JPH0338559A - メチレンジ(フェニルウレタン)の製造方法 - Google Patents

メチレンジ(フェニルウレタン)の製造方法

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JPH0338559A
JPH0338559A JP2168634A JP16863490A JPH0338559A JP H0338559 A JPH0338559 A JP H0338559A JP 2168634 A JP2168634 A JP 2168634A JP 16863490 A JP16863490 A JP 16863490A JP H0338559 A JPH0338559 A JP H0338559A
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ミシェル グベルマン
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クリストフ ロシン
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    • C07C271/00Derivatives of carbamic acids, i.e. compounds containing any of the groups, the nitrogen atom not being part of nitro or nitroso groups
    • C07C271/06Esters of carbamic acids
    • C07C271/08Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C271/26Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atom of at least one of the carbamate groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring
    • C07C271/28Esters of carbamic acids having oxygen atoms of carbamate groups bound to acyclic carbon atoms with the nitrogen atom of at least one of the carbamate groups bound to a carbon atom of a six-membered aromatic ring to a carbon atom of a non-condensed six-membered aromatic ring
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、メチレンジ(フェニル、ウレタン)の製造方
法に関する。さらに詳しくは、本発明は、N−フエニル
カルバミン酸アルキルとメチレン化剤との縮合反応によ
るメチレンジ(フェニルウレタン)の製造方法に関する
現在MDTJと呼ばれるメチレンジ(フェニルウレタン
)は、MDIの名称によシ知られるメチレンジ(フェニ
ルインシアナート)の製造に有用な中間体である。事実
、 MDUは、それ自体既知の方式でMDIに熱分解で
きる。MDIは、特にポリウレタンフォームおよびニジ
ストマー用の出発原料として有用である。
MDIは、従来アニリンとホルムアルデヒドの縮合反応
から生じたジアミノのホスゲン化によって製造されてい
る。商品は、■IIZ)種々の異性体と、純MDIが単
離できる現在ポリメチレンジ(7エ二ルインシアナー)
 ) PMDIと呼ばれるオリゴマーの混合物である。
ホスゲンの毒性に伴う明らかな理由およびホスデン化工
程の間の塩酸の生成に伴う欠点について、ホスデン化工
程を要しないMDIの入手経路を提案する目的で多くの
研究が行われている。
すなわち、ジフェニルメタンジカルバメートかよヒホリ
ーメチレンジ(フェニルカルバメート)、メチレンジ(
フェニルカルバメート)(またはMDU )の高級同族
体を含有する混合物を形成するN−フェニルカルバメー
トとホルムアルデヒドO縮合反応を含む第1工程に次い
で熱分解工程を特徴とする、N−フエニルカルバミン酸
アルキルからのMDIの種々の製造方法が提案されてい
る。
この型の方法に示される欠点の1つは、2核MDI 、
特に4.4′異性体の割合が不十分なことにある。
この型の方法に示される他の欠点は、縮合反応工程の間
に、N−カルボアルコキシアニリノフェニルメタン、ビ
ス(N−カルボアルコキシアニリノ)メタンおよびN 
、 N’−ゾカルポアルコキシアミノペンジルアニリン
のような化合物およびその高級縮合誘導体の著しい割合
が、望まれるジフェニルメタンジカルバメートと共に形
成されることにある。
これらの種々の不純物は、反応混合物の求めるジイソシ
アナートへの変換において厄介である。
米国特許第4,146.727号明細書にかいて、式(
