JPS63147452A - フアイバ−治療器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば人体の血管内に挿入して用いるファ
イバー治療器具に関する。

（従来の技術） 人体の血管内の各種治療にファイバー治療器具を使用す
る場合、人体の挿入許容部等の関係上、目的である患部
よりかなり離れた部分からファイバー治療器具を挿入し
、血管内を通らせてＸ線造影法や医師等の勘により血管
内の目的位置までファイバー治療器具を通している。そ
して、この挿入途中における血管内の分岐点では、体を
屈曲させる等によりファイバー治療器具の経路を選択し
ている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記のように、従来のファイバー治療器具自体には経路
の選択機能がなく、体の屈曲等のみでは必ずしも目的の
経路を辿らず危険な場合もある。

また、危険は伴うが確実に患部に到達させるため、目的
である患部近傍からファイバー治療器具を血管内に挿入
する場合もあるが好ましくなく、また、遠隔して治療で
きるというファイバー治療器具の特性を十分利用するこ
とができない。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、目的である
患部に正確かつ安全に到達するファイバー治療器具を提
供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段） 本発明のファイバー治療器具は、ファイバー導光体の前
部に、先端を円弧状に屈曲した弾性線条からなるガイド
を取付けたものである。

（作用） 本発明は、ガイドで血管内の経路を選択し、ガイドに従
ってファイバー導光体を通すものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

図において、１は図示しないレーザ光源に接続された断
面円形状のファイバー導光体で、このファイバー導光体
１は、先端に照射部２を有するたとえば石英ガラス（Ｓ
ｉＯｚ＞からなるコア３の外周面に、たとえばポリシリ
コンからなるクラッド４が被膜され、このクラッド４の
外周面にたとえばテフロンからなる保護膜５が設けられ
ている。

また、このファイバー導光体１の直径は保護膜５を含め
て約２００〔μ〕である。

そして、上記ファイバー導光体１の前部にたとえばテフ
ロンで被膜された弾性線条からなるガイド６が取付けら
れている。このガイド６は、先端７がほぼ３字状の円弧
状に屈曲され、かつ、基部の直結部８が上記ファイバー
導光体１に添設されて、ファイバー導光体１に熱収縮性
合成樹脂からなるチューブ９により固定されている。な
お、ガイド６の直結部８の端部は安全のため上記チュー
ブ９で覆われている。

次に、作動を説明する。

人体の血管の活性に当って、人体の挿入許容個所から血
管１０内にファイバー導光体１を挿入し、第３図に示す
ように、ファイバー導光体１のガイド６における先端７
の屈曲部が分岐点に当接すると、ガイド６の先端７は、
基端が固定されている側に中心があるため、固定されて
いないＭＥ側が、ガイド６を基端側へ押して第３図右側
にガイド６が進み、このガイド６に従ってファイバー導
光体１が通る。

すなわち、ガイド６の先端７の基端部を有する方向にガ
イド６が進むので、選択したい方向にガイド６の先端７
の基端部がくるようにファイバー導光体１を回動して方
向を選択する。

そうして患部にファイバー導光体１を導き患部に照射部
２からレーザ光を照射する。

ファイバー導光体１を血管１０から戻すとぎは、ファイ
バー導光体１を引き戻すことにより、ガイド６が直線状
となって１ｆｌＩ管ｉｏ＠　ｇ２つけることなく戻すこ
とができる。

また、ガイド６のワイヤの材質の選択により、Ｘ線造影
利用の血管内での各種操伯がより安全にかつ容易となる
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ファイバー導光体の前部にガイドを取
付けたことにより、ファイバー導光体に方向選択機能を
もたせ、血管内の分岐点を所望の方向に進行できるので
、目的である患部に正確かつ安全に到達させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すファイバー治療器具の
側面図、第２図は同上断面図、第３図は同上使用時の説
明図である。 １・・ファイバー導光体、６・・ガイド。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ファイバー導光体の前部に、先端を円弧状に屈曲
   した弾性線条からなるガイドを取付けたことを特徴とす
   るファイバー治療器具。