JPH0338375B2 - - Google Patents

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JPH0338375B2
JPH0338375B2 JP15591482A JP15591482A JPH0338375B2 JP H0338375 B2 JPH0338375 B2 JP H0338375B2 JP 15591482 A JP15591482 A JP 15591482A JP 15591482 A JP15591482 A JP 15591482A JP H0338375 B2 JPH0338375 B2 JP H0338375B2
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JP
Japan
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angle
bucket
arm
boom
excavation
Prior art date
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Application number
JP15591482A
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English (en)
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JPS5948534A (ja
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Kunio Kashiwagi
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Priority to JP15591482A priority Critical patent/JPS5948534A/ja
Publication of JPS5948534A publication Critical patent/JPS5948534A/ja
Publication of JPH0338375B2 publication Critical patent/JPH0338375B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/435Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like
    • E02F3/437Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for dipper-arms, backhoes or the like providing automatic sequences of movements, e.g. linear excavation, keeping dipper angle constant

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Paleontology (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は油圧シヨベルの掘削制御方法および
装置に関するものである。
ローデイングシヨベルにおいては、掘削済の地
面へシヨベル本体を前進させて次の掘削を行なう
のが通常である。この場合、シヨベル本体の前進
方向に掘削残土、岩石等があると、シヨベル本体
が傾いて、掘削作業に支障が生ずる。このため、
シヨベル本体の前進方向の地面を平らに掘削する
ことが必要でなる。
第1図はローデイングシヨベルのフロント部を
示す図である。図において1はシヨベル本体、2
はシヨベル本体1に枢着されブームシリンダ5に
より俯仰動されるブーム、3はブーム2の先端に
枢着されアームシリンダ6により揺動されるアー
ム、4はアーム3の先端に枢着されバケツトシリ
ンダ7により回動されるバケツト、P0はシヨベ
ル本体1とブーム2との枢着点、P1はブーム2
とアーム3との枢着点、P2はアーム3とバケツ
ト4との枢着点(以下、アーム先端点という)、
P3はバケツト刃先点である。
このローデイングシヨベルにおいて、地面を平
らに掘削(以下、水平掘削という)するには、ア
ーム3を前方に押出すとともにブーム2を下げる
ことによつて、アーム先端点P2の移動軌跡を水
平にし、かつバケツト4が地表面となす角すなわ
ちバケツト4の掘削角を一定に保てばよく、これ
を自動的に行なう装置が種々提案されている。
これらの水平掘削に関する種々の提案によれ
ば、掘削済の地面へシヨベル本体1が支障なく前
進できるのみならず、薄い石炭層を掘削するとき
に、石炭に土が混入するのを効果的に防止するこ
とができるなど、掘削作業に大きな利点をもたら
す反面、以下のような欠点を有する。
