JPH0339697A - 封止栓に係合する端部ストッパ - Google Patents

封止栓に係合する端部ストッパ

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JPH0339697A
JPH0339697A JP2166932A JP16693290A JPH0339697A JP H0339697 A JPH0339697 A JP H0339697A JP 2166932 A JP2166932 A JP 2166932A JP 16693290 A JP16693290 A JP 16693290A JP H0339697 A JPH0339697 A JP H0339697A
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welding
fuel rod
sealing plug
sealing
axial
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Application number
JP2166932A
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English (en)
Inventor
Robert Duncan
ロバート・ダンカン
David A Boatwright
デイビッド・アントニー・ボートライト
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/16Arc welding or cutting making use of shielding gas
    • B23K9/164Arc welding or cutting making use of shielding gas making use of a moving fluid
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C3/00Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
    • G21C3/02Fuel elements
    • G21C3/04Constructional details
    • G21C3/06Casings; Jackets
    • G21C3/10End closures ; Means for tight mounting therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/02Seam welding; Backing means; Inserts
    • B23K9/028Seam welding; Backing means; Inserts for curved planar seams
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Lift Valve (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 免凱立挺1 本発明は、核燃料棒の封止栓に係合し溶接するようにな
っている端部ストッパに関し、特に、同封止栓の周溶接
及び封止溶接を容易にする核燃料棒の排気及び加圧を可
能にするような、核燃料の封止栓に係合するのに適合す
る端部ストッパに関するものである。
魚」しとt量 核燃料棒は、端部が開放したジルコニウム合金製の管状
枠から製造される。即ち、この管状枠の一端を、ジルコ
ニウム合金製の端栓で栓塞し、周溶接する。核分裂性ベ
レットを棒内に装填してから、開放している他端を通常
のジルコニウム合金製の封止栓で栓塞する。この封止栓
には、棒内にガスを流入させたり棒内からガスを流出さ
せるために小さな軸孔が形成されている。
従来の慣行によると、棒を周溶接室に移送して、端部ス
トッパに向かって前進させている。端部ストッパは2つ
の機能を有する。即ち、端部ストッパは、燃料棒を位置
決めすると共に、後からの周溶接のために燃料棒の排気
を可能にする。端部ストッパには、そこを貫通する軸孔
が形成されていて、燃料棒の内部と連通している。端部
ストッパを介して真空で引っ張り、燃料棒を排気して、
