JPH1099439A - カテーテルを備え、診断及び治療のために心臓内へ挿入される装置 - Google Patents
カテーテルを備え、診断及び治療のために心臓内へ挿入される装置Info
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- JPH1099439A JPH1099439A JP9256533A JP25653397A JPH1099439A JP H1099439 A JPH1099439 A JP H1099439A JP 9256533 A JP9256533 A JP 9256533A JP 25653397 A JP25653397 A JP 25653397A JP H1099439 A JPH1099439 A JP H1099439A
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- A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
- A61M25/0082—Catheter tip comprising a tool
- A61M25/0084—Catheter tip comprising a tool being one or more injection needles
Abstract
(57)【要約】
【課題】ガイドワイヤを用いて心臓の内壁をストリップ
毎に処理する際、ガイドワイヤを安定した位置に配置可
能であるカテーテルを備えた装置を提供すること。 【解決手段】診断及び治療のために心臓内へ挿入される
装置は、被案内カテーテル２と、被案内カテーテル２を
囲むガイドカテーテル３と、被案内カテーテルの内腔２
０に延びるガイドワイヤ４とを含むカテーテル１を備え
る。ガイドワイヤ４の位置を心室あるいは心房にて制御
可能とする手段７が設けられる。カテーテルは第１のカ
テーテル１であり、そのガイドワイヤ４が第２のカテー
テル１’の先端３０’に連結され得る。第２のカテーテ
ル１’は、心臓内において、その先端がガイドワイヤ４
の位置の変化に関わらず固定した位置に留まるように配
置される。
毎に処理する際、ガイドワイヤを安定した位置に配置可
能であるカテーテルを備えた装置を提供すること。 【解決手段】診断及び治療のために心臓内へ挿入される
装置は、被案内カテーテル２と、被案内カテーテル２を
囲むガイドカテーテル３と、被案内カテーテルの内腔２
０に延びるガイドワイヤ４とを含むカテーテル１を備え
る。ガイドワイヤ４の位置を心室あるいは心房にて制御
可能とする手段７が設けられる。カテーテルは第１のカ
テーテル１であり、そのガイドワイヤ４が第２のカテー
テル１’の先端３０’に連結され得る。第２のカテーテ
ル１’は、心臓内において、その先端がガイドワイヤ４
の位置の変化に関わらず固定した位置に留まるように配
置される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、被案内カテーテル
と、被案内カテーテルを囲むガイドカテーテルと、被案
内カテーテルの内腔に延びるガイドワイヤとを含むカテ
ーテルを備えた診断及び治療のために心臓内へ挿入され
る装置に関する。
と、被案内カテーテルを囲むガイドカテーテルと、被案
内カテーテルの内腔に延びるガイドワイヤとを含むカテ
ーテルを備えた診断及び治療のために心臓内へ挿入され
る装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置は、ガイドホースと多極式
電極を備えたカテーテルとして欧州特許出願公開第０，
６９２，２２１号に開示されている。同カテーテルは、
その先端に、ガイドホースから押し出され、かつその円
周を増大あるいは減少させることができる湾曲可能な、
あるいは可撓性の材料からなる支持ループを有する。こ
の支持ループは、特殊な実施形態（欧州特許出願公開第
０，６９２，２２１号の図６を参照）においては、同様