(1) 第2図に示すように、従来の水平掘削では、
シヨベル本体1の履帯1aからバケツト1個分
の長さ分だけ前方から掘削を開始しなければな
らず、掘削長さL1を大きくとることができな
い。すなわち、通常のローデイングシヨベルで
は、履帯1aから最終掘削点までの長さ(以
下、水平掘削可能長さという)L0はバケツト
3個分ぐらいであるため、とくに図のように表
土を浅く掘削する場合には、一度の掘削で十分
な土砂を掬い込むことができず、作業能率が悪
い。
(2) 地山掘削の場合には、第3図に示すように、
まず地山9の上部を掘削し、その後地山下部9
aを掘削して地面を平らにし、ついでシヨベル
本体1を前進させて、次の地山掘削を行なう。
この地山掘削を第1図に示すローデイングシヨ
ベルで行なうには、いつたん履帯1aを実線で
示す地山9の傾斜が始まるA点付近まで前進さ
せ、まず地山9の上部を掘削したのち、二点鎖
線で示す位置まで履帯1aを後進させて、バケ
ツト4が水平掘削をすることができる姿勢に
し、地山下部9aを水平掘削する必要がある。
このため、地山下部9aを掘削するたびごと
に、シヨベル本体1を後退させなければなら
ず、また次の地山掘削のための前進距離が長く
なるため、作業が面倒でかつ時間がかかり、作
業能率が低下する。
この発明は上述の問題点を解決するためになさ
れたもので、地面を平らに掘削する種々の作業を
容易に行なうことができるとともに、作業能率が
良い油圧シヨベルの掘削制御方法および装置を提
供することを目的とする。
この目的を達成するため、この発明においては
シヨベル本体に枢着されブームシリンダにより俯
仰動されるブームと、そのブームの先端に枢着さ
れアームシリンダにより揺動されるアームと、そ
のアームの先端に枢着されバケツトシリンダによ
り回動されるバケツトとを有する油圧シヨベルの
掘削制御方法において、上記バケツトの掘削角を
演算し、上記掘削角が設定角を超えたか否かを検
出し、上記バケツトの上記アームに対するバケツ
ト角、バケツト角速度の少なくともどちらか一方
を検出し、上記バケツトの刃先点の移動軌跡が直
線となるときの上記ブームシリンダの第1の制御
速度と少なくとも上記バケツト角、上記バケツト
角速度の少なくともどちらか一方との関係を表す
第1の関数をあらかじめ設定し、上記掘削角が上
記設定角を超えかつ上記バケツトシリンダが伸長
されたとき、少なくとも上記バケツト角、上記バ
ケツト角速度の少なくともどちらか一方から上記
第1の関数により上記第1の制御速度を求め、上
記第1の制御速度に応じて上記ブームシリンダを
制御し、上記アームの上記ブームに対するアーム
角、アーム角速度の少なくともどちらか一方を検
出し、上記刃先点、上記アームの先端点のどちら
か一方の移動軌跡が直線となるときの上記ブーム
シリンダの第2の制御速度と少なくとも上記アー
ム角、上記アーム角速度の少なくともどちらか一
方との関係を表す第2の関数をあらかじめ設定
し、上記掘削角が上記設定角以下になりかつ上記
アームシリンダが伸長されたとき、少なくとも上
記アーム角、上記アーム角速度の少なくともどち
らか一方から上記第2の関数により上記第2の制
御速度を求め、上記第2の制御速度に応じて上記
ブームシリンダを制御し、上記掘削角が上記設定
角となるときの上記バケツトシリンダの第3の制
御速度と少なくとも上記アーム角、上記アーム角
速度の少なくともどちらか一方との関係を表す第
3の関数をあらかじめ設定し、上記掘削角が上記
設定角になりかつ上記アームシリンダが伸長され
たとき、少なくとも上記アーム角、上記アーム角
速度の少なくともどちらか一方から上記第3の関
数により上記第3の制御速度を求め、上記第3の
制御速度に応じて上記ブームシリンダを制御す
る。
また、シヨベル本体に枢着されブームシリンダ
により俯仰動されるブームと、そのブームの先端
に枢着されアームシリンダにより揺動されるアー
ムと、そのアームの先端に枢着されバケツトシリ
ンダにより回動されるバケツトとを有する油圧シ
ヨベルの掘削制御装置において、上記バケツトの
掘削角を演算する掘削角演算手段と、上記掘削角
が設定角を超えたことを検出する検出手段と、上
記掘削角が設定角を超えかつ上記バケツトシリン
ダが伸長されたとき、少なくとも上記バケツトの
上記アームに対するバケツト角から上記バケツト
の刃先点の実際高さを求め、少なくとも上記バケ
ツト角と上記刃先点の高さとの関係を表す関数か
ら上記刃先点の移動軌跡が直線となるときの上記
刃先点の目標高さを求め、上記目標高さと上記実
際高さとの偏差すなわち第1の高さ偏差を求める
第1の高さ偏差演算手段、上記掘削角が設定角を
超えかつ上記バケツトシリンダが伸長されたと
き、少なくとも上記バケツト角から上記ブームの
上記本体に対するブーム角の実際値すなわち実際
ブーム角を求め、少なくとも上記バケツト角、上
記ブーム角と上記刃先点の高さとの関係を表す関
数から上記刃先点の移動軌跡が直線となるときの
