JPH0338787B2 - - Google Patents
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- JPH0338787B2 JPH0338787B2 JP56128395A JP12839581A JPH0338787B2 JP H0338787 B2 JPH0338787 B2 JP H0338787B2 JP 56128395 A JP56128395 A JP 56128395A JP 12839581 A JP12839581 A JP 12839581A JP H0338787 B2 JPH0338787 B2 JP H0338787B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/10—Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
- H04L27/14—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/156—Demodulator circuits; Receiver circuits with demodulation using temporal properties of the received signal, e.g. detecting pulse width
- H04L27/1563—Demodulator circuits; Receiver circuits with demodulation using temporal properties of the received signal, e.g. detecting pulse width using transition or level detection
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Description
本発明は、前置帯域通過フイルタとして、スイ
ツチトキヤパシタフイルタ(以下SCFとする)を
用いたFSK復調回路に関する。FSK復調回路は
安価な低速用モデムとして用いられ特にカツプラ
モデムは簡単に利用できる事から広く用いられて
いる。FSK復調回路は低速であり簡単に周波数
分割して全二重通信を2線で可能としているが、
それだけにフイルタの重要度は高い。特にカツプ
ラモデムに於いては、電話器のハンドセツトを通
して送信信号が受信側へ戻つてくるため、これか
ら受信信号を分離するのに高精度のフイルタが要
求される。従来に於いては高価なLCフイルタを
使用したり高次のアクテイブフイルタの実現に高
度な部品選別、調整を余儀なくされ、高価、且つ
大型なものとなつていた。しかし近年オペアン
プ、容量とスイツチング素子で抵抗を置き換えた
IC化フイルタが開発され、スイツチトキヤパシ
タフイルタと呼ばれている。精度はコンデンサの
比とクロツク周波数によつて定まり、容量はIC
のパターン面積、クロツク周波数は水晶発振器に
より高精度化され無調整で高精度高次のフイルタ
を構成する事ができる。尚適用する周波数領域に
対しクロツク周波数の比は通常数十倍で、標本化
される標本化フイルタである。よつてSCFはクロ
ツク周波数により通過帯域が移動する性質があ
り、帯域通過フイルタの周波数を2倍にすれば通
過帯域も2倍に上昇する。 第1図はFSKモデムとして代表的なカツプラ
モデムのFSK信号の流れを現わしたものである。
スピーカ1の送信信号が電話器のハンドセツト3
のスピーカを通し音響信号に変化され、カツプラ
のマイクロホン2によりモデムで受信復調され
る。問題なのはハンドセツトではマイクロホンに
入つた音響信号が自己のスピーカに戻つてくる様
設計されており、通話の時は発声者は自分の声も
耳に入れる事ができるので便利であるが、データ
通信に於いては受信信号と自己の送信信号が混合
されてしまい、帯域通過フイルタにより分離する
事が不可欠となる。受信信号は回線の減衰を受け
低レベルになるのに対し、戻つてくる送信信号は
自己送信レベルと同等で高レベルであつてフイル
タの重要度は非常に大きい。又直結モデムの場合
ハイブリツドトランス等を利用して送信信号の帰
還をキヤンセルする事ができるが、インピーダン
ス不整合等の影響で零にはできない。その他復調
S/N能力向上のためにもフイルタの性能は直接
効いてくる。第2図はFSK信号の周波数分割を
図示したものである。CCITTによる規格等各種
