JPH0339962A - 画像転写方法 - Google Patents

画像転写方法

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JPH0339962A
JPH0339962A JP19363289A JP19363289A JPH0339962A JP H0339962 A JPH0339962 A JP H0339962A JP 19363289 A JP19363289 A JP 19363289A JP 19363289 A JP19363289 A JP 19363289A JP H0339962 A JPH0339962 A JP H0339962A
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JP
Japan
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image
sheet
conveyed
transfer
roller
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Pending
Application number
JP19363289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirokazu Kato
広和 加藤
Kiyoshi Hirota
廣田 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Publication of JPH0339962A publication Critical patent/JPH0339962A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は画像シートと受(8)重ね合わせて、受像シー
トに画像シートの画像を転写する画像転写方法に関する
[従来の技術] カラー原稿からPS版等の製版材料を用いた印刷版を作
成して、多数枚の印刷を行う場合、カラープルーフを作
成していわゆる色校正作業を行っている。
カラープルーフを作成するための感光材料として、銀塩
写真方式の感光材料や電子写真方式の感光材料、フォト
ポリマーを用いた感光材料などが知られている。これら
の感光材料に画像露光して画像を焼付け、現像処理した
後にこの画像を受像シートに転写することによりカラー
プルーフが得られる。
この場合、4枚の感光材料を用いて、それぞれブラック
、シアン、マゼンタ、イエローのカラー画像が形成され
た画像シートを作成して、これらを順次同一の受像シー
トへ転写することにより多色のカラー画像が作成される
4枚の画像シートを順次受像シートペ転写する転写装置
が特願昭59−112021号、特願昭59−1120
20号で提案されている。これらによれば、画像シート
と受(8)ガイド板上へ位置合わせしながら載置した後
に指圧で仮止めし、作業者が支持板と共に転写装置のヒ
ートローラ対間へ挿入し、ヒートローラ対間で抑圧挟持
すると共に、搬送しながら加熱することによって転写し
ている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の転写装置では画像シートと受
像シートとが載置されたガイド板を転写装置の一方の側
からヒートローラ対間へ画像シートと受像シートとが載
置されたガイド板を一方の側から挿入すると、作業者が
ガイド板を受は取るために挿入側と反対側へ移動しなけ
ればならい。
このようにガイド板の挿入途中で反対側へ移動しなけれ
ばならないので、転写作業が面倒であった。
また画像シートと受像シートの版サイズが大きくなると
、支持板も大きくなるので重くなり、支持板上へ画像シ
ートと受(8)載置した状態で、転写装置へ挿入する作
業が煩雑であった。
さらに、支持板上へ画像シートと受(8)載置するには
、作業台が必要であり、作業スペースを広くとる必要が
ある。
また支持板上へ画像シートと受(8)位置合わせする作
業が難しく作業員の熟練を要していた。
さらに、指圧で仮止めをする作業も難しく熟練を要して
いた。
また転写装置のヒートローラ対間へ支持板と共に画像シ
ートと受(8)挿入する際に挿入方向に対して斜めに挿
入する虞もあり、この場合には良好な転写をすることが
出来なかった。
本発明は上記事実を考慮し、仮止め作業が容易で、画像
シートと受像シートが支持板上へ載置されて形成された
被搬送シート体の転写部への挿入及び転写部からの受は
取りが容易となり、かつ作業スペースを削減することが
出来る画像転写方法を提供することが目的である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため請求項(1)の発明では、仮止
め部および画像シートと受(8)重ね合わせて搬送し、
転写部を通過させた後に逆方向に搬送して再び転写部を
通過させ画像シートに記録された画像を受像シートへ転
写することを特徴としている。
また請求項(2)の発明では、画像シートと受(8)重
ね合わせて搬送し、仮止め部および転写部を通過させな
がら加圧または加圧と共に加熱して画像シートに記録さ
れている画像を受像シートへ転写した後に逆方向に搬送
して転写前の位置へ戻すことを特徴としている。
さらに請求項(3)の発明では、画像シートと受(8)
重ね合わせて搬送し仮止め部および転写部を通過させな
がら加圧または加圧と共に加熱した後に逆方向へ搬送し
て再び転写部を通過させながら少なくとも加圧して画像
シートに記録されている画像を受像シートへ転写するこ
とを特徴としている。
また請求項(4)の発明では、画像シートと受(8)支
持体上に重ね合わせて被搬送シート体を形成し、被搬送
シート体を搬送する第1の搬送手段を転写部に設けると
共に転写部へ被搬送シート体を挿入する挿入手段を設け
て被搬送シート体を搬送することを特徴としている。
請求項(5)の発明では、画像シートと受(8)重ね合
わせて被搬送シート体を形成し、この被搬送シート体を
第2の搬送手段によって搬送しながら転写することを特
徴としている。
請求項(6)の発明では、画像シートと受(8)仮止め
する仮。(6)画像シートと受(8)仮止めした後に転
写部へ搬送することを特徴としている。
請求項(7)の発明では、仮止め手段は串型ローラから
なることを特徴としている。
請求項(8)の発明では、位置合わせ手段によって画像
シートと受(8)位置合わせ手段によつて画像シートと
受(8)位置合わせした後に、画像シート体を転写部へ
搬送することを特徴としている。
請求項(9)の発明では、画像シートと受(8)重ね合
わせて被搬送シート体を形成した後に平坦化手段によっ
て画像シートと受(8)平坦にして、前記転写部へ搬送
することを特徴としている。
[作用] 上記請求項(1)の発明によれば、画像シートと受像シ
ートは、重ね合わせて搬送され、仮止め部および転写部
を通過手段によつて受は部に排出され、その後逆方向へ
搬送される。逆方向に搬送された画像シートと受像シー
トは転写部を通過して転写前の位置へ戻される。転写部
での転写は往路、往復路のいずれか1つで行うことが出
来る。画像シートと受像シートとの転写前の位置と転写
後の位置とが転写部に対して同じ側になる、請求項(2
)の発明では、画像シートと受像シートと重ね合わせて
搬送しながら転写部で少なくとも加圧して転写手段によ
つて逆方向へ搬送して転写前の位置へ戻される。従って
往路で転写させることになる。転写は、加圧加熱で行う
ことも出来る。
請求項(3)の発明では、画像シートと受(8)重ね合
わせて搬送しながら転写部で少なくとも加圧して転写部
を通過させた後に、逆方向へ搬送して再び転写部を通過
させながら転写部で少なくとも加圧する。これにより画
像シートに記録されている画像は往復路で受像シートへ
転写される。
請求項(4)の発明では、画像シートと受(8)支持体
上に重ね合わせて形成された被搬送シート体は、挿入手
段によって転写部へ挿入され、転写部の第1の搬送手段
で搬送される。
請求項(5)の発明では、画像シートと受(8)重ね合
わせて形成された被搬送シート体は第2の搬送手段によ
って搬送されながら転写される。
請求項(6)の発明では、重ね合わされた画像シートと
受像シートは仮止め手段によって仮止めされた後に転写
部へ挿入される。
請求項(7)の発明では、請求項(6)記載の仮止め手
段が串型ローラで形成されている。この串型ローラによ
って、画像シートと受像シートは搬送方向に沿って仮止
めされるので、仮止めされた部分の間に残っているエア
ーが転写の際に押し出されて除去される。
請求項(8)の発明では、画像シートと受像シートは位
置合わせ手段によって位置合わせされて重ね合わされる
。この状態の被搬送シート体は転写部へ搬送される。
請求項(9)の発明では、重ね合わされた画像シートと
受像シートは平坦化手段によって、平坦化される。
[発明の効果] 請求項(1)、(2)、(3)の発明によれば、重ね合
わせた画像シートと受像シートとは転写前後で転写部に
対して同じ側になるので、作業者は転写部に対して一方
の側に位置していれば良く、これによって画像シートと
受像シートの転写部への挿入及び転写部からの受は取り
が容易となり、かつ作業スペースを削減することが出来
る、という優れた効果が得られる。
請求項(4)の発明によれば、転写部に第1の搬送手段
を設けて転写部に挿入することによって受像シート等搬
送しているため、受像シート等等を搬送する搬送機構を
簡単にすることが出来る、という効果が得られる。
さらに請求項(5)の発明によれば、第2の搬送手段に
よって搬送されながら転写されるので、転写作業が容易
になるという効果が得られる。
請求項(6)、(7)の発明によれば、仮止め手段によ
って仮止めした後に転写されるため、画像シートと受像
シートのずれがなく、また気泡の発生も無くなるので、
転写画像の転写むらが生じることがなく、良好な転写画
像を得ることが出来るという優れた効果が得られる。
請求項(8)の発明によれば、画像シートと受(8)位
置合わせ手段によって位置合わせするので、位置ズレが
生じることがなく、位置合わせ作業が容易になるという
優れた効果が得られる。
る。
請求項(9)の発明によれば、画像シートと受(8)重
ね合わせて形成された被搬送シート体は平坦化手段によ
って平坦にされるので、気泡の発生がなく、良好な転写
をすることが出来るという優れた効果が得られる。
[実施例] 第1実施例 第1図には本発明に係る画像転写方法が適用された画像
転写装置10の第1実施例が示されており、第1図は画
像転写装置IOの概略構成を示す左側面図であり、第2
図は画像転写装置10の分解斜視図である。
〈画像転写装置10) 第1図及び第2図に示されるように、画像転写装置lO
には機台12に立設された一対の側板14.16の長手
方向に沿って作業部18、仮止め部20、転写部22、
冷却部24が順に配設されている。画像が焼付けられた
画像シート26と受像シート28は重ね合わされて、作
業部18、仮止め部20、転写部22、冷却部24へと
送られて画像シート26の画像が受像シート28へ転写
される。
〈作業部ン 作業部18には側板14.16間に作業台30が配置さ
れている。この作業台30は両側部が側板14.16に
支持されており、上面にガイド板32が載置されている
。このガイド板32上へ受像シート28、画像シート2
6が重ね合わされる。
作業台30には画像転写装置10の幅方向(矢印B方向
)に沿って、搬送方向手前側に矩形状の開口部34が設
けられている。この開口部34内へは位置決め機構36
によって上下動される平板バー38が挿入される。
く位置決め機構〉 第2図に示されるように位置決め機構36は作業台30
の下方に配置されている。第3図に示されるように、こ
の位置決め機構3Gはベース40上に一対の側板42.
