JPH0339306Y2 - - Google Patents

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JPH0339306Y2
JPH0339306Y2 JP1986180661U JP18066186U JPH0339306Y2 JP H0339306 Y2 JPH0339306 Y2 JP H0339306Y2 JP 1986180661 U JP1986180661 U JP 1986180661U JP 18066186 U JP18066186 U JP 18066186U JP H0339306 Y2 JPH0339306 Y2 JP H0339306Y2
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JP
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lamp
vehicle
pivot
headlamp
vehicle body
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主としてヘツドランプの灯体を上下
左右方向に自由に変更させ、かつその照射姿勢を
維持してヘツドランプの照射光軸を自由に調節す
ることのできる自動車等の車両用灯具取付構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
元来、自動車等の車両(以下「車両」という。)
のヘツドランプは、夜間その進行方向を照射して
安全運転に寄与するものであるが、これを道路作
業等の現場に向けて照射し、所謂作業灯として使
用することもあつた。
例えば、第6図に示すように所謂バギー車等に
用いられるヘツドランプ51は、車両の車体B上
に突出して取り付けられた構造に成つており、こ
れを作業灯として使用する場合には、ヘツドラン
プ51を車体Bから外して使用したり、又はこの
ヘツドランプ51がその下部でブラケツト52を
介してボルト・ナツト53で緊締固定する構成の
ものにあつては、このボルト・ナツト53を緊緩
することにより、ヘツドランプ51の向きを変
え、その照射角度を自由に変更させて使用してい
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記構成によれば、ヘツドランプが車
体側に組込まれる構成のものにあつては、その照
射角度が固定されているため、上下左右の任意方
向に照射することができず、また、車体B上にお
いて着脱可能に取り付けられたヘツドランプ51
にあつては、固定用のボルト・ナツト53の取り
外しも手間の掛かるものであつた。しかも、着脱
後の処理が不完全な場合には走行中の振動によ
り、ボルト・ナツト53が弛緩し、ヘツドランプ
51の照射光軸方向に狂いが生じ、所定方向への
照射を維持することができず、大変危険であると
いう問題があつた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので
あり、車両用灯具が上下左右に容易に回動すると
共に、その車両用灯具を確実かつ容易に固定し、
所定方向への照射姿勢を維持することができる車
両用灯具取付構造を提供することを目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係る車両
用灯具取付構造は、車体上において、灯体を上下
左右に回動自在に支持する支持部材と、該支持部
材の側方にあつて灯体を所定姿勢に固定する固定
部材とから成る灯具取付構造であり、上記支持部
材は、車体側に植立したピボツトと、灯体底面に
固定したピボツトホルダーとを嵌合連結して構成
したものであり、上記固定部材は、下端部に弾性
部材を介して車体側に植設された固定桿であり、
灯体を回動させる際に、該固定桿の弾性部材部分
で屈曲させて灯体後面に設けたストツパーに脱着
させ得るように構成することを要旨とするもので
ある。
〔作用〕
上記構成によれば、ストツパーから固定桿を外
せば、灯体を上下又は左右方向へ回動させてヘツ
ドランプの照射光軸を所望方向へ変更し、かつそ
の照射方向を維持して該方向を照射照明すること
ができる。
更に、灯体の外側に設けたストツパーで固定桿
を挟持すれば、該灯体を所定姿勢に保持し、走行
時におけるヘツドランプの照射光軸を確実に固定
することができ、車両の走行中においても固定姿
勢が乱れることはない。
〔実施例〕
以下、本考案に係る車両用灯具取付構造の一実
施例を図面に従つて説明する。
第1図乃至第3図は、本考案に係る車両用灯具
取付構造の第一の実施例を示すものである。
図面において、1は、ヘツドランプの灯室1a
を形成する灯体であり、灯室1a内には光源1b
を収容し、前部開口部にレンズ1cを密着して成
るものである。2は、この灯体1を上下左右方向
へ回動自在に支持する支持部材であり、本実施例
においては、車体A上で軸部2aを固定し得るよ
うに植立したピボツトであり、3は、灯体1の下
面に設け、上記ピボツト2を滑動自在に把持する
ピボツトホルダーである。
ピボツトホルダー3は、灯体1の下面に固定さ
れた状態でその下面部に前後方向に向くスリツト
状の軸案内溝3aを形成して成り、該軸案内溝3
a内に挿通されたピボツト2の軸部2aに規制さ
れて灯体1が上下方向に回動し得るようになつて
いる。またこの状態、即ち軸部2aが軸案内溝3
a内のどの位置にあつても灯体1を左右方向へ
360度回動させることができるようになつている。
灯体1の上下方向の回動角度は上記軸案内溝3a
の前後方向への切欠長さにより決定される。
ピボツト2の軸部2aは、車体Aに植立させた
その下端部にボルト4に螺着することにより上方
への抜け止めをする共に、ピボツトホルダー3の
