JPH0339413A - 加熱炉装置 - Google Patents
加熱炉装置Info
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- JPH0339413A JPH0339413A JP17265589A JP17265589A JPH0339413A JP H0339413 A JPH0339413 A JP H0339413A JP 17265589 A JP17265589 A JP 17265589A JP 17265589 A JP17265589 A JP 17265589A JP H0339413 A JPH0339413 A JP H0339413A
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Links
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はワークの加熱処理を行なうための加熱炉に関
し、特に詳しく言うと、加熱炉内にワークを挿入したり
、熱処理が行なわれたワークを炉外に抽出するための操
作を外気との接触を少なくして行なえるようにしたワー
ク搬送装置を備えた加熱炉装置に関する。
し、特に詳しく言うと、加熱炉内にワークを挿入したり
、熱処理が行なわれたワークを炉外に抽出するための操
作を外気との接触を少なくして行なえるようにしたワー
ク搬送装置を備えた加熱炉装置に関する。
例えばNi −Cr鋼、Ni−Cr−Mo11. Cr
1l、Cr −M。
1l、Cr −M。
鋼等の鋼材で歯車、シャフト、ピストンピン、クランク
軸等のワークを作る場合、これら鋼材を鍛造等で加工し
た後に、金属組織を強化する目的で浸炭や拡散等の加熱
処理が行なわれる。浸炭は加熱炉内を880〜950℃
という高温に保持し、−酸化炭素、メタン、その炭化水
素を成分とする天然ガス、石炭ガス、発生炉ガスのよう
なガスを適当に稀釈して加熱炉内に注入するガス浸炭法
が、浸炭濃度の設定が容易なことや浸炭や拡散後直ちに
焼き入れができる利点があるため広く使用されている。
軸等のワークを作る場合、これら鋼材を鍛造等で加工し
た後に、金属組織を強化する目的で浸炭や拡散等の加熱
処理が行なわれる。浸炭は加熱炉内を880〜950℃
という高温に保持し、−酸化炭素、メタン、その炭化水
素を成分とする天然ガス、石炭ガス、発生炉ガスのよう
なガスを適当に稀釈して加熱炉内に注入するガス浸炭法
が、浸炭濃度の設定が容易なことや浸炭や拡散後直ちに
焼き入れができる利点があるため広く使用されている。
ところで、上述した浸炭や拡散は、トレーやバスケット
等にワークを保持した後、これらトレー等をバッチ式炉
の開口部から挿入して浸炭、拡散そして焼き入れを行な
った後、開口部から取り出す方法が古くから採用されて
いる。ワークはトレーやバスケット等に複数個保持され
ているため。
等にワークを保持した後、これらトレー等をバッチ式炉
の開口部から挿入して浸炭、拡散そして焼き入れを行な
った後、開口部から取り出す方法が古くから採用されて
いる。ワークはトレーやバスケット等に複数個保持され
ているため。
上部や外周部近くに保持されたワークに適切な熱が加え
られても、トレー等の中心部や底部の近くに保持された
ワークに加えられる熱は、トレーや治具そして上部や外
周部近くに保持されたワークによって温度の上昇速度が
妨げられてしまう。そこで、炉内に撹拌用のファンを設
けて炉内温度の均一化を図っているが、上部や外周部と
中心部や底部との時間差は避けられず、浸炭深さのバラ
ツキが発生する。更にバッチ式炉には、上述したように
処理されるべきワークは勿論、ワークを支持する治具等
も浸炭温度や拡散温度に加熱されるため、治具等に加熱
歪が発生する。また、冷却時には冷却歪が発生するため
、治具等は長期間使用できず、消耗品扱いになっている
。また、ワークを加熱処理のために炉内の雰囲気温度を
制御するに際しては、当然トレーやバスケットあるいは
治具等の熱容量も勘案しておかねばならないが、通常治
具自体の熱容量はワークよりも大きいため、必要とする
熱量が多くなり、不経済な運転を余儀なくされている。
られても、トレー等の中心部や底部の近くに保持された
ワークに加えられる熱は、トレーや治具そして上部や外
周部近くに保持されたワークによって温度の上昇速度が
妨げられてしまう。そこで、炉内に撹拌用のファンを設
けて炉内温度の均一化を図っているが、上部や外周部と
中心部や底部との時間差は避けられず、浸炭深さのバラ
ツキが発生する。更にバッチ式炉には、上述したように
処理されるべきワークは勿論、ワークを支持する治具等
も浸炭温度や拡散温度に加熱されるため、治具等に加熱
歪が発生する。また、冷却時には冷却歪が発生するため
、治具等は長期間使用できず、消耗品扱いになっている
。また、ワークを加熱処理のために炉内の雰囲気温度を
制御するに際しては、当然トレーやバスケットあるいは
治具等の熱容量も勘案しておかねばならないが、通常治
具自体の熱容量はワークよりも大きいため、必要とする
熱量が多くなり、不経済な運転を余儀なくされている。
そこで本発明者は、特公昭61−544号として公告さ
れ、特許第1,339,640号として特許された発明
、および特公昭62−48152号として公告され、特
許第1,441,721号として特許された発明におい
て。