周溶接時の酸化を防止している。また、端部ストッパは
軸受上に固定されていて、燃料棒及び端部ストッパが1
ユニツトとしてゆっくり回転するのを許容している。タ
ングステン不活性ガス溶接機が端部ストッパの近くに位
置決めされていて、燃料棒の回転時に、同溶接機が燃料
棒の端部の周囲を溶接することにより封止栓もしくは端
栓を燃料棒に溶は込ませる。
先行技術の慣行によると、燃料棒は、周溶接された後、
封止溶接室に移送される。該溶接室はアルゴン、ヘリウ
ム、又はそれ等の混合物のような不活性ガスで約42K
g/a1(600psi)まで加圧される。
溶接室が加圧される時に、燃料棒は封止栓の軸孔を介し
て等しい割合で加圧される。燃料棒内の圧力が溶接室の
圧力に等しい時に、溶接電極である端部ストッパを軸孔
と同軸にその近くまで前進させ、溶接電極から軸孔にア
ークを放電させて、軸孔を溶融し閉じる。溶接は不活性
ガスの雰囲気中で行われるので、酸化や、望ましくない
材料の影響は最小になる。また、燃料棒は不活性ガスで
加圧していた。燃料棒内の高い圧力は、原子炉の炉心に
付随する高圧で燃料棒が圧壊する可能性を最小にする。
上述した先行技術の慣行は、経済的ではなく且つ厄介な
ため、限界がある。即ち、2つの別個の溶接室が使用さ
れている。第1の溶接室は周溶接のため排気され、第2
の溶接室は加圧される。各溶接室には別個の制御装置と
別個の燃料棒取扱装置とを必要とする。また、端部スト
ッパの設計も周溶接室と封止溶接室とで変える必要があ
り、工具コストや製造コストが増大する結果となる。更
に、燃料棒は、周溶接作業と封止溶接作業とを受けるよ
うに移動して取り扱わねばならず、燃料棒の取り扱いに
要するコストが上昇する6本出願人の特願平01−13
6283号明細書記載の発明では、周溶接及び封止溶接
の双方が単一の溶接室で行われ、そこで端部ストッパが
この溶接室と燃料棒とにガスを充填するようになってい
る。しかし、この端部ストッパは、燃料棒を十分に排気
すると共に、燃料棒及び溶接室の双方を加圧するように
はなっていない。
従って、本発明の目的は、核燃料棒の端部に同軸状に配
置された封止栓の周溶接及び封止溶接を1つの溶接室内
で行う装置を提供することである。
本発明の別の目的は、核燃料棒の端部に同軸に配置され
る封止栓に係合するようになっている端部ストッパであ
って、燃料棒への封止栓の周溶接を容易にするために燃
料棒の排気を可能にすると共に、封止栓にある軸孔の封
止溶接による閉止を容易にするために燃料棒及び囲繞す
る溶接室の加圧を可能にする端部スl〜ツバを提供する
ことである。
魚1し14要 本発明のこれ等の目的及び利点並びにその他の目的及び
利点は、燃料棒の端部に同軸状に配置される封止栓に係
合するようになっている端部ストッパにより達成される
。封止栓は、燃料棒の内部と連通ずる貫通軸孔を有する
。この端部ストッパは、燃料棒への封止栓の周溶接を容
易にするために同燃料棒の排気を可能にすると共に、封
止栓にある軸孔の封止溶接による閉止を容易にするため
に燃料棒及び囲繞する溶接室の加圧を可能にする能力が
ある。
端部ストッパの本体部は、前端と、後端と、外周面と、
前端から後端まで貫通して延在し、前開口及び後開口を
形成する軸方向の通路とを有する。
前開口は、封止栓の軸孔が軸方向の通路と連通ずるよう
に、封止栓の端部に係合するような形状に作られている
。連通装置は、本体部の後開口に連通し、真空源もしく
は加圧ガス源に選択的に結合可能である0本体部内にあ
る空気チャンネル装置は、軸方向の通路と外周面にある
出口との間に延在する。一方向弁装置は、該空気チャン
ネル装置内に配置されて、軸方向の通路から出口へのガ
スの自由な通過を許容するが、逆方向への通過は防止す
る。溶接電極装置は、軸方向の通路を通って同軸状に延
びると共に、本体部の前開口に係合する燃料棒の封止栓
にある軸孔の封止溶接による閉止を可能にするため、本
体部の前開口の近くに配置された前端を有する。
好適な実施例においては、端部ストッパの本体部は、前
部と、背部と、該前部及び背部間に配置された中間部と
を有する。中間部は、前部及び背部を電気的に絶縁する
ように電気絶縁体から構成されている。
本発明の目的及び利点の幾つかを上に説明したが、その
他の目的及び利点は、添付図面に関する以下の詳細な説