目標ブーム角を求め、上記目標ブーム角と上記実
際ブーム角との偏差すなわち第1のブーム角偏差
を求める第1のブーム角偏差演算手段、上記掘削
角が設定角を超えかつ上記バケツトシリンダが伸
長されたとき、少なくとも上記バケツト角、上記
ブーム角と上記刃先点の高さとの関係を表す関数
を時間に対して微分した関数により少なくともバ
ケツト角速度から上記刃先点の移動軌跡が直線と
なるときの第1の目標ブーム角速度を求める第1
の目標ブーム角速度演算手段のうちの少なくとも
1つと、上記掘削角が設定角以下になりかつ上記
アームシリンダが伸長されたとき、少なくとも上
記アームの上記ブームに対するアーム角から上記
刃先点、上記アームの先端点のどちらか一方の実
際高さを求め、少なくとも上記アーム角と上記刃
先点、上記先端点の高さとの関係を表す関数から
上記刃先点、上記先端点の移動軌跡が直線となる
ときの上記刃先点、上記先端点のどちらか一方の
目標高さを求め、上記目標高さと上記実際高さと
の偏差すなわち第2の高さ偏差を求める第2の高
さ偏差演算手段、上記掘削角が設定角以下になり
かつ上記アームシリンダが伸長されたとき、少な
くとも上記アーム角から上記ブーム角の実際値す
なわち実際ブーム角を求め、少なくとも上記アー
ム角、上記ブーム角と上記刃先点、上記アームの
先端点のどちらか一方の高さとの関係を表す関数
から上記刃先点、上記アームの先端点のどちらか
一方の移動軌跡が直線となるときの目標ブーム角
を求め、上記目標ブーム角と上記実際ブーム角と
の偏差すなわち第2のブーム角偏差を求める第2
のブーム角偏差演算手段、上記掘削角が設定角を
超えかつ上記バケツトシリンダが伸長されたと
き、少なくとも上記アーム角、上記ブーム角と上
記刃先点、上記アームの先端点のどちらか一方の
高さとの関係を表す関数を時間に対して微分した
関数により少なくともアーム角速度から上記刃先
点、上記先端点のどちらか一方の移動軌跡が直線
となるときの第2の目標ブーム角速度を求める第
2の目標ブーム角速度演算手段のうちの少なくと
も1つと、上記第1の高さ偏差、上記第1のブー
ム角偏差、上記第1の目標ブーム角速度のうちの
少なくとも1つ、上記第2の高さ偏差、上記第2
のブーム角偏差、上記第2の目標ブーム角速度の
うちの少なくとも1つに応じて上記ブームシリン
ダを制御する第1の流量制御装置と、上記掘削角
が設定角になりかつ上記アームシリンダが伸長さ
れたとき、少なくとも上記アーム角から上記バケ
ツト角の実際値すなわち実際バケツト角を求め、
少なくとも上記アーム角、バケツト角と上記掘削
角との関係を表す関数から上記掘削角が設定角と
なるときの目標バケツト角を求め、上記目標バケ
ツト角と上記実際バケツト角との偏差すなわちバ
ケツト角偏差を求めるバケツト角偏差演算手段、
上記掘削角が設定角になりかつ上記アームシリン
ダが伸長されたとき、少なくとも上記アーム角、
バケツト角と上記掘削角との関係を表す関数を時
間に対して微分した関数により少なくともアーム
角速度から上記掘削角が設定角となるときの目標
バケツト角速度を求める目標バケツト角速度演算
手段のうちの少なくとも1つと、上記バケツト角
偏差、上記目標バケツト角速度のうちの少なくと
も1つに応じて上記バケツトシリンダを制御する
第2の流量制御装置とを設ける。
すなわちこの発明は、第4図に示すように、履
帯1aに近接した位置においてバケツト4の刃を
ほぼ垂直に立てた状態から、バケツト4を回動し
ながらブーム2を下げつつ、アーム3を押出す動
作を行なつて、バケツト刃先点P3の移動軌跡が
水平になるようにすれば、シヨベル本体1の手前
側の地面の水平掘削(以下、手前水平掘削とい
う)ができることに着目した。このような手前水
平掘削と従来の水平掘削とを組合わせれば、第4
図に示すように表土を浅く掘削する場合にも、水
平掘削長さが前述の水平掘削可能長さL0とほぼ
等しいL2となり、従来に比べて1度の掘削で十
分な土砂を掬い込むことができる。また、第5図
に示すように、地山掘削を行なう場合にも、地山
9の上部を掘削したのち、シヨベル本体1を後退
させることなく、地山下部9aを掘削して地面を
平らにすることができる。
第6図は第1図に示したローデイングシヨベル
のフロント部の位置関係を示す図である。図にお
いてαはブーム2のシヨベル本体1に対する角す
なわちブーム角、βはアーム3のブーム2に対す
る角すなわちアーム角、γはバケツト4のアーム
3に対する角すなわちバケツト角、φはアーム先
端点P2、バケツト刃先点P3を結ぶ直線とバケツ
ト4の底面とのなす角、θはバケツト4の底面と
地表面とのなす角すなわちバケツト4の掘削角、
l1〜l3はそれぞれブーム2、アーム3、バケツト
4の長さ、h0は枢着点P0の高さ、h2はアーム先端
点P2の高さ、h3は刃先点P3の高さである。
この場合、高さh3は次式で表わされる。
h3=h0+l1sinα−l2sin(α+β)+l3sin
