JPH0340528Y2 - - Google Patents
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- JPH0340528Y2 JPH0340528Y2 JP4945787U JP4945787U JPH0340528Y2 JP H0340528 Y2 JPH0340528 Y2 JP H0340528Y2 JP 4945787 U JP4945787 U JP 4945787U JP 4945787 U JP4945787 U JP 4945787U JP H0340528 Y2 JPH0340528 Y2 JP H0340528Y2
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- JP
- Japan
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- drum
- cam
- transfer bar
- workpiece
- cam plate
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- 230000036544 posture Effects 0.000 description 15
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 6
- 206010034719 Personality change Diseases 0.000 description 5
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 description 1
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ワーク姿勢変換装置に関し、更に詳
しくはトランスフアバーの往復運動を利用してワ
ークの保持部材を回動させ、ワークの姿勢を変換
させる装置に関する。
しくはトランスフアバーの往復運動を利用してワ
ークの保持部材を回動させ、ワークの姿勢を変換
させる装置に関する。
(従来の技術)
一般に、ワークを一端から供給し、その加工に
必要な専用ユニツトを加工工程順に配設し、各ユ
ニツト間を各種の搬送装置により連結したシステ
ムとしてトランスフアマシンが知られている。
必要な専用ユニツトを加工工程順に配設し、各ユ
ニツト間を各種の搬送装置により連結したシステ
ムとしてトランスフアマシンが知られている。
ところで、上記のようなトランスフアマシンで
は、ワークの搬送、クランプ位置決め、姿勢変換
等、種々の作業が連続して行なわれている。
は、ワークの搬送、クランプ位置決め、姿勢変換
等、種々の作業が連続して行なわれている。
しかしながら、かかる従来のトランスフアマシ
ンにあつては、上記の種々の作業は、個々に駆動
機構により行なわれる構成となつていたため、装
置が複雑になるとともに、ワーク搬送動作との同
期も確実でなく、個々の作業を制御するシステム
も複雑化し、装置の専有面積を要する上に更に高
価になると言う問題があつた。
ンにあつては、上記の種々の作業は、個々に駆動
機構により行なわれる構成となつていたため、装
置が複雑になるとともに、ワーク搬送動作との同
期も確実でなく、個々の作業を制御するシステム
も複雑化し、装置の専有面積を要する上に更に高
価になると言う問題があつた。
この点に着目して、本出願人は既に実開昭61−
46140号でトランスフアバーの往復運動を利用し
たワークの姿勢変換装置を提案している。これ
は、トランスフアバーにこのトランスフアバーの
搬送ストロークに相当する大きさのカム板を固定
し、このカム板の往復運動によつて昇降ロツドを
上下動させワークを搬入・搬出自在に保持するド
ラムを所定角度往復回動運動させるようにしたも
のである。
46140号でトランスフアバーの往復運動を利用し
たワークの姿勢変換装置を提案している。これ
は、トランスフアバーにこのトランスフアバーの
搬送ストロークに相当する大きさのカム板を固定
し、このカム板の往復運動によつて昇降ロツドを
上下動させワークを搬入・搬出自在に保持するド
ラムを所定角度往復回動運動させるようにしたも
のである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記のようなカム板は、トラン
スフアバーの搬送ストロークと等しい長さの横方
向の往復2本のカム溝と、トランスフアバーの昇
降動を吸収する往復2本の縦溝とを連続した無端
状の大きなカム溝を形成する必要があるため、カ
ム板自体が非常に大型化してしまい、特に大型ワ
ークの搬送ライン等搬送ストロークの非常に長い
ラインではこのようなカム板を設けることは困難
であつた。
スフアバーの搬送ストロークと等しい長さの横方
向の往復2本のカム溝と、トランスフアバーの昇
降動を吸収する往復2本の縦溝とを連続した無端
状の大きなカム溝を形成する必要があるため、カ
ム板自体が非常に大型化してしまい、特に大型ワ
ークの搬送ライン等搬送ストロークの非常に長い
ラインではこのようなカム板を設けることは困難
であつた。