にガイドホースから押し出され得る更なるガイドワイヤ
のためのホルダとして機能する。ガイドワイヤは、同ワ
イヤを回したり押したりして心房・心室の内壁と接触さ
せながら内壁の輪郭を辿る。同カテーテルに備えられた
多極式電極は多重らせんであり、その内部通路をガイド
ワイヤが貫通する。心臓の内壁は、ガイドワイヤの位置
の変化及びガイドワイヤに沿った多極式電極の変位を制
御することにより探針される。この種の装置を用いるこ
とにより、内壁はストリップ毎に処理され、ガイドワイ
ヤの所定の配置が各ストリップに関係づけられる。心臓
がポンプ様の運動をすることにより、ガイドワイヤの安
定した位置に関する問題が発生する。
電極を備えたカテーテルとして欧州特許出願公開第０，
６９２，２２１号に開示されている。同カテーテルは、
その先端に、ガイドホースから押し出され、かつその円
周を増大あるいは減少させることができる湾曲可能な、
あるいは可撓性の材料からなる支持ループを有する。こ
の支持ループは、特殊な実施形態（欧州特許出願公開第
０，６９２，２２１号の図６を参照）においては、同様
にガイドホースから押し出され得る更なるガイドワイヤ
のためのホルダとして機能する。ガイドワイヤは、同ワ
イヤを回したり押したりして心房・心室の内壁と接触さ
せながら内壁の輪郭を辿る。同カテーテルに備えられた
多極式電極は多重らせんであり、その内部通路をガイド
ワイヤが貫通する。心臓の内壁は、ガイドワイヤの位置
の変化及びガイドワイヤに沿った多極式電極の変位を制
御することにより探針される。この種の装置を用いるこ
とにより、内壁はストリップ毎に処理され、ガイドワイ
ヤの所定の配置が各ストリップに関係づけられる。心臓
がポンプ様の運動をすることにより、ガイドワイヤの安
定した位置に関する問題が発生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ガイ
ドワイヤを用いて上述のストリップ毎の処理を実施する
ための装置を提供することにあり、同装置において、ガ
イドワイヤは心臓の内壁に特になめらかな場所が存在す
る場合においても、各部分において安定して配置され
る。
ドワイヤを用いて上述のストリップ毎の処理を実施する
ための装置を提供することにあり、同装置において、ガ
イドワイヤは心臓の内壁に特になめらかな場所が存在す
る場合においても、各部分において安定して配置され
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記に
その特徴が記載されている装置によって達成される。診
断及び治療のために心臓内へ挿入される装置は、被案内
カテーテルと、被案内カテーテルを囲むガイドカテーテ
ルと、被案内カテーテルの内腔に延びるガイドワイヤと
を含むカテーテルを備える。心房・心室においてガイド
ワイヤの位置を制御可能とする手段が設けられる。カテ
ーテルは第１のカテーテルであり、同第１のカテーテル
のガイドワイヤが第２のカテーテルの先端に連結され得
る。第２のカテーテルは、心臓内において、その先端が
ガイドワイヤの位置の変化に関わらず固定した位置に留
まるように配置されている。
その特徴が記載されている装置によって達成される。診
断及び治療のために心臓内へ挿入される装置は、被案内
カテーテルと、被案内カテーテルを囲むガイドカテーテ
ルと、被案内カテーテルの内腔に延びるガイドワイヤと
を含むカテーテルを備える。心房・心室においてガイド
ワイヤの位置を制御可能とする手段が設けられる。カテ
ーテルは第１のカテーテルであり、同第１のカテーテル
のガイドワイヤが第２のカテーテルの先端に連結され得
る。第２のカテーテルは、心臓内において、その先端が
ガイドワイヤの位置の変化に関わらず固定した位置に留
まるように配置されている。
【０００５】本発明に従うカテーテルを使用することに
より、２つのカテーテルの先端の間に配置され、かつこ
れらの先端の間において移動可能でもあるガイドワイヤ
の良好な安定性が得られる。その理由は、カテーテルの
