JPH0340774Y2 - - Google Patents

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JPH0340774Y2
JPH0340774Y2 JP12804786U JP12804786U JPH0340774Y2 JP H0340774 Y2 JPH0340774 Y2 JP H0340774Y2 JP 12804786 U JP12804786 U JP 12804786U JP 12804786 U JP12804786 U JP 12804786U JP H0340774 Y2 JPH0340774 Y2 JP H0340774Y2
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JP
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food
container
storage section
sheet
inner sheet
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JP12804786U
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JPS6334057U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、飲物を入れたコツプ、缶等の容器
を挿入して保持することのできる食品包装体に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来より、立食パーテイ、野外でのスポーツ観
戦、劇場での観劇等の際にジユース、コーラ、ビ
ール等の飲物とピーナツ、ポテトチツプス、チヨ
コレート、クツキー、スルメ、チーズ等の軽食類
を飲食することが多い。ところで、これらの軽食
類を入れて販売されている従来の食品包装体は、
透明な合成樹脂製シートを2枚重ね合わせてその
周囲をヒートシールしたり、同様の1枚のシート
を筒状に形成して両端縁と接続部をヒートシール
したりして袋状としたものが一般的である。従つ
て、テーブルのない場所でこれらの軽食類を食べ
ながら飲物を飲むときには、飲物を入れたコツプ
等の容器と軽食類を入れた袋等の包装体を別々に
両手で保持する必要があつた。このため、上記の
ような場合には、いずれか一方を身近な場所に置
かなければ飲食することができず、非常に不便で
あつた。特に飲物はこぼれやすいため、置き場所
に困ることが多かつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この考案は上記事情に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、飲物を入れた容器
を挿入して保持することができる食品包装体を提
供することにある。
この考案の他の目的は、製造コストが従来のも
のと大差なく廉価に製造することができる食品包
装体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するため、次のよう
な技術的手段を講じている。
すなわち、この考案は、袋状とした容器収容部
2の外側面に、食品13を密封して収容する袋状
の食品収容部4を設けている。そして、容器収容
部2は、食品収容部4の上端縁を開口した際に、
上部開口端から容器12を挿脱自在に挿入して保
持しうるようになつている。
〔作用〕
食品収容部4の上端縁を開口して内部に収容さ
れた食品13を食べる際に、容器収容部2にその
上部開口端から容器12を挿入すると、片手で食
品13と容器12を保持し、他の手で食品13を
食べる等の動作ができる。
〔実施例〕 以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を
説明する。
第1図ないし第3図はこの考案の第1実施例を
示したもので、2枚の透明な合成樹脂製の内部シ
ート1,1を重ね合わせてその周囲をヒートシー
ルすることにより、袋状の容器収容部2を形成し
ている。これらの内部シート1,1は台形状とさ
れており、容器収容部2は下方から上方に向かつ
て徐々に幅広となつている。
各内部シート1の外側面には、内部シート1と
同様の材質の外部シート3がその周囲をヒートシ
ールすることにより取り付けてあり、この外部シ
ート3と上記内部シート1の間の空間を食品収容
部4としている。外部シート3は、内部シート1
と同様に台形とされているが、内部シート1より
も小さく、第1図に見るようにその上シール部5
は内部シート1の上シール部6上にあり、他のシ
ール部すなわち下シール部7と左右の側シール部
8,8は、内部シート1の下シール部9及び左右
の側シール部10,10よりも内側にある。
外部シート3は、食品収容部4内に多くの食品
を収容できるようにたるみを持たせて接着されて
いると共に、ひだ11を有している。このひだ1
1は、容器収容部2内に缶、コツプ等の容器12
を収容した際に内部シート1が外方に向けて押出
されるため、これによつて食品収容部4内の食品
13が押圧されて潰れたり取り出し難くなるのを
防ぐ役割を果たすものである。
この考案に係る食品包装体は、食品13のメー
カーにおいて食品収容部4に食品13を収容し密
封して販売される。たとえば、一方の食品収容部
4にはおかきを、他方の食品収容部4にはフライ