れ、特許第1,339,640号として特許された発明
、および特公昭62−48152号として公告され、特
許第1,441,721号として特許された発明におい
て。
炉室を軸線が直立する円筒状にし、その内部に上下方向
に複数のターンテーブルを配置し、これらターンテーブ
ル上にワークを載置し、各ターンテーブルを水平に回転
させながら、ワークに熱処理を施すようにした炉を提案
した。すなわち、これら炉は、その軸方向が直立した円
筒状の炉室を有している。この炉室内には、水平方向に
回転可能に複数のターンテーブルが同軸状に配置され、
各ターンテーブルの上面外周部にはワークを保持するワ
ーク載置台が適当な間隔を置いて複数設けられている。
に複数のターンテーブルを配置し、これらターンテーブ
ル上にワークを載置し、各ターンテーブルを水平に回転
させながら、ワークに熱処理を施すようにした炉を提案
した。すなわち、これら炉は、その軸方向が直立した円
筒状の炉室を有している。この炉室内には、水平方向に
回転可能に複数のターンテーブルが同軸状に配置され、
各ターンテーブルの上面外周部にはワークを保持するワ
ーク載置台が適当な間隔を置いて複数設けられている。
各ターンテーブルの中心部にはこれらターンテーブルよ
り高速で回転し、炉内温度の均一化とワークへの熱伝達
速度を早める循環ファンと、この循環ファンに対向しう
る同心放射状にデイフユーザ羽根が設けられている。更
に、炉壁の側部にはワーク挿入口と、ワーク取り出し口
が設けられ、ワーク挿入口からフォークによりワークを
載置台の上に載置し、処理されたワークをワーク取り出
し口からフォークを挿入して取り出すように構成されて
いる。このような構成により、炉全体を比較的コンパク
トに製作することができ。
り高速で回転し、炉内温度の均一化とワークへの熱伝達
速度を早める循環ファンと、この循環ファンに対向しう
る同心放射状にデイフユーザ羽根が設けられている。更
に、炉壁の側部にはワーク挿入口と、ワーク取り出し口
が設けられ、ワーク挿入口からフォークによりワークを
載置台の上に載置し、処理されたワークをワーク取り出
し口からフォークを挿入して取り出すように構成されて
いる。このような構成により、炉全体を比較的コンパク
トに製作することができ。
かつ多数のワークを連続的に熱処理することができる。
更に、ターンテーブルと循環フ、アンの相対回転によっ
て加熱手段からの加熱気流がデイフユーザ羽根によって
拡散されて、ワークの熱伝達を迅速に行なうことができ
る。
て加熱手段からの加熱気流がデイフユーザ羽根によって
拡散されて、ワークの熱伝達を迅速に行なうことができ
る。
一方、このようなガス浸炭用の加熱炉の場合、炉内への
ワークの搬送や取出しは、炉壁から炉内に連通された開
口部を覆う炉があるいはカバーを開けて行なわれるが、
ワークの出し入れに際して外気が炉内に極力入らないよ
うにしないと、炉内雰囲気が損なわれ所望の浸炭が行な
われない可能性がある。特に炉内に複数のターンテーブ
ルを配置した上述特許のような炉においては、開口部も
上下方向に長い大きさが必要になるが、ターンテ−プル
上にワークを載置する場合、例えばまず上段のターンテ
ーブル上にワークを順に載置し、次に下段のターンテー
ブル上にワークを載置するという手順を踏む必要がある
。このようなワークの搬入や取出し時に開口部全体を開
放することは炉内ガスの流失や外気の炉内への侵入によ
り、作業環境の悪化や炉内雰囲気の低下をもたらしてし
まう。
ワークの搬送や取出しは、炉壁から炉内に連通された開
口部を覆う炉があるいはカバーを開けて行なわれるが、
ワークの出し入れに際して外気が炉内に極力入らないよ
うにしないと、炉内雰囲気が損なわれ所望の浸炭が行な
われない可能性がある。特に炉内に複数のターンテーブ
ルを配置した上述特許のような炉においては、開口部も
上下方向に長い大きさが必要になるが、ターンテ−プル
上にワークを載置する場合、例えばまず上段のターンテ
ーブル上にワークを順に載置し、次に下段のターンテー
ブル上にワークを載置するという手順を踏む必要がある
。このようなワークの搬入や取出し時に開口部全体を開
放することは炉内ガスの流失や外気の炉内への侵入によ
り、作業環境の悪化や炉内雰囲気の低下をもたらしてし
まう。
そこでこの発明の目的は、ワークの炉内への押入抽出に
際しても開口部を気密状態にしながら行なうことができ
るワーク搬送装置を備えた加熱炉を提供することである
。
際しても開口部を気密状態にしながら行なうことができ
るワーク搬送装置を備えた加熱炉を提供することである
。
この発明は、その軸方向が直立した円筒状の炉室内に、
水平方向に回転可能に複数のターンテーブルが同軸状に
配置され、炉壁には各ターンテーブルへのワークの挿入
抽出可能な開口部を有する加熱炉装置において、炉壁に
取付けられ、上下方向に移動することにより開口部を開
閉可能に覆う主扉手段と、1つのターンテーブルへのワ
ークの挿入抽出可能な開口面積を有する主扉手段に設け
られた副開口部と、副開口部を開閉可能に覆うように主
扉手段に取付けられた副扉手段と、ワークの挿入抽出を
行なう搬送部材と、副開口部を覆う前面を有しこの前面
から搬送部材を突出可能に支持し、上下方向および副開
口部から離脱する方向に移動可能に支持された支持部材
と、支持部材の前面に設けられたシール部材とを有する
ことを特徴とするものである。
