JP2001502514A - 非対称側波帯を有する変調キャリヤの受信 - Google Patents

非対称側波帯を有する変調キャリヤの受信

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Abstract

(57)【要約】 非対称側波帯(LSB,USB)を有する変調キャリヤ(MC)、例えばTV信号を受ける受信機において、同期復調器(SDEM)は、前記変調キャリヤ(MC)からベクトルベースバンド信号(VB)を得る。フィルタ(FILT)は、前記ベクトルベースバンド信号(VB)を、例えばナイキスト勾配によってフィルタ処理し、前記側波帯非対称を補正する。このように、前記側波帯非対称は、中間周波数においてではなく、ベースバンド周波数において補正され、よりよい受信性能が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】 非対称側波帯を有する変調キャリヤの受信 発明の分野 本発明は、非対称側波帯を有する変調キャリヤの受信に関係する。このような 変調キャリヤの例は、慣例的な地上放送用のテレビジョン(TV)信号である。 背景技術 仏国特許出願公開明細書第2656187号は、TV受像機において、ビデオ スペクトルを完全な状態で復元するために、ナイキストフィルタ処理と呼ばれる 特別な形式のフィルタ処理を中間周波数において行なわなければならないことに 言及している。このフィルタ処理は、非対称の前記側波帯が常に合計”1”にな ることを保証する。 仏国特許出願公開明細書第2656187号は、先行技術のTV受像機も記載 している。この先行技術のTV受像機において、所望のTV信号を、周波数にお いて、中間周波数信号に変換する。この中間周波数信号は、何らかの処理を行な う前、特に、何らかのフィルタ処理を行なう前に、前記中間周波数信号から抽出 されたキャリヤによって復調された後に、ナイキストフィルタを通過する。 発明の要約 本発明は、特に、前記背景技術に対して、より良い受信特性を可能にする、非 対称側波帯を有する変調キャリヤの受信を提供しようとするものである。請求の 範囲1、4および5は、各々本発明による、受信機、受信方法および集積回路を 規定する。任意に使用し、本発明を有利に実施することができる、追加の特徴を 、従属する請求の範囲において規定する。 本発明は、以下の態様を考慮する。側波帯の非対称の完全な補正を、この側波 帯の非対称を補正しなければならないフィルタの周波数特性が、前記変調キャリ ヤに関して正確に位置決めされる場合にのみ行なうことができる。例えば、TV 受信の場合において、前記変調キャリヤを、前記ナイキストフィルタの関連する 勾配の正確に中間に位置させるべきである。前記側波帯の非対称を、中間周波数 において補正する場合、前記背景技術においては、関連するフィルタと、前記周 波数変換を行なうチューナとが、公差、温度依存性および経時変化の影響を受け るため、不可能である。 本発明によれば、同期復調器は、前記復調キャリヤからベクトルベースバンド 信号を得、フィルタは、前記ベクトルベースバンド信号を、前記側波帯非対称を 補正するようにフィルタ処理する。前記同期復調器は、前記変調キャリヤを、周 波数において、前記変調キャリヤの周波数によらず、正確に”ゼロ”周波数に変 換する。前記変調キャリヤから得られたベクトルベースバンド信号は、ゼロ周波 数に関して非対称のフィルタ処理を可能にし、したがって、前記側波帯非対称の 補正を可能にする。フィルタが公差、温度依存性および経時変化等の影響を受け るとしても、前記フィルタ処理を、きわめて正確にゼロ周波数に近づけることが できる。結果として、前記側波帯非対称を、前記背景技術におけるよりも高い精 度で補正することができる。したがって、本発明は、より良い特性の受信を可能 にする。 本発明を、例えば、TV受像機において使用してもよい。この場合において、 前記側波帯のナイキストフィルタ補正を、中間周波数においてではなく、前記変 調キャリヤを同期復調した後にベースバンド周波数において行う。