明から一層十分に理解されるであろう。
f      y)、+f@ 図面、特に第1図を参照すると、ジルコニウム製燃料棒
101の端部に同軸に配置されたジルコニウム製封止栓
100を周溶接するための通常の溶接室10が示されて
いる。溶接室10は、燃料棒への封止栓100の周溶接
を容易にするため燃料棒Lotを排気可能であると共に
、封止栓の軸孔102(第3図)の封止溶接による閉止
を容易にするため燃料棒及び溶接室10を加圧可能な本
発明の改良型端部ストッパ50を含むように改変されて
いる。軸孔102は高圧ガスの通り抜けを許すことによ
り燃料棒101の排気もしくは加圧を許容するようにな
っている。
通常のように、溶接室lOは、核燃料棒を受は入れるた
めの貫通口13を有する燃料棒受容へ・ノド12を含ん
でいる。この受容ヘッド12は、溶接室へのアクセス開
口14内に圧入され固定されている。チャック110に
より保持された燃料棒101は、封止栓100が端部ス
トッパ50に係合するように、受容ヘッド12ヲ通って
前進せしめられる。後から詳細に説明するように、端部
ストッパ50は低摩擦の軸受60により支持体20に回
転可能に装着されている。
該支持体20は、ボルト22及びブツシュ23により溶
接室ハウジング15に固定されていて、周溶接中に燃料
棒101の回転を邪魔しないようになっている。
通常の周溶接装置30は、溶接室ハウジング15に固定
された接続アセンブリ31により支持されると共に、半
径方向に延びて溶接室lO内に入っている。
周溶接装置30は、通常のTIG溶接機であり、電極(
図示せず〉を内部に有する出力発生器33と、該出力発
生器により発生されたアークに不活性ガスを混合させる
ための溶接ノズル35とを含んでいる。
溶接ノズルは燃料棒の封止栓100の近くに位置する先
端部36で終端している0図示のように、ハウジング3
7は溶接ノズル35及び先端部36を所定位置に支持す
る。燃料棒101が回転する時に、発生したアークが先
端部36と封止栓100との間に飛んで、封止栓のとこ
ろに熱を発生し、封止栓100を燃料棒101に溶着さ
せる。
通常のTIG溶接は燃料棒101の周囲の酸化を最小に
する固有の性質がある。しかし、燃料棒101が排気さ
れていなければ、内部に生ずる高熱のために溶接中に燃
料棒101の内側に酸化が起こることがある0通常の全
ての先行技術では、燃料棒の内部酸化を最小にするため
に周溶接前に燃料棒101を排気している8通常のよう
に、端部ストッパ50は燃料棒の封止栓100の端部に
封止関係で係合するような外形に形成された前端52を
有する本体部51を含んでいる。封止栓の軸孔102は
燃料棒の内部に連通ずると共に軸方向の通路53にも連
通している。この通路53は、前端52から後端54ま
で端部ストッパ50を貫いて延在していて、それぞれ前
開口52a、 bt開口54aを形成している(第4図
)、外壁56及び内部通路57を有する剛なステンレス
鋼構造のガス通路管(連通装置)55は、その内部通路
57が本体部51に形成された軸方向の通路53の後開
口と連通ずるように、端部ストッパの本体部51の背部
に結合されている1図示のように、ガス通路管55は、
端部ストッパの支持体20に形成された軸方向の通路に
配置されている支持管21を通って後方に同軸状に延び
ている。ガス通路管55は、その内部に通常のスラスト
球軸受及びラジアル球軸受60により回転可能に支持さ
れている。同軸受は端部ストッパ50の回転を可能にす
る。また、ガス通路管55は支持管21を通って延び、
通常の封止ハウジング及び0−リングに係合している。
ガス通路ノズル65は、第1及び第2の軸受支持体60
.61の間の位置で柱状支持体と支持管とを半径方向に
通って延びている。ガス通路管55は、外壁56を半径
方向に通って延びると共に支持管21とガス通路管55
との間の軸方向の通路に連通ずる4つのオリフィス58
を有する。ガス通路ノズル65は通常の弁86を介して
真空源66に連通し、この真空源66がオリフィス58
を介して真空で引っ張り支持管21及びガス通路管55
を排気する。そのため、ガスは、燃料棒101から端部
ストッパの本体部51の軸方向の通路53を介して、オ
リフィス5Bを通りガス通路管55内に引っ張られる。
典型的には、水銀柱で68.6〜71.1cm(27〜
28in)の真空で引っ張ると、燃料棒101内に内部