また、トランスフアバーの前進限、後退限位置
では上記昇降ロツドのローラが上記縦溝に位置す
るため、ドラムが逆回転するおそれがあり、これ
を防止するためのスプリングや位置決め用のスト
ツパ等が必要となり、装置が複雑化していた。
では上記昇降ロツドのローラが上記縦溝に位置す
るため、ドラムが逆回転するおそれがあり、これ
を防止するためのスプリングや位置決め用のスト
ツパ等が必要となり、装置が複雑化していた。
上記ドラムの回動動作は、ワーク搬送時におい
て先のワークがドラム側のガイドバーから完全に
外れ、かつ後ろのワークがドラム側のガイドバー
へ移る前に行う必要がある。通常、加工ライン全
体の占有面積を縮小するために隣り合う加工装置
間(ステーシヨン間隔)をできるだけ詰めるよう
にしているため、搬送ストローク間のうち、回転
区間は非常に小さい割合に設定されている。
て先のワークがドラム側のガイドバーから完全に
外れ、かつ後ろのワークがドラム側のガイドバー
へ移る前に行う必要がある。通常、加工ライン全
体の占有面積を縮小するために隣り合う加工装置
間(ステーシヨン間隔)をできるだけ詰めるよう
にしているため、搬送ストローク間のうち、回転
区間は非常に小さい割合に設定されている。
この小さい割合の区間がつまり姿勢変換のため
の作用域である。この短い作用域に対し、その前
後の長い区間がワークの搬入、搬出のための区間
であるが、この区間内ではカムの動きはドラムの
回転動作をおこさず、不作用域であつて、この部
分ではカム溝を執ように長く形成する必要はない
のである。
の作用域である。この短い作用域に対し、その前
後の長い区間がワークの搬入、搬出のための区間
であるが、この区間内ではカムの動きはドラムの
回転動作をおこさず、不作用域であつて、この部
分ではカム溝を執ように長く形成する必要はない
のである。
したがつて、従来の装置では不作用域のカム溝
の長さに無駄があり、全体的にカム板が不必要に
大型化しており、製作上および取付上の問題を有
していた。
の長さに無駄があり、全体的にカム板が不必要に
大型化しており、製作上および取付上の問題を有
していた。
そこで、本考案は上記ドラムを回動させるため
のカム板をトランスフアバーに固定するのではな
く、回転カムを用いてドラムの下方の固定部に回
動自在に設け、トランスフアバーの往復運動を駆
動ロツドを介して上記カムに伝えるようにするこ
とにより、カム自体を小型化できるとともに、ト
ランスフアバーの前進限、後退限位置においても
上記ドラムをカム溝だけで確実に割出し位置に保
持することができ、従来のような逆回転防止用の
スプリングや位置決め部材等を必要とせず装置が
簡単になるなど、上記種々の問題点を解決しよう
とするものである。
のカム板をトランスフアバーに固定するのではな
く、回転カムを用いてドラムの下方の固定部に回
動自在に設け、トランスフアバーの往復運動を駆
動ロツドを介して上記カムに伝えるようにするこ
とにより、カム自体を小型化できるとともに、ト
ランスフアバーの前進限、後退限位置においても
上記ドラムをカム溝だけで確実に割出し位置に保
持することができ、従来のような逆回転防止用の
スプリングや位置決め部材等を必要とせず装置が
簡単になるなど、上記種々の問題点を解決しよう
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、トランスフアバーの往復運動に連動
して回動されるカム板を固定部に支持し、このカ
ム板の回動運動によるカム溝の案内で、連結部材
を介しドラムを往復回動運動させるようにするこ
とにより、トランスフアバーの搬送動作と同期し
てワークの姿勢変換動作が確実に行えるととも
に、搬送ストロークが長くても、大きなカム板を
設ける必要がなく、しかもドラムの往復回動制御
を一本のカム溝で共有できカム溝も短くてよく、
カム板を非常に小さく形成することができ、設置
スペースも小さくてよく、装置を小型化でき、他
に位置決め部材等を必要とせず、また、カム溝全
体に対する姿勢変換のための作用域の割合が広く
とれ、他の搬入搬出のための不作用域を縮少で
き、無駄のない有効なカム溝を形成できるので、
カム板が非常にコンパクト化でき、簡単な構成で
ワークの姿勢を安全でかつ容易に変換できるよう
にしたものである。
して回動されるカム板を固定部に支持し、このカ
ム板の回動運動によるカム溝の案内で、連結部材
を介しドラムを往復回動運動させるようにするこ
とにより、トランスフアバーの搬送動作と同期し
てワークの姿勢変換動作が確実に行えるととも
に、搬送ストロークが長くても、大きなカム板を
設ける必要がなく、しかもドラムの往復回動制御
を一本のカム溝で共有できカム溝も短くてよく、
カム板を非常に小さく形成することができ、設置
スペースも小さくてよく、装置を小型化でき、他
に位置決め部材等を必要とせず、また、カム溝全
体に対する姿勢変換のための作用域の割合が広く
とれ、他の搬入搬出のための不作用域を縮少で
き、無駄のない有効なカム溝を形成できるので、
カム板が非常にコンパクト化でき、簡単な構成で
ワークの姿勢を安全でかつ容易に変換できるよう
にしたものである。
すなわち、本考案は、駆動装置により往復運動
するトランスフアバーと、ワークを保持する保持