先端が、心臓が運動するにも関わらず、心臓内あるいは
心臓の入口において固定した位置に留まるように配置さ
れるからである。これらの固定位置は、ガイドワイヤに
おける固定された所定の境界状態を示し、移動可能なガ
イドワイヤに対して必要とされる安定性を与える。ガイ
ドワイヤは、本発明に従う装置において、回転したり押
したりすることにより、その両端から操作することが可
能となる。
より、２つのカテーテルの先端の間に配置され、かつこ
れらの先端の間において移動可能でもあるガイドワイヤ
の良好な安定性が得られる。その理由は、カテーテルの
先端が、心臓が運動するにも関わらず、心臓内あるいは
心臓の入口において固定した位置に留まるように配置さ
れるからである。これらの固定位置は、ガイドワイヤに
おける固定された所定の境界状態を示し、移動可能なガ
イドワイヤに対して必要とされる安定性を与える。ガイ
ドワイヤは、本発明に従う装置において、回転したり押
したりすることにより、その両端から操作することが可
能となる。
【０００６】従属請求項２〜１１は、本発明に従う方法
の種々の実施形態に関する。
の種々の実施形態に関する。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１に示すカテーテル１は、以下
の構成要素、即ち：被案内カテーテル２、ここでは極２
１及び２２を有する電極カテーテルとして実施される；
先端部３０を備えたガイドカテーテル３；ガイドワイヤ
４；ロック、即ち前室５；電極接続部；更にはガイドワ
イヤ４の基端部のためのハンドル７を備える。
の構成要素、即ち：被案内カテーテル２、ここでは極２
１及び２２を有する電極カテーテルとして実施される；
先端部３０を備えたガイドカテーテル３；ガイドワイヤ
４；ロック、即ち前室５；電極接続部；更にはガイドワ
イヤ４の基端部のためのハンドル７を備える。
【０００８】図２の斜視図は、図１に示すガイドカテー
テル３の先端部３０を示す。被案内カテーテル２の先端
部に形成した内部通路、即ち内腔２０にはガイドワイヤ
４が延びている。
テル３の先端部３０を示す。被案内カテーテル２の先端
部に形成した内部通路、即ち内腔２０にはガイドワイヤ
４が延びている。
【０００９】ガイドワイヤ４は、心臓の解剖学的構造に
基づいて適切に形成される。ガイドワイヤ４の形成に当
たっては、ニチノール（Ｎｉｔｉｎｏｌ）という材質が
特に適している。ニチノールに代えて、他の折曲げ可能
な、可撓性に富む金属合金あるいはポリマーも考えられ
る。
基づいて適切に形成される。ガイドワイヤ４の形成に当
たっては、ニチノール（Ｎｉｔｉｎｏｌ）という材質が
特に適している。ニチノールに代えて、他の折曲げ可能
な、可撓性に富む金属合金あるいはポリマーも考えられ
る。
【００１０】図３に示す本発明の実施形態の第２のカテ
ーテル１’は、第２の被案内カテーテル２’を備え、２
つのカテーテル１及び１’は、共通のガイドワイヤ４を
有する。
ーテル１’は、第２の被案内カテーテル２’を備え、２
つのカテーテル１及び１’は、共通のガイドワイヤ４を
有する。
【００１１】第２のカテーテル１’と第１のカテーテル
１とは、別々に心臓へ挿入され得る。第１のカテーテル
は、第１の血管、主として鎖骨下静脈を介して心臓へ挿
入され、第２のカテーテル１’は、第２の血管、主とし
て大腿静脈を介して心臓へ挿入される。例えば、ループ
を備えた捕捉カテーテルのような捕捉部材を含む第２の
カテーテル１’を大腿静脈へ挿入した場合（図示しな
い）、同捕捉カテーテルのループによって、第１のカテ
ーテル１のガイドワイヤ４の湾曲した先端部は把持され
得る。ガイドワイヤ４は、捕捉部材によって第２のカテ
ーテル１’中へ導入される。ロック５（図１を参照）を
備えたカテーテル１及びカテーテル１’は、公知のセル
ディンガー法を用いて患者の体内に挿入され得る。な
お、ロック５は中空状のチェンバとして形成されてい
る。
１とは、別々に心臓へ挿入され得る。第１のカテーテル
