JPH0340588A

JPH0340588A - カラー画像の記録再生方法及びカラー画像再生装置

Info

Publication number: JPH0340588A
Application number: JP1175154A
Authority: JP
Inventors: Takashi Imai; 崇今井
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1989-07-06
Filing date: 1989-07-06
Publication date: 1991-02-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は、ビデオディスクプレーヤを用いたカラー画像
の高画質再生方法及び装置に関する。

背景技術現在の標準テレビシリンシステムであるＮＴＳＣ方式は
、カラーテレビカメラから出力される赤信号電圧ＥＲ％
緑信号電圧ＥＧ及び青信号電圧し８を輝度信号Ｅ　Ｙ　
ｓ広帯域色信号Ｅ、及び狭帯域色信号Ｅ　ｏ　Ｉ：変換
し、更に信号Ｅ！及びＥｏで色副搬送波（３，５８［Ｍ
Ｈ２］　）を直角二相搬送波抑圧変調してこれを輝度信
号ＥＹに多重して伝送している。輝度信号ＥＹの帯域は
４　、　２　（Ｍｌｌｚ］であるが、色信号Ｅ、は１　
、　５　［Ｍ！（ｚｌに、色信号ＥＱは０　、　５　［
ＭＨｚｌに帯域制限されている。

このようなＮＴＳＣ信号は白黒テレビとの互換性、電波
の効率的利用等の点で優れたものであるが、ＮＴＳＣ信
号を画像再生するＮＴＳＣデイスプレィには、色信号の
狭帯域性に基づくぼけや信号多重によるクロスカラー妨
害等が生ずるという欠点がある。

例えば、テレビ画面の近くでカラー画像を見ると色図形
の輪郭のぼけが目立ち、色かにじんでみえる。特に、輝
度変化がなくて色差のみが変化している図形は輝度変化
によるいわゆるマスキング効果がなく、この傾向は顕著
になる。

また、輝度信号のスペクトラムの隙間に色副搬送波成分
を挿入するインターリーブを行っているので、色副搬送
波の近傍に輝度信号の高域成分が存在する。従って、Ｎ
ＴＳＣ信号を再生した画面上の輝度パターンの垂直む輪
郭に色がつくクロスカラー妨害が生じ易いのである。

かかる欠点を克服するために、例えばＲ，Ｇ及びＢ信号
を別々のＶＴＲに記録し、３台のＶＴＲの同期を取りつ
つ演奏することが考えられたが、要求される演奏精度、
テープの伸縮、装置の大きさ、製造コスト等の問題から
、実用化するに至っていない。

発明の概要よって、本発明の目的は高画質のカラー画像の再生を比
較的に安価になし得るカラー画像の記録再生方法及びカ
ラー画像再生装置を提供することである。

上記目的を遠戚するため第１発明のカラー画像の記録再
生方法は、カラー画像を３色分解してＲｌＧ及びＢ信号
を得て、上記ＲｌＧ及びＢ信号の各々を各別のディスク
に記録し、該ＲｌＧ及びＢディスク各々を同期演奏して
上記ＲｌＧ及びＢ信号を復調し、上記ＲｌＧ及びＢ信号
を再生してカラー画像を形成することを特徴とする。

また、第２発明のカラー画像再生装置は、カラー画像を
３色分解して得られたＲ、Ｇ及びＢ信号を記録したＲ、
Ｇ及びＢディスク各々を同期演奏して上記ＲｌＧ及びＢ
信号を復調するディスク演奏手段と、上記ＲｌＧ及びＢ
信号を再生して国保を形成するＲＧＢ信号表示手段とを
含むことを特徴とする。

実施例以下、本発明の実施例について第１図を参照しつつ説明
する。

第１図においてカラーテレビカメラ１は、撮像したカラ
ー画像を３色分解して得た赤信号出力ＥＲ１緑信号出力
ＥＧ及び青信号出力ＥＢを夫々デジタルＶＴＲ２に供給
する。ＥＲ倍信号ＥＣ信号及びＥ８信号各々は輝度信号
ＥＶと同じ＜４．２［ＭＩＩｚｌの帯域を有する。ＶＴ
Ｒ２は、例えば１インチのマスターテープにＥＲｓＥＧ
及びＥ６信号をデジタル化して例えば時分割多重により
記録し、ビデオソフトを収録したソースプログラムを得
る。