(α+β+γ)(1) したがつて、第4図に示す掘削初期において、
アーム3およびバケツト4を同時に動かすとき、
すなわちアーム3、バケツト4をそれぞれ操作す
るとき、アーム3の動きに応じてバケツト4を動
かすとき、バケツト4の動きに応じてアーム3を
動かすとき、アーム3、バケツト4を所定の関数
関係で動かすときなどには、(1)式でブーム角α、
アーム角β、バケツト角γから高さh3を求め、目
標高さh^3と高さh3との偏差に応じてブームシリ
ンダ5を制御すれば、刃先点P3の移動軌跡を水
平にすることができる。
また、(1)式からブーム角αを求めると次式のよ
うになる。
α=sin-1h3−h0/A−Ψ (2) ここで、A、Ψは次式で表わされる。
A=√1 22 23 2−21 2−22 3
+21 3(+) Ψ=tan-1−l2sinβ+l3sin(β+γ)/l1−l2cosβ
+l3cos(β+γ) したがつて、アーム3およびバケツト4を同時
に動かすときに、(2)式にh3=h^3を代入した式でア
ーム角β、バケツト角γから目標ブーム角α^を求
めて、目標ブーム角α^とブーム角αとの偏差に応
じてブームシリンダ5を制御すれば、刃先点P3
の移動軌跡を水平にすることができる。
さらに、高さh3が一定のときには、(1)式を微分
すると、次式のようになる。
O={l1cosα−l2cos(α+β)+l3cos(α+
β+γ)}α〓+{−l2cos(α+β) +l3(α+β+γ)}β〓+l3cos(α+β+
γ)γ〓 ∴α〓=l2cos(α+β)−l3cos(α+β+γ)
/l1cosα−l2cos(α+β)+l3cos(α+β+γ)β
〓 +−l3cos(α+β+γ)/l1cosα−l2cos(
α+β)+l3cos(α+β+γ)γ〓(3) したがつて、アーム3およびバケツト4を同時
に動かすときに、(3)式でブーム角α、アーム角
β、バケツト角γ、アーム角速度β〓、バケツト角
速度γ〓から目標ブーム角速度α〓を求めて、この目
標ブーム角速度α〓に応じてブームシリンダ5を制
御すれば、刃先点P3の移動軌跡を水平にするこ
とができる。
さらにまた、(3)式による制御に(1)式または(2)式
による制御を組合わせると、きわめて精度よく制
御することができる。
このように、アーム3およびバケツト4を同時
に掘削方向に動かしながら、それに応じてブーム
2を制御して、刃先点P3の移動軌跡を水平にす
る制御(手前水平掘削制御)を行なえば、手前水
平掘削を行なうことができる。この手前水平掘削
を行なうと、掘削角θが小さくなり、掘削角θが
設定角すなわち従来の水平掘削時の掘削角θ1にな
つたときに、従来の水平掘削を行なえば、手前水
平掘削と従来の水平掘削とを連続して行なうこと
ができる。ここで、掘削角θは次式で表わされ
る。
θ=360゜−φ−(α+β+γ) そして、δ=α+β+γとおき、設定角θ1に対
応する角δをδ1とすれば、角δがδ1以上になつた
ときに手前水平掘削から従来の水平掘削に移行す
れば、手前水平掘削と従来の水平掘削とを連続し
て行なうことが可能である。
なお、以上はアーム3およびバケツト4を同時
に掘削方向に動かしながら、それに応じてブーム
2を制御する場合について説明したが、バケツト
4を掘削方向に動かしながら、それに応じてブー
ム2を制御しても、手前水平掘削を行なうことが
できる。
また、従来の水平掘削を行なうには、バケツト
4を掘削方向と逆方向に回動して掘削角θすなわ
ち角δを一定に保ちながら、アーム先端点P2
バケツト刃先点P3のいずれか一方の移動軌跡が
水平になるように、すなわち高さh2、h3のいずれ
か一方が一定になるように制御すればよい。角δ
を一定に保つには、目標角δ^と角δとの偏差に応
じてバケツト4を回動するか、目標バケツト角速
度γ〓=−α〓−β〓になるようにバケツト4を回動す

か、あるいはこの両者を併用すればよい。また、
高さh2を一定に制御するには、(1)〜(3)式に対応す
る次式を用いればよい。
h2=h0+l1sinα−l2sin(α+β) (4) α=F(β、h2) (5) α〓=l2cos(α+β)/l1cosα−l2cos(α+β)
β〓(6) さらに、高さh3を一定に制御するには、手前水
平掘削の場合と同様に(1)〜(3)式を用いることがで
きる。
第7図はこの発明に係るローデイングシヨベル
の掘削制御方法を実施するための装置すなわちこ
の発明に係るローデイングシヨベルの掘削制御装
置を示すブロツク図である。図において10〜1
2はそれぞれブーム角α、アーム角β、バケツト
角γを検出する角度検出器、13〜15はそれぞ
れブーム角α、アーム角β、バケツト角γを微分
してブーム角速度α〓、アーム角速度β〓、バケツト
角速度γ〓を求める微分器、35〜37はそれぞれ
ブーム操作レバー、アーム操作レバー、バケツト
操作レバー、42〜44は操作レバー35,37
の操作に応じて指令速度v1〜v3を出力する速度指
令装置、38〜40は操作レバー35〜37が操