水平方向に回転可能に複数のターンテーブルが同軸状に
配置され、炉壁には各ターンテーブルへのワークの挿入
抽出可能な開口部を有する加熱炉装置において、炉壁に
取付けられ、上下方向に移動することにより開口部を開
閉可能に覆う主扉手段と、1つのターンテーブルへのワ
ークの挿入抽出可能な開口面積を有する主扉手段に設け
られた副開口部と、副開口部を開閉可能に覆うように主
扉手段に取付けられた副扉手段と、ワークの挿入抽出を
行なう搬送部材と、副開口部を覆う前面を有しこの前面
から搬送部材を突出可能に支持し、上下方向および副開
口部から離脱する方向に移動可能に支持された支持部材
と、支持部材の前面に設けられたシール部材とを有する
ことを特徴とするものである。
この発明の加熱炉装置はまた、主扉手段に副開口部を覆
うようにベスチブルを設け、このベスチブルの前面にワ
ークの挿入抽出可能な開口面積を有するベスチブル開口
とこのベスチブル開口を開閉可能に覆うベスチブル扉手
段とを設け、支持部材をベスチブル開70に当接するよ
うしたことを特徴とするものである。
うようにベスチブルを設け、このベスチブルの前面にワ
ークの挿入抽出可能な開口面積を有するベスチブル開口
とこのベスチブル開口を開閉可能に覆うベスチブル扉手
段とを設け、支持部材をベスチブル開70に当接するよ
うしたことを特徴とするものである。
ワークを炉内に挿入する時は、ます主扉手段を上下動さ
せて、所望のターンテーブルの位置と副開口部の位置が
略同じレベルになるように設定した後、副扉手段を開け
る。ついで、支持部材を前進させてこの副開口部を覆っ
た後、搬送部材を炉内に前進させてワークをワーク載置
台に載せる。
せて、所望のターンテーブルの位置と副開口部の位置が
略同じレベルになるように設定した後、副扉手段を開け
る。ついで、支持部材を前進させてこの副開口部を覆っ
た後、搬送部材を炉内に前進させてワークをワーク載置
台に載せる。
ワーク載置台にワークを載せた後は、搬送部材を炉外に
位置するように後退させた後、支持部材も後退させ、最
後に副扉手段を閉じる。このように外気に連通ずる開口
は開口面積の小さい副開口部のみであり、ワークの挿入
抽出による炉内雰囲気の変化を極力押さえることができ
、更に搬送部材によってワークを炉内に入れて所定のワ
ーク載置台に載せた後再び炉外に搬送部材を運びだすま
での間は、支持部材のシール部材によって副開口部は遮
蔽されているので、炉内のガスの流失を最小限に抑える
ことができる。
位置するように後退させた後、支持部材も後退させ、最
後に副扉手段を閉じる。このように外気に連通ずる開口
は開口面積の小さい副開口部のみであり、ワークの挿入
抽出による炉内雰囲気の変化を極力押さえることができ
、更に搬送部材によってワークを炉内に入れて所定のワ
ーク載置台に載せた後再び炉外に搬送部材を運びだすま
での間は、支持部材のシール部材によって副開口部は遮
蔽されているので、炉内のガスの流失を最小限に抑える
ことができる。
また主扉手段に副開口部を覆うようにベスチブルを設け
、支持部材をベスチブル開口に当接するように設けるこ
とにより、炉内のガスの流失を更に最小限に抑えること
ができる。
、支持部材をベスチブル開口に当接するように設けるこ
とにより、炉内のガスの流失を更に最小限に抑えること
ができる。
以下、この発明を図面に示す一実施例について説明する
。その一部分のみを示す加熱炉本体11は、上述した特
許第1,339,640号および第1,441,721
号に示されている炉と実質的に同じ構成であり、その詳
細な説明は省略する。加熱炉本体11内の円筒状の炉室
には回転軸12により回転する上部ターンテーブル13
と、回転軸12に同軸的に設けられた回転軸14により
上部ターンテーブル13とは別個に回転する下部ターン
テープ15とが設けられている。
。その一部分のみを示す加熱炉本体11は、上述した特
許第1,339,640号および第1,441,721
号に示されている炉と実質的に同じ構成であり、その詳
細な説明は省略する。加熱炉本体11内の円筒状の炉室
には回転軸12により回転する上部ターンテーブル13
と、回転軸12に同軸的に設けられた回転軸14により
上部ターンテーブル13とは別個に回転する下部ターン
テープ15とが設けられている。
上部ターンテーブル13と下部ターンテープ15間には
、遮蔽部材16が介在されており、この遮蔽部材16に
よって上部ターンテーブル13の部分と下部ターンテー
プ15の部分では異なった炉内温度に設定できるように
なっている。上部ターンテーブル13上にはドーナツ状
の第1上部ターンテーブル17と、この第1上部ターン
テーブル17と同様な形状の第2上部ターンテーブル1
8が支持板19を介して取付けられている。上部ターン
テーブル13、下部ターンテープ15および第1上部タ
ーンテーブル17の各上面にはそれぞれその外縁部に沿
って複数のワーク載置台21が適当な間隔を置いて設け
られている。
、遮蔽部材16が介在されており、この遮蔽部材16に
よって上部ターンテーブル13の部分と下部ターンテー
プ15の部分では異なった炉内温度に設定できるように
なっている。上部ターンテーブル13上にはドーナツ状
の第1上部ターンテーブル17と、この第1上部ターン
テーブル17と同様な形状の第2上部ターンテーブル1
8が支持板19を介して取付けられている。上部ターン
テーブル13、下部ターンテープ15および第1上部タ
