JPH0338386Y2 - - Google Patents

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JPH0338386Y2
JPH0338386Y2 JP1984024885U JP2488584U JPH0338386Y2 JP H0338386 Y2 JPH0338386 Y2 JP H0338386Y2 JP 1984024885 U JP1984024885 U JP 1984024885U JP 2488584 U JP2488584 U JP 2488584U JP H0338386 Y2 JPH0338386 Y2 JP H0338386Y2
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door
latch
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locked
engaging
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は自動車ドアのロツク装置に係り、特
に従来のロツク装置の改良に関する。
(従来技術) 第1図は従来の自動車ドアのロツク装置を示
し、ドアが完全に閉まつたいわゆるフルロツク状
態を示している。
この装置によれば、ドアを矢印A方向に動か
し、車体側のストライカ1にドア側のラツチプレ
ート2を係合させ、ドアハンドルと連動するポー
ル3をラツチプレート2が完全に乗越えることに
よりフルロツク状態が達成される。
この種のロツク装置はスライドドアの自動車で
もヒンジドアの自動車でも用いられている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、特にスライドドアにおいては、(1)ドア
自重による摺動抵抗が大きいこと、(2)ドアを閉め
る方向とラツチの噛合せ方向とが異なること、(3)
ドアハンドルとロツク装置の位置が離れているこ
となどを理由に、ドアを閉める際の操作力が大き
くなり、ラツチプレート2がストライカ1と係合
はしているが、ポール3を完全には乗越えていな
いいわゆるハーフロツク状態となることが多かつ
た。すなわち、フルロツク状態にするには大きな
操作力を必要とするためハーフロツク状態となる
ことが多く、ドアの閉め直しをしなければならな
かつた。
またヒンジドアにあつても、ドアとウエザスト
リツプとの密着性を高めるため、ドアを閉める際
に大きな操作力を要求しており、ハーフロツク状
態となる場合も少なくなかつた。
この考案は、以上の従来技術の欠点を除去しよ
うとして成されたものであり、大きな操作力を要
さずにドアをハーフロツク状態からフルロツク状
態に持込め、さらに、耐久性に富むと共に、作動
の確実性が高い自動車ドアのロツク装置を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案によれば、
ドア側に枢着されたラツチ部材を車体側に固設さ
れたストライカに係合させてドアがロツク可能な
ように形成され、該ラツチ部材には第1の係合部
と第2の係合部とが形成され、該第1の係合部又
は第2の係合部に係合し、該ラツチ部材の回動を
抑止可能なポールがドア側に枢着され、かつ、該
ポールは該ラツチ部材方向に付勢して取付けら
れ、ドアの閉時に該ポールが第1の係合部に係止
した時ハーフロツク状態となり、該ハーフロツク
状態後に第2の係合部に係止した時フルロツク状
態となるように構成され、ドアハンドルの操作時
に、該ポールが前記付勢力に抗して回動し前記ラ
ツチ部材から離脱可能にドアハンドルに連結され
た自動車ドアのロツク装置において、前記ラツチ
部材に、第3の係合部が形成され、前記ハーフロ
ツク状態から該第3の係合部と係合し、前記ラツ
チ部材を押圧回動しフルロツク後に係合を離脱可
能に形成された駆動レバーが設けられ、該駆動レ
バーを駆動するラツチ駆動装置が設けられ、前記
ハーフロツク状態とフルロツク状態を検出する検
出手段が設けられ、前記検出手段がハーフロツク
状態を検出した時にラツチ駆動装置を駆動させ、
その後、第2の検出手段がフルロツク状態を検出
したらラツチ駆動装置の駆動を停止させる制御回
路が設けられている手段とした。
(実施例) 以下、添付図面に従つてこの考案の実施例を説
明する。尚、各図において同一の符合は同様の対
象を示すものとする。
第2図はこの考案の一実施例であるロツク装置
20を示す一部概念図を含む斜視図である。
同図はスライドドア100を例にとつて示して
おり、ドア100の閉方向を矢印Bで示してい
る。
第1図の従来装置と同様に、ストライカ1は車
体側のピラー110に台座1aをもつて固定され
ている。ラツチプレート2は周縁部が曲線状を成
し、その反対側には2又爪形状の第1係合部2a
と第2係合部2bとが形成されている。このラツ
チプレート2は回動軸2cを有し、ドア100を
閉める際には第1係合部2a側からストライカ1
に当接し、更にこのストライカ1を乗越えて回動
し図示の状態となる。
このラツチプレート2の両係合部2a,2bに
対してドアハンドル4と連動するポール3が係合
可能に設けられている。ドアハンドル4の操作は
中間伝達手段5にロツド4aを介して伝えられ、
中間伝達手段5からロツド5a,クランク6,連
結ロツド6a,リリースレバ7,オープンレバ
8,及びシヤフト9を介してポール3に伝えられ
る。図示の状態はラツチプレート2がストライカ
1と係合しているがポール3の先端3aがラツチ
プレート2の両係合部2a,2bの間に位置して
いるハーフロツク状態である。
また、ラツチプレート2は両係合部2a,2b
とは逆側の回動軸2cに第3係合部としての係合
ピン10が設けてある。この係合ピン10は図示
のハーフロツク状態でラツチ駆動装置11の駆動
レバー12と係合する様になつている。
ラツチ駆動装置11は、後述する検出手段によ
つてハーフロツク状態にあることを検出した際に
制御回路50により起動されるモータ13を有し
ギア装置14を介してモータ13の回転を駆動レ
バー12に伝える。モータ13,ギア装置14の
各ギア、及び駆動レバー12の回動方向は矢印D