なお、デジタルＶＴＲ２として、１２；２コンポーネン
トデジタル現格（ＣＣＩＲＲｅｃ　６０１規格）のもの
を使用することが出来る。この場合にはカラーカメラ１
はＥＲ倍信号Ｅ、信号及びＥＢ倍信号代りに輝度信号Ｅ
Ｖ及び色信号ＣをＶＴＲ２に供給する構成とすることも
出来、マスターテープに記録される輝度信号ＥＹは５．
　７５［Ｍｌ！！］　、Ｒ−Ｙ信号及びＢ−Ｙ信号は、
２．　７５［Ｍｔｌｘｌの帯域を有する。

このマスターテープをＶＴＲ２により３回演奏し、再生
出力をＶＴＲ３に供給する。第１回めの演奏に際しては
マスターテープからＥＲ倍信号みによるビデオ信号を復
調して信号付加回路２ａから復調ＥＲ倍信号時間軸上の
所定位置に対応して供給される同期信号及びカラーバー
スト信号と共にＶＴＲ３のサブテープ４に記録する。第
２回めの演奏に際してはマスターテープからＥＣ信号の
みによるビデオ信号を復調して信号付加回路２ａから復
調Ｅ、倍信号時間軸上の所定位置に対応して供給される
同期信号及びカラーバースト信号と共にＶＴＲ３のサブ
テープ５に記録する。第３回めの演奏に際してはマスタ
ーテープからＥＢ倍信号みによるビデオ信号を復調して
信号付加回路２ａから復調Ｅ６信号の時間軸上の所定位
置に対応して供給される同期信号及びカラーバースト信
号と共にＶＴＲ３のサブテープ６に記録する。上記同期
信号及びカラーバースト信号は、後述するディスクプレ
ーヤによってビデオ信号が再生される際のスピンドルサ
ーボ及びタンジェンシャルサーボに用いられる。

こうして、３つのサブテープ４〜６に夫々ＥＲ１ＥＧ及
びＥ８信号が別々に記録される。

次に、Ｒ，Ｇ及びＢ信号を記録したディスクを得るべく
、サブテープ４をＶＴＲ３によって演奏し、復調された
ＥＲ倍信号ディスクレコーダ７に供給する。ディスクレ
コーダ７は、ＥＲ倍信号よって映像キャリアをＦＭ変調
し、被変調波をリミッタにより振輻制限して方形波を得
、これを光変調器に供給してレーザビームを断続する。

変調されたレーザビームは、例えば等角速度で回転して
いるＲディスクの原盤上に導出され、原盤上にＥＲ倍信
号担うビットを形成する。この原盤に基づいてＲディス
クが複製される。なお、ＥＲ倍信号追記型ディスクや書
換可能型ディスクに記録することも出来る。

同様にして、サブテープ５及び６に基づいて夫々Ｅｃ信
号を記録したＧディスク９及びＥ８信号を記録したＢデ
ィスク１０が複製される。各ディスクに記録された信号
は、帯域制限されることな（、もとの４　、　２　［Ｍ
ＩＩｚ］の帯域を保持している。

第２図は、Ｒ，Ｇ及びＢディスクを演奏してカラー画像
を再生する装ｒＩＩＰｌを示しており、ビデオディスク
プレーヤ２１は、操作者１こよって載置されたＲディス
ク２１を演奏する。ビデオディスクプレーヤ２２及び２
３は、夫々操作者によって載置されたＲディスク９及び
Ｂディスク１０を演奏する。プレーヤ２１〜２３は後述
する演奏制御回路２４により制御されて、各ディスクの
同期演奏をなし、１０調したＥＲ，ＥＣ及びＥ８信号を
ＲＧＢ信号によって駆動されるモニタテレビ２５に供給
する。演奏制御回路２４はマイクロプロセッサ（以下、
ＭＰＵと称する）やＲＡＭ等からなり、キーボード２６
からの指令に応じて、各プレーヤのピックアップのディ
スク上の演奏位置を一致させ、復調されるＲＧＢ信号の
フレーム同期をとる。

モニタテレビ２５は、ＥＲ，、ＥＧ及びＥ日信号からな
るＲＧＢビデオ信号に基づいてカラー画像を再生する。

こうして、ＲＧＢ信号を個別のディスクに記録し、各デ
ィスクを同期演奏することにより、原ＲＣＢ信号の情報
成分を略損うことなくカラー画像再生が可能となり、高
画質が得られる。

次に、演奏制御回路２４の制御動作について第３図を参
照しつつ説明する。

演奏制御回路２４のＭＰＵは、装置に電源が投入される
と、主制御プログラム中で待機状態となる。操作者によ
って、Ｒディスク８、Ｇディスク９及びＢディスク１０
からなる１組のビデオプログラムディスクが夫々ディス
クプレーヤ２１〜２３のターンテーブルにａ置され、演
奏すべき曲のアドレスがキーボード２６から指定される
と、第３図に示されるサブルーチンを実行する。