したがって、 前記復調キャリヤそれ自体に、そうでなければ望ましくない位相変調を生じるか もしれないどのような形式のナイキストフィルタ処理も行なう必要はない。前記 変調キャリヤは、望ましくない位相変調を実際的に受けないため、前記同期復調 の一部としてのどのようなキャリヤ再生も、広帯域性質のものとすることができ る。広帯域キャリヤ再生は、前記同期復調器を、受信した入力信号における何ら かの変化に比較的迅速に応答させる。このような変化は、例えば、前記同期復調 器が種々の信号を連続的に受信するかもしれない、探索同調中に生じるかもしれ ない。前記同期復調器がより迅速に応答すれば、この種々の信号の連続をより迅 速にすることができ、したがって、前記探索同調を行なえる速度がより速くなる 。このように、本発明は、比較的高速な探索同調を可能にする。 本発明を、例えば、多標準TV受像機において使用してもよい。いくつかのT V標準において、前記復調キャリヤの上方側波帯は完全であり、下方側波帯は短 くなっているが、他のTV標準にはその逆が当てはまる。したがって、ある多標 準受像機において、2つの異なったナイキスト勾配を利用可能にすべきであり、 その一方を正の勾配とし、他方を負の勾配とする。本発明において、前記2つの 異なったナイキスト勾配を、1個のフィルタのみを使用することによって、前記 ベクトル信号の直交成分の1つの符号を変更することによって得ることができ、 その結果として、正の周波数は負の周波数になり、負の周波数は正の周波数にな る。対比して、前記背景技術において、多標準用途は2個の異なったフィルタを 必要とし、その一方は負のナイキスト勾配を与え、他方は正の勾配を与える。こ のように、本発明は、比較的ハードウェア効率的で、したがってコスト効率的な 、多標準TV受像機の実装を可能にする。 本発明を、完全にまたは部分的に、集積回路として実装してもよい。本発明に おいて、前記側波帯非対称を補正するフィルタは、前記背景技術におけるように 中間周波数においてではなく、ベースバンド周波数において動作するため、比較 的少ない外部構成要素を必要とするか、外部構成要素をまったく必要としない。 上述したように、前記同期復調の一部としてのどのようなキャリヤ再生も、広帯 域性質のものとすることができ、この結果としても、比較的少ない外部構成要素 を必要とするか、外部構成要素をまったく必要としない。例えば、前記キャリヤ 再生を、比較的大きいループバンド幅を有する位相固定ループによって行ない、 制御可能発振器のどのようなノイズも効果的に抑制されるようにしてもよい。こ れは、例えば、比較的ノイズが多いが、どのような外部構成要素も無しに実現で きるRC形式発振器を使用することを可能にする。このように、本発明は、比較 的少ない外部構成要素を有し、したがって複雑でなくコスト効率的な集積回路実 装を可能にする。 本発明と、任意に使用し、本発明を有利に実施することができる追加の特徴と は、以下に説明する図面の参照と共に説明する。 図面の簡単な説明 図1は、主要な請求の範囲1、4および5において請求したような本発明の基 本的な特徴を説明する概念図である。 図2および3は、請求の範囲2および3において請求したような追加の特徴を 説明する慨念図である。 図4は、本発明による受信機の第1例のブロック図である。 図5aないし5dは、慣例的な地上テレビジョン受信用の図4の受信機の実装 に関係する。 図5aは、中間周波数フィルタの好適な振幅−周波数特性を説明するグラフで ある。 図5bは、側波帯非対称を補正するナイキスト勾配を有するベースバンド周波 数フィルタの1例を説明する回路図である。 図5cは、図5bのフィルタにおける遅延等化弱の1例を説明する回路図であ る。 図5dは、図5bのフィルタの集積回路実装の測定した振幅−周波数特性を説 明するグラフを示す。 図6は、本発明による受信機の第2例のブロック図である。 図7aは、側波帯非対称をベースバンド周波数において補正する好適な係数の 一例を載せた表である。 