JPH0339996A - 楽音スペクトル入力装置 - Google Patents

楽音スペクトル入力装置

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JPH0339996A
JPH0339996A JP2159879A JP15987990A JPH0339996A JP H0339996 A JPH0339996 A JP H0339996A JP 2159879 A JP2159879 A JP 2159879A JP 15987990 A JP15987990 A JP 15987990A JP H0339996 A JPH0339996 A JP H0339996A
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input
input device
spectrum
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JP2159879A
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Jiyunichi Minamidaka
純一 南高
Hiroshi Sato
浩 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は電子楽器に使用される楽音スペクルの入力装
置に関する。
ト [背 景] 最近1手書き入力装置(デジタイザー、タブレット、タ
ッチタブレット)が、パーソナルコンピュータ、グラフ
ィクス等の分野で着目され始めた。
しかし1手書き入力装置を電子楽器の使用する楽音スペ
クトル入力装置として構成する場合、入力したデータを
そのまま、電子楽器において使用することができない0
例えば1手書き入力者(ユーザー)の入力のブレや、タ
ブレットの分解能(タブレットの製造公差、タブレット
の入力座標検出方式等に依存する)等のために、検出さ
れた入力座標の集まりは、電子楽器で使用する楽音スペ
クトルデータとしての要件を満足する保証を、本来的に
持ち合わせていない。
【発明の目的] この発明の目的は、電子楽器で使用できる楽音スペクト
ルデータを容易な入力操作でしかも確実に作成すること
のできる楽音スペクトル入力装置を提供することにある
[発明の要点] この発明は、上記の目的を達成するため、座標入力面を
有する入力手段を設け、その座標入力面に描かれたパタ
ーンを二次元の座標系における座標点の集合として検出
する座標検出手段を設け。
この座標点の集合を電子楽器で使用する楽音スペクトル
のデータに適合する集合に修正する修正手段を設けたこ
とを要点とする。
[発明の構II!、1 この発明は、前述した目的を、達成するために、次のよ
うな構成を採っている。すなわち。
(1)座標入力面を有する入力手段と。
座標入力面に描かれた入力パターンを、二次元の座標系
における座標点の集合として検出する座標検出手段と。
この座標検出手段から検出された座標点の集合を電子楽
器で使用する楽音のスペクトルデータに適合する集合に
修正する修正手段と、 を有することを特徴とする楽音スペクトル入力装置。
(2)前記座標検出手段は、前記入力パターンを。
スペクトルの周波数と関係する第1の複数の平行線と、
各周波数成分の大きさと関係する第2の複数の平行線と
で規定されるメツシュ上(x−y座標系)における交点
の集合として定義することを特徴とする請求の範囲第1
項記載の楽音スペクトル入力装置。
(3)前記修正手段は。
前記座標検出手段により検出した交点の集合が、前記第
2のそれぞれの平行線上に2つ以上の交点を有する場合
に1つの交点を求め、求めた以外の交点を消去する1交
点限定手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項
記載の楽音スペクトル入力装置。
(4)前記1交点限定手段は、同一平行線上にある2つ
以上の交点のなかからひとつのみを選択するフィルタ手
段であることを特徴とする請求の範囲W43項記載の楽
音スペクトル入力装置。
(5)前記入力手段は、ディスプレイとこのディスプレ
イと別体のディジタイザ−またはタブレットとからなる
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載の楽音スペクト
ル入力装置。
(6)前記入力手段は、ディスプレイのスクリーン上を
座標入力面とするタッチタブレットであることを特徴と
