JPH0339699B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339699B2 JPH0339699B2 JP61296129A JP29612986A JPH0339699B2 JP H0339699 B2 JPH0339699 B2 JP H0339699B2 JP 61296129 A JP61296129 A JP 61296129A JP 29612986 A JP29612986 A JP 29612986A JP H0339699 B2 JPH0339699 B2 JP H0339699B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- fiber
- light guide
- blood vessel
- fiber light
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 32
- 238000011282 treatment Methods 0.000 claims description 12
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 20
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 2
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
- Surgical Instruments (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、たとえば人体の血管内に挿入してレ
ーザ光を照射するフアイバー治療器具に関する。
ーザ光を照射するフアイバー治療器具に関する。
(従来の技術)
人体の血管内の各種治療にフアイバー治療器具
を使用する場合、人体の挿入許容部等の関係上、
目的である患部よりかなり離れた部分からフアイ
バー治療器具を挿入し、血管内を通らせてX線造
影法や医師等の勘により血管内の目的位置までフ
アイバー治療器具を通している。そして、この挿
入途中における血管内の分岐点では、体を屈曲さ
せる等によりフアイバー治療器具の経路を選択し
ている。
を使用する場合、人体の挿入許容部等の関係上、
目的である患部よりかなり離れた部分からフアイ
バー治療器具を挿入し、血管内を通らせてX線造
影法や医師等の勘により血管内の目的位置までフ
アイバー治療器具を通している。そして、この挿
入途中における血管内の分岐点では、体を屈曲さ
せる等によりフアイバー治療器具の経路を選択し
ている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記のように、従来のフアイバー治療器具自体
には経路の選択機能がなく、体の屈曲等のみでは
必ずしも目的の経路を辿らず危険な場合もある。
には経路の選択機能がなく、体の屈曲等のみでは
必ずしも目的の経路を辿らず危険な場合もある。
また、危険は伴うが確実に患部に到達させるた
め、目的である患部近傍からフアイバー治療器具
を血管内に挿入する場合もあるが好ましくなく、
遠隔して治療できるというフアイバー治療器具の
特性を十分利用することができない。
め、目的である患部近傍からフアイバー治療器具
を血管内に挿入する場合もあるが好ましくなく、
遠隔して治療できるというフアイバー治療器具の
特性を十分利用することができない。
さらに、血管の彎曲部および分岐部等のレーザ
照射を適切に行なえない。
照射を適切に行なえない。
本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、目
的である患部に正確かつ安全に到達して、レーザ
光を照射し、彎曲部、分岐部近傍でも適切に治療
を行なえるフアイバー治療器具を提供することを
目的とする。
的である患部に正確かつ安全に到達して、レーザ
光を照射し、彎曲部、分岐部近傍でも適切に治療
を行なえるフアイバー治療器具を提供することを
目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明のフアイバー治療器具は、先端からレー
ザ光を照射するフアイバー導光体の前部に、先端
を円弧状に屈曲した弾性線条からなるガイドを取
付けたものである。
ザ光を照射するフアイバー導光体の前部に、先端
を円弧状に屈曲した弾性線条からなるガイドを取
付けたものである。
(作用)
本発明は、ガイドで血管内の経路を選択し、ガ
イドに従つてフアイバー導光体を通し、挿入しな
がらあるいは挿入後に先端からレーザ光を照射す
るものである。
イドに従つてフアイバー導光体を通し、挿入しな
がらあるいは挿入後に先端からレーザ光を照射す