下面と車体Aの間に介装したコイルバネ等の弾性
部材5の弾性力により立設姿勢を維持し、灯体1
を弾力的に支持することができるように構成す
る。
6は、灯体1の背面又は側面において、車体A
側に揺動自在に植立した固定桿7を嵌脱自在に挟
持するストツパーである。固定桿7は、下端部に
装着したゴム管又はコイルバネ等の弾性部材8を
介して車体A側へ植立固設して成るものである。
ストツパー6は、この固定桿7を挟持するもの
で、バネ性を有する部材からなるものである。な
お、固定桿7により灯体1を固定する手段は、こ
の固定桿7を挟持するという構成に限定されず、
例えば、強力な磁石を用いて吸着すること等の適
宜手段を用いることができる。
このストツパー6に固定桿7を挟持させれば、
通常のヘツドランプとしての使用姿勢を保持し得
るものであり、作業灯としての使用をする場合に
は固定桿7をストツパー6から離脱させ、車体A
に対する固定を解除すればよい。
第4図a及びbは、本考案に係る車両用灯具取
付構造を用いた灯具の回動状態を示すものであ
る。
第4図aは、灯体1を左右方向へ回動させる状
態を示すものであり、この状態では灯体1は、ピ
ボツトホルダー3及びピボツト2の軸部2aの軸
方向を中心として360度の範囲で回動が可能であ
り、かつピボツトホルダー3の下面と車体Aの間
に介装した弾性部材5の弾性力により回動後の灯
体1の照射姿勢を確実に維持することができる。
また、第4図bは、灯体1を上下方向に回動さ
せる状態を示すものであり、この状態では最大限
前方斜下方から上方まで約180度程度の回動が可
能であり、かつピボツトホルダー3の下面と車体
Aの間に介装した弾性部材5の弾性力により回動
後の灯体1の照射姿勢を確実に維持することがで
きる。その回動範囲は、上下軸案内溝3aの切欠
長さにより増減することができる。更に、両者の
回動方向を組合わせて任意方向へ車両用灯具の照
射光軸を変更することが可能である。
第5図は、支持部材2の車体A側に構成した第
二の実施例を示すものである。
即ち、灯体1の底面にピボツト2の軸部2aを
固着等により垂設し、ピボツト2を車体A側に取
付けたピボツトホルダー3により把持し、軸部2
aにコイルバネ等の弾性力を有する弾性部材5を
介装したものである。
なお、本実施例では、ヘツドランプに関する取
付構造を示したが、車両用灯具であれば、フオグ
ランプ、スプツトランプ等の取付構造に応用し、
更に、車両用灯具以外の照明装置、例えば屋外又
は室内照明装置に転用することもできる。
〔考案の効果〕
本考案に係る車両用灯具取付構造は、以上のよ
うに構成したので、簡単な構造で、車両用灯具の
照射光軸の方向を自由に変更させることができ、
所望の作業場を容易に照射することができる。
また、車体上に植立した固定桿をストツパーで
挟持することによりヘツドランプの使用姿勢を固
定し、走行中の振動によつても照射方向の狂いを
生じない等、本考案実施後の実用的効果は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車両用灯具取付構造の第
一の実施例の実施例を示す分解斜視図、第2図は
同じく部分縦断面図、第3図は同じく部分横断面
図、第4図は本考案に係る車両用灯具取付構造を
用いた灯具の回動状態を示すものであり、aは灯
体を左右方向へ回動させる状態を示す平面図、b
は灯体を上下方向へ回動させる状態を示す側面
図、第5図は本考案の第二の実施例を示す側面
図、第6図は従来の車両用灯具の取付構造の一例
を示す側面図である。 1……灯体、2……ピボツト、3……ピボツト
ホルダー、6……ストツパー、7……固定桿。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体上において、灯体を上下左右に回動自在に
    支持する支持部材と、該支持部材の側方にあつて
    灯体を所定姿勢に固定する固定部材とから成る灯
    具取付構造であり、 上記支持部材は、車体側に植立したピボツト
    と、灯体底面に固定したピボツトホルダーとを嵌
    合連結して構成したものであり、 上記固定部材は、下端部に弾性部材を介して車
    体側に植設された固定桿であり、灯体を回動させ
    る際に、該固定桿の弾性部材部分で屈曲させて灯
    体後面に設けたストツパーに脱着させ得るように
    構成したものであることを特徴とする 車両用灯具取付構造。
JP1986180661U 1986-11-25 1986-11-25 Expired JPH0339306Y2 (ja)

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JP1986180661U JPH0339306Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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JPS6385541U JPS6385541U (ja) 1988-06-04
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JPS4411909Y1 (ja) * 1965-02-25 1969-05-17

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JPS4411909Y1 (ja) * 1965-02-25 1969-05-17

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JPS6385541U (ja) 1988-06-04

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