JPH0340866A - 織編物及びその製造方法 - Google Patents
織編物及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0340866A JPH0340866A JP17333889A JP17333889A JPH0340866A JP H0340866 A JPH0340866 A JP H0340866A JP 17333889 A JP17333889 A JP 17333889A JP 17333889 A JP17333889 A JP 17333889A JP H0340866 A JPH0340866 A JP H0340866A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- woven
- resin
- knitted fabric
- wool
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 10
- 210000002268 wool Anatomy 0.000 claims abstract description 25
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims abstract description 24
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 claims abstract description 20
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 20
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 20
- 238000009832 plasma treatment Methods 0.000 claims abstract description 19
- 239000000839 emulsion Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 claims abstract description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 27
- 238000004132 cross linking Methods 0.000 claims description 25
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 15
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 14
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 claims description 13
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 claims description 12
- 125000000118 dimethyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 claims description 7
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 5
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 4
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 9
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 9
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 6
- 239000010408 film Substances 0.000 description 5
- 238000001723 curing Methods 0.000 description 3
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 3
- 239000003431 cross linking reagent Substances 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000007800 oxidant agent Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OTMSDBZUPAUEDD-UHFFFAOYSA-N Ethane Chemical compound CC OTMSDBZUPAUEDD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N O-Xylene Chemical compound CC1=CC=CC=C1C CTQNGGLPUBDAKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001153 anti-wrinkle effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000002612 dispersion medium Substances 0.000 description 1
- 238000007922 dissolution test Methods 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 102220222026 rs1060500965 Human genes 0.000 description 1
- 238000001029 thermal curing Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
- -1 trichloroethylene, tetrachloroethylene, toluene Chemical class 0.000 description 1
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 description 1
- 239000008096 xylene Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は洗濯収縮、防シワ(ウオツシュアンドウェア性
)、抗ビル等の効果が優れた織編物及びその製造方法に
関するものである。
)、抗ビル等の効果が優れた織編物及びその製造方法に
関するものである。
(従来の技術)
ウールの防縮加工は従来から行なわれている。
ウールが洗濯によって収縮する機構はウール表面のスケ
ールが水中でカギ状に膨潤し、この状態でも筐れること
でスケール同志が絡み合って収縮すると考えられている
0 この収縮を防ぐ防縮手段として以前から行なわれている
のは、ウール表面のスケールを酸化剤等を用いて削り落
としてスケール同志の絡みをなくす方法である。しかし
この方法では酸化剤によって繊維表面あるいは内部管で
を傷つけて、糸の強力の低下をかこし、かつノンスケー
ルのためウール独特のふくらみ・風合等が損なわれると
いう欠点がある。
ールが水中でカギ状に膨潤し、この状態でも筐れること
でスケール同志が絡み合って収縮すると考えられている
0 この収縮を防ぐ防縮手段として以前から行なわれている
のは、ウール表面のスケールを酸化剤等を用いて削り落
としてスケール同志の絡みをなくす方法である。しかし
この方法では酸化剤によって繊維表面あるいは内部管で
を傷つけて、糸の強力の低下をかこし、かつノンスケー
ルのためウール独特のふくらみ・風合等が損なわれると
いう欠点がある。
他の方法には繊維表面を各種ガスによってプラズマ処理
することで、ウール表面のスケールの摩擦方向異方性を
小さくしてすべり易くシ、スケール同志の絡みを抑える
方法も考えられているoしかしこの方法では防縮効果が
少いうえにプラズマ処理に用いるガスの種類によっては
繊維基材をエツチングしたり亀裂を生じさせたりする。
することで、ウール表面のスケールの摩擦方向異方性を
小さくしてすべり易くシ、スケール同志の絡みを抑える
方法も考えられているoしかしこの方法では防縮効果が
少いうえにプラズマ処理に用いるガスの種類によっては
繊維基材をエツチングしたり亀裂を生じさせたりする。
この方法は現時点では実用化されていない。
筐た、樹脂加工による防縮加工による方法もめるが、こ
れらは洗濯回数が多くなるに従い防縮性能が低下し1、
耐久性に問題がある。
れらは洗濯回数が多くなるに従い防縮性能が低下し1、
耐久性に問題がある。
(不発明が解決しようとする問題点)
本発明はウールを15重重量%以上含む織編物の洗濯後
の収縮・シワ・ピル等の防止を簡単な工程で、ウール独
特の風合、吸湿性等の性能を損なうことなく、かつ充分
な耐久性があるものを得んとするものである。
の収縮・シワ・ピル等の防止を簡単な工程で、ウール独
特の風合、吸湿性等の性能を損なうことなく、かつ充分
な耐久性があるものを得んとするものである。
(問題点を解決するための手段)
即ち本発明は
「(1) ウールを15重−11%以上含む染色され
た織編物にジメチルシリコンを主成分とする皮膜形成能
があるエマルジョン型シリコンが0.1〜10重量優付
着し、該樹脂が低温プラズマ処理により架橋されており
、該織編物の30回洗濯後のタテ及びヨコ収縮率が2.