るものである。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
図において、1は図示しないレーザ光源に接続
された断面円形状のフアイバー導光体で、このフ
アイバー導光体1は、先端に照射部2を有するた
とえば石英ガラス(SiO2)からなるコア3の外
周面に、たとえばポリシリコンからなるクラツド
4が被膜され、このクラツド4の外周面にたとえ
ばテフロンからなる保護膜5が設けられている。
また、このフアイバー導光体1の直径は保護膜5
を含めて約200〔μ〕である。
された断面円形状のフアイバー導光体で、このフ
アイバー導光体1は、先端に照射部2を有するた
とえば石英ガラス(SiO2)からなるコア3の外
周面に、たとえばポリシリコンからなるクラツド
4が被膜され、このクラツド4の外周面にたとえ
ばテフロンからなる保護膜5が設けられている。
また、このフアイバー導光体1の直径は保護膜5
を含めて約200〔μ〕である。
そして、上記フアイバー導光体1の前部にたと
えばテフロンで被膜された弾性線条からなるガイ
ド6が取付けられている。このガイド6は、先端
7がほぼJ字状の円弧状に屈曲され、かつ、基部
の直結部8が上記フアイバー導光体1に添設され
て、フアイバー導光体1に熱収縮性合成樹脂から
なるチユーブ9により固定されている。なお、ガ
イド6の直結部8の端部は安全のため上記チユー
ブ9で覆われている。
えばテフロンで被膜された弾性線条からなるガイ
ド6が取付けられている。このガイド6は、先端
7がほぼJ字状の円弧状に屈曲され、かつ、基部
の直結部8が上記フアイバー導光体1に添設され
て、フアイバー導光体1に熱収縮性合成樹脂から
なるチユーブ9により固定されている。なお、ガ
イド6の直結部8の端部は安全のため上記チユー
ブ9で覆われている。
次に、作動を説明する。
人体の血管の活性に当つて、人体の挿入許容個
所から血管10内にフアイバー導光体1を挿入
し、第3図に示すように、フアイバー導光体1の
ガイド6における先端7の屈曲部が分岐点に当接
すると、ガイド6の先端7は、基端が固定されて
いる側に中心があるため、固定されていない遊端
側が、ガイド6を基端側へ押して第3図右側にガ
イド6が進み、このガイド6に従つてフアイバー
導光体1が通る。
所から血管10内にフアイバー導光体1を挿入
し、第3図に示すように、フアイバー導光体1の
ガイド6における先端7の屈曲部が分岐点に当接
すると、ガイド6の先端7は、基端が固定されて
いる側に中心があるため、固定されていない遊端
側が、ガイド6を基端側へ押して第3図右側にガ
イド6が進み、このガイド6に従つてフアイバー
導光体1が通る。
すなわち、ガイド6の先端7の基端部を有する
方向にガイド6が進むので、選択したい方向にガ
イド6の先端7の基端部がくるようにフアイバー
導光体1を回動して方向を選択する。
方向にガイド6が進むので、選択したい方向にガ
イド6の先端7の基端部がくるようにフアイバー
導光体1を回動して方向を選択する。
そうして、患部にフアイバー導光体1を導き、
先端の照射部2から連続的にあるいは間欠的にレ
ーザ光を患部に照射する。
先端の照射部2から連続的にあるいは間欠的にレ
ーザ光を患部に照射する。
また、血管の彎曲部、あるいは、長い部分に患
部がある場合でも、ガイド6により、彎曲方向に
従つて、フアイバー導光体1を追従させるので、
照射部2先端正面の最もレーザ光が強い部分が、
血管に直接接触せずに、彎曲部の患部を治療す
る。
部がある場合でも、ガイド6により、彎曲方向に
従つて、フアイバー導光体1を追従させるので、
照射部2先端正面の最もレーザ光が強い部分が、
血管に直接接触せずに、彎曲部の患部を治療す
る。
さらに、たとえば分岐点近傍の分岐部に患部が
ある場合は、分岐に従つてフアイバー導光体1を
移動しながら連続的にあるいは間欠的にレーザ光
を照射し、ガイド6に追従させてレーザ光を患部
に当て治療する。
ある場合は、分岐に従つてフアイバー導光体1を
移動しながら連続的にあるいは間欠的にレーザ光
を照射し、ガイド6に追従させてレーザ光を患部
に当て治療する。
フアイバー導光体1を血管10から戻すとき
は、フアイバー導光体1を引き戻すことにより、
ガイド6が直線状となつて血管10を傷つけるこ
となく戻すことができる。
は、フアイバー導光体1を引き戻すことにより、
ガイド6が直線状となつて血管10を傷つけるこ
となく戻すことができる。
また、ガイド6のワイヤの材質の選択により、
X線造影利用の血管内での各種操作がより安全に
かつ容易となる。
X線造影利用の血管内での各種操作がより安全に
かつ容易となる。
本発明によれば、フアイバー導光体の前部にガ
イドを取付けたことにより、フアイバー導光体に
方向選択機能をもたせ、血管内の彎曲部、分岐点
を所望の方向に進行させることができるので、フ