！ｓ３図においてＭＰＵは、キーボード２６から入力さ
れた演奏すべき曲のアドレスを読取る（ステップＳ　ｌ
）。このアドレスをサーチすべき目標アドレスとしてプ
レーヤ２１〜２３に設定し、各プレーヤにサーチ指令及
びポーズ指令を発令する。

これにより、各プレーヤは目標アドレスのサーチを実行
し、ピックアップが目標アドレスに到達すると、１トラ
ツクジヤンプを繰返して同一フレームを演奏するポーズ
（静止画再生）状態となる（ステップＳ　２）。各プレ
ーヤのアドレスサーチが終了して演奏すべきプログラム
の曲頭にピックアップが位置すると（ステップＳ３）、
ＭＰ’Ｕはフレーム同期指令を各プレーヤに発令する。

フレーム同期は、例えば演奏制御回路２４から各プレー
ヤに供給される基準フレーム信号Ｆ及び基準水平同期信
号Ｈに、各プレーヤが再生信号から分離した再生フレー
ム信号、カラーバースト信号及び再生水平同期信号をス
ピンドルサーボ、タンジェンシャルサーボ等からなる位
相比較ループにより順次同期させることによりなされる
。かかる複数プレーヤのフレーム同期を目的とする時間
軸サーボ装置の一例が特公昭６２−３２５４５号に詳細
に説明されている。３台のディスクプレーヤのアドレス
及びフレームの同期が終了すると、ｔａ調きれるＥＲ，
ＥＧ及びＥ８信号相互の位相は一致し、色ずれが防止さ
れる。３台のプレーヤが同期演奏状態になると（ステッ
プＳ５）、各プレーヤに時に演奏開始指令（静止画再生
解除）が発令される。

これにより３台のプレーヤは時間軸の同期を取りっつＲ
ＧＢディスクの演奏を進行する（ステップＳ　Ｉｆ）。

ＭＰＵは上記演奏開始指令を発令した後、主制御プログ
ラムに戻る。

こうして、ＲＳＧ及びＢディスクの同期演奏が正確にな
されて色ずれや画像ひずみのないカラー画像が再生され
る。

なお、ＣＡＶディスクのみならずＣＬＶディスクを用い
ることも出来るが、この場合にはＣＡＭディスクを用い
た場合に比してサーチ後の同期に時間がかかることもあ
り得る。

発明の詳細な説明したように本発明のカラー画像の記録再生方法及
び装置おいては、カラー画像を３色分解して得られた３
原色信号を夫々ディスクに記録し、３つのディスクを同
期演奏して復調された３原色信号によってＲＧＢデイス
プレィを駆動するようにしたので、ＮＴＳＣ信号の如き
色信号の帯域！＋！限や信号の多重がなく、輪郭のぼけ
や色ムラ、クロスカラー等の発生しない高画質カラー画
像が得られる。しかも、記録媒体としてディスクを用い
ているので取扱が簡単で磁気テープの知き記録部材の伸
縮がなく比較的簡単な機構で精密な同期演奏が可能とな
り、安価なＲＧＢビデオソフト及びカラー画像再生装置
を提供し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のカラー画像の記録系を示すブロック
図、第２図は、本発明のカラー画像の再生系を示すブロ
ック図、第３図は、第２図に示された演奏制御回路２４
の制御動作を説明するためのフローチャートである。主要部分の符号の説明３・・・ＶＴＲ７・・・ディスクレコーダ８〜１０・・・ビデオディスク２１〜２３・・・ディスクプレーヤ２４・・・演奏制御回路２５・・・ＲＧＢモニタテレビ阜２母２１乱図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）カラー画像を３色分解してＲ、Ｇ及びＢ信号を得
て、前記Ｒ、Ｇ及びＢ信号の各々を各別のディスクに記録し
、該Ｒ、Ｇ及びＢディスク各々を同期演奏して前記Ｒ、Ｇ
及びＢ信号を復調し、前記Ｒ、Ｇ及びＢ信号を再生してカラー画像を形成する
ことを特徴とするカラー画像の記録再生方法。
（２）カラー画像を３色分解して得られたＲ、Ｇ及びＢ
信号を記録したＲ、Ｇ及びＢディスク各々を同期演奏し
て前記Ｒ、Ｇ及びＢ信号を復調するディスク演奏手段と
、前記Ｒ、Ｇ及びＢ信号を再生して画像を形成するＲＧ
Ｂ信号表示手段とを含むことを特徴とするカラー画像再
生装置。