は、第１の血管、主として鎖骨下静脈を介して心臓へ挿
入され、第２のカテーテル１’は、第２の血管、主とし
て大腿静脈を介して心臓へ挿入される。例えば、ループ
を備えた捕捉カテーテルのような捕捉部材を含む第２の
カテーテル１’を大腿静脈へ挿入した場合（図示しな
い）、同捕捉カテーテルのループによって、第１のカテ
ーテル１のガイドワイヤ４の湾曲した先端部は把持され
得る。ガイドワイヤ４は、捕捉部材によって第２のカテ
ーテル１’中へ導入される。ロック５（図１を参照）を
備えたカテーテル１及びカテーテル１’は、公知のセル
ディンガー法を用いて患者の体内に挿入され得る。な
お、ロック５は中空状のチェンバとして形成されてい
る。
【００１２】挿入後にガイドワイヤ４の両端部に装着さ
れ得るプラスチック製のハンドル７（図１を参照）は、
ワイヤ４の操作（回転する、押す、引く）を容易にす
る。被案内カテーテル２及び２’は、電極カテーテルと
して使用される。それらの極２１，２２，２１’及２
２’を用いて、心臓電位を測定するか（いわゆる、「地
図作成」）、あるいは組織を切除するための高周波電流
に適用されるかの少なくとも１つが可能となる。特に切
除に使用するために、極には温度センサも配置され（図
示しない）、処置されるべき組織の過熱を避けるために
高周波の電流を調整している。
れ得るプラスチック製のハンドル７（図１を参照）は、
ワイヤ４の操作（回転する、押す、引く）を容易にす
る。被案内カテーテル２及び２’は、電極カテーテルと
して使用される。それらの極２１，２２，２１’及２
２’を用いて、心臓電位を測定するか（いわゆる、「地
図作成」）、あるいは組織を切除するための高周波電流
に適用されるかの少なくとも１つが可能となる。特に切
除に使用するために、極には温度センサも配置され（図
示しない）、処置されるべき組織の過熱を避けるために
高周波の電流を調整している。
【００１３】２つのガイドカテーテル３及び３’の先端
３０及び３０’は、心臓の右心房の入口に直接配置され
る。これにより、共通のガイドワイヤ４は心臓の運動に
より妨害されることなく安定して配置される。
３０及び３０’は、心臓の右心房の入口に直接配置され
る。これにより、共通のガイドワイヤ４は心臓の運動に
より妨害されることなく安定して配置される。
【００１４】図４及び５の実施形態において、心臓への
カテーテルの挿入は、同カテーテルが同一の血管、主と
して鎖骨下静脈を介して心臓中へ挿入されるように適用
される。
カテーテルの挿入は、同カテーテルが同一の血管、主と
して鎖骨下静脈を介して心臓中へ挿入されるように適用
される。
【００１５】図４の例において、第２のカテーテル１’
はその先端３０’において、心臓中にて同カテーテル
１’を固定するための可撓性の支持ループ８を有する。
このループ８はカテーテルから押し出されるように配置
されている。ループ８は、一方では心臓中の任意の位置
においてカテーテル１’を固定するために使用され、他
方ではガイドワイヤ４の先端がループ上に配置され、実
際には、同ループ８は金属らせん８０を備え、同金属ら
せん８０はループの上に押し出され、かつその端部８４
にてガイドワイヤ４を固定する（欧州特許出願公開第
０，６９２，２２１号の図４を参照）。らせん８０を引
いたり押したりすることにより、ガイドワイヤ４は、実
際に心臓内において、３６０°の範囲内全体にわたって
配置され得る。ワイヤ４は、第１のカテーテル１を介し
たガイドによって心臓の内壁に押圧される。実際の地図
作成及び切除用電極２は、ガイドワイヤ４を介して押圧
される（図３の例示された実施形態を参照）。
はその先端３０’において、心臓中にて同カテーテル
１’を固定するための可撓性の支持ループ８を有する。
このループ８はカテーテルから押し出されるように配置
されている。ループ８は、一方では心臓中の任意の位置
においてカテーテル１’を固定するために使用され、他
方ではガイドワイヤ４の先端がループ上に配置され、実
際には、同ループ８は金属らせん８０を備え、同金属ら