アイバー導光体を目的である患部に正確かつ安全
に到達させることができるとともに、挿入しなが
らあるは挿入後にレーザ光を患部に照射すること
ができる。また、フアイバー導光体を挿入しなが
らレーザ光を連続的にあるいは間欠的に照射すれ
ば、長い患部に対する治療を行なうことができ
る。さらに、フアイバー導光体に直接ガイドが取
付けられているので、ガイドに追従してレーザ光
を照射することができるため彎曲部分、分岐部分
にも適切な治療が行なえる。特に、レーザ光をガ
イドに追従させて所望の箇所に導けるので、彎曲
部分では照射面の正面がたとえば血管の曲率半径
の大きい部分に直接接触せず血管を突破ることが
なく、分岐部分では分岐部近傍に、不必要に多く
のレーザ光を照射することがなくなり、血管の彎
曲部分、分岐部分を傷つけることが少なくなる。
イドを取付けたことにより、フアイバー導光体に
方向選択機能をもたせ、血管内の彎曲部、分岐点
を所望の方向に進行させることができるので、フ
アイバー導光体を目的である患部に正確かつ安全
に到達させることができるとともに、挿入しなが
らあるは挿入後にレーザ光を患部に照射すること
ができる。また、フアイバー導光体を挿入しなが
らレーザ光を連続的にあるいは間欠的に照射すれ
ば、長い患部に対する治療を行なうことができ
る。さらに、フアイバー導光体に直接ガイドが取
付けられているので、ガイドに追従してレーザ光
を照射することができるため彎曲部分、分岐部分
にも適切な治療が行なえる。特に、レーザ光をガ
イドに追従させて所望の箇所に導けるので、彎曲
部分では照射面の正面がたとえば血管の曲率半径
の大きい部分に直接接触せず血管を突破ることが
なく、分岐部分では分岐部近傍に、不必要に多く
のレーザ光を照射することがなくなり、血管の彎
曲部分、分岐部分を傷つけることが少なくなる。
第1図は本発明の一実施例を示すフアイバー治
療器具の側面図、第2図は同上断面図、第3図は
同上使用時の説明図である。 1……フアイバー導光体、6……ガイド。
療器具の側面図、第2図は同上断面図、第3図は
同上使用時の説明図である。 1……フアイバー導光体、6……ガイド。
Claims (1)
- 1 先端からレーザ光を照射するフアイバー導光
体の前部に、先端を円弧状に屈曲した弾性線条か
らなるガイドを取付けたことを特徴とするフアイ
バー治療器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61296129A JPS63147452A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | フアイバ−治療器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61296129A JPS63147452A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | フアイバ−治療器具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63147452A JPS63147452A (ja) | 1988-06-20 |
JPH0339699B2 true JPH0339699B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=17829515
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61296129A Granted JPS63147452A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | フアイバ−治療器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63147452A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967968A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ− |
-
1986
- 1986-12-12 JP JP61296129A patent/JPS63147452A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5967968A (ja) * | 1982-10-08 | 1984-04-17 | テルモ株式会社 | ガイドワイヤ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63147452A (ja) | 1988-06-20 |
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