部材を備えた往復回動自在なドラムと、このドラ
ムの下方に位置し上記トランスフアバーと直交す
る方向の軸を中心に回動自在に設けられカム溝を
有するカム板と、一端を上記トランスフアバーに
回動自在に連結し他端を上記カム板に摺動自在に
挿通した駆動ロツドと、一端を上記カム溝に係合
させ他端を上記ドラムの偏心位置に回動自在に連
結した連結手段とを具備し、上記トランスフアバ
ーの往復運動により上記駆動ロツドを介してカム
板を回動運動させ、このカム板のカム溝の案内に
より上記連結手段を介して上記ドラムを往復回動
運動させるように構成したものである。
するトランスフアバーと、ワークを保持する保持
部材を備えた往復回動自在なドラムと、このドラ
ムの下方に位置し上記トランスフアバーと直交す
る方向の軸を中心に回動自在に設けられカム溝を
有するカム板と、一端を上記トランスフアバーに
回動自在に連結し他端を上記カム板に摺動自在に
挿通した駆動ロツドと、一端を上記カム溝に係合
させ他端を上記ドラムの偏心位置に回動自在に連
結した連結手段とを具備し、上記トランスフアバ
ーの往復運動により上記駆動ロツドを介してカム
板を回動運動させ、このカム板のカム溝の案内に
より上記連結手段を介して上記ドラムを往復回動
運動させるように構成したものである。
さらに、上記連結手段を揺動レバーと連結ロツ
ドとで構成することにより、揺動レバーのレバー
比によつて連結ロツドの進退量を増大させ、その
分カム板を一層小さく形成できるようにしたもの
である。
ドとで構成することにより、揺動レバーのレバー
比によつて連結ロツドの進退量を増大させ、その
分カム板を一層小さく形成できるようにしたもの
である。
(実施例)
以下、図面に基いて、本考案の具体的構成を説
明する。
明する。
第1図は、本考案を実施したトランスフアマシ
ンの1ステーシヨンの側面図、第2図はその正面
図である。ワークWの搬送経路に設けられた機台
1上には図示しない駆動装置により揺動され、ト
ランスフアバー2を昇降動させるリフト機構3が
取付けられ、かつ上記トランスフアバー2は送り
シリンダ4により水平方向に往復運動され、この
往復運動と昇降運動によつて矩形運動をなすこと
により1サイクルのワーク搬送動作を行う。
ンの1ステーシヨンの側面図、第2図はその正面
図である。ワークWの搬送経路に設けられた機台
1上には図示しない駆動装置により揺動され、ト
ランスフアバー2を昇降動させるリフト機構3が
取付けられ、かつ上記トランスフアバー2は送り
シリンダ4により水平方向に往復運動され、この
往復運動と昇降運動によつて矩形運動をなすこと
により1サイクルのワーク搬送動作を行う。
上記機台1上にはトランスフアバー2を通過可
能にした門型状の支持フレーム5が固定され、こ
の支持フレーム5には、ワークWを搬入、搬出自
在に保持する保持部材6を備えたドラム7が設け
られている。
能にした門型状の支持フレーム5が固定され、こ
の支持フレーム5には、ワークWを搬入、搬出自
在に保持する保持部材6を備えたドラム7が設け
られている。
このドラム7は、支持フレーム5に取付けられ
た複数個のガイドローラ8により搬送ライン上の
点Oを中心に往復回動自在に支持されている。
た複数個のガイドローラ8により搬送ライン上の
点Oを中心に往復回動自在に支持されている。
そして、このドラム7を所定のロールオーバ量
α°往復回動させることにより、上記保持部材6に
保持されるワークWを搬出姿勢(第2図)および
搬入姿勢(第7図)に2通りに姿勢変換させるよ
うになつている。
α°往復回動させることにより、上記保持部材6に
保持されるワークWを搬出姿勢(第2図)および
搬入姿勢(第7図)に2通りに姿勢変換させるよ
うになつている。
この姿勢変換のための機構は、第2図および第
3図に示すように、トランスフアバー2に連結し
た駆動ロツド9と、トランスフアバー2の往復運
動によつて上記駆動ロツド9を介して回動運動さ
れるカム板10と、このカム板10のカム溝11
に係合されて揺動される連結手段としての揺動レ
バー12およびこの揺動レバー11と上記ドラム
7の偏心位置との間を連結する連結ロツド13と
にて構成されている。
3図に示すように、トランスフアバー2に連結し
た駆動ロツド9と、トランスフアバー2の往復運
動によつて上記駆動ロツド9を介して回動運動さ
れるカム板10と、このカム板10のカム溝11
に係合されて揺動される連結手段としての揺動レ
バー12およびこの揺動レバー11と上記ドラム
7の偏心位置との間を連結する連結ロツド13と
にて構成されている。
駆動ロツド9は、その一端をトランスフアバー
2に軸14を介して回動自在に連結し、他端は上
記カム板10の中心部に一体に設けられたブラケ
ツト15の摺動孔15aに摺動自在に挿通されて
いる。ここでは、駆動ロツド9は上記カム板10
の回動中心軸16を径方向に貫通するように上記
ブラケツト15に摺動自在に支持されている。
2に軸14を介して回動自在に連結し、他端は上
記カム板10の中心部に一体に設けられたブラケ
ツト15の摺動孔15aに摺動自在に挿通されて
いる。ここでは、駆動ロツド9は上記カム板10
の回動中心軸16を径方向に貫通するように上記