5%以下であることを特徴とする織編物。
た織編物にジメチルシリコンを主成分とする皮膜形成能
があるエマルジョン型シリコンが0.1〜10重量優付
着し、該樹脂が低温プラズマ処理により架橋されており
、該織編物の30回洗濯後のタテ及びヨコ収縮率が2.
5%以下であることを特徴とする織編物。
(2〉 該樹脂が重合度4000以上10000以下
のジメチルシリコン系樹脂であることを特徴とする請求
項第1項記載の織編物。
のジメチルシリコン系樹脂であることを特徴とする請求
項第1項記載の織編物。
(8) 該樹脂が架橋触媒、接着助剤および微粒シリ
カを含むシリコンである請求項第1項又は第2項記載の
織編物。
カを含むシリコンである請求項第1項又は第2項記載の
織編物。
(4) ウオツシュアンドウェア性が30回洗濯後4級
以上である請求項第1〜3項のいずれかに記載の織編物
。
以上である請求項第1〜3項のいずれかに記載の織編物
。
(5) クールの吸湿性が22℃、65SRHにかい
て10重#:、%以上を保持した請求項第1〜4項のい
ずれかに記載の織編物。
て10重#:、%以上を保持した請求項第1〜4項のい
ずれかに記載の織編物。
(6) ウールを15重重量%以上含む染色された織
編物にジメチルシリコンを主成分とする皮膜形成能ノア
ルエマルジョン型シリコンを0.5〜10重量係重量言
付、乾燥後又は乾燥及びキユアリング後に非重合性ガス
にて真空度0.05〜5 Torr、処理時間5〜30
0秒、出力0.1〜5ワット/−の条件でプラズマ処理
を行うことを特徴とする織編物の製造方法。
編物にジメチルシリコンを主成分とする皮膜形成能ノア
ルエマルジョン型シリコンを0.5〜10重量係重量言
付、乾燥後又は乾燥及びキユアリング後に非重合性ガス
にて真空度0.05〜5 Torr、処理時間5〜30
0秒、出力0.1〜5ワット/−の条件でプラズマ処理
を行うことを特徴とする織編物の製造方法。
(7)該樹脂が重合度4000以上10000以下のジ
メチルシリコン系樹脂であることを特徴とする請求項第
6項記載の織編物の製造方法。
メチルシリコン系樹脂であることを特徴とする請求項第
6項記載の織編物の製造方法。
(8)該樹脂が架橋触媒、接着助剤および微粒シリカを
含むシリコンであることを特徴とする請求項第6項又は
第7項記載の織編物の製造方法。
含むシリコンであることを特徴とする請求項第6項又は
第7項記載の織編物の製造方法。
(9)非重合性ガスが不活性ガスであることを特徴とす
る請求項第6〜8項のいずれかに記載の織編物の製造方
法。 」に関する。
る請求項第6〜8項のいずれかに記載の織編物の製造方
法。 」に関する。
本発明でいうウールを15i量多以上含む織編物とは、
ウールを合成・天然・再生繊維等と混紡したとき繊維全
体電通に対してウールの占める重量割合が15重6以上
ある織編物をいう。洗濯後収縮は繊維全体中でウールの
占めるt量割合が30φ以上になると問題になってくる
。
ウールを合成・天然・再生繊維等と混紡したとき繊維全
体電通に対してウールの占める重量割合が15重6以上
ある織編物をいう。洗濯後収縮は繊維全体中でウールの
占めるt量割合が30φ以上になると問題になってくる
。
エマルジョン型シリコンとは以下をいうoシリコン系樹
脂には水系エマルジョン型、溶剤型等があるが樹脂加工
工程からみて水系エマルジョン型の方が好ましい。水系
エマルジョン型とはシリコン樹脂を分散媒に細粒状に分
散させ乳化安定化させたものである。架橋とは高分子間
に橋かけをすることで高分子は架橋によって網目構造を
とる0架橋によってできた高分子は架橋密度にもよるが
溶剤に不溶で、耐熱性等に優れる。本発明で用いている
シリコン樹脂が架橋したかどうかを調べるにはトリクミ
ルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエチレン
、トルエン、キシレン等テ溶解試験をすればわかる。
脂には水系エマルジョン型、溶剤型等があるが樹脂加工
工程からみて水系エマルジョン型の方が好ましい。水系
エマルジョン型とはシリコン樹脂を分散媒に細粒状に分
散させ乳化安定化させたものである。架橋とは高分子間
に橋かけをすることで高分子は架橋によって網目構造を
とる0架橋によってできた高分子は架橋密度にもよるが
溶剤に不溶で、耐熱性等に優れる。本発明で用いている
シリコン樹脂が架橋したかどうかを調べるにはトリクミ
ルエタン、トリクロルエチレン、テトラクロルエチレン
、トルエン、キシレン等テ溶解試験をすればわかる。
シリコン系樹脂は繊維表面に樹脂を加工することで繊維
表面の摩擦係数を低下させる働きがある。
表面の摩擦係数を低下させる働きがある。
樹脂加工に釦ける付着率としては繊維重量に対して0.
1〜10重tht俤が好筐しいoO,1重量φ未満では
繊維表面に均一な皮膜を作ることが困難であり、本発明
の目的である防縮効果を得ることができない。筐た10
重量優を越えると織編物が元々備えている風合が大きく
変わって好筐しくない○好筐しくはl wt 4〜5w
t%が好筐しい。
1〜10重tht俤が好筐しいoO,1重量φ未満では
繊維表面に均一な皮膜を作ることが困難であり、本発明
の目的である防縮効果を得ることができない。筐た10
重量優を越えると織編物が元々備えている風合が大きく
変わって好筐しくない○好筐しくはl wt 4〜5w
t%が好筐しい。
本発明に用いるシリコンは重合度が4000以上100
00以下にあれば良好な皮膜形成能を有する。
00以下にあれば良好な皮膜形成能を有する。
重合度が4000未満になると繊維表面での皮膜形成効
果が少く、また10000を越えるとゴム的なものにな
るため好ましくない。また、本発明でいうシリコンには
シリコン自体に架橋触媒、接着用助剤、シリカ等を組み
込んだものでもよい。たとえば接着助剤やシリカが含ま
れて卦れば繊維との密着性に優れ、シリカによって出き
た皮膜の強度が高いなどの特長がでる。このシリコンを
織編物の洗濯防縮の目的で使用すると、たとえばウール
にかいてはウール表面のスケールを薄皮膜でかおい表面
の摩擦係数を下げてすべり易くしてラチェット効果を少
なくシ、洗濯収縮を抑えることができるがこのitでは
洗濯耐久性には乏しい。
果が少く、また10000を越えるとゴム的なものにな
るため好ましくない。また、本発明でいうシリコンには
シリコン自体に架橋触媒、接着用助剤、シリカ等を組み
込んだものでもよい。たとえば接着助剤やシリカが含ま
れて卦れば繊維との密着性に優れ、シリカによって出き
た皮膜の強度が高いなどの特長がでる。このシリコンを
織編物の洗濯防縮の目的で使用すると、たとえばウール
にかいてはウール表面のスケールを薄皮膜でかおい表面
の摩擦係数を下げてすべり易くしてラチェット効果を少
なくシ、洗濯収縮を抑えることができるがこのitでは
洗濯耐久性には乏しい。
プラズマ処理条件は処理目的によってガスの種類、量、
真空度、時間、出力等を選択する。ウールの防縮、防シ
ワ、抗ピル等を目的としたときの条件は次のようである
。
真空度、時間、出力等を選択する。ウールの防縮、防シ
ワ、抗ピル等を目的としたときの条件は次のようである
。
ガスは架橋を目的とするため非重合性ガス(例えばAr
、 02. N2. He、 CO,N2. CF4等
)が良イカ、その中でも不活性ガスがより好ましい。一
番好筐しいのはAr、 He、 N2. Ne等の不活
性ガスである。
、 02. N2. He、 CO,N2. CF4等
)が良イカ、その中でも不活性ガスがより好ましい。一
番好筐しいのはAr、 He、 N2. Ne等の不活
性ガスである。
真空度は0.01〜50 Torrの範囲で架橋処理は
可能であるが、検討結果によると0.05〜5 Tor
rの範囲が望ましい。
可能であるが、検討結果によると0.05〜5 Tor