の酸化を最小にする十分な減圧された雰囲気ができる。
排気後、燃料棒101を周溶接する。
周溶接中、燃料棒101は端部ストッパ50に絶えず係
合していて、燃料棒の封止栓100と溶接ノズル先端部
36との間に適切なアーク距離を維持する。
チャック110は、燃料棒101に駆動係合して、同燃
料棒101と、軸受60に回転可能に支持された端部ス
トッパとを1ユニツトとして回転させ、燃料棒101の
全周溶接を可能にする。
先行技術によると、周溶接が完了した時、燃料棒を溶接
室から取り出し第2の加圧した封止溶接。
室に移していた。燃料棒は、封止栓に形成された軸孔を
介して加圧され、封止溶接され、封止栓の軸孔を熔融し
てそこでの減圧を防止していた。
本発明による端部ストッパ50は、周溶接と封止溶接と
を第1図に示されたような同じ溶接室において行うこと
を可能にする。この端部ストッパ50は、燃料棒101
への封止栓の周溶接を容易にするために燃料棒101の
排気を可能にすると共に、燃料棒の封止栓lOOにある
軸孔102の封止溶接による閉止を容易にするために燃
料棒及び囲繞溶接室10の加圧を可能にする能力を有す
る点に特徴がある。
第3図及び第4図を参照すると分かるように、また、後
からも詳細に説明するように、端部ストッパ50は、本
体部51の軸方向の通路53を同軸状に通って延びる溶
接電極(溶接電極袋! )70を含んでいる。溶接電極
70は、同電極70と端部ストッパ50に当接して位置
決めされた燃料棒の封止栓100との間に代表的には約
0.5mm(0,020in)の隙間が形成されるよう
に、本体部51の前問口52aの近くに配置される前端
71を含んでいる。電極70から封止栓100へ隙間を
横断して放電されたアークは、封止栓の軸孔102を溶
接して閉じ、燃料棒101が加圧後に減圧するのを防止
する。内部に一方向弁(一方向弁装置)81を有する空
気通路もしくはチャンネル80は、軸方向の通路53と
、本体部51の外周面59にある出口82との間に延在
する。一方向弁81は、軸方向の通路53から出口82
へのガスの自由な通過を許容するが、逆方向へのガスの
通過は防止する。
加圧ヘリウム源67は多重路のゲート弁68に接続され
ている。従って、このゲート弁68は真空源66及びガ
ス通路ノズル65を相互に接続している6作動に際して
は、燃料棒101を排気してから周溶接する。空気通路
81に配置された一方向弁81は、溶接室10内に存在
するガスは端部ストッパ5oを介して排気されないので
、燃料棒101がら引っ張られるどんな真空の喪失も防
止する。従って、完全な真空吸引が保証される。燃料棒
101を周溶接した後、多重路のグー1〜弁68は、真
空源66を締め切り、加圧ヘリウム源67を開放するよ
うに調節される。
高圧ヘリウムは42Kg/cn+2(600psi)を
超えうる圧力で流れて、燃料棒101内に流入し、高圧
ヘリウムが溶接電極70及び封止栓100を通過する時
に同浴接電fi70及び封止栓100を冷却する。また
、高圧ヘリウムは、周溶接中に形成されたどんな蒸気も
燃料棒101から追い出す。それに加えて、高圧ヘリウ
ムは空気チャンネル80及び一方向弁81を通って流れ
、溶接室10を燃料棒の圧力に等しい圧力に加圧する。
加圧後、代表的には約40アンペアの電流を電極70に
流すと、同電極70と封止栓100との間にアークが発
生して、封止栓の軸孔102が溶着される。高圧ヘリウ
ムガスは溶接中の酸化を最小にすると共に、各溶接サイ
クル後に電極70を冷却して、溶接と溶接との間のサイ
クル時間を短くする。加圧及び溶接後に、この燃料棒1
01を取り除いて別の燃料棒と交換し、上述したサイク
ルを繰り返す。
次に、第4図を特に参照すると、端部ストッパ50は、
前部91と、背部93と、該前部91及び背部93間に
配置された中間部92とを有する。前部91は、本体部
51に対するジルコニウム合金製の燃料棒封止栓の繰り
返し係合により発生する摩耗に耐えるように、高速度鋼
を機械加工して形成されている。
背部93は、ステンレス鋼その他の高合金鋼から形成さ
れている。また、中間部92は、機械加工可能なセラミ
ックから形成されていて、前部91及び背部93を電気
的に絶縁して、電極70と金属製の前部91との間にア
ークが発生するのを防止する。ビン94は、前部91.