の周波数割り当てがされており、代表的なものと
して点線にCCITT規格、ベル規格を実線で現わ
す。黒丸はCCITT規格、白丸はベル規格のマー
ク又はスペースを現わし、我国で用いられている
CCITT規格によるものは低群のマークが980Hz、
スペースが1180Hz、高群のマークが1650Hz、ス
ペースが1850Hzである。高群と低群を分割する
ために帯域通過フイルタが必要になると共にモデ
ムに予め設定するか、モデムのスイツチ切り換え
で低群送信モードか、高群送信モードに切り換え
相手側のモデムの送信帯域と逆にする必要があ
る。 第3図は従来のFSK復調回路のブロツク図で
ある。マイクロホン4、ハイバスフイルタ5、ア
ンプ6、帯域通過フイルタ7、リミツタ8、復調
回路9より構成される。5は低減にある衝撃、振
動雑音を除去し、復調回路の方式としてはマー
ク、スペースに対応した帯域通過フイルタのレベ
ル差を取る方式、PLLを用いVCO出力を復調出
力として利用する方式、カウンタにより周期を測
定する方式などがある。7の帯域通過フイルタに
関しては前述した様に高群を受信するか、低群を
受信するかで通過帯域を切り換える必要があり、
送信する帯域と逆になる事は言うまでも無い。そ
の為LCフイルタを2系列用意し入出力を切り換
える為非常に高価になる。又アクテイブフイルタ
の定数を切り換える方式もあり第4図にそれを示
す。第4図は2次のRCアクテイブ帯域通過フイ
ルタであつて、6次のフイルタを実現するために
3段カスケードに接続される。抵抗11,12と
トランジスタ13により抵抗を11のみか11と
12の並列値かで切り換える事ができる。14は
ベース抵抗、H/Lは切り換え信号で高域受信で
Hレベルになつて13をオン、低域受信でLレベ
ルとなる。しかしこの切り換え回路は、6次なら
3段分必要であり、又RCアクテイブフイルタの
性質として高精度を得るには、R,Cの選別及び
調整が困難であり長期信頼性、温度特性も劣る。
言い換えればこうした誤差分を見込んで設計する
事になり、急峻なカツトオフ特性を得にくい。 本発明の目的はかかる従来の課題を解決するた
め、FSK復調回路の帯域通過フイルタとして高
精度でIC化可能であり、モデムの低コスト化・
小型化に適するSCFを用い、SCFのクロツク周波
数の選択及びキヤパシタの容量値の選択よりSCF
のフイルタ数を減少させる事にある。又、本発明
の他の目的はSCFのクロツク周波数の選択及びキ
ヤパシタの容量値の選択により、異なる規格が
各々有する高群の周波数帯域と低群の周波数帯域
にも対応できるFSK復調回路の実現を図る事に
ある。 かかる本発明は、 異なる周波数によりデジタル信号を表現した
FSK信号を受けて該異なる周波数を含む帯域の
周波数を通過させる帯域通過フイルタを備え、該
帯域通過フイルタを通過した周波数に基づき前記
デジタル信号を復調するFSK復調回路に於いて、 前記帯域通過フイルタは、供給される制御クロ
ツクにより動作制御されると共に該制御クロツク
の周波数及び内蔵するキヤパシタの容量値を要因
として通過させる周波数帯域が設定されるスイツ
チトキヤパシタフイルタより成り、 且つ全二重通信方式のCCITT規格及びベル規
格によつて各々規定された高群の周波数帯域及び
低群の周波数帯域を前記通過させる周波数帯域と
して前記スイツチトキヤパシタフイルタに選択的
に設定するため、規格の選択信号に応じて選択さ
れた前記CCITT規格もしくはベル規格に対応す
る周波数のクロツクを前記制御クロツクとして選
択的に発生するクロツク発生回路と、 高群の周波数帯域と低群の周波数帯域とを切り
換える選択信号に応じて前記スイツチトキヤパシ
タフイルタの前記キヤパシタの容量値を変化させ
る選択手段とを有することを特徴とする。 以下、図面により本発明の詳細な説明を行な
う。 第5図はSCFを用いた復調回路の基本構成を示
すブロツク図であり、IC化により無調整での高
精度化、信頼性、小型化、低コスト化が図れる。
マイクロホン15、コンデンサ16と抵抗17に
よるハイパスフイルタ、アンプ18を通し受信信
号は帯域通過フイルタであるSCF19に入力され
る。SCFは出力にクロツク周波数が階段状に重畳
されているので抵抗20、コンデンサ21によ
る、ローパスフイルタを通した後バツフア22と
コンデンサ23、抵抗24でSCFのオペアンプの
影響によるオフセツトを除去する。SCFの折り返
し雑音防止フイルタは入力がマイクロホンを通し
た音響信号であり、高域の折り返し領域のエネル