44が立設されている。これらの側板42.44はそれ
ぞれ一方の側部が互いに接する方向へ折り曲げられおり
、側板42.44へ固着されたブラケット62との間に
スライド部64が形成されている。このスライド部64
内には、平板バー38の下部と連結されたスライドプレ
ート66が挿入されている。このスライドプレート66
の上下動によって平板バー38が作業台30に設けられ
た矩形貫通孔30A内へ挿入したり、矩形貫通孔30A
内から抜き出る。
側板42の外側にはモータ46がビス45で取付けられ
ている。モータ46の駆動軸4BAli側板42の貫通
孔42A内を貫通して側板42と1l11板44に間に
突出したりする。
駆動軸46Aの先端部にはアーム48の−・端カベ固着
されている。アーム48の他端にはピン50の一端が回
転可能に支持されている。ピン50の他端には連結アー
ム52の一端が回転可能に支持されている。連結アーム
52の他端にはピン54の一端が回転可能に支持されて
おり、ピン54の他端は駆動アーム56の中間部へ回転
可能に支持されている。駆動アーム56の一方の端部は
、側板42.44間に掛渡された支軸58へ回転可能に
支持されている。駆動アーム56の他端側にはスリット
56Aが形成されている。このスリット56A内にはス
ライドプレート66の下部折り曲げ部66Aが挿入され
ている。
また支軸58の中間部には、駆動アーム56と同形状の
駆動アーム57が支持されている。この駆動アーム57
の他端にはスリット57Aが形成され、下部折り曲げ部
66Aが挿入されている。
したがって駆動軸46Aが回転するとアーム48が回転
し、連結アーム52が揺動する。連結アーム52が揺動
すると駆動アーム56.57が支軸58を中心に回転し
、スライドプレート66を上下に移動させる。また平板
バー38には複数本の位置決めピン68が立設されてい
る。これらの位置決めピン68の間隔はガイド板32に
設けられた矩形状の貫通孔32Aに対応して配置されて
おり、画像シート26と受像シート28が重ね合わされ
た被搬送シート60の作業台30上への位置決め用とな
っている。
位置合わせピン68は、受像シート26及び画像シート
28へ設けられた位置決め穴26A、28Aと対応して
配置されており、受像シート26と画像シート28との
位置合わせ(見当合わせ)用となっている。
また側板44にはリミットスイッチ59.61が取付け
られている。これらのリミットスイッチ59.61は駆
動アーム57と当接して、平板バー38の上昇位置、及
び下降位置を設定しているまた作業部18の上方には、
作業台30の幅方向く矢印B方向〉に沿ってブラシ70
が配設されている。このブラシ70はブラシ駆動機構7
2によって被搬送シート60の搬送方向(矢印六方向に
沿って移動される。
くブラシ移動機構〉 ブラシ駆動機構72には側板14.16間の外方に位置
して一対のガイドレール74が側板1416へ取付けら
れている。これらのガイドレール74には、ガイドレー
ル74を挟持して一対のがイドローラ76.78が配置
されている。一対のガイドローラ76.68は移動プレ
ート80に固定されており、これによって移動プレート
80をガイドレール74の長平方向(矢印六方向)に沿
って案内している。
移動プレート80には上下方向に沿って配置されたスラ
ストシャフト82の中間部が、スライド軸受84を介し
て連結されている。このためスラストシャフト82は被
搬送シート60の搬送方向に沿って移動可能であると共
に上下方向に沿って移動可能になっている。
スラストシャフト、82は被搬送シート60の搬送方向
に沿って配設されたチェノベルト86と連結ブラケット
88を介して連結されている。この連結では、連結ブラ
ケット88に対してスラストシャフト82が上下方向に
沿って移動可能となっている。
チェノベルト86は、一対のスプロケット90.92間
に巻掛けられている。一対のスプロケット90.92は
、側板14.16間に掛渡された一対のシャフト94.
96の両端部に固定されている。これらのスプロケット
92.94は側板14.16間の外方に配置されている
スプロケット90.92間にはスプロケット98が側板
14へ軸支されている。さらにこのスプロケット98と
スプロケット92との間にはモータ100が側板14へ
図示しない取付ブラケットを介して支持されている。こ
のモータ100の駆動軸100Aは側板14の外方へ突
出している。
この駆動軸100Aの側板14の外方へ突出した先端部
にはスプロケット102が固着されている。
これらのスプロケット90.92.98.102にはチ
ェノベルト104が巻掛けられている。これによってモ
ータ100の駆動力でチェンベルト104が搬送される
一対のスラストシャフト82の各々の下端部には一対の
ガイドローラ106が取付けられており、一対のガイド
プレート108の上面に載置されている。ガイドブレー
ト108は側板14.16の長手方向に沿って配置され
て側板14.16の外方へ固定されている。ガイドブレ
ート108は被搬送シート60の挿入側で屈曲されて段
差が形成されており、先端部はガイドプレー)108の
中間部より下方に位置している。また後端部、すなわち
仮止め部20側も屈曲されて段差が形成されており、後
端部はガイドブレート108の中間部より上方に位置し
ている。このためブラシ70は挿入部では作業者が作業
し易いように中間部より下方に位置し、仮止め部20側
ではブラシ70の先端が被搬送シート60から離れて上
方に位置する。
ガイド板32に被搬送シート体60を載置し、カバーシ
ート110で覆うことにより被搬送シート体35を形成
している。
第1図に示されるように、ガイド板32には仮止め部2
0側にカバーシー1−110の一端が取付けられている
。このカバーシート110は被搬送シート60の上面を
讃って、被搬送シート60を保護している。
く第1の挿入機構〉 また作業部18の作業台30の被搬送シート60の入側
下部には第1の挿入手段である第1の挿入機構112が
配置されている。第5図に示されるように、作業台30
の下部には一対の断面り字状の側板116.118が互
いに対向して取付けられている。これらの側板116.
118間には2本の支軸120.122が掛渡されて、
軸受128を介して支持されている。
支軸120.122の側板116側の端部にはスプロケ
ット124、I26が固着されている。
また支軸120.122の側板118側にはスプロケッ
ト130.132が固着されている。スプロケット12
4.126間には無端チェノベルト134が巻掛けられ
ている。さらにスプロケット130.132間には無端
チェノベルト136が巻掛けられている。
支軸122のスプロケット126側にはスプロケット1
38が固着されている。このスプロケット138にはモ
ータ140の駆動軸140Aに固着されたスプロケット
142との間に無端チェノベルト144が巻掛けられて
いる。モータ140はL字状ブラケツ)146を介して
作業台30の下面側へ固定されている。したがって、モ
ータ140の駆動力によって無端チェノベルト134.
136が搬送される。
無端チェンベル)13L 136には、挿入プレート1
48がブラケット150で取付けられている。この挿入
プレート148の上面側には挿入ピン151が立設され
ている。この挿入ピン151の先端部は作業台30の表
裏を貫通した移動孔30A内を貫通し、作業台30の表
面より突出している。この突出した先端部は被搬送シー
ト60の側部との当接用となっている。
この第1の挿入機構112には、挿入ピン151が第5
図矢印へ方向へ移動することによってガイド板32を仮
止め部20へ挿入する。
また側板116にはリミットスイッチ117.119が
取付けられている。これらのリミットスイッチ117.
119は挿入プレート148の一方の端部に突出して設
けられた接触部148Aと当接して、挿入プレート14
8の移動位置を設定する。
作業部18では作業台30上画像シートと受像シートが
載置されたガイド板32 (以下「被搬送シート体35
」という)を仮止め部20へ向けて送る。
く仮止め部〉 第2図に示されるように、仮止め部20及びこの仮止め
部20に隣接する転写部22に対応する側板14.16
には切欠き152が形成されている。第6図に示される
ように、この切欠き152には一対のハウジングプレー
ト154がそれぞれ取付けられている。ハウジングプレ
ート154の仮止め部20に対応する上部には矩形状切
欠き154Aが形成されている。この矩形状切欠き15
4A内にはハウジング156が挿入されている。
このハウジング156にはハウジングプレート154間
に配置された串型の仮止めローラ158が軸受160で
支持されている。またこの仮止めローラ160に当接配
置されて、仮止めローラ158を支えるローラ162が
軸受164で支持されている。この仮止めローラ158
とローラ162との間へ被搬送シート体35が挿入され
、串型の仮止めローラ158によって仮止めされる。
仮止めローラ158が支持されたハウジング156の幅
方向寸法は矩形状切欠き154Aの幅寸法と等しく、さ
らに縦方向の長さは矩形状切欠き154A深さ方向の長
さ短く設定されている。このためハウジング156は貫
通孔154A内を上下に移動可能になっている。ハウジ
ング156の上端部には矩形状の切欠き156Aが形成
されており、止め板172が挿入されて止め板172の
回転を規制している。
ま、た矩形状切欠き154Aの上壁にはか貫通孔168
が形成されている。この貫通孔168内にはスプリング
プランジャー(又はボールプランジャー〉 170が螺
合されている。貫通孔168を挿通して矩形状切欠き1
54A内へ突出した先端部は、ハウジング156の上部
と当接している。
このスプリングプランジャー170を締め付けることに
よってハウジング156を下方へ向けて付勢している。
なおハウジング156は仮止めローラ158が、ローラ
162上に載置されることによって、矩形状の切欠き1
54A内での下部位置が設定されている。
またスプリングプランジャー170のプレート158の
上方へ突出している頭部には螺子が形成されており、ナ
ツト176が螺合している。またゆるみ止めのみに使用
するナツト174とプレート168との間にはワッシャ
178が配置されている。
したがって、ナツト176を締め付けることによってハ
ウジング156が下方へ移動して仮止めローラ158が
ローラ162へ接近するが初めは無加圧の状態で保持し
、仮止めローラ158の重量によってのみローラ162
を加圧している。この状態で、被搬送シート体35が通
過すると、被搬送シート体35の上下方向から加圧され
る。
ローラ162は中空状で内部に棒ヒータ180が挿入さ
れている。棒ヒータ180の両端部はローラ162の両
端部から突出しており、支持プレー)182へ支持され
ている。支持プレート182はステー184によってハ
ウジングプレート154へ固定されている。棒ヒータ1
80の端子部には図示しない電源に接続されたリード線
180Aの一端が接続されている。これにより棒ヒータ
180が通電され、ローラ162が加熱され、仮止めロ
ーラ158が加熱される。
また仮止めローラ158軸方向上部が、カバー188で
覆われている。このカバー188は略り字状の取付ブラ
ケット190でハウジング156へ取付けられている。
カバー188は下方へ向けて開口した断面形状が略コ字