作されたか否かを検出するレバー操作検出器、3
4はブーム角α、アーム角β、バケツト角γを加
算して角δを求める加算器、41はレバー操作検
出器38〜40の信号および角δを入力して制御
信号A〜Eを出力する制御指令装置で、制御信号
Aはアーム操作レバー36、バケツト操作レバー
37の少なくとも一方が掘削方向に操作されたと
きに論理“1”となり、制御信号Bはアーム操作
レバー36、バケツト操作レバー37の少なくと
も一方が掘削方向に操作され、かつブーム操作レ
バー35が操作されないときに論理“1”とな
り、また制御信号Cはアーム操作レバー36が掘
削方向に操作されたときに論理“1”となり、制
御信号Dはアーム操作レバー36が掘削方向に操
作され、かつδ<δ1のときに論理“1”となり、
また制御信号Eはアーム操作レバー36が掘削方
向に操作され、バケツト操作レバー37が操作さ
れず、かつδ≧δ1のときに論理“1”となる。4
5は指令速度v2を増幅、補償する増幅器、46は
増幅器45の信号に応じてアームシリンダ6の速
度を制御する流量制御装置、30はアーム角速度
β〓に応じた目標バケツト角速度γ〓1を求める関数器

47は制御信号Eが論理“0”の間は角δをその
まま出力し、制御信号Eが論理“1”になつた時
点の角δを目標角δ^として記憶し、制御信号Eが
論理“1”の間は目標角δ^を出力する記憶器、4
8は目標角δ^と角δとの差すなわち角偏差Δδを求
める加減算器、49は角偏差ΔδにゲインK2を乗
ずる係数器、50は目標バケツト角速度γ〓=−(α〓
+β〓)を求める反転加算器、51は目標バケツト
角速度γ〓とK2Δδとを加算して目標バケツト角速
度γ〓2を求める加算器、52は制御信号Dが論理
“0”のときa側に切換わり、制御信号Dが論理
“1”のときb側に切換わるスイツチ、53は目
標バケツト角速度γ〓1、γ〓2をバケツトシリンダ7の
制御速度y3に変換する関数器、31は制御信号C
が論理“1”のときオンになるスイツチ、32は
バケツトシリンダ7の制御速度y3と指令速度v3
を加算し、その加算値を増幅、補償する演算器、
33は演算器32の信号に応じてバケツトシリン
ダ7の速度を制御する流量制御装置、16,17
は次式の関数f1、f2を計算する関数器である。
f1=l2cos(α+β)−l3cos(α+β+
γ)/l1cosα−l2cos(α+β)+l3cos(α+β+γ
) f2=−l3cos(α+β+γ)/l1cosα−
l2cos(α+β)+l3cos(α+β+γ) 18,19はf1・β〓、f2・γ〓を求める乗算器、2
0は乗算器18,19の出力を加算して目標ブー
ム角速度α〓2を求める加算器、21は(1)式でブーム
角α、アーム角β、バケツト角γから高さh3を求
める高さ演算器、22は制御信号Bが論理“0”
の間は高さh3をそのまま出力し、制御信号Bが論
理“1”になつた時点の高さh3を目標高さh^3とし
て記憶し、制御信号Bが論理“1”の間は目標高
さh^3を出力する記憶器、23は目標高さh^3と高さ
h3との差すなわち高さ偏差Δh3を求める加減算
器、24は高さ偏差Δh3にゲインK1を乗ずる係数
器、25は目標ブーム角速度α〓とK1Δh3とを加算
する加算器、26は加算器25の出力であるブー
ム角βの制御速度をブームシリンダ5の制御速度
y1に変換する関数器、27は制御信号Aが論理
“1”になつたときオンになるスイツチ、28は
制御速度y1と指令速度v1とを加算し、その加算値
を増幅、補償する演算器、29は演算器28の信
号に応じてブームシリンダ5の速度を制御する流
量制御装置である。この掘削制御装置において
は、第4図に示すように、履帯1aに近接した位
置でバケツト4の刃をほぼ垂直に立てた状態(こ
のときδ<δ1)にし、アーム操作レバー36を掘
削方向に操作すると、制御信号A〜Dが論理
“1”になる。この場合、アームシリンダ6が指
令信号v2で伸長して、アーム3が押出され、また
制御信号C,Dが論理“1”になるから、スイツ
チ52がb側に切換わりスイツチ31がオンにな
るので、バケツトシリンダ7は目標バケツト角速
度γ〓1に応じた制御速度y3で伸長して、バケツト4
が掘削方向に回動し、さらに制御信号A,Bが論
理“1”になるから、スイツチ27がオンにな
り、かつ記憶器22がアーム操作レバー36を操
作した時点の高さh3を目標高さh3として記憶する
ので、制御速度y1は目標ブーム角速度α〓とK1Δh3
との加算値に応じた値となり、ブームシリンダ5
がこの制御速度y1で作動して、刃先点P3の移動軌
跡が水平となり、手前水平掘削が行なわれる。こ
の操作を続けると、掘削角θが減少し、角δが増
加していく。そして、δ=δ1になると、制御信号
Dが論理“0”になり、制御信号Eが論理“1”
になる。このとき、スイツチ52がa側に切換わ
り、かつ記憶器47がその時点の角δを目標角δ
として記憶するので、制御速度y3は目標バケツト