せん８０はループの上に押し出され、かつその端部８４
にてガイドワイヤ４を固定する（欧州特許出願公開第
０，６９２，２２１号の図４を参照）。らせん８０を引
いたり押したりすることにより、ガイドワイヤ４は、実
際に心臓内において、３６０°の範囲内全体にわたって
配置され得る。ワイヤ４は、第１のカテーテル１を介し
たガイドによって心臓の内壁に押圧される。実際の地図
作成及び切除用電極２は、ガイドワイヤ４を介して押圧
される（図３の例示された実施形態を参照）。
【００１６】図５の実施形態において、第２のカテーテ
ル１’の先端３０’には、心臓中にてカテーテル１’を
固定するためのチップ９が設けられている。このチップ
９は伸長可能に設計されている。第１のカテーテル１の
ガイドワイヤ４は、接続部４０を介して第２のカテーテ
ル１’の先端３０’に連結される。
ル１’の先端３０’には、心臓中にてカテーテル１’を
固定するためのチップ９が設けられている。このチップ
９は伸長可能に設計されている。第１のカテーテル１の
ガイドワイヤ４は、接続部４０を介して第２のカテーテ
ル１’の先端３０’に連結される。
【００１７】図３〜５に示す本発明に従う装置の各実施
形態において、被案内カテーテル２は地図作成及び切除
用電極として使用されている。しかしながら、被案内カ
テーテル２は、導光ファイバを含むことも可能である。
そのようなファイバの使用によって、処置段階における
可視診断あるいはチェックが行われるか、あるいはレー
ザビームエネルギーが組織の処置のために心臓中に導入
され得るかの少なくとも一方が可能となる。
形態において、被案内カテーテル２は地図作成及び切除
用電極として使用されている。しかしながら、被案内カ
テーテル２は、導光ファイバを含むことも可能である。
そのようなファイバの使用によって、処置段階における
可視診断あるいはチェックが行われるか、あるいはレー
ザビームエネルギーが組織の処置のために心臓中に導入
され得るかの少なくとも一方が可能となる。
【００１８】本願において使用される挿入という用語
は、外科的処置、即ち心臓内への挿入、又は治療あるい
は診断に伴う侵襲を意味することを理解されたい。
は、外科的処置、即ち心臓内への挿入、又は治療あるい
は診断に伴う侵襲を意味することを理解されたい。
【００１９】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ガイドワイヤを用いてストリップ毎に処理を実施するた
めのカテーテルを備えた装置が提供され、かつガイドワ
イヤは、心臓の内壁に特になめらかな場所が存在する場
合においても安定して配置される。
ガイドワイヤを用いてストリップ毎に処理を実施するた
めのカテーテルを備えた装置が提供され、かつガイドワ
イヤは、心臓の内壁に特になめらかな場所が存在する場
合においても安定して配置される。
【図１】本発明に従う装置の一部であるカテーテルを示
す図。
す図。
【図２】図１に示すカテーテルの詳細図。
【図３】本発明に従う装置の第１実施形態の一部が心臓
へ挿入されるところを示す図。
へ挿入されるところを示す図。
【図４】本発明に従う装置の第２実施形態の図３に対応
する図。
する図。
【図５】本発明に従う装置の第３実施形態の図３に対応
する図。
する図。
１…カテーテル、１’…第２のカテーテル、２…被案内
カテーテル、２’…第２の被案内カテーテル、３…ガイ
ドカテーテル、４…ガイドワイヤ、５…ロック、７…ハ
ンドル、８…支持ループ、９…チップ、２０…内腔、２
１，２２，２１’，２２’…電極、３０…第１のカテー
テルの先端、３０’…第２のカテーテルの先端、８０…
らせん。
カテーテル、２’…第２の被案内カテーテル、３…ガイ
ドカテーテル、４…ガイドワイヤ、５…ロック、７…ハ
ンドル、８…支持ループ、９…チップ、２０…内腔、２
１，２２，２１’，２２’…電極、３０…第１のカテー
テルの先端、３０’…第２のカテーテルの先端、８０…
らせん。
Claims (11)
- 【請求項１】 被案内カテーテル（２）と、前記被案内
