JPH033963Y2 - - Google Patents

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JPH033963Y2
JPH033963Y2 JP1985138700U JP13870085U JPH033963Y2 JP H033963 Y2 JPH033963 Y2 JP H033963Y2 JP 1985138700 U JP1985138700 U JP 1985138700U JP 13870085 U JP13870085 U JP 13870085U JP H033963 Y2 JPH033963 Y2 JP H033963Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、モジユラプラグで終端した電話器コ
ードの一端を他の斯る電話器コードの一端と直線
的に接続するためのモジユラジヤツクに関するも
のである。
(従来の技術) 最近の傾向として、電話器コードを所謂モジユ
ラジヤツクとモジユラプラグとによつて簡単に接
続する方式が採用されつつある。特に、室内にお
いては、電話器の場所移動のために電話器コード
を延長或いは短縮する必要性が生じており、その
ための直線接続用モジユラジヤツクが特開昭56−
501304号公報で提供されている。
上記モジユラジヤツクは、基部から両端が八字
形に曲げられた一対の接触子を有するコンタクト
と、このコンタクトを線径方向へ所定間隔毎に配
するベースと、上記一対の接触子に接続するモジ
ユラプラグの受入口を両側に有する蓋体とから組
立される。組立に際して、ベースにコンタクトを
挿入した状態で、蓋体中間から突出した中央押え
部を一対の接触子の狭い間へ押入ながらコンタク
トを押えて組立する構造であつた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、コンタクトを単に挿入しただけ
のフリー状態で蓋体を組立するために、扱い難い
欠点があつた。しかも、蓋体の中央押え部を一対
の接触子間の最も狭い間隙から差込みしなければ
ならず、組立が困難であつた。
さらに、中央押え部は薄くしなければならない
うえ、コンタクト基部に単に接近しているだけで
あるので、コンタクト基部を十分に押えることが
できない欠点もあつた。その結果、コンタクト基
部の遊びが接触子の浮き沈みバラツキとなつて、
モジユラプラグの接続時に浮き上がつている接触
子のみに一時的負荷が起こることがあつた。
しかして、本考案は上記実情に鑑みて開発され
たものであつて、ベースに挿入したコンタクトを
簡単に固定し、組立作業を容易とするようにした
ことを、その主な目的とするものである。
(考案の構成) 上記目的を達成するための本考案に係る直線接
続用モジユラジヤツクは、基部から両端が八字形
に曲げられた一対の接触子を有するコンタクトを
線径方向毎に配するベースと、上記一対の接触子
に接続するモジユラプラグの受入口を両側に有す
る蓋体とから組立される。この場合に、上記ベー
スにはその上面にコンタクト挿入溝が多数設けら
れるとともにその上面中間に突部が設けられ、こ
の突部の側方から貫通穴が上記コンタクト挿入溝
の僅か上部を交差して設けられ、上記貫通穴に押
込みされることによつてコンタクトを固定するス
ペーサが設けられる構成を特徴とするものであ
る。
(考案の作用) ベース上面のコンタクト挿入溝にコンタクト基
部を挿入すると、対の接触子が突出した状態とな
る。コンタクト基部は貫通穴から僅かに突出して
いるか或いは臨んだ状態となつているので、この
貫通穴にコンタクト線径方向からスペーサを押込
みする。スペーサはコンタクト基部を上面から押
さえつつ押込みされるので、コンタクト基部が固
定されることとなる。その後、蓋体をベースに組
付けするだけで組立される。
(考案の実施例) 図面は本考案に係る直線接続用モジユラジヤツ
クの一実施例を示し、第1図は使用状態を示す概
略説明図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は同分解斜視図、第4図は組立を示す部分斜
視図である。
直線接続用モジユラジヤツク1は、モジユラプ
ラグM1,M2で夫々終端された電話器コードC
1,C2の直線接続を可能とするために、ベース
2と蓋体3とから細長状の絶縁ケースを構成して
対向する両側に受入口4,4を形成し、受入口
4,4にはスペーサ5で押えられたコンタクト6
…の一対の接触子7,7…が接続可能に臨んで成
る。又、上記モジユラジヤツク1は、巾広薄型の
ベース2とから側面視略凸状に形成でき、ベース
2のスカート部10の底面凹部11には着磁取付
具12を内蔵しておく。
詳述すると、上記ベース2はその上面にコンタ
クト挿入溝20…が線径方向へ所定間隔毎に設け
られるとともに、その上面中間の突部21にその
側方から貫通穴22が上記コンタクト挿入溝20
…の僅か上部を交差して形成されている。上記貫
通穴22の穴端23は閉塞可能に開口され、この
穴端23のベース長さ方向に蓋体3との係合受穴
24…が設けられている。
又、前記スペーサ5は、上記貫通穴22に押込
可能な寸法に形成され、その上下両端のテーパ状
の案内面30…と中間平面状の押え面部31,3
1とから形成され、端面部32,32が上記貫通
穴端23,23と略面一となるよな寸法に構成さ
れている。又、前記コンタクト6の基部8には、
スペーサ5の押込みに際してバネ性を発生する曲
げ部9が形成されている。上記曲げ部9は直線状
の基部8を僅かαだけ曲げて形成することができ
る。
さらに、前記蓋体3は、側面視略逆U字形を呈
する枠部40から構成され、枠部内側にはモジユ
ラプラグの受入口4,4が階段状に形成されてい
る。上記受入口4には開口端に位置してテーパ面
41が形成され、長さ方向中間には規制壁42が
突出されている。又、枠部40の下端面には係合
受穴24への係合片43…と、貫通穴22の閉塞
片44,44とが設けられている。
上記構成によれば、ベース2のコンタクト挿入
溝20に所定極数のコンタクト6…をその基部8
…から挿入すると、接触子7…が上面から突出し
た状態となると同時に、コンタクト基部8…はそ
の曲げ部9が貫通穴22の底面22aから僅かに
突出した状態となつている。上記状態において、
貫通穴22はコンタクト6の広い部分に位置して
いるので、スペーサ5を貫通穴22から挿入する
と、案内面30のテーパ面で突出している曲げ部
9…を順次凹ませることができる。その結果、押
え面部31で曲げ部9…を押え付けた状態でコン
タクト基部8を固定することができる。
コンタクト6…の固定状態で蓋体3の係合片4
3をベース係合受穴24に係入すれば、組付する
ことができる。組付状態で係合片43と係合受穴
24とを接着或いは溶着等して一体化すれば、受
入口4,4が形成されると同時に、閉塞片44が
