性を阻害することから°p
H6以下が望ましい。
反応槽の温度については、別に規定しない。
ただし、液温が高いと沈澱物の濾過性は向上するが熱コ
ストが上昇する。また、60℃以上になるとPeSO4
・H2Oが生成し第1鉄イオンの溶解度が減少するため
歩留りが低下し、さらに沈澱物の濾過性も悪化する。
中和剤については、Na、 K 、 Caの水酸化物、
および炭酸塩も可能であるが、残存するNa。
K 、 Caが微量でもソフトフェライト中に残存する
と品質に悪影響を及ぼすことからアンモニア水、または
アンモニアガスが望ましい。アンモニア以外の中和剤で
は金属鉄が有効である。すなわち、硫酸系ステンレス酸
洗廃酸に多量に含有する遊離硫酸の中和は次式から金属
鉄でも効果はアンモニア等のアルカリ中和剤と差がない
金属Fe+ H2S04= FeSO4+ H2アンモ
ニアと金属鉄の比較については、アンモニアを使用した
場合は中和反応が瞬時に終了するため、処理時間が短く
、そのため設備コストも安い。しかし、中和剤に金属鉄
を使用すると中和反応に長時間を必要とするが、安価な
屑鉄の使用が可能なことから中和剤のコストはアンモニ
アと比較して非常に安価である。また、金属鉄を溶解さ
せると酸化還元電位の関係で下記反応がおこりpH4〜
7では水酸化物沈澱が生成しないため分離できないNi
イオンの低減も可能となる。
金属Fe+ Ni”= Fe”千金層Ni以上のことか
ら、中和剤の選択は遊離硫酸の中和は屑鉄等の金属鉄で
、Cr等不純物の水酸化物生成は金属鉄+アンモニア水
、又はガスが望ましい。ただし、微粒子の金属鉄であれ
ばアンモニアを併用しなくても実用上問題ない。
最適なFe濃度は中和剤の種類でことなる。すなわち、
鉄粉を用いた場合は共存する遊離硫酸の作用で鉄粉が溶
解するため、初期設定値よりpH5に上昇させる反応槽
中のF e 1%度が増加する。そのため、初期Fe濃
度は、遊離硫酸に溶解する鉄粉の量だけ減少させる必要
がある。中和反応時のFe最適濃度の上限値は本特許で
製造した高純度Fe溶液の利用Y去で異なる。すなわち
、後工程において一般的な製造法(冷却晶析でFeSO
4・7H20を作製し、それを焼成する)で硫酸鉄系α
〜Fe、O,を製造する場合には、高濃度にするのがエ
ネルギーコスト的には望ましい。しかし、後工程の中和
反応411内の溶液と中和スラジ濾過分離工程の熔く夜
の温度差か異なると、中和反応槽の温度が高い場合Fe
?8解度の差で濾過工程でFeSO4・7 )120が
析出しa過工程の能率を非常に低下させることから濾過
工程の溶液のFe熔解度に合わせる必要がある。そのた
めには濾過迄の時間を短縮するか、または濾過装置を保
温するのが望ましい。下限値については、本発明は各種
水酸化物の溶解度を利用して精製しているので溶解度分
、すなわち一定量の不純物は製品に残留することから酸
化鉄、すなわちFe濃度をアップすれば製品の高純度化
には有利である。以上のこ−と、および多くの実験結果
から初期Fe濃度は10〜90g/ILが適当であった
以上の条件で廃酸を処理すると、精製液中のAfl、 
Cr、 P 、 Mo、 V 、 Cuは1 ppm以
下に減少する。しかし、Ni、 Mnおよび10〜20
ppmのSiは残留する。この精製溶液から、−a的に
行われている酸化鉄の製造法であるFe濃度90g/、
C溶(夜を60℃から約3℃にン令却し、FeSO4・
7H20を析出させそれを650℃で焼成する方(去で
酸化鉄を製造して評価した。その結果、Fe、O5= 
99%NiO= 10(l ppm、 Mn0=200
 ppm、 5402=70〜150ppm、 Al、
 Cr、 P、 Mo、 V、 Cuの酸化物は30p
pm以下であった。この結果から、4〜7で不純物を分
離する第一工程だけの精製方法では5i02を501)
l1m以下にする目標には到達しない。そのため本発明
者等は可溶性5in2と考えられる残留Siを吸着剤に
吸着させて精製する方法を試みた。−数的に可溶性5i
02はFeの水酸化物、CI  Fe0OH、Fe2O
3に良く吸着する。今回のケースでは、α−Fe00H
への吸着が液組成、操作等から適当と考えられるので検
討した。すなわち、硫酸第1鉄熔凛に空気等の酸化性ガ