ーンテーブル17の各上面にはそれぞれその外縁部に沿
って複数のワーク載置台21が適当な間隔を置いて設け
られている。
これらワーク載置台21は上面にワーク22を載置し、
下面にはワーク22の挿入抽出を行なうための後述する
フォーク51の挿入を可能にするための間隙が構成され
ている。
下面にはワーク22の挿入抽出を行なうための後述する
フォーク51の挿入を可能にするための間隙が構成され
ている。
加熱炉本体11の炉壁23には、ワーク22の挿入抽出
を行なうための開口部24が形成されている。この開口
部24はフォーク51が第1上部ターンテーブル17の
ワーク載置台21および下部ターンテープ15のワーク
載置台21に対するワーク22の挿入や抽出を水平状態
で行なえるに十分な高さを有している。
を行なうための開口部24が形成されている。この開口
部24はフォーク51が第1上部ターンテーブル17の
ワーク載置台21および下部ターンテープ15のワーク
載置台21に対するワーク22の挿入や抽出を水平状態
で行なえるに十分な高さを有している。
この開口部24は炉壁23の外面に沿って上下動可能に
支持された主扉手段25によって開閉されるようになっ
ている。主扉手段25の略中央部にはワーク22を載置
したフォーク51が出入りできるに等しい十分な大きさ
の取出し開口26が設けられている。
支持された主扉手段25によって開閉されるようになっ
ている。主扉手段25の略中央部にはワーク22を載置
したフォーク51が出入りできるに等しい十分な大きさ
の取出し開口26が設けられている。
主扉手段25は、取出し開口26が第1上部ターンテー
ブル17および下部ターンテーブル15と対応した時に
も開口部24全体を覆う大きさになっている。
ブル17および下部ターンテーブル15と対応した時に
も開口部24全体を覆う大きさになっている。
主扉手段25はアスベストやセラミックファイバー等の
断熱材で構成された板状の芯材27と、この芯材27の
外周面を覆う鋼鉄板で構成された外板28とで構成され
ている6炉壁23の外周面を覆う鋼鉄製の壁板29には
その間に主扉手段25を挾むように略垂直に位置する一
対の中空角形の支柱31が取付けられており、これら支
柱31の上端には開放部かが下面に位置するように配置
された略コの字状の桟部材32がわたされている。桟部
材32の両端部にはスプロケット33が回転可能に支持
され、これらスプロケット33には、その一端が主扉手
段25に固定されたローラチェーン34がそれぞれ噛合
されており、各ローラチェーン34の他端は支柱31内
に遊嵌されたカウンターウェイト35に固定されている
。
断熱材で構成された板状の芯材27と、この芯材27の
外周面を覆う鋼鉄板で構成された外板28とで構成され
ている6炉壁23の外周面を覆う鋼鉄製の壁板29には
その間に主扉手段25を挾むように略垂直に位置する一
対の中空角形の支柱31が取付けられており、これら支
柱31の上端には開放部かが下面に位置するように配置
された略コの字状の桟部材32がわたされている。桟部
材32の両端部にはスプロケット33が回転可能に支持
され、これらスプロケット33には、その一端が主扉手
段25に固定されたローラチェーン34がそれぞれ噛合
されており、各ローラチェーン34の他端は支柱31内
に遊嵌されたカウンターウェイト35に固定されている
。
桟部材32の略中央部には、エアー、オイル、空気ある
いは電動式のシリンダ36が取付けられており、このシ
リンダ36のロッド37は主扉手段25の略中央に取付
けられ、ロッド37の移動量を1mするようにシリンダ
36を動作させることにより主扉手段25の上下動を行
なう。
いは電動式のシリンダ36が取付けられており、このシ
リンダ36のロッド37は主扉手段25の略中央に取付
けられ、ロッド37の移動量を1mするようにシリンダ
36を動作させることにより主扉手段25の上下動を行
なう。
主扉手段25の取出し開口26の前面には副扉手段38
が上下動自在に取付けられている。詳細に図示していな
いが1例えば、副扉手段38の両側面に回転可能に取付
けられたローラが回動自在に嵌合される一対のガイドレ
ールを主扉手段25の前面に取付けるようにすればよい
、副扉手段38の下端略中央には上述したシリンダ36
と同様なシリンダ41のロッド39が取付けられている
。副扉手段38も主扉手段25と同様に板状の芯材と、
この芯材の外周面を覆う外板とで構成されている。
が上下動自在に取付けられている。詳細に図示していな
いが1例えば、副扉手段38の両側面に回転可能に取付
けられたローラが回動自在に嵌合される一対のガイドレ
ールを主扉手段25の前面に取付けるようにすればよい
、副扉手段38の下端略中央には上述したシリンダ36
と同様なシリンダ41のロッド39が取付けられている
。副扉手段38も主扉手段25と同様に板状の芯材と、
この芯材の外周面を覆う外板とで構成されている。
主扉手段25の取出し開口26の前面を覆う副扉手段3
8は主扉手段25に取付けられたベスチブル42により
覆われている。ll板等で作られたベスチブル42の前
面には、フォーク51を挿入するため取出し開口26と
整合するようにベスチブル開口43が形成されており、
このベスチブル開口43を開閉可能に覆うベスチブル扉
手段44がベスチブル42の前面に取付けられている。
8は主扉手段25に取付けられたベスチブル42により