ドポテトを収容して販売される。そして、この食
品13の購入者が食べる時には、切れ目14から
上シール6に沿つて内部シート1と外部シート3
の上端を切除すれば、食品収容部4と容器収容部
2の上端縁が開口するので、この部分から食品1
3を取り出すことができると共に容器収容部2に
コツプ、缶等の容器12を挿脱自在に挿入するこ
とができる。従つて、購入者は一方の手で飲物の
入つた容器12と菓子等の食品13を同時に保持
し、他方の手で食品13を取り出して食べたり他
の動作をすることができる。
特にこの実施例では、内部シート1,1を台形
状としているので容器収容部2の上端開口が大と
なり、容器12の挿脱が容易である。また、外部
シート3の下シール部7が内部シート1の下シー
ル部9よりも上方(内方)にあるため、容器収容
部2に容器12を収容した際に両方の下シール部
7,9の間の部分が略平面状の底を形成する。従
つて、容器12を安定して保持することができ
る。
第4図はこの考案の第2実施例を示したもの
で、この実施例では食品収容部4が内部シート1
の片側にのみ設けてある。この場合は、食品収容
部4を設けていない内部シート1をたるませて他
方の内部シート1とヒートシールすることによ
り、第4図のように容器12を収容した際に食品
収容部4を強く圧迫しないようになつている。こ
の場合は、容器収容部2の開口端が広くなるた
め、内部シート1を台形とせず長方形としてもよ
い。
容器収容部2は必ずしも密封する必要はない
が、流通段階でほこりやちりが入るおそれがある
ので、衛生上からはこれら実施例のように密封し
ておく方が好ましい。
第5図及び第6図は、この考案の第3実施例を
容器収容部2及び食品収容部4の上端縁を切除し
て開口した状態で示している。この実施例は、内
部シート1の外部シート3の周囲よりはみ出た部
分を内側に折り返して嵩を小さくしたものであ
る。こうすれば、菓子13を収容した食品包装体
の流通・保存時に嵩張ることがなく便利である。
尚、この実施例においても、容器収容部2と食品
収容部4の上端縁は第1実施例と同様にヒートシ
ールされるが、この上端縁のヒートシールは、外
部シート3よりはみ出た内部シート1の周辺部を
第5図のように内側に折り返した状態で行う必要
がある。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案に係
る食品包装体は、飲物を入れたコツプ、缶等の容
器12を挿入して片手で保持することができ、従
つて片手で容器12と食品包装体を保持し、片手
で食品13を取り出して食べたり他の動作をする
ことができ、立食パーテイー等で非常に便利であ
る。また、袋状とした容器収容部2の外側面に袋
状の食品収容部4を設けているので、製造コスト
は従来のものと大差なく廉価に製造することがで
きるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る食品包装体の第1実
施例を示す正面図。第2図は、第1図におけるA
−A線断面図。第3図は、食品と容器を収容した
状態の平面図。第4図は、第2実施例を示すもの
で、食品と容器を収容した状態の平面図。第5図
及び第6図は、第3実施例を上端縁を切除した状
態で示した斜視図で、第5図は容器を収容する前
の、第6図は収容後の図。 1……内部シート、2……容器収容部、3……
外部シート、4……食品収容部、12……容器、
13……食品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 袋状とした容器収容部2と、この容器収容部2
    の外側面に設けた食品13を密封して収容する袋
    状の食品収容部4とから成り、上記容器収容部2
    は上記食品収容部4の上端縁を開口した際に、容
    器収容部2の上部開口端から容器12を挿脱自在
    に挿入して保持しうるものであることを特徴とす
    る食品包装体。
JP12804786U 1986-08-21 1986-08-21 Expired JPH0340774Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804786U JPH0340774Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804786U JPH0340774Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6334057U JPS6334057U (ja) 1988-03-04
JPH0340774Y2 true JPH0340774Y2 (ja) 1991-08-27

Family

ID=31023363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12804786U Expired JPH0340774Y2 (ja) 1986-08-21 1986-08-21

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JP (1) JPH0340774Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6334057U (ja) 1988-03-04

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