ギーはほとんど存在せず省略できる。25はアン
プ、26はリミツタ、27はコンパレータ、28
は復調回路である。復調回路はコンパレータの出
力である方形波をカウンタでマークかスペースか
周期測定しデジタル信号を得る。カウンタ方式は
ロジツクのみで構成できIC化が非常に容易であ
るが、ノイズレベルの低い入力を必要とする。こ
の欠点は高次SCFの採用により解消される。又ア
ンプを18,25とSCFの前後に分散しているの
は比較的SCFはノイズが大きくレベルの大きい位
置で用いたのと、SCFの入力に、雑音等によりク
リツプ、歪んだ波形を入力しない様できるだけ小
さなレベルで用いたいといつた2つの相反する要
求を満足させる事にある。その他22,23,2
4のハイバスフイルタは波形の+側−側に偏つて
リミツタが動作するのは防止すると共に、リミツ
タ・コンパレータ間も交流結合として正確なゼロ
クロスコンパレータを形成し復調能力が低下しな
いようにする。 まず、本発明を説明するため、スイツチトキヤ
パシタフイルタのクロツク周波数fsを固定(例え
ばCCITTの周波数規格に対応し周波数とする)
した場合に、スイツチトキヤパシタフイルタのキ
ヤパシタ容量をスイツチの開閉により変化させる
ことで高群帯域通過フイルタ特性と低群帯域通過
フイルタ特性を一つのスイツチトキヤパシタフイ
ルタだけで実現させることについて述べる。 SCF19はスイツチトキヤパシタ積分器(以
下、SC積分器と略記)を主な構成要素としてLC
はしご形フイルタの各素子の素子電圧、素子電流
をシミュレートすることにより前記LCはしご形
フイルタと等価な伝送特性を実現する、いわゆる
リープフロツグSCFとして構成されるものとす
る。本発明に用いるリープフロツグSCFの基本回
路の一例を第6図に示す。同図において各記号の
意味は次のとおりである。 31は演算増幅器(SCFがMOSICとしてモノ
リシツク化される場合はMOS演算増幅器)、3
2,33,34はクロツク周波数fsでスイツチン
グされるスイツチ、35,36,37はスイツチ
により容量値の選択が可能なキヤパシタ、38は
容量値固定のキヤパシタ、39は逆相積分入力端
子、40は正相積分入力端子、41は定数倍入力
端子、42は出力端子、43は接地である。 キヤパシタ35,36,37,38の容量値は
それぞれC1,C2,C3,C4で端子39,40,4
1への入力信号はそれぞれV1,V2,V3とすると
出力信号V0は次式で表わされる。 V0=−1/S・fsC1/C4・V1+1/S ・fsC2/C4・V2+C2/C4・V3 …(1) ただし、S=j2πf(j=√−1,fは信号周波
数) 式(1)において、第一項はスイツチ32、キヤパ
シタ35,38によるV1の逆相積分を、第二項
はスイツチ33,34,キヤパシタ36,38に
よるV2の正相積分を、第三項はキヤパシタ37,
38によるV3の定数倍をそれぞれ表わす。キヤ
パシタ比C1/C4,C2/C4,C3/C4はフイルタの
仕様(次数、通過域リツプル、通過帯域幅、中心
周波数等)が決定され、この仕様に基づいてLC
はしご形フイルタの素子値が定められ、更にこれ
らL,Cの素子値及びクロツク周波数fsの値から
リープフロツグ法に基づく対応より算出される。
従つて、高群フイルタの仕様及び低群フイルタの
仕様という二通りの仕様が与えられるとそられに
基づいてキヤパシタ比も二通り定まることにな
る。以下高群フイルタのキヤパシタ値は添字H、
低群フイルタのキヤパシタ値は添字Lで表わすこ
とにする。 仮に、C1L/C4<C1H/C4,C2L/C4<C2H/C4,C3L/C4
< C3H/C4であるものとする。このとき第6図の基本 回路の具体的な構成の一例は第7図のようにな
る。第7図において各記号の意味は次のとおりで
ある。 31,38,39,40,41,42,43は
第6図の同一記号のものと同じ、44,45,4
6,47,48,49は周波数fsのクロツクCL,
CLでスイツチングされるアナログスイツチ(こ
の例ではPチヤネルトランスフアーゲート)、5
0,51,52は外部からの制御信号φによつて
スイツチングされるアナログスイツチ(この例で
はPチヤネルトランスフアーゲート)、53,5
4,55,56,57,58はキヤパシタ、59
は制御信号φの入力端子である。 高群、低群の各容量値の間にC1H=C1L+△
C1,C2H=C2L+△C2,C3H=C3L+△C3の関係
があるとき、第7図の53,54,55,56,
57,58の各キヤパシタの容量値をそれぞれ、
