JPH0339926Y2 - - Google Patents

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JPH0339926Y2
JPH0339926Y2 JP17260684U JP17260684U JPH0339926Y2 JP H0339926 Y2 JPH0339926 Y2 JP H0339926Y2 JP 17260684 U JP17260684 U JP 17260684U JP 17260684 U JP17260684 U JP 17260684U JP H0339926 Y2 JPH0339926 Y2 JP H0339926Y2
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modulation
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oscillation
switching element
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JP17260684U
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  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 ［技術分野］ 本考案は周波数変調水晶発振回路、さらに詳し
くは、水晶振動子を備えた発振部と、水晶振動子
に直列接続されたバリキヤツプに変調電圧を印加
して発振部の出力周波数を制御する変調部とによ
り構成された周波数変調水晶発振回路に関するも
のである。
［背景技術］ 一般にこの種の周波数変調水晶発振回路は、第
２図に示すように、水晶振動子Ｘを備えた発振部
Ｏと、水晶振動子Ｘに直列接続されたバリキヤツ
プＶに変調電圧を印加して発振部Ｏの出力周波数
を偏移させる変調部Ｍとから構成されている。と
ころで、発振部Ｏの出力周波数は水晶振動子Ｘの
温度特性や発振部Ｏの発振用トランジスタQ1の
温度特性により周囲温度に応じて変動するもので
あり、これを補正する必要がある。しかるに、無
変調時においてはバリキヤツプＶへの変調電圧と
して第１抵抗R1と第２抵抗R2とにより構成され
た分圧部Ｄの出力が印加され、また変調部Ｍへの
入力信号が所定レベル以上であるときには変調用
トランジスタQ2がオン状態となつてエミツタ抵
抗REと第２抵抗R2との並列抵抗と第１抵抗R1と
の分圧比によつて分圧部Ｄの出力電圧が決定され
るものであるから、無変調時と変調時とではそれ
ぞれ温度補正を別に行なう必要がある。
［考案の目的］ 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、変調時、無変
調時にかかわらず周囲温度が変化しても出力周波
数が変化しない周波数変調水晶発振回路を提供す
ることにある。
［考案の開示］ （実施例） 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図に示すように、水晶振動子Ｘを備えた
発振部Ｏと、水晶振動子Ｘに直列接続されたバリ
キヤツプＶへの変調電圧を付与する変調部Ｍとか
ら構成される。発振部Ｏは通常の無変調発振回路
であつて発振用トランジスタQ1のベースに水晶
振動子Ｘの一端が接続され、水晶振動子Ｘの他端
はバリキヤツプＶの一端に接続されている。変調
部Ｍは変調用トランジスタQ2と、第１のサーミ
スタT1と抵抗Ｒとを直列接続し第１のサーミス
タT1を高圧側として電源の両端間に挿入した分
圧部Ｄと、変調用トランジスタQ2のエミツタ抵
抗として接続された第２のサーミスタT2とを備
えており、バリキヤツプＶへの変調電圧は分圧部
Ｄの出力電圧として印加される。変調部Ｍへの入
力は変調用トランジスタQ2のベースに入力され
る。変調用トランジスタQ2はスイツチング素子
として作用するものであり、入力信号が無信号で
あるときにはオフ状態となり、入力信号が所定レ
ベル以上となるとオン状態となる。しかるに、無
信号、すなわち無変調時にはバリキヤツプＶには
第１のサーミスタT1と抵抗Ｒとの分圧比により
決定される変調電圧が印加され、変調時には変調
用トランジスタQ2を介して第２のサーミスタT2
と抵抗Ｒとが並列接続されてこの並列抵抗と第１
のサーミスタT1との分圧比により決定される変
調電圧がバリキヤツプＶに印加される。このよう
にして無変調時には第１のサーミスタT1によつ
て周囲温度に対応した変調電圧の調節が行なわれ
るものであり、一方、変調時には第１のサーミス
タT1と第２のサーミスタT2とによる変調電圧の
補正が行なわれ、変調時、無変調時にかかわらず
発振部Ｏの出力周波数が安定したものとなるので
ある。
［考案の効果］ 本考案は上述のように、変調部は入力信号が所
定レベル以上のときにオン状態となり入力信号が
無信号のときにオフ状態となるスイツチング素子
と、周囲温度に応じて抵抗値が変化する第１の感
温抵抗と抵抗とを直列接続しスイツチング素子が
オフ状態のときに周囲温度の変化に対応して発振
部の出力周波数を一定に保つようにバリキヤツプ
への変調電圧を制御する分圧部と、周囲温度に応
じて抵抗値が変化する感温抵抗であつて分圧部を
構成するいずれか一方の抵抗に上記スイツチング
素子を介して並列接続されスイツチング素子がオ
ン状態のときに周囲温度の変化に対応して発振部
の出力周波数を一定に保つようにバリキヤツプへ
の変調電圧を制御する第２の感温素子とを具備し
ているので、変調時には第１の感温抵抗によりバ
リキヤツプへの変調電圧が調節され、無変調時に
は少なくとも第２の感温抵抗によりバリキヤツプ
への変調電圧が調節されるものであり、変調時、
無変調時にかかわらず周囲温度が変化しても出力
周波数を変化させず出力周波数を安定させること
ができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の一実施例を示す回路図、第２
図は従来例を示す回路図である。 Ｄは分圧部、Ｍは変調部、Ｏは発振部、Q2は
変調用トランジスタ、Ｒは抵抗、T1は第１の感
温抵抗、T2は第２の感温抵抗、Ｖはバリキヤツ
プ、Ｘは水晶振動子である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水晶振動子を備えた発振部と、水晶振動子に直
    列接続されたバリキヤツプに変調電圧を印加して
    発振部の出力周波数を制御する変調部とにより構
    成され、変調部は入力信号が所定レベル以上のと
    きにオン状態となり入力信号が無信号のときにオ
    フ状態となるスイツチング素子と、周囲温度に応
    じて抵抗値が変化する第１の感温抵抗と抵抗とを
    直列接続しスイツチング素子がオフ状態のときに
    周囲温度の変化に対応して発振部の出力周波数を
    一定に保つようにバリキヤツプへの変調電圧を制
    御する分圧部と、周囲温度に応じて抵抗値が変化
    する感温抵抗であつて分圧部を構成するいずれか
    一方の抵抗に上記スイツチング素子を介して並列
    接続されスイツチング素子がオン状態のときに周
    囲温度の変化に対応して発振部の出力周波数を一
    定に保つようにバリキヤツプへの変調電圧を制御
    する第２の感温素子とを具備して成る周波数変調
    水晶発振回路。
JP17260684U 1984-11-14 1984-11-14 Expired JPH0339926Y2 (ja)

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JPS6188321U JPS6188321U (ja) 1986-06-09
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JP2655279B2 (ja) * 1988-11-05 1997-09-17 作富郎 千葉 コレクタ負帰還法水晶発振器

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JPS6188321U (ja) 1986-06-09

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