JPH0339096Y2 - - Google Patents

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JPH0339096Y2
JPH0339096Y2 JP13644185U JP13644185U JPH0339096Y2 JP H0339096 Y2 JPH0339096 Y2 JP H0339096Y2 JP 13644185 U JP13644185 U JP 13644185U JP 13644185 U JP13644185 U JP 13644185U JP H0339096 Y2 JPH0339096 Y2 JP H0339096Y2
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  • Display Racks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、百貨店等における商品展示若しくは
博物館等における貴重品展示において用いられ、
略全面が透明ガラスで構成される陳列ケースの改
良に係わり、盗難に対して高い安全性を発揮する
とともに破損時の維持補修が容易な陳列ケースに
関する。
ロ 従来の技術 従来の陳列ケースにおいては、上面のガラス製
天板は、一般的に枠組上面に上方から単にはめこ
んだだけで、簡単に持ち上がり盗難防備に対して
問題があり、該ガラス製天板と枠組上面とをフエ
ルト地等を介して両面接着することが提案された
が、天板破損時の取り替えに不便であつた。この
為、昭和43年実用新案出願公告第19210号にて開
示される如く、各型材を固着して枠組を組み立て
する際に断面コ字形型材内にあらかじめガラス製
天板を差し込んで、該型材を螺着等して枠組に組
み込んでしまつて盗難防止に役立つ陳列ケースが
提供されるが、この陳列ケースにおいてもガラス
製天板の破損時にその取り替えが困難若しくは手
間がかかり、又、枠組形成とガラス板装着とをき
りはなして処理できず製造工程が煩雑となり、コ
スト増につながるものであつた。
ハ 考案が解決しようとする問題点 本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、上面のガラス製天板を枠組にネジ等の
止着手段を用いずに内方から容易に且つ確実に固
定でき、盗難に対して高い安全性を発揮するする
とともに破損時取り替え容易で、製造時において
も枠組形成とガラス板装着とを分離して効率的に
作業が行える陳列ケースを提供する点にある。
ニ 問題点を解決する為の手段 本考案は、前述の問題解決の為に、陳列ケース
上面のガラス製天板と枠組との固定において、内
高さが該天板厚みよりわずかに大きい断面コ字形
の縁部材を天板側縁に外嵌し、枠組に上方から載
置したこのガラス製天板を、同じく断面コ字形の
クリツプを用いて、該クリツプの上方を縁部材の
下板と天板との間に内側から挿入し且つ下片で枠
組周縁下面に係合させることにより、位置規制を
行わしめて、陳列ケースを構成した。
ホ 実施例 次に添付図面に示した実施例に基づきさらに本
考案の詳細を説明する。
第1図は本考案に係わる陳列ケースの実施例外
観図であり、Aは上部ケース、Bは台脚兼下部収
納部、Cは幅木部分を示している。上部ケースA
は、例えばジユラルミン製の各種型材の端部同志
を固着して箱形の枠組A′を形成し、該枠組A′の
各面に、例えば底面に木質系の底板1を、前面、
側面及び上面に透明ガラス製の前板2、側板3,
3及び天板4を、後面に透明若しくは不透明ガラ
ス製の二枚組引違い扉5,5等のガラス板をそれ
ぞれ組み込んで構成したもので、該枠組A′を構
成する型材として、図上6は上前枠、7は上側
枠、8は下受け枠、9は上後枠、10は下後枠、
11は前立上り枠、12は後立上り枠、13は補
助支柱をそれぞれ示している。ここで、これらの
型材について説明すると、上前枠6は、第2図に
示す如く、上部ケースの上部前縁を形成する断面
倒L字形基材の後縁から後方に天板4の前縁下面
を支持する断面L字形の受け部14を連成し且つ
該基材前面の垂下片内面に前板2上縁の上方への
位置規制用の当止縁15を折曲形成したもので、
該前板2の下端を底板1前縁切欠きと下受け枠8
とで形成される凹溝16に落とし込んで、上端を
前記垂下片内面に当接させた後に、前記受け部1
4適所とビス止めなどにより断面略コ字形遮光板
17内に下設した照明器具18を取付けたもので
ある。下受け枠8は、第2図及び第4図に示す如
く、枠組A′底面の前辺及び両側辺に用いる断面
L字形の型材で、断面方向の両縁部に折返しを設
け断面強度を高めるとともに内向片適所に底板1
のネジ止め固定用の孔を設けている。前立上り枠
11は、枠組A′の前面の両側辺に用い、第3図
