JPS6235794A - インサ−ト情報記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明は、磁気記録再生装置におけるインサート情報記
録装置に関するものである。

［発明の技術的背景コ 周知のように、磁気記録再生装置（以下、ＶＴＲと略記
）では、記録済みの磁気テープに眼影日（あるいは記録
日）やタイトルなどの情報を記録することが行なわれて
いる。従来、このような撮影日やタイトルなどのインサ
ート情報の記録は当該インサート情報をビデオカメラ等
で撮影し、このビデオカメラ等からのインサート情報の
信号と記録済みの第１の磁気テープを再生して得られた
影像信号とを合成して別のＶＴＲによって第２の磁気テ
ープに記録するという方法で記録されていた。

［背購技術の問題点］ ところが、上記のような方法では映像信号はダビングさ
れて記録されるという形になるために、このダビングプ
ロセスにおいて画質が劣化し、高品質の再生映像が得ら
れなくなるという問題点があった。

［発明の目的］ 本発明は上記のような問題点を除去するためになされた
もので、高品質の再生映像を得ることができるインサー
ト情報記録装置を提供することを目的としている。

［発明の概要１ 本発明では、インサート情報を記録すべき磁気テープか
ら再生された映像信号からカラーバースト信号を抽出し
、このカラーバースト信号の周波数に同期し、かつこの
カラーバースト信号の記録時と同一レベルのバースト同
期信号を発生させる一方、映像信号の中に含まれる複合
同期信号（水平同期信号、垂直同期信号）を抽出し、こ
の複合同期信号に同期した同期信号を発生させ、この同
期信号とインサート情報とを合成してインサート情報に
関する合成映像信号を形成し、さらにこの合成映像信号
を周波数変調し、その変調後の合成映像信号と前記バー
スト同期信号とを合成し、その合成信号をインサート情
報として磁気テープにインサート記録するように構成し
たものである。

［発明の実施例］ 以下、図示する実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

図は本発明を適用したＶＴＲの記録系を示すブロック図
である。

図において、１は磁気ヘッド、２は記録再生切換スイッ
チ、３は再生プリアンプ、４は映像信号処理回路であり
、輝度信号処理回路４ａ、色信号処理回路４ｂ、同期分
離回路４Ｃ１混合回路４ｄによって構成されている。５
は同期信号発生回路、６は第１の加算回路、７は周波数
変調回路、８は第２の加算回路、９は記録アンプ、１０
はインサート記録すべき文字等の文字情報発生回路、１
１はＰＬＬ回路（位相同期ループ回路）、１２はインサ
ート情報の記録タイミング等を制御する制御回路である
。

次にこの記録系の動作を説明する。まず、磁気ヘッド１
からの再生信号は記録再生切換スイッチ２を介して、プ
リアンプ３に入力され、ここで増幅された後映像信号処
理回路４に入力される。すると、回路４は再生映像信号
の中の輝度信号を輝度信号処理回路４ａにおいて抽出・
復調し、また色信号を色信号処理回路４ｄにおいて抽出
・周波数逆変換する。これら回路４ａ、４ｂの出力信号
はその後混合回路４ｄにより混合されて映像信号となっ
て再生系（図示せず）に入力される。

一方、輝度信号処理回路４ａの出力信号は同期分離回路
４Ｃに送られ、ここで輝度信号の中に含まれている複合
同期信号が分離される。この分離された複合同期信号の
うち水平同期信号は輝度信号処理回路４ａおよび色信号
処理回路４ｄに送られ、また複合同期信号（水平同期信
号と垂直同期信号）は同期信号発生回路５に送られる。

すると、同期信号発生回路５は、再生映像信号中の複合
同期信号と位相が一致した同期信号を発生するようにな
る。

一方、色信号処理回路４ｄは再生映像信号中の色信号を
抽出・周波数逆変換する他に、同期分離回路４Ｃから入
力される水平同期信号に基づいて図示せぬバーストゲー
ト回路にてカラーバースト信号を抽出し、このカラーバ
ースト信号をＰＬＬ回路１１に入力し、該回路１１から
カラーバースト信号の周波数に同期したバースト同期信
号を連続的に発生させる。この場合、ＰＬＬ回路１１か
ら発生されるバースト同期信号のレベルは、再生映像信
号を記録する時のカラーバースト信号と同一レベルにな
るように設定されている。

また、制御回路１２は文字情報発生回路１０を制御し、
インサート記録すべき文字情報（但し、表示画面中にお
ける表示位置の制御情報を含ませることもある）を発生
させ、この発生された文字情報を第１の加算回路６に入
力させる。

第１の加算回路６の他方の加算入力には、同期信号発生
回路５から複合同明信号に同期した同期信号が入力され
ている。

これにより、第１の加算回路６においては同期信号とイ
ンサート情報とが合成されて合成映像信号が形成される
。この合成影像信号は周波数変調回路７に入力され、こ
こで再生映像信号と同様な周波数変調が施される。そし
て、その変調後の合成映像信号は第２の加算回路８に入
力され、ここでＰＬＬ回路１１から発生されているバー
スト同期信号と合成され、記録アンプ９で増幅の後、記
録再生切換スイッチ２を介して磁気ヘッド１に入力され
る。

この場合、制御回路１２は同期信号発生回路５から発生
されている同期信号に基づいて切換スイッチ２を再生映
像信号の垂直同期信号の発生タイミング近傍で記録側に
切換える。

これにより、インサート情報は垂直同期信号の記録位置
近傍に記録される。

このように、再生映像信号（インサート情報を記録すべ
き映像信号）の記録時と同等レベルのバースト同期信号
とインサート情報に関する合成映像信号とを合成して磁
気テープに記録す番ことにより、再生されたインサート
情報はバースト同期信号によってカラー画質が補正され
るようになり、常に高品質の画像で再生可能となる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明尊によれば、所望のインサー
ト情報をインサート記録しても常に高品質の再生画像を
得ることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・磁気ヘッド、２・・・記録再生切換スイッチ、
４・・・映像信号処理回路、４ｂ・・・色信号処理回路
、４Ｃ・・・同期分離回路、５・・・同期信号発生回路
、６・・・第１の加算回路、７・・・周波数変調回路、
８・・・第２の加算回路、１０・・・文字情報発生回路
、１１・・・ＰＬＬ回路、１２・・・制御回路。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　宇治　弘

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気テープより再生された映像信号より水平同期信号お
   よび垂直同期信号を分離抽出する同期分離回路と、分離
   された水平同期信号および垂直同期信号に同期した同期
   信号を発生する同期信号発生回路と、この同期信号発生
   回路から発生される同期信号と記録すべきインサート情
   報とを合成してインサート情報に関する合成映像信号を
   形成する第１の加算回路と、前記インサート情報に関す
   る合成映像信号を周波数変調する周波数変調回路と、磁
   気テープより再生された前記映像信号よりカラーバース
   ト信号を抽出するバーストゲート回路と、抽出されたカ
   ラーバースト信号に同期し、かつ映像信号の磁気テープ
   への記録時のカラーバースト信号レベルと同じレベルの
   バースト同期信号を発生するＰＬＬ回路と、このＰＬＬ
   回路から発生されるバースト同期信号と前記周波数変調
   回路から出力されるインサート情報に関する合成映像信
   号とを合成する第２の加算回路とを備え、この第２の加
   算回路の出力信号をインサート情報として前記磁気テー
   プに記録することを特徴とするインサート情報記録装置
   。