型で、内部に収容している仮止めローラの外周の一部が
開口部から外方へ突出して、仮止めローラ158の下部
に配置されているローラ162と当接している。
またローラ162はカバー188と同形状のカバー19
2で覆われている。カバー192は上方へ向けて開口し
た開口部からローラ162の外周の一部が外方へ突出し
て、仮止めローラ158と当接している。このカバー1
92は断面形状が略り字状のブラケット194でハウジ
ングプレート154へ固定されている。これらのカバー
188.192は仮止めローラ158、ローラ162の
温度の低下を防止している。
ハウジングプレート154と支持プレート182の間に
はローラ162の先端部に、スプロケット196が固着
されている。このスプロケット196にはチェノベルト
198が巻掛けられている。
スプロケット196は後述する加熱転写ローラに伝達さ
れたモータ252の駆動力がチェノベルト198によっ
て伝達され、ローラ162を正転したり、逆転したりす
る。
く転写部〉 ハウジングプレート154の転写1部22に対応する位
置の上部には矩形状の切欠き154Bが形成されている
。この矩形状切欠き154B内にはハウジング200が
挿入されている。このノ\ウジング200にはハウジン
グプレート154間に配置された加熱転写ローラ202
が軸受204で支持されている。またこの加部転写ロー
ラ202の下部にはハウジングプレート154に支持さ
れ、加熱転写ローラ202に当接してこの加熱転写ロー
ラ202を支える加熱転写ローラ206が軸受208で
支持されている。これらの加熱転写ローラ202.20
4間へ被搬送シート体35が挿入され、加圧加熱されて
画像シート26に記録されている画像が受像シート28
へ転写される。
加熱転写ローラ202支持されたハウジング200の幅
方向寸法は矩形状切欠き154Bの幅寸法と等しく、さ
らに縦方向の長さは矩形状切欠き154Bの深さ方向の
長さ短く設定されている。
このためハウジング200は切欠き154Bを上下に移
動可能になっている。ハウジング200の上端部には矩
形状の切欠き200Aが形成されており、止め板210
が挿入されて止め板210の回転を規制している。
また矩形状切欠き154Bの上部開口は、ハウジングプ
レー)154の上面にボルト212で固定されたプレー
ト214によって閉止されている。
プレート214の中間部には貫通孔214Aが設けられ
ており、スプリングプランジャー216が挿通されてい
る。貫通孔214Aを挿通して矩形状切欠き154B内
へ突出した先端部は、止め板210の上面に当接してい
る。スプリングプランジャー216の止め板210とプ
レート214との間には圧縮コイルスプリング218が
配置されており、ハウジング200を下方へ向けて付勢
している。なおハウジング200は加熱転写ローラ20
2が、加熱転写ローラ206上に載置されることによっ
て、矩形状の切欠き154B内での下部位置が設定され
ている。
またスプリングプランジャー216のプレート214の
上方へ突出している頭部にはねじ部が形成されており、
ナツト220が螺合している。またナツト220とプレ
ート214との間にはワッシャ222が配置されている
したがって、ナツト220を圧縮コイルスプリング21
8の付勢力に抗して締め付けることによってハウジング
押さえ板200Aが上方へ移動して、被搬送シート体3
5が通過するとき加熱転写ローラ202が上方へ逃げ易
くなり、加熱転写ローラ202と加熱転写ローラ206
による被搬送シート体35に対する加圧力が弱くなる。
またナツト220を緩めることによってハウジング押さ
え板200Aが下方へ移動し、被搬送シート体35が通
過するとき加熱転写ローラ202が上方へ逃げる量が少
なくなると、加熱転写ローラ202が加熱転写ローラ2
06による被搬送シート体35に対する加圧力が強くな
る。
加熱転写ローラ202は中空状で内部に棒ヒータ224
が挿入されている。棒ヒータ224の両端部は加熱転写
ローラ202の両端部から突出しており、支持プレート
226へ支持されている。
支持プレート226はステー228によってハウジング
200へ固定されている。棒ヒータ224の端子部には
図示しない電源に接続されたリード線230の一端が接
続されている。これにより棒ヒータ224が通電され、
加熱される。
また加熱転写ローラ206は加熱転写ローラ202と同
様に中空状で内部に棒ヒータ240が挿入されている。
棒ヒータ240の両端部は加熱転写ローラ206の両端
部から突出しており、支持プレート242へ支持されて
いる。支持プレート242はステー244によってハウ
ジングプレート154へ固定されている。
加熱転写ローラ202の軸方向上部はカバー232で覆
われている。このカバー232は略り字状の取付ブラケ
ット234でハウジング200へ取付けられている。カ
バー232は下方へ向けて開口した断面形状が略コ字型
で、内部に収容している加熱転写ローラ202の外周の
一部が開口部から外方へ突出して、加熱転写ローラ20
2の下部に配置されている加熱転写ローラ206と当接
している。
また加熱転写ローラ206はカバー188と同形状のカ
バー236で覆われている。カバー236は上方へ向け
て開口した開口部から加熱転写ローラ206の外周の一
部が外方へ突出して、加熱転写ローラ202と当接して
いる。このカバー236は断面形状が略り字状のブラケ
ット238でハウジングプレート154へ固定されてい
る。これらのカバー232.236は加熱転写ローラ2
02.206の温度の低下を防止している。
ハウジングプレート154と支持プレート242の間に
は加熱転写ローラ206の先端部に、スプロケット24
6.248が固着されている。スプロケット246には
モータ252の駆動軸252Aに固着されたスプロケッ
ト254との間にチェノベルト250が巻掛けられてい
る。モータ252は側板14ヘブラケツト256を介し
て取付けられている。
したがってモータ252の駆動力がチェノベルト250
を介して伝達され加熱転写ローラ206を正転したり、
逆転したりする。正転する場合には被搬送シート体35
を作業部18から受は部24へ搬送する。また逆転の場
合には受は部24から仮止め部20、及び作業部18へ
搬送する。
またスプロケット248にはローラ16゛2に固着され
たスプロケット196に巻掛けられたチェノベルト19
8が巻掛けられている。これによりモータ252の駆動
力がローラ162へ伝達されて、ローラ162が回転す
る。
加熱転写ローラ202.206は図示しないブラケット
を介してカバー258が取付けられ外部から遮閉されて
いる。これにより加熱転写ローラ202.206の熱の
外部への放出を防止している。
〈受は部〉 受は部24には受は台260が配置されている。
この受は台260は、平面部260Aの両側が略直角に
折り曲げられて、側板14.16への取付部260Bと
なっている。平面部260Aには表裏を貫通した一対の
長孔262が形成されている。
これらの長孔262内には第2の挿入手段である第2の
挿入機構264の当接ピン266.268が挿入される
〈第2の挿入機構〉 第2の挿入機構264は受は台260の下面側に配置さ
れている。受は台260の下面側には支軸270が受は
台260の幅方向に沿って配置されており、受台260
の下面側に取付けられた一対のL字状ブラケット272
に軸受274を介して回転可能に支持されている。
この支軸270の両端部はブラケット272の外側へ突
出しており、そそれぞれ先端部にはブロック276が固
着されている。これらのブロック276には当接ピン2
66.268の先端が同方向へ向けて形成されている。
また支軸270の中間部はL字状ブラケット282によ
って支持されており、このブラケット282の近傍には
スプロケット278が固着されている。このスプロケッ
ト278にはモータ284の駆動軸284Aに固着され
たスプロケット286との間にチェノベルト280が巻
掛けられている。モータ284は一端が受は台260の
面側に取付けられたL字状ブラケット288に固定され
ている。
したがって、モータ284の作動によって支軸270が
回転し、両端部のブロック276が回転することによっ
て当接ピン266.268が揺動し、受は台260上の
被搬送シート体35を転写部22の加熱転ローラ202
.206間へ挿入すると共に長孔262から受は台26
0の下面側へ移動する。
く制御装置〉 また画像転写装置10には画像転写装置10の作動を制
御する制御部290が設けられている。
この制御部290と各部品の接続について第10図に示
されるブロック図を用いて説明する。制御部290はR
AM292、ROM294、CPU296、人出力ポー
ト298で構成されており、これらはデータバス300
で各々接続されている。
第9図に示されるように、入出力ポート3000Å力側
には画像転写装置10を起動させるための起動スイッチ
302、リミットスイッチ59.61.117.119
が接続されている。また出力側にはモータ46.100
.140.252.284が接続されている。
次に本実施例の作用について第t1図に示されるフロー
チャートに従い説明する。
起動スイッチ302によって画像転写装置10の電源が
投入されると、ステップ400で画像転写装置10の初
期化が実行される。この初期化によりモータ252が作
動して加熱転写ローラ202が第1図時計方向へ回転し
、加熱転写ローラ106が第1図時計方向回転する。ま
たブラシ70は挿入側よりに位置している。
さらに仮止めローラ158、加熱転写ローラ202.2
06内に挿通されているヒータ180.224.240
が通電されて、加熱転ローラ202.206、仮止めロ
ーラ158を加熱している。
仮止めローラ158、加熱転写ローラ202.206が
昇温し、温度調節され転写可能になった時点で位置決め
ピン68を上昇する起動スイッチを入れる(ステップ4
02)。
この状態からステップ404でモータ46が作動されて
平板バー38と共に位置決めピン68が上昇する。これ
により平板バー38が作業台30の矩形開口部30A内
へ挿入され、位置決めビン68がガイド板32の貫通孔
32Aを貫通してガイド板32の上に突出する。このガ
イド板32の上に受像シート28の位置決め穴28Aを
位置決めビン68内へ挿入してセットする。次に受像シ
ート28の上に画像シート26の位置決め穴26Aを位
置決めビン68内へ挿入してセットする。
この場合位置決めビン40によって画像シート26、受
像シート28を容易に位置合わせすることができる。
ステップ406で被搬送シート体35を作業台30上ヘ
セツトした後にステップ408で操作員によって図示し
ないスタートスイッチがオンされる。
ステップ410でモータ100が作動され、ブラシ70
が被搬送シート体35の挿入側から奥方へ向って移動を
開始する。これにより画像シート26と受像シート28
との間に残っているエアーが除去され、平坦化される。
ブラシ70が仮止め部20の前まで移動するとステップ
412でモータlOの作動が停止されブラシ70の移動
が停止する。
次いでステップ414でモータ46が作動し位置決めピ
ン68が下降する。これにより位置決めピン68がガイ
ド板32から抜は出る。ステップ416でモータ140
が作動されガイド板32が仮止め部20へ向けて、第1
