JPH0340204Y2 - - Google Patents

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JPH0340204Y2
JPH0340204Y2 JP576987U JP576987U JPH0340204Y2 JP H0340204 Y2 JPH0340204 Y2 JP H0340204Y2 JP 576987 U JP576987 U JP 576987U JP 576987 U JP576987 U JP 576987U JP H0340204 Y2 JPH0340204 Y2 JP H0340204Y2
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fold line
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JP576987U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えば植木の台座、商品の陳列台等と
して使用される置き台、更に具体的には紙若しく
は合成樹脂の薄板を素材に用いて展開・折り畳み
自在に形成される置き台に関する。
〔従来の技術〕
一般に、商品の展示会においては同商品の陳列
台として置き台が用いられることが多い。
そして従来、この種の置き台としては、 完成品として形成された置き台(木を素材に
用いて形成されると共に釘等によつて固定され
るもの、又は合成樹脂を素材に用いて射出成形
によつて一体形成されものであつて、分解・組
立の出来ないもの) 組立式の置き台(金属を素材に用いて形成さ
れ、固定ボルトの締着を介して分解・組立の可
能なもの) 等が一般的に使用されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかして上記の様な置き台にあつては、夫々次
の様な問題点を有する。即ち、 の様な完成品として形成された置き台におい
ては、分解・組立が出来ないことにより、搬送が
面倒であることに加えて、大きな保管スペースを
確保する必要があるという不具合を生ずる点に問
題点を有する。
又、の様な組立式の置き台においては、固定
ボルトの締着を介して分解・組立が可能である反
面、その分解・組立に際し、スパナー、ドライバ
ー等の工具を必要とすることに加えて、その分
解・組立が非常に面倒であり、特に展示会の場合
には商品陳列の設営及び撤去時間が限られている
関係上、置き台の分解・組立に多くの時間を費や
すことが出来ないという不具合を生ずる点に問題
点を有する。
そして又、上記及びの様な置き台において
は、木、金属、合成樹脂(射出成形)を素材に用
いて形成されていることにより、製造コストが高
くつき、展示会終了後は使い捨てにすることが出
来ない点に問題点を有する。
本考案は上記の様な問題点を解決する為にその
改善を試みたものであつて、材料費が安く済み、
且つ、分解・組立が簡単で搬送及び保管に便利な
置き台を得ることが出来る様にする点に解決すべ
き問題点を有する。即ち、本考案は上記置き台を
紙若しくは合成樹脂の薄板を素材に用いて展開・
折り畳み自在に設けることにより、上記問題点を
解決する様にしたことを特徴とするものであつ
て、その具体的な手段は次の通りである。
〔問題点を解決するための手段〕 紙若しくは合成樹脂の薄板を素材に用いて縦
方向に沿う折り目線を介して水平方向に二つ折
り可能に形成すると共に上記折り目線と直交さ
せて水平方向に延在する折り目線を介して各一
対の基板部と天板部を形成する2組の基材を設
ける。
紙若しくは合成樹脂の薄板を素材に用いて基
板部と同一高さを存して水平方向に向けて蛇腹
状に伸縮可能に形成する2組の芯材を設ける。
両基材は相対面する一方の基板部を接着させ
ると共に相対面するもう一方の基板部を水平回
動自在に設ける一方、上記両基材の各一対の基
板部には上記芯材の両端部を固着させる。
〔実施例〕
以下に本考案の具体的な実施例について説明す
る。
第1図乃至第4図は第1の実施例を表わす図面
であつて、1は置き台を示す。
2,2は同置き台1を構成する一対の基材であ
つて、両基材2,2は段ボール紙等を用いて形成
されると共に、両基材2の縦方向に沿う中心線上
に折り目3,3を存して水平方向に二つ折り可能
に設けられる。又、各基材2は矩形状に形成する
基板部2Aと、同基板部2Aの幅寸法と同一の直