図7bおよび7cは、図7aの係数を有するフィルタの周波数応答を示すグラ フである。 図面の詳細な説明 最初に、参照符の使用において、いくつか注意する。同様の構成要素を、前記 図面を通じて同じ文字コードによって示す。1つの図において、種々の同様な構 成要素を示してもよい。この場合において、数字を前記文字コードに付加し、同 様の構成要素を互いに区別する。前記数字を、同様の構成要素の数が連続的なパ ラメータの場合、括弧で括る。説明および請求の範囲において、適切であれば、 参照符におけるどの数宇も省略するかもしれない。 図1は、本発明の基本的な特徴を実線において示す。変調キャリヤMCは、非 対称側波帯LSB、USBを有する。同期復調器SDEMは、変調キャリヤMC からベクトルベースバンド信号VBを得る。ベクトルベースバンド信号は、実際 に変調キャリヤMCであるが、周波数において正確に”ゼロ”周波数にシフトさ れている。フィルタFILTは、側波帯LSB、USB間の非対称を補正するよ うに、ベクトルベースバンド信号VBをフィルタ処理する。このように、フィル タFILTは、ゼロ周波数に関して非対称の周波数特性を有する。これは、ベク トルベースバンド信号VBが、正および負周波数間の区別を認めるため、起こり うる。図1は、ある時間におけるベクトルベースバンド信号VBの状態を表わす 信号ベクトルVsを示す。信号ベクトルVsの反時計回りの回転を正の周波数+ fとみなすことができ、時計回りの回転を負の周波数−fとみなすことができる 。 図1は、以下の特徴も破線において示す。同期復調器SDEMおよびフィルタ FILTは、受信機RECの一部を形成してもよい。受信機RECは、受信信号 RSから変調キャリヤMCを得る入力回路網INPを含んでもよい。同期復調器 SDEMおよびフィルタFILTは、集積回路ICの一部を完全にまたは部分的 に形成してもよい。 図2は、以下の追加の特徴を示す。標本化回路S&Hを設け、変調キャリヤM Cを同期復調器SDEMに時間離散的な形態において供給する。図2の特徴は、 以下の態様を考慮している。実際には、同期復調器SDEMは、組み合わせにお いて前記ベクトルベースバンド信号を形成する2つの出力信号を供給する。これ ら2つの信号が互いに正確に直交しない場合、正および負の周波数間の完全な区 別ができない。これは、側波帯非対称を補正できる程度に影響し、したがって受 信特性に影響する。 図2の特徴を用いる場合、同期復調器SDEMは、時間離散的に動作してもよ い。これは、前記変調キャリヤからベクトルベースバンド信号を比較的高い精度 で得ることを可能にする。すなわち、前記ベクトルベースバンド信号を形成する 2つの信号間の相互直交性を比較的高い精度で与えることができる。これは、前 記フィルタが、側波帯非対称を比較的大きい程度補正することを可能にする。こ のように、図2の特徴は、受信特性に寄与する。 図3は、以下の追加の特徴を示す。フィルタFILTは、変調キャリヤMCの 位相直角変調成分に対応するベクトルベースバンド信号VBの成分BQを、交互 にゼロ係数を有する反対称有限インパルス応答H(z)にしたがってフィルタ処 理する。この応答H(z)を、一般的に、Z領域において、として表わすことができる。Nを奇数の整数値とする。書面で、この一般的な式 は、以下の結果を生じる。 H(z)=a0+..+a(N-3)-(N-3)+a(N-1)-(N-1) −a(N-1)-(N+1)−a(N-3)-(N+3)−..a0-2N また、フィルタFILTは、前記変調キャリヤMCの同相変調成分に対応する ベクトルベースバンド信号VBの成分BIを、反対称有限インパルス応答H(z )における反対称の点に対応する程度z-Nまで遅延させる。フィルタFILTは 、ベクトルベースバンド信号VBのフィルタ処理された成分BQfilおよび遅 延された成分BIdelの一次結合を形成する。この一次結合は、出力信号So =x・BIdel+y・BQfilを形成し、xおよびyを、(1)としてもよ い実数値を有するスケーリング係数とする。 