の挿入機1112によて作業台30を移動する。
仮止めローラ158とローラ162間へ挿入された被搬
送シート体35は挟持搬送されて転写部22の加熱転写
ローラ202.206間へ挿入されて挟持される。この
仮止めローラ158によって画像シート26と受像シー
ト28とが仮止めされる。この仮止めローラ158は串
形ローラに形成されているので、仮止め位置が被搬送シ
ート体35の搬送方向に沿って複数部設けられる。この
ため、仮止め位置と仮止め位置の間のエアーは搬送方向
の後方へ抜けや(、次のステップ416で加熱転写ロー
ラ202.206に挟持搬送されるときに押し出され、
転写時に画像シートと受像シートとの間に気泡の発生が
ない。
この場合ステップ418で被搬送シート体35の搬送と
共にカバー110は被搬送シート体355上を覆う。
加熱転写ローラ202.206に挟持搬送されることに
よって加圧加熱されて画像シート26に記録されている
画像が受像シート28へ転写される。転写部22で転写
された被搬送シート体35が受は部24へ送り出される
被搬送シート体35が受は部24へ送り出されると、ス
テップ420でモータ252が逆回転され、加熱転ロー
ラ202.206が逆回転する。
この状態で、ステップ422でモータ284が作動され
る。モータ284の作動によって当接ピン266.26
8が移動して、被搬送シート体35を再び加熱転写ロー
ラ202.206間へ挿入する。
加熱転写ローラ202.206は逆回転しているので、
被搬送シート体35は再び加熱転写ローラ20.206
によって挟持搬送されながら再度転写されて仮止めロー
ラ158とローラ162間へ挿入される。
ステップ424被被搬送シート体35が仮止め部20か
ら送り出された時点でモータ284の作動が停止し、ガ
イド板32の移動が停止する。この時には被搬送シート
体35は作業部18へ送り出される。
これによって転写が終了し、ガイド板30のカバーシー
ト100を捲り上げて受像シート28から画像シート2
6のベース層を剥離した後、受像シート28をガイド3
0から取外す。
次にステップ426でステップ402の前に戻るか又は
終了するかを作業者が判断する。ステップ402の前に
戻る場合は以下の各ステップが実行される。
このように本実施例では、加熱転写ローラ202.20
6に駆動を与えて、加熱転写ローラ202.206間へ
第1の挿入機構112及び第2の挿入機構264によっ
て被搬送シート体35を挿入することによって、被搬送
シート体35を作業部18、仮止め部20、転写部22
、受は部24へ自動的に搬送されるので、仮止め作業が
容易になり、転写部22への画像シート26と受像シー
ト28が載置されたガイド板の挿入が容易となる。
さらに、従来ガイド板32上へ画像シート26と受像シ
ート28とを位置合わせして載置するための作業台が不
要になるので、作業台を設置するスペースが不要になり
、作業スペースを低減することが出来る。
また、本実施例では、被搬送シート体35を作業部18
、仮止め部20、転写部22、受は部24へ搬送手段に
よつて受は部24、転写部22、仮止め部20、作業部
18へ搬送するので、作業者が移動なくても、被搬送シ
ート体35を受は取ることが出来、作業が容易になる。
また本実施例では画像シート26と受像シート28との
位置合わせが容易になるので、熟練を必要とせずに、誰
でも見当合わせが容易に出来る。
また自動化したので、生産性が向上し、コストダウンと
なる。
なお、本実施例では、ブラシ60の初期位置への復帰は
、被搬送シート体35の冷却中となっているが、被搬送
シート体35が仮止め部20を通過後はいつでも良い。
また、本実施例では現像した画像シート26を受像シー
ト28に重ね合わせて転写する場合について説明したが
、転写が完了した受像シート28を紙等の被転写シート
に重ね合わせて紙転写を行う場合も、本発明の装置が使
用される。この場合位置決め機構38の位置決めピン4
0及び仮止め部20の仮止めローラ152を使わないで
転写の操作を行うことも可能である。
第2実施例 次に第2実施例について説明する。
第12図には本発明に係る画像転写装置1010の第2
実施例が示されており、第12図は画像転写装置101
0の概略構成を示す左側面図、第13図は画像転写装置
の分解斜視図である。
く画像転写装置〉 第12図及び第13図に示されるように、画像転写装置
1010には機台1012は立設された一対の側板10
14.1016の長手方向に沿って作業部1018、仮
止部1020、転写B1022、冷却部部024が順に
配設されている。画像が焼付けられた画像シー)102
6と受像シー)1028は重ね合わされて、作業部10
18、仮止部1020.転写部1022、冷却部102
4へと送られて画像シート1026の画像が受像シー)
1028へ転写される。
く作業部〉 作業部1018には側板1014.1016間に作業台
1029が配置されている。この作業台1029は両側
部が側板1014.1016に支持されており、上面に
ガイド板1030が載置されている。ガイド板1030
上へ受像シート1028、画像シー)1026が重ね合
わされる。このガイド板1030は後述するチェンベル
トj214に両側部が連結されており、これに7よって
画像転写装置1010の長手方向(矢印六方向)へ搬送
される。この搬送によって画像シート1026と受像シ
ー)102gとが重ね合わされた被搬送シー)1034
が仮止部1020へ案内される。
作業台1029には画像転写装置1010の幅方向(矢
印B方向)に沿って、搬送方向手前側に矩形状の開口部
1036が設けられている。この開口81036内へは
位置決め機構1038によって上下動される平板バー1
042が挿入される。
〈位置決め機構〉 第12図、第13図に示されるように位置決め機構10
38は作業台1029の下方に配置されている。位置決
め機構1038の位置決めピン1040は平板バー10
42の上面に複数本立設されている。これらの位置決め
ピン1040の間隔はガイド板1030に設けられた貫
通孔1030Aに対応して配置されており、被搬送シー
ト1034の作業台1029上への位置決め用となって
いる。
位置合わせピン1040は、受像シート1026及び画
像シー)1028へ設けられた位置決め穴1026A、
1028Aと対応して配置されており、受像シート10
26と画像シート1028との位置合わせ(見当合わせ
)用となっている。
平板バー1042は長手方向両端部下部にそれぞれシャ
ツ)1044の一端が固定されている。
シャフト1044の他端はスライド軸受1048に挿入
されている。スライド軸受1048は側板1014.1
016に取付けられたベース1046上に固定されてお
り、シャフト44を軸方向へ移動可能に支持している。
また平板バー1042の長手方向中間部下部にはブラケ
ツ)1050が取付けられておりブラケツ)1050を
介して連結バー1052の一端が連結されている。連結
バー1052の他端はモータ1054の駆動軸へ固定さ
れた回転板1058へ偏心して連結されている。モータ
1054は取付ブラケッ[056を介してベース104
6へ固定されている。従ってモータ1054の駆動によ
って連結バー1052が上下方向に移動して平板バー1
042を上下方向に移動する。
また作業部1018の上方には、作業台1029の幅方
向(矢印B方向)に沿ってブラシ1060が配置されて
いる。このブラシ1060はブラシ移動機構1062に
よって被搬送シー)1034の搬送方向く矢印六方向)
に沿って移動される。
ブラシ駆動機構1062には側板10■4、l016間
の外方に位置して一対のガイドレール1064が側板1
014.101Gへ取付けられている。これらのガイド
レール1064には、ガイドレール1064を挟持して
一対のガイドローラ1066と一対のガイドローラ10
68が配置されている。一対のガイドローラ1066と
一対のガイドローラ1068は移動プレート1070に
固定されており、これによって移動プレート1070を
ガイドレール1064の長手方向(矢印六方向)に沿っ
て案内している。
移動プレート1070には上下方向に沿って配置された
スラストシャツ)1072の中間部が、スライド軸受1
074を介して連結されている。
このためスラストシャフト1072は被搬送シート10
34の搬送方向に沿って移動可能であると共に上下方向
に沿って移動可能になっている。
スラストシャフト1072は被搬送シート1(134の
搬送方向に沿って配設されたチェノベルト10フ6と連
結ブラケットl(17gを介して連結されている。この
連結では、連結ブラケット1078に対してスラストシ
ャフト1072が上下方向に沿って移動可能となってい
る。
チェノベルト10フ6は、一対のスプロケット1084
.1086間に巻掛けられている。一対のスプロケット
1084.1086は、側板1014.1016間に掛
渡された一対のシャフト1080.1082の両端部に
固定されている。これらのスプロケット1084.10
86は側板1014.1(116間の外方に配置されて
いる。
シャフト1080の側板1014.1016間にはスプ
ロケツ[088が取付けられている。
このスプロケット1088にはモータ1092の駆動軸
に固定されているスブロケツ)1094との間にチェン
ベル)1091が巻掛けられている。
モータ1092は側板1014へ取付ブラケットを介し
て固定されている。これによってモータ1092の駆動
力がスプロケット1094.1088を介してシャフト
1080へ伝達され、スプロケット1084を介してチ
ェノベルト10フ6へ伝達されて無端チェンベル!−1
076が回転する。
一対のスラストシャツ)1072の各々の下端部には一
対のガイドローラ1096が取付けられており、一対の
ガイドプレート1098の上面に載置されている。ガイ
ドプレー)1098は側板1014.1016の長手方
向に沿って配置されて側板1014.1016の外方へ
固定されている。ガイドプレート1098は被搬送シー
ト1034の挿入側で屈曲されて段差が形成されており
、先端部はガイドブレー)1098の中間部より下方に
位置している。また後端部、すなわち仮止部1020側
も屈曲されて段差が形成されており、後端部はガイドブ
レー)1098の中間部より上方に位置している。この
ためブラシ1060は挿入部では作業者が作業し易いよ
うに中間部より下方に位置し、仮止部1020側ではブ
ラシ1060の先端が被搬送シー)1034から離れて
上方に位置する。
ガイド板1030には仮止部1020側にカバーシー)
1100の一端が取付けられている。
画像シートと受像シートを重ね合わせて載置し、上から
カバーシー)1100で覆われた状態のガイド板(以下
「被搬送シート体」という)1035が仮止部1020
へ搬送される。
く仮止め部〉 仮止め部1020には第1図及び第3図に示されるよう
に側板1014.1016間に仮止ローラ1102が掛
渡されている。この仮止ローラ1102は串型のローラ
でその回転軸の両端部は側板1014.1016間の外
方に突出しており、軸受1106に支持されている。軸
受1106はエアーシリンダ1104の駆動軸の先端に
固定されている。エアーシリンダ1104は側板101
4.1016に取付ブラケツ)1108を介して固定さ
れている。この仮止ローラ1102はエアーシリンダ1
104の作動によって上下動する。