覆われている。ll板等で作られたベスチブル42の前
面には、フォーク51を挿入するため取出し開口26と
整合するようにベスチブル開口43が形成されており、
このベスチブル開口43を開閉可能に覆うベスチブル扉
手段44がベスチブル42の前面に取付けられている。
ベスチブル扉手段44も主および副扉手段25.38と
同様に板状の芯材とこの芯材の外周面を覆う外板とで構
成されている。ベスチブル扉手段44は、その両側部を
押さえ部材45により摺動可能に保持され、その上端部
にはシリンダ36と同様なシリンダ46のロッド47が
取付けられ。
同様に板状の芯材とこの芯材の外周面を覆う外板とで構
成されている。ベスチブル扉手段44は、その両側部を
押さえ部材45により摺動可能に保持され、その上端部
にはシリンダ36と同様なシリンダ46のロッド47が
取付けられ。
シリンダ46の動作により上下動するようになっている
。シリンダ46はベスチブル42に固定された支持部材
48に取付けられている。
。シリンダ46はベスチブル42に固定された支持部材
48に取付けられている。
フォーク51は、その上面にワーク22を載せてベスチ
ブル開ロ43.取出し開口26そして開口部24を通っ
て炉内に送りこまれ、ワーク載置台21にワーク22を
載置したり、熱処理されたワーク22を炉外に搬出する
ためのものである。フォーク51の後端には略水平に保
持された棒状の支持棒部材52の先端が取付けられてい
る。支持棒部材52の後端は可動部材53の略中央に固
定されている。可動部材53の下端には可動部材53の
面と略直交する略水平な面を有する支持板54が取付け
られており、この支持板54は可動基板55に取付けら
れている。可動基板55の下面の4隅にはベアリングブ
ロック56が取付けられている。これらベアリングブロ
ック56は略水平に保持されたガイドレール57の溝に
嵌合され、ガイドレール57の長手方向には移動するが
。
ブル開ロ43.取出し開口26そして開口部24を通っ
て炉内に送りこまれ、ワーク載置台21にワーク22を
載置したり、熱処理されたワーク22を炉外に搬出する
ためのものである。フォーク51の後端には略水平に保
持された棒状の支持棒部材52の先端が取付けられてい
る。支持棒部材52の後端は可動部材53の略中央に固
定されている。可動部材53の下端には可動部材53の
面と略直交する略水平な面を有する支持板54が取付け
られており、この支持板54は可動基板55に取付けら
れている。可動基板55の下面の4隅にはベアリングブ
ロック56が取付けられている。これらベアリングブロ
ック56は略水平に保持されたガイドレール57の溝に
嵌合され、ガイドレール57の長手方向には移動するが
。
ガイドレール57の両端から外さない限りガイドレ−ル
57から離脱することのない公知のものである。
57から離脱することのない公知のものである。
このガイドレール57は図示してないが、上下動自在に
設けられた適当な支持フレームに取付けられている。可
動基板55は図示しないシリンダ等によりガイドレール
57上を往復動するようになっている。
設けられた適当な支持フレームに取付けられている。可
動基板55は図示しないシリンダ等によりガイドレール
57上を往復動するようになっている。
可動部材53にはまた、支持棒部材52をその間に挾む
ように上下一対の棒状のガイド部材58が例えばスライ
ドベアリング(図示しない)等により摺動自在に挿通さ
れている。これらガイド部材58の先端には、先端規制
部材59が固定的に渡されている。
ように上下一対の棒状のガイド部材58が例えばスライ
ドベアリング(図示しない)等により摺動自在に挿通さ
れている。これらガイド部材58の先端には、先端規制
部材59が固定的に渡されている。
この先端規制部材59の略中央には、支持棒部材52が
摺動自在に挿通されており、この挿通部には炉内ガスの
漏れ防止のための耐熱性のリング状バッキング61が取
付けられている。先端規制部材59の前面にはシールブ
ロック部材62の後面が取付けられている。シールブロ
ック部材62はその内部を支持棒部材52が摺動自在に
挿通されており、前面にはベスチブル42の前面に磁気
吸着するためのリング状の磁石63とバッキング61と
同様なリング状のバッキング64が露呈するように設け
られている。
摺動自在に挿通されており、この挿通部には炉内ガスの
漏れ防止のための耐熱性のリング状バッキング61が取
付けられている。先端規制部材59の前面にはシールブ
ロック部材62の後面が取付けられている。シールブロ
ック部材62はその内部を支持棒部材52が摺動自在に
挿通されており、前面にはベスチブル42の前面に磁気
吸着するためのリング状の磁石63とバッキング61と
同様なリング状のバッキング64が露呈するように設け
られている。
支持棒部材52の挿通部にはバッキング61と同様なリ
ング状のバッキング65が間隔を置いて2つ設けられて
いる。ガイド部材58の各先端はシールブロック部材6
2に固定されており、シールブロック部材62と可動部
材53間の各ガイド部材58にはコイルスプリング66
が介在されている。各ガイド部材58の後端にはストッ
パ部材67が取付けられている。
ング状のバッキング65が間隔を置いて2つ設けられて
いる。ガイド部材58の各先端はシールブロック部材6
2に固定されており、シールブロック部材62と可動部