中間部92及び背部93を相互に結合してこれ等の部分
を一体の本体部51として維持する。
第4図に示すように、本体部51の背部93に形成され
た空気チャンネル80は、出口82で皿ぐりされていて
、そこに、内方にテーパの付いた空気チャンネル部分8
4もしくは“弁座”を形成する。空気チャンネル80内
に配置された球形のボール85は、出口82における皿
穴86内に嵌合する大きさに形成されていて、ボール8
5と皿穴86の壁面との間の公差を保持している。ボー
ル85を皿穴86内に保持するために、本体部51の外
周面59に形成された保持溝88内に円周方向に延びる
保持クリップ87が設けられている。高圧のガスが軸方
向の通路53を通る時に、球形のボール85は保持クリ
ップ87に抗して上方に押圧され、高圧ガスがボール8
5の周りを通って出口82から出ることを許容する。燃
料棒の排気中、より高い溶接室の圧力は球形のボール8
5を弁座84に押し付ける。ボール85は、弁座84を
通過することなくそこに係合するような寸法に作られて
いるので、燃料棒101及び軸方向の通路が排気された
時にガスが出口82から本体部の軸方向の通路53内に
通過するのを防止する。
第1図に示した溶接室10の詳細について説明すると、
電極70はガス通路管55の長さに沿って延びている。
導管72は、封止ハウジングにおいて電極を通常の電源
73に接続しており、該電源73が溶接の際に使用され
る所要の40アンペアの電流を電極70に供給する。溶
接電極の支持部材74は、摩擦により軸方向の通路53
内に保持されていて、電極70に係合し、同電極70を
本体部51の軸方向の通路に関して同軸の固定関係に位
置決めする。溶接電極の支持部材74は、前端74a、
後端74b及び実質的に円形の外周面75(第5図)を
有する。支持部材74は。
本体部51の軸方向の通路53内に配置されていて、本
体部の中間部92及び背部93に係合する。支持部材の
前端74aは、セラミック製中間部92の軸方向の通路
53に形成された支持ストッパ96に当接保持されてい
る。支持部材の後端74bは、金属製の背部93との係
合のために棚部76を形成している段付き部を含む、背
部93に係合する棚部76及び支持ストッパ96は、支
持部材74を軸方向の通路53に対して固定関係に維持
する。
図示のように、穿孔された開口77は、本体部にある軸
方向の通路と同軸に支持部材を貫いて延びている。溶接
室8i70は、その前端71が本体部の前開口52aの
近くに位置するように、上述の開口77内に摩擦により
収容されている。溶接電極7oと開口77との間の干渉
嵌めにより溶接電極7oに所望の剛性を与えて、同溶接
電極70を軸方向の通路57との同軸固定関係に維持す
ることができる0等間隔で離間した4つの内側スロット
78が前端74aがら後端74bまで支持部材に穿孔さ
れた開口77(第4図及び第5図)に沿って延びている
。燃料棒の排気及び加圧を可能にするために、これ等の
スロット78により画成される開放領域をガスが貫流す
ることができる、同スロット78は、矩形の形状となっ
ており、また、通常の機械加工もしくは電気放電方法に
より形成されるが、ガスの通過を可能にする十分な開放
領域が提供される限りにおり)て、殆ど全てのスロット
形状を使用することができる。
等間隔で離間した4つの外側チャンネルもしくは通路7
9が、第4図及び第5図に示すように支持部材74の前
端74aから後端74bまで同支持部材74の外周面7
5に沿って延びている。同チャンネル79は、内側スロ
ット78(第5図〉に関して鋭角をなす半径方向位置に
v1械加工されていて、支持部材74の構造的健全性を
維持している。4つの外側チャンネル79は、支持部材
の外周面75に形成された周溝内において、支持部材7
4の後端74bで終端し、支持部材74と本体部51の
背部93との間に同軸チャンネル95を形成している(
第4図)0図示のように、同軸チャンネル95は、本体
部の背部93にav4加工された空気チャンネル80と
連通している。従って、本体部の背部93に機械加工さ
れた空気チャンネル80と、燃料棒101と、軸方向の
通路53との間に邪魔されることのない開放したガス流
用チャンネルが形成される。
溶接作業の開始の際に、燃料棒101から支持部材の内
側スロット78を介してガスを抜きガス通路管55に入
れることにより、先ず燃料棒101を排気する1球形の
ボール85が弁座84上に引っ張られて、空気チャンネ
ル80を閉じると共に、ガスが溶接室10から抜かれ空
気チャンネルの出口82及び空気チャンネル80を通る
のを防止する。ガスは、ガス通路管から抜かれ、オリフ
ィス58を経てガス通路ノズル65に入る。燃料棒10
1の排気が完了したら、燃料棒を周溶接する。