ブラケツト15に摺動自在に支持されている。
カム板10は、トランスフアバー2と直交する
方向の上記回動中心軸16を一体に有し、この回
動中心軸16を中心に機台1上の上記支持フレー
ム5の下端部に回動自在に支持されている。第4
図に示すように、このカム板10には回動中心か
ら一定半径に形成された第1カム部ア、揺動中心
からの半径を第1カム部アより増大させて一定半
径に形成された第3カム部ウおよび上記第1カム
部アから第3カム部ウへ回動中心からの半径を増
大するように半径を変化させた第2カム部イの3
つのカム部からなる一本のカム溝11が表裏へ貫
通して形成されている。
方向の上記回動中心軸16を一体に有し、この回
動中心軸16を中心に機台1上の上記支持フレー
ム5の下端部に回動自在に支持されている。第4
図に示すように、このカム板10には回動中心か
ら一定半径に形成された第1カム部ア、揺動中心
からの半径を第1カム部アより増大させて一定半
径に形成された第3カム部ウおよび上記第1カム
部アから第3カム部ウへ回動中心からの半径を増
大するように半径を変化させた第2カム部イの3
つのカム部からなる一本のカム溝11が表裏へ貫
通して形成されている。
揺動レバー12は第5図および第6図で示すよ
うに、腕短部12aと腕長部12bとでなるL字
状に形成され、上記支持フレーム5に固定された
支軸17に軸受18を介して回動自在に支持され
ている。この揺動レバー12の腕短部12aの先
端部には軸19を中心に回動自在のガイドローラ
20が取付けられ、このガイドローラ20が上記
カム板10のカム溝11内に転動自在に係合され
ている。
うに、腕短部12aと腕長部12bとでなるL字
状に形成され、上記支持フレーム5に固定された
支軸17に軸受18を介して回動自在に支持され
ている。この揺動レバー12の腕短部12aの先
端部には軸19を中心に回動自在のガイドローラ
20が取付けられ、このガイドローラ20が上記
カム板10のカム溝11内に転動自在に係合され
ている。
連結ロツド13はその上端を上記ドラム7上の
中心Oより外れた位置に軸21を介して回動自在
に連続し、下端は上記揺動レバー12の腕長部1
2bの先端部に軸22を介して回動自在に連結さ
れている。すなわち、この連結ロツド19の昇降
動によつて上記ドラム7を回動運転させるように
なつている。
中心Oより外れた位置に軸21を介して回動自在
に連続し、下端は上記揺動レバー12の腕長部1
2bの先端部に軸22を介して回動自在に連結さ
れている。すなわち、この連結ロツド19の昇降
動によつて上記ドラム7を回動運転させるように
なつている。
また、上記ドラム7に設けられた保持部材6に
は、ワークWの下面を保持する下部ガイド23、
上面を保持する上部ガイド24および側面を保持
する複数本の側部ガイド25が設けられている。
は、ワークWの下面を保持する下部ガイド23、
上面を保持する上部ガイド24および側面を保持
する複数本の側部ガイド25が設けられている。
なお、この下部ガイド23、上部ガイド24お
よび側部ガイド25はドラム7と一体的に構成さ
れた回転可能なガイドレールである。26,27
はこのガイドレールの前後端側に少しの間隔を置
いて連続的に配設され、ワークWの側部を支持し
それぞれ異なる搬送姿勢を維持する固定された側
部ガイドである。前方のガイド26はワークWを
搬出姿勢に維持し、後方のガイド27はワークW
を搬入姿勢に維持する。
よび側部ガイド25はドラム7と一体的に構成さ
れた回転可能なガイドレールである。26,27
はこのガイドレールの前後端側に少しの間隔を置
いて連続的に配設され、ワークWの側部を支持し
それぞれ異なる搬送姿勢を維持する固定された側
部ガイドである。前方のガイド26はワークWを
搬出姿勢に維持し、後方のガイド27はワークW
を搬入姿勢に維持する。
(実施例の作用)
次に、作用を説明する。
まず、各ステーシヨン位置にそれぞれワークW
が保持されているとする。加工ステーシヨンでは
ワークWの加工が終了し、第1図のワーク姿勢変
換用のステーシヨンではワークWは保持部材6に
よつて第2図のような搬出姿勢に保持されてい
る。
が保持されているとする。加工ステーシヨンでは
ワークWの加工が終了し、第1図のワーク姿勢変
換用のステーシヨンではワークWは保持部材6に
よつて第2図のような搬出姿勢に保持されてい
る。
トランスフアバー2は、第8図2点鎖線で示す
後退限P0かつ下降位置である原位置からスター
トし、ワーク搬送動作を始める。
後退限P0かつ下降位置である原位置からスター
トし、ワーク搬送動作を始める。
トランスフアバー2の原位置においては、カム
板10は時計方向の回動限に保持され、揺動レバ
ー12のガイドローラ20はカム溝11の第1カ
ム部アに係合され、揺動レバー12は第5図の実
線で示す揺動限に保持されている。これにより、
連結ロツド13は軸22を介して上昇限に保持さ
れ、ドラム7は第2図の状態に保持されている。
板10は時計方向の回動限に保持され、揺動レバ
ー12のガイドローラ20はカム溝11の第1カ
ム部アに係合され、揺動レバー12は第5図の実
線で示す揺動限に保持されている。これにより、
連結ロツド13は軸22を介して上昇限に保持さ
