JPH0340107Y2 - - Google Patents

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JPH0340107Y2
JPH0340107Y2 JP1985122386U JP12238685U JPH0340107Y2 JP H0340107 Y2 JPH0340107 Y2 JP H0340107Y2 JP 1985122386 U JP1985122386 U JP 1985122386U JP 12238685 U JP12238685 U JP 12238685U JP H0340107 Y2 JPH0340107 Y2 JP H0340107Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は結束装置から放出された束を複数束収
集して圃場に纏めて放出する束収集放出装置にお
ける束案内装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、結束装置から放出される束を株受体と穂
側受体とからなる束収集放出装置で数束纏めて圃
場に放出する束収集放出装置として前記穂側受体
を前後方向の軸を中心として回動させて放出作動
させるタイプと特開昭59−156220号公報の如く横
軸を中心として回動させて放出するタイプとがあ
つた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記既知の束収集放出装置のうち、穂側受体を
前後方向の軸を中心として回動させるタイプは開
放作動した時、受体が機体の側部に沿うように下
降回動するので、放出された束が機体寄りに崩れ
落ることが少なく、従つて車輪が束を踏込むこと
は少ないが、下降した受体が放出された束を引掛
けることがあり、束の放出姿勢が乱れると共に受
体が破損する等の欠点があり、また、穂側受体が
横軸を中心として回動するタイプは束放出時に上
昇回動するので、束は前後方向に良く纏まると共
に受体が放出した束を引掛けることはない。
しかし、受体が上方へ退避してしまうので放出
された束が落下して横方向に広がり易く車輪が放
出され束を踏付けることがあつた。
また、湿田は車輪が沈下し易いので広幅のタイ
ヤを使用するため、一層踏み付け易くなつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、結束装置の側方に株受体と横軸を中
心として回動する穂側受体とからなる束収集放出
装置を配設し、前記穂側受体の内側近傍から車輪
の外側へ向けて斜めに垂下した束案内体75を設
けて収集された束の穂側を斜め外側下方へ滑落誘
導するように構成することにより前述の問題点を
解決した。
(ホ) 作用 結束装置で結束されて放出された束は、その株
元部が束収集放出装置の株受体上に載り、穂側は
穂側受体上に受止められて順次収集される。
そして、所定数の束が収集された時、穂側受体
を上昇回動させると、収集された束は圃場に纏ま
つた状態で放出される。
その際、機体寄りに落下する束は案内体の板面
に沿つて滑落し、その間に車輪から離間すると共
に横方向にも良く纏まり、車輪により踏み付けら
れることがない。
また、湿田にて刈取結束作業を行なうべく車輪
を広幅のものに交換しても束放出時に前記案内体
により車輪から離間した位置に滑落誘導されるこ
ととなり、車輪が束を踏み付けることがない。
(ヘ) 実施例 本考案の一実施例及びその関連構成を図面につ
いて説明すると、バインダは車輪1,1を有する
機体2の前部に刈刃と分草体と穀稈引起体3,3
を装着し、刈刃の後部に凭れ案内板4と、搬送面
に多数の突起を有する横搬送体5とを設け、後部
にはエンジン6及びハンドル7、それに装着した
サイドクラツチレバー8,8、変速レバー9等を
装着し、前記刈刃の側部には凭れ案内板4及び横
搬送体5により案内搬送される穀稈を結束放出す
る結束装置10を配設してある。
また、前記結束装置10及び凭れ案内板4の外
側下部には前後方向の支軸11及び穀稈引起体3
の上部から垂下した吊り杆12で着脱可能に装着
した株受体13と、上部の枠体14aに横軸14
で上下回動可能に軸支された穂側受体15とから
なる束収集装置を設けてあり、穀稈引起体3,3
で引起されて刈刃により刈取られた穀稈は凭れ案
内板4に凭れた状態で横搬送体5により機体の側
部に搬送され、結束装置10のパツカー16は刈
取搬送された穀稈を集束部17に掻き込んで集束
し、集束量が所定量に達してそれをドア18が感
知作動すると、従来のものと同様にニードル19
が紐を巻き掛け、ビル及びホルダーからなる結節
