JPH0338175A - 画面表示制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

この発明は、画面表示に関する調整データ（以下２画面
表示データという）をテレビジョン受像機などに出力す
る画面表示制御装置に関するものである。

【従来の技術】

近年、各種の映像機器の多様化に伴い、表示端末機器と
してのテレビジョン受像機においては、多種類に及ぶ画
面表示条件に対応して使用されることが多い。 すなわち、この種のテレビジョン受像機における対応化
の一例としては、例えば、水平周波数および垂直周波数
の相違などによって、数モードあるいは十数モードに亘
る画像表示を可、能にする必要のある場合などがあり、
このような場合には、各画面表示モードにおいて、既調
整データの記憶プログラムに基き、それぞれの画面表示
データをユーザーが自由かつ任意に調整し得るようにし
た構成がある。 第３図は、この種の従来のテレビジョン受像機（以下、
単に受像機という）における画面の調整に関するデータ
を出力する画面表示制御装置の概要を示すブロック図で
ある。 この第３図において、ｌは受像機における画面表示デー
タ調整のための制御装置の全体構成を示しており、２は
受像機に調整データを与えるマイクロコンピュータ（調
整項目選択手段、調整手段）、３は受像機に対する既調
整の画面表示データを記憶しているＥＥＰＲＯＭ　（不
揮発性メモリ）である。また、４は前記画面表示データ
をユーザー側で選択調整するための操作パネル部であっ
て、５，６．７および８はそれぞれに画面表示データ、
例えば、水平画面位置、水平画面幅、垂直画面位置およ
び垂直画面幅などの画面表示データの各調整項目を選択
するボタンスイッチ（調整項目選択手段）、９は受像機
の表示モードが何であるかを画面表示させるコールボタ
ンスイッチ、ｌＯは受像機のデガツシングを行なうデガ
ウスボタンスイッチ、１１は画面表示データを小さく調
整するダウンボタンスイッチ（調整手段）、１２は画面
表示データを大きく調整するアップボタンスイッチ（調
整手段）である。 そして、この構成の場合、マイクロコンピュータ２には
、受像機の使用開始、つまり、電源投入と共に、前記Ｅ
ＥＰＲＯＭ３に記憶されている既調整の画面表示データ
を読み出して格納するＲＡＭ２ａと、このＲＡ　Ｍ　２
　ａに読み出された既調整の画面表示データを受像機の
内部回路１３に出力する出力部２ｂと、前記各ボタンス
イッチ５〜１２の選択操作を判別するスイッチ判別部２
Ｃとが設けられている。 次に動作について説明する。 第４図は、従来の画面表示データ記憶プログラムによる
画面表示データの書き替え制御処理を示すフローチャー
トである。 今、ユーザーによって各調整項目選択ボタンスイッチ５
〜８のうちの何れかが選択的にオン操作されると、この
場合、マイクロコンピュータ２では、ステップ５Ｔ１１
１において、これらの調整項目選択ボタンスイッチ５〜
８の何れがオンされたかをスイッチ判別部２Ｃにより判
別し、かつ前記選択操作に続く一定時間内に次の操作が
なされなかったときには、ステップ５Ｔ１１２で処理を
終了する。 一方、前記調整項目選択ボタンスイッチ５〜８の何れか
が選択的にオン操作された後、引続いて一定時間内にダ
ウンまたはアップボタンスイッチ１１．１２の何れかが
選択的にオン操作されたときには、これをステップ５Ｔ
１１３における制御によって確認し、ステップ５Ｔ１１
４において、選択された調整項目につき、既調整の画面
表示データを再調整する。すなわち、この場合、ダウン
ボタンスイッチ１１が選択されたときには、画面表示デ
ータを小さく再調整し、アップボタンスイッチ１２が選
択されたときには、画面表示データを大きく再調整する
。 また、ステップ５Ｔ１１５において、前記ダウンまたは
アップボタンスイッチ１１．１２の選択操作に、よるダ
ウンまたはアップ処理後、再度。 定時間内にダウンまたはアップボタンスイッチ１１．１
２の何れかが選択的にオン操作されると、ステップ５Ｔ
１１３に戻って前記再調整処理を繰返し、かつこの一定
時間内でのダウンまたはアップボタンスイッチ１１．１
２の選択操作がなされなかったときには、ステップ５Ｔ
１１６に移り、このステップ５Ｔ１１６においては、前
記ＥＥＰＲＯＭ３に記憶されていた該当調整項目の既調
整データを、今回調整された再調整データに無条件に書
き替えて再記憶させるのである。