する請求の範囲第1項記載の楽音スペクトル入力装置。
(7)前記タッチタブレットは、タッチ位置に対応した
アナログ電圧を発生する座標入力パネルを有し、前記座
標検出手段は、この電圧をx−y座標系で規定されるデ
ジタル値に変換して一時記憶する手段を有することを特
徴とする請求の範囲第6項記載の楽音スペクトル入力装
置。
(8)前記座標入力パネルは、抵抗シートを用いた分圧
抵抗型の座標入力パネルであることを特徴とする請求の
範囲第7項記載の楽音スペクトル入力装置。
(9)前記修正手段は、前記座標検出手段の検出結果お
よび/または前記修正手段の修正結果を、表示する表示
手段を有することを特徴とする請求の範囲第1項記載の
楽音スペクトル入力装置。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について詳細に説明する。
く構 成〉 第1図に本実施例の楽音波形・スペクトル入力装置10
0を、第2図には、楽音波形・スペクトル入力装置10
0をアダプタとして使用し、これと通信可能であってそ
の楽音波形、楽音スペクトルを利用する電子楽器200
を示す。
楽音波形・スペクトル入力装置100では、タッチ座標
入力装置ないしタブレット上を介して入力された座標の
集合を検出し、それを電子楽器20゛Oに適合する形式
のデータに修正、変換する。特に、楽音波形・スペクト
ル入力装!ft1o。
は入力された座標データの集まりを楽音波形もしくは楽
音スペクトルのデータに修正する。楽音波形・スペクト
ル入力装置100はインターフェース8.29.を介し
て電子楽器200と通信可能であり、楽音波形・スペク
トル入力装置100の作成した楽音波形は電子楽器20
0の波形メモリ21に転送される。また楽音波形台スペ
クトル入力装置11100の作成した楽音スペクトルは
楽音波形◆スペクトル入力装ff1100のメモリの作
業域(図示せず)にいったん格納され、電子楽器200
のCPU26により、波形データに変換されて波形メモ
リ21に記憶される。
楽音波形・スペクトル入力装attooのタブレッ)1
は、ここでは、表示部7のスクリーン上に座標入力面を
有するいわゆるタッチタブレット(ディスプレイと一体
のタブレット)である、タブレット1は種々のもので構
成できるが、ここでは、アナログ方式でタッチ位置を検
出するのに適したものを使用している。特に、好ましい
一例は、同一出願人に係る特願昭60−259430号
に記載のタイプである。このタブレットでは。
2枚の透明な抵抗シートを重ね、周辺に2対の電極(X
用とY用)を形成したタッチパネル(座標入力パネル)
を使用し、タッチ位置に従う、X方向とY方向の分圧抵
抗を検出側で、それぞれX、Yのアナログ電圧として検
出している。そしてそれを、第1図に示すようなAD変
換器2によりデジタル値に変換し、その値に従って表示
部7上にタッチ位置を表示している。特に、その出願で
は、タブレット上の入力位置とスクリーン上の表示位置
とが一致するようにするため(何もてあてをしないと、
タッチパネルの製造公差、その他の理由で両者は物理的
に同じ位置を示さない)、タブレッ)1より検出された
入力座標系上の点がスクリーン上の出力座標系の同じ点
になるように、修正を施している。
このタブレットは、入力座標面の有効サイズが例えば4
0X40mm程度であり、非常にコストが安いとともに
、製造公差等によるタッチ位置の検出誤差を電子的に補
償する較正機能をもっている。また、表示部7も例えば
50X100ml+というサイズのLCDで構成でき、
非常に安いコストで実現できる。
本例では、タブレット1は例えば16X16の分解能を
有し、これに対応し、AD変換器2は4ビツトで構成す
ることができる。
CPU3は楽音波形・スペクトル入力装置100全体を
制御し、電子楽器200のCPU26と通信を行い、ま
た、X−Y制御部5(実際にはCPU3とプログラムに
よって実現できるものであるが、図示及び説明の便宜上
3とは別に描いた。もっとも専用のプロセッサで実現し
てもよい)の作成した楽音波形、楽音スペクトルのデー
タをデータ記憶部4に格納する機能をもっている。
X−Y制御部5は本実施例の重要な要素であり、タブレ
ッ)1より入力された、入力座標の集合を電子楽器20
0に適合した楽音波形、楽音スペクトルのデータに修正
する機能をもっている。
その詳細は後述する。
表示部7には、タブレッ)1より入力されたデータ(波
形、スペクトル)、修正中、修正後のデータその他が表
示制御部6を介して表示される。