部20が結節し、放出アーム21が結束された束
を側方に放出し、その株元部は株受体13上に載
り、穂側は凭れ案内板4から外方へ突出すると共
に穂側受体15の内側に垂下していて可撓板から
なる流れ案内ガイド4aに支持案内され、外側で
は穀稈引起体3の上部から前記枠体14aに亘る
と共に穂側受体15の外側を第2図に示す如く迂
回していてガイドとガードを兼ねた枠体22に誘
導されて穂側受体15に受止められる。
その際、前記結束装置10ののパツカー16及
びニードル19の上部に設けた束計数機構23は
所定束数をカウントすると放出信号をワイヤー2
5を介して駆動クラツチ26に入力し、該駆動ク
ラツチ26は車輪の動力によりワイヤー27を介
して受体駆動機構28を作動させるので、穂側受
体15は上昇傾動し、収集された束は圃場に纏ま
つた状態で放出される。
次に各装置について説明する。
() 束計数機構 束計数機構23は結束装置10のクラツチケー
ス10aの上面に螺着されていて側面視でコ字状
をなすと共に上部が前記横搬送体5の下部に臨む
ノツターカバー30及びその上部の逆L字状をな
すカバー30bと、その頂板に軸31で回動自在
に軸支されていて位相を180゜異にしたピン32,
32を有するラチエツトホイル33と、一端が前
記軸31と一体で中間部にラチエツト爪35を有
する第1リンク36と、一端がニードルロツド3
7の中間のピン38に遊嵌されていて他端が前記
第1リンク36の他端に回動自在に連繋された第
2リンク39と、基部が前記ノツターカバー30
の頂板下面のピン30aに回動自在に嵌挿されて
いて前記ラチエツトホイル33のピン32に押さ
れて回動する検出アーム41とで構成されてお
り、該検出アーム41の先端部はスプリング42
を有する前記ワイヤー25の一端に連結し、前記
ニードル19の支持アームの基部寄りはニードル
支持軸43に枢支され、基部は前記ニードルロツ
ド37に枢着され、該ニードルロツド37の先端
部はニードルクランク軸45のクランクアーム4
6から突出したクランクピン47に嵌合している
ので、ドア18の感知作動により一回転クラツチ
が入つてクランクピン47が回動すると、ニード
ル19は集束部17を経て結節部20に侵入して
紐掛け作動し、それと同時に第2リンク39が第
1リンク36を押すので、ラチエツト爪35が逆
転防止爪44で受止められているラチエツトホイ
ル33の一歯分だけ戻り回動し、次いでニードル
19が戻る時ラチエツトホイル33を1ピツチだ
け回動させる。
而して、束計数機構23が5束収集する形式の
ものである場合、第6図aは4束目の収集を完了
した後、パツカー16が5束目を集束部に掻込ん
でいる状態を示し、この状態から5束目を結束放
出すべくニードル19が同図bに示すごとく結節
部20に最も侵入するとラチエツト爪35が1ピ
ツチだけ戻り、次いでニードル19が戻り行程に
移行すると同図cに示すようにニードルロツド3
7の回動にともなつてラチエツトホイル33が回
動し、ピン32が検出アーム41を押して時計方
向に回動させるので、ワイヤー25は放出信号を
引張力として駆動クラツチ26に入力し、同時に
前記第1リンク36と一体回動すると共に前記受
体駆動機構28に通ずるワイヤー48が連結され
ている作動アーム49が緩み側へ回動する。
() 駆動クラツチ 駆動クラツチ26は第8〜11図に示す如くク
ラツチケース50を車軸51に嵌装した状態で設
けてあり、該車軸51には一体回転する歯車52
とコイルスプリング53aで戻し付勢された揺動
アーム53とを装着してあり、該揺動アーム53
には歯車52の外周に沿うように弯曲していて該
歯車52の歯に係脱する爪54を有する作動アー
ム55と前記ワイヤー27の端部を回動可能に枢
着し、前記クラツチケース50の内面に設けた前
後に長い凹部からなるカム部56の中間部に円弧
状の分離ガイド突条57を突設し、該分離ガイド
突条57は作動アーム55の先端に枢支したロー
ラー58が分離ガイド突条57と歯車52との間
及び分離ガイド突条57の上部を通過するように
案内し左端は内周から外周へ次第に移行する斜面
57aに形成してある。
また、クラツチケース50に回動自在に支承し
た支点ピン60には押圧体61と前記ワイヤー2
5を戻しスプリング62を介して連結したアーム
63を固定してある。
而して、結束装置10から放出されて収集され
た束数が5束より少ない間は第9図に示す如く束
計数機構23は出力せず、ワイヤー25は弛緩し
ているので、アーム63が戻しスプリング62に
より押し下げられ、それにより押圧体61は上昇
回動して退避姿勢になつており、作動アーム55
のローラー58はコイルスプリング53aで揺動