図3の特徴を用いると、フィルタFILTは、以下の条件を満たす振幅−周波 数特性を有する。 θは正規化周波数を表わし、kを、実数値を有する定数とする。さらに、フィル タFILTは、線形である位相−周波数特性を有する。これらの特性を有するた め、フィルタFILTは、側波帯のどの成分も、他の側波帯の対応する成分と共 に合計して、定数値にする。このように、側波帯非対称のほぼ完璧な補正は、フ ィルタ係数a0,..aN-3,aN-1の値に係わりなく達成される。問題は、応答H( z)が反対称であり、交互にゼロである係数を有することのみである。したがっ て、フィルタ係数a0,..aN-3,aN-1を、2の整数乗の和によって形成してもよ く、この整数を正または負としてもよい。これらのような係数を有する フィルタを、ハードウェア効率的に実現することができ、したがって、コストお よびパワー効率的に実現することができる。さらに、係数が交互にゼロであるこ とも、ハードウェア効率に寄与する。このように、図3の特徴は、低コストかつ 控えめなパワー消費において、側波帯非対称のほぼ完璧な補正を可能にし、した がって、受信特性に寄与する。 図4は、図1に関して示し、説明した特徴を含む本発明による受信機の一例を 示す。図4の受信機において、入力回路網INPは、チューナTUNおよび中間 周波数フィルタIFFを具える。同期復調器SDEMを、ミキサ回路MIXI、 MIXQと、位相検出器PHD、ループフィルタLPFおよび電圧制御発振器V COを具える位相固定ループPLLとによって形成する。 図4の受信機は、以下のように動作する。チューナTUNは、変調キャリヤを 具える受信信号RSを周波数においてシフトし、前記変調キャリヤが中間周波数 フィルタIFFの通過帯域内になるようにする。このように、チューナTUNお よび中間周波数フィルタIFFは、組み合わせにおいて、同期復調器SDEMに 供給する変調キャリヤMCを効果的に選択する。位相固定ループPLLは、変調 キャリヤMCから2つの混合キャリヤCI、CQを抽出する。混合キャリヤCI は変調キャリヤMCと同相であり、混合キャリヤCQは位相直角である。したが って、混合キャリヤCI、CQは互いに直交する。これらのキャリヤをミキサ回 路MIXI、MIXQに各々供給し、これらミキサ回路の双方は、変調キャリヤ MCを受ける。これに応じて、ミキサ回路MIXI、MIXQは、変調キャリヤ MCの同相変調成分および位相直角成分に各々対応する成分BI、BQを供給す る。組み合わせにおいて、成分BI、BQは、ベクトル信号VBを形成し、この ベクトル信号をフィルタFILTにおいてフィルタ処理し、変調キャリヤMCに おけるどのような側波帯非対称も補正するようにする。 図5aないし5dは、慣例的な地上テレビジョン受信用の図4の受信機の実装 に関係する。図5aは、実線において、例えば表面弾性波(SAW)形式のもの としてもよい中間周波数フィルタIFFに関する、好適な振幅−周波数特性|H if|の一例を示す。図5aにおいて、Fpcは、テレビジョン受信の分野にお いて一般的に画像キャリヤと呼ばれる変調キャリヤの周波数を示す。この変調キ ャリヤの上方側波帯USBは短くなっており、下方側波帯LSBは完全であり、 前記変調キャリヤに関係する周波数Fsc1,Fsc2において2つの音声キャ リヤを具える。振幅−周波数特性|Hif|は、前記変調キャリヤによって占め られる周波数スペクトルの部分を通じてほぼ平坦である。また、図5aは、破線 において、今日のテレビジョン受像機における中間周波数フィルタの代表的な振 幅−周波数特性の一例を示す。この特性は、側波帯非対称を補正するナイキスト 勾配NSと、前記音声キャリヤの振幅を幾分減少させる音声シェルフSHとを具 えるため、実際的に平坦ではない。 図5bは、ベースバンド周波数においてナイキスト勾配を与えるフィルタFI LTの実装の一例を示す。このフィルタは、ベクトルベースバンド信号VBの成 分BI、BQを微分形式において受け、これをプラス(+)およびマイナス(− )符号で示す。