に示す如く、断面L字形表面材19の両側縁を内
側へ所定長さ折返した後に略直角内方への折曲突
縁20,20を形成し、該折曲突縁20,20と
前記表面材19とで挟まれる空間に木質若しくは
樹脂系の内装材21を保持したもので、別部品で
ある略L形押え片22を内方から前記内装材21
にネジ止め緊定することにより該押え片22両端
縁と前記表面材19両側の折返し部内面との間に
前板2又は側板3の端部を挟持して固定するもの
である。上後枠9及び下後枠10は、枠組A′後
面の上・下辺に用い、第2図の如く、二枚組の引
違い扉5,5をスライド可能に保持する為に二条
の嵌合凹溝を対向形成し且つそれぞれ内方へ天板
4又は底板1の後端縁を載支しうる受け部14′,
23を延設した型材である。後立上り枠12は、
枠組A′後面の両側辺として前記上後枠9、下後
枠10の両端間に立設するもので、第3図に示す
如く、外面材24と内面材25との二つの型材か
らなり、外面材は断面L字形の両側縁を内側にそ
れぞれ所定長さ分だけ折返し且つその先端をさら
に略直角内方へ向かう折曲縁26,26′となし
たものを枠組A′の一構成部材としてあらかじめ
固着しておくものであり、内面材25は断面略L
字形の一側縁にさらに断面倒L字形折曲縁27を
連成し且つ他側外面に引違い扉5,5端部の収容
凹部を構成する段部28を屈曲形成したもので、
前記外面材24の折返し部29内面に側板3端部
を当接して配置した後に内面材25を該外面材2
4の内側からビス止め等して断面を略矩形状とな
すもので、該内面材の倒L字形折曲縁27と外面
材24の側端部とで側板3端部を緩嵌する保持溝
30を形成するものである。又、前記収容凹部内
には引違い扉5,5当止用のゴム質等の緩衝材3
1が設けられている。補助支柱13は、上部ケー
スA後部内面の長手方向略中央上下に前面を両側
後立上り枠12,12の内面材前面と同一平面上
に位置させて立設するもので、下端を底板1上に
ネジ止め等した鞘管形式の受け金具32内に挿入
固定し、上端を上後枠9の受け部14′下面に当
接させてビス止めにより固定している。又、この
補助支柱13前面には後立上り枠12の内面材前
面とともに上部ケースA内に段設する陳列棚を支
持する棚受けブラケツト(図示せず)を係止固定
する為に前方開口の多数の係止孔33,…を隔設
している。そして、天板4と枠組A′との固定を
行う本考案を適用した部分である上側枠7は、天
板4の長手方向両側に位置し上前枠6と上後枠9
とともに枠組A′上面を構成するもので、第4図
に示す如く、断面形状を前述上前枠6と略同一の
型材で構成して、該上前枠6と同様に受け部1
4″及び垂下片34内面に当止縁15′を有し、側
板3を第2図の前板2と同様に下端を凹溝16′
内に落とし込んで上端を該垂下片34内面に当接
させた後に角管等の中空杆体35を受け部14″
下面に所定間隙36を設けてビス止め等により下
設固定して側板3上端部の押え部材の役割と同時
に内部を前記照明器具18への配線コード37の
収納場所として利用してなるものである。この上
側枠7の受け部14″に載置する天板4の側端縁
略全長には、該天板4厚みよりわずかに大きい内
高さ、望ましくは後述のクリツプ38の板厚分だ
け大きい内高さに形成した断面コ字形の縁部材3
9を外嵌しておく。クリツプ38は、内高さが前
記縁部材39の下板の厚み及び上側枠7の受け部
14″厚みの和と略同一の断面コ字形の部材であ
り、本クリツプ38を用いて上部ケースA内方か
ら該クリツプ38の上片を天板4下面と縁部材3
9の下板との間に挿入し且つクリツプ38下片を
上側枠7の受け部14″下面に当接させて嵌着す
ることにより、天板4端部を縁部材39上板下面
とクリツプ38上片とで密に挟持するとともにク
リツプ38の上片と下片とで縁部材39下板及び
上側枠7内周縁である受け部14″を密に重着し
て、天板4を枠組A′の上面を構成する上側枠7
に固定するものである。ここで、前記した間隙3
6はクリツプ38下片の厚みより大きい高さを有
していればよいが、クリツプ38下片をその材質
的弾性範囲内で圧入しうる高さに設定すればクリ
ツプ38並びに中空杆体35の取付け強度の向上
が期待できる。さらに、クリツプ38を例えば薄
板バネ材若しくは金属薄板で上・下片先端間をや
やせばめて形成して、嵌着した際に弾性挟持状態
となるようになせば、高い保持力を示す。又、上
側枠7の受け部14″上面に例えばフエルト40
等を敷設しておき、クリツプ38嵌着の際に縁部
材39と受け部14″との間に挟装させれば、さ
らに密着した固定状態となしうる。第5図に示す
のは本考案に係わる実施例の他の態様であり、ク
リツプ38′の下片の嵌着位置を第4図の上側枠
7の受け部14″下面に設定するのではなく上側