れ、ドラム7は第2図の状態に保持されている。
この状態からリフト機構3によつてトランスフ
アバー2が上昇されると、第8図実線で示すよう
に、駆動ロツド9の角度がわずかに変化し、カム
板10はわずかに反時計方向に回動されるが、揺
動レバー12のガイドローラ20はカム溝11の
第1カム部ア内に係合されているので揺動レバー
12は揺動することがない。トランスフアバー2
の上昇位置では、トランスフアバー2上に搬送ス
トロークと等しい間隔の所定ピツチ毎に設けられ
た搬送爪2aがワークWの背面と係合可能に対向
される。
アバー2が上昇されると、第8図実線で示すよう
に、駆動ロツド9の角度がわずかに変化し、カム
板10はわずかに反時計方向に回動されるが、揺
動レバー12のガイドローラ20はカム溝11の
第1カム部ア内に係合されているので揺動レバー
12は揺動することがない。トランスフアバー2
の上昇位置では、トランスフアバー2上に搬送ス
トロークと等しい間隔の所定ピツチ毎に設けられ
た搬送爪2aがワークWの背面と係合可能に対向
される。
そして、この上昇位置のまま送りシリンダ4に
よつてトランスフアバー2がP0からP3へストロ
ーク前進される。トランスフアバー2の前進と同
時に、駆動ロツド9を介してカム板10が軸16
を中心に反時計方向に回動される。
よつてトランスフアバー2がP0からP3へストロ
ーク前進される。トランスフアバー2の前進と同
時に、駆動ロツド9を介してカム板10が軸16
を中心に反時計方向に回動される。
トランスフアバー2がP0からP1へ移動するま
では、カム板10は回動してもガイドローラ20
はカム溝11の第1カム部ア内に係合しており、
揺動レバー12は静止したままである。したがつ
てドラム7も第2図の状態を保つたままであり、
この区間内で搬送爪2aがワークWの背面に当接
して前方へ押し出し、保持部材6から搬出してガ
イド23,24,25に沿つてワークWを搬出姿
勢のまま前方の固定側のガイド26に完全に受け
渡す。
では、カム板10は回動してもガイドローラ20
はカム溝11の第1カム部ア内に係合しており、
揺動レバー12は静止したままである。したがつ
てドラム7も第2図の状態を保つたままであり、
この区間内で搬送爪2aがワークWの背面に当接
して前方へ押し出し、保持部材6から搬出してガ
イド23,24,25に沿つてワークWを搬出姿
勢のまま前方の固定側のガイド26に完全に受け
渡す。
続いて、トランスフアバー2がP1からP2へ移
動する間に、ガイドローラ20はカム溝11の第
2カム部イに沿つて、揺動レバー12を軸17を
中心に時計方向にβ°回動させ、時計方向の揺動限
に達する。
動する間に、ガイドローラ20はカム溝11の第
2カム部イに沿つて、揺動レバー12を軸17を
中心に時計方向にβ°回動させ、時計方向の揺動限
に達する。
これと同時に、軸22を介して連結ロツド13
が高さhだけ下降され、軸21を介してドラム7
を第2図の状態から第7図の状態へロールオーバ
量α°だけ時計方向へ回動させ保持部材6およびガ
イド23,24,25をガイド27側から搬入姿
勢のワークWを受け入れ可能な状態に変換する。
が高さhだけ下降され、軸21を介してドラム7
を第2図の状態から第7図の状態へロールオーバ
量α°だけ時計方向へ回動させ保持部材6およびガ
イド23,24,25をガイド27側から搬入姿
勢のワークWを受け入れ可能な状態に変換する。
この区間内では、上記搬出されたワークWは既
に前方のガイド26へ受け渡され、回動側のガイ
ド23,24,25からは完全に逃げており、後
方のガイド27に案内され搬入姿勢で搬入されて
くるワークWは回動側のガイド23,24,25
に掛からない位置まで移動され、空のドラム7は
回動が許される状態にある。
に前方のガイド26へ受け渡され、回動側のガイ
ド23,24,25からは完全に逃げており、後
方のガイド27に案内され搬入姿勢で搬入されて
くるワークWは回動側のガイド23,24,25
に掛からない位置まで移動され、空のドラム7は
回動が許される状態にある。
続いて、トランスフアバー2がP2から前進限
P3へ移動する区間は、カム板10は回動しても
ガイドローラ20はカム溝11の第3カム部ウ内
に係合しており、揺動レバー12は静止したまま
である。したがつて、ドラム7も第7図の状態を
保つたままであり、この区間内で、上記搬出され
た前方のワークWは次ステーシヨンへ確実に搬入
され、ドラム7へ搬入されてくる後方のワークW
は搬入姿勢のままガイド23,24,25に案内
されて保持部材6内に確実に搬入される。
P3へ移動する区間は、カム板10は回動しても
ガイドローラ20はカム溝11の第3カム部ウ内
に係合しており、揺動レバー12は静止したまま
である。したがつて、ドラム7も第7図の状態を
保つたままであり、この区間内で、上記搬出され
た前方のワークWは次ステーシヨンへ確実に搬入
され、ドラム7へ搬入されてくる後方のワークW
は搬入姿勢のままガイド23,24,25に案内
されて保持部材6内に確実に搬入される。
この状態から、次にリフト機構3によつてトラ
ンスフアバー2が下降されると、第9図実線で示
すように、駆動ロツド9の角度がわずかに変化