仮止ローラ1102の上方にはヒートローラ1110が
側板1014.1016の間に掛渡され、側板1014
.1016へ軸受1112を介して支持されている。そ
して仮止ローラ1102が上昇したときにヒートローラ
1110に圧接する。
このヒートローラ110は中空状で内部に棒ヒータ11
11が挿入され、ヒートローラ111Oを加熱する。
棒ヒータ1111の両端部はヒートローラ110の両端
部から突出しており、支持プレー)109へ支持されて
いる。支持プレー)109はステー113によって側板
1014.1016へ固定されている。
棒ヒータ1111の端子部には図示しない電源に接続さ
れたリード線1111Aの一端が接続されている。これ
により棒ヒータ1111通電され、加熱される 側板1014と支持プレー)1109との間には、ヒー
トローラ1110の先端部に、歯車11I4が取付けら
れている。この歯車1114はモータ1116の駆動軸
に取付けられた歯車1118と噛み合っている。モータ
1116は側板1014にステー1120で固定された
取付プレート1122へ支持されている。従ってモータ
1116の駆動によってヒートローラ1110が回転駆
動する。
く転写部〉 転写部1022には第13図及び第15図に示されるよ
うに側板1014.1016へそれぞれフレーム112
4.1126が取付けられている。
フレーム1124.1126には一対の矩形の開口部1
128が設けられている。
フレーム124.126間には加熱転写ローラ1136
.138が配設されている。
加熱転写ローラ1136は開口部1128の上方に、加
熱転写ローラ1138は開口部1128の下方に対応し
て配置されている。加熱転写ローラ1136.1138
の間には被搬送シート体1035が挿入される。
加熱転写ローラ136.138のフレーム124.12
6への支持構造は同様であり、まず加熱転写ローラ13
6のフレーム124への支持8&について説明する。
第15図及び第16図に示されるように加熱転写ローラ
1136の回転軸の両端部は一対の支持ブロック114
4へ軸受1146を介して支持されている。開口部11
28の上向壁にはエアーシリンダ1148が支持されて
おり、エアーシリンダ1148のロッドと支持ブロック
1144は、連結されている。また、支持ブロック11
44の両側部には溝1144Aが設けられており、この
溝1144A内へは開口部1128の対向壁に設けられ
た凸部1128Aが挿入されている。このため支持ブロ
ック1144は凸部1128Aに案内され、エアーシリ
ンダ1148の駆動により上下方向に移動可能になって
いる。
支持ブロック1144へ支持された加熱転写ローラ11
36は第15図、第16図、第17図に示されるように
中空状で、その内部に棒ヒータ11゛32が挿入されて
いる。棒ヒータ1132の画先端部は加熱転写ローラ1
136の外方へ突出し、フレーム1124.1126間
の外方にある支持プレー)1150に支持されている。
支持プレート1150は一対のステー1152を介して
支持ブロック1144へ支持されている。
また加熱転写ローラ136の下方に配置された加熱転写
ローラ138も加熱転写ローラ136と同様に支持ブロ
ック1144に軸受1146を介して支持されている。
この場合加熱転写ローラ138を支持している支持ブロ
ック1144はフレーム1124に設けられた開口部1
128の下向壁に支持されたエアーシリンダ1156の
ロッドと連結されており、加熱転写ローラ1136と同
様に上下方向に移動可能になっている。
加熱転写ローラ1138・も中空状の内部に棒ヒータ1
132が挿入されており、棒ヒータ132の両端部は支
持プレート150に支持されている。
エアーシリンダ1148.156の作動時には加熱転写
ローラ136.1138は互いに接する方向へ移動して
被搬送シート体1035を押圧挟持する。
加熱転写ローラ1136.138のうち加熱転写ローラ
1136を例にとってその構造を説明する。
加熱転写ローラ1136は中空状のローラ本体1136
Aの両端部に軸部1136Bが溶接されており、この軸
部1136Bが軸受1146周へ軸支されている。ロー
ラ本体1136Aの外周には薄肉の耐圧・耐熱ゴム11
36Cが全周に亘って貼着され、被搬送シー)1034
を挟持するときの、傷付きを防止している。
加熱転写ローラ1136の中空部へ挿入されている棒ヒ
ータ1132はシーズヒータであり、内部に発熱素子1
135が封入されている。この発熱素子1135は加熱
転写ローラ1136の熱放出の多い軸方向両端部に対応
した部分が密巻とされ、軸方向中間部が粗巻とされてい
る。このため熱放出の多い軸方向両端部が中間部より単
位長さ当りの発熱量が大きくなるようになっている。棒
ヒータ1132の端子部には図示しない電源に接続され
たリード線1132Aの一端が接続されている。
加熱転写ローラ1138も加熱転写ローラ1136と同
様の構造であり、また棒ヒータが同じ方法で配置されて
いる。被搬送シート体1035はこのような加熱転写ロ
ーラ1136.1138に押圧挟持され、搬送されるこ
とによって均一に加熱される。
加熱転写ローラ1136の先端部には支持ブロック11
44と支持プレート1150との間にワンウェイクラッ
チ1143をかいしてスブロケツ[158が取付けられ
ている。スプロケット1158はモータ1162の駆動
軸に固定されたスプロケット1164との間にチェノベ
ルト1166が巻掛けられている。モータ162はブラ
ケツ)1168を介して側板1014へ固定されている
。したがってモータ1162の回転駆動力がチェノベル
ト1166によってスプロケット1158へ伝達されて
加熱転写ローラ1136が回転する。
また加熱転写ローラ1136の下方に配置された加熱転
写ローラ1138は、支持ブロック1144と支持プレ
ート1150の間にスプロケット1174が取付けられ
ている。スプロケット1174は、モータ162の下方
に配置されたモータ1178の駆動軸に固定されたスプ
ロケット180との間にチェノベルト182が巻掛けら
れている。モータ178はブラケット184を介して側
板1014へ固定されている。したがってモータ117
8の回転駆動力がチェンベル)1182によって加熱転
写ローラ1138へ伝達され、加熱転写ローラ1138
が回転する。
また第12図に示されるように側板1014.1016
間で、加熱転写ローラ1136.1138の被搬送シー
ト体1035の搬送方向の上流側に補助ヒータ1190
.1192が配置されている。この補助ヒータ1190
.1192は加熱転写ローラ1136.1138へ向っ
て一部が開口されたカバー1194で覆われており、加
熱転写ローラ1136.1138を加熱する。
加熱転写ローラ1136.1138は図示しないブラケ
ットを介してカバー1196が取付けられ外部から連間
されている。これにより加熱転写ローラ1136.11
38の熱の外部への放出を防止している。
〈受は部〉 受は部1024には側板1014.1016間に受台1
198が掛渡されている。この受台1198の上に転写
部022から送り出された被搬送シート体1035が取
出される。
この受台1198の上方にはファン1200が配置され
ている。これによって受台1198上へ取出された被搬
送シート体1035が冷却される。
く搬送用駆動系〉 次に被搬送シート体1035を作業部1018から仮止
め部1020.転写B1022、受は部1024へ搬送
した後に再び受は部1024から作業部1018へ移動
させる搬送用駆動系1202について第13図、第18
図を用いて説明する。
第18図に示されるように側板1014.1016間に
は作業部1018及び受は部1024にシャフト120
4.1206が掛渡され軸受1208を介して支持され
ている。シャフト1204、シャフト1206にはそれ
ぞれ一対のスプロケツ)1210.1212が固定され
ている。またスブロケッ)1210.1212はそれぞ
れ側板1014.1016の内側に配置されている。側
板1014よりのスプロケット1210.1212及び
側板1016よりのスプロケット1210.212間に
はチェノベルト1214が巻掛けられている。このチェ
ノベルト1214とガイド板1030の両側部がブラケ
ットを介して連結されている。これによってガイド板0
30はチェノベルト214によって作業部1018から
仮止め部1020、転写部1022を通って受は部10
24へ搬送される。チェンベル)1214の一部は加熱
転写ローラ1136.1138の役付部をかすめるよう
に案内され、チェノベルト1214の他の一部は側板1
014.1016に支持されたアイドルスプロケット1
216によって案内されてその搬送路が屈曲されている
シャフト1204の中間部には伝達スプロケッ)121
8が固定されている。この伝達スプロケット1218に
は、機台1012に固定され、軸受1220を介し−ご
シャフト1222に支持されたアイドルスプロケット1
224との間にチェノベルト1226が巻掛けられてい
る。
またシャフト1222にはアイドルスプロケツ)122
8が固定されている。このアイドルスプロケット122
8はスプロケット1230との間にチェンベル[232
が巻掛けられている。スブロケッ[230は機台101
2の中央部に配置され、両端部を軸受1234で支持さ
れた駆動シャツ)1236へ取付けられている。スプロ
ケット1230と駆動シャフト1236との間にはクラ
ッチ1238が配置されている。
また駆動シャフト1236にはスプロケット1230と
同様にクラッチ1240を介してスプロケツ)1242
が取付けられている。駆動シャフト1236の一方の端
部は軸受1234を貫通しており、先端部にはスブロケ
ツ)1244が固定されている。スプロケット1244
は、モータ1246の駆動軸1246Aに固定されたス
プロケット1248との間にチェンベル)1250が巻
掛けられている。モータ1246は機台1012へ固定
されている。これによりモータ1246の回転駆動力が
スブロケッ)1248.1244を介して駆動シャツ)
1236へ伝達される。この場合クラッチ1238.1
240によって、スプロケツ)1230.1242へ回
転駆動力が伝達されたり遮断されたりする。
一方シャフト1206の中間部にはワンウェイクラッチ
1252を介してスプロケット1254が連結されてい
る。スブロケッ)1254は、シャフト1256に固定
されたスプロケット1258との間にチェンベル)12
60が巻掛けられている。シャツ)1256は軸受12
62を介して機台1012へ支持されている。
またシャフト1256にはスプロケット1264が固定
されており、スプロケッ)1242との間にチェノベル
ト266が巻掛けられている。これにより駆動シャツ)
1236へ伝達されたモータ1246の回転駆動力がス
プロケット1242.1264を介してシャフト256
へ伝達される。
〈制御装置〉 また画像転写装置1010には画像転写装置1010の
作動を制御する制御部1189が設けられている。この
制御部1189と各部品の接続について第19図に示さ
れるブロック図を用いて説明する。制御部1189はR
AMI l 9 L R○M1193、CPU1195
、入出力ボート1197で構成されており、これらはデ
ータバス1199で各々接続されている。
第19図に示されるように、人出カポ−)1197の入
