JPH0339431B2 - - Google Patents

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JPH0339431B2
JPH0339431B2 JP19336584A JP19336584A JPH0339431B2 JP H0339431 B2 JPH0339431 B2 JP H0339431B2 JP 19336584 A JP19336584 A JP 19336584A JP 19336584 A JP19336584 A JP 19336584A JP H0339431 B2 JPH0339431 B2 JP H0339431B2
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JP
Japan
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horizontal
voltage
amplitude modulation
current
circuit
Prior art date
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JP19336584A
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English (en)
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JPS6171771A (ja
Inventor
Shigeru Kashiwagi
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、受像管を使用した画像デイスプレ
イ装置における左右糸巻歪補正などの画面形状の
補正を行なう水平偏向振幅変調回路に関するもの
である。
(従来の技術) 従来、通常の受像管において、水平,垂直両偏
向コイルにそれぞれ単純なのこぎり波電流を流し
てラスターを形成しようとすると、正しく矩形状
にならず、第5図に示すように、いわゆる糸巻状
歪を呈することがある。これは受像管の偏向角が
比較的大きい割に受像管の受像面の曲率が小さい
ときに起き易い。この歪を特の左右方向について
第5図の破線で示すように直線にしようとする
と、水平偏向コイルに流すべき電流IHは第6図の
ようになる。すなわち、水平偏向周期Hののこぎ
り波を垂直偏向周期Vのパラボラ波で変調してや
ればよい。
また、投射型デイスプレイ装置などでは、受像
管の配置によつては、第7図に示すような台形状
のラスターが必要になる場合がある。このような
ときには、第8図に示すように水平偏向周期Hの
のこぎり波電流を垂直偏向周期Vののこぎり波で
変調したものを水平偏向コイルに流してやればよ
い。
いずれの場合も、このように水平偏向のための
のこぎり波電流を垂直偏向周期の別な波形で変調
してやるには、従来第9図のような構成がとられ
ていた。
すなわち、この図で、1は水平偏向出力回路で
あり、ここから水平偏向コイル3と、さらに水平
振幅変調回路5が接続されていて、水平偏向コイ
ル3に水平偏向周期ののこぎり波電流が流れてい
る。2は垂直偏向出力回路であつて、負荷に垂直
偏向コイル4が接続されていて、ここに垂直偏向
周期ののこぎり波電流を流している。また、6は
波形整形回路であつて、垂直偏向出力回路2の出
力の一部を得て目的に応じて整形し上記水平振幅
変調回路5に加えている。
水平振幅変調回路5は種々の方式が考えられる
が、ここでは第10図に示すように可飽和リアク
タを使つた場合を示すと、その変調巻線5aに波
形整形回路6からの変調出力電流iを流し、被変
調巻線5bは水平偏向コイル3に直列に接続され
る。第11図はこの可飽和リアクタの構造を説明
するための図で、この可飽和リアクタは通常はE
−IまたはE−E型のコア5cを使用し、変調巻
線5aは中央脚に、被変調巻線5bは左右脚に分
割して巻かれる。
このようにすると、変調巻線5aに電流iが流
れていない場合は、被変調巻線5bによる磁束は
コア5cに破線矢印で示したように環流する。こ
こで、変調巻線5aに電流iを流すと、これによ
る磁束は第11図のコア5cに実線矢印で示すよ
うに流れ、必ず左右どちらかのコア脚で前述の被
変調巻線5bによる破線の磁束と方向が一致す
る。従つて、この部分でコア5cが飽和し、結
局、被変調巻線5bのインダクタンスLが減少す
る。
被変調巻線5bのインダクタンスLが減少する
と、水平偏向コイル3の水平のこぎり波電流の増
加すなわち水平振幅が増加するので、結局、上記
電流iの値を垂直偏向周期でパラボラ状に変化さ
せてやれば、第6図に示すような変調されたのこ
ぎり波電流が水平偏向コイル3を流れることとな
り、第5図に破線で示したような補正がなされ
る。
しかし、実際には電流i対インダクタンスLと
の関係は必らずしも直線的ではなく、しかも、こ
の非直線性はばらつきが多いので、電流iをパラ
ボラ状に変化させてやつても第5図に破線で示し
たような直線に補正されずうねつてしまうことが
ある。
第12図はこれを改良した回路例である。この
図において、1〜5の符号を付した部分は第9図
における同一符号を付した部分とほぼ同一の働き
をするものとする。7は波形整形回路であつて、
垂直偏向出力回路2の出力の一部を得て目的とす
る波形、例えば第5図および第6図に示すような