し、カム板10はわずかに反時計方向に回動され
るが、揺動レバー12のガイドローラ20は第3
カム部ウ内に係合されているので、揺動レバー1
2は揺動することがない。トランスフアバー2の
下降によつて搬送爪2aはワークWの下面より下
方に引き下げられる。
ンスフアバー2が下降されると、第9図実線で示
すように、駆動ロツド9の角度がわずかに変化
し、カム板10はわずかに反時計方向に回動され
るが、揺動レバー12のガイドローラ20は第3
カム部ウ内に係合されているので、揺動レバー1
2は揺動することがない。トランスフアバー2の
下降によつて搬送爪2aはワークWの下面より下
方に引き下げられる。
そして、この下降位置のまま送りシリンダ4に
よつてトランスフアバー2がP3から後退限P0へ
後退されて、一連のトランスフアーのサイクルが
終了する。
よつてトランスフアバー2がP3から後退限P0へ
後退されて、一連のトランスフアーのサイクルが
終了する。
トランスフアバー2の後退と同時に、駆動ロツ
ド9を介してカム板10が軸16を中心に時計方
向に逆回転される。トランスフアバー2がP3か
らP4へ移動するまでは、カム板10の回転はあ
つてもガイドローラ20は第3カム部ウ内に係合
しており、揺動レバー12は静止したままであ
る。したがつて、ドラム7も第7図の状態を保つ
たままであり、ワークWは保持部材6により搬入
姿勢で保持されている。
ド9を介してカム板10が軸16を中心に時計方
向に逆回転される。トランスフアバー2がP3か
らP4へ移動するまでは、カム板10の回転はあ
つてもガイドローラ20は第3カム部ウ内に係合
しており、揺動レバー12は静止したままであ
る。したがつて、ドラム7も第7図の状態を保つ
たままであり、ワークWは保持部材6により搬入
姿勢で保持されている。
続いて、トランスフアバー2がP4からP5へ移
動する間に、ガイドローラ20はカム溝11の第
2カム部イに沿つて、揺動レバー12を軸17を
中心に反時計方向にβ°逆回転させ、反時計方向の
揺動限に達する。これと同時に、軸22を介して
連結ロツド13が高さhだけ上昇され、軸21を
介してドラム7を第7図の状態から第2図の状態
へロールオーバ量α°だけ反時計方向へ回動させ、
保持部材6で保持されたワークWを搬出姿勢に変
換する。
動する間に、ガイドローラ20はカム溝11の第
2カム部イに沿つて、揺動レバー12を軸17を
中心に反時計方向にβ°逆回転させ、反時計方向の
揺動限に達する。これと同時に、軸22を介して
連結ロツド13が高さhだけ上昇され、軸21を
介してドラム7を第7図の状態から第2図の状態
へロールオーバ量α°だけ反時計方向へ回動させ、
保持部材6で保持されたワークWを搬出姿勢に変
換する。
続いて、トランスフアバー2がP5からP0へ復
帰するまでは、カム板10は回動しても、ガイド
ローラ20は第1カム部ア内に係合しており、揺
動レバー12は静止したままである。したがつ
て、ドラム7も第2図の状態を保つたままであ
る。最終的にトランスフアバー2は原位置に戻
り、一サイクルの搬送運動が終了する。
帰するまでは、カム板10は回動しても、ガイド
ローラ20は第1カム部ア内に係合しており、揺
動レバー12は静止したままである。したがつ
て、ドラム7も第2図の状態を保つたままであ
る。最終的にトランスフアバー2は原位置に戻
り、一サイクルの搬送運動が終了する。
このようにして、トランスフアバー2は上昇、
前進、下降、後退の矩形運動を繰り返し、この運
動と同期してドラム7からワークWを搬出姿勢で
搬出し、搬出後、ドラム7はロールオーバされ、
搬入姿勢で搬入されてくるワークWを受け入れ、
ワークWを保持すると、ドラム7は逆方向にロー
ルオーバされ、ワークWを搬出姿勢に変換すると
いう一連の動作が繰り返される。
前進、下降、後退の矩形運動を繰り返し、この運
動と同期してドラム7からワークWを搬出姿勢で
搬出し、搬出後、ドラム7はロールオーバされ、
搬入姿勢で搬入されてくるワークWを受け入れ、
ワークWを保持すると、ドラム7は逆方向にロー
ルオーバされ、ワークWを搬出姿勢に変換すると
いう一連の動作が繰り返される。
なお、トランスフアバー2がP1からP2へ移動
する間とP4からP5へ移動する間の駆動ロツド9
の角度変化は同じであり、カム板10の第2カム
部イの割付角と一致する。また、P0からP1まで
の搬出区間とP2からP3までの搬入区間の駆動ロ
ツド9のそれぞれの角度変化は、トランスフアバ
ー2の移動量の割合に比して小さくなるため、カ
ム全体としては姿勢変換のための作用域である第
2カム部イの割合が、ドラム停止域である第1カ
ム部アおよび第3カム部ウのそれぞれの割合より
も大きくとれ、したがつて制御的に無駄のないカ
ム溝11が形成できる。
する間とP4からP5へ移動する間の駆動ロツド9
の角度変化は同じであり、カム板10の第2カム
部イの割付角と一致する。また、P0からP1まで
の搬出区間とP2からP3までの搬入区間の駆動ロ
ツド9のそれぞれの角度変化は、トランスフアバ
ー2の移動量の割合に比して小さくなるため、カ
ム全体としては姿勢変換のための作用域である第
2カム部イの割合が、ドラム停止域である第1カ
ム部アおよび第3カム部ウのそれぞれの割合より