C1L,△C1,C2L,△C2,C3L,△C3に設定する。
高群フイルタを選択するときはφをローに、低群
フイルタを選択するときはφをハイにすることに
より、一つのフイルタで高群、低群の二つの伝送
特性を実現することが可能となる。 本発明は、前述の容量値の選択に加えて、SCF
のクロツク周波数fsの選択も併用することによ
り、一つのスイツチトキヤパシタフイルタに全二
重通信方式のCCITT規格及びベル規格によつて
各々規定された高群の周波数帯域と低群の周波数
帯域を選択的に設定するものである。 第5図においてSCFのクロツクCL,は二つ
の分周比を有する発振分周回路30と水晶振動子
29によつて得られ、分周比はB/C入力により
二つの周波数規格(例えばCCITT規格とベル規
ツチトキヤパシタフイルタ(以下SCFとする)を
用いたFSK復調回路に関する。FSK復調回路は
安価な低速用モデムとして用いられ特にカツプラ
モデムは簡単に利用できる事から広く用いられて
いる。FSK復調回路は低速であり簡単に周波数
分割して全二重通信を2線で可能としているが、
それだけにフイルタの重要度は高い。特にカツプ
ラモデムに於いては、電話器のハンドセツトを通
して送信信号が受信側へ戻つてくるため、これか
ら受信信号を分離するのに高精度のフイルタが要
求される。従来に於いては高価なLCフイルタを
使用したり高次のアクテイブフイルタの実現に高
度な部品選別、調整を余儀なくされ、高価、且つ
大型なものとなつていた。しかし近年オペアン
プ、容量とスイツチング素子で抵抗を置き換えた
IC化フイルタが開発され、スイツチトキヤパシ
タフイルタと呼ばれている。精度はコンデンサの
比とクロツク周波数によつて定まり、容量はIC
のパターン面積、クロツク周波数は水晶発振器に
より高精度化され無調整で高精度高次のフイルタ
を構成する事ができる。尚適用する周波数領域に
対しクロツク周波数の比は通常数十倍で、標本化
される標本化フイルタである。よつてSCFはクロ
ツク周波数により通過帯域が移動する性質があ
り、帯域通過フイルタの周波数を2倍にすれば通
過帯域も2倍に上昇する。 第1図はFSKモデムとして代表的なカツプラ
モデムのFSK信号の流れを現わしたものである。
スピーカ1の送信信号が電話器のハンドセツト3
のスピーカを通し音響信号に変化され、カツプラ
のマイクロホン2によりモデムで受信復調され
る。問題なのはハンドセツトではマイクロホンに
入つた音響信号が自己のスピーカに戻つてくる様
設計されており、通話の時は発声者は自分の声も
耳に入れる事ができるので便利であるが、データ
通信に於いては受信信号と自己の送信信号が混合
されてしまい、帯域通過フイルタにより分離する
事が不可欠となる。受信信号は回線の減衰を受け
低レベルになるのに対し、戻つてくる送信信号は
自己送信レベルと同等で高レベルであつてフイル
タの重要度は非常に大きい。又直結モデムの場合
ハイブリツドトランス等を利用して送信信号の帰
還をキヤンセルする事ができるが、インピーダン
ス不整合等の影響で零にはできない。その他復調
S/N能力向上のためにもフイルタの性能は直接
効いてくる。第2図はFSK信号の周波数分割を
図示したものである。CCITTによる規格等各種
の周波数割り当てがされており、代表的なものと
して点線にCCITT規格、ベル規格を実線で現わ
す。黒丸はCCITT規格、白丸はベル規格のマー
ク又はスペースを現わし、我国で用いられている
CCITT規格によるものは低群のマークが980Hz、
スペースが1180Hz、高群のマークが1650Hz、ス
ペースが1850Hzである。高群と低群を分割する
ために帯域通過フイルタが必要になると共にモデ
ムに予め設定するか、モデムのスイツチ切り換え
で低群送信モードか、高群送信モードに切り換え
相手側のモデムの送信帯域と逆にする必要があ
る。 第3図は従来のFSK復調回路のブロツク図で
ある。マイクロホン4、ハイバスフイルタ5、ア
ンプ6、帯域通過フイルタ7、リミツタ8、復調
回路9より構成される。5は低減にある衝撃、振
動雑音を除去し、復調回路の方式としてはマー
ク、スペースに対応した帯域通過フイルタのレベ
ル差を取る方式、PLLを用いVCO出力を復調出
力として利用する方式、カウンタにより周期を測
定する方式などがある。7の帯域通過フイルタに
関しては前述した様に高群を受信するか、低群を
受信するかで通過帯域を切り換える必要があり、
送信する帯域と逆になる事は言うまでも無い。そ