材53間の各ガイド部材58にはコイルスプリング66
が介在されている。各ガイド部材58の後端にはストッ
パ部材67が取付けられている。
今、第1上部ターンテーブル17のワークa置台21に
ワーク22を挿入する場合を例にとりその動作を説明す
る。初期状態において可動基板55は、第1図に想像線
で示す位置より更に右側に位置しており、コイルスプリ
ング66により各ガイド部材58のストッパ部材67が
可動部材53に当接した状態になっている。ここで、ま
ずシリンダ36を動作させて、主扉手段25を第1図に
示すようにその取出し開口26が第1上部ターンテーブ
ル17に対応するように位置させる6次にシリンダ46
を動作させてベスチブル扉手段44を上昇させる1次に
ガイドレール57を支持する支持フレームを上下動させ
てフォーク51がベスチブル42のベスチブル開口43
に水平移動で挿入できる位置に設定し、ワーク22を載
せたフォーク51をベスチブル開口43からベスチブル
42内に位置するように可動基板55を前進させる。
ワーク22を挿入する場合を例にとりその動作を説明す
る。初期状態において可動基板55は、第1図に想像線
で示す位置より更に右側に位置しており、コイルスプリ
ング66により各ガイド部材58のストッパ部材67が
可動部材53に当接した状態になっている。ここで、ま
ずシリンダ36を動作させて、主扉手段25を第1図に
示すようにその取出し開口26が第1上部ターンテーブ
ル17に対応するように位置させる6次にシリンダ46
を動作させてベスチブル扉手段44を上昇させる1次に
ガイドレール57を支持する支持フレームを上下動させ
てフォーク51がベスチブル42のベスチブル開口43
に水平移動で挿入できる位置に設定し、ワーク22を載
せたフォーク51をベスチブル開口43からベスチブル
42内に位置するように可動基板55を前進させる。
支持棒部材52の水平移動はバッキング61.65によ
り摩擦接続しているシールブロック部材62も前進し、
このシールブロック部材62が最初にベスチブル開口4
3に当接する。可動基板55を更に前進させることによ
り可動部材53は前進していく。フォーク51がベスチ
ブル42内に位置した時点で、可動基板55の前進を一
旦停止させる。この時ベスチブル開口43にはシールブ
ロック部材62の前面が当接し、磁石63とバッキング
64とによりベスチブル42の前面の当接部は完全にシ
ールされ、炉内のガスが外部に漏洩するのを防止する。
り摩擦接続しているシールブロック部材62も前進し、
このシールブロック部材62が最初にベスチブル開口4
3に当接する。可動基板55を更に前進させることによ
り可動部材53は前進していく。フォーク51がベスチ
ブル42内に位置した時点で、可動基板55の前進を一
旦停止させる。この時ベスチブル開口43にはシールブ
ロック部材62の前面が当接し、磁石63とバッキング
64とによりベスチブル42の前面の当接部は完全にシ
ールされ、炉内のガスが外部に漏洩するのを防止する。
ここで、シリンダ41を動作させて副扉手段38を下降
させる。これにより取出し開口26が開かれ、フォーク
51は炉内に入ることができる。そこで、再び可動基板
55を前進させれば、フォーク51は炉内に入り、ワー
ク搬送台21に位置させることができ、フォーク51を
僅かに下降させてワーク22をワーク搬送台22上に置
く、この下降は、主扉手段25と支持フレームとを下降
させることにより行なっても、支持棒部材52の後端側
を回動自在に支持し、この後端部を僅かに持ち上げるよ
うにして先端側が下降するようにしてもよい。回動させ
る場合。
させる。これにより取出し開口26が開かれ、フォーク
51は炉内に入ることができる。そこで、再び可動基板
55を前進させれば、フォーク51は炉内に入り、ワー
ク搬送台21に位置させることができ、フォーク51を
僅かに下降させてワーク22をワーク搬送台22上に置
く、この下降は、主扉手段25と支持フレームとを下降
させることにより行なっても、支持棒部材52の後端側
を回動自在に支持し、この後端部を僅かに持ち上げるよ
うにして先端側が下降するようにしてもよい。回動させ
る場合。
回動分の隙間を支持板53とシールブロック部材62の
各支持棒部材52の挿通孔に設ける必要があるが。
各支持棒部材52の挿通孔に設ける必要があるが。
その隙間はバッキング65.66の弾性により通常は塞
がれるようにすればよい、このように、ワーク22をワ
ーク搬送台21上に置くために副扉手段38を開いても
、炉内のガスはベスチブル42内に流れ出るが、ベスチ
ブル開口43はシールブロック部材62で塞がれている
ので、外部に漏れることはない。
がれるようにすればよい、このように、ワーク22をワ
ーク搬送台21上に置くために副扉手段38を開いても
、炉内のガスはベスチブル42内に流れ出るが、ベスチ
ブル開口43はシールブロック部材62で塞がれている
ので、外部に漏れることはない。
そして可動基板55を後退させて、フォーク51をベス
チブル42内に引き出す。そして、シリンダ41を動作
させて副扉手段38を上昇させて取出し開口26を閉じ
た後、可動基板55を更に後退させてシールブロック部
材62がベスチブル42の前面から離れると同時に、シ
リンダ46を動作させてベスチブル扉手段44を閉じれ
ばよい。
チブル42内に引き出す。そして、シリンダ41を動作
させて副扉手段38を上昇させて取出し開口26を閉じ