スを吹き込めばα−FeOOHが生成することは、数的
に知られている。そこで、第一工程でpH5に中和した
スラリーにpH7になる迄アンモニア水を添加した後、
空気を吹き込みα−Fe00Hを生成させ、その吸着効
果で可溶性5in2を減少させる方法を試みたが溶酸中
の5iO7は、減少しなかった。この原因は、廃酸中に
多量に存在する5in2が溶イ夜をpH4〜7にするこ
とによって溶解度か減少するため、可溶性5i02が一
部はC「等の水酸化物に吸着するが、残りの可溶性Si
O□はゾル、あるいはゲル状となり溶液中に存在する。
そのため、生成したα−Fe00Hには可溶性の5i(
hは吸着するが、ゾル、あるいはゲル状となっている可
溶性Sighがその分溶解するため溶液中のSiO□は
減少しないものと推定される。この推定は第2図の結果
、すなわちpH5で沈澱分離した水酸化物沈澱をイオン
交換水で繰り返し4回洗浄した結果、Feイオン等は徐
々に減少するのに対し、Siイオンは殆ど一定であるこ
とからも実証される。
その結果から、本発明者等は、p114〜7にすること
によってゾル、あるいはゲル状となった可溶性5i02
を除去した後、α−FeOOHに吸着させる方法を完成
した。その結果、第3図に示すように溶液中に10〜2
0 ppm含有する5iO7を2 ppm以下に低減さ
せることが可能となった。
以下に第二工程の条件を述べる。
まず第一工程で粗精製した硫酸第1鉄溶液にアンモニア
を添加して第1鉄塩の一部を水酸化第1鉄として7尤澱
させる。アンモニアの添カロ量は3〜50%であれば充
分である。添加量の上限については、多すぎると歩留ま
りを低下させ、かつα−FeOO1lの生成量がうくな
るため濾過効率を悪化させるためよくない。下限値につ
いては、今回の発明のように前処理としてpH4〜7に
する第一工程を経由する方法では、溶液中に共存するS
iイオンか微量なため3%でも充分目的ははたせる。た
だし、炭素鋼を溶解して第一工程を経由せずに行う場合
は可溶性5i02量に依って増加させる必要がある。空
気吹き込みについては、多量じ吹き込むとα−FeOO
Hの粒子径が小さくなり、後工程の濾過分離が卸しくな
る。また、少量の場合は、反応時間が長くなり生産性が
低下する。しかし、この量については本発明では、品質
を左右するものでない。
次に、この悲濁凛に空気を吹き込んで水酸化第1鉄をa
 −Fe0GHにし、そのa −Fe001(にSl等
の不純物を吸着させる。空気吹き込みについては、溶7
夜のpl+が2〜6になるまて行う。終了pHは2〜6
の範囲では製品の純度には影響しない。そのため、硫酸
第1鉄溶液のその後の工程のpHで終了するのがコスト
を含めて有利である。また第一工程で粗精製した溶液を
しばらく保管した後使用する場合はpH2で終了するの
か第1鉄の安定性の面で適している。
Si等の不純物を吸着したα−Fe00Hの分離につい
ては、沈澱物を完全に分離しないと硫酸第1鉄溶液の純
度を低下させるが、本発明者等の試験結果では一般的に
実施されている、濾紙、濾布による濾過分離、遠心分離
等の方法で充分目的ははたせる。
[実 施 例コ 以下本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例−1 40℃に加温したステンレス酸洗廃酸(組成は第1表参
照)3文にアンモニア水を加えてp)15に調整し3時
間攪拌を続けた。その後、生成7尤澱物を濾過分前した
溶液(Fe濃度= 85g/Il)にアンモニア水60
mu(Feの10%当量、溶液のp)16.5 )を添
加したのち、空気を毎時500 ILの速度で溶液pH
が5なるまで吹き込んだ。その後、生成沈澱物を濾過分
離し硫酸第1鉄溶液を得た。溶7夜の組成を第2表に示
す。その結果、Si、 Pとも1 ppm以下であった
。また、との溶ン夜を3℃にン令却してFeSO4・7
H20を晶析させたのち、 650℃で焼成して製造し
たα−Fe203の組成を第3表に示す。その結果、目
標の5i02< 50 ppm 、 P2O5< 30
 ppmの高純度酸化鉄が得られた。
実施例−2 廃酸1.3℃を水道水で3ftに希釈した溶ゼ夜を40