力側には画像転写装置1010を起動させるための起動
スイッチ1201が接続されている。また出力側にはモ
ータ1054.1092.1116.1162.117
8.1246が接続されており、さらに電磁弁1187
を介してエアーシリンダ1104.1148.1156
が接続されている。
次に本実施例の作用について第13図に示されるフロー
チャートに従い説明する。
起動スイッチ1201によって画像転写装置1010の
電源が投入されると、ステップ1300で画像転写装M
l 010の初期化が実行される。
この実行により被搬送シー)1034は作業部1018
の定位置に移動し位置決めピン1040も下方定位置に
移動する。ブラシ70は被搬送シー)1034の挿入側
に位置している。エアーシリンダ1104により仮止ロ
ーラ1102は上方へ移動し、ヒートローラ1110に
圧接する。加熱転写ローラ1136.1138は各々エ
アーシリンダ1’ 148.1156によって互いに離
間する方向に移動している。すなわち被搬送シート体1
035の搬送路が開いた開放状態となっている。
この状態でモータ1162.1178が起動し、加熱転
写ローラ1136.1138が回転する。
さらにファン1200は作動を開始して受は部1024
内へ送風する。
また各ヒータはヒートローラ1110、加熱転写ローラ
1136.1138への加熱を開始している。
加熱転写ローラが昇温し、温度調節され転写可能になっ
た時点で位置決めピン1040を上昇する起動スイッチ
を入れる(ステップ1301)。
この状態からステップ1302でモータ1054が作動
されて平板バー1042と共に位置決めピン1040が
上昇する。これにより平板バー1042が作動台102
9の開口部1036内へ挿入され、位置決めピン104
0がガイド板1030の貫通孔1030Aを貫通してガ
イド板1030の上に突出する。このガイド板1030
の上に受像シー)1028の位置決め穴1028Aを位
置決めピン1040内へ挿入でセットする。次に受像シ
ー)1028の上に画像シート1026の位置決め穴1
026Aを位置決めピン1040内へ挿入してセットす
る。この場合位置決めピン1040によって画像シー)
1026、受像シート1028を容易に位置合わせする
ことができる。
ステップ1304で被搬送シー)1034を作業台10
29上ヘセツトした後にステップ1305で操作員によ
って図示しないスタートスイッチがオンされる。
ステップ1306でモータ1092が作動され、ブラシ
1060が被搬送シー)1034の挿入側から奥方へ向
って移動を開始する。これにより画像シート1026と
受像シート1028との間に残っているエアーが除去さ
れ、平坦化される。
ブラシ1060が仮止め部1020の前まで移動すると
ステップ1308でモータ1092の作動が停止されブ
ラシ1060の移動が停止する。
次いでステップ131Oでモータ1054が作動し位置
決めピン1040が下降する。これにより位置決めピン
1040がガイド板1030から抜は出る。ステップ1
312でモータ1246が作動されガイド板1030が
仮止め部1020へ向かって作業台1029上を移動す
る。
この場合ステップ1313で被搬送シート1034の搬
送と共にカバー1100は被搬送シート1034上を覆
う。これと同時にステップ1314でエアーシリンダ1
104が作動されて、仮止ローラ1102が下降する。
この仮止ローラ1102によって被搬送シー)1034
は先端部からカバー1100を介して押圧加熱されて仮
止めされる。なお、この仮止ローラ1102は、エアー
シリンダ1104によって上方へ位置しているときには
、ヒートローラ1110と当接しており、加熱されてい
る。
また、仮止ローラ1102は串形ローラに形成されてい
るので、仮止め位置は被搬送シート体1035の搬送方
向に沿って複数部設けられる。このため、仮止め位置と
仮止め位置の間のエアーは搬送方向の後方へ抜けやすく
、次のステップ1316で加熱転写ローラ1136.1
138に挟持搬送されるときに押し出され、転写時に画
像シートと受像シートとの間に気泡の発生がない。
ステラフl 316でエアーシリンダ1148.115
6が作動され、加熱転写ローラ1136は下降し、加熱
転写ローラ1138は上昇する。これによって被搬送シ
ート体1035の搬送路が閉じられ、スプロケット11
58内にあるワンウェイクラッチ1143が働いて加熱
転写ローラ1138の周速と加熱転写ローラ1136の
周速とが同期する。実際には加熱転写ローラ1136の
周速を加熱転写ローラ1138よりおそく設定する。
この加熱転写ローラ1136.1138間へ被搬送シー
ト体1035は挿入される。このように被搬送シート体
1035は加熱転写ローラ1136.1138により押
圧挟持され、搬送されると共に加熱される間に転写され
る。
ステップ1320で被搬送シート体1035が仮止め部
1020を通過した後に仮止ローラ1102が上昇する
。ステップ322で加熱転写ローラ1136.1138
が移動して被搬送シート体1035の搬送路が開かれる
この場合、被搬送シート体1035はモータ1246で
転写部1022へ搬送された後、モータ1178によっ
て搬送される。すなわち、モータ1246の駆動力によ
って搬送される速度より、モータ1178によって搬送
される速度は速く設定されており、ワンウェイクラッチ
1254を介して連結されているので、加熱転写時には
加熱転写ローラ1136.1138を駆動するモータ1
178によって搬送される。
ステップ1326で被搬送シート体1035が転写部1
022から送り出された時点でモータ10246の作動
が停止し、ガイド板1030の移動が停止する。この時
には被搬送シート体1035は受は部1024へ移動し
ており、転写部1022で加熱されて高温となった被搬
送シート体1035は受は部1024で冷却される。
ステップ1328でモータ192が作動し、ブラシ10
60が元の位置の方向へ移動を開始する。
ステップ1330でモータ1092が逆転駆動してブラ
シ1060が位置決め機構1038の方向側へ移動し停
止する。
次いでステップ1332でモータ1246が逆転駆動し
てガイド板1030が高速で作業部1018まで移動す
る。作業部1018の端部まで高速で移動してきたガイ
ド板1030はステップ1334で低速で移動してステ
ップ1336で停止する。
これによって転写が終了し、ガイド板1030のカバー
シー)1100を捲り上げて受像シート1028から画
像シー)1026のベース層を剥離した後、受像シー)
1028をガイド1030から取外す。
次にステップ1338でステップ1300の前に戻るか
又は終了するかを作業者が判断する。ステップ1300
の前に戻る場合は以下の各ステップが実行される。
このように本実施例では、搬送用駆動系によって被搬送
シートを載置した状態でガイド板1030が作業部10
18、仮止め部1020、転写部1022、受は部10
24へ自動的に搬送されるので、仮止め作業が容易にな
り、転写部1022への画像シート1026と受像シー
)1028が載置されたガイド板の挿入が容易となる。
さらに、従来ガイド板1030上へ画像シー)1026
と受像シー)1028とを位置合わせして載置するため
の作業台が不要になるので、作業台を設置するスペース
が不要になり、作業スペースを低減することが出来る。
また、本実施例では画像シー)1026と受像シート1
028との位置合わせが容易になるので、熟練を必要と
せずに、誰でも見当合わせが容易に出来る。
また自動化したので、生産性が向上し、コストダウンと
なる。
なお、本実施例では、ブラシ70の初期位置への復帰は
、被搬送シート体1035の冷却中となっているが、被
搬送シート体1035が仮止め部1020を通過後はい
つでも良い。
また、本実施例では現像した画像シート1026を受像
シー)1028に重ね合わせて転写する場合について説
明したが、転写が完了した受像シー)1028を紙等の
被転写シートに重ね合わせて紙転写を行う場合も、本発
明の装置が使用される。この場合位置決め機構1038
の位置決めピン1040及び仮止め部1020の仮止ロ
ーラ1102を使わないで転写の操作を行うことも可能
である。
第3実施例 次に第3実施例について説明する。
第21図には本発明に係る画像転写装置2010の第3
実施例が示されており、第21図は画像転写装置201
0の概略構成を示す左側面図、第22図は画像転写装置
の分解斜視図である。なお第1、第2実施例と同様な部
分に付いては図面に同符号を付して説明を省略する。
第21図、第22図に示されるように、画像転写装置2
01Oは機台2012に立設された一対の側板2014
.2016の長手方向に沿って作業部2018、仮止め
部2020、転写部2022、受は部2024が順に配
設されている。画像が焼付けられた画像シー)2026
と受像シート2028は重ね合わされて、作業部201
8、仮止め部2020、転写部2022、受は部202
4へと送られて画像シー)2026の画像が受像シー)
2028へ転写されるようになっている。
第3実施例は第2実施例に対して転写部2022の構造
のみ異なり、他の部分に付いては同構成なので図面に同
符号を付して説明を省略する。
く転写部〉 転写部2022には第22図、第23図に示されるよう
に側板2014.2016へそれぞれフレーム2124
.2126が取付けられている。
フレーム2124.2126の各々には一対の矩形の開
口部2128.2130が被搬送シート2034の搬送
方向に沿って順次設けられている。
フレーム2124.2126間には加熱転写ローラ21
36.2138.2140.2142が掛渡されて配置
されている。
加熱転写ローラ2136.2138はフレーム2124
.2126の開口部2128に対応して配置されており
、加熱転写ローラ2136は開口部2128の上方に、
加熱転写ローラ2138は開口部2128の下方に対応
して配置されている。
そして加熱転写ローラ2136.2138間に被搬送シ
ー)2034が挿入されるようになっている。
加熱転写ローラ2136.2138のフレーム2124
.2126への支持構造は同様なので加熱転写ローラ1
36の支持構造について説明する。
加熱転写ローラ2136の回転軸の両端部は一対の支持
ブロック2144へ軸受2146を介して支持されてい
る。開口部2128の上向壁に支持されたエアーシリン
ダ2148のロッドと支持ブロック2144は、連結さ
れている。また、支持ブロック2144の両側部には溝
2144Aが設けられており、この溝2144A内へは
開口部2128の対向壁に設けられた凸部2128Aが
挿入されている。このため支持ブロック2144は凸部
2128Aに案内され、エアーシリンダ2148の駆動
によって上下方向に移動可能になっている。
支持ブロック2144へ支持された加熱転写ローラ21
36は第23図、第24図、第25図に示されるように
中空状で、その内部に棒ヒータ2132が挿入されてい
る。棒ヒータ2132の画先端部は加熱転写ローラ2I
36の外方へ突出し、フレーム2124.2126間の
外方にある支持プレー)2150に支持されている。
支持プレート2150は一対のステー2152を介して
支持ブロック2144へ支持されている。
支持プレー)2150と支持ブロック2144の間で、