径寸法を存して半円形状に形成する天板部2Bよ
り成り、同天板部2Bは基板部2Aの上端部より
延設される。同基板部2Aと天板部2B間には折
り目4が上記折り目3と直交する方向(水平方
向)に延在させて設けられると共に、同天板部2
Bの内側面には同天板部2Bと略同一の面積を存
してシート状に形成する緩衝材7が固着される。
そして、一対の基材2,2は両基板部2A,2A
の一方の外側面を相対面させて固着させることに
より一体形成されると共に、両基板部2A,2A
のもう一方の外側面には一対の係合突子を存して
係合可能に形成する一対の係合テープ6A,6B
が固着される。
5,5は前記置き台1を構成する一対の芯材で
あつて、各芯材5はクラフト紙等を用いて上記基
板部2Aの高さ寸法と同一の長さ寸法をして矩形
状に形成する複数の構成紙片5′…より成り、同
構成紙片5′…を相対面する基板部2A,2Aの
内側面間に同基板部2A,2Aと平行に垂設させ
ると共に、隣接する両構成紙片5′,5′の一部を
相互に固着させて蛇腹状に形成することにより設
けられる。そして、同芯材5の両端部は対面する
基板部2Aの内側面に夫々固着される。
第5図は第2の実施例を表わす図面であつて、
第1の実施例においては天板部2Bを基板部2A
の幅寸法と同一の直径寸法を存して半円形状に形
成しているのに対して、天板部2B′が基板部2
Aの幅寸法よりも小さな直径寸法を存して半円形
状に形成される。
次にその使用方法を第1の実施例について説明
する。
置き台1を展開する場合には、第2に表わす様
に同置き台1を折り畳んだ状態において、基材
2,2を折り目3,3を介して展開方向に引き起
こすことにより、第3図に表わす様に蛇腹状に形
成する芯材5,5が折り目3,3を中心として展
開方向に伸張する状態が得られる。そして、基材
2,2を180度展開させた状態において、係合テ
ープ6A,6Bを係合させることにより、第4図
に表わす様に両基板部2A,2Aが相互に固定さ
れると共に、両基板部2A,2Aの内側面間にお
いて芯材5,5が略蜂の巣状を形成する状態が得
られる。この様に両基板部2A,2Aを固定させ
た状態において、第4図に表わす様に両天板部2
B,2Bを折り目4を介して内側面方向(芯材5
の方向)に向けて夫々90度折り曲げることによ
り、第1図に表わす様に各天板部2Bが同天板部
2Bの内側面に固着する緩衝材7を介して芯材5
の上端部に当接する状態が得られ、展開作業が終
了する。そしてこの様に置き台1を展開させた状
態において、円形に形成する一対の天板部2B,
2B上に商品を載置させることが出来る。尚、各
天板部2Bと芯材5間に緩衝材7が介在させて設
けられることにより、芯材5の上端部に不揃いが
ある場合において、これを吸収することが出来
る。
一方、置き台1を折り畳む場合には、上記の様
に同置き台1を展開させた状態において、先ず折
り曲げられている両天板部2B,2Bを折り目4
を介して90度引き起こし、次に係合テープ6A,
6Bの係合状態を解除させた後、両基材2,2を
折り目3,3を軸として内側に180度折り曲げる
ことにより、伸張されていた芯材5,5が第2図
に表わす様に収縮する状態が得られ、折り畳み作
業が終了する。
尚、本実施例においては、半円形状に形成する
一対の天板部2B又は天板部2B′により円板状
に形成する天板を設ける様にしたが、これに限定
されることなく、例えば天板部2B又は天板部2
B′を半楕円状又は多角形状に形成し、楕円状又
は正多角形状に形成する天板を設ける様にしても
良い。又、基板部2A,2Aを一対の係合テープ
6A,6Bにより固定させる様にしたが、同係合
テープ6A,6Bに代えて両基板部2A,2Aに
止めピンを対応させて設け、両止めピン間に紐を
掛止する様にしても同効である。そして又、基材
2の一部に孔を開口させ、同孔に指を入れて置き
台1を持ち運べる様にしても良い。そして又、本
実施例においては天板部を上にして使用する場合
について説明したが、上下逆にして同天板部をベ
ースとして使うことも可能であり、又、第4図に
表わす様に一方の天板部を起立させて使用するこ
とも可能である。更に、本考案においては置き台
1を商品の陳列台として用いる様にしたが、これ
に限定されるものではなく、例えば植木の台座、
使い捨ての椅子等として汎用的に使用することが
可能である。
〔考案の効果〕
本考案は以上の様に構成されるものであつて、