℃に加温し、攪拌しながら鉄粉(粒径(1,5mm以下
)を加えてpH5にする以外はすべて実施例1と同一条
件で硫酸第1鉄溶液、およびα−Fe203を製造した
。その結果を第2表、および第3表に示す。
実施例−3 実施例2の鉄粉でpH5に調整する工程を鉄粉で約pH
3にしたのちアンモニア水でpH5に調整する以外はす
べて実施例2と同一条件で硫酸第1鉄溶液、およびα−
Fe、0.を製造した。その結果を第2表、および第3
表に示す。
実施例−4 実施例1のアンモニア水でpH5にしたのち、沈澱生成
物を濾過分離した溶液に、あらかじめアンモニア水を添
加せずに空気を毎時500℃の速度で吹き込む。その時
溶液のpHを5に保持するようにアンモニア水を添加し
、アンモニア水の添加量が60muになったところで反
応を終了させた、この後濾過分離した溶液を実施例1と
同一条件で硫酸第1鉄溶液、およびα−Fe、O5を製
造した。その結果を第2表および第3表に示す。
比較例−1 実施例−1の第一工程(pi(5で沈澱分離した溶液)
で粗精製した溶液について、実施例−1と同様に液、お
よびα−Fe203を調査した。結果を第2表、第3表
に示す。
以上ノ1’M果から明らかなように、本発明の方法で処
理すれば、現在有効活用されず廃棄処分されているステ
ンレス酸洗廃酸からSi、 Pが著しく低い高純度硫酸
第1鉄溶液が製造できる。また、本発明で製造した硫酸
第1鉄熔凛を原料として一般的な方法で製造した酸化鉄
(a −FezO1)のSiO2,P2O5含有量は著
しく低い。
〔発明の効果] 以上の如く本発明は、水酸化物分離で粗精製する第一工
程とα−Fe00Hに5i02を吸着する第二工程を組
み合わせることによりステンレス酸洗廃酸中の多量の不
純物を除去し高純度硫酸第1鉄溶液を簡単に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一工程における溶液pHと各種水酸化物溶解
度の関係図、第2図は第一工程で沈澱、濾過分離した水
酸化物をイオン交換水で洗浄した回数と、その時の洗浄
水中の各種溶解成分の関係図、第3図は第二工程のアン
モニア水添加、空気吹き込み後のpHとSt含有量の関
係図である。 化4名 第 図 溶液のpH 第 図 洗i’f1回数

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硫酸第1鉄イオンを主成分とする硫酸系酸洗廃酸を
    水で希釈してFe濃度10〜90g/lに濃度調整した
    のち、中和剤を添加してpH4〜7とし、生成する沈澱
    を分離する第一工程と、次に前記沈澱を分離した溶液に
    含有する第1鉄イオンに対して当量の3〜50%のアン
    モニアを添加し、第1鉄イオンの一部を水酸化第1鉄と
    して沈澱させた懸濁液に空気を吹き込んでpH2〜6と
    なし、しかるのち生成したα−FeOOHを分離する第
    二工程とからなることを特徴とする硫酸系酸洗廃酸から
    の高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法。 2 中和剤が鉄粉、アンモニアまたは鉄粉+アンモニア
    であることを特徴とする請求項1記載の硫酸系酸洗廃酸
    からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法。
JP17493589A 1989-07-06 1989-07-06 硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法 Pending JPH0340924A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17493589A JPH0340924A (ja) 1989-07-06 1989-07-06 硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17493589A JPH0340924A (ja) 1989-07-06 1989-07-06 硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0340924A true JPH0340924A (ja) 1991-02-21