加熱転写ローラ2136の一端の軸部にはワンウェイク
ラッチ2143を介してスプロケット2154が取付け
られている。
また加熱転写ローラ2136の下方に配置された加熱転
写ローラ2138も加熱転写ローラ2136と同様の方
法で支持されている。支持ブロック2144はフレーム
2124に設けられた開口部2128の下向壁に支持さ
れたエアーシリンダ2156のロッドと連結されており
、加熱転写ローラ2136と同様に上下方向に移動可能
になっている。さらに支持プレート2150と支持ブロ
ック2144の間で加熱転写ローラ2138の一端の軸
部にはワンウェイクラッチ2143Aを介してスプロケ
ット2154Aが取付けられている。
したがってエアーシリンダ2148.2156の作動時
には加熱転写ローラ2136.2138は互いに接する
方向へ移動して被搬送シート2034を押圧挟持し加熱
する。
被搬送シー)2034の搬送方向下流側でフレーム2I
24.2126に設けられた開口部2130には加熱゛
転写ローラ2140.2142が設置されている。そし
て加熱転写ローラ2140は開口部2130の上方に、
加熱転写ローラ2142は開口部2130の下方に配置
されている。
加熱転写ローラ2140は支持ブロック2144を貫通
してフレーム2124の外へ突出し、その軸部の先端で
支持ブロック2144と支持プレート2150との間に
はワンウェイクラッチ2145を介してスプロケット2
158.2160が取付けられている。
スプロケット2158はモータ2162の駆動軸に固定
されたスプロケット164との間にチェンベル)216
6が巻掛けられている。モータ2162はブラケツ)2
168を介して側板2014へ固定されている。したが
ってモータ2162の回転駆動力がチェンベル)216
6によってスブロケッ)2158へ伝達されて加熱転写
ローラ2140が回転されるようになっている。
またスプロケット2160と加熱転写ローラ2136側
のスプロケット2154の間にはチェンベル)2170
が巻掛けられており、スプロケツ)2158を介して加
熱転写ローラ2140へ伝達されたモータ2162の回
転駆動力が加熱転写ローラ2136へ伝達されるように
なっている。
また加熱転写ローラ2140の下方に配置された加熱転
写ローラ2142も加熱転写ローラ2140と同様に、
支持ブロック2144と支持プレー)2150の間で加
熱転写ローラ2142の軸部の先端にワンウェイクラッ
チ2145Aを介してスプロケツ)2174.2176
が取付けられている。スプロケット2174は、モータ
2162の下方に配置されたモータ2178の駆動軸に
固定されたスプロケット2180との間にチェンベル)
2182が巻掛けられている。モータ2178はブラケ
ット2184を介して側板2014へ固定されている。
したがってモータ2178の回転駆動力がチェンベル)
2182によって加熱転写ローラ2142へ伝達され、
加熱転写ローラ2142が回転されるようになっている
またスプロケット2176.2154A間にはチェンベ
ル)2188が巻掛けられており、加熱転写ローラ21
42へ伝達された回転駆動力が加熱転写ローラ2138
へ伝達されるようになっている。
この場合加熱転写ローラ2142の外径は加熱転写ロー
ラ2138の外径と比べ同等以上に設定されており、モ
ータ2178の駆動力で加熱転写ローラ2142.21
38が回転するとき、加熱転写ローラ2142の外周速
度は加熱転写ローラ2138の外周速度と比較して同じ
か又は大きくなる。また被搬送シー1−2034の搬送
路の上側にある加熱転写ローラ2136.2140の外
周速度は搬送路の下側にある加熱転写ローラ2138の
外周速度と比べ同等又は遅くなるようにモータ2162
又はその駆動伝達装置が設定されている。このため加熱
転写ローラ2136.2138.2140.2142に
搬送される被搬送シート2034は、上流側の加熱転写
ローラ2136.2138と下流側の加熱転写ローラ2
140.2142の間ではたるむことのない水平状態又
は若干引張られた状態で搬送される。しかしこの引張力
が強い場合にはワンウェイクラッチ2143.2143
A、2145が作用して、加熱転写ローラ2142の回
転力が被搬送シー)2034を介して直接加熱転写ロー
ラ2136.2138.2140へ伝えられるので、加
熱転写ローラ2136.2138.2140はその外周
速度が加熱転写ローラ2I42と同一となる。このため
被搬送シー)2034は同一の速度で搬送されるので、
受像シートと画像シートのずれが生じない。
加熱転写ローラ2136.2138.2140.214
2の各々にはフレーム2124.2126に図示しない
ブラケットを介して図示しないカバーが取付けられてお
り、さらにこれらの全体をおおうためにカバー2196
が取付けられ外部から連間されている。これにより加熱
転写ローラ2136.2138.2140.2142の
熱が外部へ放出されないようになっている。
次に本実施例の作用について第27図に示されるフロー
チャートに従い説明する。
起動スイッチによって画像転写装置2010の電源が投
入されると、ステップ2300で画像転写装置2010
の初期化が実行される。この実行により被搬送シー)2
034は受は部1018の定位置に移動し位置決めピン
1040も下方定位置に移動する。ブラシ1060は被
搬送シート2034の挿入側に位置している。エアーシ
リンダ1104により仮止ローラ1102は上方へ移動
し、ヒートローラ1110に圧接する。加熱転写ローラ
2136.2138は各々エアーシリンダ2148.2
156によって互いに離間する方向に移動し、また加熱
転写ローラ2140.2142も各々エアーシリンダ2
148.2156によって互いに離間する方向に移動し
ている。すなわち被搬送シート34の搬送路が開いた状
態となっている。
この状態でモータ2162.2178が起動し加熱転写
ローラ2136.2138.2140、2142が回転
する。
さらにファン1200は作動を開始して受は部2024
内へ送風する。
また各ヒータはヒートローラ1110、加熱転写ローラ
2136.2138.2140.2142への加熱を開
始している。
ヒートローラ1110及び加熱転写ローラ2136.2
138.2140.2142が昇温し、温度調節され、
それぞれ仮止め、転写が可能になった時点で位置決めピ
ン1040を上昇する起動スイッチを入れる(ステップ
2301)。
この状態からステップ2302でモータ1054が作動
されて平板バー1042と共に位置決めピン1040が
上昇する。これにより平板バー■042が作動台102
9の開口部1036内へ挿入され、位置決めピン104
0がガイド板2030の貫通孔30Aへ貫通してガイド
板30上に突出する。このガイド板2030上に画像シ
ート2026、受像シー)2028を重ね合わせた状態
で載置し位置決めピン40を位置決め穴2028A1位
置決め穴2026A内へ挿入してセットする。この場合
位置決めピン1040によって画像シート2026、受
像シート2028を容易に位置合わせすることができる
ステップ2304で被搬送シー)2034を作業台10
29上ヘセツトした後にステップ2305で操作員によ
って図示しないスタートスイッチがオンされる。
ステップ2306でモータ1092が作動され、ブラシ
1060が被搬送シー)2034の挿入側から奥方へ向
って移動を開始する。これにより画像シー)2026と
受像シート2028との間に残っているエアーが除去さ
れる。
ブラシ1060が仮止め部1020の前まで移動すると
ステップ2308でモータ1092の作動が停止されブ
ラシ1060の移動が停止する。
次いでステップ231Oでモータ1054が作動し位置
決めピン1040が下降する。これにより位置決めピン
1040がガイド板2030から抜は出る。ステップ2
312でモータ2246が作動されガイド板2030が
仮止め部2020へ向かって作業台1029上を移動す
る。
この場合ステップ2313で被搬送シート2034の搬
送と共にカバー1100は被搬送シート2034上をお
おう。
ガイド板2030が仮止め部1020に近づくと、セン
サがガイド板2030を検知してステップ2314でエ
アーシリンダ1104が作動されて、仮止ローラ110
2が下降する。この仮止ローラ1102によって被搬送
シート2034は先端部から仮止めされる。この被搬送
シート2034はカバー1100を介して、その先端部
から仮止ローラ1102によって押圧されて仮止めされ
る。なおこの仮止ローラ1102は、エアーシリンダ1
104によって上方へ位置しているときには、ヒートロ
ーラ1110と当接しており、加熱されている。
また、仮止ローラ1102は串形ローラに形成されてい
るので、仮止め位置は被搬送シート2034の搬送方向
に沿って複数部設けられる。このため、仮止め位置と仮
止め位置の間のエアーは搬送方向の後方へ抜けやすく、
次のステップ2316で加熱転写ローラ2136.21
38に挟持搬送されるとき押し出され、転写時に画像シ
ートと受像シートとの間に気泡が発生することがない。
ステップ2316でエアーシリンダ2148.2156
が作動され、加熱転写ローラ2136は下降し、加熱転
写ローラ2138は上昇する。これによって被搬送シー
)2034の搬送路が閉じられる。この加熱転写ローラ
2136.2138間へ被搬送シート2034は挿入さ
れる。さらにステップ2318で下流側のエアーシリン
ダ2148.2156が作動して加熱転写ローラ214
0.2142が移動して被搬送シー)2034の搬送路
が閉じられる。この加熱転写ローラ2140.2142
間へ加熱転写ローラ2136.2138から送り出され
た被搬送シー)2034が挿入される。このように被搬
送シート2034は加熱転写ローラ2136.2138
及び加熱転写ローラ2140.2142によって押圧挟
持され、搬送されると共に加熱される間に転写される。
加熱転写ローラ2142は加熱転写ローラ2138の径
に比べ同等か又は大とされているので、その外周速度は
加熱転写ローラ2140.2142の方が速い。また被
搬送シート34の搬送路の上側にある加熱転写ローラ2
136.2140の外周速度は搬送路の下側にある加熱
転写ローラ2142の外周速度に比べ同じか又は遅くな
るようにモータ2162又は駆動伝達機構が設定されて
いる。このため被搬送シー)2034は加熱転写ローラ
2136.2138に挟持されている状態で、加熱転写
ローラ2140.2142へ挟持されると、搬送シー)
2034がたるむことなく水平の状態で、又は若干引張
られた状態で搬送される。しかしこの引張力が強くなる
と加熱転写ローラ2136.2138.2140はワン
ウェイクラッチ2143.2143A、2145が作用
して駆動力が伝達されなくなり、被搬送シート2034
を介して加熱転写ローラ2136.2138.2140
は加熱転写ローラ2142と同じ外周速度で回転するこ
と、すなわち同期することになる。
また被搬送シー)2034を搬送する搬送用駆動系12
02においてもワンウェイクラッチ1252の作用によ
って、この搬送系が加熱転写ローラ2142に同期する
ようになっている。これによって画像シー)2026と
受像シート2028との位置ずれが生じることがない。
ステップ2320で被搬送シー)2034が仮止め部1
020を通過した後に仮止ローラ0102が上昇する。