アーム53が押し上げられているのでカム部56
の右上角部に押し付けられて上昇姿勢になつてお
り、爪54は歯車52から離脱している。
ところが束計数機構23が5束目を検出作動す
ると、ワイヤー25が引張られ、押圧体61は第
10図aに示す如くローラー58を押し下げるの
で、爪54が常時回転している歯車52に噛合し
同図bに示す如く下降回動してワイヤー27を引
張ることとなり、それにより前述のように穂側受
体15が上昇回動して速放出を行なう。
そして、前記ローラー58が分離ガイド突条5
7の斜面57aに至ると、歯車52の駆動力によ
り外方へ押し出されるので、ローラー58は斜面
57aに沿つて移動し、ワイヤー27が最大に引
張られると、爪54が同図cに示す状態で完全に
外れ、揺動アーム53はコイルスプリング53a
により押し上げ付勢されているのでローラー58
は分離ガイド突条57の斜面57aの先端を越え
て上方へ移行すると共に同図dに示す位置に戻
り、この時、次の収集グループとなる6束目の結
束が始つていないのでローラー58は押圧体61
に受止められ、6束目の結束が始つて前記束計数
機構23のラチエツトホイル33が第6図cに示
す状態から回転するとピン32が検出アーム41
の切欠部41aに嵌合してワイヤー25が弛緩
し、それにより押圧体61が戻しスプリング62
の押圧力により戻り回動して第9図に示す状態に
復帰する。
() 受体駆動機構 第12〜16図は穂側受体15の受体駆動機構
28を示し、穂側受体15は樋状の受部15aと
アーム部15bとからなり、アーム部15bのボ
スは前記枠体14aから突出した横軸14に回動
自在に軸支されており、受体駆動機構28はアー
ム部15bに突設した制御ピン66と、横軸14
と一体な取付板65に固定されていて上記制御ピ
ン66を上限位置と下限位置で受止めるストツパ
ーピン67,68と、基部が前記横軸14に回動
自在に枢支されていて前記駆動クラツチ26から
ワイヤー27の端部を連結した駆動子70と、下
部が取付板65に回動自在に枢支されていて前記
束計数機構23の作動アーム49からのワイヤー
48を連結すると共に段部71aを有するストツ
パーレバー71とで構成されている。
そして、束を収集している時、穂側受体15及
び受体駆動機構28は第14図に示す状態になつ
ており、所定束数収集されて、前記束計数機構2
3が検出作動し、それにより駆動クラツチ26が
作動してワイヤー27が駆動子70を引張つて制
御ピン66が上方のストツパー67に当接するま
で穂側受体15を上昇回動させるので、収集され
た束は一挙にかつ全部圃場に放出される。
その際、ワイヤー27は穂側受体15を第15
図に示す如く上方のストツパー67に当接するま
で引張つた後弛緩するので、駆動子70は下降回
動し、穂側受体15は自重により下降回動する
が、ストツパーレバー71は巻きスプリング72
により時計方向に回動付勢されていて制御ピン6
6の回動軌跡内に侵入しているので、第16図に
示すように段部71aは前記制御ピン66を受止
めて穂側受体15の放出姿勢を維持している。
しかし、束計数機構23が次に束放出時期を検
出する時、作動アーム49は第6図bに示す如く
クランクアーム46が停止位置から90゜回動する
のにともなつて停止位置から上死点に回動してワ
イヤー48を介して最も大きく引張るので、スト
ツパーレバー71は反時計方向に回動することと
なり、段部71aが制御ピン66から外れ、穂側
受体15は自重により下降し制御ピン66が下方
のストツパー68に受止められて受姿勢になる。
また、作動アーム49がニードル19が戻り回
動する過程で第6図cに上昇回動してからaに示
す状態に復帰してワイヤー48を弛緩させるの
で、ストツパーレバー71は巻きスプリング72
の作用により第14図に示す姿勢に復帰する。7
3は横軸の取付座を枠体14aの長さ方向に移動
調節して螺着する孔である。
() 束案内装置 この装置は束収集放出装置が放出した束を案内
するものであつて、第1図、第3図及び第17〜
19図に示すように束案内体75は板体又は複数
の杆状体を結合してなり、前記枠体22の後端部
から前方へ向けて斜めに垂下した支持軸76に筒
状部75aを遊嵌して車輪1が外側へ垂下させて
あり、前記筒状部75aの後端から垂下した腕7
7は支持軸76に固定した扇形状の取付板78に
その円弧状長孔80から挿通したボルト81によ
り角度調節可能に螺着してある。
そして、束放出時に穂側受体15は前記横軸1
4を中心として上昇回動するので、落下する束を
案内することはできない。
しかし、前記束案内体75は落下する束をその