【発明が解決しようとする課題】

従来の画面表示制御装置は、以上のように構成されてい
るので、受像機に対する画面表示データのすべての調整
項目につき、これをユーザーが簡単に書き替え得るよう
になっている。このため、製造時に最も望ましい状態に
調整されていて、ユーザーによって書き替えられること
があまり望ましくない特定の調整項目の画面表示データ
についても、同様に簡単に書き替えることが可能であっ
て、例えば、誤った操作によってすらも不用意に既調整
の画面表示データを書き替えてしまうことになるという
好ましくない課題があり、また、方、既調整の画面表示
データが固定されたままにされていて、ユーザーが好み
の表示画面になるように、この既調整の画面表示データ
を書き替えることができないというのも、ユーザーにと
っては不満が残るものであった。 この発明は、前記のような課題を解消するためになされ
たもので、ユーザーによって不用意に既調整の画面表示
データが書き替えられないようにすると共に、必要に応
じてユーザーが画面表示データの書き替えを望むときに
は、これを可能にする画面表示制御装置を得ることを目
的とする。

【課題を解決するための手段】

この発明に係る画面表示制御装置は、ＲＡＭ上でのユー
ザーによる調整データの変更調整後、記憶許可手段にお
いて、画面表示データの書き替え要求のある場合にのみ
、不揮発性メモリに記憶されている調整データを変更調
整された調整データに書き替えるようにしたものである
。

【作用】

この発明における記憶許可手段は、ユーザーがマイクロ
コンピュータのＲＡＭ上での調整データの変更調整後、
不揮発性メモリに記憶されている過去の調整データを、
この変更調整された調整データに書き替える要求のある
場合にのみ、その書き替えを可能にするようにしたので
、既調整の調整データを不用意に書き替えてしまう慣れ
が解消される。