rの範囲が望ましい。
時間は5秒〜300秒が最適条件であり、5秒未満の処
理では樹脂の架橋密度が低く、本発明の目的である防縮
効果が得られない。また、300秒を越えると架橋密度
は十分であるが、繊維独自の性質を損なう(例えば織物
が硬くなる)場合がある0 出力は0.1〜5ワット/−(以下Wβと略記)が望ま
しい。0.IW/d未満の場合は架橋処理に時間がかか
り、かつ緻密な架橋構造を作ることがむずかしい。筐た
、5W/cfAを越えると放電が不安定になり、均一な
架橋構造が作りにくい。
理では樹脂の架橋密度が低く、本発明の目的である防縮
効果が得られない。また、300秒を越えると架橋密度
は十分であるが、繊維独自の性質を損なう(例えば織物
が硬くなる)場合がある0 出力は0.1〜5ワット/−(以下Wβと略記)が望ま
しい。0.IW/d未満の場合は架橋処理に時間がかか
り、かつ緻密な架橋構造を作ることがむずかしい。筐た
、5W/cfAを越えると放電が不安定になり、均一な
架橋構造が作りにくい。
電圧をかける電源は放電持続性、電極幅方向のプラズマ
均一性からみるとI KHz −13,56MHzが好
ましい。電極は架橋効率の点からみて内部電極が好筐し
い。
均一性からみるとI KHz −13,56MHzが好
ましい。電極は架橋効率の点からみて内部電極が好筐し
い。
使用するシリコンが架橋剤を台筐ない水系エマルジョン
型の場合、架橋処理は低温プラズマを用いて行うので洗
濯耐久性が向上するが、シリコンが架橋剤を含んだシリ
コンの場合は、プラズマ処理によって架橋構造をより強
固にするため、洗濯耐久性が大きく向上する。
型の場合、架橋処理は低温プラズマを用いて行うので洗
濯耐久性が向上するが、シリコンが架橋剤を含んだシリ
コンの場合は、プラズマ処理によって架橋構造をより強
固にするため、洗濯耐久性が大きく向上する。
洗濯収縮率は2.5φ以下であれば、実着用に対して大
き々問題にならない。
き々問題にならない。
筐た、本発明の特徴はウール自体の吸湿性を損なわない
加工である。したがってウールの吸湿性は22℃65R
H%で10俤以上を保持している。
加工である。したがってウールの吸湿性は22℃65R
H%で10俤以上を保持している。
以下実施例に従ってさらに詳細に説明する。なか、実施
例にかける洗濯収縮率はJIS L−027−103
法、ウオツシュアンドウェア(W&W)性も同JIS法
にて評価した。
例にかける洗濯収縮率はJIS L−027−103
法、ウオツシュアンドウェア(W&W)性も同JIS法
にて評価した。
実施例
ウール/ポリエステル(混率50150)の混紡糸60
番手双糸をタテ・ヨコ糸に用いたツイル織物を従来の加
工にしたがって糊抜き精練後、染色等をほどこし、シリ
コン樹脂(信越化学株式会社製、商品名KM−2002
L−4.KF−353)を0.1〜10重を嘩をデイツ
プ−ニップで該織物に付着させ、100℃乾燥−150
℃キュアと100℃乾燥のみの加工を行った。その後級
樹脂加工布を低温プラズマ処理機内にセットし、内圧が
0.05’l’orrになったのち拘ガスを30虻/分
で導入し内圧を0.3 Torrに保持した。ついで電
極間に13.56MHzでIW/−の電力を投入し、片
面に5〜120秒間処理した。これらについて洗濯を行
い洗濯収縮、W&W性を評価した。条件並びに結果を第
1表釦よび第2表に示す。 PK下余白
ガス種類による違いからみると、架橋触媒入りシリコン
を3重量板付着し、プラズマ処理を拘ガスで処理した実
施例B−4〜B−9と処理ガスをωで行なった比較例A
−4〜A−6を比べると実施例B−4〜B−9の方が洗
濯収縮性及びWAW性にすぐれることがわかる。
番手双糸をタテ・ヨコ糸に用いたツイル織物を従来の加
工にしたがって糊抜き精練後、染色等をほどこし、シリ
コン樹脂(信越化学株式会社製、商品名KM−2002
L−4.KF−353)を0.1〜10重を嘩をデイツ