インターフェース8は電子楽器200との通信を行うた
めの入/出力ボートで、送受信機能を有する。
電子楽器200は通常の電子楽器で基本的に構成できる
もので、追加される機能としては、楽音波形・スペクト
ル入力装fa100との通信機能のみである。すなわち
、CPU26はインターフェース29を介して楽音波形
・スペクトル入力装置100と通信を行うことができ、
楽音波形◆スペクトル入力装置100より送られてきた
波形データを波形メモリ21に格納し、また楽音波形・
スペクトル入力装置lOOより送られてきた楽音スペク
トルデータを作業域に格納する。この楽音スペクトルデ
ータ(周波数領域のデータ)はCPU26によって時間
領域の波形データに変換され、波形メモリ21に格納さ
れる。この変換は1周波数酸分nωのパワー(大きさ)
をA(n)とするN個の楽音スペクトルデータに対し、
Σ Al1−1 (n)sinnωtを演算することで基本的に実行でき
る。
波形メモリ21に格納したこれらの波形データを基にし
て実際の楽音を作成するやり方(音づくり)は、従来通
りでよい、すなわち、key、LE028を介して、波
形メモリ2■より波形データを読み出し、連続音となる
ように設定する。
また、エンベロープをかけたければ、key。
LE028のキー操作、LED (ディスプレイ)を介
して、ADSR(アタック、デイケイ、サスティン、リ
リース)等のエンベロープを設定する。
演奏時には、鍵盤上のキーオンに応じてコントローラ2
2が波形メモリ21より1周期分の波形データをくり返
し読み出し、楽音形成回路23内の所定の発音チャンネ
ルに送り、そこで、押鍵に対応する周波数に変換され、
DA変換器24に通され、また、予め設定されたエンベ
ロープに従うて、コントロール電圧発生装置27が時間
とともに変化する電圧を乗算器25に送り、DA変換器
24からの連続波形にエンベロープがかけられ。
サウンドシステム(図示せず)を通して楽音が放音され
る。
く動 作〉 次に、実施例の動作、特に、楽音波形・スペクトル入力
装置1100のX−Y制御部5によって行なわれる入力
座標のデータの修正処理について説明する0本例では、
楽音波形と楽音スペクトルとでは修正のしかたが異なる
ので分けて説明する。
楽” 形データへの修正(3、4図) 第3図の(a)はタブレッ)1よりAD変換器2を介し
て入力されたタッチ座!l (X、Y)のデータの集ま
りであり、修正前のものである。ただし、タブレット1
の製造公差等に基づく座標検出値の誤差はすでに(例え
ばメーカーの製品検査の段階で)、補償、較正されてい
る。第4図のaの欄に相当するものである0本例ではタ
ッチ入力チャンネルは16X16点の分解能に設計して
あり、それぞれの座標データD (i)は8ビツト構成
で上位4ビツトがX座標の値DX、下位4ビットがY座
標の値り、を示す、また、タブレット1の有効入力範囲
の左上が原点(0,0)となり、水平ないし横方向がX
軸、縦方向がY軸で、右下が(F、F)となるように、
装置座標を規定している。また、タブレットに対する書
き込みは、ペンシル等によりタブレットの左側より右側
へ波形のパターンを描くことを想定しである(もっとも
、これは必要条件ではなく、ランダムな順序での入力に
も対応できるようにすることは容易であり、データを大
小順にソートすることで容易に第4図(a)に例示する
ような順序付けられたデータを得ることができる)、ま
た、X軸は最終的に時間軸となるものであり、Y軸は最
終的に楽音波形の大きさ、レベルと関係するものである
さて入力されたデータ、すなわち修正前のデータの集ま
りには、第3図(a)からもわかるように、電子楽器2
00が楽音の基本波形データとして使用する条件を満た
している、という保証がない、一般に電子楽器は楽音の
波形データを21で示すような波形メモリの連続番地に
格納し、演奏時に、先頭番地より順次読み出して、最終
番地まで達したら先頭番地(あるいは所定の戻り先番地
)に戻り、くり返し読み出す、つまり1番地が時間に対
応し、番地の内容が波形の大きさ(瞬時値)である、ひ
とつの番#!(時点)にはひとつのデータしか入れるこ
とはできない、また、ある番地にデータ・がないと、デ
ジタルノイズの原因となる。同様に、隣接する番地(例
えば最終番地と戻り先の番JIり間のデータにギャップ
があると、これもノイズの原因になる。
第3図(b)、(c)、(d)に示す処理は、このよう
な条件を満足させるための処理例である。
まず第3図(b“)で、1つのX値(同じ時刻)に対し