角速度γ〓2に応じた値となり、バケツトシリンダ7
がこの制御速度y3で縮小して、掘削角θが一定に
保たれるとともに、制御信号A,Bは論理“1”
のままなので、刃先点P3の移動軌跡が水平とな
るから、従来の水平掘削が行なわれる。したがつ
て、アーム操作レバー36を操作するだけで、手
前水平掘削と従来の水平掘削とを連続して行なう
ことが可能である。また、このような掘削制御を
行なつているときに、バケツト操作レバー37を
も操作すると、δ<δ1のときには、制御信号A〜
Eは変らないから、手前水平掘削制御が続けて行
なわれるとともに、指令速度v3に応じてバケツト
4の速度の手動補正を行なうことができ、一方δ
≧δ1のときには、制御信号Eが論理“0”に変わ
るだけであるので、従来の水平掘削制御が続けて
行なわれるとともに、δ^=δすなわちΔδ=0とな
るため、バケツトシリンダ7が目標バケツト角速
度γ〓に応じた制御速度y3と指令速度v3との加算速
度で作動するから、バケツト4の掘削角θの手動
補正を行なうことができる。さらに、δ<δ1のと
きに、バケツト操作レバー37のみを掘削方向に
操作すると、制御信号A,Bが論理“1”とな
り、制御信号Cが論理“0”となる。この場合、
スイツチ31がオフとなるので、バケツトシリン
ダ7は指令速度v3で伸長するとともに、ブームシ
リンダ5は目標ブーム角速度α〓(=f2・γ〓)と
K1Δh3との加算値に応じた制御速度y1で作動する
から、バケツト4とブーム2による手前水平掘削
を行なうことができる。また、前記のいずれの掘
削制御を行なつている場合にも、ブーム操作レバ
ー35を操作すると、制御信号Bが論理“0”と
なり、h3=hすなわちΔh3=0となるので、ブー
ムシリンダ5が目標ブーム角速度α〓に応じた制御
速度y1と指令速度v1との加算速度で作動するか
ら、刃先点P3の高さh3を手動補正することが可能
である。
なお、上述実施例においては、ローデイングシ
ヨベルについて説明したが、この発明をバツクホ
ーシヨベルにも適用することができ、この場合に
は手前水平掘削と同様の制御を最大リーチ付近で
行なうことにより、水平あるいは法面掘削長さを
大きくすることができる。また、上述実施例にお
いては、刃先点P3の移動軌跡を水平にする場合
について説明したが、刃先点P3の移動軌跡を任
意の直線にすることができる。さらに、上述実施
例においては、ブームシリンダ5を制御して刃先
点P3の高さh3を一定に保つために、(1)式と(3)式と
を組合わせて用いたが、(2)式と(3)式とを組合わせ
て用いてもよく、また制御精度を落としてもよい
場合には、(1)〜(3)式のいずれか1つを用いること
ができる。また、上述実施例においては、手前水
平掘削時にアーム角速度β〓に応じてバケツトシリ
ンダ7を伸長したが、アーム操作レバー36の操
作量等に応じてバケツトシリンダ7を伸長しても
よく、また別の1本のレバーの操作量に応じてア
ーム3およびバケツト4を動かしてもよい。さら
に、上述実施例においては、従来の水平掘削時に
刃先点P3の高さh3を一定にしたが、アーム先端点
P2の高さh2を一定に制御してもよく、この場合に
は、(4)式と(6)式とを組合わせて用いることがで
き、また(5)式と(6)式とを組合わせて用いてもよ
く、さらに(4)〜(6)式のいずれか1つを用いること
が可能である。また、上述実施例においては、従
来の水平掘削時にバケツト4の掘削角θを一定に
するために、目標バケツト角速度γ〓およびK2Δγ
に応じてバケツトシリンダ7を縮小したが、目標
バケツト角速度γ〓、K2Δγのいずれか一方に応じ
てバケツトシリンダ7を縮小してもよい。さら
に、上述実施例においては、角α、β、γを検出
するのに角度検出器10〜12を用いたが、シリ
ンダ5〜7のストロークなどから角α、β、γを
求めてもよい。また、上述実施例においては、角
α、β、γを微分することにより角速度α〓、β〓、γ

を求めたが、角速度α〓、β〓、γ〓を直接検出したり

シリンダ5〜7の速度から求めてもよい。さら
に、流量制御装置29,33,46としては電気
油圧変換弁と流量制御弁とを組合わせたもの、電
気油圧変換弁によりポンプ吐出流量を制御するも
のなどを用いる。また、関数f1、f2などは適当な
近似曲線で与えてもよい。さらに、演算装置はア
ナログ回路で構成しても、デイジタル回路で構成
してもよいが、マイクロコンピユータで構成する
のが適当である。
以上説明したように、この油圧シヨベルの掘削
制御方法および装置においては、アーム操作レバ
ーあるいはその他の1本のレバーを操作すること
によつて、バケツトを回動しながら行なう直線掘
削と従来の直線掘削とを連続して行なうことがで
きるから、表土直線掘削作業の直線掘削長さが大
きくなり、フロントの構造を変更することなく、
フロントのリーチを長くしたのと同様の効果が得
られ、また地山掘削作業で地山下部を平らに掘削
する際に、シヨベル本体を後退する必要がなく、