図5bのフィルタは、キャパシタンスの対と、コンダクタンスま たは抵抗の対とを設けた4個の平衡型増幅器A1..A4を具え、これらのキャパ シタンスと、コンダクタンスまたは抵抗の値は、前記フィルタの周波数応答を決 定する。図5bにおいて、好適な値を各キャパシタンス対に与える。前記コンダ クタンスの対の値を、単位コンダクタンスGによって表わす。好適な周波数応答 は、単位コンダクタンスGが、例えば、50kΩに対応する20μS(マイクロ ジーメンス)の値を有する場合、得られる。 図5bのフィルタは、成分BQの符号を制御信号U/Lに応じて変化させるこ とができるスイッチSWをさらに具える。成分BQの符号を成分BIの符号に対 して変化させることによって、またはその逆を行なうことによって、負および正 のナイキスト勾配を得ることができる。いくつかのテレビジョンシステムは、負 のナイキスト勾配を必要とし、他のテレビジョンシステムは、正のナイキスト勾 配を必要とする。このように、スイッチSWは、多標準受信を経済的に可能にす る。図5bのフィルタは、遅延等化器DEQも具え、周波数の関数としてのどの ようなグループ遅延変動も補正する。したがって、実際的に一定のグループ遅延 が、重要なベースバンド周波数範囲に対して得られる。 図5cは、遅延等化器DEQの実装を示す。この遅延等化器DEQは、キャパ シタンスおよびコンダクタンスを設けた4個の差動増幅器A5..A8を具える。 図5cにおいて、好適な値を各キャパシタンスに与える。前記コンダクタンスの 値を、図5bのフィルタに関連して上述した単位コンダクタンスGによって表わ す。 どのような成分の不正確も阻止するために、図5bおよび5cに示すコンダク タンスを制御可能とし、同時に、図5bにおいて示すような前記コンダクタンス 間の比を保つ。すなわち、好適には単位コンダクタンスGを、例えば、10μS と40μSとの間で変化させる。これを、例えば、前記コンダクタンスを電界効 果トランジスタによって実装することによって達成することができる。この場合 、単位コンダクタンスGを、前記電界効果トランジスタのゲートに印加する制御 電圧によって変化させることができる。前記コンダクタンス間の比を、幅および 長さとしての前記ゲートの寸法によって決定してもよい。欧州特許出願第972 00345.3号は、電界効果トランジスタによる相互コンダクタンスの好適な 実装を開示している。 図5dは、図5cの遅延等化器を設けた図5bの実験としての集積回路実装の 、3つの測定された振幅−周波数特性R1、R2およびR3を示す。前記コンダ クタンスを、上述したように、電界効果トランジスタによって実現した。各々の 振幅−周波数特性R1、R2およびR3を、前記電界トランジスタのゲートに印 可する制御電圧を変えて得た。 図6は、図1ないし3に関して示し、説明した特徴を含む本発明による受信機 の第2例を示す。図6の受信機において、入力回路網INPを、チューナTUN と、アンチ折り返しフィルタAAFと、標本化回路S&Hを具えるアナログディ ジタル変換機ADCと、分相フィルタPSFと、標本レート低減器SRDと、ベ クトルミキサ回路VMCと、ベクトル減少フィルタVDFとによって形成する。 同期復調器SDEMおよびフィルタFILTを、ディジタル回路網によって形成 する。 図6の受信機は、以下のように動作する。チューナTUNは、変調キャリヤを 具える受信信号RSを、周波数においてシフトし、前記変調キャリヤが所望の中 間周波数になるようにする。アンチ折り返しフィルタAAFは、アナログディジ タル変換機ADCによって行われる周波数Fsにおける標本化による折り返し効 果を打ち消す。アナログディジタル変換機ADCは、変調キャリヤMCが同期復 調器SDEMにディジタル形式において供給されるのを保証する。分相フィルタ PSFは、スカラーベクトル変換を行ない、変調キャリヤMCを同期復調器SD EMにベクトル形態において供給する。また、分相フィルタPSFは、標本レー ト低減器SRDによって行われる標本レート低減による折り返し効果を打ち消す 。