JPH0340193Y2 - - Google Patents

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JPH0340193Y2
JPH0340193Y2 JP1986161205U JP16120586U JPH0340193Y2 JP H0340193 Y2 JPH0340193 Y2 JP H0340193Y2 JP 1986161205 U JP1986161205 U JP 1986161205U JP 16120586 U JP16120586 U JP 16120586U JP H0340193 Y2 JPH0340193 Y2 JP H0340193Y2
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pillow body
bedding
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quilting
air
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JP1986161205U
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は敷用寝具に関し、特に健康器具をも
兼ねる敷用寝具に関するものである。
[従来の技術及びその問題点] 従来から敷用寝具は柔らかさや弾力性が追及さ
れて、そのクツシヨン性が重視される傾向があ
る。
ところで、近年、寝姿勢の研究が行なわれるよ
うになつた結果、仰臥姿勢はできるだけ直線状に
近い方が安眠でき、健康上もよいことが判明して
きた。
ところが、上記従来のクツシヨン性のよい敷用
寝具では、腰部分などが沈み込み、身体の屈曲部
分等が鬱血状態になり、血行が悪くなつたり、筋
肉の凝りが生ずるなどという問題がある。
一方、身体の鬱血個所等を押圧することは、血
行をよくしたり、凝りを治すなど健康上よいこと
が知られている。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、中綿上面に枕体を付設して、就寝中に腰部な
どが沈んで屈曲することを防止するとともに、腰
椎部などを押圧できるようにして血行をよくする
など、健康上役立つ敷用寝具を提供し、かつ枕体
に空気を充填する場合に、枕体が膨張しやすくす
るとともに、枕体の高さを高くしやすいように構
成した敷用寝具を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る敷用寝具は、下側生地と伸縮性
を有する上側生地とからなる側地内に硬綿よりな
る中綿を収容するとともに、上記側地と中綿とを
千鳥縫いで刺し縫いしたキルテイングを施して寝
具本体を形成し、該寝具本体の中綿と上側生地と
の間の部分に、空気により膨張可能な中空の柔軟
構造体よりなる枕体を、その長手方向を寝具本体
の幅方向に一致させ、かつキルテイングの縫い目
線の間に挾んで取り付け、上記枕体には、空気を
枕体の内部に充填するエアポンプを付設した構成
とした。
[作用] 寝具本体の上に仰臥すると、腰部等が枕体に当
接し、自重によつて押圧を受けることになる。こ
のため指圧効果が生じ、血行がよくなるととも
に、凝りがほぐれ、安眠できるようになる。硬綿
よりなる中綿を用いた寝具本体は身体の不必要な
沈み込みを阻止し、身体の仰臥姿勢を直線状にす
る。
枕体への空気の充填量を加減して好みの硬さや
高さにする。この場合、上側生地と千鳥縫いのキ
ルテイングは伸縮性を有するので、枕体の膨張或
いは収縮に応じて伸縮する。したがつて枕体を大
きくしてその高さを高めることが容易であるとと
もに、枕体を小さく収縮させた際にも寝具本体の
上面に醜いたるみやしわなどが残ることはない。
枕体はキルテイングの縫い目線により、就寝中に
勝手に移動することはない。枕体に空気を充填し
なければ、通常の敷用寝具として使用することが
できる。
[実施例] 以下、この考案に係る敷用寝具の実施例を図面
を参照しながら説明する。図中符号1は、寝具本
体である。前記寝具本体1は、上下の側生地2,
3からなる側地4内に中綿5を収納し、更に上下
の側生地2,3と中綿5とを千鳥縫いによるキル
テイング6が施されて形成されている。
前記上側生地2は、ニツト生地からなり伸縮性
を有している。
また、前記中綿5は、羊毛等にニードルパンチ
加工が施されたもので、そのクツシヨン性を硬く
したいわゆる硬綿からなつている。
また、前記キルテイング6は、千鳥縫いによる
刺し縫いで寝具本体1の周縁部に施されるととも
に、この周縁部のキルテイング6の内側において
は、所定間隔毎に幅方向に施されている。
前記中綿5の上面の長手方向中央部近傍、すな
わち寝具本体1上に仰臥した場合に、ちようど腰
部があたる個所には、枕体7が幅方向に配置され
て付設されている。そして、この枕体7は、前記
キルテイング6の2本の縫い目線の間に挟まれる
ようにして配置されている。
また、前記枕体7は、柔軟構造体である合成ゴ
ムからなる中空の袋状に形成され、平面視して長
方形状をなし、断面視してほぼ偏平楕円状に形成
されている。
更に、枕体7の一端部には、この枕体7に空気
を充填するための手動のエアポンプ8が合成ゴム
からなる管9を介して設けられている。
前記エアポンプ8は、前記寝具本体1の側縁外
部に露出されており、寝具上に仰臥しながらエア
ポンプ8で空気を充填できるようになつている。
上記実施例の敷用寝具によると、寝具上に仰臥
した場合に、枕体7がちようど腰部にあたる個所
に配置されているので、仰臥中に枕体7が腰部を
押圧し、血行をよくしたり、腰椎を矯正したりす
ることができる。
更に、枕体7への空気の充填量を加減すること
により、好みの硬さ及び高さを選択することがで
きるとともに、中綿5が硬綿で形成されているた
め、腰部などが沈み込むこともなく、仰臥姿勢が
直線状に近くなり理想的な寝姿勢がとれ健康上に
もよい。この場合、枕体7が付設されている側の
上側生地2が伸縮性のあるニツト生地を使用して
いるため、枕体7が膨張しやすいとともに、枕体
7の空気を抜いた場合も、上側生地2が伸縮性に
より復元しやすく、たるみなどが残ることがなく
寝心地も快適である。
しかも、枕体7は2本のキルテイング6の縫い
目線で挾まれているので、寝返りなどにより枕体
7が移動することがなく、かつ枕体7を挾んでい
るキルテイング6の2本の縫い目線が千鳥縫いで