た後、可動基板55を更に後退させてシールブロック部
材62がベスチブル42の前面から離れると同時に、シ
リンダ46を動作させてベスチブル扉手段44を閉じれ
ばよい。
上部ターンテーブル13のワーク載置台21にワーク2
2を載せる場合には、シリンダ36を動作させて主扉手
段25の取出し開口26が上部ターンテーブル13と相
対するように位置させ、以下上述と同様な操作によりフ
ォーク51を前進させて上部ターンテーブル13のワー
ク載置台21上にワーク22を載せればよい、熱処理加
工を終えたワーク22の抽出は、所望のターンテーブル
と対応する位置に取出し開口26を位置させた後、ベス
チブル扉手段44を上昇させてベスチブル開口43を開
き、シールブロック部材62がベスチブル42の前面に
当接するように可動基板55を前進させ、以下上述した
と同様な順序でフォーク51を前進させ、ワーク載置台
21内にフォーク51を差し込み、僅かに上昇させてワ
ーク22をワーク載置台21から持ち上げた後、フォー
ク51を後退させていけばよい。
2を載せる場合には、シリンダ36を動作させて主扉手
段25の取出し開口26が上部ターンテーブル13と相
対するように位置させ、以下上述と同様な操作によりフ
ォーク51を前進させて上部ターンテーブル13のワー
ク載置台21上にワーク22を載せればよい、熱処理加
工を終えたワーク22の抽出は、所望のターンテーブル
と対応する位置に取出し開口26を位置させた後、ベス
チブル扉手段44を上昇させてベスチブル開口43を開
き、シールブロック部材62がベスチブル42の前面に
当接するように可動基板55を前進させ、以下上述した
と同様な順序でフォーク51を前進させ、ワーク載置台
21内にフォーク51を差し込み、僅かに上昇させてワ
ーク22をワーク載置台21から持ち上げた後、フォー
ク51を後退させていけばよい。
なお、上述実施例では、主扉手段25とシリンダ36に
より主扉手段z5およびガイドレール57を支持する支
持フレームを独立的に上下動させているが、支持フレー
ムを主扉手段25に支持させるようにしてもよく、主扉
手段25と支持フレームとで全体の重量は増加するが、
図示するようにカウンターウェイト35を設けることに
より、1つのシリンダでかつ僅かな力で上下動させるこ
とができる。
より主扉手段z5およびガイドレール57を支持する支
持フレームを独立的に上下動させているが、支持フレー
ムを主扉手段25に支持させるようにしてもよく、主扉
手段25と支持フレームとで全体の重量は増加するが、
図示するようにカウンターウェイト35を設けることに
より、1つのシリンダでかつ僅かな力で上下動させるこ
とができる。
また上述実施例においては、ベスチブル42を設けてい
るが、炉内のガスが多少流失しても差支えがない場合に
は、ベスチブル42を設けずシールブロック部材62を
直接主扉手段25の取出し開口26の部分を覆うように
当接させるようにしてもよいことは勿論である。この場
合、フォーク51を副扉手段38と僅かな間隙をおいて
位置させた後に、副扉手段38の開閉を行なうようにす
れば、ガス流失を最小限に抑えることができるであろう
。
るが、炉内のガスが多少流失しても差支えがない場合に
は、ベスチブル42を設けずシールブロック部材62を
直接主扉手段25の取出し開口26の部分を覆うように
当接させるようにしてもよいことは勿論である。この場
合、フォーク51を副扉手段38と僅かな間隙をおいて
位置させた後に、副扉手段38の開閉を行なうようにす
れば、ガス流失を最小限に抑えることができるであろう
。
以上のようにこの発明の加熱炉装置は、炉壁の開口部を
覆う主扉手段にはワークの挿入抽出可能な開口面積を有
する主扉手段に設けられた副開口部が設けられ、この副
開口部は副扉手段によって開閉自在になっており、ワー
クの挿入抽出を行なう搬送部材は副開口部を覆う前面を
有しこの前面から突出可能に支持部材に支持されており
、支持部材の前面にはシール部材が設けられている。し
たがって、外気に連通ずる開口は開口面積の小さい副開
口部のみであり、ワークの挿入抽出による炉内雰囲気の
変化を極力押さえることができ、更に搬送部材によって
ワークを炉内に入れて所定のワーク載置台に載せた後再
び炉外に搬送部材を運びだすまでの間は、支持部材のシ
ール部材によって副開口部は遮蔽されているので、炉内
のガスの流失を最小限に抑えることができる。
覆う主扉手段にはワークの挿入抽出可能な開口面積を有
する主扉手段に設けられた副開口部が設けられ、この副
開口部は副扉手段によって開閉自在になっており、ワー
クの挿入抽出を行なう搬送部材は副開口部を覆う前面を
有しこの前面から突出可能に支持部材に支持されており
、支持部材の前面にはシール部材が設けられている。し
たがって、外気に連通ずる開口は開口面積の小さい副開
口部のみであり、ワークの挿入抽出による炉内雰囲気の
変化を極力押さえることができ、更に搬送部材によって
ワークを炉内に入れて所定のワーク載置台に載せた後再
び炉外に搬送部材を運びだすまでの間は、支持部材のシ
ール部材によって副開口部は遮蔽されているので、炉内
のガスの流失を最小限に抑えることができる。
この発明はまた、主扉手段に副開口部の前面にワークの
挿入抽出用の開口を備えたベスチブルを設け、このベス
チブルにも開閉可能な扉手段を設け、支持部材をベスチ
ブル開口に当接するようにしているので、ワークを一旦
