JPH0339303Y2 - - Google Patents

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JPH0339303Y2
JPH0339303Y2 JP1986006502U JP650286U JPH0339303Y2 JP H0339303 Y2 JPH0339303 Y2 JP H0339303Y2 JP 1986006502 U JP1986006502 U JP 1986006502U JP 650286 U JP650286 U JP 650286U JP H0339303 Y2 JPH0339303 Y2 JP H0339303Y2
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JP
Japan
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seat cushion
seat
rotating
frame
cushion
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JP1986006502U
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JPS62118739U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、シートクツシヨンを側部方向に回動
できる車両用シートに関する。
《従来の技術》 第9図は従来の車両用シートの一例を示す概略
斜視図である。
この車両用シートはシートクツシヨン1と、シ
ートクツシヨン1の後部に所定角度で保持された
シートバツク2とを有している。
シートクツシヨン1は左右に2分割され、それ
ぞれ左シートクツシヨン3、右シートクツシヨン
4を形成している。左シートクツシヨン3はシー
トフレームに固定されている。一方、右シートク
ツシヨン4はシートクツシヨン1の略中央部でシ
ートフレームに回動自在に取付けられるとともに
所定角度に保持されるようになつている。
この車両用シートでは例えば第10図に示すよ
うに右シートクツシヨン4が回動され、これが所
定角度に達すると右シートクツシヨン4はその位
置に保持される。そして、この状態で左シートク
ツシヨン4を着座部とし、また、右シートクツシ
ヨン4を背もたれとして休息等に利用される。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、このような車両用シートではシ
ートクツシヨンを休息等に利用するとき、頭部の
支えとなる部分がなく、充分快適な休息が得られ
ない可能性があつた。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたものでシ
ートクツシヨンの一部を背もたれとして使用でき
るとともにシートクツシヨンによつて着座者の頭
部を自在な角度で支えられる車両用シート提供す
ることを目的とする。
《問題点を解決するための手段》 本考案は上記目的を達成するため、略長方形状
に形成されたシートフレームと、このシートフレ
ームの一端側に保持された固定シートクツシヨン
と、この固定シートクツシヨンに空間部を隔てて
シートフレーム面に配設され、かつ、前記固定シ
ートクツシヨン近傍の前記シートフレームに回動
自在に取付けられた第1の回動シートクツシヨン
と、この第1の回動シートクツシヨンに回動自在
に取付けられ、かつ、回動先端が前記空間部を略
埋めるように形成された第2の回動シートクツシ
ヨンとを備えたことを特徴とする。
《作用》 シートクツシヨンを利用して休息を行なうと
き、第1の回動シートクツシヨンをシートフレー
ムに対して回動し、これが所定角度を形成するよ
うになつたら回動が停止されこの状態に回動シー
トクツシヨンが保持される。次に、第2の回動シ
ートクツシヨンが第1の回動シートクツシヨンに
対して所定の角度に達するまで回動され、この状
態に達したら、第2の回動シートクツシヨンは保
持される。そして、第1の回動シートクツシヨン
が背もたれに、また、第2の回動シートクツシヨ
ンが頭部の支えに利用される。
《実施例》 第1図は本考案の一実施例の車両用シートを示
す概略斜視図である。
この車両用シートは、略長方形状のシートクツ
シヨン11と、シートクツシヨン11の後部に所
定角度で保持されたシートバツク12とを備えて
いる。
シートクツシヨン11は略長方形状に枠組みさ
れたシートフレーム13を有している。シートフ
レーム13の左側には固定シートクツシヨン14
が設けられている。固定シートクツシヨン14に
空間部15を隔ててシートフレーム13面部に略
四角形状の第1の回動シートクツシヨン16が配
設されている。この第1の回動シートクツシヨン
16は固定シートクツシヨン14の右側にラチエ
ツト機構17(第6図参照)を介して取付けられ
ている。第1の回動シートクツシヨン16の前・
後側部をはさみつけるようにして略コ字状の第2
の回動シートクツシヨン18が備えられている。
第2の回動シートクツシヨン18を構成する足に
は回動手段19(第5図参照)が備えられてい
る。第2の回動シートクツシヨン18は回動手段
19を中心にして回動するようになつており回動
先端20が空間部15を埋めるように略枕状の形
状を成している。
第1の回動シートクツシヨン16は第6図に示
すように略コ字状のフレーム21と、フレーム2
1を覆うパツド、シートカバー(不図示)で構成
され、フレーム21の2本の足の先端は管22と
してパツド、シートカバーから露出している。2
本のは管22には固定シートクツシヨン14の左
端部に設けられた第7図、第8図に示すようなラ
チエツトギヤ23が差込まれるようになつてい
る。ラチエツトギヤ23は、管22に差込まれ、
他端にラチエツト24を設けた第1の金具25
と、ラチエツト24にかみ合う爪片26及び爪片
26を押圧するスプリング27を保持する第2の
金具28とを有し、第2の金具28はボルト2