1) (式中、X、Yまたは2は、特に−NHCOOR基を示
すことができ、かつRは、1個〜6個の炭素原子を含有
するアルキル基、これらの二量体、三量体、四量体など
である) ON−ベンシル型の不純物を、温度509C〜170℃
、好筐しくは80℃〜130℃にかいて、触媒量の強ゾ
ロトン酸媒質と接触させることによって、ジフェニルメ
タンジカルバメートに転位させることが提案されている
この文書の教示から、前記不純物を少なくとも1部分抑
制するために、補助的工程を行わなければならないこと
になる。
フランス特許出願第2.460.972号明細書(米国
特許第4.319.018分明IIa書に対応)ニルい
ては、N−フエニルカルバミン酸アルキル訃ヨヒホルム
アルデヒドまたはホルムアルデヒドを発生する物質の、
特にビス(N−カルボアルコキシアニリノ)メタンおよ
びN 、 N’−ゾカルポアルコキシアミノベンジルア
ニリンから選択できる少なくとも1種の化合物および酸
水溶液の同時存在下にかける縮合反応にかいて、その縮
合は、反応動力学が許容でき、しかも二次反応は、温度
1000〜150℃、好!シ〈は20°C〜120℃に
かいて最小水準に保たれるように調節された縮合反応を
特徴とする工程を実施することが提案されている。
上記出願明細書に記載された方法では、関連ある全不純
物を除去できない。
N−フエニルカルバミン酸アルキルとメチレン化剤との
縮合反応によってメチレンジ(フェニルウレタン)につ
いてのすぐれた選択性で、メチレンジ(フェニルウレタ
ン)の1段製造方法を利用できることが非常に望!しい
であろう、また、二官能生成物にかける4、4−異性体
の割合を制御できる方法を利用できることも望資しいで
あろう・従って、本発明の主題は、プロトン酸が7ツ化
水素酸でめることt−v!畝とする、foトン酸の存在
下にかけるN−フエニルカルバミン酸アルキルとメチレ
ン化剤との縮合反応による、メチレンジ(フェニルウレ
タン)の製造方法である。
本発明の方法の構成内で使用できるN−7エニルカルバ
ミン酸アルキルは、アルキル(またはシクロアルキル)
基が1個〜6個、好!シ<は1個〜4個の炭素原子を含
有するものである。N−ンエニルカルバミン酸エチルは
、本発明の方法の実施に非常に著しく適している。
本発明の方法の構成内にかいて、メチレン化剤は、ホル
ムアルデヒド、あるいはパラホルムアルデヒド、トリオ
キサン、ジアルコキシメタン、特にメチラールおよびウ
ロトロビン(ヘキサメチレンテトラミン)のような反応
条件下に訃いてホルムアルデヒドを遊離できる化合物で
あると理解される。ホルムアルデヒド、パラホルムアル
デヒド、トリオキサン筐たはメチラールを使用するのが
好ましい。
メチレンジ(フェニルウレタン)全形成する縮合反応の
化学量論には、メチレン(−CHs+−)基1モル当た
シ2モルON−フエニルカルバミン酸アルキルの存在が
示される。N−フエニルカルバミン酸アルキル/−CH
2−のモル比が10よル大きいことは有利でないが、N
−フエニルカルバミン酸アルキルを化学量論に関して過
剰に用いることは有利である。この比は6〜7が好プし
い。
本発明による方法には、7フ化水素酸の存在が必要であ
る。無水フッ化水素酸を用いるのが有利である。メチレ
ン化剤がホルムアルデヒド、トリオキサンまたはパラホ
ルムアルデヒドの場合、縮合反応の間に水が生成し、フ
ッ化水素酸の回収にかいて厄介であろうし、回収しなけ
れば、問題の反一応にかいて妨害する。
メチレン化剤がジアルコキシメタンの場合、反応条件下
にかいて不活性であシ、しかもフッ化水10)12から
容易に分離できるアルコールが縮合反応中に生成する。
7フ化水素酸の使用tは、臨界的でない。フッ化水素酸
は、それが反応混合物にpいて溶媒を構成するように、
反応体に対して有意な量で使用できる。フッ化水素酸は
一層少量で存在し得る。
本発明を良好に実施するために、フッ化水素酸fiN−
7二二ルカルパミン酸アルキルのモル比は少なくとも5
、好筐しくは20未満である。
反応温度は一般に一20℃〜80℃である。
本発明の方法を良好に実施するためには、温度は00〜
60℃である。事実、60℃よυ高温においては、メチ
レンジ(フェニルウレタン)の4゜4′異性体の割合の
低下、3個の芳香族環を有する誘導体の増加および2,
4′異性体への4,4′異性体の異性化が同時に認めら
れる。
また、60℃未満にかいては、3個の芳香族環を有する
誘導体の割合は、反応混合物IC力いて低く、シかも温
度が低ければ低い程、生成するメチレンジ(フェニルウ
レタン)にカケる求める4゜4′−異性体の割合は一層
高いことも認められる。
圧力は、本質的なプーロセスパラメーターではない。し
かしながら、反応温度が20℃よシ高亀の場合、7ツ化
水素酸を液体形□保つために、大気圧よシ高い圧力下に
かいて実施するのが好ましい。
本発明による方法は、溶媒としてのフッ化水素酸中にか
いて筐たはフッ化水素酸と有機溶媒の混合物中にかいて
行うことができる。本発明の方法の構成にかいて使用で
きる有機溶媒の挙げられる例は、ヘキサン釦よびヘプタ
ンのような脂肪族炭化水素二ジクロヘキサンおよびメチ