貫通穴端23,23とスペーサ端面部32,32
とを両側から閉塞して抜け止めする。
その後或いは上記組付とは別に、スカート部1
0の凹部11に着磁取付具12を固定する。着磁
取付具12はコ字形のヨーク13とこの間のマグ
ネツト14とこれらを固着するハトメ部材15と
ヨーク背面の両面接着材16とから構成され、こ
の構成は本実用新案登録出願人の実公昭59−
29419号に開示されたものを採用できる。
上記モジユラジヤツク1に電話器コードC1,
C2のモジユラプラグM1,M2を夫々受入口
4,4から挿入すると、規制壁42で規制された
状態で接触子7…に接続される。接続後に、コー
ドの長短等の需要に応じて着磁取付具12を例え
ばスチール机Sの任意個所に着磁取付することが
できる。
上記一実施例によれば、以下の効果を奏する。
スペーサ5の案内面30によつて貫通穴22
への押込が容易であるうえ、穴底面22aから
突出するコンタクト曲げ部9…を確実に押え込
むことができる。
コンタクト曲げ部9…によつてコンタクト基
部8がスペーサ押え面部31に付勢された状態
で固定することができ、ガタなく固定できる。
規制壁42が蓋体3の補強リブとなり、蓋体
3を薄型化できる。
上記一実施例において、ベース2にスカート部
10と着磁取付具12とを設けたものを例示した
が、これに限定する趣旨ではない。着磁取付具1
2を設けずに側面視略方形に形成したものや、他
の構造の着磁取付具を設けることが可能である。
例えば、コ字形のヨーク自体を磁化したものを固
定することが可能である。
又、スペーサ5としては、コンタクト基部8を
上面から交差して押え付けできるものであれば、
板状等の如何なる形状でも実施を妨げない。
さらに、コンタクト曲げ部9を図示説明した
が、曲げ部を設けずに直線状であつても押え付け
ることができる。この場合には、必要に応じてコ
ンタクト基部8に接着剤を充填して接着すること
も可能である。
さらに又、係合片43と係合受穴24との固着
を説明したが、雌雄係合構造に設計変更しても良
い。さらに又、接触子7…が下方に位置する受入
口4を図示したが、他の位置に属するように設計
変更しても良い。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案に係る直線接続用モ
ジユラジヤツクによれば以下の効果を奏する。
スペーサをコンタクト線径方向の広い個所か
ら突部の貫通穴内に挿入することができるの
で、固定作業が極めて容易であつて、従来の如
き中央突部を設けることなく蓋体を簡単に組立
でき、組立作業性を簡略できた。
コンタクト挿入溝の僅か上部に交差する貫通
穴にスペーサが押込みされることによつてコン
タクト基部を固定しているので、接触子間に浮
き上がりバラツキがなく、モジユラプラグとの
良好且つ正確な接続を行なえ、特定の接触子の
みを折損することがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る直線接続用モジユラジヤツ
クの一実施例を示し、第1図は使用状態を示す概
略説明図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は同分解斜視図、第4図は組立を示す部分斜
視図である。 1……直線接続用モジユラジヤツク、2……ベ
ース、3……蓋体、4……受入口、5……スペー
サ、6……コンタクト、7……接触子、8……コ
ンタクト基部、9……曲げ部、10……スカート
部、12……着磁取付具、20……コンタクト挿
入溝、22……貫通穴、30……コンタクト案内
面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基部から両端が八字形に曲げられた一対の接
    触子を有するコンタクトを線径方向へ所定間隔
    毎に配するベースと、上記一対の接触子に接続
    するモジユラプラグの受入口を両側に有する蓋
    体とから組立される直線接続用モジユラジヤツ
    クにおいて、 上記ベースにはその上面にコンタクト挿入溝
    が多数設けられるとともにその上面中間に突部
    が設けられ、この突部の側方から貫通穴が上記
    コンタクト挿入溝の僅か上部を交差して設けら
    れ、上記貫通穴に押込みされることによつてコ
    ンタクトを固定するスペーサが設けられたこと
    を特徴とする直線接続用モジユラジヤツク。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、スペーサの端部に案内面が形成されて
    いることを特徴とする直線接続用モジユラジヤ
    ツク。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載のものに
    おいて、コンタクト基部にスペーサの押込みに
    際してバネ性を発生する曲げ部があることを特
    徴とする直線接続用モジユラジヤツク。
JP1985138700U 1985-09-12 1985-09-12 Expired JPH033963Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985138700U JPH033963Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JP1985138700U JPH033963Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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JPS6247069U JPS6247069U (ja) 1987-03-23
JPH033963Y2 true JPH033963Y2 (ja) 1991-01-31

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ID=31043917

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985138700U Expired JPH033963Y2 (ja) 1985-09-12 1985-09-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0247558Y2 (ja) * 1985-01-30 1990-12-13

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Publication number Publication date
JPS6247069U (ja) 1987-03-23

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