枠7′の内周下面に固定した中空杆体35の下面
となるように内高さをさらに大きく設定したもの
である。この場合においては中空杆体35は上側
枠7′の受け部14″下面に何ら間隙も設けずに密
着して固定しておけばよい。又、本図例の陳列ケ
ースは上部ケースAの下に台脚兼下部収納部Bを
設け、商品等を予備的に収納したり錠付にすれば
夜間の貴重品保管にも使用できるようになしてい
る。さらに、幅木部分Cには、着脱自在式となし
た電気関係ユニツト41を装着している。即ち、
第6図に示す如く、店員側である幅木部分C後面
適所を切欠開口42し、該切欠開口42の開口縁
とネジ若しくはビス止めしうる固定片43,43
を設けた収納ボツクス44を幅木部分C内部空間
に内挿して固定し、安定器45等の電気関係装置
を装着した底板付カバー46を該収納ボツクス4
4に内嵌してネジ若しくはビス等で取付けたもの
で、該カバー46には通気孔47及び導電用のコ
ンセント48をもうけている。この安定器45等
からの配線コード37は第2図に示す如く台脚兼
下部収納部B内を通過して、第3図及び第4図に
示す如く、後立上り枠12の内部を上昇し、該後
立り枠12と連通させた中空杆体35内を通つて
照明器具18まで導いている。
ヘ 考案の効果 本考案の陳列ケースによれば、陳列ケース上面
のガラス製天板と枠組との固定において、内高さ
が該天板厚みよりわずかに大きい断面コ字形の縁
部材を天板側縁に外嵌し、枠組に上方から載置し
たこの天板を、同じく断面コ字形のクリツプを用
いて、該クリツプの上片を縁部材の下板と天板と
の間に内側から挿入し且つ下片で枠組内周縁下面
に位置するように嵌着して、位置規制を行わしめ
ているので、上面のガラス製天板を枠組にネジ等
の止着手段を用いずに内方から容易に且つ確実に
固定でき、盗難に対して高い安全性を発揮するす
るとともに破損時取り替えも容易で、製造時にお
いても枠組形成とガラス板装着とを同時に行う必
要なく分離して効率的に作業が行えるので製造工
程の単純化が図れ、又、縁部材とクリツプとの組
み合わせだけで構成できる構成なので上述の高い
安全性を要しない場合には容易に天板持ち上げ可
能な従来タイプに変更でき、基本的には一種類の
枠組並びにガラス板等を用意しておけば顧客の要
望に応じて容易に二タイプの陳列ケースを提供で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる陳列ケースの実施例の
外観を示す斜視図、第2図は第1図の中央縦断拡
大断面図、第3図は第1図の上部ケースの横断方
向の部分拡大断面図、第4図は側面の中央縦断方
向拡大断面図、第5図は第4図における天板固定
の他の態様を説明する要部断面図、第6図は第1
図の後面下部における電気関係ユニツトを説明す
る分解斜視図である。 A:上部ケース、A′:枠組、B:台脚兼下部
収納部、C:幅木部分、1:底板、2:前板、
3:側板、4:天板、5:引違い扉、6:上前
枠、7:上側枠、8:下受け枠、9:上後枠、1
0:下後枠、11:前立上り枠、12:後立上り
枠、13:補助支柱、14,14′,14″:受け
部、15,15′:当止縁、16,16′:凹溝、
17:遮光板、18:照明器具、19:表面材、
20:折曲突縁、21:内装材、22:押え片、
23:受け部、24:外面材、25:内面材、2
6,26′:折曲縁、27:倒L字形折曲縁、2
8:段部、29:折返し部、30:保持溝、3
1:緩衝材、32:受け金具、33:係止孔、3
4:垂下片、35:中空杆体、36:間隙、3
7:配線コード、38:クリツプ、39:縁部
材、40:フエルト、41:電気関係ユニツト、
42:切欠開口、43:固定片、44:収納ボツ
クス、45:安定器、46:底板付カバー、4
7:通気孔、48:コンセント。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下、左右、前後の各辺用の型材を連結固着し
    て形成した枠組に、ガラス板等を組み込んでなる
    陳列ケースにおいて、 ガラス製天板の少なくとも両側縁に該天板厚み
    よりわずかに大きい内高さを有する断面コ字形の
    縁部材を外嵌して前記枠組上面に載置し、該縁部
    材の下板と天板下面との間に上片が挿入でき且つ
    下片が該枠組の上面を構成する型材の内周縁下面
    に係合しうる内高さ及び板厚を有する断面コ字形
    クリツプを枠組内方から嵌着して、天板を枠組に
    固定してなる陳列ケース。
JP13644185U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0339096Y2 (ja)

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