作業サイクルが短縮され、オペレータの疲労も軽
減されるなど、種々の整地作業を非常に能率よく
行なうことが可能である。このように、この発明
の効果は顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はローデイングシヨベルのフロント部を
示す図、第2図は従来の水平掘削により表土を掘
削する動作を説明する図、第3図は地山掘削を行
なう動作を説明する図、第4図、第5図は手前水
平掘削の動作説明図、第6図はローデイングシヨ
ベルのフロント部の位置関係を示す図、第7図は
この発明に係るローデイングシヨベルの掘削制御
方法を実施するための装置すなわちこの発明に係
るローデイングシヨベルの掘削制御装置を示す図
である。 1……シヨベル本体、2……ブーム、3……ア
ーム、4……バケツト、5……ブームシリンダ、
6……アームシリンダ、7……バケツトシリン
ダ、9……地山、10〜12……角度検出器、1
3〜15……微分器、16,17……関数器、1
8,19……乗算器、20……加算器、21……
高さ演算器、22……記憶器、23……加減算
器、24……係数器、25……加算器、26……
関数器、27……スイツチ、28……演算器、2
9……流量制御装置、30……関数器、31……
スイツチ、32……演算器、33……流量制御装
置、34……加算器、35……ブーム操作レバ
ー、36……アーム操作レバー、37……バケツ
ト操作レバー、38〜40……レバー操作検出
器、41……制御指令装置、42〜44……速度
指令装置、45……増幅器、46……流量制御装
置、47……記憶器、48……加減算器、49…
…係数器、50……反転加算器、51……加算
器、52……スイツチ、53……関数器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シヨベル本体に枢着されブームシリンダによ
    り俯仰動されるブームと、そのブームの先端に枢
    着されアームシリンダにより揺動されるアーム
    と、そのアームの先端に枢着されバケツトシリン
    ダにより回動されるバケツトとを有する油圧シヨ
    ベルの掘削制御方法において、上記バケツトの掘
    削角を演算し、上記掘削角が設定角を超えたか否
    かを検出し、上記バケツトの上記アームに対する
    バケツト角、バケツト角速度の少なくともどちら
    か一方を検出し、上記バケツトの刃先点の移動軌
    跡が直線となるときの上記ブームシリンダの第1
    の制御速度と少なくとも上記バケツト角、上記バ
    ケツト角速度の少なくともどちらか一方との関係
    を表す第1の関数をあらかじめ設定し、上記掘削
    角が上記設定角を超えかつ上記バケツトシリンダ
    が伸長されたとき、少なくとも上記バケツト角、
    上記バケツト角速度の少なくともどちらか一方か
    ら上記第1の関数により上記第1の制御速度を求
    め、上記第1の制御速度に応じて上記ブームシリ
    ンダを制御し、上記アームの上記ブームに対する
    アーム角、アーム角速度の少なくともどちらか一
    方を検出し、上記刃先点、上記アームの先端点の
    どちらか一方の移動軌跡が直線となるときの上記
    ブームシリンダの第2の制御速度と少なくとも上
    記アーム角、上記アーム角速度の少なくともどち
    らか一方との関係を表す第2の関数をあらかじめ
    設定し、上記掘削角が上記設定角以下になりかつ
    上記アームシリンダが伸長されたとき、少なくと
    も上記アーム角、上記アーム角速度の少なくとも
    どちらか一方から上記第2の関数により上記第2
    の制御速度を求め、上記第2の制御速度に応じて
    上記ブームシリンダを制御し、上記掘削角が上記
    設定角となるときの上記バケツトシリンダの第3
    の制御速度と少なくとも上記アーム角、上記アー
    ム角速度の少なくともどちらか一方との関係を表
    す第3の関数をあらかじめ設定し、上記掘削角が
    上記設定角になりかつ上記アームシリンダが伸長
    されたとき、少なくとも上記アーム角、上記アー
    ム角速度の少なくともどちらか一方から上記第3
    の関数により上記第3の制御速度を求め、上記第
    3の制御速度に応じて上記ブームシリンダを制御
    することを特徴とする油圧シヨベルの掘削制御方
    法。 2 シヨベル本体に枢着されブームシリンダによ
    り俯仰動されるブームと、そのブームの先端に枢
    着されアームシリンダにより揺動されるアーム
    と、そのアームの先端に枢着されバケツトシリン
    ダにより回動されるバケツトとを有する油圧シヨ
    ベルの掘削制御装置において、上記バケツトの掘
    削角を演算する掘削角演算手段と、上記掘削角が
    設定角を超えたことを検出する検出手段と、上記