プ−ニップで該織物に付着させ、100℃乾燥−150
℃キュアと100℃乾燥のみの加工を行った。その後級
樹脂加工布を低温プラズマ処理機内にセットし、内圧が
0.05’l’orrになったのち拘ガスを30虻/分
で導入し内圧を0.3 Torrに保持した。ついで電
極間に13.56MHzでIW/−の電力を投入し、片
面に5〜120秒間処理した。これらについて洗濯を行
い洗濯収縮、W&W性を評価した。条件並びに結果を第
1表釦よび第2表に示す。 PK下余白
ガス種類による違いからみると、架橋触媒入りシリコン
を3重量板付着し、プラズマ処理を拘ガスで処理した実
施例B−4〜B−9と処理ガスをωで行なった比較例A
−4〜A−6を比べると実施例B−4〜B−9の方が洗
濯収縮性及びWAW性にすぐれることがわかる。
架橋触媒入りシリコン樹脂加工の有無から比較すると実
施例B−1〜B−12はシリコン量を0.5〜5重量重
量着付せプラズマ処理を行っているが、比較例A−1−
A−3またはA−20と比べ洗濯収縮性及びWAW性が
向上していることがわかる。
施例B−1〜B−12はシリコン量を0.5〜5重量重
量着付せプラズマ処理を行っているが、比較例A−1−
A−3またはA−20と比べ洗濯収縮性及びWAW性が
向上していることがわかる。
プラズマ処理の有無からみると実施例B−1〜B−12
は架橋触媒入りシリコンを付着したのちプラズマ処理時
間を変えたものであるが、比較例A−7〜A−11筐た
はA−20に比べ洗濯収縮性及びW&W性が向上してい
ることがわかる。
は架橋触媒入りシリコンを付着したのちプラズマ処理時
間を変えたものであるが、比較例A−7〜A−11筐た
はA−20に比べ洗濯収縮性及びW&W性が向上してい
ることがわかる。
!た。架橋触媒入りシリコンの熱キユアリング有無の比
較は実施例B−4〜B−6と実施例B−7〜B−91比
べてわかるように、キユアリング有無にかかわらずプラ
ズマ処理を行なえば同等の洗濯収縮性、及びWaW性を
得ることができる。
較は実施例B−4〜B−6と実施例B−7〜B−91比
べてわかるように、キユアリング有無にかかわらずプラ
ズマ処理を行なえば同等の洗濯収縮性、及びWaW性を
得ることができる。
実施例B−16〜B−18は架橋触媒を含−2ないシリ
コン(KF−353)を3重量板付着し、プラズマ処理
をN2ガスで処理時間を5〜120秒と変えたものの結
果であるが、これらは処理ガスに02を用いた比較例A
−12〜A−14に比べ洗濯収縮性及びW&W性にすぐ
れることがわかる。架橋触媒を含1ないシリコン樹脂加
工の有無から比較すると実范例B−13〜B−21はシ
リコン量を0.5〜5重量重量着付せプラズマ処理を行
っているが、比較例A−1〜A−3またはA−20と比
べ洗濯収縮性及びW&W性が向上していることがわかる
。
コン(KF−353)を3重量板付着し、プラズマ処理
をN2ガスで処理時間を5〜120秒と変えたものの結
果であるが、これらは処理ガスに02を用いた比較例A
−12〜A−14に比べ洗濯収縮性及びW&W性にすぐ
れることがわかる。架橋触媒を含1ないシリコン樹脂加
工の有無から比較すると実范例B−13〜B−21はシ
リコン量を0.5〜5重量重量着付せプラズマ処理を行
っているが、比較例A−1〜A−3またはA−20と比
べ洗濯収縮性及びW&W性が向上していることがわかる
。
プラズマ処理の有無からみると、実施例B−13〜B−
21Fi架橋触媒無しのシリコンを付着させプラズマ処
理時間を変えたものであるが、比較例へ−15〜A−2
0に比べ洗濯収縮性及びW&W性が向上していることが
わかる。
21Fi架橋触媒無しのシリコンを付着させプラズマ処
理時間を変えたものであるが、比較例へ−15〜A−2
0に比べ洗濯収縮性及びW&W性が向上していることが
わかる。
以上のようにウールの洗濯収縮防止、W&WMi向上は