1,D2,D3,D4,D5でそれぞれ示す様で
ある。
従つて、図示のハーフロツク状態が検出された
場合には、ラツチ駆動装置11のモータ13が起
動して駆動レバー12が矢印D5の方向に回動す
るため、ピン10に力が加えられラツチプレート
2は回動軸2cをを中心に更に回転してポール3
を完全に乗越え第1図で示すフルロツク状態とな
る。すなわち、ドア100はハーフロツク状態か
ら強制的にフルロツク状態に持込まれロツクを完
了する。
第3図はこのロツク装置20をドア100に取
付けた様子を示す図であり、ドア100がハーフ
ロツク状態にあることを検出する検出手段30も
示している。
検出手段30は、ハーフロツク及びフルロツク
の状態にあることを検出する車体側要素31並び
にドア側要素32から成る導電スイツチ33,フ
ルロツク時以外はオン状態にあるドアスイツチ3
4を具えている。要素31,32は例えばリミツ
トスイツチやリードスイツチで構成する。ドアス
イツチ34はドアがフルロツク状態になつたとき
押込まれるピンによつて接点を開く周知のスイツ
チである。
第4図は制御手段としての前記制御回路50を
示すものであり、第5図はスイツチ33,34と
モータ13の駆動状態を示すタイムチヤートであ
る。
第4図において、40は電源であるバツテリ、
41はハーフロツク状態にあることを警告するラ
ンプである。
第4図から分かる様に制御回路50は、スイツ
チ33,34をアンド論理回路を形成する様に直
列に接続させて形成されており、両スイツチ3
3,34のオンオフ動作は第5図a,bに示す様
である。すなわち、ハーフロツクに至らないドア
開の状態ではドアスイツチ34がオン状態ONに
あり(第5図bに示す)、ハーフロツク状態にな
るとこれに加えてスイイツチ33がオン状態ON
となる(第5図aに示す)。ハーフロツクからフ
ルロツクまでの間スイツチ33,34は共にオン
状態にあるから、モータ13は起動回転するオン
状態ONとなる(第5図cに示す)。
フルロツク状態となるとスイツチ34がオフ状
態OFFになるため、スイツチ33,34による
アンド条件は崩れてモータ13は停止する(第5
図cに示す)。これでロツクが完了する。
(考案の効果) この考案によれば、以上の様な構成とすること
により、ドアを閉めるに際して大きな操作力を要
するドアにおいても、ハーフロツクからフルロツ
クまでを自動的に行なう様にすることができ、ハ
ーフロツクの危険性を確実に回避できると共にフ
ルロツクが強制的にされるためドアを閉める操作
力自体が小さくても目的の達成できる自動車ドア
のロツク装置を提供することができる。従つて、
ドアの閉め直しなどの煩雑な操作も不要となる。
加えて、本考案では、検出手段に基づき、ドア
のハーフロツク状態を検出したらフルロツク状態
となるまでラツチ駆動装置を駆動させるようにし
たため、フルロツク状態となつた後もラツチ駆動
装置が作動するといつたことがなく、ラツチ駆動
装置に過負荷がかからず耐久性を向上できるとい
う効果が得られると共に、ドアがフルロツク状態
となるまでラツチ駆動装置が作動し、作動の確実
性が向上するという効果が得られる。
尚、以上の実施例においてはスライドドアにつ
いて説明したが、ヒンジドアにあつても同様の効
果を得ることができるのは前述の説明から明らか
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の斜視図、第2図はこの考案
の実施例の要部斜視図、第3図はこの考案の実施
例の平面図、第4図はこの考案の実施例の電気系
統図、第5図は第4図の動作を示すタイムチヤー
トである。 1……ストライカ、2……ラツチプレート(ラ
ツチ部材)、2a……第1係合部、2b……第2
係合部、3……ポール、4……ハンドル、10…
…係合ピン(第3の係合部)、11……ラツチ駆
動装置、12……駆動レバー、13……モータ、
30……検出手段、50……制御回路(制御手
段)、100……スライドドア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドア側に枢着されたラツチ部材を車体側に固設
    されたストライカに係合させてドアがロツク可能
    なように形成され、該ラツチ部材には第1の係合
    部と第2の係合部とが形成され、該第1の係合部
    又は第2の係合部に係合し、該ラツチ部材の回動
    を抑止可能なポールがドア側に枢着され、かつ、
    該ポールは該ラツチ部材方向に付勢して取付けら
    れ、ドアの閉時に該ポールが第1の係合部に係止
    した時ハーフロツク状態となり、該ハーフロツク
    状態後に第2の係合部に係止した時フルロツク状
    態となるように構成され、ドアハンドルの操作時
    に、該ポールが前記付勢力に抗して回動し前記ラ
    ツチ部材から離脱可能にドアハンドルに連結され
    た自動車ドアのロツク装置において、 前記ラツチ部材に、第3の係合部が形成され、 前記ハーフロツク状態から該第3の係合部と係
    合し、前記ラツチ部材を押圧回動しフルロツク後
    に係合を離脱可能に形成された駆動レバーが設け
    られ、 該駆動レバーを駆動するラツチ駆動装置が設け
    られ、 前記ハーフロツク状態とフルロツク状態を検出
    する検出手段が設けられ、 前記検出手段がハーフロツク状態を検出した時
    にラツチ駆動装置を駆動させ、その後、フルロツ
    ク状態を検出したらラツチ駆動装置の駆動を停止
    させる制御回路が設けられていることを特徴とす
    る自動車ドアのロツク装置。
JP1984024885U 1984-02-23 1984-02-23 自動車ドアのロツク装置 Granted JPS60137067U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5698391A (en) * 1980-01-10 1981-08-07 Secoh Giken Inc Device for tightening load by motor

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