    掘削角が設定角を超えかつ上記バケツトシリンダ
    が伸長されたとき、少なくとも上記バケツトの上
    記アームに対するバケツト角から上記バケツトの
    刃先点の実際高さを求め、少なくとも上記バケツ
    ト角と上記刃先点の高さとの関係を表す関数から
    上記刃先点の移動軌跡が直線となるときの上記刃
    先点の目標高さを求め、上記目標高さと上記実際
    高さとの偏差すなわち第1の高さ偏差を求める第
    1の高さ偏差演算手段、上記掘削角が設定角を超
    えかつ上記バケツトシリンダが伸長されたとき、
    少なくとも上記バケツト角から上記ブームの上記
    本体に対するブーム角の実際値すなわち実際ブー
    ム角を求め、少なくとも上記バケツト角、上記ブ
    ーム角と上記刃先点の高さとの関係を表す関数か
    ら上記刃先点の移動軌跡が直線となるときの目標
    ブーム角を求め、上記目標ブーム角と上記実際ブ
    ーム角との偏差すなわち第1のブーム角偏差を求
    める第1のブーム角偏差演算手段、上記掘削角が
    設定角を超えかつ上記バケツトシリンダが伸長さ
    れたとき、少なくとも上記バケツト角、上記ブー
    ム角と上記刃先点の高さとの関係を表す関数を時
    間に対して微分した関数により少なくともバケツ
    ト角速度から上記刃先点の移動軌跡が直線となる
    ときの第1の目標ブーム角速度を求める第1の目
    標ブーム角速度演算手段のうちの少なくとも1つ
    と、上記掘削角が設定角以下になりかつ上記アー
    ムシリンダが伸長されたとき、少なくとも上記ア
    ームの上記ブームに対するアーム角から上記刃先
    点、上記アームの先端点のどちらか一方の実際高
    さを求め、少なくとも上記アーム角と上記刃先
    点、上記先端点の高さとの関係を表す関数から上
    記刃先点、上記先端点の移動軌跡が直線となると
    きの上記刃先点、上記先端点のどちらか一方の目
    標高さを求め、上記目標高さと上記実際高さとの
    偏差すなわち第2の高さ偏差を求める第2の高さ
    偏差演算手段、上記掘削角が設定角以下になりか
    つ上記アームシリンダが伸長されたとき、少なく
    とも上記アーム角から上記ブーム角の実際値すな
    わち実際ブーム角を求め、少なくとも上記アーム
    角、上記ブーム角と上記刃先点、上記アームの先
    端点のどちらか一方の高さとの関係を表す関数か
    ら上記刃先点、上記アームの先端点のどちらか一
    方の移動軌跡が直線となるときの目標ブーム角を
    求め、上記目標ブーム角と上記実際ブーム角との
    偏差すなわち第2のブーム角偏差を求める第2の
    ブーム角偏差演算手段、上記掘削角が設定角を超
    えかつ上記バケツトシリンダが伸長されたとき、
    少なくとも上記アーム角、上記ブーム角と上記刃
    先点、上記アームの先端点のどちらか一方の高さ
    との関係を表す関数を時間に対して微分した関数
    により少なくともアーム角速度から上記刃先点、
    上記先端点のどちらか一方の移動軌跡が直線とな
    るときの第2の目標ブーム角速度を求める第2の
    目標ブーム角速度演算手段のうちの少なくとも1
    つと、上記第1の高さ偏差、上記第1のブーム角
    偏差、上記第1の目標ブーム角速度のうちの少な
    くとも1つ、上記第2の高さ偏差、上記第2のブ
    ーム角偏差、上記第2の目標ブーム角速度のうち
    の少なくとも1つに応じて上記ブームシリンダを
    制御する第1の流量制御装置と、上記掘削角が設
    定角になりかつ上記アームシリンダが伸長された
    とき、少なくとも上記アーム角から上記バケツト
    角の実際値すなわち実際バケツト角を求め、少な
    くとも上記アーム角、バケツト角と上記掘削角と
    の関係を表す関数から上記掘削角が設定角となる
    ときの目標バケツト角を求め、上記目標バケツト
    角と上記実際バケツト角との偏差すなわちバケツ
    ト角偏差を求めるバケツト角偏差演算手段、上記
    掘削角が設定角になりかつ上記アームシリンダが
    伸長されたとき、少なくとも上記アーム角、バケ
    ツト角と上記掘削角との関係を表す関数を時間に
    対して微分した関数により少なくともアーム角速
    度から上記掘削角が設定角となるときの目標バケ
    ツト角速度を求める目標バケツト角速度演算手段
    のうちの少なくとも1つと、上記バケツト角偏
    差、上記目標バケツト角速度のうちの少なくとも
    1つに応じて上記バケツトシリンダを制御する第
    2の流量制御装置とを具備することを特徴とする
    油圧シヨベルの掘削制御装置。
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