も大きくとれ、したがつて制御的に無駄のないカ
ム溝11が形成できる。
また、連結手段として上記揺動レバー12を介
さずに連結ロツド13の下端に直接ガイドローラ
20を設けて、カム溝11に係合させることもで
きる。しかし、好ましくは、上記揺動レバー12
を介することにより、そのレバー比によつて連結
ロツド13の昇降量を増大させれば、カム溝11
の半径の変化量をより小さくでき、カム板10を
よりコンパクトにできる。
さずに連結ロツド13の下端に直接ガイドローラ
20を設けて、カム溝11に係合させることもで
きる。しかし、好ましくは、上記揺動レバー12
を介することにより、そのレバー比によつて連結
ロツド13の昇降量を増大させれば、カム溝11
の半径の変化量をより小さくでき、カム板10を
よりコンパクトにできる。
(考案の効果)
本考案によれば、ワークを保持するドラムの下
方における固定部にカム板を回動自在に支持し、
このカム板とトランスフアバーとの間を駆動ロツ
クで連結し、トランスフアバーの往復運動に連動
して上記カム板を回動させ、そのカム溝の案内
で、連結手段を介し上記ドラムを往復回動運動さ
せるようにしたので、トランスフアバーの搬送動
作と同期して、ドラムからのワーク搬出、空ドラ
ムの回転、ドラムへのワーク搬入、ドラムの回転
の一連の動作でワーク姿勢変換をタイミングよく
短時間で確実に行うことができる。
方における固定部にカム板を回動自在に支持し、
このカム板とトランスフアバーとの間を駆動ロツ
クで連結し、トランスフアバーの往復運動に連動
して上記カム板を回動させ、そのカム溝の案内
で、連結手段を介し上記ドラムを往復回動運動さ
せるようにしたので、トランスフアバーの搬送動
作と同期して、ドラムからのワーク搬出、空ドラ
ムの回転、ドラムへのワーク搬入、ドラムの回転
の一連の動作でワーク姿勢変換をタイミングよく
短時間で確実に行うことができる。
また、トランスフアバーの移動量に比べ、駆動
ロツドを介して回動されるカム板の回動量は小さ
くてすみ、したがつて搬送ストロークに相当する
ような長いカム溝は必要なく、しかもトランスフ
アバーの往復動作を一本のカム溝を共有してドラ
ムを伝えることができるため、大きなカム板を形
成する必要がなく、カム板自体を非常に小型化す
ることができ、装置全体の設置スペースも小さく
なる。したがつて例えば大型ワークのトランスフ
アマシンで搬送ストロークを大きく設定した搬送
ラインに対しても、大きなカム板を設ける必要が
ないため、容易に設置することができる。
ロツドを介して回動されるカム板の回動量は小さ
くてすみ、したがつて搬送ストロークに相当する
ような長いカム溝は必要なく、しかもトランスフ
アバーの往復動作を一本のカム溝を共有してドラ
ムを伝えることができるため、大きなカム板を形
成する必要がなく、カム板自体を非常に小型化す
ることができ、装置全体の設置スペースも小さく
なる。したがつて例えば大型ワークのトランスフ
アマシンで搬送ストロークを大きく設定した搬送
ラインに対しても、大きなカム板を設ける必要が
ないため、容易に設置することができる。
また、トランスフアバーの昇降時においてもカ
ム溝の両側壁によつて連結手段は一定状態に保持
されているので、ドラムのすべりや逆回転等の心
配はなく、ドラムの位置決め部材やスプリング等
の補助部品は要らず、ドラムは割出し位置に確実
に保持される。
ム溝の両側壁によつて連結手段は一定状態に保持
されているので、ドラムのすべりや逆回転等の心
配はなく、ドラムの位置決め部材やスプリング等
の補助部品は要らず、ドラムは割出し位置に確実
に保持される。
また、トランスフアバーの一搬送ストローク間
において、ドラムからのワーク搬出区間とドラム
へのワーク搬入区間との間に、姿勢変換のための
区間が設けられるが、この区間が例え短く設定さ
れても、両サイドの搬出区間と搬入区間のトラン
スフアバーの移動量に対する駆動ロツドの角度変
化に比べ、上記姿勢変換用の区間に対する駆動ロ
ツドの角度変化が大きくとれる。このため、カム
板のうち作用域のカム溝を大きな割合で形成する
ことができ、これに対し、ドラムに回転動作がな
い部分の不作用域である上記搬出区間と搬入区間
に対するカム溝を縮小することができ、カム全体
として非常に有効なカム形状が得られ、カム板が
非常にコンパクト化される。
において、ドラムからのワーク搬出区間とドラム
へのワーク搬入区間との間に、姿勢変換のための
区間が設けられるが、この区間が例え短く設定さ
れても、両サイドの搬出区間と搬入区間のトラン
スフアバーの移動量に対する駆動ロツドの角度変
化に比べ、上記姿勢変換用の区間に対する駆動ロ
ツドの角度変化が大きくとれる。このため、カム
板のうち作用域のカム溝を大きな割合で形成する
ことができ、これに対し、ドラムに回転動作がな
い部分の不作用域である上記搬出区間と搬入区間
に対するカム溝を縮小することができ、カム全体
として非常に有効なカム形状が得られ、カム板が
非常にコンパクト化される。
さらに、上記連結手段を一端をカム溝に係合し
て摺動される揺動レバーと、この揺動レバーの他
端と上記ドラムとを連結する連結ロツドで構成す
ることにより、カム溝の半径変化を揺動レバーの