PCT特許出願公開明細書96/8078号は、分相フィルタによってアンチ 折り返しを達成する好適な方法を記載している。 ベクトルミキサ回路VMCは、前記変調キャリヤを、前記中間周波数から、前 記変調キャリヤがベクトル減少フィルタVDFの通過帯域内になるような値を有 する他の周波数にシフトする。ベクトル減少フィルタVDFは、周波数において 前記変調キャリヤに近接する何か他の信号を抑制する。このように、実際は、チ ューナTUNと、ベクトルミキサ回路VMCと、ベクトル減少フィルタVDFと は、組み合わせにおいて、同期復調器SDEMに供給される変調キャリヤMCを 選択する。いわば、ベクトルミキサ回路VMCおよびベクトル減少フィルタVD Fは、図4の受信機における中間周波数フィルタIFFの機能を引き継ぐ。欧州 特許出願公開明細書第486095号は、後段に接続されたコーディック(Co rdic)プロセッサおよびローパスフィルタを具える受信機を記載している。 これらの要素を、ベクトルミキサ回路VMCおよびベクトル減少フィルタVDF 各々の好適な実装として使用してもよい。 図6の受信機を、例えば、多標準受信に使用してもよい。異なった標準は、異 なった中間周波数、異なったバンド幅および/または異なった側波帯非対称を使 用するかもしれず、各々が特定のフィルタ特性を必要とする。図6の受信機にお いて、ディジタル回路であるベクトルミキサ回路VMCによって行われる周波数 シフトを、関係する標準の中間周波数にしたがってプログラムすることができる 。例えば、ベクトルミキサ回路VMCをコーディックプロセッサとして実装する 場合、これを、前記コーディックプロセッサに結合したzデータ発生器を適切に プログラムすることによって達成してもよい。さらに、ベクトル減少フィルタV DFの通過帯域を、関係する標準のバンド幅にしたがってプログラムすることが できる。最後に、フィルタFILTを、関係する標準の側波帯非対称にしたがっ て プログラムすることができる。 図6の受信機は、多標準用途において以下の利点を有する。慣例的な多標準受 信機において、種々の中間周波数フィルタを使用し、異なった中間周波数、異な ったバンド幅および/または異なった側波帯非対称に適応する。中間周波数フィ ルタは、一般に表面弾性波形式の中間周波数フィルタを使用するTV用途におい て特に、比較的高価である。図6の受信機は、ベクトルミキサ回路VMCと、ベ クトル減少フィルタVDFと、フィルタFILTとを、個々の標準に従う処理に プログラムすることができるため、種々の中間周波数フィルタを必要としない。 さらに、前述の要素を、集積回路形態において、適度なコストにおいて実現する ことができる。このように、図6の受信機は、コスト効率的な多標準受信を可能 にする。 図6の受信機は、以下の他の利点を有する。慣例的なTV受像機において、チ ャネル選択性は、一般的に、表面弾性波形式の中間周波数フィルタによって与え られる。このようなフィルタは、その通過帯域内のどのような信号も、比較的大 きな程度減衰させる。この信号減衰を補償するために、このフィルタの前段のチ ューナは、比較的高いゲインを与える必要がある。図6の受信機は、チャネル選 択性を与えるディジタル回路を具えるため、表面弾性波形式の中間周波数フィル タを必要としない。結果として、チューナTUNは、比較的高いゲインを与える 必要がない。これは、チューナTUNが、信号歪みおよび大信号処理の見地から 比較的良好な性能を有することを可能にする。このように、図6の受信機は、比 較的良質なTV受信を可能にする。 以下は、図6の受信機のTV受信への使用の説明である。PAL B/G標準 によるTV受信が必要な場合、チューナTUNは、変調キャリヤを38.9MH zの中間周波数において供給する。アナログディジタル変換、スカラベクトル変 換および標本レート低減に続いて、ベクトルミキサ回路VMCは、前記変調キャ リヤを周波数において−35.65MHzシフトさせ、38.9MHzから3. 25MHzにする。このように、ベクトルミキサ回路VMCは、前記変調キャリ ヤを周波数において、実際的にゼロ(0)周波数を中心とする周波数スペクトル に成る程度シフトさせる。