Family

ID=15987299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17493589A Pending JPH0340924A (ja) 1989-07-06 1989-07-06 硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0340924A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108280A (ja) * 1993-10-14 1995-04-25 B M:Kk 6価クロム含有水の処理剤および処理方法
CN103351029A (zh) * 2013-05-31 2013-10-16 句容亿格纳米材料厂 处理钛白粉厂废液的方法
JP6093071B1 (ja) * 2016-05-19 2017-03-08 株式会社スイレイ 排水処理方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07108280A (ja) * 1993-10-14 1995-04-25 B M:Kk 6価クロム含有水の処理剤および処理方法
CN103351029A (zh) * 2013-05-31 2013-10-16 句容亿格纳米材料厂 处理钛白粉厂废液的方法
JP6093071B1 (ja) * 2016-05-19 2017-03-08 株式会社スイレイ 排水処理方法
JP2017205719A (ja) * 2016-05-19 2017-11-24 株式会社スイレイ 排水処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2456241C2 (ru) Способ получения оксида ванадия с использованием экстракции
CN115583641A (zh) 一种硫铁矿烧渣与废旧磷酸铁锂电芯协同制备电池级磷酸铁的方法
JPH0340924A (ja) 硫酸系酸洗廃酸からの高純度硫酸第1鉄溶液の製造方法
JPH01153532A (ja) 第一鉄イオン含有酸溶液の精製方法
CN100351181C (zh) 用钛白副产硫酸亚铁制备软磁用高纯氧化铁的方法
CA3018028A1 (en) Recovery of metals from calcium-rich materials
JP3188573B2 (ja) 塩化鉄溶液の精製方法
JP4448286B2 (ja) フェライト原料用酸化鉄の製造方法
KR100328064B1 (ko) 산세폐액의 정제방법
KR0119001B1 (ko) 소프트 페라이트 산화철 제조용 염화철 용액의 제조방법
CN112391537A (zh) 一种利用盐酸、硫酸和含钒高钙高磷渣提钒的方法
JPH0975954A (ja) セレン含有廃液中のセレノ硫酸イオンの除去方法
KR101778399B1 (ko) 니켈 습식 제련 공정의 비산 산화철 회수 방법
JPH101315A (ja) 高純度酸化鉄粉末の製造方法
JP4279022B2 (ja) 高純度酸化鉄粉の製造方法
JPH04276033A (ja) ケイ酸苦土ニッケル鉱石の処理方法
JPS603011B2 (ja) フエライト磁性材料用高品位酸化鉄の製造法
JP2003212548A (ja) 鉄含有溶液の精製方法
JPS63117915A (ja) マンガンの少ない酸化鉄用原料の製法
JPH035324A (ja) フェライト原料用酸化鉄の製造方法
JPS63315521A (ja) 塩酸酸洗廃液の精製方法
JP3012294B2 (ja) ケイ酸苦土ニッケル鉱石の処理方法
JPS61106421A (ja) 高純度酸化鉄の製造法
SU1047980A1 (ru) Способ переработки пылевидных отходов твердых сплавов
KR100220866B1 (ko) 결정화법을 이용한 폐산화망간의 정제방법