、2つ以上のY値がある場合、1つをデータとして抽出
し、他は除去する。
また、第3図(C)に示すように、サンプルのスタート
ポイント(最小のX値をもつデータ)とエンドポイント
(最大のX値をもつデータ)との間でデータの抜けてい
るところに補間データを設定する。
また、第3図(d)に示すようにスタートポイントのY
値(データ)をゼロの基準として、全てのデータの値を
その分変更して較正する。
上記(b)、(C)、(d)の処理はこの順序で行うの
が好ましいが、そうしなければならないということでは
なく、例えば(C)と(d)の順序は何ら変更なしに順
序を入れ替えることができる。また、逐次、スタートポ
イントよりエンドポイントに向けて、(b)、(c)、
(d)の処理をくり返して実行してもよい、その他1種
々のアルゴリズムが可能である。以下、説明する処理は
その一例であり、そこでは便宜上、(b)の処理(フィ
ルタ処理)、(c)の処理(補間処理)。
(d)の処理(レベル較正処理)に分けて行っている。
これらの処理はいずれも、楽音波形番スペクトル入力装
置100のx−Y制御部5によって実行される。
★フィルタ処理(第5図)★ いま、タブレットl上に波形のパターンが描かれ、これ
により、座標検出回路(図示せず)が、例えば、第4図
のa欄に示すような13個の有効データを検出し1作業
域に作成される座標テーブル(図示せず)に、それぞれ
8ビツトの構成で記憶したとする(A1.A2)、以上
の入力処理により、データ数NODは13個、第1番目
のデータは座標テーブルの1番目に、上位4ビツトがそ
のX値を示し、下位4ビツトがそのY値を示す形式で格
納されている。
現在のデータ番号の変数■を1にイニシャライズし、工
が最終のデータ番号NODになるまで以下の処理を行う
(A3.A8)。
現在のデータ番号IのデータD (I)のX座標の値D
X  (I)をxとL (A4)、I=1か、X=XN
 (現在のX座標と直前のX座標が等しくない)ならX
を新しいXNとし、lをひとつ進める(A5、A8.A
7、A9)、つまり、連続する2つのデータのX座標値
が等しくないかぎり、処理するデータ番号をひとつ進め
、今回処理したデータのX座標の値を直前データのX座
標の変数XNとする処理をくり返す。
前回のX座標の値XNと今回のX座標の値が等しいとき
は、同じ時刻に2つの異なるデータYをもつことになる
ので以下の処理を行う(なお、座標検出回路により、座
標(X、Y)が同一位置のデータがサンプルされたとき
は無効とされ、座標(x、y)が異なったとき、有効デ
ータとして、座標テーブルに取り込んでいる。したがっ
て、同じX座標をもつ2つのデータDはそのY方向の値
が異なっている)。
すなわち、座標テーブルの(I −1)番目にある直前
のデータD(I−1)をテーブルから削除する処理を行
う、具体的には、データ数NODをひとつ減らし、(I
−1)を変数Jの初期値とし、(J+1)番目のデータ
D(J+1)をテーブルの5番目に転送し、にNODに
達するまで次のJに進めて、データの転送(左づめ)を
くり返す(AIONAl4)。
以上のフィルタ処理の結果、座標テーブルの内容は、第
4図のb欄に示すようになる。本例では、a#lに示す
t3(igの[データに、5@所のX座標x3,4,7
.8.9において、それぞれ2個のY座標値が含まれて
いる。前にある方のデータ5個が削除され、データ数N
ODは8個となる。
★補間処理(第6図)★ この処理は、第3図の(c)に関する処理で。
各サンプルX座#I(電子楽H200mにおける波形メ
モリ21のデータ格納番地、各サンプルないし読出時刻
に相当するもの)にデータYの抜けがないよう、データ
Yを補間して設定するものである。ここでの補間は前後
にある2つのデータYの直線補間である。
まず、カレントデータ番号■を1にイニシャライズし、
IがデータaNOD (座標テーブルにあるデータ総数
)に達するまで以下の処理を行う(B1.B6)。
今回検査するデータ番号■のデータのX座標の値DX(
I)I変axの値とする(B2)、I=1か、X=XN
+1 (前回ノデータのx座標ニ1を加えたものが、今
回のデータのX座標に等しい)の場合には次の処理に進
めるため、今回のX座標の変数Xの値を前回のX座標の
変数XNとし、■を+1する(83〜B7)、つまり、
座標テーブルのデータのX座標値が連続しているときは
、補間の必要はないから、次のデータへと検査を進める
X=XN+ 1のとき、すなわち前回のデータのX座標
に1を加えても今回のデータのX座標にならないとき、