【実施例】

以下、この発明の一実施例を第１図および第２図につい
て説明する。 第１図は、この実施例における画面表示データ調整のた
めの画面表示制御装置の概要を示すブロック図である。 この第１図においても、１は受像機における画面表示デ
ータ調整のための画面表示制御装置の全体構成を示して
おり、２は受像機における画面表示をディジタル制御す
るマイクロコンピュータ（調整項目選択手段、調整手段
、記憶許可手段）、３は受像機に対する既調整の画面表
示データを記憶しているＥＥＰＲＯＭ　（不揮発性メモ
リ）である。 また、４は前記画面表示データをユーザー側で選択調整
するための操作パネル部であって、５゜６．７および８
はそれぞれに画面表示データ、例えば、水平画面位置、
水平画面幅、垂直画面位置および垂直画面幅などの画面
表示データの調整項目を選択するボタンスイッチで、こ
の場合、調整項目選択手段である。また、９は本来の役
割である受像機の表示モードが何であるかを呼び出して
画面表示させると共に、併せて、後述する既調整の画面
表示データの変更に直接関係しないボタンスイッチとし
ての役割をも果させるために用いるコールボタンスイッ
チ、１０は同様に本来の役割である受像機のデガウシン
グを行なうと共に、併せて、後述する既調整の画面表示
データの変更に直接関係しないボタンスイッチとしての
役割をも果させるために用いるデガウスボタンスイッチ
であって、この場合には、記憶許可手段としても使用さ
れる。さらに、１１は既調整の画面表示データを変更す
るボタンスイッチとしての画面表示データを小さく調整
するダウンボタンスイッチ、１２は同様に既調整の画面
表示データを変更するボタンスイッチとしての画面表示
データを大きく調整するアップボタンスイッチであって
、この場合１ｍｌ整手段である。 そして、この構成においても、マイクロコンピュータ２
には、受像機の使用開始、つまり、電源投入と共に、前
記ＥＥＰＲＯＭ３に記憶されている既調整の画面表示デ
ータを読み出して格納するＲＡＭ２ａと、このＲＡＭ２
ａに読み出された既調整の画面表示データを受像機の内
部回路１３に出力する出力部２ｂと、前記各ボタンスイ
ッチ５〜１２の選択操作を判別するスイッチ判別部２ｃ
とが設けられている。なお、ＲＡＭ２ａは、新たに調整
された画面表示データを一時格納する役割も担っている
。 次に動作について説明する。 第２図は、画面表示データ記憶プログラムによる画面表
示データの書き替え制御処理を示すフローチャートであ
る。 この実施例においても、電源の投入後、ユーザーによっ
て画面表示データに対する各調整項目選択ボタンスイッ
チ５〜８のうちの何れかが選択的にオン操作されると、
マイクロコンピュータ２では、ステップ５ＴＩＯＩにお
いて、これらの調整項目選択ボタンスイッチ５〜８の何
れがオンされたかをスイッチ判別部２Ｃにより判別し、
かつ前記選択操作に続く一定時間内に次の操作がなされ
なかったときには、ステップ５Ｔ１０２で処理を終了す
る。 一方、前記各調整項目選択ボタンスイッチ５〜８の何れ
かが選択的にオン操作された後、引続いて一定時間内に
画面表示データの変更を行なうダウンまたはアップボタ
ンスイッチ１１．１２の何れかが選択的にオン繰作され
たときには、これをステップ５Ｔ１０３における制御に
よって確認し、ステップＳＴ１０４において、選択され
た調整項目につき、既調整の画面表示データを再調整す
る。すなわち、この場合、ダウンボタンスイッチ１１が
選択されたときには、画面表示データを小さく再調整し
、アップボタンスイッチ１２が選択されたときには、画
面表示データを大きく再調整する。同時に、再調整され
たデータをＲＡＭ２ａに残しておく。 また、前記ダウンまたはアップボタンスイッチ１１．１
２の選択操作によるダウンまたはアップ処理後、ステッ
プ５Ｔ１０５において、前記画面表示データに対する各
調整項目選択ボタンスイッチ５〜８．および画面表示デ
ータの変更を行なうダウンまたはアップボタンスイッチ
１１．１２以外の前記画面表示データの変更に直接関係
しないスイッチ群、つまり、この場合１表示モードが何
であるかを呼び出して画面表示させるコールボタンスイ
ッチ９と、受像機のデガウシングを行なうデガウスボタ
ンスイッチ１０とのそれぞれが、しばらくの間、同時、
もしくはほぼ同時に選択的にオン操作されたときには、
これをユーザーによるそれまでの画面表示データに対す
る変更の固定。 すなわち換言すると、画面表示データの書き替え要求と
見做して、次のステップ５Ｔ１０７で、前記マイクロコ
ンピュータ２のＲＡＭ２ａから、前記ＥＥＦＲＯＭ３に
変更された画面表示データを書き込んで新規に記憶させ
た後、操作を終了する。 さらに、前記ステップ５Ｔ１０５において、前記コール
ボタンスイッチ９．およびデガウスボタンスイッチ１０
の同時、もしくはほぼ同時オン操作がなされなかったと
きには、ステップ５ＴＩＯ６に移り、このステップ５Ｔ
１０６において、再度、一定時間内にダウンまたはアッ
プボタンスイッチ１１．１２の何れかが選択的にオン操
作されると、ステップ５Ｔ１１３に戻って前記再調整処
理の繰返し、および／または画面表示データの書き替え
記憶をなし、かつこの一定時間内でのダウンまたはアッ
プボタンスイッチ１１．１２の選択操作がなされなかっ
たときには、そのままで処理を終了して、前記ＲＡＭ２
ａ上においてのみ画面表示データの書き替えがなされて
、前記ＥＥＰＲＯＭ３に対しては、このＲＡＭ２ａ上で
書き賛えられた画面表示データが新規に記憶されること
はない。 従って、この場合、ユーザーによってなされる受像機上
での画面表示データの変更は、そのユーザーなどが、画
面表示データの変更に直接関係しないコールボタンスイ
ッチ９１およびデガウスボタンスイッチ１０の同時、も
しくははｆ同時オン操作による画面表示データの書き賛
え要求のない限り、ＥＥＰＲＯＭａ上で新規に書き替え
記憶されることはなくなるのであり、これによって、製
造時に最も望ましい状態に調整された特定の調整項目の
画面表示データなどについては、これがユーザーによっ
て不用意に書き替えられてしまうなどの慣れを解消でき
、また、一方では、必要に応じてユーザーが画面表示デ
ータの書き替えを望めば、これを任意に可能にし得るの
である。 なお、前記実施例方法においては、画面表示データの変
更要求のための２つのボタンスイッチの同時、もしくは
ほぼ同時オン操作のために、この画面表示データの変更
に直接関係しないコールボタンスイッチ９．およびデガ
ウスボタンスイッチ１０を用いる場合について述べたが
、画面表示データの変更に直接関係しないボタンスイッ
チであれば、その他の任意の各ボタンスイッチを使用し
て差し支えなく、また、この実施例方法では、テレビジ
ョン受像機に対する画面表示について述べたが、ユーザ
ーによって調整でき、かつ画面表示データを記憶し得る
機能を備えたその他の表示装置における画面表示データ
の制御に対しても適用して同様な作用、効果を得られる
ことは勿論である。