、架橋触媒がシリコン樹脂中にあるかないかをとわず皮
膜形成能があるジメチルシリコン等と、限られたプラズ
マ処理を組み合すことで大きな効果が得られる。筐た、
これらの効果以外にも本発明では、洗濯で発生するピリ
ング防止(抗ビル性)も大きく改良される。
、架橋触媒がシリコン樹脂中にあるかないかをとわず皮
膜形成能があるジメチルシリコン等と、限られたプラズ
マ処理を組み合すことで大きな効果が得られる。筐た、
これらの効果以外にも本発明では、洗濯で発生するピリ
ング防止(抗ビル性)も大きく改良される。
Claims (9)
- (1)ウールを15重量%以上含む染色された織編物に
ジメチルシリコンを主成分とする皮膜形成能があるエマ
ルジョン型シリコンが0.1〜10重量%付着し、該樹
脂が低温プラズマ処理により架橋されており、該織編物
の30回洗濯後のタテ及びヨコ収縮率が2.5%以下で
あることを特徴とする織編物。 - (2)該樹脂が重合度4000以上10000以下のジ
メチルシリコン系樹脂であることを特徴とする請求項第
1項記載の織編物。 - (3)該樹脂が架橋触媒、接着助剤および微粒シリカを
含むシリコンである請求項第1項又は第2項記載の織編
物。 - (4)ウォッシュアンドウェア性が30回洗濯後4級以
上である請求項第1〜3項のいずれかに記載の織編物。 - (5)ウールの吸湿性が22℃、65%RHにおいて1
0重量%以上を保持した請求項第1〜4項のいずれかに
記載の織編物。 - (6)ウールを15重量%以上含む染色された織編物に
ジメチルシリコンを主成分とする皮膜形成能のあるエマ
ルジョン型シリコンを0.5〜10重量%付着させ、乾
燥後又は乾燥及びキュアリング後に非重合性ガスにて、
真空度0.05〜5Torr、処理時間5〜300秒、
出力0.1〜5ワット/cm^3の条件でプラズマ処理
を行うことを特徴とする織編物の製造方法。 - (7)該樹脂が重合度4000以上10000以下のジ
メチルシリコン系樹脂であることを特徴とする請求項第
6項記載の織編物の製造方法。 - (8)該樹脂が架橋触媒、接着助剤および微粒シリカを
含むシリコンであることを特徴とする請求項第6項又は
第7項記載の織編物の製造方法。 - (9)非重合性ガスが不活性ガスであることを特徴とす
る請求項第6〜8項のいずれかに記載の織編物の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17333889A JPH0340866A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 織編物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17333889A JPH0340866A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 織編物及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0340866A true JPH0340866A (ja) | 1991-02-21 |
Family
ID=15958578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17333889A Pending JPH0340866A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 織編物及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340866A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084338A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 水性塗料 |