つまり、データが抜けているときは、前回のデータD(
I−1)と今回のデータD(I)との間に、抜けている
数のデータを直線補間で挿入する(88〜B19)。
すなわち、(X−XN−1)を演算し、補間データ数の
変数Vとする(B8)、そして、座標テーブルにあるD
 (1)以降のデータをすべてVだけ右(下)に移し、
7個分の補間データの格納エリアをつくる(89〜B1
1)、すなわち、J=NODとり、、D (J)t−D
 (J+V) に8L、J=IになるまでJをひとつ減
らしてデータの転送をくり返す。
7個の補間データの格納エリアができたので、直°線補
間のデータを作成してそれぞれの格納番地に格納する(
B13〜BIB)、すなわち、Kをlにイニシャライズ
し、Kが補間総数Vに達するまで。
Dx(I−1)十K を演算して、その結果を(I+に−1)番目のデータの
X座標格納エリアDX  (I +に−1)に格納し、 DV  (I−1)+Int。
を@算しくInいはwe部を示す)、その結果を(I+
に−1)番目のデータのY座標格納エリアD y  (
I + K −1)に格納し。
次のKに進めて、上記の補間演算、設定処理をくり返す
ちなみに、データが1個だけ抜けているときは上記のY
補間の式は Dy  (I  t)+xnt。
となり、2個の前後YデータD、(I−1)。
Dy (I + 1)の中間値が補間Yデータとなる。
7個の補間データも挿入できたので、データの数をV個
増やす(B l 7) 、また、今回の補間により、補
間前に座標テーブルの■番目にあったカレントデータは
、いま(I+V)番目にきているのでこのデータのX座
標Dx  (I+V)を前回のX座標の変数XNとしく
818)、同様に、次に検査するデータ番号の変数Iを
+(V+1)L(B19、B7)、ステップB2へ戻る
以上の補間処理の結果、座標テーブルの内容は第4図の
C欄に例示するようになる0本例ではb欄に示す8個の
補間処理前のデータは、4番目D(4)と5番目D(5
)の間がひとつ抜けているため、この補間処理の結果、
データ数は9個となる。
★レベル較正処理(第7図)★ 第7図は第3図の(d)について述べた処理のフローチ
ャートである。
カレントデータ番号Iを1にイニシャライズしくCt)
、 D (I) −D (1) を演算してこれをI番目のデータD (I)とし、Iが
NOD (ここでは最終の9番目)に達するまで、■を
次に進める(C2〜C4)。
このレベル較正処理の結果、座標テーブルの内容は第4
図のd欄に示すようになる1本例ではスタートポイント
のデータYをゼロにしている。
なお、スタートポイントのデータYは常にゼロである必
要はなく、ゼロとするのは、スタートポイントのデータ
Yが楽音波形の一周期の先頭番地(電子楽器200が使
用する意味で)となるときだけでよい。
第4図のd欄に示す処理ずみのデータはデータ記憶部4
に格納することができる0例えば、テーブルの(x、y
)座標データのうち、Y座標(データ)だけがデータ記
憶部4内の連続格納番地に格納される。
上記のフィルタ、補間、レベル較正の処理はタブレット
1に対する1回の波形入力ごとに行なわれる。
よりデータ数の多い波形を入力したければ、タブレット
1°を何回か使用して入力することができる。本例では
タブレット1は1回につき、最大16個まで波形データ
を・入力可能となっているため、例えば64個程度の波
形データを入力したければ、5〜6回に分けて波形パタ
ーンを書き込む。
例えば右方に続けて入力するときは、CPU3またはx
−Y制御部5は、前回の最終データ番号に対応する値を
X座標のオフセット値(もしくはデータ記憶部4の次に
書き込むデータのアドレスポインタ)として設定する。
そして、レベル較正処理においては、前回の最終データ
Yと一致ないし適合する値が、今回のスタートポイント
のデータYの値となるように連結ないし較正する。
また、上方(または下方)へ連結したい波形を入力した
ときの処理も同様である。
立スペクトルデータへの修正(8図、第5楽音スペクト
ルを入力する場合には、X軸は周波数軸として扱われ、
Y軸は周波数成分の大きさとして扱われる0例えばX座
標の値1は合成される波形の基本周波数fに、値2は2
次高調波2fに、値3は3次高調波3fに、というよう
に関係づけられる。
第8図(a)に座標検出回路(図示せず)によって検出
された楽音スペクトルのデータの集合を例示する。(b
)、(C)が修正されたデータである。
楽音スペクトルデータへの修正は、1つのX座標の値X
