JPH0248214Y2 - - Google Patents

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JPH0248214Y2
JPH0248214Y2 JP1985200169U JP20016985U JPH0248214Y2 JP H0248214 Y2 JPH0248214 Y2 JP H0248214Y2 JP 1985200169 U JP1985200169 U JP 1985200169U JP 20016985 U JP20016985 U JP 20016985U JP H0248214 Y2 JPH0248214 Y2 JP H0248214Y2
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JP1985200169U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トランスフアマシンの途中に設けて
工作物の姿勢を変換する装置、特に工作物を長手
方向に順次移動させる細長いトランスフアバーと
平行な軸線回りに工作物を回動して姿勢を変換す
る装置に関する。
〔従来技術〕
この種の工作物姿勢変換装置においては、先ず
トランスフアマシン上の工作物を把持して持ち上
げ、その状態において工作物を所定の角度だけ回
動し、しかる後トランスフアマシン上におろすこ
とにより工作物の姿勢を変換している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、かかる工作物姿勢変換装置は、
把持された工作物を上下する装置と回動する装置
を必要とするので装置が全体として大型で複雑に
なり、製造コストが上昇するという問題があり、
また姿勢変換に要する時間が増大するという問題
があつた。本考案は、トランスフアマシンの搬送
経路上にトランスフアバーの作動により工作物を
受け入れて姿勢を変換する回動体を設けることに
より、このような問題を解決したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案によるトランスフアマシンに
おける工作物姿勢変換装置は、添付図面に例示す
る如く、長手方向の往復動と軸線回りの往復回動
により工作物Wを前記長手方向の一方向に順次移
動させる細長いトランスフアバー15を備えてな
るトランスフアマシンにおいて、前記トランスフ
アバー15に対しオフセツトしてこれと平行な軸
線O回りに回動可能に支持されその軸線方向両側
に開口33を有する回動体30と、この回動体を
第1及び第2の位相に往復回動して位置決めする
駆動装置40を備え、前記回動体30は完全な円
周をなす外周を介して複数のローラ21により支
持され、前記開口33は、前記トランスフアバー
15により搬入搬出される工作物Wを前記回動体
30の軸線O付近において支持する案内レール3
5を内側に固定した支持部33aと、前記回動体
30の往復回動の全範囲において前記トランスフ
アバー15を往復動可能に通過させる切欠き部3
3bとからなり、前記トランスフアバー15には
その軸線回りの往復回動により前記第1及び第2
の各位相において前記工作物Wと係脱可能な搬送
爪15aを設けたことを特徴とするものである。
〔作用〕
前工程を終了した工作物Wは、トランスフアバ
ー15の搬送爪15aに係合され搬入されて、第
1の位相に位置決めされた回動体30の一側から
案内レール35の間に挿入される。次いで、駆動
装置40が作動して回動体30を回動し、第2の
位相に位置決めして工作物Wの姿勢を変換する。
工作物Wは回動体30の軸線O付近で支持されて
いるので、この姿勢の変換の際に工作物Wの位置
が大きくずれることはない。この状態において、
再びトランスフアバー15が作動して案内レール
35に支持された工作物Wを回動体30の他側に
抜き出し、次工程の所定の位置に搬出する。次い
で搬送爪15aを工作物Wより離脱して、トラン
スフアバー15はもとに戻る。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案によれば、工作物Wはトラ
ンスフアバーにより回動体内に挿入され、回動さ
れて姿勢を変換された後、再びトランスフアバー
により抜き出されて搬出されるので、工作物の姿
勢を変換する回動体は単に回動するのみで足り、
工作物が回動体の軸線付近で支持されていること
と相まつて工作物姿勢変換装置が全体として小型
で構造が簡単となり、製造コストを低下させるこ
とができ、また姿勢変換の際に工作物の位置が大
きくずれることがないと共に姿勢変換に要する時
間を短縮することができる。更に回動体は完全な
円周をなす外周を介して複数のローラにより支持
されているので回動角が大きい場合であつても常
に安定して支持され、また回動体の駆動源として
独立した駆動装置を設けているのでトランスフア
バーによる移動距離が短い場合であつても回動体
の回動角を充分大きくすることができる。
〔実施例〕
以下に、添付図面により本考案の実施例の説明
をする。
本実施例の工作物姿勢変換装置は、第2図に示
す如く、工作物Wを横向き状態Waで加工する横
向き加工ステーシヨンS1と、縦向き状態Wbで
