JPH0339772B2 - - Google Patents
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- JPH0339772B2 JPH0339772B2 JP5236988A JP5236988A JPH0339772B2 JP H0339772 B2 JPH0339772 B2 JP H0339772B2 JP 5236988 A JP5236988 A JP 5236988A JP 5236988 A JP5236988 A JP 5236988A JP H0339772 B2 JPH0339772 B2 JP H0339772B2
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- Japan
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- block
- forging
- collar
- recess
- tapered
- Prior art date
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- Expired
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- 238000005242 forging Methods 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 7
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Forging (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はブラケツト、フレーム等に溶接される
カラーの製造方法に関するのである。
カラーの製造方法に関するのである。
従来は第4図に示すように円柱状のブロツクを
鍛造により筒体としたカラー1の端面11をブラ
ケツト、フレーム等の部材2に設けられた突起に
当接して三点程度のスポツト溶接を行つていた。
鍛造により筒体としたカラー1の端面11をブラ
ケツト、フレーム等の部材2に設けられた突起に
当接して三点程度のスポツト溶接を行つていた。
しかし上記構成においてはカラー1の端面11
と部材2とを固定する溶接部3の面積が大きくな
いために溶接強度が充分なものとは言えなかつ
た。
と部材2とを固定する溶接部3の面積が大きくな
いために溶接強度が充分なものとは言えなかつ
た。
本発明は上記従来の問題点を解決するための手
段として、以下の工程1,2,3,4,5からな
るカラー1の製造方法を提供するものである。
段として、以下の工程1,2,3,4,5からな
るカラー1の製造方法を提供するものである。
円柱状のブロツク1Aを鍛造して上面に周壁1
1Bに囲繞された凹部12Bを形成し、下縁には
テーパー13Bを形成したブロツク1Bとする工
程1 該ブロツク1Bの上面凹部12Cの周壁を鍛造
してテーパー部13Cを形成し材料を下縁テーパ
ー13B部分に逃す工程2 該テーパー部13Cを部分的に鍛造して突起1
2Dを形成したブロツク1Dとする工程3 該ブロツク1Dを更に鍛造して上端が隔壁13
Dで閉塞された孔部14Dを有する筒体1Eとす
る工程4 該筒体1Eの隔壁13Dを鍛造により除去する
工程5 〔作用〕 上記製造方法によれば、端面に突起が形成され
たカラーが製造される。該カラーの端面を部材に
当接してスポツト溶接を行うと該突起はカラーの
端面と部材との間に溶接流拡してその後冷却固化
する。
1Bに囲繞された凹部12Bを形成し、下縁には
テーパー13Bを形成したブロツク1Bとする工
程1 該ブロツク1Bの上面凹部12Cの周壁を鍛造
してテーパー部13Cを形成し材料を下縁テーパ
ー13B部分に逃す工程2 該テーパー部13Cを部分的に鍛造して突起1
2Dを形成したブロツク1Dとする工程3 該ブロツク1Dを更に鍛造して上端が隔壁13
Dで閉塞された孔部14Dを有する筒体1Eとす
る工程4 該筒体1Eの隔壁13Dを鍛造により除去する
工程5 〔作用〕 上記製造方法によれば、端面に突起が形成され
たカラーが製造される。該カラーの端面を部材に
当接してスポツト溶接を行うと該突起はカラーの
端面と部材との間に溶接流拡してその後冷却固化
する。
したがつて本発明の製造方法により製造される
カラーでは端面と部材との間の溶接部の面積が大
きくなり、充分な溶接強度を得ることができる。
カラーでは端面と部材との間の溶接部の面積が大
きくなり、充分な溶接強度を得ることができる。
本発明を第1図に示す一実施例によつて説明す
る。まず第1図イに示すように円柱状のブロツク
1Aを鍛造して上面に周壁11Bに囲繞される凹
部12Bを形成し、下縁には工程2における材料
の逃げのためのテーパー13Bを形成したブロツ
ク1Bとし(工程1)、次に該ブロツク1Bの上
面の凹部12Cの周壁11Cを鍛造して第1図ロ
に示すようにテーパー部13Cを形成したブロツ
ク1Cとする。(工程2)。この時該テーパー部1
3Cの高さは均一になるようにしておく。そして
ブロツク1Cにおいてはテーパー部13Cを形成
することにより逃げた材料がテーパー13B部分
を充たし、したがつてテーパー13Bは消滅す
る。次に該ブロツク1Cのテーパー部13Cは部
分的に鍛造された第1図ハに示すように周壁11
Cと同じ幅に平坦にされ、該テーパー部13Cの
鍛造されなかつた部分はブロツク1Cの上端面1
1Dに突起12Dして残存してブロツク1Dとな
る(工程3)。該突起12Dは1個あるいは2個
以上残存する様にされる。同時に工程4における
ピンのガイドのために該ブロツク1Dの下面には
凹部12Eが形成される。工程3において突起1
2Dが形成されたブロツク1Dは更に鍛造されて
第1図ニに示すように上端が隔壁13Dで閉塞さ
れた孔部14Dを有する筒体1Eとされる(工程
4)。この際ブロツク1Dの下面に凹部12Eが
形成されていると鍛造の際に該凹部12E内にピ
ンをガイドすることにより、該ブロツク1Dを安
定に支持出来る。しかし本発明において該凹部1
2Eは必須のものではない。次いで該隔壁13D
を鍛造により打抜いて第1図ホに示すようにカラ
ー1を得る(5)。なお上記各工程において行わ
れる鍛造は冷間、温間、熱間のいずれにおいてさ
れてもよい。
る。まず第1図イに示すように円柱状のブロツク
1Aを鍛造して上面に周壁11Bに囲繞される凹
部12Bを形成し、下縁には工程2における材料
の逃げのためのテーパー13Bを形成したブロツ
ク1Bとし(工程1)、次に該ブロツク1Bの上