ラスターの左右糸巻歪補正に使用する場合は、垂
直偏向周期のパラボラ波電圧を得るようにする。
また、8は変調波検出回路であつて、第6図に示
したような水平偏向コイルに流すのこぎり波電流
の変調波パラボラ成分に相当する電圧を出力す
る。9は比較回路となる演算増幅器であつて、波
形整形回路7から得られた電圧を基準とし、これ
と変調波検出回路8から得られた検出電圧を比較
して、その出力電圧V0を水平偏向コイル電流IH
水平振幅変調回路5に加える。このようにする
と、水平偏向コイル電流IHのパラボラ変調分に比
例して得られるパラボラ波電圧W1が、あらかじ
め設定された基準パラボラ電圧W2に常に一致す
るように自動的に演算増幅器の出力電圧V0が定
められ、これによつて水平振幅変調回路5が水平
振幅変調作用を行なう。従つて、水平振幅変調回
路5に前述したような多少の非直線性、あるいは
ばらつきがあつたとしても、この第12図の場合
は全く無関係に水平偏向コイル電流IHの変調波の
形を定められる。変調波検出回路8としては、第
13図のような回路が考えられる。ここで、10
は電流電圧変換用抵抗、11は直流分阻止コンデ
ンサ、12,13は検波ダイオード、14は平滑
コンデンサ、15は負荷抵抗、16は交流分の結
合コンデンサである。
この場合、水平偏向コイル電流IHに比例した電
流電圧変換用抵抗10の両端電圧VRが上記直流
分阻止コンデンサ11と検波ダイオード12,1
3と平滑コンデンサ14によつて倍電圧検波され
た形になるので、負荷抵抗15の両端はパラボラ
波のリツプルを伴つた電流電圧変換用抵抗10の
両端電圧VRのピーク・ピーク値が得られる。そ
して、このうち交流分の結合コンデンサ16によ
つてそのパラボラ波のリツプル分のパラボラ波電
圧W1のみが演算増幅器9の入力端子の1つに加
えられ、これが前述したように基準波形の基準パ
ラボラ波電圧W2と一致するように回路全体が働
く。
また、この基準パラボラ波電圧W2の波形を得
るには、垂直偏向回路2から得た波形を波形整形
回路7を通して生成すればよい。例えばこれを第
12図および第13図に示すように変調波をパラ
ボラにして左右糸巻歪補正に使用するのであるな
らば、垂直偏向回路2より垂直偏向周期ののこぎ
り波電圧を得て、波形整形回路7を積分回路とし
て基準パラボラ波電圧W2がパラボラ波電圧にな
るようにすればよい。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、第13図において、水平偏向コイル
電流IHをまず電圧に変換する手段として、電流電
圧変換用抵抗10を使用している。従つて、正確
に水平偏向電流波形に比例した電圧が得られる反
面、このように水平偏向コイルに実質的に直列に
抵抗を接続すると、本来直線的なのこぎり波の水
平偏向電流であるべきものがエクスポーネンシア
ルな波形となり、水平直線性が左側で伸び、右側
で縮む傾向をもつようになり、その分、余分な補
正が必要となる。また、この抵抗で消費する電力
も相当に大きなものとなり、抵抗器としても大型
のものを使用しなくてはならないという問題があ
る。一方、これらの問題をできるだけ軽減しよう
として、抵抗値を小さくしようとしても電流電圧
変換用抵抗10に発生する両端電圧VRも小さく
なり、従つて、取り出し得る変調波成分W1も小
さくなるので、演算増幅器9での比較動作が困難
になつてくる。
例えば、水平偏向コイル電流IHの水平のこぎり
波分の電流のピーク・ピーク値を10アンペア、変
調波リツプル分が両方合わせて5%必要であると
し、かつ、電流電圧変換用抵抗10で抵抗値を
0.5オームに設定したとすると、この電流電圧変
換用抵抗10で消費される電力は4ワツト以上に
も達するのに、得られるパラボラ波電圧W1
0.25VP-Pにしかならず、演算増幅器9の正確な動
作には不満足な値であつた。
(問題を解決するための手段) この発明は上述の問題点を解決するため、受像
管に投影する電子ビームを水平方向に電磁偏向す
る水平偏向コイルと、 水平偏向周期を有するのこぎり波電流を変調し
て前記水平偏向コイルに出力する水平振幅変調回
路と、 前記水平振幅変調回路と直列に接続されるS字
補正コンデンサと、このS字補正コンデンサの両
端に発生する電圧を検波する検波ダイオードとを
有し、前記水平振幅変調回路より出力されるのこ
ぎり波電流が供給されて前記変調波成分W1のみ
を検出する変調波検出回路と、 この変調波検出回路より出力される変調波成分
W1と、予じめ設定された基準波形W2とを比較し
て常に前記変調成分W1が前記基準波形W2に一致
するように前記水平振幅変調回路の変調作用を制
御する比較器とで水平偏向振幅変調回路を構成し
たものである。
(実施例) この発明は、第13図に示す直流分阻止コンデ
ンサ11に加わる電圧は、垂直周期の変調波成分
さえ水平偏向コイル電流IHの変調波成分との比例
関係を保つてさえいれば、水平周期波形について
は別に水平偏向コイル電流IHとの比例関係をもつ
ている必要はないという点に着目して発明したも
のである。通常、広角度偏向の場合、水平偏向電
流は、正確なのこぎり波ではなく、水平偏向コイ
ルに実質的に直列に接続された、いわゆるS字補
正コンデンサCSと水平偏向コイルとの共振作用に
より、第3図に示すようにS字状にし画面の左右
端で水平直線性が悪化するのを防いでいる。この
場合、このS字補正コンデンサCSの両端に発生す
る電圧は、水平パラボラ電圧が左右糸巻歪補正の