ベクトル減少フィルタVDFは、ローパス特性を有し 、 チャネル選択性を与える。 多標準TV受信に関して、アナログディジタル変換機ADCの標本化周波数F sを、異なったTV標準に属する中間周波数をカバーする周波数範囲の幅の少な くとも数倍にすることが好適である。これは、アンチ折り返しフィルタAAFが かなり簡単な構造を有することを可能にする。例えば、標本化周波数Fsを21 6MHzにしてもよい。標本レート低減器SRDは、この標本化周波数を1/2 に低減してもよく、ベクトル減少フィルタVDFは、これをさらに1/8に低減 してもよく、この場合において、同期復調器SDEMは、13.5MHzの標本 レートにおける変調キャリヤMCを受ける。 図7aは、ベクトルベースバンド信号VBの成分BQを図3に示すようにフィ ルタ処理する反対称有限インパルス応答H(z)に好適な係数の一例を載せた表 である。VAL[DEC]と表題を付けた列は、10進法表記における前記係数 の値を与え、VAL[CSD]と表題を付けた列は、正準符号付き数字表記にお いて与える。図3を参照し、前記ベクトルベースバンド信号の成分BIを、Z領 域における演算z-19に対応する19標本周期に対応する量によって表示する。 CSD表記においては0.1000000T0Tである0.495117187 5の係数を掛け、次に、フィルタ処理された成分BQに加算する。このように、 以下の、フィルタ処理された成分BQfilと、遅延されたベースバンド信号B Idelとの一次結合を行ない、出力信号Soを形成する。So=0.4951 171875・Idel+1・Qfil 図7bは、図7aに関して上述したように実装され、13.5MHzの標本レ ートにおいて動作する場合の、フィルタFILTの周波数応答を示す。図7bは 、周波数を水平軸において一次的にプロットし、前記周波数応答の絶対値|Hf ilt|を垂直軸においてdB(デシベル)において対数的にプロットしたグラ フである。図7cは、同じ応答を異なった方法で示す。図7cは、ゼロ(0)周 波数において拡大し、前記応答におけるナイキスト勾配をより詳細に示す。さら に、図7cにおいて、前記周波数応答の絶対値|Hfilt|を、垂直軸におい て、図7bにおけるような対数的の代わりに、一時的にプロットした。 結論 上記図面およびこれらの説明は、本発明を制限するためのものではなく、説明 するためのものである。添付した請求の範囲内になる多数の代案があることは明 らかであろう。この点において、以下の結論を述べる。 機能または機能的要素を種々のユニットに物理的に分布させる多数の方法があ る。この点において、前記図面はきわめて図式的であり、各々が本発明の可能的 な実施形態を1つのみ表わしている。例えば、図1に関して、入力回路網INP を、集積回路ICに完全にまたは部分的に含めてもよい。他の例において、図4 に関して、中間周波数フィルタIFFを、チューナTUNに組み込んでもよい。 種々の機能または機能的要素を、適切にプログラムされたコンピュータによっ て、個別的または組み合わせにおいて実現してもよいことにも注意すべきである 。例えば、図6に関して、フィルタFILTを、図3に関して示し、説明した特 徴にしたがって動作する1個のプロセッサの形熊において実現してもよい。さら に、同期復調器SDEMも、同じ1個のプロセッサにおいて実現してもよい。 原理的に、どのような形式の入力回路を使用してもよい。例えば、図4および 6に関して、チューナTUNを、周波数変換を必要としない場合、省いてもよい 。さらに、チューナTUNを、例えば商業的に利用可能なフィリップスTVチュ ーナUV916Hのような、1個の慣例的なTVチューナとしてもよい。種々の 慣例的なTVチューナの並列配置としてもよく、広域多標準TV受信用に特別に 設計されたチューナとしてもよい。他の例において、図6に関して、ベクトルミ キサ回路VMCおよびベクトル減少フィルタVDFを省いてもよい。