レバー比で連結ロツドに増幅して伝達することが
できるため、その分カム溝の半径変化を小さく設
定でき、カム板を一層小さく形成することができ
る。
て摺動される揺動レバーと、この揺動レバーの他
端と上記ドラムとを連結する連結ロツドで構成す
ることにより、カム溝の半径変化を揺動レバーの
レバー比で連結ロツドに増幅して伝達することが
できるため、その分カム溝の半径変化を小さく設
定でき、カム板を一層小さく形成することができ
る。
第1図は本考案を実施したトランスフアマシン
の1ステーシヨンの側面図、第2図はワーク姿勢
変換装置の一部を切欠いた正面図(搬出姿勢)、
第3図は同上一部を切欠いた側面図、第4図は第
3図におけるカム板の拡大図、第5図は第3図に
おける揺動レバー取付部分の拡大図、第6図は第
5図A−A断面図、第7図は姿勢変換後の装置の
正面図(搬入姿勢)、第8図はトランスフアバー
の前進動作時の連結ロツドの動きを説明するため
の側面図、第9図はトランスフアバーの後退時の
連結ロツドの動きを説明するための側面図であ
る。 2……トランスフアバー、3,4……駆動装置
としてのリフト機構と送りシリンダ、6……保持
部材、7……ドラム、9……駆動ロツド、10…
…カム板、11……カム溝、12……連結手段を
構成する揺動レバー、13……連結手段を構成す
る連結ロツド、16……回動中心軸、W……ワー
ク。
の1ステーシヨンの側面図、第2図はワーク姿勢
変換装置の一部を切欠いた正面図(搬出姿勢)、
第3図は同上一部を切欠いた側面図、第4図は第
3図におけるカム板の拡大図、第5図は第3図に
おける揺動レバー取付部分の拡大図、第6図は第
5図A−A断面図、第7図は姿勢変換後の装置の
正面図(搬入姿勢)、第8図はトランスフアバー
の前進動作時の連結ロツドの動きを説明するため
の側面図、第9図はトランスフアバーの後退時の
連結ロツドの動きを説明するための側面図であ
る。 2……トランスフアバー、3,4……駆動装置
としてのリフト機構と送りシリンダ、6……保持
部材、7……ドラム、9……駆動ロツド、10…
…カム板、11……カム溝、12……連結手段を
構成する揺動レバー、13……連結手段を構成す
る連結ロツド、16……回動中心軸、W……ワー
ク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 駆動装置により往復運動するトランスフアバ
ーと、ワークを保持する保持部材を備えた往復
回動自在なドラムと、カム溝を有し上記ドラム
の下方に位置して上記トランスフアバーと直交
する方向の軸を中心に回動自在に設けられたカ
ム板と、一端を上記トランスフアバーに回動自
在に連結し他端を上記カム板に摺動自在に挿通
した駆動ロツドと、一端を上記カム溝に係合さ
せ他端を上記ドラムの偏心位置に回動自在に連
結した連結手段とを具備し、上記トランスフア
バーの往復運動により上記駆動ロツドを介して
カム板を回動運動させ、このカム板のカム溝の
案内により上記連結手段を介して上記ドラムを
往復回動運動させることを特徴とするワーク姿
勢変換装置。 (2) 上記連結手段を、一端を上記カム板に係合さ
せて揺動運動される揺動レバーと、一端をこの
揺動レバーの他端に回動自在に連結し他端を上
記ドラムの偏心位置に回動自在に連結して進退
動される連結ロツドとで構成したことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第1項記載のワー
ク姿勢変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4945787U JPH0340528Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4945787U JPH0340528Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63154147U JPS63154147U (ja) | 1988-10-11 |
JPH0340528Y2 true JPH0340528Y2 (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=30871925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4945787U Expired JPH0340528Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-03-31 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0340528Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-31 JP JP4945787U patent/JPH0340528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63154147U (ja) | 1988-10-11 |
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