カテーテル（２）を囲むガイドカテーテル（３）と、前
記被案内カテーテルの内腔（２０）に延びるガイドワイ
ヤ（４）とを含むカテーテル（１）を備える診断及び治
療のために心臓内へ挿入される装置であって、 心房・心室において前記ガイドワイヤ（４）の位置を制
御可能とする手段（７）が設けられ、 前記カテーテルは、第１のカテーテル（１）であり、同
第１のカテーテル（１）の前記ガイドワイヤ（４）が第
２のカテーテル（１’）の先端（３０’）に連結可能で
あり、かつ前記第２のカテーテル（１’）は心臓内にお
いて、その先端が前記ガイドワイヤ（４）の位置の変化
に関わらず固定した位置に留まるように配置されること
を特徴とする装置。 - 【請求項２】 前記第２のカテーテル（１’）は前記第
１のカテーテル（１）とは別々に心臓中へ挿入され得る
ことを特徴とする請求項１に記載の装置。 - 【請求項３】 前記第２のカテーテル（１’）は前記第
１のカテーテル（１）のガイドワイヤ（４）を把持し、
かつ前記第２のカテーテル（１’）中へ挿入するための
捕捉部材を含むことを特徴とする請求項２に記載の装
置。 - 【請求項４】 前記第２のカテーテル（１’）は第２の
被案内カテーテル（２’）を含み、前記第１のカテーテ
ル（１）及び第２のカテーテル（１’）は共通のガイド
ワイヤ（４）を有することを特徴とする請求項３に記載
の装置。 - 【請求項５】 請求項４に記載の装置であって、 共通のガイドワイヤ（４）のためのハンドル（７）が設
けられ、同ハンドル（７）は前記ガイドワイヤ（４）の
２つの端部に装着され、ガイドワイヤ（４）が挿入され
た場合、ワイヤ（４）の位置の変化を制御するための操
作が容易になることを特徴とする装置。 - 【請求項６】 請求項１乃至５のいずれか１項に記載の
装置であって、 心臓へのカテーテル（１，１’）の挿入は、第１のカテ
ーテル（１）が第１の血管、特に鎖骨下静脈を介して心
臓へ挿入され、第２のカテーテル（１’）が第２の血
管、特に大腿静脈を介して心臓へ挿入されるように行わ
れることを特徴とする装置。 - 【請求項７】 請求項１乃至５のいずれか１項に記載の
装置であって、 心臓へのカテーテル（１，１’）の挿入は、同一の血
管、特に鎖骨下静脈を介して心臓へ挿入されるように行
われることを特徴とする装置。 - 【請求項８】 請求項１乃至７のいずれか１項に記載の
装置であって、 前記第２のカテーテル（１’）の先端（３０’）は可撓
性の支持ループ（８）を含み、同支持ループ（８）は心
臓中にてカテーテルを固定するために設けられ、かつ外
側へ押し出すように形成されることを特徴とする装置。 - 【請求項９】 請求項１乃至７のいずれか１項に記載の
装置であって、 前記第２のカテーテル（１’）の先端（３０’）はチッ
プ（９）を含み、同チップ（９）は心臓中にカテーテル
を固定するために設けられ、かつ外向きに移動可能なよ
うに形成されることを特徴とする装置。 - 【請求項１０】 請求項１乃至９のいずれか１項に記載
の装置であって、 前記被案内カテーテル（２，２’）の少なくとも１つ
は、電極カテーテルとして使用され、かつ同カテーテル
（２，２’）の極（２１，２２，２１’，２２’）によ
って心臓の電位が測定されるか、あるいは組織を切除す
るために高周波電流が適用されるかの少なくとも一方が
実施され、極には切除用の温度センサが配置され、それ
により処置されるべき組織の過熱を避けるため高周波電
流を調整することを特徴とする装置。 - 【請求項１１】 請求項１乃至１０のいずれか１項に記
載の装置であって、 前記被案内カテーテル（２，２’）の少なくとも１つ
は、導光ファイバを含み、同ファイバにより可視診断あ
るいは処置過程におけるチェックを可能とするか、ある
いは組織を処置するために光エネルギー、特にレーザ照
射が心臓へ導入されるかの少なくとも一方が実施される
ことを特徴とする装置。
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