の為LCフイルタを2系列用意し入出力を切り換
える為非常に高価になる。又アクテイブフイルタ
の定数を切り換える方式もあり第4図にそれを示
す。第4図は2次のRCアクテイブ帯域通過フイ
ルタであつて、6次のフイルタを実現するために
3段カスケードに接続される。抵抗11,12と
トランジスタ13により抵抗を11のみか11と
12の並列値かで切り換える事ができる。14は
ベース抵抗、H/Lは切り換え信号で高域受信で
Hレベルになつて13をオン、低域受信でLレベ
ルとなる。しかしこの切り換え回路は、6次なら
3段分必要であり、又RCアクテイブフイルタの
性質として高精度を得るには、R,Cの選別及び
調整が困難であり長期信頼性、温度特性も劣る。
言い換えればこうした誤差分を見込んで設計する
事になり、急峻なカツトオフ特性を得にくい。 本発明の目的はかかる従来の課題を解決するた
め、FSK復調回路の帯域通過フイルタとして高
精度でIC化可能であり、モデムの低コスト化・
小型化に適するSCFを用い、SCFのクロツク周波
数の選択及びキヤパシタの容量値の選択よりSCF
のフイルタ数を減少させる事にある。又、本発明
の他の目的はSCFのクロツク周波数の選択及びキ
ヤパシタの容量値の選択により、異なる規格が
各々有する高群の周波数帯域と低群の周波数帯域
にも対応できるFSK復調回路の実現を図る事に
ある。 かかる本発明は、 異なる周波数によりデジタル信号を表現した
FSK信号を受けて該異なる周波数を含む帯域の
周波数を通過させる帯域通過フイルタを備え、該
帯域通過フイルタを通過した周波数に基づき前記
デジタル信号を復調するFSK復調回路に於いて、 前記帯域通過フイルタは、供給される制御クロ
ツクにより動作制御されると共に該制御クロツク
の周波数及び内蔵するキヤパシタの容量値を要因
として通過させる周波数帯域が設定されるスイツ
チトキヤパシタフイルタより成り、 且つ全二重通信方式のCCITT規格及びベル規
格によつて各々規定された高群の周波数帯域及び
低群の周波数帯域を前記通過させる周波数帯域と
して前記スイツチトキヤパシタフイルタに選択的
に設定するため、規格の選択信号に応じて選択さ
れた前記CCITT規格もしくはベル規格に対応す
る周波数のクロツクを前記制御クロツクとして選
択的に発生するクロツク発生回路と、 高群の周波数帯域と低群の周波数帯域とを切り
換える選択信号に応じて前記スイツチトキヤパシ
タフイルタの前記キヤパシタの容量値を変化させ
る選択手段とを有することを特徴とする。 以下、図面により本発明の詳細な説明を行な
う。 第5図はSCFを用いた復調回路の基本構成を示
すブロツク図であり、IC化により無調整での高
精度化、信頼性、小型化、低コスト化が図れる。
マイクロホン15、コンデンサ16と抵抗17に
よるハイパスフイルタ、アンプ18を通し受信信
号は帯域通過フイルタであるSCF19に入力され
る。SCFは出力にクロツク周波数が階段状に重畳
されているので抵抗20、コンデンサ21によ
る、ローパスフイルタを通した後バツフア22と
コンデンサ23、抵抗24でSCFのオペアンプの
影響によるオフセツトを除去する。SCFの折り返
し雑音防止フイルタは入力がマイクロホンを通し
た音響信号であり、高域の折り返し領域のエネル
ギーはほとんど存在せず省略できる。25はアン
プ、26はリミツタ、27はコンパレータ、28
は復調回路である。復調回路はコンパレータの出
力である方形波をカウンタでマークかスペースか
周期測定しデジタル信号を得る。カウンタ方式は
ロジツクのみで構成できIC化が非常に容易であ
るが、ノイズレベルの低い入力を必要とする。こ
の欠点は高次SCFの採用により解消される。又ア
ンプを18,25とSCFの前後に分散しているの
は比較的SCFはノイズが大きくレベルの大きい位
置で用いたのと、SCFの入力に、雑音等によりク
リツプ、歪んだ波形を入力しない様できるだけ小
さなレベルで用いたいといつた2つの相反する要
求を満足させる事にある。その他22,23,2
4のハイバスフイルタは波形の+側−側に偏つて
リミツタが動作するのは防止すると共に、リミツ
タ・コンパレータ間も交流結合として正確なゼロ
クロスコンパレータを形成し復調能力が低下しな
いようにする。 まず、本発明を説明するため、スイツチトキヤ
パシタフイルタのクロツク周波数fsを固定(例え
ばCCITTの周波数規格に対応し周波数とする)
した場合に、スイツチトキヤパシタフイルタのキ
ヤパシタ容量をスイツチの開閉により変化させる