ベスチブル内に位置させた後、ベスチブル内を気密にし
た後、副扉手段を開けるようにもできるので、炉内雰囲
気の保持および外気との接触を更に防止することができ
る。
挿入抽出用の開口を備えたベスチブルを設け、このベス
チブルにも開閉可能な扉手段を設け、支持部材をベスチ
ブル開口に当接するようにしているので、ワークを一旦
ベスチブル内に位置させた後、ベスチブル内を気密にし
た後、副扉手段を開けるようにもできるので、炉内雰囲
気の保持および外気との接触を更に防止することができ
る。
第1図はこの発明の一実施例の要部を一部切り欠いて示
す側面図、第2図はその加熱炉の部分を取り除いて示す
正面図である。 図面において、11は加熱炉本体、13は上部ターンテ
ーブル、15は下部ターンテーブル、21はワーク載置
台、22はワーク、24は開口部、25は主扉手段、2
6は取出し開口、38は副扉手段、42はベスチブル、
43はベスチブル関ロ、44はベスチブル扉手段、51
はフォーク、52は支持棒部材、53は可動部材、55
は可動基板、57はガイドレール、58はガイド部材、
62はシールブロック部材、63は磁石、64はバッキ
ングである。
す側面図、第2図はその加熱炉の部分を取り除いて示す
正面図である。 図面において、11は加熱炉本体、13は上部ターンテ
ーブル、15は下部ターンテーブル、21はワーク載置
台、22はワーク、24は開口部、25は主扉手段、2
6は取出し開口、38は副扉手段、42はベスチブル、
43はベスチブル関ロ、44はベスチブル扉手段、51
はフォーク、52は支持棒部材、53は可動部材、55
は可動基板、57はガイドレール、58はガイド部材、
62はシールブロック部材、63は磁石、64はバッキ
ングである。
Claims (3)
- (1)その軸方向が直立した円筒状の炉室内に、水平方
向に回転可能に複数のターンテーブルが同軸状に配置さ
れ、炉壁には各前記ターンテーブルへのワークの挿入抽
出可能な開口部を有する加熱炉装置において、前記炉壁
に取付けられ、上下方向に移動することにより前記開口
部を開閉可能に覆う主扉手段と、1つの前記ターンテー
ブルへのワークの挿入抽出可能な開口面積を有する前記
主扉手段に設けられた副開口部と、前記副開口部を開閉
可能に覆うように前記主扉手段に取付けられた副扉手段
と、前記ワークの挿入抽出を行なう搬送部材と、前記副
開口部を覆う前面を有しこの前面から前記搬送部材を突
出可能に支持し、上下方向および前記副開口部から離脱
する方向に移動可能に支持された支持部材と、前記支持
部材の前記前面に設けられたシール部材とを有すること
を特徴とする加熱炉装置。 - (2)前記主扉手段には、前記副開口部を覆うようにベ
スチブルを有し、このベスチブルの前面には前記ワーク
の挿入抽出可能な開口面積を有するベスチブル開口とこ
のベスチブル開口を開閉可能に覆うベスチブル扉手段と
を有し、前記支持部材は前記ベスチブル開口と当接する
ようになっていることを特徴とする請求項1に記載の加
熱炉装置。 - (3)前記シール部材は耐熱製のシール材と前記副開口
部あるいは前記ベスチブル開口の周囲の金属部材に吸着
する磁石部材とで構成されていることを特徴とする請求
項1あるいは2に記載の加熱炉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17265589A JPH0339413A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 加熱炉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17265589A JPH0339413A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 加熱炉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0339413A true JPH0339413A (ja) | 1991-02-20 |
Family
ID=15945925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17265589A Pending JPH0339413A (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 加熱炉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0339413A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030017390A (ko) * | 2001-08-23 | 2003-03-03 | 김홍원 | 우산 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP17265589A patent/JPH0339413A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030017390A (ko) * | 2001-08-23 | 2003-03-03 | 김홍원 | 우산 |
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