上記の様に縦方向に沿う折り目線を介して水平方
向に二つ折り可能に形成すると共に上記折り目線
と直交させて水平方向に延在する折り目線を介し
て各一対の基板部と天板部を形成する2組の基材
と、上記基板部と同一高さを存して水平方向に向
けて蛇腹状に伸縮可能に形成する2組の芯材を
夫々、紙若しくは合成樹脂の薄板を素材に用いて
設け、上記両基材は相対面する一方の基板部を接
着させると共に相対面するもう一方の基板部を水
平回動自在に設ける一方、上記両基材の各一対の
基板部には上記芯材の両端部を固着させて置き台
を形成する様にしたことにより、同芯材の伸張・
収縮、及び基材の引き起こし・折り曲げを介して
同置き台を展開・折り畳み自在に設けることが出
来るに至つた。そしてこの様に簡単に置き台の展
開・折り畳みが出来ることにより、展示会の様に
商品陳列の設営及び撤去時間が限られている場合
において、その設営及び撤去時間を著しく短縮さ
せることが出来、特に有効である。更に、この様
に置き台の展開・折り畳みが出来ることにより、
同置き台の搬送及び保管が極めて便利になつた。
又、上記の様に置き台を紙若しくは合成樹脂の薄
板を素材に用いて形成する様にしたことにより、
安価な置き台を得ることが出来るに至つた。そし
て又、この様に安価な置き台を得ることが出来る
ことにより、例えば商品を展示会が終了した後は
使い捨てにすることが出来、極めて実用的であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は第1の実施例を表わす図面
であつて、第1図は展開した状態における本考案
に係る置き台の外観斜視図、第2図は収縮した状
態における同置き台の外観斜視図、第3図は基材
を展開させた状態(使用状態)を表わす斜視図、
第4図は同基材の基板部を固定させ、一方の天板
部を直立させて使用する状態を表わす斜視図であ
る。第5図は第2の実施例を表わす図面であつ
て、展開した状態における同置き台の外観斜視図
である。 1……置き台、2……基材、2A……基板部、
2B……天板部、2B′……天板部、3,4……
折り目、5……芯材、5′……構成紙片、6A,
6B……係合テープ、7……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦方向に沿う折り目線を介して水平方向に二つ
    折り可能に形成すると共に上記折り目線と直交さ
    せて水平方向に延在する折り目線を介して各一対
    の基板部と天板部を形成する2組の基材と、上記
    基板部と同一高さを存して水平方向に向けて蛇腹
    状に伸縮可能に形成する2組の芯材を、夫々紙若
    しくは合成樹脂の薄板を素材に用いて設け、上記
    両基材は相対面する一方の基板部を接着させると
    共に相対面するもう一方の基板部を水平回動自在
    に設ける一方、上記両基材の各一対の基板部には
    上記芯材の両端部を固着させて成る置き台。
JP576987U 1987-01-19 1987-01-19 Expired JPH0340204Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP576987U JPH0340204Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JP576987U JPH0340204Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19

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JPS63112855U JPS63112855U (ja) 1988-07-20
JPH0340204Y2 true JPH0340204Y2 (ja) 1991-08-23

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JP4989883B2 (ja) * 2005-12-07 2012-08-01 耕作 上田 商品陳列台などにおける台板の支持体

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JPS63112855U (ja) 1988-07-20

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