ことで高群帯域通過フイルタ特性と低群帯域通過
フイルタ特性を一つのスイツチトキヤパシタフイ
ルタだけで実現させることについて述べる。 SCF19はスイツチトキヤパシタ積分器(以
下、SC積分器と略記)を主な構成要素としてLC
はしご形フイルタの各素子の素子電圧、素子電流
をシミュレートすることにより前記LCはしご形
フイルタと等価な伝送特性を実現する、いわゆる
リープフロツグSCFとして構成されるものとす
る。本発明に用いるリープフロツグSCFの基本回
路の一例を第6図に示す。同図において各記号の
意味は次のとおりである。 31は演算増幅器(SCFがMOSICとしてモノ
リシツク化される場合はMOS演算増幅器)、3
2,33,34はクロツク周波数fsでスイツチン
グされるスイツチ、35,36,37はスイツチ
により容量値の選択が可能なキヤパシタ、38は
容量値固定のキヤパシタ、39は逆相積分入力端
子、40は正相積分入力端子、41は定数倍入力
端子、42は出力端子、43は接地である。 キヤパシタ35,36,37,38の容量値は
それぞれC1,C2,C3,C4で端子39,40,4
1への入力信号はそれぞれV1,V2,V3とすると
出力信号V0は次式で表わされる。 V0=−1/S・fsC1/C4・V1+1/S ・fsC2/C4・V2+C2/C4・V3 …(1) ただし、S=j2πf(j=√−1,fは信号周波
数) 式(1)において、第一項はスイツチ32、キヤパ
シタ35,38によるV1の逆相積分を、第二項
はスイツチ33,34,キヤパシタ36,38に
よるV2の正相積分を、第三項はキヤパシタ37,
38によるV3の定数倍をそれぞれ表わす。キヤ
パシタ比C1/C4,C2/C4,C3/C4はフイルタの
仕様(次数、通過域リツプル、通過帯域幅、中心
周波数等)が決定され、この仕様に基づいてLC
はしご形フイルタの素子値が定められ、更にこれ
らL,Cの素子値及びクロツク周波数fsの値から
リープフロツグ法に基づく対応より算出される。
従つて、高群フイルタの仕様及び低群フイルタの
仕様という二通りの仕様が与えられるとそられに
基づいてキヤパシタ比も二通り定まることにな
る。以下高群フイルタのキヤパシタ値は添字H、
低群フイルタのキヤパシタ値は添字Lで表わすこ
とにする。 仮に、C1L/C4<C1H/C4,C2L/C4<C2H/C4,C3L/C4
< C3H/C4であるものとする。このとき第6図の基本 回路の具体的な構成の一例は第7図のようにな
る。第7図において各記号の意味は次のとおりで
ある。 31,38,39,40,41,42,43は
第6図の同一記号のものと同じ、44,45,4
6,47,48,49は周波数fsのクロツクCL,
CLでスイツチングされるアナログスイツチ(こ
の例ではPチヤネルトランスフアーゲート)、5
0,51,52は外部からの制御信号φによつて
スイツチングされるアナログスイツチ(この例で
はPチヤネルトランスフアーゲート)、53,5
4,55,56,57,58はキヤパシタ、59
は制御信号φの入力端子である。 高群、低群の各容量値の間にC1H=C1L+△
C1,C2H=C2L+△C2,C3H=C3L+△C3の関係
があるとき、第7図の53,54,55,56,
57,58の各キヤパシタの容量値をそれぞれ、
C1L,△C1,C2L,△C2,C3L,△C3に設定する。
高群フイルタを選択するときはφをローに、低群
フイルタを選択するときはφをハイにすることに
より、一つのフイルタで高群、低群の二つの伝送
特性を実現することが可能となる。 本発明は、前述の容量値の選択に加えて、SCF
のクロツク周波数fsの選択も併用することによ
り、一つのスイツチトキヤパシタフイルタに全二
重通信方式のCCITT規格及びベル規格によつて
各々規定された高群の周波数帯域と低群の周波数
帯域を選択的に設定するものである。 第5図においてSCFのクロツクCL,は二つ
の分周比を有する発振分周回路30と水晶振動子
29によつて得られ、分周比はB/C入力により
二つの周波数規格(例えばCCITT規格とベル規
【表】
以上述べた如く、本発明のFSK復調回路はス
イツチトキヤパシタフイルタのクロツク周波数を
選択することにより、周波数規格の異なる
CCITT規格及びベル規格の全二重通信方式に対
応させると共に、スイツチのキヤパシタ容量を変
化させて、クロツク周波数で選択された各々の全
二重通信方式毎の低群帯域通過フイルタ特性と高
群帯域通過フイルタ特性それぞれに対応させるも
のである。つまり、クロツク周波数の選択とキヤ