座標の値(1つの周波a)に対し、2つ以上のY座標の
値(フーリエ係数に相当する)が検出された場合、これ
を1つにすることで基本的に充分である。
この処理は、第5図について上述したフィルタ処理で実
行することができる。したがって、説明はくり返さない
なお、楽音波形を入力する場合であれ、楽音スペクトル
を入力する場合であれ、LCDの表示部7のスクリーン
上のタブレット入力範囲に、方眼紙のようなメツシュな
いし格子(この場合、16x16)を表示するのが望ま
しい(タブレットのパネル上に印刷してもよい)。
ユーザーは格子を見ながら、ペンシルのような細いもの
で格子の交点もしくはます内にパターンを描くことがで
きる。楽音スペクトルの場合は、必要な交点(もしくは
ます内)だけを押すようにするとよい。
くまとめ〉 上記実施例では、安価、小型のタッチタブレット、表示
装置(LCD)を使用しており、また電子楽器の使用す
る楽音波形、楽音スペクトルのデータに適合するデータ
への修正を比較的小さなプログラムメモリとプロセッサ
によって行っているため、全体として非常に、廉価に構
成でき、小型アダプタとして持ち運びも簡単にでき、し
かも、入力と応答結果との対応も明確であるのでごく簡
単に波形、スペクトルを入力することができる。
もっとも、木考案は、これには限らず、種々の変形、変
更が可能である。
例えば、上記実施例では楽音波形・スペクトル入力装置
を電子楽器と通信可能なアダプタとして構成しており、
これは既存の電子楽器(例えばMIDI電子楽器)にも
適合可能である点において有利であるがこれには限られ
ず、電子楽器の−ff素として構成してもよい。
また、上記実施例では座標入力タブレットをディスプレ
イ上に座標入力面をもついわゆるタッチタブレットで構
成しているが、ディスプレイと別体のディジタイザ−、
タブレットを使用してもよい。
また、ディスプレイをアダプタ(楽音波形・スペクトル
入力装置)側に設けているが、電子楽器側のディスプレ
イを兼用して、これを楽音波形、スペクトルの表示スク
リーンとして使用することも可能である。この場合、楽
音波形・スペクトル入力装置ioo側のCPUがホスト
となって電子楽器200側のCPUを介してそのディス
プレイに波形、スペクトルを表示させることができる。
また上記実施例では、X−Y座標系の形式で入力された
位置を検出、定義している。しかし、所望ならば、他の
二次元座標系において定義してもよい、この場合、一方
の元ないし軸が1時間軸(楽音波形の場合)、周波数軸
(楽音スペクトルの場合)と関係し、他方の元ないし軸
が波形もしくはスペクトルにおけるレベルないし大きさ
を表わすものとして扱われる。
修正処理についても種々の変形、変更が可能であり、そ
のすべてを列挙する紙面がない。
例えば、上記実施例ではX座標上のある位置に2つ以上
のデータYを検出した場合2そのひとつを選択し、それ
を、同X座標のデータとしているが(狭義のフィルタ処
理)、これには限らない。
例えば、平均値を演算し、それをデータYとすることが
できる(広義のフィルタ処理)。
また、上記実施例では楽音波形データの補間処理として
、サンプルX座標上にデータYの抜けがある場合、これ
を前後の2個のデータYを使って補間している。これで
基本的に十分であるが(抜けはほとんどの場合、1個と
考えられるためと、手書き入力の場合、入力自体にそれ
ほど精度がない)、他の方式も使用可能である。
より時車な方式では、抜けが見つかった場合、直前もし
くは直後のデータYを抜けのデータYとして設定(補間
)する、さらに抜けが高々1つであることを想定すれば
、補間を行なわないことも不可能ではない。
より複雑な方式では、多項式近似1例えばスプライン処
理を行う、多項式(ポリノミナル)を上手く使えば、抜
けのデータの補間だけでなく、検出したデータより数の
はるかに多いデータを補間、生成することができる。
また、上記実施例ではタッチ位置の検出、定義に関し、
x−Y座標系のメツシュを等間隔、換言すれば目盛をリ
ニアな目盛にして行なっているが、ノンリニアな目盛付
けをして入力位置の座標値を与えるようにしてもよい0
例えば対数目盛等々である。
最後に、上記実施例では、入力装置100を楽音波形と
楽音スペクトルのデータを両方とも入力できる装置とし
て構成しているが1片方のみの入力機能でもよいことは
もちろんである。また、タブレット1上は周波数スペク
トルの入力面として使用し、入力装置内部で修正後の楽
音スペクトルデータを、楽音波形に変換する処理を行っ
てもよく、あるいは、周波数スペクトル/波形データ変