【発明の効果】

以上のように、この発明に係る画面表示制御装置によれ
ば、ユーザーがＲＡＭ上での画面表示データの変更調整
後、不揮発性メモリに記憶されている画面表示データを
、この変更調整された画面表示データに書き替える要求
のある場合に限り、その書き替えを可能にするようにし
たので、製造時に最も望ましい状態に調整された特定の
調整項目の画面表示データなどを不用意に書き替えてし
まう慣れを解消できるもので、これによって、変更調整
された画面表示データに書き替える要求のない場合には
、変更調整された画面表示データによって、受像機に対
するその時点での画面表示をものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による画面表示制御装置の
概要を示すブロック図、第２図は同上実施例での調整デ
ータ記憶プログラムによる画面表示データの書き替え制
御処理を示すフローチャート、第３図は従来の画面表示
制御装置の概要を示すブロック図、第４図は同上従来の
調整データ記憶プログラムによる画面表示データの書き
替え制御処理を示すフローチャートである。 １は画面表示制御装置、２はマイクロコンピュータ（調
整項目選択手段、調整手段、記憶許可手段）、２ａはＲ
ＡＭ、２ｂは出力部、２ｃはスイッチ判別部、３はＥＥ
ＦＲＯＭ　（不揮発性メモリ）、４は操作パネル部、５
，６．７および８は調整項目選択ボタンスイッチ（調整
項目選択手段）、９はコールボタンスイッチ（記憶許可
手段）、１０はデガウスボタンスイッチ（記憶許可手段
）、１１はダウンボタンスイッチ（調整手段）、１２は
アップボタンスイッチ（調整手段）である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第 国 １、画面表示側…装置 ２　マイクロコンビニ、り（ｉｆｆｌ整頂目置釈回置調
整手段記憶詐り手段）２ａ　：　ＲＡＭ ２ｂ、出力部 ２１スイ・・ｌす判別部 ；側整工具呂ぼ訳ボ′ｑ′／スイソナ（二用整頂０蓮扱
す段）コールボタンスイッチ（記憶４千叩手段）デｎ′
ウスホ”タンスイ・ソチ（記惰４午可手役）ダウンボタ
ンスイ・ソチ（調整手段） アヅアホータ〉スイッチ（調整手段） 第 図 第 ３ 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画面に関する調整の項目を選択する調整項目選択手段と
   、この調整項目選択手段によつて選択された項目の調整
   量を設定する調整手段と、設定された前記調整量を記憶
   する不揮発性メモリとを備えた画面表示制御装置におい
   て、前記調整量を一時格納するＲＡＭと、前記調整量の
   前記不揮発性メモリに対する記憶を許可する記憶許可手
   段とを備えたことを特徴とする画面表示制御装置。