面の凹部12Cの周壁11Cを鍛造して第1図ロ
に示すようにテーパー部13Cを形成したブロツ
ク1Cとする。(工程2)。この時該テーパー部1
3Cの高さは均一になるようにしておく。そして
ブロツク1Cにおいてはテーパー部13Cを形成
することにより逃げた材料がテーパー13B部分
を充たし、したがつてテーパー13Bは消滅す
る。次に該ブロツク1Cのテーパー部13Cは部
分的に鍛造された第1図ハに示すように周壁11
Cと同じ幅に平坦にされ、該テーパー部13Cの
鍛造されなかつた部分はブロツク1Cの上端面1
1Dに突起12Dして残存してブロツク1Dとな
る(工程3)。該突起12Dは1個あるいは2個
以上残存する様にされる。同時に工程4における
ピンのガイドのために該ブロツク1Dの下面には
凹部12Eが形成される。工程3において突起1
2Dが形成されたブロツク1Dは更に鍛造されて
第1図ニに示すように上端が隔壁13Dで閉塞さ
れた孔部14Dを有する筒体1Eとされる(工程
4)。この際ブロツク1Dの下面に凹部12Eが
形成されていると鍛造の際に該凹部12E内にピ
ンをガイドすることにより、該ブロツク1Dを安
定に支持出来る。しかし本発明において該凹部1
2Eは必須のものではない。次いで該隔壁13D
を鍛造により打抜いて第1図ホに示すようにカラ
ー1を得る(5)。なお上記各工程において行わ
れる鍛造は冷間、温間、熱間のいずれにおいてさ
れてもよい。
上記方法により製造されたカラー1の端面11
には第2図に示すように均一な高さを有する突起
12が形成される。該カラー1は第3図に示すよ
うに端面11を突起12を介して部材2に当接
し、スポツト溶接を行うと、該突起12は溶隔し
てカラー1の端面11と部材2との間に溶隔流拡
し、その後冷却固化して大面積の溶接部3とな
る。
には第2図に示すように均一な高さを有する突起
12が形成される。該カラー1は第3図に示すよ
うに端面11を突起12を介して部材2に当接
し、スポツト溶接を行うと、該突起12は溶隔し
てカラー1の端面11と部材2との間に溶隔流拡
し、その後冷却固化して大面積の溶接部3とな
る。
第1図〜第3図は本発明の一実施例を示すもの
であり、第1図は製造工程図、第2図はカラーの
斜視図、第3図はカラーを溶接した状態図、第4
図は従来の溶接状態図である。 図中、1……カラー、1A,1B,1D……ブ
ロツク、1E……筒体、11B……周壁、12B
……凹部、13B……テーパー、12C……上部
凹部、12D……突起、13C……テーパー部、
13D……隔壁、14D……孔部。
であり、第1図は製造工程図、第2図はカラーの
斜視図、第3図はカラーを溶接した状態図、第4
図は従来の溶接状態図である。 図中、1……カラー、1A,1B,1D……ブ
ロツク、1E……筒体、11B……周壁、12B
……凹部、13B……テーパー、12C……上部
凹部、12D……突起、13C……テーパー部、
13D……隔壁、14D……孔部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 円柱状のブロツクを鍛造して上面に周壁に囲
繞された凹部を形成し、下縁にはテーパーを形成
したブロツクとする工程1 該ブロツクの上面凹部の周壁を鍛造してテーパ
ー部を形成し材料を下縁テーパー部分に逃す工程
2 該テーパー部を部分的に鍛造して突起を形成し
たブロツクとする工程3 該ブロツクを更に鍛造して上端が融壁で閉塞さ
れた孔部を有する筒体とする工程4 該筒体の隔壁を鍛造により除去する工程5以上
の工程1,2,3,4,5からなるカラーの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236988A JPH01224133A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | カラーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236988A JPH01224133A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | カラーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01224133A JPH01224133A (ja) | 1989-09-07 |
JPH0339772B2 true JPH0339772B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=12912894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5236988A Granted JPH01224133A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | カラーの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01224133A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003101324A1 (fr) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | Azwell Inc. | Dispositif d'electrode pour chirurgie par micro-ondes |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4936148B2 (ja) * | 2008-10-24 | 2012-05-23 | 株式会社阪村エンジニアリング | インサート金具及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5236988A patent/JPH01224133A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003101324A1 (fr) * | 2002-06-03 | 2003-12-11 | Azwell Inc. | Dispositif d'electrode pour chirurgie par micro-ondes |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01224133A (ja) | 1989-09-07 |
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