加工する縦向き加工ステーシヨンS2の間に設け
られている。本考案の主要な部材である回動体3
0は、第1図に示す如く、軸線O回りに回動可能
に支持枠20に支持されて駆動装置40により回
動されるものであり、第2図に示す如く、工作物
Wはトランスフアバー15により左方から回動体
30内に挿入され、回動体30の回動により姿勢
が変換された後、再びトランスフアバー15によ
り右方へ抜き出される。
第1図及び第2図に示す如く、機枠10上に対
向して立設された一対の支持枠20,20はそれ
ぞれ一対の支持板20a,20aを有し、各支持
板20a,20aの間に各2本の支持軸22,2
2が設けられ、各支持軸22,22の両端部には
回動体30を支持するローラ21,21が軸支さ
れている。回動体30は開口33を設けた同一外
径の2個の円板31,31と、開口33を外れた
位置において両円板31,31を一体に接続する
複数の連結材32により構成され、各円板31,
31の外周は完全な円周をなしてそれぞれ前記ロ
ーラ21〜21により支持され、これにより回動
体30はトランスフアマシンの細長いトランスフ
アバー15に対しオフセツトしてこれと平行な軸
線O回りに回動可能に、かつ軸線方向移動が拘束
されて支持されている。
回動体30の搬入側(第2図において左側)に
は搬入される工作物Wを支持する第1レール11
が、また搬出側(第2図において右側)には姿勢
が変換されて搬出される工作物Wを支持する第2
支持レール12が、それぞれトランスフアバー1
5に沿つて設けられている。トランスフアバー1
5は、機枠10に軸支された支持ローラ16によ
り支持されて図略のトランスフア駆動装置により
長手方向に所定ピツチ往復駆動されると共に、そ
の中間位置で一時停止され、かつ図略の爪倒し駆
動装置により、第1図に示す如く、その軸心回り
に往復回動される。トランスフアバー15は、第
1図の実線に示す如く時計回転方向に回動して溶
接等により固定された一対の搬送爪15a,15
aの間に工作物Wを係合した状態において右方に
移動して工作物Wを右方に移動し、第1図の二点
鎖線に示す如く反時計回転方向に回動して搬送爪
15a,15aと工作物Wの係合を外した状態に
おいて左方に移動して工作物Wを残したまま左方
に戻り、以上の繰り返しにより第1および第2支
持レール11,12に支持された工作物Wを順次
右方に移動するものである。なお、トランスフア
バーは以上に述べたものには限らず、スプリング
により突出方向に付勢された搬送爪を備えて往復
動のみを行い、一方向の移動の際は工作物を搬送
爪に係合して搬送し、逆方向の移動の際は搬送爪
が没入して工作物との係合が外れる形式のもので
もよい。
第1図に示す如く、各円板31に設けた開口3
3は、コ字形状の支持部33aと、これに連続す
る略扇状の切欠き部33bにより形成されてい
る。回動体30には、工作物Wを軸線O付近にお
いて同軸線Oと平行方向に移動可能に案内支持す
る5個の案内レール35〜35が設けられてい
る。各円板31,31に形成されたコ字形状の支
持部33a,33aの内側の3辺には、それぞれ
1個又は2個の支持部材36の両端が固定され、
この支持部材36及び支柱37を介して案内レー
ル35は円板31,31に固定されている。扇形
の切欠き33bは後述する90度にわたる回動体3
0の往復動の全範囲において、トランスフアバー
15を往復動可能に通過させる寸法および形状を
有している。
回動体30は、駆動装置40により90度にわた
り往復回動されて、第1図の実線に示す第1の位
相と、同じく二点鎖線に示す第2の位相に位置決
めされるものである。駆動装置40は、第1図及
び第2図に示す如く、機枠10上に支持された駆
動モータ41、その出力軸41aに取り付けられ
た駆動スプロケツト42、左側の円板31に固定
された従動スプロケツト44及び両スプロケツト
42,44の間に張設された駆動チエーン43を
主要構成部材としている。駆動装置40が回動体
30を、第1図の実線で示す第1の位相に向けて
駆動する場合は、一方の円板に固定されたストツ
パ48に設けた調節ねじ49の先端が支持枠20
に固定された当接部材47の一側に当接して回動
体30を第1の位相に位置決め停止し、これと同
時に駆動モータ41が停止するようになつてい
る。この状態においては、第1支持レール11に
より横向き状態Waで支持され、トランスフアバ
ー15により搬入される工作物Wは、案内レール
35〜35の間に挿入可能である。回動体30
を、第1図の2点鎖線で示す第2の位相に向けて
駆動する場合も、同様に、ストツパ48aに設け
た調節ねじ49aの先端が当接部材47の他側に
当接し、駆動モータ41を停止して回動体30を
第2の位相に位置決め停止する。本実施例におい
ては、回動体30の回動に際して、トランスフア
バー15と工作物Wが干渉せず、かつ搬送爪15
aと工作物Wの係合が外れないような位置で工作
物を支持するよう、案内レール35〜35は回動
体30に対して位置決めされている。第2の位相
への回動により、工作物Wは横向き状態Wbに姿
勢が変換され、トランスフアバー15により第2
支持レール12上に搬出される。
次に本実施例の作動につき説明する。