ステップ2322.2324で加熱転写ローラ2136
.2138及び加熱転写ローラ2140.2142が移
動して被搬送シート2034の搬送路が開かれる。
この場合、被搬送シート2034はモータ1246で転
写部2022へ搬送された後、モータ2162.217
8によって搬送される。すなわち、モータ1246の駆
動力によって搬送される速度より、モータ2162.2
178によって搬送される速度は速く設定されており、
ワンウェイクラッチ2254を介して連結されているの
で、加熱転写時には加熱転写ローラ2136.2138
.2140.2142を駆動するモータ2162.21
78によって搬送される。
ステップ2326で被搬送シー)2034が転写部22
から送り出された時点で、モータ1246の作動が停止
し、ガイド板2030の移動が停止する。この時には被
搬送シート34は受は部24へ移動しており、転写部2
022で加熱されて高温となった被搬送シー)2034
は受は部1024で冷却される。
ステップ2328でモータ1092が作動し、ブラシ1
060が元の位置の方向へ移動を開始する。
ステップ2330でモータ1092が逆転駆動されてブ
ラシ1060が被搬送シート2034の挿入側へ移動す
る。
次いでステップ2332でモータ1246が逆転駆動し
てガイド板2030が高速で作業部2018まで移動す
る。作業部2018の端部まで高速で移動してきたガイ
ド板2030はステップ2334で低速で移動してステ
ップ2336で停止する。
これによって転写が終了し、作業者がガイド板2030
のカバーシー)1100を捲り上げて受像シート202
8から画像シート2026のベース層を剥離した後、受
像シー)2028をガイド2030から取外す。
次にステップ2338でステップ2300の前に戻るか
又は終了するかを作業者が決める。新たに受像シートと
画像シートがセットされ、スタートスイッチがオンされ
たか否かが判断され、オンされない場合には以上の作動
が終了する。スタートスイッチがオンされた場合にはス
テップ2300の前に戻り以下の各ステップが実行され
る。
なお、本実施例では、固定式の仮止ローラ1102で被
搬送シー)2034を搬送中に仮止めする構成を示した
が、仮止ローラ1102を走行させて、静止した被搬送
シー)2034を仮止めする方法も同様の作用効果が得
られる。
また、本実施例では現像した画像シート2026を受像
シー)2028に重ね合わせて転写する場合について説
明したが、転写が完了した受像シー)2028を紙等の
被転写シートに重ね合わせて再度転写を行う場合も本実
施例の装置が使用される。この場合位置決め機構103
8の位置決め位置決めピン1040等を使わないで転写
の操作を行うことも可能である。
第4実施例 次に第4実施例について第28図及び29図を用いて説
明する。
本実施例は仮止め部3020の仮止めローラ3158、
を加熱する構造についての実施例である。
この実施例で示される仮止めローラ3158の構造は上
記第1実施例、第2実施例、第3実施例に適用すること
が出来る。
第28図に示されるように、仮止めローラ3158の上
部にヒートローラ3161は配置されている。このヒー
トローラ3160は内部に棒ヒータが内蔵されているも
のでも良く、他のヒートローラ3160でも良い。この
ヒートローラ3160は仮止めローラ3158と当接し
て、仮止めローラ3158を加熱する。・ また仮止めローラ3158の下部にはローラ3162が
配置されている。このローラ3162と仮止めローラ3
158との間へ被搬送シート体35が挿入される。
ローラ3162とヒートローラ3160とにはそれぞれ
スプロケツ)3164.3166が取付けられており、
これらの間にはチェノベルト3168が巻掛けられてい
る。
仮止めローラ3158にはブー!j3170が取付けら
れており、このプーリ3170はチェンベル)3168
と接触して回転する。
なお上記各実施例では、被搬送シート体を搬送するのに
搬送用の駆動系と、第1の挿入手段、第2の挿入手段に
ついて説明したが、これに限らず他の搬送手段でも良い
また上記各実施例では、被搬送シート体を作業部から転
写部へ、受は部から転写部へ挿入したが、これに限らず
転写部へ直接挿入してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第11図は第1実施例を示し第1図は本発明
が適用された画像転写装置を示す側面図、第2図は画像
転写装置の分解斜視図、第3図は位置決め機構を示す分
解斜視図、第4図は位置決め機構を示す側面図、第5図
は第1の挿入機構を示す斜視図、第6図は仮止ローラと
加熱転写ローラの支持構造を示す斜視図、第7図は第6
図の■−■線に沿って切断した断面図、第8図は第6図
の■−■線に沿って切断した断面図、第9図は第2の挿
入機構を示す斜視図、第10図は制御部とたの機器との
接続を示すブロック図、第11図は画像転写装置の作動
を示すフローチャート、第12図乃至第20図は第2実
施例を示し第12図は画像転写装置を示す側面図、第1
3図は画像転写装置を示す分解斜視図、第14図は仮止
めローラの支持構造を示す斜視図、第15図は転写ロー
ラの支持構造を示す斜視図、第16図は加熱転写ローラ
を示す断面図、第17図は第16図のX■−X■線に沿
って切断した断面図、第18図はガイド板を搬送駆動す
る駆動系を示す平面図、第19図は制御装置と他の機器
との接続を示すブロック図、第20図は画像転写装置の
作動を示すフローチャート、第21図乃至第27図は第
3実施例を示し第21図は画像転写装置を示す側面図、
第22図は画像転写装置を示す分解斜視図、第23図は
転写部を示す斜視図、第24図は加熱転写ローラの支持
構造を示す断面図、第25図は第24図のXxv−xx
v線に沿って切断した断面図、第26図は制御装置とた
の機器との接続を示すブロック図、第27図は画像転写
装置の作動を示すフローチャート、第28図及び第29
図は第4実施例を示し第28図は仮止めローラとヒート
ローラの関係を示す断面図、第29図は仮止めローラと
ヒートローラの駆動系を示し第28図のxx■−xx■
線に沿って切断した断面図である。 10.1010.2010・・・画像転写装置、18.
1018.2018・・・作業部、20.1020・・
・仮止め部、 22.1022.2022・・・転写部、24.102
0・・・受は部、 26.1026.2026・・・画像シート、28.1
028.2028・・・受像シート、30.1030.
2030・ ・ ・ガイド板、35.1035.203
5・・・被搬送シート体、60.1034.2034・
・・被搬送シート、112・・・第1の挿入機構、 264・・・第2の挿入機構、 1202・・・搬送用駆動系。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像シートと受像シートとを重ね合わせた状態で
    受像シートに画像シートの画像を転写する画像転写方法
    であって、画像シートと受像シートとを重ね合わせて搬
    送し、転写部を通過させた後に逆方向に搬送して再び転
    写部を通過させ画像シートに記録された画像を受像シー
    トへ転写することを特徴とする画像転写方法。
  2. (2)画像シートと受像シートとを重ね合わせた状態で
    受像シートに画像シートの画像を転写する画像転写方法
    であって、画像シートと受像シートとを重ね合わせて搬
    送し、転写部を通過させながら少なくとも加圧して画像
    シートに記録されている画像を受像シートへ転写した後
    に逆方向に搬送して転写前の位置へ戻すことを特徴とす
    る画像転写方法。
  3. (3)画像シートと受像シートとを重ね合わせた状態で
    受像シートに画像シートの画像を転写する画像転写方法
    であって、画像シートと受像シートとを重ね合わせて搬
    送し転写部を通過させながら少なくとも加圧した後に逆
    方向へ搬送して再び転写部を通過させながら少なくとも
    加圧して画像シートに記録されている画像を受像シート
    へ転写することを特徴とする画像転写方法。
  4. (4)画像シートと受像シートとを支持体上に重ね合わ
    せて被搬送シート体を形成し、被搬送シート体を搬送す
    る第1の搬送手段を転写部に設けると共に転写部へ被搬
    送シート体を挿入する挿入手段を設けて被搬送シート体
    を搬送することを特徴とする前記請求項(1)、請求項
    (2)及び請求項(3)のいずれか1項に記載の画像転
    写方法。
  5. (5)画像シートと受像シートとを重ね合わせて被搬送
    シート体を形成し、この被搬送シート体を第2の搬送手
    段によって搬送しながら転写することを特徴とする前記
    請求項(1)、請求項(2)及び請求項(3)のいずれ
    か1項に記載の画像転写方法。
  6. (6)画像シートと受像シートとを仮止めする仮止め手
    段を設けて、画像シートと受像シートとを仮止めした後
    に転写部へ搬送することを特徴とする請求項(1)から
    (5)に記載の画像転写方法。
  7. (7)前記仮止め手段は串型ローラからなることを特徴
    とする請求項(6)記載の画像転写方法。
  8. (8)位置合わせ手段によって画像シートと受像シート
    とを位置合わせした後に、画像シートと受像シートとを
    重ね合わせた被搬送シート体を転写部へ搬送することを
    特徴とする請求項(1)〜(7)に記載の画像転写方法
  9. (9)画像シートと受像シートとを重ね合わせて被搬送
    シート体を形成した後に平坦化手段によって画像シート
    と受像シートとを平坦にして、前記転写部へ搬送するこ
    とを特徴とする請求項(1)〜(8)に記載の画像転写
    方法。
JP19363289A 1988-07-26 1989-07-26 画像転写方法 Pending JPH0339962A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-98641 1988-07-26
JP9864188 1988-07-26
JP1-99609 1989-04-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0339962A true JPH0339962A (ja) 1991-02-20

Family

ID=14225134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19363289A Pending JPH0339962A (ja) 1988-07-26 1989-07-26 画像転写方法

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JP (1) JPH0339962A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008229877A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成方法、及び画像形成装置

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