9、ナツト30によつてシートフレーム13に取
付けられるようになつている。
前記フレーム21の2本の足の中央には、第6
図に示すように、それぞれヒンジブラケツト3
1,32が備えられている。ヒンジブラケツト3
1には穴33と、穴33を中心とした円弧状の長
穴36が形成されている。また、ヒンジブラケツ
ト32には穴35と、穴35を中心とした円弧状
の長穴36が形成されている。
ヒンジブラケツト31の穴33及び長穴34の
それぞれに対応して第2の回動シートクツシヨン
18を構成する一方の足には内側にヒンジピン3
7とガイドピン187が突出されている。また他
方の足にはヒンジブラケツト32の穴35及び長
穴36に対応して足部を貫通する穴38,39が
設けられている。そして、一方の穴38からヒン
ジブラケツト32の穴35に挿通されるボルト4
0および前記ヒンジピン37を中心として第2の
回動シートクツシヨン18が回動自在に枢支され
る。なおボルト40は図示しないナツトなどによ
りヒンジブラケツト32に係止される。また、他
方の穴39からヒンジブラケツト32の長穴36
に挿通されるガイド用ボルト41および前記ガイ
ドピン187によつて、前記第2の回動シートク
ツシヨン18の回動角が規制されるようになつて
いる。
以上のように構成された車両用シートは通常第
1図に示すように第1の回動シートクツシヨン1
6、第2の可動シートクツシヨン18が固定シー
トクツシヨン14に対して略平板状になるよう配
置される。そして、この状態で固定シートクツシ
ヨン14、第1の可動シートクツシヨン16、第
2の回動シートクツシヨン18が着座部とされる
とともに、シートバツク12が背もたれ等に使用
される。
そして、シートクツシヨン11を利用して休息
するような場合、第2の回動シートクツシヨン1
8を伴ないながら、第1の回動シートクツシヨン
16がラチエツト機構17を中心にして上方に回
動される。所定位置に達すると、ラチエツト24
と爪片26との噛合わせにより第2図に示すよう
に第1の回動シートクツシヨン16が任意の傾斜
角に保持される。
次に、第2の回動シートクツシヨン18は第3
図に示すように、時計方向回りに回動されて前記
回動手段のボルト41およびガイドピン87がそ
れぞれ長穴36,34の一端に達したときにその
回動が規制されて保持される。
そして、第4図に示すように第1の回動シート
クツシヨン16が背もたれとして使用されるとと
もに、第2の回動シートクツシヨン18が頭部の
支えとして使用されるのである。なお、前記シー
トフレーム13をパツド又は表皮材で装うとシー
トクツシヨン11との一体感が増し見栄えを向上
できる。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案によれば、固定シ
ートクツシヨンに対して回動自在な第1の回動シ
ートクツシヨンを配設しており、これを背もたれ
として使用でき、又、第1の回動シートクツシヨ
ンに回動自在に取付け、かつ、回動先端が、固定
シートクツシヨンと第1の回動シートクツシヨン
との間のすきまを埋めるように形成した第2の回
動シートクツシヨンを備えているので、着座者の
頭部を自在な角度で支えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の車両用シートを示
す概略斜視図、第2図は同車両用シートの動作例
を示す概略斜視図、第3図は同車両用シートの動
作例を示す概略斜視図、第4図は同車両用シート
の使用例を示す概略断面図、第5図は同車両用シ
ートのシートクツシヨンを示す概略分解斜視図、
第6図は同車両用シートの第1の回動シートクツ
シヨンのフレームを示す概略分解斜視図、第7図
は同車両用シートのラチエツト機構を示す概略斜
視図、第8図は同ラチエツト機構の作動を示す動
作説明図、第9図は従来の車両用シートの一例を
示す概略斜視図、第10図は同車両用シートの使
用例を示す概略正面図である。 13……シートフレーム、14……固定シート
クツシヨン、15……空間部、16……第1の回
動シートクツシヨン、18……第2の回動シート
クツシヨン、19……回動手段、20……回動先
端、23……ラチエツト機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略長方形状に形成されたシートフレームと、こ
    のシートフレームの一端側に保持された固定シー
    トクツシヨンと、この固定シートクツシヨンに空
    間部を隔ててシートフレーム面に配設され、か
    つ、前記固定シートクツシヨン近傍の前記シート
    フレームに回動自在に取付けられた第1の回動シ
    ートクツシヨンと、この第1の回動シートクツシ
    ヨンに回動自在に取付けられ、かつ、回動先端が
    前記空間部を略埋めるように形成された第2の回
    動シートクツシヨンとを備えたことを特徴とする
    車両用シート。
JP1986006502U 1986-01-22 1986-01-22 Expired JPH0339303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986006502U JPH0339303Y2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986006502U JPH0339303Y2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22

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Publication Number Publication Date
JPS62118739U JPS62118739U (ja) 1987-07-28
JPH0339303Y2 true JPH0339303Y2 (ja) 1991-08-19

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