この場合に おいて、変調キャリヤMCを、同期復調器SDEMに、チューナTUNによって 与えられるのと同じ周波数において供給する。 原理的に、どのような形式の同期復調器を使用してもよい。例えば、図6の受 信機において、同期復調器SDEMは、図4の受信機におけるような別個のミキ サ回路でなく、コーディックプロセッサに基づいてもよい。他の例において、図 4に関して、フィルターリミッタ結合を、位相固定ループPLLの代わりに使用 し、変調キャリヤMCから2つの混合キャリヤC1、CQを得るようにしてもよ い。 原理的に、どのような形式のフィルタを使用して、前記側波帯非対称を補正し てもよい。図4の受信機に関して、フィルタFILTを、図5bに示すようなア ナログフィルタの代わりに、切り替えキャパシタフィルタとして実現してもよい 。この場合において、フィルタFILTを、図3に関して示し、説明した特徴に したがって実現してもよい。 括弧間のどの参照符も、関係する請求の範囲を制限すると解釈しない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブリューケルス アルフォンス アントニ ウス マリア ランベルタス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ファン デン エンデン アドリアヌス ウィルヘルムス マリア オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ファン デ プラッシェ ルディ ヨハン オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 (72)発明者 ヒーリス ヘラルダス クリスティアーン マリア オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.非対称側波帯(LSB,USB)を有する変調キャリヤ(MC)を受ける受 信機において、 前記変調キャリヤ(MC)からベクトルベースバンド信号(VB)を得る同期 復調器(SDEM)と、 前記ベクトルベースバンド信号(VB)をフィルタ処理し、前記側波帯非対称 を補正するフィルタ(FILT)とを具えることを特徴とする受信機。 2.請求の範囲1に記載の受信機において、前記変調キャリヤ(MC)を前記同 期復調器(SDEM)に時間離散的な形態において供給する標本化回路(S&H )を具えることを特徴とする受信機。 3.請求の範囲2に記載の受信機において、前記フィルタ(FILT)を、 前記変調キャリヤの位相直角変調成分に対応する前記ベクトルベースバンド信 号(VB)の成分(BQ)を、交互にゼロ係数を有する反対称有限インパルス応 答(H(z))にしたがってフィルタ処理し、 前記変調キャリヤの同相変調成分に対応する前記ベクトルベースバンド信号( VB)の成分(BI)を、前記反対称有限インパルス応答(H(z))における反 対称の点に対応する程度に遅延させ、 前記ベクトルベースバンド信号のフィルタ処理された成分(BQfil)およ び遅延された成分(BIdel)の一次結合を形成し、この一次結合が出力信号 (So=x・BIdel+y・BQfil)を形成するように配置することを特 徴とする受信機。 4.非対称側波帯(LSB,USB)を有する変調キャリヤ(MC)を受ける方 法において、 前記変調キャリヤ(MC)からベクトルベースバンド信号(VB)を同期復調 (SDEM)によって得るステップと、 前記ベクトルベースバンド信号(VB)をフィルタ処理し、前記側波帯非対称 を補正するステップとを具えることを特徴とする方法。 5.非対称側波帯を有する変調キャリヤ(MC)を処理する集積回路(IC)に おいて、 前記変調キャリヤ(MC)からベクトルベースバンド信号(VB)を得る同期 復調器(SDEM)と、 前記ベクトルベースバンド信号(VB)をフィルタ処理し、前記側波帯非対称 を補正するフィルタ(FILT)とを具えることを特徴とする集積回路。
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