上面で第19図に示す如く車輪1の外側方へ滑落
誘導するので、車輪1が圃場に放出されて束を踏
み付けることがない。
また、収集する量が5束程度の場合は放出した
束の積上げ高さが低く崩れ落ることが少ないの
で、束案内体75を第19図aの傾斜にセツトす
るが、束数が多い場合、又は湿田で車輪1,1の
沈下量が大きい場合は同図bに示す如く束案内体
75を上昇回動させて外側方へ大きく張出させる
と落下した束が車輪1から大きく離間することと
なり、車輪1が束を踏み付けるのを確実に防止す
ることができる。
更に、前記束案内体75の下端を第3図に示す
ように車軸51と略同じ高さまで垂下させてある
ので、放出された束の穂部が車軸、車輪1及びそ
の他の部材に引掛かることがない。
() 株受体の支持 株受体13は第20〜21図に示す如く外側上
部を長孔付きの前記吊り杆12により着脱及び上
下可能に吊設されており、機体側に固定した前後
方向の支軸11は上下方向の長孔82,82を有
する調節板83と一体なパイプ84に遊嵌して止
め金85,85により前後位置調整可能に係止
し、調節板83は伝動ケースに螺着した受金86
にボルト87,87により上下調節可能に螺着し
てある。
従つて、中割刈、枕地刈又は路上走行時に前記
穂側受体15及び枠体22を、止めピン14b,
22a,22bを抜いて取外すと共に上記株受体
13を取外すことにより、上記作業又は路上走行
を容易に行なうことができ、また、前記支軸11
は下部受体13の支持を行なうと共に結束装置1
から放出される束の株元払いを兼ねており、前記
調節板83の上下調節により車輪の沈下量の差、
又は稈長に長短に対する元払い高さの調節を行な
うことができる。
(ト) 考案の効果 本願考案は、前述のように結束装置10の側方
に株受体13と横軸14を中心として回動する穂
側受体15とからなる束収集放出装置を配設し、
前記穂側受体15の内側近傍から車輪1の外側へ
向けて斜めに垂下した束案内体75を設けて収集
された束の穂側を斜め外側下方へ滑落誘導するよ
うに構成したので、収集した束を圃場に放出すべ
く穂側受体15の上昇回動させた時、前記束案内
体75は、落下する束の穂側を受けて斜め外側下
方の車輪から外側方へ離間した部位に滑落誘導す
ることとなり、落下した束の穂部が車輪側へ崩れ
落ちて車輪に踏み付けられるのを確実に防止する
ことができる。
また、湿田作業時等に広幅の車輪に交換しても
放出される束を車輪から充分離間した位置に誘導
し得て前記踏み込みを防止することができる。
更に、前記束案内体75の上部を横方向回動可
能に支持したものにおいては車輪の沈下量に応じ
て束案内体75の高さを調節することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は束収集放出装置を付設した結束機の斜視
図、第2図は同上平面図、第3図は同上側面図、
第4図は束計数機構の側面図、第5図は同上分解
斜視図、第6図a,b,cは同上作用を示す平面
図、第7図は同上平面図、第8図及び第9図は駆
動クラツチの断面図、第10図a,b,c,dは
同上作用図、第11図は駆動クラツチを車軸に取
付けた状態を示す断面図、第12図は受体駆動機
構の分解斜視図、第13図は同上正面図、第14
図、第15図、第16図は同上作用図、第17図
は束案内装置の背面図、第18図は同上斜視図、
第19図a,bは束案内体の傾斜角を調節した状
態を示す背面図、第20図は株受体支持部の斜視
図、第21図は同上背面図である。 1……車輪、10……結束装置、13……株受
体、15……穂側受体、23……束計数機構、7
5……束案内体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 結束装置10の側方に株受体13と横軸14
    を中心として回動する穂側受体15とからなる
    束収集放出装置を配設し、前記穂側受体15の
    内側近傍から車輪1の外側へ向けて斜めに垂下
    した束案内体75を設けて収集された束の穂側
    を斜め外側下方へ滑落誘導するように構成した
    ことを特徴とする束収集放出装置における束案
    内装置。 (2) 前記束案内体の上部を横回動可能に装着した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の束収集放
    出装置における束案内装置。
JP1985122386U 1985-08-09 1985-08-09 Expired JPH0340107Y2 (ja)

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