JP2009097125A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Teijin Techno Products Ltd | 耐切創性優れた繊維構造物及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP17333889A patent/JPH0340866A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009084338A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Dainippon Printing Co Ltd | 水性塗料 |
JP2009097125A (ja) * | 2007-10-18 | 2009-05-07 | Teijin Techno Products Ltd | 耐切創性優れた繊維構造物及びその製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Wakida et al. | Surface characteristics of wool and poly (ethylene terephthalate) fabrics and film treated with low-temperature plasma under atmospheric pressure | |
JP2003193370A (ja) | 繊維製品の撥水撥油処理 | |
JPH0340866A (ja) | 織編物及びその製造方法 | |
US4997519A (en) | Deep-colored fibers and a process for manufacturing the same | |
JP5865648B2 (ja) | 防汚性布帛の製造方法 | |
JP6632798B2 (ja) | 防汚性ポリエステル布帛 | |
JPS622074B2 (ja) | ||
JPH0314676A (ja) | 防水布帛の製造法 | |
CA1276586C (en) | Applying thin film plasma polymerisation to sheet of coloured polyester fibres | |
JP2002309489A (ja) | 印刷用シート | |
JP2836892B2 (ja) | 耐久性ある親水・制電性を有する布帛およびその製法 | |
JP3400295B2 (ja) | 機能性カーペット及びその製造方法 | |
KR100509689B1 (ko) | 내 드라이크리닝성이 우수한 코팅 포지의 제조방법 | |
JP2912488B2 (ja) | 縫目ずれ防止性に優れたコーティング加工布 | |
JPS6036508B2 (ja) | 繊維材料の親水化加工法 | |
JPH0453979B2 (ja) | ||
JPS61186583A (ja) | シ−ト状構造物及びその製造方法 | |
US3106482A (en) | Antistatic treatment for acrylonitrile polymer fibers | |
JPH0314675A (ja) | 撥水性,深色性布帛の製造法 | |
JPH0144834B2 (ja) | ||
JPH089832B2 (ja) | ポリエステル繊維コーティング加工布およびその製造法 | |
JPH0465573A (ja) | 合成繊維構造物の表面改質方法 | |
JPH0730513B2 (ja) | 油汚れ防止性繊維構造物およびその製造法 | |
KR100211219B1 (ko) | 폴리에스테르 이수축혼섬사 | |
JPS5915569A (ja) | ポリエステル系繊維品の耐久性親水防汚加工方法 |