JP3108892U - 安楽マット - Google Patents
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Abstract
【課題】足全体を載せて無理することなく大腿部のみを傾斜状に保持することで楽な姿勢となり、寝返って横向きになっても楽に安眠することのできる安楽マットを提供する。
【解決手段】適度の弾性と柔軟性を有する合成樹脂材からなる方形体の片側端部から上向きに傾斜する傾斜し、この傾斜面は大腿部を載せることのできる載置部3として使用する。傾斜載置部3の高い位置にある円形部4から下方へ垂直面5を形成したものであり、傾斜載置部3は、全体に湾曲面とし、膝を自然に曲げて楽な姿勢で安眠可能である。
【選択図】図1
【解決手段】適度の弾性と柔軟性を有する合成樹脂材からなる方形体の片側端部から上向きに傾斜する傾斜し、この傾斜面は大腿部を載せることのできる載置部3として使用する。傾斜載置部3の高い位置にある円形部4から下方へ垂直面5を形成したものであり、傾斜載置部3は、全体に湾曲面とし、膝を自然に曲げて楽な姿勢で安眠可能である。
【選択図】図1
Description
本考案は、大腿部を傾斜状に保持して脚部の血行を良くし、疲れを取り去るための安楽マットに関するものである。
仰向けに寝た時に足をやや高めにすると血行が良くなり、疲れがとれることは以前から知られていることである。一般的には枕を使用したり、二つ折りにした座布団を使用し、足首をこれらマット代わりの上に載せるようにしていた。しかし、このような状態では膝が真っ直ぐに延びたままとなるので膝の部分が痛くなり、長い時間、仰向けに寝てはいられないものであった。
特に、寝返りをして横向きになった時には足首を高くして寝ることはできないものであった。実開昭60−56369号として「足枕」が提供されている。これは、腰から下の足全体を載せ、かつ、足を心臓よりも高い位置にして寝るようにしたものである。
実開昭60−56369号公開公報
しかし、上記する従来技術は、腰から足全体を高くして寝るために、仰向けに寝た場合には足が真っ直ぐな状態となり、膝に負担がかかるので長時間同じ姿勢で寝ることはできないものである。特に、寝返りをして横向きになった時、足先が上に位置するので寝にくく、安眠ができないものである。
本考案は、上記する足枕の問題点に鑑み、足全体を載せて無理することなく大腿部のみを傾斜状に保持することで楽な姿勢となり、寝返って横向きになっても楽に安眠することのできる安楽マットを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本考案マットは、適度の弾性と柔軟性を有する合成樹脂材からなる方形体の片側端部から上向きに傾斜する傾斜載置部3を形成し、傾斜載置部3の高い位置にある円形部4から下方へ垂直面5を形成したものであり、傾斜載置部3は、全体に湾曲面としてある。
マット本体1は、片側から上向き傾斜状にした傾斜面3を有しているので、低い位置に臀部を載せ、大腿部6を傾斜面3にそって載せることで足が楽な状態となり、うっ血現象を無くして血流を良くすることができる。
上向きに寝た状態、横向きに寝た状態いずれの場合でも膝7に負担がかかることがなく、大腿部から足首にかけて楽な状態となるので、長時間同じ姿勢で寝ても疲れることがなく、熟睡して寝覚めがさわやかなものである。
以下、図面に従って本考案の一実施形態を詳細に説明する。
図1は、本考案安楽マットの本体1を示すものであり、底面2を平らな面とした方形体の片側端部から上向き傾斜状の傾斜面3を形成する。この傾斜面3は、大腿部の載置部として使用されるものであり、全体が上方へ湾曲した形状を有しており、最も高い位置から円形面4を介して下方への垂直面5を形成している。
図1は、本考案安楽マットの本体1を示すものであり、底面2を平らな面とした方形体の片側端部から上向き傾斜状の傾斜面3を形成する。この傾斜面3は、大腿部の載置部として使用されるものであり、全体が上方へ湾曲した形状を有しており、最も高い位置から円形面4を介して下方への垂直面5を形成している。
本考案は、上記の構成であるから、マット本体1を敷き布団やベッドの上に置き、図2に示すように、仰向けに寝て低い位置に臀部を載せ、大腿部6を湾曲傾斜面3に載せれば、膝7は円形面4に載り、膝から足首までは自由な状態となり、膝7は自然に曲がった状態となるので膝7に負担がかかることがなく、長時間仰向けの姿勢で安眠することができる。
寝返りをして横向きになっても膝7から先は自由な状態であるから、膝7から折り曲げることができ、楽な姿勢を保って安眠できる。そして、仰向けに寝た場合や横向きに寝た場合、いずれでも大腿部6は傾斜状に持ち上げられた状態となるので、足のうっ血現象を無くし、楽な姿勢を保つことができる。特に、膝方向に向けて上向き傾斜させた傾斜面3は、全体に湾曲した面を有するので、大腿部6を載せた時、臀部から足首までが湾曲したようになり、仰向けに寝た時には非常に楽な状態となる。。
マット本体1は、長さL1が45〜50cm前後、横巾L2が40〜45cm前後、傾斜角度は6〜8°であり、ウレタンフォームのような適度の弾性と柔軟性を有する合成樹脂材からなっている。使用に際しては表面を適当なカバー材で被覆し、ファスナーやボタン等を使用してカバーは交換可能としておく。全体として軽量であるので持ち運び、取り扱いが容易であり、布団と共に仕舞うことができ、また、普段は座椅子のようにして使用してもよい。
マット本体1は、布団メーカーやベッドメーカーが製作し、布団やベッドと一緒に販売することができる。また、合成樹脂製品のメーカーが独自に製作し、布団店や家具店で安眠あるいは安楽製品として販売することができる。一般家庭で使用する他にマッサージ業においても業務用として使用することができる。
1 マット本体
2 底面
3 湾曲載置面
4 円形面
5 垂直面
6 大腿部
7 膝
2 底面
3 湾曲載置面
4 円形面
5 垂直面
6 大腿部
7 膝
Claims (2)
- 適度の弾性と柔軟性を有する合成樹脂材からなる方形体の片側端部から上向きに傾斜する傾斜載置部3を形成し、傾斜載置部3の高い位置にある円形部4から下方へ垂直面5を形成したことを特徴とする安楽マット。
- 傾斜載置部3は、全体に湾曲面としたことを特徴とする請求項1に記載する安楽マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006809U JP3108892U (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 安楽マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004006809U JP3108892U (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 安楽マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3108892U true JP3108892U (ja) | 2005-04-28 |
Family
ID=43271554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004006809U Expired - Fee Related JP3108892U (ja) | 2004-11-22 | 2004-11-22 | 安楽マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3108892U (ja) |
-
2004
- 2004-11-22 JP JP2004006809U patent/JP3108892U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20050203 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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