形成されており、縫い目線に伸縮性と弾力性があ
るので、枕体7を更に膨張させやすくする。
なお、上記実施例においては上側生地2のみに
ニツト生地を用いたが、下側生地3に用いてもよ
く、またニツト生地に限られず、伸縮性のある生
地ならどのような生地でもよい。
また、上下側生地の上下の意義は相対的なもの
で、その字義に拘束されるものではない。
また、キルテイング6は全て千鳥縫いで形成す
るようにしたが、枕体7を挾む2本の縫い目線の
みを千鳥縫いで形成するようにしてもよい。
また、第3図に示すように枕体7を、中綿5に
形成された嵌合凹部10に嵌合するようにしても
よい。このように構成すると、寝返りなどによる
枕体7の移動をより確実に防止することができ
る。
また、管9を枕体7に着脱可能に連結し、エア
ポンプ8を取り外せるようにして、この敷用寝具
の使用の際、エアポンプ8が邪魔にならないよう
にすることもできる。更に管9を寝具本体1の側
縁部に沿つて紐などで止着するようにすることも
できる。
また、枕体7の配置個所及び個数は実施例のも
のに限られるものではなく、第4図に示すように
肩部や脚部の当接する個所に配置してもよく、ま
た第5図に示すように、上側生地2にキルテイン
グ6の縫い目線に沿つて、フアスナ11による開
閉自在な枕体挿入口12を設けてもよい。このよ
うに構成すると、枕体7を適宜好みの位置に配置
でき便利である。
また第6図に示すように中綿5の内部に挿入孔
13を設け、この挿入孔13内に枕体7を配置す
るようにしてもよい。このように構成すると、寝
具本体1の膨出部がなだらかになり、寝心地がよ
くなる。
また、中綿5の種類も羊毛綿に限られず、合成
綿や木綿綿であつてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案に係る敷用寝具
は、中綿の上面に空気により膨張可能な枕体を付
設したので、枕体が当接する身体部分の血行等を
よくするとともに、枕体への空気の充填量を加減
して枕体の高さを調節することにより、理想的な
寝姿勢をとれるように調節することもできる。
また、枕体を被覆している上側生地が伸縮性を
有する生地からなるとともに、枕体がキルテイン
グの縫い目線に挾まれており、かつ、この2本の
キルテイングの縫い目線が千鳥縫いで形成され伸
縮性及び弾力性があるため、枕体を膨張させやす
く、また枕体の移動を防止できるとともに、縫い
目線の縫い糸が切れたりすることがない。その
上、中綿が硬綿で構成されるとともに全体にキル
テイングが施されており、通常の敷布団よりその
硬さが硬いため、腰部付近が不必要に沈み込むこ
とがなく、したがつて、仰臥した場合、身体全体
が直線状に近くなり、理想的な寝姿勢となり、枕
体の指圧効果が一層高められるなどの効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この考案に係る敷用寝具
の実施例を示すもので、第1図はこの敷用寝具の
全体の外観を示す一部破断斜視図、第2図は第1
図−線部分の一部断面図、第3図ないし第6
図は変形例を示すもので、第3図は嵌合凹部を設
けた中綿上面に枕体を配置した状態を示す一部断
面図、第4図は枕体を肩部及び脚部に設けた状態
を示す側面図、第5図は枕体挿入口を設けた状態
を示す一部省略斜視図、第6図は枕体を中綿内部
の挿入孔に配置した状態を示す一部断面図、第7
図は使用状態を示す図である。 1……寝具本体、2……上側生地、3……下側
生地、4……側地、5……中綿、6……キルテイ
ング、7……枕体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下側生地3と伸縮性を有する上側生地2とから
    なる側地4内に硬綿よりなる中綿5を収容すると
    ともに、上記側地4と中綿5とを千鳥縫いで刺し
    縫いしたキルテイング6を施して寝具本体1を形
    成し、該寝具本体1の中綿5と上側生地2との間
    の部分に、空気により膨張可能な中空の柔軟構造
    体よりなる枕体7を、その長手方向を寝具本体1
    の幅方向に一致させ、かつキルテイング6の縫い
    目線の間に挟んで取り付け、上記枕体7には、空
    気を枕体7の内部に充填するエアポンプ8を付設
    したことを特徴とする敷用寝具。
JP1986161205U 1986-10-21 1986-10-21 Expired JPH0340193Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986161205U JPH0340193Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986161205U JPH0340193Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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Publication Number Publication Date
JPS6366966U JPS6366966U (ja) 1988-05-06
JPH0340193Y2 true JPH0340193Y2 (ja) 1991-08-23

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ID=31087301

Family Applications (1)

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JP1986161205U Expired JPH0340193Y2 (ja) 1986-10-21 1986-10-21

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068520A (ja) * 2004-08-02 2006-03-16 Masae Horinouchi 枕と枕を利用した矯正技術

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Publication number Publication date
JPS6366966U (ja) 1988-05-06

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