パシタ容量変化を組み合わせることにより1個の
スイツチトキヤパシタフイルタだけで周波数規格
の異なるCCITT規格及びベル規格の全二重通信
方式のFSK復調回路に必要なフイルタ特性を実
現できるので、従来のFSK復調回路に比べ、大
幅な小型化、低価格化、高機能化を図ることがで
きる。さらに、CCITT規格によつて規定されて
いる周波数帯域と、ベル規格によつて規定されて
いる周波数帯域の切り換えをスイツチトキヤパシ
タフイルタに供給する制御クロツクの周波数を変
化させることによつて行ない、各規格毎に規定さ
れている高群の周波数帯域と、低群の周波数帯域
の切り換えを、スイツチトキヤパシタフイルタの
キヤパシタの容量値を変化させることによつて行
なうようにしたので、比較的周波数帯域の変化が
小さくて済む各規格間の切り換えに関しては、ク
ロツク周波数を変化させる切換方法により、通常
帯域幅の変化を最小限に抑え、また、周波数帯域
の変化が大きい高群と低群の切り換えに関して
は、キヤパシタ容量値を変化させる切換方法によ
り、通過帯域幅の変化を無くした。これにより、
周波数帯域の切り換えに伴なう通過帯域幅の変化
を最小限に抑えることができると共に、キヤパシ
タの容量値を変化させるための回路規模が必要最
小限で済み、この結果、簡単な回路構成で、高精
度な復調を実現することができるという効果が得
られる。
イツチトキヤパシタフイルタのクロツク周波数を
選択することにより、周波数規格の異なる
CCITT規格及びベル規格の全二重通信方式に対
応させると共に、スイツチのキヤパシタ容量を変
化させて、クロツク周波数で選択された各々の全
二重通信方式毎の低群帯域通過フイルタ特性と高
群帯域通過フイルタ特性それぞれに対応させるも
のである。つまり、クロツク周波数の選択とキヤ
パシタ容量変化を組み合わせることにより1個の
スイツチトキヤパシタフイルタだけで周波数規格
の異なるCCITT規格及びベル規格の全二重通信
方式のFSK復調回路に必要なフイルタ特性を実
現できるので、従来のFSK復調回路に比べ、大
幅な小型化、低価格化、高機能化を図ることがで
きる。さらに、CCITT規格によつて規定されて
いる周波数帯域と、ベル規格によつて規定されて
いる周波数帯域の切り換えをスイツチトキヤパシ
タフイルタに供給する制御クロツクの周波数を変
化させることによつて行ない、各規格毎に規定さ
れている高群の周波数帯域と、低群の周波数帯域
の切り換えを、スイツチトキヤパシタフイルタの
キヤパシタの容量値を変化させることによつて行
なうようにしたので、比較的周波数帯域の変化が
小さくて済む各規格間の切り換えに関しては、ク
ロツク周波数を変化させる切換方法により、通常
帯域幅の変化を最小限に抑え、また、周波数帯域
の変化が大きい高群と低群の切り換えに関して
は、キヤパシタ容量値を変化させる切換方法によ
り、通過帯域幅の変化を無くした。これにより、
周波数帯域の切り換えに伴なう通過帯域幅の変化
を最小限に抑えることができると共に、キヤパシ
タの容量値を変化させるための回路規模が必要最
小限で済み、この結果、簡単な回路構成で、高精
度な復調を実現することができるという効果が得
られる。
第1図は一般的なカツプラモデムでのデータの
流れを示す図。第2図は一般に用いられている
FSKモデムの周波数帯域を示す図。第3図は従
来のFSK復調回路のブロツク図。第4図は従来
のFSK復調回路のRCアクテイブフイルタの基本
回路図。第5図は本発明のFSK復調回路の基本
構成のブロツク図。第6図は本発明に用いるSCF
の基本回路図。第7図は第6図の構成を更に詳し
く説明するための図。第8図は本発明に用いる可
変分周回路の一構成例を示す図。
流れを示す図。第2図は一般に用いられている
FSKモデムの周波数帯域を示す図。第3図は従
来のFSK復調回路のブロツク図。第4図は従来
のFSK復調回路のRCアクテイブフイルタの基本
回路図。第5図は本発明のFSK復調回路の基本
構成のブロツク図。第6図は本発明に用いるSCF
の基本回路図。第7図は第6図の構成を更に詳し
く説明するための図。第8図は本発明に用いる可
変分周回路の一構成例を示す図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 異なる周波数によりデジタル信号を表現した
FSK信号を受けて該異なる周波数を含む帯域の
周波数を通過させる帯域通過フイルタを備え、該
帯域通過フイルタを通過した周波数に基づき前記