周溶接後、約600psi(37QOKPa)の高圧ヘ
リウムガスを本体部の軸方向の通路53から通し、燃料
棒101を加圧する。高圧ヘリウムガスは先ず内側スロ
ット78を通って燃料棒内に流入する。燃料棒が加圧さ
れる時に、ヘリウムガスは、周溶接作業中に形成された
溶接蒸気を燃料棒の外に追い出す。
高圧ヘリウムガス及び溶接蒸気は、外側チャンネル78
を通り空気チャンネル80内に流入する。高圧ヘリウム
ガスは球形のボール85を持ち上げて弁座84から離間
させるので、ヘリウムガスはそこを通過することができ
、溶接室10を加圧すると共に端部ストッパから溶接蒸
気を追い出す。球形のボール85を持ち上げて弁座84
から離間させるのに必要な圧力は、保持クリップ87の
ばね強度を変えることにより調節できる。
燃料棒101及び溶接室10が一旦同様の高圧に安定し
たら、溶接電極70から燃料棒の封止栓100にアーク
を走らせて封止栓の軸孔102を溶着することによって
、燃料棒を封止溶接する。高圧ヘリウムガスは、溶接中
の酸化を最小にすると共に、原子炉の炉心槽における高
圧下で燃料棒が圧壊するのを防止するのに必要な高い内
圧を燃料棒に与える。
上述の実施例は、単なる説明であって本発明を限定する
ものではなく、特許請求の範囲内に含まれる改変は均等
物も含めて本発明に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、燃料棒封止栓の端部に係合した本発明による
端部ストッパを有する溶接室を断面で示す部分側断面図
、第2図は、端部ストッパのガス通路管にある半径方向
のオリフィスとガス通路ノズルとを示す、第1図の2−
2線における断面図、第3図は、本発明による端部スト
ッパの斜視図、第4図は、溶接電極、空気チャンネル及
びその中の球形ボールを詳細に示す、第1図の端部スト
ッパの拡大断面図、第5図は、溶接電極の支持部材の形
状を詳細に示す、第4図の5−5線における断面図であ
る。 10・・・溶接室    50・・・端部ストッパ51
・・・本体部    52・・・前端52a・・・前開
口    53・・・軸方向の通路54・・・後端  
   54a・・・後開口55・・・ガス通路管(連通
装置) 59・・・外周面    66・・・真空源67−・・
加圧ガス源  70・・・溶接電極71・・・前端  
   80・・・空気チャンネル81・・・一方向弁 
  82・・・出口91・・・前部 93・・・背部 101・・・燃料棒 92・・・中間部 100・・・封止栓 102・・・軸孔 出 願 人 ウェスチングハウス ・エレク FIC。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃料棒の端部に同軸状に配置されると共に、前記燃料棒
    の内部と連通する貫通軸孔を有する封止栓に係合するよ
    うになっており、前記燃料棒への前記封止栓の周溶接を
    容易にするために同燃料棒の排気を可能にすると共に、
    前記封止栓にある前記軸孔の封止溶接による閉止を容易
    にするために前記燃料棒及び囲繞する前記溶接室の加圧
    を可能にする能力がある端部ストッパであって、 前端と、後端と、外周面と、前記前端から前記後端まで
    貫通して延在し、前開口及び後開口を形成する軸方向の
    通路とを有し、前記前開口は、前記封止栓の前記軸孔が
    前記軸方向の通路と連通するように、前記封止栓の端部
    に係合するような形状に作られている本体部と、 該本体部の前記後開口に連通し、真空源もしくは加圧ガ
    ス源に選択的に結合可能な連通装置と、前記本体部内に
    あり、前記軸方向の通路と前記外周面にある出口との間
    に延在する空気チャンネル装置と、 該空気チャンネル装置内に配置されて、前記軸方向の通
    路から前記出口へのガスの自由な通過を許容するが、逆
    方向への通過は防止する一方向弁装置と、 前記軸方向の通路を通って同軸状に延びると共に、前記
    本体部の前記前開口に係合する燃料棒の封止栓にある前
    記軸孔の封止溶接による閉止を可能にするため、前記本
    体部の前記前開口の近くに配置された前端を有する溶接
    電極装置と、 を備えてなる、封止栓に係合する端部ストッパ。
JP2166932A 1989-06-29 1990-06-27 封止栓に係合する端部ストッパ Pending JPH0339697A (ja)

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US373,076 1989-06-29

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