#!機能をもつ外部装置に通して波形データを得、これ
を電子楽器に入力してもよい。
[発明の効果J 以上、詳述したように、本発明によれば、入力手段の座
標入力面を介して入力されたパターンを基に、それを電
子楽器で使用する楽音スペクトルデータに適合する形式
に修正しているので、容易かつ確実に所望の楽音スペク
トルを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成図、第2図は第1図の
入力装置と通信可能な電子楽器の構成図、第3図は楽音
波形の入力データを修正する処理の説明図、第4図は入
力データの修正が行なわれる座標テーブルの内容の変化
を示す図、第5図はフィルタ処理のフローチャート、第
6図は補間処理のフローチャート、第7図はレベル較正
処理のフローチャート、第8図は楽音スペクトルの入力
データを修正する処理の説明図である。 l・・・・・・タッチタブレット、2・・・・・・AD
変換器、3・・・・・・CPU、4・・・・・・データ
記憶部、5・・・・・・X−Y制御部、6・・・・・・
表示制御部、7・・・・・・表示部、8・・・・・・イ
ンターフェース。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)座標入力面を有する入力手段と、 座標入力面に描かれた入力パターンを、二次元の座標系
    における座標点の集合として検出する座標検出手段と、 この座標検出手段から検出された座標点の集合を電子楽
    器で使用する楽音のスペクトルデータに適合する集合に
    修正する修正手段と、 を有することを特徴とする楽音スペクトル入力装置。
  2. (2)前記座標検出手段は、前記入力パターンを、スペ
    クトルの周波数と関係する第1の複数の平行線と、各周
    波数成分の大きさと関係する第2の複数の平行線とで規
    定されるメッシュ上(x−y座標系)における交点の集
    合として定義することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の楽音スペクトル入力装置。
  3. (3)前記修正手段は、 前記座標検出手段により検出した交点の集合が、前記第
    2のそれぞれの平行線上に2つ以上の交点を有する場合
    に1つの交点を求め、求めた以外の交点を消去する1交
    点限定手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の楽音スペクトル入力装置。
  4. (4)前記1交点限定手段は、同一平行線上にある2つ
    以上の交点のなかからひとつのみを選択するフィルタ手
    段であることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の
    楽音スペクトル入力装置。
  5. (5)前記入力手段は、ディスプレイとこのディスプレ
    イと別体のディジタイザーまたはタブレットとからなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の楽音スペ
    クトル入力装置。
  6. (6)前記入力手段は、ディスプレイのスクリーン上を
    座標入力面とするタッチタブレットであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の楽音スペクトル入力装
    置。
  7. (7)前記タッチタブレットは、タッチ位置に対応した
    アナログ電圧を発生する座標入力パネルを有し、前記座
    標検出手段は、この電圧をx−y座標系で規定されるデ
    ジタル値に変換して一時記憶する手段を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第6項記載の楽音スペクトル入
    力装置。
  8. (8)前記座標入力パネルは、抵抗シートを用いた分圧
    抵抗型の座標入力パネルであることを特徴とする特許請
    求の範囲第7項記載の楽音スペクトル入力装置。
  9. (9)前記修正手段は、前記座標検出手段の検出結果お
    よび/または前記修正手段の修正結果を、表示する表示
    手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の楽音スペクトル入力装置。
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