ための垂直周期パラボラ電圧で変調されたもので
ある。そして、この電圧の垂直分と水平分の電圧
の比はS字補正コンデンサCSのインピーダンス
が、当然、水平分に比べて垂直分の方が高いの
で、その分、第13図に示す電流電圧変換用抵抗
10の両端電圧VRに比べて充分変調波の振幅が
とれ、しかも、損失がない。
従つて、このS字補正コンデンサCSの両端電圧
VCを検波して、第12図に示す検知電圧のパラ
ボラ波電圧W1にすればよいことがわかる。
第1図にこれを図示するが、第13図との異な
る点は、検知抵抗である電流電圧変換用抵抗10
の代りにS字補正コンデンサCS、すなわちコンデ
ンサ17が入つたことである。この結果、前述と
同一の条件でパラボラ波電圧W1として約10倍以
上の電圧が得られ、演算増幅器9を理想的条件で
動作させることが可能となつた。
第2図はさらに第1図を改良したもので、第1
図では負荷抵抗15の両端の電圧は前述したパラ
ボラ波電圧W1のパラボラ波の他に上記コンデン
サ17の両端電圧VCの水平周期の波形のピー
ク・ピーク値に相当する直流電圧VDCが生じる。
このため結合コンデンサ16に比較的高い耐圧の
ものを必要とし、しかも、この電圧と演算増幅器
9の直流バイアス電圧(図示せず)の電源オン・
オフ時の動きの関係を勘案すると双方向性のもの
を使う必要があり、しかも、垂直周期の信号を通
す関係上、比較的大容量のものが要求され、適当
なものが入手し難い。
このため、第2図のようにツエナーダイオード
18を、いずれか一方のダイオード13に直列に
図示の方向で接続すると、負荷抵抗15の両端に
生じるリツプル分の検知電圧のパラボラ波電圧
W1の値は第1図の場合と変らず、上記直流電圧
VDCのみツエナー電圧分だけ減少してVDC′とな
り、結合コンデンサ16の耐圧を小さいものにす
ることができる。このツエナーダイオード18
は、勿論ダイオード13でなく、ダイオード12
の方に直列に接続してもよいし、両方にあつても
よい。
(発明の効果) この発明は、以上のような水平偏向振幅変調回
路を提供することによつて、受像管の電子ビーム
の水平偏向において、その水平振幅を垂直偏向周
期で正確にかつ任意の波形で変調することができ
るので、受像画面の左右糸巻歪補正や台形補正に
適用して極めて大きな効果がある。また、この発
明によれば、高価で大型の部品を追加することな
く、かつ、低損失で安定度の高い画面左右歪補正
回路を構成することができるので、受像管を使用
したデイスプレイ機器の改良に効果大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明になる水平偏向振幅変調回路
の実施例を示す回路図、第2図はこの発明の他の
実施例を示す回路図、第3図および第4図はこの
発明を説明するための波形図、第5図〜第8図は
この発明の目的および効果を説明するための説明
図、第9図〜第11図は従来例を示す説明図、第
12図および第13図はこの発明の基になる回路
図である。 1……水平偏向出力回路、2……垂直偏向出力
回路、3……水平偏向コイル、4……垂直偏向コ
イル、5……水平振幅変調回路、7……波形整形
回路、8……変調波検出回路、9……演算増幅器
(比較器)11……直流分阻止コンデンサ、12,
13……検波ダイオード、14……平滑コンデン
サ、15……負荷抵抗、16……結合コンデン
サ、17……S字補正コンデンサ、18……ツエ
ナーダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 受像管に投影する電子ビームを水平方向に電
    磁偏向する水平偏向コイルと、 水平偏向周期を有するのこぎり波電流を変調し
    て前記水平偏向コイルに出力する水平振幅変調回
    路と、 前記水平振幅変調回路と直列に接続されるS字
    補正コンデンサと、このS字補正コンデンサの両
    端に発生する電圧を検波する検波ダイオードとを
    有し、前記水平振幅変調回路より出力されるのこ
    ぎり波電流が供給されて前記変調波成分W1のみ
    を検出する変調波検出回路と、 この変調波検出回路より出力される変調波成分
    W1と、予じめ設定された基準波形W2とを比較し
    て常に前記変調波成分W1が前記基準波形W2に一
    致するように前記水平振幅変調回路の変調作用を
    制御する比較器とで構成されたことを特徴とする
    水平偏向振幅変調回路。 2 前記変調波検出回路は、前記S字補正コンデ
    ンサの両端に発生する電圧を検波する前記検波ダ
    イオードのうち少なくとも1個以上に、互いに極
    性が逆となるように直列にツエナーダイオードを
    接続したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の水平偏向振幅変調回路。
JP19336584A 1984-09-14 1984-09-14 水平偏向振幅変調回路 Granted JPS6171771A (ja)

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JPS6171771A JPS6171771A (ja) 1986-04-12
JPH0339431B2 true JPH0339431B2 (ja) 1991-06-13

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