ルシクロヘキサンのような脂環式炭化水素;およびクロ
ロホルム、塩化メチレン、塩化エチレン、クロロシクロ
ヘキサン、ペルクeIoシクロヘキサン、クロロベンゼ
ンおよびジクロロベンゼンのようなハロゲン化炭化水素
である。この型の溶媒を用いる場合、この溶媒は、用い
るN−フエニルカルバミン酸フルキルに対して多くて3
00重量斧、好!しくは10重量S〜150重f%に相
当する。反応時間は広い限界内で変わシ得、この反応時
間は一般に15分〜8時間である。
反応は、不連続筐たは連続で行い得る。
反応の終シ、または反応に許される時間の終シにかいて
、求める生成物は、適切な手段、例えばノツ化水素酸の
蒸発によって回収される。
本発明は、下記の例によシ、具体的に説明される。
これらの例にかいて、下記の約束を用いる。
−MDU YLD(%)ニーCH2−基の初期モル数に
対して計算したメチレンジ(エチルカルバニレ ート)の収率を示す。
−3−ph(%)二 類似の方式で計算した、3個の芳
香族環を有する化合物の収率(YLD )を示す。
−4,4’:式 %式% : (カ ルバニレート)を示す。
メチレン−2,2′−ゾ(エチルカル バニレート ) を示す。
Aは式 %式% のビス(N−カルボエトキシアニリノ)メタン金示す。
Bは式 %式% ベンジルアニリンを示す。
例1〜例3 下記を、磁気攪拌機を備えた容ik50 ccのハステ
ロイ反応器に装入する。
フェニルカルバミン酸エチル50ミリモル、トリオキサ
ン(−CH2−基6ミリモルに等しい)2ミリモル、お
よび無水フッ化水素酸20C0(i moj ) iた
は塩化メチレンz QOと無水フッ化水素酸(20−x
 ) co。
実験の終りに、反応混合物を、気相および液相クロマト
グラフィーによって分析する。
特定の条件および40℃に訃ける反応時間2時間後に得
られた結果を下記第1表に示す。
第1表 メチレンアミノ結合を含有する不純物の存在は、これら
の例にかいて検出されない。
i YLD(A)=YLD(B)=O)前記例1t−5
反応温度のみを変化させて、繰シ返す。
特定の条件および得られた結果を下記第2表に示す。
第 表 メチレンアミノ結合を含有する不純物の存在は、これら
の例に訃いて検出されない。
(YLD(A)=YLD(B)=O) 例  6 トリオキサンを、ジメトキシメタン(6ミリモル)の形
のメチレン基の当量で置換することによって、前記例4
を繰シ返す。
結果は下記の通うである。
MDU YLD(嘩)二86 異性体の分布(%) −4,4’:94 −2.4’:6 −3−ph(%)二〇 メチレンアミノ結合を含有する不純物の存在は、この例
にかいて検出されない。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プロトン酸がフッ化水素酸であることを特徴とす
    る、プロトン酸の存在下における、N−フエニルカルバ
    ミン酸アルキルとメチレン化剤との縮合反応による、メ
    チレンジ(フェニルウレタン)の製造方法。
  2. (2)反応が液相で行われることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)N−フエニルカルバミン酸アルキル/−CH_2
    −のモル比が3〜7であることを特徴とする、特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. (4)メチレン化剤が、ホルムアルデヒド、パラホルム
    アルデヒド、トリオキサンおよびメチラールから選ばれ
    る、特許請求の範囲第1項〜第3項の何れか1項に記載
    の方法。
  5. (5)N−フエニルカルバミン酸アルキルがN−フエニ
    ルカルバミン酸エチルであることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項〜第4項の何れか1項に記載の方法。
  6. (6)反応が、有機溶媒の存在下においてもまた行われ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項〜第5項の
    何れか1項に記載の方法。
  7. (7)有機溶媒が、塩化メチレンであることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第6項に記載の方法。
  8. (8)HF/N−フエニルカルバミン酸アルキルのモル
    比が5より大きいかまたは5に等しいことを特徴とする
    、特許請求の範囲第1項〜第7項の何れか1項に記載の
    方法
  9. (9)HF/N−フエニルカルバミン酸アルキルのモル
    比が20未満または20に等しいことを特徴とする、特
    許請求の範囲第1項〜第8項の何れか1項に記載の方法
  10. (10)反応温度が0℃〜60℃であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項〜第9項の何れか1項に記載
    の方法。
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