各加工ステーシヨンでの加工中、工作物姿勢変
換装置は回動体30を第1の位相に位置決めした
状態で待機している。トランスフアバー15は、
横向き加工ステーシヨンS1での加工が終了した
工作物Wを搬送爪15aに係合して次の縦向き加
工ステーシヨンS2に搬送する途中、工作物Wを
回動体30の左側から案内レール35〜35の間
に挿入した状態で一時停止する。この状態におい
て駆動装置40が作動し、回動体30を回動して
第2の位相に位置決めして工作物Wの姿勢を縦向
き状態Wbに変換する。次いで一時停止していた
トランスフアバー15が再び作動して案内レール
35〜35の間に支持された工作物Wを回動体3
0の右側に抜き出して次の縦向き加工ステーシヨ
ンS2に搬出する。次いで、再び駆動装置40が
作動して回動体30を第1の位相に戻して位置決
めし、これと前後してトランスフアバー15は搬
送爪15aを工作物Wから離脱して後退し、作動
の説明の最初に述べた待機状態となる。
上述の如く、本実施例の工作物姿勢変換装置に
おいては、工作物Wの姿勢を変換する回動体30
は単に回動するのみで足り、上下動を必要としな
いので全体が小型化されると共に構造が簡単とな
り、製造コストを低下させることができ、また姿
勢変換に要する時間を短縮させることができる。
また回動体30の軸線Oをトランスフアバー15
に対しオフセツトしたことにより、工作物は軸線
O付近で回動体30に支持されるので、この姿勢
変換の際に工作物Wの位置が大きくずれることは
ない。
なお、本実施例においては加工姿勢が異なる2
つの加工ステーシヨンS1,S2を連続して設
け、その中間位置に設けた工作物姿勢変換装置に
搬送途中の工作物Wを一時停止して姿勢変換を行
つているが、これによれば姿勢変換のための専用
ステーシヨンが不要となるのでトランスフアマシ
ンの全長を短縮して設置スペース及び製造コスト
を一層低減させることができる。前述の如く姿勢
変換に要する時間は短縮されているので、前記一
時停止によるサイクルタイムの増大は僅かであ
る。しかしながら、本考案は姿勢変換のための専
用ステーシヨンを設けて実施することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案によるトランスフアマシンに
おける工作物姿勢変換装置の一実施例を示し、第
1図は正面図、第2図は第1図の−断面図で
ある。 符号の説明、15……トランスフアバー、15
a……搬送爪、21……ローラ、30……回動
体、33……開口、33a……支持部、33b…
…切欠き部、35……案内レール、40……駆動
装置、O……軸線、W……工作物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長手方向の往復動と軸線回りの往復回動により
    工作物を前記長手方向の一方向に順次移動させる
    細長いトランスフアバーを備えてなるトランスフ
    アマシンにおいて、前記トランスフアバーに対し
    オフセツトしてこれと平行な軸線回りに回動可能
    に支持されその軸線方向両側に開口を有する回動
    体と、この回動体を第1及び第2の位相に往復回
    動して位置決めする駆動装置を備え、前記回動体
    は完全な円周をなす外周を介して複数のローラに
    より支持され、前記開口は、前記トランスフアバ
    ーにより搬入搬出される工作物を前記回動体の軸
    線付近において支持する案内レールを内側に固定
    した支持部と、前記回動体の往復回動の全範囲に
    おいて前記トランスフアバーを往復動可能に通過
    させる切欠き部とからなり、前記トランスフアバ
    ーにはその軸線回りの往復回動により前記第1及
    び第2の各位相において前記工作物と係脱可能な
    搬送爪を設けたことを特徴とする工作物姿勢変換
    装置。
JP1985200169U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0248214Y2 (ja)

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JPS62106744U JPS62106744U (ja) 1987-07-08
JPH0248214Y2 true JPH0248214Y2 (ja) 1990-12-18

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146140B2 (ja) * 1977-07-04 1986-10-13 Tokyo Shibaura Electric Co
JPS6219149B2 (ja) * 1984-10-04 1987-04-27 Nippon Tabako Sangyo Kk

Family Cites Families (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146140U (ja) * 1984-08-27 1986-03-27 株式会社日平トヤマ 被搬送物姿勢変更機構
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