デジタル信号を復調するFSK復調回路に於いて、 前記帯域通過フイルタは、供給される制御クロ
ツクにより動作制御されると共に該制御クロツク
の周波数及び内蔵するキヤパシタの容量値を要因
として通過させる周波数帯域が設定されるスイツ
チトキヤパシタフイルタより成り、 且つ全二重通信方式のCCITT規格及びベル規
格によつて各々規定された高群の周波数帯域及び
低群の周波数帯域を前記通過させる周波数帯域と
して前記スイツチトキヤパシタフイルタに選択的
に設定するため、 規格の選択信号に応じて選択された前記
CCITT規格もしくは前記ベル規格に対応する周
波数のクロツクを前記制御クロツクとして選択的
に発生するクロツク発生回路と、 前記高群の周波数帯域と前記低群の周波数帯域
とを切り換える選択信号に応じて前記スイツチト
キヤパシタフイルタの前記キヤパシタの容量値を
変化させる選択手段とを有することを特徴とする
FSK復調回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56128395A JPS5830260A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | Fsk復調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56128395A JPS5830260A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | Fsk復調回路 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1190751A Division JPH02140011A (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | Fsk復調回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5830260A JPS5830260A (ja) | 1983-02-22 |
JPH0338787B2 true JPH0338787B2 (ja) | 1991-06-11 |
Family
ID=14983741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56128395A Granted JPS5830260A (ja) | 1981-08-17 | 1981-08-17 | Fsk復調回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830260A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0746809B2 (ja) * | 1983-09-01 | 1995-05-17 | 日本電信電話株式会社 | デ−タ信号受信装置 |
JPH0296417A (ja) * | 1988-09-30 | 1990-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多モード周波数用スイッチトキャパシタフィルタ装置 |
JPH031740A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-08 | Fuji Electric Co Ltd | データ伝送回路 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131245A (en) * | 1980-03-19 | 1981-10-14 | Hitachi Ltd | Signal detecting circuit |
-
1981
- 1981-08-17 JP JP56128395A patent/JPS5830260A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56131245A (en) * | 1980-03-19 | 1981-10-14 | Hitachi Ltd | Signal detecting circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5830260A (ja) | 1983-02-22 |
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